私的良スレ書庫
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元スレ美琴「あれから3年……か」
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神父……ツンツン頭……武闘派……まだ出て来ていない佐天……
まさか……ッ!!
まさか……ッ!!
おまいら佐天さん好きすぎワロタ
じゃあ頑張って出番増やしとくよ
姫神は18になると同時に俺のところに嫁いできたので出番はありません
じゃあ頑張って出番増やしとくよ
姫神は18になると同時に俺のところに嫁いできたので出番はありません
・佐天涙子
3年間一向にレベルが上がる気配がなく自分の才能のなさに絶望し引きこもる
今は天国で初春のことを見守っている
3年間一向にレベルが上がる気配がなく自分の才能のなさに絶望し引きこもる
今は天国で初春のことを見守っている
>>104
ホントだ気付かなかったw
ホントだ気付かなかったw
>>102
それ姫神じゃなくてただの空気嫁…
それ姫神じゃなくてただの空気嫁…
>>112
むぎのんは浜面と幸せになりました
むぎのんは浜面と幸せになりました
>>114
滝壺・・・ちゅーまでしたのに・・・
滝壺・・・ちゅーまでしたのに・・・
レベル5の第二位が心理掌握なのはむぎのんがレベル6になった事への伏線
だといいな
だといいな
>>116
浜面がイスラム教徒になれば万事おk
浜面がイスラム教徒になれば万事おk
風紀委員A 14歳
柵川中学2年。
風紀委員に入ってまだ日が浅い。
憧れの風紀委員である黒子が彼女の教育係となったものの、
黒子は真面目に教育する気がないため、初春が彼女の教育係をしているような状態。
レベル1の発火能力者で、夢は黒子のような風紀委員になる事。
因みに固法先輩は昇進して今は本部で風紀委員をしています。
というわけで続き投下。
第二章
柵川中学2年。
風紀委員に入ってまだ日が浅い。
憧れの風紀委員である黒子が彼女の教育係となったものの、
黒子は真面目に教育する気がないため、初春が彼女の教育係をしているような状態。
レベル1の発火能力者で、夢は黒子のような風紀委員になる事。
因みに固法先輩は昇進して今は本部で風紀委員をしています。
というわけで続き投下。
第二章
遠ざかって行く神父服と修道服を呆然と見送り、私はそのまま立ち尽くしていた。
帰ってきたのだ、あのお姉さまが愛してやまない不愉快な男が。
こうしてはいられない、早くお姉さまにお伝えして――
(上条「ま、そんなわけだからさ、俺に会ったっての、あんまり他の奴に言ってほしくないんだわ」)
(上条「まぁお前に限って言いふらしたりはしないだろうけど、念のためな」)
黒子「…………」
黒子「全く、厄介な男を好きになられたものですわねぇ、お姉さま」
私は呟き、第117支部へと跳躍する。
突然現れた私に、支部員達は全く驚かない。もう慣れっこだからだ。
初春「白井さん、お疲れ様です! お手柄でしたね!」
黒子「いえ、あれは……」
初春「あれは?」
黒子「なんでもありませんわ。久しぶりに暴れた所為か、少し疲れましたわ。今日は先に帰らせて
いただきますの」
初春「分かりました。報告書はこちらで書いておきますね」
黒子「ありがとうございますの。では……」
シュン
初春「あ……反省文……」
私がシャワーを浴びて戻ると、黒子はもう居なかった。
今日はもう少し一緒に居て欲しかったけど、風紀委員の仕事なら仕方が無い。
さっきまで爪先立ちでしか歩けなかった部屋を、今はべた足で歩いてパソコンラックに向かう。
PCを起動して、私はデスクトップにあるプログラムを開く。
00000 さんが入室しました
10032:こんばんは、お姉さま
12478:ノシ
19777:お久しぶりです
これは私がプログラミングした、ミサカネットワークに私がアクセスできるようにするプログラムだ。
擬似的にチャットルームの形にしているのは、私の趣味だ。ちなみに私特有の微弱な生態電流がキーとなっているので、防犯対策はバッチリである。
因みに「ミサカはミサカは~」という語尾は鬱陶しいので表示しないようにしてある。文章にすると見づらいのよ、アレ。無駄にレスが長くなるし。
閑話休題。
まさか>>1・・・お前・・・いや、まさかなそんなはずは・・・
00000:こんばんは
00000:いきなりだけど、三日前に23学区で起きた引ったくり事件について知ってる人いる?
12478:ミサカは何も
19777:ミサカも
10032:ミサカも知りませんね……と言いたいところですが、さすがお姉さま。情報が早い。
00000:知っているの!?
10032:あの人に似た人物のことでしょう?
00000:何で言わなかったのよ!
10032:きちんと調べてからお伝えしようと思っていたので。
00000:御託はいいわ。それで、何か分かったの?
>>132
フルチューニングはネットワークから寸断されてるから00000になってるだけじゃね?
フルチューニングはネットワークから寸断されてるから00000になってるだけじゃね?
10032:いえ、何も。だからお伝えできなかったのです。
00000:は?
10032:意図的に情報が封鎖されています。かなり上のほうでセキュリティが掛かっているみたいですね。理事長クラスの権限でないと閲覧できないようになっています。
10032:その中で、かろうじて手に入れられた情報……いや、《欠片(ワード)》と言った方がいいですね。
00000:もったいぶってないで、早く教えなさい!
10032:《幻想創造》
00000:え?
