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    元スレ妹「兄さんが家出した・・・・・・」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×8
    タグ : - 神スレ + - いじめ + - ぼくは友達が少ない + - ゆとり + - ハンカチ用意 + - ヤンデレ + - 俺の妹が + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 :

    妹が俺の子孕んでて
    セックス出来ないので
    支援保守



    妹居ないけど

    204 = 202 :

    205 :

    続きたのむ

    206 = 202 :

    208 :

    「妹が家出した・・・・・・妹いないけど」

    212 = 202 :

    214 :

    今見てるSS全部保守だな

    215 :

    深紅「兄さん…」

    218 :

    追い付いた…だと?

    妹とせっくるしたいな
    妹いないけど

    219 :

    あげ

    220 :

    >>215
    先越された

    223 :

    コレは・・・良スレシエンタしとく

    224 = 208 :

    保守と支援の違いがわからないゆとりは半年ROMってろ

    225 :

    あげ

    226 = 215 :

    追いついた・・・

    227 = 200 :

    さげんなwww

    230 = 225 :

    続きが気になるんだ

    231 = 202 :

    232 = 160 :

    おお、生きてた。保守有難うございます。

    「家の事は俺に任せな」

    「うん、ありがと」

    「昼になったら起こしにくるからな?」

    「はぁい」


    ―――

    コンコン...

    「起きてるかー」

    「うん」

    ガチャッ...

    「寝てたか?」

    「うん」

    「そうか、はいお粥」

    「あーん」

    「うまいか」

    233 = 160 :

    「うんっ」

    「そうか、大人しくしてろよ?」


    ―――


    「……すー」

    「寝たか」

    「ん、もう6時か」

    ピンポーン

    「はーい」


    「よう!!!」

    「先生に頼まれてな、様子を見に来た」

    「……まぁ上がれよ」

    「おぉ、兄の家は始めてだぜ」

    「妹が寝てるんで、静かにしてくれよ」

    「わぁってるよっ」

    235 = 160 :

    「すげー、綺麗じゃん」

    「そりゃ掃除してるからな」

    「……妹さんは大丈夫か?」

    「あぁ、寝てるよ」

    「はいよ、今日配られた紙」

    「あぁ、すまん」

    「……どうした」

    「え?あぁ、なんでもねぇよ」

    「なんか……殺風景というか」

    「こら友」

    「すまん、でも、本当なーんもねーなぁと」

    「……まぁ、必要の無い物は買ってないからな」

    「大変なんだな」

    「すまん……」

    「別にいいさ、何か作るよ」

    236 :

    しえん

    238 :

    追い付いたぜ
    紫煙

    239 = 160 :

    ―――

    「軽いけどさ」

    「おぉ~、炒飯か」

    「頂きます」


    「うめぇ、すげぇな」

    「サンキュ」

    「あぁ、これは旨い」

    「……それにしても」

    「ん」

    「これから、どうする気だ?」

    「そうだな、引きこもってた分、家族の為に頑張るよ」

    「かっけぇ」

    「……妹の為か?」

    「まぁな」

    「かっけぇ!!!」

    240 = 202 :

    しえん

    241 = 160 :

    「お前は『かっけぇ』しか言えないのか?」

    「だってさ、かっこよくね?」

    「俺なんかさ、毎日バイトしてくるくらいだし」

    「成績もとっくに兄に抜かれちまったし」

    「人の頑張りって人それぞれなんじゃないか?」

    「今友が必死になってやってる事があるなら、それはお前が頑張ってる証拠さ」

    「頑張りってのは、誰かと比べる物じゃないと思うけどな」

    「確かに、生活環境なんて人それぞれだもんな」

    「……う、うぅ……兄ぃ」

    「うわああああああ!!!」

    「おい、静かに……って、妹」

    「……ご、ごめんなさい」

    「あぁ、君が、男です」

    「……ぉぉ」

    「おい友」

    242 :

