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    元スレ男「婚約者?俺に?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    751 = 714 :

    「青鬼さん、どうにかしてくれ…。」

    「む?青鬼がどうかしたか?」

    「どうしたもなにも、あれ見てみろよ。」

    「ほらお前ら!全員がトラック50周走るまで終わらんぞ!」

    「俺とか友は、はぁ…なんとか走り終えたけど…帰宅部の奴らは、たまったもんじゃないぞ。」

    「とりあえず、青鬼を止めればよいのだな?任せておれ! ……」

    「鬼?」

    「はっ!お嬢!…はい、分かりました。今すぐ止めます。すいませんでした!」

    「よしっ!今すぐ止めるそうだぞ!」

    「何したの…今?」

    「鬼同士の第六感というか、そんな感じだ!…こういうのは使ってはいけなかったか?」

    「いや、むしろGJ。」

    752 = 714 :

    「じーじぇい?」

    「いい仕事したなってことだよ。」
    ガシガシッ!!
    「(お、男!つ、角に触っておるぅ!)」

    「おっと、悪い。ついつい。」

    「学校では流石に駄目だぞ…。」

    「なにエロいこと考えてんだ、馬鹿。」

    「(男が女の子とあんな楽しそうに話すの初めて見た…やっぱ特別なんだな。)」

    先生「は~い、じゃあ明日は45ページからな。復習ちゃんとしておくように。」

    「やっと昼休みだ~…。青島のせいで、もう限界だぜ…。」

    「あぁ、俺もだ。胃が空っぽだ…。鬼、学食いくぞ。」

    「うむ!で、がくしょくとはどこだ?」

    「1階だよ。早くいかないと混むから急ぐぞ。」

    「ちょっと待て!男!」

    「なんだよ…急いでんだよ。」

    756 :

    鬼がすいかで再生されるのはなんでだろう

    757 = 714 :

    「無二の親友である俺を置いていくとはどういう了見だ!?」

    「男の親友なのか?私は鬼ヶ島だ!よろしくな!」

    「あぁ、男の親友だぜ!友でいいから、よろしく!」

    「うむ!よろしくな、友!」

    「あぁよろしくね!鬼ちゃん!」

    「ちっ…もういいだろ!行くぞ鬼!」

    「う、うむ!友よ、後でな。」

    「(あんなにむきになるとはね~…意外に初心だったんだな、男。)」

    「(くそっ…!なんでこんなに苛々するんだ!?鬼が友と話してただけなのに…。)」

    「お、男!どうしたのだ?」

    「(友の奴が鬼って呼んだ時、本気でむかつくなんてよ…!)」

    「(俺ってこんなに独占欲強かったのか?こんなはずじゃ無かったのに…)」

    「(駄目だ…自分でも嫌になるくらい鬼が俺の中で…大きくなってる!)」

    759 :

    俺の股間も大きくなってる・・・///

    760 = 714 :

    「男!手を、そんなに強く握らないでくれ!」

    「っ!悪い…ごめん。」

    「どうしたのだ、男?私は何かまずいことをしたか?」

    「いや、なにもないよ…。」

    「正直に言ってくれ!男よ!」

    「なんでもないんだって!本当に!」

    「ならばなぜ怒っておる!?なにかあったのだろう?」

    「お前は悪くないんだよ…。馬鹿なのは、俺だ。」

    「なにがあったのだ?男よ?私には話してくれ。」

    「いいから、飯食いに行くぞ。」

    「男っ!」

    「…今は何も聞かんでくれ。」

    「男…。」

    761 :

    >>756
    あくしゅしようぜ

    762 :

    ミッシングパワー!

    763 = 714 :

    「(なんかやばめの雰囲気っすね~…)」

    「(大丈夫なのか?お二人は?)」

    「(まぁ、これくらいのTOLOVEるは付き物っすよ、先輩。)」

    「(むぅ…そういうものなのか。)」

    「(そうそう、大人しく見守るのが1番っすよ。)」

    ~放課後~

    先生「じゃあHRは終わりにする。じゃあ、また明日。」

    「どっかよってこうぜ~。」「部活めんどくせぇ~」

    ・鬼「……」

    「(何で黙ってんだよ。普通に話しかければいいのに。それも出来ないなんてよ。)」

    「(俺が悪いのに。こんな顔させたいわけじゃないのに。)」

    764 :

    おっもしれ~

    765 :

    「鬼ちゃ~ん!一緒帰ろうぜ~!」

    「……」

    「いや、私は…」

    「男と一緒なんだろ?それなら途中まで俺も同じだしさ~」

    ガタンッ! 
    「帰る」

    「おい、男?どうしたんだよ?」
    ガラララッ!!
    「友よ、すまない!次の機会にしよう!男!待ってくれ!」

    「(まさか、男があんなに激情家とはね~。そろそろいじめるのもよしてやろうかな。)」

    「(でもこんな機会二度と無いしな…。少しいじめ足りないかにゃ~?)」

    「「……」」

    「(おい、赤!本当に大丈夫なのか!お二人は?)」

    「(先輩wwwいい齢してストーカーのマネっすかwwwぱねぇwww)」

    「(お前は真剣にやらんか!お嬢が悩んでおられるのだぞ!)」

    「(大丈夫なんですって、先輩。一体どこ見てんすか?)」

    766 :

