元スレ魔王「間違えた…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
752 :
ほすほす
755 = 696 :
保守して寝る
757 :
消させはせぬぞ
758 :
>>755-756
あぶねー
760 :
とりあえず俺は学校いってくるわ
762 :
763 = 621 :
け、喧嘩はやめようよ・・・!
764 :
ほす
765 = 764 :
>>763
ってきたああああああああああああああああ
766 :
>>763
舞ってたぞ!!
767 :
>>763
おかえり
今から書き始める感じすか?
768 = 621 :
正直後200強で終わるか分からんけど、マターリ始めます。
夜中の保守ホントありがとう!愛してるぜ!
―――某国・城門前
勇者「・・・しっかし、こんな抜け道隠してたとはなぁ・・・」
姫様「・・・初めて知った・・・。これ罪にはならんの?」
魔王「な、ならないんじゃないかな。魔物の多い道を、魔物にどいてもらってきただけだから」
町娘「人間様だけにゃ通れねーっつうわけか。それにしても・・・」
町娘「・・・んーっ!やっと帰ってきたなぁ」
姫様「ただいまー」
勇者「あー、密度の高ぇ旅だったなっとー」
魔王「・・僕、入って大丈夫なのかな・・・」
勇者「あん?魔力隠せてんだろ、大丈夫だろ」
姫様「へい!ようこそ我が国!」
魔王「そうじゃなくて・・・、まぁいいや。おじゃましまーす・・・」
769 = 621 :
勇者「んじゃ、どうすっか」
姫様「あ!こっちに旨いスパゲティ屋があんだけど・・・」
町娘「・・・遊びに来たわけじゃねーんだから・・・」
姫様「んー、残念だなぁ。今度四人で来よーぜ」
魔王「・・・今度、ね」
勇者「まっ、なんにしてもこっちの言い分通んねーと話になんねー」
勇者「おめーはもっと緊張感持て、な」
姫様「・・・わーったよ・・・。んじゃ、城までご案内しますー」
町娘「直接行っちまって大丈夫なのか・・・?」
姫様「直接行くからいーんだろ」
姫様「謁見の許可は要るけどまぁ、申請降りるまでは『個人的な友人』で城まで入れてやる」
町娘「・・・なんか、ところどころアバウトだよなぁ。大丈夫なのかこの国・・・」
770 = 621 :
女兵士「・・・ようこそ。身分の明かせるものを提示してくださいませ」
姫様「この美しい顔が目に入らぬか。きらりーん」
女兵士「なっ・・・!姫様!?なにしてらっしゃるんですか!?」
姫様「遊びに行って来た」
女兵士「遊・・・、困りますよ勝手なことされては!!」
姫様「まーまーいいじゃん。父上も知ってることだよー」
兵士「・・・どうかしたか?」
姫様「あ、おっす。お疲れ」
兵士「げぇ!?姫様!?どうしてこんなところにっ!?」
姫様「だーかーらー遊びに・・・、ああもうめんどくせーな私ん家だろー・・・」
町娘「・・・大丈夫なのか、これ・・・」
魔王「うん・・・、なんかすっごい緊張感そがれる・・・」
勇者「いっつもここはこうなんだよ。全体的にユルいっつーかなんつーか・・・」
771 :
まだ
772 = 621 :
兵士「とにかく困りますよ・・・、国の顔であるあなたがこんな自由奔放と・・・」グリグリ
女兵士「日ごろから危機感が足りません、胃がキリキリします・・・」グリグリ
姫様「あうっ、あうっ、どつきまわすな一国の姫をあうっ・・・」
勇者「・・・おーっす、お前ら」
兵士「あっ、勇者さん。ちぃーっす」
女兵士「え?あ、ほんとだ勇者さん。ちぃーっす」
勇者「お前ら俺をなんだと・・・、まぁいい。姫は俺と一緒だった。これでいーだろ」
兵士「何だ、勇者さんと一緒だったんじゃないですか。早く言ってくださいよ」グリグリ
女兵士「言いたくなかったんですか?言いたくなかったんですか?ねぇねぇ」グリグリ
姫様「おい、あうっ、どつくなっつの、姫だぞ、仕舞いには怒る・・・あうっ」
勇者「・・・んで、連れが居るんだ。だからこっちから来た」クイッ
