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元スレ唯「天下とりたい」
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唯「帰る」スタスタ
長政「唯殿!!」
唯「…!」ピタリ
唯「ごめんなさい…長政様……」
長政に呼び止められた唯は 背中を向けたまま返事をして 部屋を出て行った
長政「……唯…殿」
和「……」
和「ご、ごめんなさい!!ちょっと唯と話してきます!」ダッ
ガララッ
義景「……ふぅ」
義景「分かっただろう長政殿。信長への追撃は3日後にいいだろう」
長政「……」
義景「さ、今日はたんと飲みなされ!浅井と朝倉の繁栄を願って!!」
長政「唯殿!!」
唯「…!」ピタリ
唯「ごめんなさい…長政様……」
長政に呼び止められた唯は 背中を向けたまま返事をして 部屋を出て行った
長政「……唯…殿」
和「……」
和「ご、ごめんなさい!!ちょっと唯と話してきます!」ダッ
ガララッ
義景「……ふぅ」
義景「分かっただろう長政殿。信長への追撃は3日後にいいだろう」
長政「……」
義景「さ、今日はたんと飲みなされ!浅井と朝倉の繁栄を願って!!」
――朝倉家本館
がやがや がやがや
本館では浅井や平沢の兵士達が賑やかに騒いでいた 唯と和は武将達が座るVIP席へ向かった
しかし平沢家のVIP席は何故か周りとは違いお通夜のように静かだった
唯「りっちゃんうぃー」
律「……!」チラッ
律「唯か…」
梓「あ…」
澪「唯…」
唯「ど、どうしたのみんな?暗くない?」
紬「……」
さわこ「……」
和「…!」
和「何か…あったの?」
がやがや がやがや
本館では浅井や平沢の兵士達が賑やかに騒いでいた 唯と和は武将達が座るVIP席へ向かった
しかし平沢家のVIP席は何故か周りとは違いお通夜のように静かだった
唯「りっちゃんうぃー」
律「……!」チラッ
律「唯か…」
梓「あ…」
澪「唯…」
唯「ど、どうしたのみんな?暗くない?」
紬「……」
さわこ「……」
和「…!」
和「何か…あったの?」
>>373なんで誰もうんたんに突っ込まないの
憂「じ、実は…」
紬「…」
憂「斎藤…さんがいなくなったんです…急に」
唯「…さ、斎藤が!?」
和「うそ…」
憂「多分…逃げた秀吉を追ったんだと思う……」
唯「まさか秀吉に返り討ちにあって…!」
紬「斎藤はそんなに弱くありません!!」ガタッ
唯「ご、ごめんムギちゃん…」
紬「……いえ」
紬「…」
憂「斎藤…さんがいなくなったんです…急に」
唯「…さ、斎藤が!?」
和「うそ…」
憂「多分…逃げた秀吉を追ったんだと思う……」
唯「まさか秀吉に返り討ちにあって…!」
紬「斎藤はそんなに弱くありません!!」ガタッ
唯「ご、ごめんムギちゃん…」
紬「……いえ」
唯「そうだよね…斎藤は私たちの頼りになる強い隠密」
澪「……」
唯「でも何かあったに違いない…」
梓「…」
唯「…明日出発の際にもう一度探そう」
紬「唯ちゃん…」
さわこ「それがいいわね…」
律「出発…?」
澪「なんだ出発って」
唯「明日、美濃に帰るための出発だよ」
みんな「!!」
澪「……」
唯「でも何かあったに違いない…」
梓「…」
唯「…明日出発の際にもう一度探そう」
紬「唯ちゃん…」
さわこ「それがいいわね…」
律「出発…?」
澪「なんだ出発って」
唯「明日、美濃に帰るための出発だよ」
みんな「!!」
律「帰るって!!織田軍への追撃はないのか!?」
澪「何もしないのか…?」
梓「唯先輩は信長様のことを甘く見すぎです!!あの人を敵に回したら…!」
唯「それは義景と長政様が決めることだよ」
律「…!」
唯「私たちにはもう関係ない」
和「(…やっぱり)」
さわこ「ほ…本気なの唯ちゃん?」
唯「うん」
さわこ「浅井・朝倉の同盟なしでどうやって織田を――」
唯「それはさ」
唯「美濃に帰ってからゆっくり考えようよ♪」ニコッ
憂「お姉ちゃん…」
紬「……」
澪「何もしないのか…?」
梓「唯先輩は信長様のことを甘く見すぎです!!あの人を敵に回したら…!」
唯「それは義景と長政様が決めることだよ」
律「…!」
唯「私たちにはもう関係ない」
和「(…やっぱり)」
さわこ「ほ…本気なの唯ちゃん?」
唯「うん」
さわこ「浅井・朝倉の同盟なしでどうやって織田を――」
唯「それはさ」
唯「美濃に帰ってからゆっくり考えようよ♪」ニコッ
憂「お姉ちゃん…」
紬「……」
早朝。一乗谷には平沢の騎馬軍団がいた
たった1人の部下のために数千人が捜索を始めたのだ
唯「斎藤…生きてればいいけどなぁ…」パカラッパカラッ
紬「……」パカラッ
梓「……」パカラッ
ブオオォォォオオン♪♪
その時 山腹の方からホラ貝ギターが鳴り響いた
唯「…あれは…さわちゃん隊の…」
紬「!」パカラッパカラッ!