    しえんた

    768 :

    友うぜぇ

    769 = 764 :

    鬼後輩おもしれ~。

    770 :

    こういう奴は友達って言わなくね

    771 = 765 :

    「(お二人とも無言ではないか!それ以外どこを見ろと言うんだ!)」

    「(ほら男さんはしっかりお嬢を歩道側に歩かせてるじゃないすっか。
       あれって、ちゃんと意識してやらないと出来ないもんなんすよ?)」

    「(そうなのか?)

    「(そうっす。それに~男さんは歩くペースをお嬢に合わせてますしね。普通さっさ自分のペースで歩くもんですよ。)」

    「(ほうほう…。)」

    「(何マジに聞いてんすかwwwそういや先輩独身でしたねwwwうけるわwww)」

    「(しかし、このままで大丈夫なのか?お二人とも顔が暗いぞ!)」

    「(ん~…確かに、先輩の言うことも一理ありますね~。これは俺らが一肌脱ぐべきっすね!)」

    「(おぉ!で具体的にどうする?)」

    「(ま、男女の中にかけては、この合コンの鬼ことクリムゾンデーモンに任せてください!)」

    「(よしっ!じゃあ準備だ、赤鬼!)」

    「(いやwwだからwwクリムゾンデーモンですってばwww)」

    772 :

    マジで友いらねぇ

    773 :

    赤鬼さんwwwwww
    最高っすwwwwwwww

    774 :

    クリムゾンデーモンのキャラがツボったwwwwww
    すげぇ好きwwwwwwwwww

    775 = 765 :

    「ただいま~…。」

    「ただいま…。それでは私は晩ごはんを作るから…。」

    「あぁ、頼むよ。」
    ガララララッ!
    「チョリッ~ス!お嬢に男さん!わんばんこっす~!!」

    「夜分に失礼いたします!」

    「なんだよ、お前ら…」

    「まぁまぁ男さん!そんな怖い顔だめですって!スマイルスマイル!」

    「肩を組むな!」

    「お嬢、夕餉の準備はあっしがしますんで。」

    「しかしだな…」

    「お嬢もほらっ!今日は先輩に任せましょうよ!男さん、青鬼先輩の料理はマジやべぇすよ。」

    「…俺の舌は肥えてるぞ?」

    「お任せください、男殿!」

    776 = 765 :

    「おぉおお…」

    「私たちが住んでる山の幸、フルコースでございやす。」

    「流石先輩www独身長いとこうなるんすねwww…いや、まじですいません先輩。」

    「分かればいい…。」

    「それじゃあ男さん、お嬢、グラス持ちましたね?」

    「あぁ。」

    「うむ。」

    「そんじゃ乾杯ぃいいいいい!!!!」

    「「「かんぱいっ!」」」

    「ん?おい、これって酒じゃねぇか?」

    「そうっすよwww鬼特製鬼殺しですwww自殺行為www」

    「これ、結構きついな…。(鬼は大丈夫か?)」

    「zzz…zzz…」

    777 :

    続きが気になってしまう!

    778 = 764 :

    うほっ。

    779 :

    これは今日寝れない

    780 = 765 :

    「おい!鬼っ?大丈夫なのか?お前ら何飲ませたんだ!?」

    「落ち着いてください男殿!寝ているだけです!」

    「お嬢は酒に弱くて、一滴でも酒が入ると爆睡しちまうんす。」

    「それ知ってて何で酒飲ませたんだよ?」

    「男殿にお話があるからです。」

    「男同士腹割って話しましょうよってことっす。酒もありますし。」

    ~2時間後~
    「だぁかぁらぁ~、私にとってお嬢は娘みたいなものなんです、男殿!聞いてますかぁ!」

    「聞いてる聞いてる。」

    「先輩それ話すの三回目っすwww」

    「何回でも言うぞぉおおおおお!よいですか?男殿!!」

    「あぁ、聞いてやるよ。」

    781 :

    さすが赤鬼さんwwwマジパネェっすwww

    782 :

    青鬼がただのめんどくさいおっさんにwww

    784 = 765 :

    「お嬢はぁ、俺みたいなやさぐれにも、優しく接してくれる本当にいい子なんです…。」

    「分かってるよ…。」

    「いつでも他人のことを気にして、部下のことを気遣う最高の娘です…!」

    「……」

    「でも、本当は人一倍繊細で寂しがりの普通の女の子なんですよ…!」

    「それも知ってる。」

    「ですからお願いです!どうか、どうかお嬢を悲しませるようなことだけはしないでください!」

    「! 頭上げろって、青鬼!」

    「どうか…どうか……zzz…zzz」

    「え?」

    「寝ちまいましたね、先輩。」

    「そうなのか…。」

    「俺も気持ちは先輩と同じっす。男さん。」

    785 = 765 :

