元スレ魔王「間違えた…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
101 :
ほすほす
102 = 55 :
帰って来れたぜやっほう
104 = 55 :
魔王「ただいま、・・・やっぱたばこ臭うなぁ・・・」
町娘「遅ぇっ!」ビュン!
魔王「へぶっ!」ビターン!
町娘「なぁにちんたらしてんだよ!」
魔王「この部屋唯一の枕を投げるなんて・・・」
町娘「で、買ってきたのかよ?」
魔王「ビール高いからチューハイだけど。あ、あとツマミ適当に」
町娘「あぁ、いーよチューハイくらいで。チータラは?」
魔王「言われたとおり、ちゃんと入ってるよ」
町娘「おっ、よしよし。よこせハゲ」
105 = 55 :
町娘「んー、やっぱチータラだよな」モグモグ
魔王「適当に食べて」
町娘「んじゃ、乾杯といくか」
魔王「まさかこんなことになるなんてなぁ・・・」
町娘「元はといえばテメーらのミスのせいだろ」
魔王「まぁそうだけど。・・・まさか、人質と呑むとは」
町娘「煮えきらねーなぁ。ほら、カンパーイ!」
魔王「か、かんぱーい」カツン
106 = 55 :
町娘「んぐっ」
魔王「・・・・・・・・・」ゴクゴク
町娘「・・・っはー、うめー」
魔王「言ってくれればワインとかもあったけど」
町娘「あぁん?んな洒落たもんあんのか」
魔王「僕はどっちかといえば、そーいうほうが好きなんだよね。カッコいいし」
町娘「はっ!カッコよさで酒なんて飲んでんじゃねーよハゲ」グビッ
魔王「っていうかもともとそんな飲まないし」
町娘「あたしは、酒の味なんてよくわからねーからなぁ」
町娘「旨い不味いもわかんねーのに、高ぇのなんか飲んでらんねーよ」
町娘「安酒でじゅーぶん楽しめるっての」
魔王「・・・そういうもんかなぁ」
107 = 98 :
そう…かれこれ半日以上も…
108 = 55 :
町娘「まっ、チーカマもあるし」ヒョイパク
魔王「・・・そういえば、どっか怪我とかしてない?」
町娘「あん?なんだ今更」
魔王「いや・・・。間違いとはいえ、手荒なことしちゃったし」
町娘「あー・・・、パレードに通りかかったらいきなり眠らされたしな」
町娘「気づいたらここだ、わかんねーよ」
魔王「そう」グビッ
町娘「あー、でも起きてすぐ壁とか蹴っ飛ばしてたからなー」
魔王「何でそんな無茶を・・・。見せてみて」
町娘「なっ・・・」
109 = 55 :
ヒョイッ
魔王「んー、やっぱ怪我してるよね。小さいけど、消毒しなきゃなー」
町娘「なっ・・・、な、な」
魔王「ん?膝の裏の・・・、運んでくるとき、木で切ったやつかなへぶぅッ!?」
町娘「い、いいいいきなり足持ち上げんなハゲッ!!」
魔王「・・・あ、あごはいはいっへ・・・」
町娘「このやろーてめーっ!何なれなれしく触ってきやがったっ!?」
魔王「いや、傷の具合がげふっ!」
町娘「変態かクソハゲ!こんだけ動けばへーきだっつのボケッ!!」ゲシッ!ゲシッ!
魔王「痛い痛い!なんで僕が蹴られなきゃいけないんだよ!?」
110 = 55 :
町娘「はぁ・・・!はぁ・・・!」
魔王「な、なんだかわかんないけどごめん・・・」
町娘「・・・み、みたのか」ボソッ
魔王「へ?」
町娘「その・・・、ぱ、ぱ・・・」
魔王「なにがなんだって?」
町娘「・・・なんでもねーよエロハゲッ!」スパーン
魔王「いてっ!なんなんだよもー!なにを見たって!?」
町娘「うるせーうるせーっ!飲むんだよこらっ!」グビグビ
魔王「あっ、一気飲みはやめときなって!」
111 = 55 :
町娘「・・・あー、ったくよぉ、とんだ災難だよ」
魔王「・・・他、どっか痛むとかないよね?」
町娘「ねぇよ。つーか怪我の心配するくらいならコレ!この手錠とれや」
魔王「流石にそれは・・・、建前だけどさぁ。一応、人質なわけだし・・・」
町娘「けっ、今更手ぇ広げられたくらいで、逃げよーなんて思わないっての・・・」
魔王「手、痛む?」
町娘「そこまでじゃねーけど、やっぱがちゃがちゃ擦れるしな」
魔王「どれどれ」
ヒョイ
町娘「・・・てめっ」
魔王「あー、ほんとだ。赤くなっちゃってるね」
112 = 98 :
舞台設定としてまず、下着着用の習慣の有無から論じる必要が
114 :
町娘と書いてヒョイと読むのか
115 :
エロはありますか?
