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    元スレ男「婚約者?俺に?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    401 = 371 :

    「そうなのか!豚汁は私の得意料理の一つだ!」

    「マジで!?そいつは期待してもいいのか?」

    「おぉ!期待しても大丈夫だぞ!」

    「ちなみに使う食材は?」

    「白みそに、豚肉、人参、山芋、砂糖であろう。他には」

    「いやもういい。お前が豚汁をまとも作れることはよ~く分かった!」

    「ふふんっ、そうであろう!では食材を揃えるか。」

    「豚肉はこれでいいか?」

    「…駄目だ。こっち。」

    「こちらがが259円で、そちらがが328円。私の方が安いぞ!」

    「原産国をよく見てみろ。」

    「中○産と書いておる。済まなかった男…私が間違っていた。」

    「分かればよろしい。次買いに行くぞ。」

    402 = 372 :

    その後ろでは

    「くそー男め!あんな可愛い彼女といちゃいちゃしやがってクソッ!」

    403 = 371 :

    「よしっ!買い物も終わったし!早いところ帰るか!」

    「あのだな、男。そのデパートからはもう出ているのだよな?」

    「手はまだ繋いだままかなのか?」

    「…なんだよ?嫌なのか?」

    「嫌ではない!むしろ嬉しい!でも、男は困るのだろう?」

    「銀細工の店の人にも嘘をついたし、私が婚約者だとばれるとまずいのだろう?」

    「男が嘘をつくのも分かる。鬼が婚約者などと人間からみればおかしなことだろうからな…。」

    「うるせぇ。帰るぞ。」

    「男。手は…離さぬのか?」

    「黙ってついてくればいいんだよ!(こんなときまで俺のことばっか考えやがって…!どんだけお人よしなんだよ!)」

    「男?怒っておるのか?済まなかった、また私は男を困らせているのだな。」

    「怒ってなんかねぇよ。」

    「しかし…」

    「それにな、手は俺が繋ぎたいから繋いでんだ。だからいいんだよ。」

    「…うむ。それならば仕方ないな。」

    405 = 376 :

    仕方ないな。うん

    406 = 371 :

    「「ただいまー」」

    「よしっ!それでは昼ごはんを作るか!楽しみに待っていろ男!」
    ズダダダダッ!
    「手はちゃんと洗えよ~。」

    「ふんふ~ん♪」

    「(いや~なんというかエプロン姿を後ろから眺めると、こうグッとくるものがあるなぁ)」

    「男よ!砂糖はどこにあるのだ?」

    「え?あぁ、棚の上だよ。」

    「ん?おぉここか!」

    「(手繋いで、シルバー買ってあげて、昼飯作ってもらって、おもいっきりカップルの休日だな。)」

    「(それに手を放そうと言われたとき、何だかすんげームカついたしよ。)」

    「(俺は鬼のことどう思ってんだ?そりゃ人間だったら間違いなく付き合ってるよ。でもさ。)」

    「(でも、やっぱりあいつ鬼なんだよ…俺とは根本から違うんだ。いずれ理解しあえずに別れるときがくるんじゃ?)」

    「(ご先祖と丸っきり同じこと考えてる。こんな風に桃太郎も悩んだんだろうな。)」

    「男ぉ!コンロの火はどうやって消すのだぁあ!?」

    「取っ手を逆に回すんだよ!(まぁいいや、考えんの面倒だ。多分なんとかなんだろ。)」

    407 :

    支援して寝る。

    明朝を楽しみにしておるぞ>>1よ!