    「俺は元々、お嬢や女将が住んでる山の者ではなかったっす。他の村で村八分にあって逃げてきました。」

    「そんなよそ者の俺を迎え入れてくれたのは、誰でもないお嬢なんす。」

    「そうだったのか。」

    「はい。お嬢が女将に掛け合ってくれて今の仕事につけたんす。今の俺がいるのはお嬢がいたからです。」

    「……」

    「男さん、確かに鬼と結婚っていうのは難しいっすよね。でもどうか真剣に考えてやってください。」

    「鬼だからって理由でお嬢を拒まないでやって欲しいんす。一人の女の子として見てあげてください。」

    「そんなこと…!分かってる!というかむしろ俺の方が!」

    「…俺、思うんすけど恋愛ってもっと軽いもんですよ。」

    「どういう意味だ?」

    「そんな相手の為にとか一々考えなくていいんすよ。好きなら好き、それだけでいいと思うんす。」

    「…でもよ、それだったらいつか相手を傷つけるだけだろ?」

    788 = 765 :

    「傷つけあって、腹割って話し合って、許しあって、そうやって深まるんじゃないんすかね?絆って。」

    「そうかもしれないけどよ…。」

    「1番大事なのは自分の気持ちに素直になることっすよ。独占欲も愛情なんすから。」

    「お前っ!どうして!」

    「男さん見てれば分かりますってwwwモロバレwww」

    「ちっ…お前やっぱ信用なんねぇわ。」

    「サーセンwwwじゃあ俺ら帰りますんで ほら先輩www起きてください!」

    「お嬢ぉおお…」

    「この人リアルきめぇわwww後輩辞めたいwww」

    「気遣わせたな、悪かった。」

    「別にいいんすよwwwでも、もしよかったら次からはクリムゾンデーモンって呼んで…」

    「またな、赤鬼。」

    789 :

    歩道側とか歩くペースとかどっかで見たことあるな
    東鳩だっけかな

    790 :

    俺、赤鬼になら何回でも掘られてもいい

    791 = 777 :

    赤鬼さん///

    792 :

    赤鬼役は芸人の慶だな

    793 = 766 :

    さすが赤鬼だぜ

    794 = 765 :

    「うむぅ?ここは…。」

    「目、覚めたか?」

    「男?私は…どうしていたのだ?」

    「赤鬼が間違って酒飲ませてさ、寝てたんだよお前。」

    「…今日は済まなかった。やはり私は高校に通うのを止したほうがよいな…。男に迷惑かけてばかりだ。」

    「悪いのは俺だよ。お前じゃない。」

    「男が悪いわけがない!私がいたらぬことをしたのだろう?」

    「…なぁ鬼、お前が思うほど俺は完璧じゃねぇんだ。」

    「俺はさ、お前が来てから色んな自分を知った。そんで分かったことがある。」

    「実は俺って、すんげー弱い人間だったんだなって。今までの俺は強がってただけなんだ。」

    「…ぐっ…ふぐっ…うぇえ」

    「鬼!?何で泣いてんだよ!?」

    「だって私のせいで男は苦しんでいたのだろう…。私が勝手に作り上げた想像のせいで…。」

    796 :

    鬼かわいいよ鬼

    797 :

    祖先…
    …子孫

    798 = 765 :

    「違う!そんなことない!」

    「違わない!ぅぅう、男は優しいから、私の期待に応えてくれてたのに、私は…男を苦しめるだけだったなんて」

    「なに言ってんだ馬鹿!それは違うぞ!」

    「ふぇえええええ!」」

    「違うって言ってるだろ!おい、聞けよ!」

    「私は、なんという愚か者なのだぁあ…ふえええええええ!」

    「(あ~もう何でこんなことになってんだよ!ただ謝りたかっただけなのに!こうなったら…ままよ!)」
    ギュッ!!
    「お、男?」

    「泣いてもいいから、でもここでだけだ。それ以外は許さん。」

    「おっとこ…うぅう…うわっぁあああああああああああああん!」

    799 :

    くそっ、なぜ俺にはこんな嫁候補が居ないんだ・・・

    800 = 765 :

    「ふっ、ふぐっ…ぐすっ…」

    「治まったか?」

    「う、うむ。」

    「そうか。そりゃよかった。」

    「私は、心配なのだ。私のせいで男が迷惑しておらぬかと…。男は私のことを邪魔に思っているのではないかと。」

    「そんなことあるわけないだろ。」

    「しかし、学校では迷惑をかけたのだろう?だから男は怒ったのではないのか?」

    「あぁ、そのことなんだがな。えぇとな…。それはだな。」

    「はっきり言ってくれ!男よ!」

    「…分かった!言うわ!一回しか言わないからな!」

    「うむ!言ってくれ!」

    「そのだな、お前と友が話してるの見て、なんかよく分からんけどムシャクシャしたんだよ!そんだけだ!」

    「それは…その、」

    「そうだよ!所詮俺も独占欲の強い男だったってことだ!」


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