町娘「・・・・・・・・・」ペコッ
魔王「・・・・・・・・・」ペコリ
774 :
勇者さんちぃーっす
775 = 621 :
兵士「あー、そういうことっすか。分かりました分かりました」
女兵士「では、身分の証明できるものをなにか・・・」
魔王「み、身分?」ドキリ
兵士「国民表ですとか、外国の方ならその国の国民表でも入国書でも構いませんが」
勇者「・・・おいおい、俺らの客人だぜ?身分明かせなんか、失礼だろ?」ポンポン
女兵士「しかし・・・」
姫様「私の友達にケチつけんなよー、いーだろ?」
女兵士「・・・姫様ってなんでこんな可愛いんでしょうね」ダキッ
姫様「あっ、ちょ・・・」
兵士「あー、ズルい!俺も俺も!」グリグリ
姫様「おいやめ・・・、おい!姫だぞ、無礼だろー!」
勇者「・・・はいおっけー。行きやしょ」スタスタ
町娘「・・・・・・・・・」
魔王「・・・・・・・・・」
776 :
さるよ・け・しえーぬ
777 = 757 :
兵士に愛されてる姫様かわいいな
778 = 621 :
―――城内
町娘「・・・なんっつーか・・・、我が国の将来が本当に心配だよ・・・」
勇者「あん?あれで結構強ぇ奴らなんだよ」
町娘「嘘だぁ・・・、警備だるっだるじゃねーか・・・」
魔王「いますんなり魔人が入ってますけど・・・」
勇者「皆、姫のこと大好きだかんなー。親馬鹿なんだよ、皆して」
姫様「―――おい、勇者てめぇ置いてく・・・。よぉ!お疲れ!え?ばっ、撫でんな!」
姫様「・・・ったく。おーい、置いてくな・・・、あん?ばっ、ちょ、肩車とかいーから高ぇ!?」
町娘「・・・ふーん。幸せそうだな」
勇者「あーいう人望あっからな、あいつは。皆に愛されてんだよ」
姫様「・・・ぜぇ、ぜぇ、てめぇ、勇者・・・」
勇者「お疲れさん」ポンポン
780 = 621 :
姫様「あー、んじゃ、とりあえず部屋、案内、すっから」
勇者「おう」グリグリ
姫様「それから、謁見許可、とって、父上に・・・撫でんなっつの!長ぇよ!」
勇者「悪ぃ悪ぃ」
町娘「・・・なんだかんだ妬いてんのか・・・」ボソッ
魔王「微笑ましいというかなんというか」
姫様「分かったな?んじゃ、ついてこーい!」
勇者「どーせ、謁見もなにもねーからな。すぐ会えんだろ」
魔王「・・・いよいよ、か」
町娘「・・・緊張してんのか?」
魔王「そりゃあね。でも・・・、うん。大丈夫、がんばる」
町娘「おう、がんばれ」
781 = 621 :
―――姫様の部屋
町娘「・・・おー、意外に片付けてんだな」
姫様「ふっふーん。部屋も美しくないとな!姫だから!!」
勇者「そいつの片付け方って、見えねーとこに押し込むだけだからクローゼットとか酷ぇぞ」
町娘「・・・うわ、マジだ」ガチャリ
姫様「うぉい!?開けんなバカ!!部屋漁んな!!」
町娘「えっ、うぇー?お前こんな下着履くの・・・?うおー」
勇者「結構阿呆な下着ばっかりでよ、油断するとその辺に脱ぎ捨てとくからなぁ」
魔王「・・・・・・・・・」
姫様「おいこらバカ共!男居んのに下着なんか広げてんじゃねーよやめてっ!!」
782 :
さるよけしえん
783 :
眠すぎる・・・
784 = 726 :
これぞ至福
785 = 621 :
姫様「・・・お前ら、私の居ない間になんかしたら、禁断のプリンセス・ナックル出るからな」
町娘「う~ぃ」
勇者「承知ー」
魔王「よ、よろしく」
姫様「前二人!ぜってーなんかするだろ!やめろよ!?漁んなよ!?」
町娘「しないしない」
勇者「めっそうもない」
姫様「くっ・・・。じゃあ、私は謁見許可取って父上んとこ行って来るから・・・」
・・・バタン
町娘「・・・いよーっし!!ベッド180度回転させよーぜーっ!!」
魔王「えーっ!?なんでいきなりそんな地味な嫌がらせすんの!?」
勇者「だってお前・・・、自分の部屋に帰ってきて北枕になってたら、ぷっ、おもしれーだろ」
魔王「なんで君もノリノリなの!?」
町娘「おら魔王早くそっちの脚持て!あんのエロ姫に仕返ししたるぜきゃっほぅ!!」