なければ作ってくださいこの通りですおねがいします
116 = 101 :
ほすほす
117 = 55 :
町娘「・・・おめー、それ天然でやってんのか?」
魔王「え?なんかしたかな」
町娘「・・・ちっ」
魔王「やっぱり手錠ってのはよくないよね」
町娘「・・・知るか」
魔王「でも縄だともっと痛いし・・・」
町娘「・・・・・・・・・」
魔王「・・・やっぱ、うん。今更だけど、謝っとくよ。ごめんね」
町娘「・・・き、急になんだよ」
魔王「いや・・・、こんなことに巻き込んでさ」
町娘「・・・んっとに、ナヨナヨしたやつだなー、お前」
魔王「はは・・・、言い返せない」
118 = 98 :
魔王なんだから触手くらい使えるだろ…
119 = 55 :
町娘「・・・手、いつまで握ってるつもりだよ」
魔王「え?あ、ごめん。・・・あとで、薬持ってくるからね」
町娘「・・・・・・・・・」
魔王「・・・あれ?なんか顔赤くない?」
町娘「ばっ・・・!そ、そんなことねーよ!」
魔王「やっぱり一気飲みはよくないって」
町娘「・・・っ!ううううるせーよばーか!」ゲシッ
魔王「いっ、すぐ蹴るのはよくないと思うな!」
町娘「うっせー!飲ませろや!」
120 = 55 :
町娘「お、切れた」
魔王「ゆっくり飲みなよ」
町娘「辛気臭ぇやつがいるから、酔うに酔えねーんだよ」カシュッ
魔王「あーそーですか」
町娘「おら、お前もぐいっと行けよ、ぐいっと」
魔王「えー、ゆっくり楽しみたいじゃん」
町娘「いーからいーから!」
魔王「・・・酔ってるよね?」
町娘「酔ってねーよ!いーから飲めや!」
魔王「ちょ、うぐっ!?」グビグビ
122 :
紫煙
123 :
追い付いた
しえん
124 = 55 :
・・・・・二時間後
町娘「おいこら魔王!飲んでるか!?飲んでるかぁ!?」
魔王「飲んでる飲んでる~!ひっく、うぇーい!!」
町娘「さっすが魔王!底なしだな!」
魔王「まだまだ飲めるぜ!酒もってこーい!!」
町娘「居酒屋じゃねーんだから!酔っ払ってんのかぁ!?ひっく!」
魔王「酔っ払うかって~!お!飲んでないんじゃない!?」
町娘「おめーより飲んでるよハーゲ!あっはっはっはっは!!」
部下「・・・五月蝿いと思ったら・・・。なにこのカオス」
魔王「おっ!いいところに!」
町娘「おらおら、飲めよ飲めよ!!」
部下「えー!?チューハイでこんなに出来上がってんのこの二人!?」
125 = 55 :
―――朝
チュンチュン
魔王「・・・んがっ」
魔王「・・・あれー、いつの間に寝て・・・」
魔王「あたまいたいー・・・」
魔王「・・・ん?あれ、動けない・・・」
魔王「・・・そういえば彼女は・・・」
町娘「・・・zzz」スースー
魔王「・・・・・・・・・」
魔王「・・・おかしいな、なんで僕の腕に寝てるんだ・・・」
126 = 55 :
町娘「・・・zzz」スースー
魔王「・・・服は着てるから、セーフ・・・?」
魔王「あー、でも・・・。魔王としては、コレはやばいな・・・」
部下「・・・おはようございます」
魔王「げっ!?ちちち違うんだ!誤解だよこれは・・・!!」
部下「・・・知ってますよそんなの」
部下「あなたが一番最初に飲み潰れて、その横に彼女が潰れました」
魔王「・・・そ、そうなんだ」
部下「まったく。チューハイごときで酔っ払うんじゃ、酒盛りなんてしないでくださいよ」
魔王「面目ないです」
127 = 98 :
これは蹴りだけでは済むまい
128 = 55 :
部下「朝食が・・・、もう昼過ぎですけどこの野郎。さっさと来てくださいね」
魔王「え?でも今動けなくて・・・」
部下「じゃ」
バタン
魔王「・・・どうしようかな、起きないかな・・・」
町娘「・・・zzz」スースー
魔王「・・・こうしてみると、やっぱり整った顔なのかもしれない・・・」
町娘「・・・zzz」スースー
魔王「・・・あれ、コレって、起きたときに・・・」
町娘「・・・ん」
129 :
追いついた、町娘が俺のドツボにはまってる