    408 = 371 :

    「出来たぞ!男よ!」

    「おぉ普通の料理だ…。」

    「男!それは流石に失礼ではないか!?」

    「わりぃ。じゃあさっそくだけど食わせてもらうぞ。いただきます!」

    「うむ!どれから食べてもいいぞ!」

    「じゃあまず豚汁から…」

    「どうだろう…?」

    「美味い…いや、本当に美味しい!こんな美味い豚汁初めて食った!」

    「ほっ…。そ、そうであろう!私の自慢の一品だからな!」

    「ししゃもは…まぁこれは別にな、普通に美味しいな。」

    「そうであろう!そうであろう!」

    「お前も食べろよ。飯は誰かと食べるから美味しいんだろう?」

    409 = 376 :

    砂糖はなんに使ったんだ……

    410 = 372 :

    なにこれ羨ましい

    411 = 371 :

    「うむっ!そうであるな!では私も食べるとしようか!」
    ゴボゴボゴボっ!!
    「あ、やっぱり豚汁はすんごい沸騰してんのな…。」

    「う、うむ。男には悪いが私にはすこし温すぎるのだ。」

    「そこは気にすんな。個人の好みだからな。」

    「そうか。男は器が大きいな!」

    「お前なんでも褒めるな。」

    「夫を立てるのが妻の務めだ!」

    「微妙に意味が違うけどな。」

    412 = 371 :

    ~夜9時~

    『日曜ロードショー!今日はあの話題作が登場!全米が泣いたラブストーリーがこのあとすぐ!』

    「男よ、これを見てもいいか?」

    「見たいの?」

    「うむ!人間が作った映画はとても面白いと母上がいつも言っておってな、前々から見たいと思っていたのだ!」

    「見てていいよ。俺風呂入ってくるから。」

    「うむ!いい今日も風呂であったぞ!」

    「(はぁ~いい風呂だ。ちょこちょこ変な知識が入ってるよな、あいつ。)」

    「(あいつの母ちゃんはどこでああいう知識仕入れてるんだ?)」

    「(実は人間となんか関わりがあるんじゃないのか?)」

    「(…そういやあの映画一回見たことあるな。確か濃厚なラブシーンがあったはず。)」

    「(まぁでもゴールデンだし、多分カットしてあんだろ、さて体洗ってあがるか。)」

    414 = 371 :

    「上がったぞ~。」

    「うむ…。」

    「(すんげ―真剣に見てんな。こりゃ話かけるのよすか。)」
    ドスっ
    「よいしょっと。」

    「……」

    「(ガン見だなぁ。こいつよく見るとまつ毛長いよな。顔も整ってるし。)」

    「(でもこいつは鬼なんだ。角も生えてるし。)なぁ鬼。」

    「ん?どうした男?」

    「角触ってもいい?」

    「え!?ど、どうしても触りたいのか?」

    「うん。できれば。」

    「う、うむ。ならば触ってもよいぞ。優しく頼む…!」

    「分かった。(やっぱり生えてるよな…。)」

    「(角の有る無しだけの違いなのにな。いや、他にも色々あるけど)」

    415 = 371 :

    「っつ…!はぁ…お、男ぉお…」

    「(そんなこと気にするなって思うけどもさ、気にしないわけにもいかないよ。)」

    「うぅうう…男ぉお…頼む、もっと、優しくだぁ…」

    「(どんな形にまとまるにせよこいつを悲しませたくはないな。それは間違いない。)」

    「おっとっこ…。こ、これ以上はぁ…私の理性が」

    「(でもどうすりゃいいかなぁ~。)」

    「もうっ…限界っ!」
    ドタンっ!
    「うわっ!何すんだよ!」

    「男が悪いのだぞ…私の角をいじくりまわすから…」

    「おい、目が据わってるぞ!どうした!」

    「男が角をいじるからではないかぁ…もう私は我慢できない…」

    「え?ちょっと待て!角って何?そういう箇所なの!?」

    「体が熱くて仕方ないのだぁ…男…」

    「(テレビもラブシーンに変わってるぅうううううううう!やばい!こんななし崩し的なのは駄目だ!)」

    417 = 376 :

    ハァハァ

    418 = 371 :

