元スレ澪「ああん?辞めたいだとお!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 :
まだかな
252 = 160 :
唯「だって、同じ部員同士仲間みたいなものじゃないですか!
なのに仲間割れなんてダメです!」
澪「唯…そうだよな、確かにそうだ」
澪さんは律さんの胸倉をゆっくりと離した
よかった…どうやら私の気持ちが伝わったみたい
律「仲間…ねぇ…はははっ!そうか、仲間か…」
唯「そうだよ、私達は仲間…」
ドガッ!
唯「あうっ!」
一瞬何が起きたのか分からなかった
私は床に尻もちをつき、鈍い痛みを放つ右頬をさする
そうか、私は彼女に殴られたんだ
少し遅れてそう理解できた
律「馬鹿じゃねぇの?私はてめぇ等を仲間だなんて思ったこと一度もねえよ」
床に尻もちをついた私を、彼女は鋭く冷めた目で見下した
253 :
このりっちゃんは外道やね
254 :
真夏の夜の淫夢
255 = 160 :
紬「唯ちゃん!大丈夫!?」
慌てたムギちゃんが、私の顔を心配そうに覗き込んだ
それに私は返事をする代わりに笑顔で答える
紬「そう…よかった…」グスッ
澪「律!!てめぇ…!!」
澪さんは律さんの胸倉を再び掴んだ
だがさっきとはまるで迫力が違う、澪さんは本気で怒っているんだ
律「…離せよ」
澪「仲間を殴るとはどういう了見だよ!あぁ!?」
唯「あ、あの…喧嘩は…」
ダメだ、うまく言葉が発せられない
それは彼女達に恐怖を抱いているから?だとしたらなんて情けないんだろう
ついさっき、彼女達のことを仲間だと言ったばかりなのに
256 :
ムギしかり最終的に原作の澪、律、ムギの性格になってendが王道
257 = 219 :
今起きた・・・朝まで残っててくれ・・・
なんで今日休みにしなかったんだ俺・・・
バイトいってくる
259 = 160 :
唯「うぅ…」ポロポロ
自分の不甲斐なさに、思わず涙が零れた
泣いている場合じゃないのに、喧嘩を止めなくちゃいけないのに
しかし私がどんなにそう思っても、溢れる涙が留まることはなかった
紬「! 唯ちゃん…」
紬「…あなた達!いい加減にしなさい!!!」
ムギちゃんが今までに聞いたこともない程の大きな声で、彼女達を叱り付けた
その様子に彼女達を含め、私までもが驚き、同時に言葉を失った
紬「まったく…あなた達は喧嘩のことしか頭にないの?」
律「で、でもそれはこいつが最初に…!」
紬「黙りなさい。元はと言えば、あなたがちゃんと練習していなかったのが悪いんでしょ
そのことを指摘されて怒るなんて、まだまだ子供ね」
律「んだと!?」
紬「あと唯ちゃんを見てみなさい、あなたが殴った所が腫れているでしょ
これに対して、何か唯ちゃんに言うことはないのかしら?」
律「…ねぇよんなもん」
紬「はぁ…謝ることも知らないなんて、あなたって本当、子供以下ね」
260 :
ムギムギ紬ちゃんかっこいいです
261 = 253 :
タカビーなお嬢様演じてたせいか、このムギには貫禄があるなw
262 = 160 :
律「…はいはい、どうせ私は子供以下ですよ」
紬「あら、自覚してたのね」
律「…ちっ、勝手に言ってろ」
澪「おい律、何処に行きやがる?」
律「帰るんだよ…こんな部もう2度とこねぇから、それじゃ」
ガチャッ
バタン
澪「…たくあの馬鹿、何考えてんだよ…
…しょうがない、今日はあたい等も解散しよう」
紬「そうね、そうしましょう」
澪「じゃあ悪いがあたいは先に帰るわ…じゃあの」
263 = 253 :
じゃあのwwwwwwww
264 :
竹中澪www
265 = 254 :
澪「なんじゃおめら」
澪「揃いも揃って豚みたいなツラしゃあがって。チャーシュー祭りかいや」
澪「喫煙所だァ?燻製窯の間違いじゃろがボケッ」
澪「せいぜい煙まいてスモークハムにでも仕上げちょれや。笑えんギャグじゃのアッホが」
266 = 160 :
紬「…大丈夫唯ちゃん、立てる?頬は痛む?」
唯「ムギちゃん…ありがとう、代わりに喧嘩を止めてくれて」
紬「どういたしまして。でも、喧嘩を止めることは出来たけど…」
唯「うん…」
確かに喧嘩を止めることは出来た
でも、結果彼女達の間にできた溝を埋めることは出来なかった
律さんは本当にもう2度と部室に来ないんだろうか?