787 = 748 :
クックック…下着を全部裏めくりにしておいてやろう…
788 = 621 :
ガコガコガコン
町娘「これ・・・、リアクション楽しみだわ」
勇者「あれな、部屋に一人のときに気づくのが理想なんだが・・・」
魔王「・・・いや、いくらなんでもすぐ気づくんじゃ・・・」
勇者「だって、一人じゃベッド直せねーからどうしようもなくて、我慢してこのまま寝るとか・・・」
魔王「なんでこんなときだけ無邪気な顔するんだ君は!?」
町娘「これ・・・、枕の下に、父親の写真いれてやろーぜ」
勇者「ぶふっ・・・、おー、アルバム、確かこっちだから・・・」ガサゴソ
魔王「なんだその連帯感・・・」
町娘「だってお前、あの年頃の娘が、パパの写真枕の下にいれてんだぞ・・・?」
勇者「ベッドメイクしにきたメイドにバレて噂が・・・、ぶっ、面白すぎ・・・」
魔王「イタズラで君はそこまで無邪気に笑う人間になれるのか!」
ガチャ
姫様「ただいま~、なんかすぐ許可取れた・・・って私の枕が北向いてる!!!???」
789 = 774 :
何故すぐわかる
790 :
枕の位置じゃね?
791 = 748 :
ぜってーなんかしてると思ってるからな
792 :
おいついた
793 = 621 :
町娘「―――なんか、羽目を外したかったっていうか・・・」
勇者「・・・先に言い出したのは、コイツでした」
町娘「なっ・・・!一番ノリノリだったのはおめーだろ!?」
勇者「そ・・・、そんなこと、ねぇよ」
町娘「はいはいはーい!コイツ姫様のアルバム漁ってましたー!!」
勇者「ばっ、お前!よけーなことチクんな!」
魔王「・・・醜い・・・。ぼ、僕は止めたんですけど・・・」
町娘「あーっ、そーやって一人だけ逃げんのかてめーは!」
勇者「自分だけ助かろーったってそうはいかねーぞ!おめーもベッド動かしただろーが!」
魔王「い、言われたことやっただけじゃん!」
姫様「・・・プリンセス・ナックル・・・!!」ヒュンッ
町娘「おぐぅ!?」ドゴォ
勇者「ぐはっ」ズドムッ
魔王「えべっ!!なんでぼぐまれ・・・」ゴトン
794 = 790 :
魔王哀れww
795 = 726 :
魔王wwwwwww
796 = 621 :
姫様「・・・とーにーかーくー!これから父上んとこそっこーで行けるから」
町娘「・・・りょ、了解です・・・」
姫様「ったく、人が働いてる隙に・・・」
勇者「・・・んで、どこ行きゃいいんだ、いつもんとこか?」
姫様「んー?いや、そこじゃなくて一つしたの広間で良いかって言われた」
勇者「ふーん、そんなとこあんのか」
姫様「あの部屋で五人は窮屈なんじゃね?まーいーっしょ、行くよー」
勇者「窮屈ってお前・・・、あんな広ぇ部屋・・・。金持ちの感覚は分かんね・・・」
魔王「・・・いよいよ、かぁ」
町娘「・・・おう、がんばろーぜ」
町娘「あたしも、たった二晩だけどよ、おめーと一緒に居たし、少しは・・・」
町娘「・・・うん。いいとこ、言えっと思うからよ」
魔王「・・・うん。よろしく頼むよ」
魔王「がんばろう、一緒に」
798 = 748 :
自称策士のお父上
799 = 726 :
やな予感しかしない
800 = 621 :
―――謁見部屋
王様「・・・おう、帰ったか。お帰り」
勇者「・・・うーっす」
姫様「ただいまー」
王様「どーだった?危険な魔王だったか?」
姫様「あー・・・、そこも含めて、ちっとお願いがあるんだけど・・・」
王様「どした、改まって。・・・んで、そちらの二人は始めまして」
町娘「は、始めまして・・・」
魔王「ははは始めまして」
王様「固くなんなよ。俺も、ただの人間だからな。王だけど」
町娘「・・・やっぱこう、なんかユルいんだよな・・・」ボソッ
魔王「ま、まぁ、予想はしてたけど・・・」ボソボソ
みんなの評価 : ★★★×6
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