10032:《幻想創造(イマジンクリエイター)》と、この計画は呼ばれているようです。
禁書「とうま、本当に良かったの?」
上条「んあ? 何がだよ」
禁書「短髪とか小萌とか、他にも会いたい人、いたでしょ?」
上条「……いいんだ。せっかく無理を言って親船さんに情報規制をしてもらったのに、俺がバラしちゃ意味ねぇだろ」
禁書「でもとうま、ツインテールには話してた。それって、事情を聞いて欲しいってことかも」
上条「お前には適わねぇよ、インデックス」
上条「んあ? 何がだよ」
禁書「短髪とか小萌とか、他にも会いたい人、いたでしょ?」
上条「……いいんだ。せっかく無理を言って親船さんに情報規制をしてもらったのに、俺がバラしちゃ意味ねぇだろ」
禁書「でもとうま、ツインテールには話してた。それって、事情を聞いて欲しいってことかも」
上条「お前には適わねぇよ、インデックス」
そうだ。俺は確かにこの学園都市を懐かしんでいる。
でもそれも一時的なモノに過ぎない。
俺はあくまで必要悪の教会の神父だ。オカルトが科学サイドに干渉することは許されない。
あの試験管の中に入っていたいけ好かない逆さ男を倒して、一時的に戦争は終わった。
しかし、いくら最高責任者が変わっても、あの魔術と科学の戦争はいつ再び起こるかわからない。
オカルトと超能力は、絶対的に不干渉でなくてはならないのだ。
魔術と科学が交差する事は、絶対にあってはいけない。
物語を始めては、いけないのだ。
禁書「そろそろ、着くかも」
上条「ああ、俺も長く学園都市に住んでたけど、此処に来たのは、あの時が初めてだった」
ここは第一学区。かつて窓の無いビルがそびえていた、学園都市を統括する場所だ。
佐天「へえ、じゃあ帰ってきているかも知れないんですね、その人」
美琴「そうなの、佐天さんは何か知らない?」
佐天「またまた御坂さん、私を誰だと思ってるんですか?
学園都市内カースト最下層をぶっちぎりで爆走中の《超時空無能力者(レベル0)》佐天涙子ちゃんですよ!」
美琴「……言っててむなしくない?」
佐天「むなしいです……」
美琴「ま、こんな話しててもしょうがないし、今日は思いっきり遊ぶわよ!」
佐天「初春も白井さんもいませんけどね」
美琴「佐天さん、少し見ないうちに嫌な子になってる?」
佐天「なはは、冗談ですよ冗談。どうします? セブンスミストにでも行きますか?」
美琴「んー、そうね。最近またブラがきつくなってきちゃって……」
佐天「かー! うらやましい! 私なんて中学の頃から全く成長してませんよ!」
美琴「佐天さんは中学の頃から結構あったじゃないのよ……」
佐天「中学生の頃は結構自信あったんですけどねー、私の行ってる学校、どうやら頭の栄養が殆ど胸に行ってる子ばっかりで……」
美琴「……もうこの話は止めましょう」
佐天「そ、そうですね…… そんじゃまぁ、気を取り直して! レッツ ゴー!」
今日も元気だパフェがうまい!
と、言う事で。買い物が終わった私達はいつものファミレスに来ていた。
いやぁ、買った買った。この買い物袋を持って帰ればまず間違いなく今食べているパフェのカロリーは消費できるね!
佐天「それにしても御坂さん、下着の趣味、変わりました?」
美琴「ブッ!」
佐天「うひゃっ! ばっちぃ!」
美琴「ご、ごめん。でも佐天さんがいきなり……」
佐天「あはは、でも前まではゲコ太のプリントされてるのとか、可愛いのばっかり穿いてたじゃないですか」
美琴「あ、あんなの高校生にまでなって穿いてたら問題よ……」
佐天「おや? 本当ですか? 実は家の中でだけとか、そういうの着てません?」
美琴「き、着てないっつーの!」
佐天「本当ですかぁ? ホラ、私の目を見て答えてください」
美琴「あう……」
佐天「さぁ、吐いちゃってくださいよ、そっちの方が楽ですよ」
美琴「ぱ、パジャマとかは………って! 何言わせんのよ!」
佐天「あはははは! やっぱり!」
美琴「別にいいでしょ! 誰も見てないところでくらい」
佐天「あはははははは!」
美琴「ちょっ! 笑いすぎよ! ……ふふっ あはは」
佐天&美琴「あはははははは!」
周りの目が痛い。けど、私達は笑い続けた。
何が面白かったのかはもう忘れちゃったけど、でも、面白いんだからいいじゃん。
佐天「御坂さん、やっと笑ってくれましたね」
美琴「えっ?」
佐天「御坂さんってば、今日ずっと悩んでるみたいでしたもん。こんな風に眉間にしわ寄せて」
美琴「さすがにそんな顔はしてない……と思う」
佐天「ふふ、冗談ですよ。でも、笑って少しはすっきりしたんじゃないですか?」
美琴「…………うん」
佐天「良かったぁ、そうじゃなかったら、私ただの変な人でしたよぉ」
美琴「佐天さん……ありがと」
そう言って笑う御坂さんの顔は、まだどこか暗い。けれど、私に出来るのはこのくらいだ。いや、こんな事だって出来るんだ。
レベル0だって、人を笑わせるくらいできる。相談に乗ってあげたり、慰めたり、一緒に遊んだり。
みんはレベル5って言うとなんだか腰が引けちゃうみたいだけれど、私は知ってる。レベル5だって、常盤台のお嬢様だって、ただの一人の女の子なのだ。
佐天「あはは、どういたしましてー。それじゃあどういたしましてついでに、ここの会計も……」
美琴「調子に乗らない!」
あはははははと、私は笑った。御坂さんも笑った。私達は店員に店を追い出されるまで、ずっと二人で笑っていた。
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