    「男のせいなのだからな?私はこんなことするつもり無かったのだぞ?」

    「駄目だ!鬼!こういうのは良くない!我慢してくれ!」

    「男が触ってきたのだぞぉ。それなのに我慢しろとはあんまりではないかぁ!」

    「それに関しては全面的に俺が悪い!だから頼む!我慢してくれ!」

    「男の体は我慢したくないと言っておるぞ!」

    「(めざとく見つけやがってぇえええええええええ!)これは違う!生理現象だ!」

    「我慢などすることはないではないか…男。」

    「(やばい!こんままじゃまじでやばい!…そうだっ!)鬼、このゴルフボール思いっきり握ってみろ!」

    「なぜだ?」

    「いいから!ほらっグッと!!」
    ガリガリガガリガッ!
    「「……」」
    「さぁ男よ。愛し合おうではないか!」

    「さぁじゃねえええええええええええええ!!(ゴルフボールだからよかったものの!
      もしこれが俺のゴールデンボールだったら…!)」

    419 = 376 :

    金玉は意外と破裂しやすかったようなそうでなかったような……

    420 = 371 :

    「男が悪いのだ!だからもう男の言うことなど聞かぬ!」

    「駄目だぁあああああああああああ!」

    「逃げるな男ぉぉおおおおおおおおおおおおおお!」
    ドカーンバキーンズゴーン!!!
    ~1時間後~

    「「はぁ…はぁ…はぁ…」」

    「どうだ、治まったか?」

    「うむ、汗をかいたら普通に戻れた。済まなかった男よ…。」

    「いや、今回は全面俺が悪い。マジでごめん。」

    「私が言っておくべきだったのだ。なのに私はその、男が角をさわってくれろのを期待していた。」

    「……」

    「だから男は悪くない。悪いのは私なのだ。」

    421 = 381 :

    >>ガリガリガガリガッ!



    何が起こった

    422 = 371 :

    「あぁ~、汗でべとべとだ。風呂入りなおさなきゃな。」

    「そうであるな。風呂を沸かさなくては。」

    「お前先に入れよな。」

    「うむ。そうさせてもらう。今男が入った後の風呂に入ったらまた火照ってしまいそうだ。」

    「そういうことは言わんでよろしい」

    「うしっ、じゃあ寝るか。電気消すぞ~。」

    「うむ…」

    「男よ。」

    「ん?」

    「さっきの私は忘れてくれ…。あんな自分から迫ったりなんて!末代までの恥だ…。」

    「悪いけど忘れられそうにないな。」

    「意地悪を言わないでくれえ!男よぉ!」

    「いや、本気で忘れらそうにないよ。あんな色っぽい姿さ。」

    「むぅう~…。もう男には頼まぬ!もう寝る!おやすみなさい!」

    423 = 380 :

    おやすみなさい!

    425 :

    ドカーンバキーンズゴーン!!
    のほうが気になる

    426 :

    どう頑張ってもガッシュになってしまう

    427 :

    やっぱり激しいんだろうなぁ

    428 :

    背中引っかかれたりしたら大変なことになりそうだな

    430 :

    鬼ちゃんどんな体なのかなハアハア

    433 :

    しえん
    消えるには惜しいスレだ。
    朝まで…残っていて……く………

    434 :

    俺が起きてる間は安泰…だ…n

    435 :

    ほしゅ

    もう寝る

    437 :

    俺の中では、男=毒男、鬼=素直ヒート、鬼の母=素直クールなんだがw

    438 :

    保守なら任せろ

    439 = 435 :

    ほす

    440 :

    ほっしゅ

    441 :

    ほしゅでござる

    442 = 436 :

    ホッシュ

    443 :

    ほっほっほ

    444 = 435 :

    ほす

    445 = 435 :

    ほす

    あとはまかせた

    446 :

    「契約者?俺に?」に見えた
    ものすごい邪気眼を感じたが開いてみたらコレだよ

    447 :

    モシモシ

    保守します

    ガチャ

    449 :

    もう寝るからヒマッピーまとめよろしく


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