そんなのは嫌だ、だって折角バンド演奏の楽しさに気づけたというのに
唯「…どうにか仲直りさせたいね」
紬「…そうね、でも今日は大人しく帰りましょう」
唯「うん…」
267 = 232 :
頬が腫れた唯をみた憂が覚醒
268 = 160 :
―帰り道
私達は一言も話さずに、帰りの道を歩いていた
いつもなら色々と話すこともあるのだが、今日ばかりは話す気になれなかった
そして無言のまま、お互いの家へと続く分かれ道に差し掛かった時
後方から私を呼ぶ声が聞こえた
「唯ー!」
唯「…あ、和ちゃん」
和「今帰り?…ってどうしたのその頬!?」
唯「あ…ちょっとね、えへへ」
和「ちょっとね、じゃないでしょ!それって殴られた痕でしょ?
誰にやられたの!?」
唯「だ、大丈夫だって!ちょっとぶつけただけだよ!」
和「そんな訳ないでしょ!?正直に言いなさい!!」
紬「…ねぇ、この騒がしい人は誰?」
和「! まさかあなたが唯を…!許せない…!」
紬「…は?」
269 :
わ…お前は正常だと思ってたのに…
270 = 159 :
和ちゃんきた
271 = 160 :
和「…そう、そう言う訳だったの」
唯「そ、そうなんだよ…」
…良かった、やっと話を聞いてくれた
和ちゃんは憂とは違うベクトルで、私思いだからなぁ…
和「あなたもごめんなさい」
紬「いいのよ、誤解さえ解ければそれで
…とこれであなた、名前は?」
唯「あ、紹介がまだだったね。彼女は真鍋和ちゃん、私の幼馴染なんだ」
和「真鍋和です、よろしくお願いします」
紬「そう、私は琴吹紬よ、よろしくね和さん」
272 :
とこれで
273 :
サンキューのどっち
274 = 186 :
和ちゃんもヤンデレかと思ったのに
276 = 197 :
澪「ああん?バイトだとお!?」
277 :
は?なめてんの?
279 :
何もかも失って路頭に迷う唯
今日も道ばたに座りうつむいている
唯「寒いなぁ・・」
老人が唯の前で足を止める
じいさん「Gに乗ってみないかね?」
唯「…いいですよ」
280 = 214 :
落とさせんよ
保守するからちゃんと完結させるんだ
281 :
ゴルゴに乗るのか…
282 = 279 :
何の事かも分からないが何も聞かず承諾する
もう失う物はないのだ
283 = 159 :
CMはいらないですから
284 = 243 :
>>275
ふざけんな保守
286 = 208 :
このスレ絶対守りきる
290 = 207 :
ほっほっほ
291 = 214 :
俺は続きを読みたい保守
みんなの評価 : ★★
類似してるかもしれないスレッド
- 京子「あかりが小さくなった!?」 (225) - [54%] - 2012/8/7 11:45 ★
- 梓「憂にいたずらしちゃおう!」 (610) - [52%] - 2010/9/20 3:31 ★
- 兄「…あれ?体が動かないぞ?」 (1001) - [52%] - 2009/4/17 0:30 ★★★×5
- 兄「えっ俺に妹がいるのか!?」 (172) - [52%] - 2012/8/21 22:45 ★
- P「クリスマス?何それおいしいの??」 (307) - [52%] - 2011/12/25 3:45 ★
- 赤沢「えっ?江藤さんがグレた!?」 (129) - [51%] - 2012/2/26 1:00 ★
- 男「そして誰もいなくなった」 (585) - [51%] - 2012/2/8 5:30 ★
- P「みんなぁ!FPS、しようぜぇ!」 (183) - [51%] - 2012/6/16 2:15 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について