130 = 55 :
魔王「・・・あ」
町娘「・・・んー・・・?」パチ
魔王「・・・・・・・・・」
町娘「・・・・・・・・・」
魔王「・・・あ、おはようございます」
町娘「・・・・・・・・・」
魔王「ちょっと待って!コレは誤解でその!蹴りは待って」
町娘「・・・・・・・・・」
魔王「ひぃ・・・」
町娘「・・・う」
魔王「・・・え?」
町娘「・・・うぅうぅぅうぅぅ」ポロポロ
魔王「な・・・、泣かれたーーー!!??」
132 = 98 :
ほう…
133 = 55 :
町娘「・・・って、あたし・・・、これ・・・覚えて・・・」ヒック
魔王「誤解!多分君の考えてることは間違ってる!誤解!」
町娘「・・・?」
魔王「服見て服服!昨日のまんま!大丈夫!」
町娘「昨日の・・・まんま・・・?」グス
魔王「そうそう!だから誤解!」
町娘「・・・ごかい・・・?」
魔王「うん!大丈夫!」
町娘「・・・あー・・・」グス
魔王「ほ、ほらティッシュ使って」
町娘「・・・ん」
134 = 55 :
魔王「お、落ち着いた・・・?」
町娘「・・・ふろ・・・」
魔王「お風呂ね!たぶん沸いてるから入ってきて!」
町娘「・・・ん・・・」フラフラ
魔王「すぐ右だから!」
町娘「・・・・・・・・・」フラフラ
魔王「・・・ふぅー。せ、セーフ・・・」
部下「・・・若い娘を泣かせるとは・・・」
魔王「そもそも君が別のところに寝かしてくれればよかったんだ!」
135 :
つづき・・・
136 = 98 :
部下は翠星石テイストですかね
138 = 55 :
町娘「・・・あー・・・」
魔王「お、お帰り。さっぱりした?」
町娘「んー、でも頭痛ぇ・・・」
魔王「そ、それは僕も痛い・・・」
町娘「・・・なんか、よそよそしくねぇ?」
魔王「そそそそんなことないけど」
町娘「はぁん?ま、いーけどよ・・・、あー頭痛ぇ」
魔王「・・・・・・・・・」
町娘「・・・つーか、気づいたら風呂入ってたんだけど、あたし、どこで寝てた?」
魔王「っ!べ、ベッドだけど」
町娘「お前は?どーしたん」
魔王「ゆ、床ー」
町娘「んー、わりぃことしたなぁ、そりゃ」
魔王「・・・・・・・・」ドキドキ
139 :
町娘に惚れそうになったと思ったら魔王に惚れた
140 = 55 :
町娘「・・・腹減った」
魔王「あ、そういえばご飯が・・・」
町娘「あたし、カレーだけでいーから」
魔王「え?せっかく作ったのに」
町娘「食えねーんだよ・・・、アレだけでいいっつの」
魔王「それじゃ食堂行こうか」
町娘「んー・・・」
魔王「・・・・・・・・・」
町娘「あたし、なんか寝言かなんかいってたか?」
魔王「い、言ってないと思うよ」
町娘「んー・・・、まぁいーか・・・」
141 = 55 :
―――森
勇者「・・・おい、起きろや」
姫様「むにゃむにゃ、もう食べられないよ」
勇者「そんな寝言ねぇだろ・・・、さっさと出発するぞ」
姫様「んー。野宿ってのもたまにはいいな」
勇者「そりゃいーだろな。勝手にグースカ寝やがって」
姫様「まさかずっと見張りしてたのか?」
勇者「おめーが交代の時間に起きねーからだろ」
姫様「起こしてくれればよかったのに」
勇者「起こしても起きねーんだろおめーは」
姫様「あ!私の寝顔が美しすぎて起こせなかったんだろ?そうだろ?」
勇者「目ぇ覚めてねぇなら、起こしてやろうか?」
姫様「もう起きてます、結構です」
142 = 55 :
ちょ、用事できた・・・
すんませんちょいと出てきます
143 = 98 :
魔王なんだから小娘くらい地下牢に幽閉して24時間触手責めとか、他にもやることあるだろう…
144 = 129 :
この魔王はきっと仕事になるとできる子
145 = 122 :
いつ帰ってくるのか知らぬが保守
147 = 135 :
保栖
みんなの評価 : ★★★×6
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