    おい友

    243 = 225 :

    おい友

    244 = 160 :

    お前らwwww


    「あ、あ、と、友です!!」

    「あ、はは、妹って言います……」

    「熱は下がったのか?」

    「も、もう気分悪くないよ」

    「それじゃ俺達はこれで」

    「え、もう少し……う、時間が」

    「今日はありがとうな」

    「あぁ、明日また」

    「んじゃーなー」


    「優しそうな人達だったね」

    「あぁ、良い奴らだよ、ほら熱測るぞ」

    「うん」


    「……どうやら下がったみたいだな」

    245 = 160 :

    「兄さんのおかげだよ」

    「違うと思うがな、妹の免疫が強かったからだろう」

    「違うよ、兄さんが一緒に居てくれたからだよっ」

    「そうなのか」

    「そうだよ、そうに決まってるよ」

    「そうか」

    「食欲はあるか?」

    「うん」

    「それじゃ何か作ろうか」

    「私、手伝うよ?」

    「熱は下がり始めが一番安静にしておくべき」

    「わかった、うん」



    「……」

    (……妹が来てから、もう15年になるのか)

    247 = 160 :

    俺は、2才の頃孤児院からこのババァの家に引取られた。

    両親は既に死んでおり、親戚達も面倒がって俺を合法的に放置していた。

    当時の俺には何も分からず、ただババァと生活しているウチに、

    ババァを母親と認識するようになった。

    だけど、ババァは影で男遊びをしていた。

    妹は、ババァの生半可な気持ちからこの世に生を受けた子だ。

    そして、小さい妹の世話に忙しいババァは俺を放置。

    当時の俺にはキツいったらありゃしなかった。

    自分が本当の子供じゃない事は知っていたが、甘えたい気持ちもあった。

    だから必死に頑張った。振り向いてもらう為に。

    そしてこの高校に入学したんだ。だけど、ババァの態度がその頃から酷くなっていった。

    実の子の妹にすら、何もする事が無い。だから俺は家出した。

    俺は別に妹を嫌っていなかった。ただ、接し方が分からなかっただけで。

    確かに小さい時は羨ましいとも感じたが、妹は小さい時から出来た子だった。

    だから特に不快感は感じなかった。

    248 = 160 :

    「どうしたの兄さん?」

    「ん、昔の事を思い返してた」

    「昔?」

    「あぁ昔」

    「昔かー、兄さんに助けられてばっかりだったなー」

    「あの頃は俺も必死だったんでな」

    「ちゃんと、もっと遊んでやれればよかったんだが」

    「いいもん、今が一番」

    「そうか」

    「うん」

    249 = 160 :

    「ほら出来たぞ」

    「おぉ、これは見事なシチューですな」

    「頑張ったからな」

    「でも時間掛かってないよね」

    「それが俺の腕だ」

    「なんだか私自身無くしそう……」

    「そんな風になるな、どの道お前にはこれから世話を掛ける」

    「そっか」

    「あぁ、今日は特別だ」

    「うん、特別だったね……」

    「?」

    「さ、食べよ」


    「でさ、あの頃の私何にも知らなかったから」

    「そうだったな、いじめっ子から逃げる方法を伝授するとか言ってたな」

    「今思い出すと馬鹿みたいだよねっ」

    250 = 160 :

    「でも馬鹿やってた時が一番良かったのかもな」

    「そうだよね、今じゃ勉強とか色々あるし」

    「あの頃は、色々なものが鮮明だったよ」

    「兄さん親父くさい」

    「それは酷い言い草だ」

    「褒めてるんだよ、大人びてるって」

    「嘘吐け」

    「ほんとだよぉ」

    「ま、そういう事にしておいてやるよ」

    「何それ」

    「なんでも」

    「ぶーぶー」

    「黙って食べなさい」

    「自分だって喋ってるじゃないのさ」

    「俺は良いんだよ俺は」


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