唯「あ!ムギちゃん待ってよ!!」
たった1人の部下のために数千人が捜索を始めたのだ
唯「斎藤…生きてればいいけどなぁ…」パカラッパカラッ
紬「……」パカラッ
梓「……」パカラッ
ブオオォォォオオン♪♪
その時 山腹の方からホラ貝ギターが鳴り響いた
唯「…あれは…さわちゃん隊の…」
紬「!」パカラッパカラッ!
唯「あ!ムギちゃん待ってよ!!」
紬「どいて!」
人(馬)だかりの出来た中を 紬は強引に前へと進んでいった
さわこ「…ムギちゃん」
律「ムギ…」
紬「…」
さわこと律が佇んでいた。その真ん中には血の水たまりの跡が出来ていた
紬「斎藤…は?」
さわこ「それが…行方不明なの」
紬「…!」
人(馬)だかりの出来た中を 紬は強引に前へと進んでいった
さわこ「…ムギちゃん」
律「ムギ…」
紬「…」
さわこと律が佇んでいた。その真ん中には血の水たまりの跡が出来ていた
紬「斎藤…は?」
さわこ「それが…行方不明なの」
紬「…!」
中房の時に歴史がこれだったら満点とる自信あるわwwwwwwwww
律「見つけたのは…斎藤のと思われる血の跡と…」
さわこ「あの人が大事にしていた…琴吹家の家紋つきの刀…」
紬「……そんな」
律「でもムギ…どこに行ったかは分からないが…斎藤は生きていると思うよ…」
紬「…うっ…うぅ…斎藤……」
さわこ「……」
澪「先生!斎藤が見つかったの!?」
和「どこ!」
澪・和・憂の3人も駆けつけた
さわこ「あの人が大事にしていた…琴吹家の家紋つきの刀…」
紬「……そんな」
律「でもムギ…どこに行ったかは分からないが…斎藤は生きていると思うよ…」
紬「…うっ…うぅ…斎藤……」
さわこ「……」
澪「先生!斎藤が見つかったの!?」
和「どこ!」
澪・和・憂の3人も駆けつけた
唯「斎藤が…いない!?」
さわこ「えぇ。恐らく斎藤執事はここで誰かと闘って……」
さわこ「誰かに助けられたか…連れていかれたか……」
憂「…そんな」
唯「斎藤……」
その後 斎藤の捜索は続いたが 最後まで見つからなかった
さわこ「えぇ。恐らく斎藤執事はここで誰かと闘って……」
さわこ「誰かに助けられたか…連れていかれたか……」
憂「…そんな」
唯「斎藤……」
その後 斎藤の捜索は続いたが 最後まで見つからなかった
唯「…」
律「唯?」
唯「(長政様…迎えにきてくれなかった…)」
律「おい唯!」
唯「はっ!」ビクッ
唯「な、何だいりっちゃん?」
律「さっきからどうしたんだよ。ずっと朝倉家の方角見て」
唯「あ…いや…何でもない…」
律「…?」
律「…ならもう行くぞ」パカラッパカラッ
唯「う、うん…」くるっ
平沢軍の背中には 勝者が背負うべきものが見られなかった
何のための戦だったかも分からなかったのである………
律「唯?」
唯「(長政様…迎えにきてくれなかった…)」
律「おい唯!」
唯「はっ!」ビクッ
唯「な、何だいりっちゃん?」
律「さっきからどうしたんだよ。ずっと朝倉家の方角見て」
唯「あ…いや…何でもない…」
律「…?」
律「…ならもう行くぞ」パカラッパカラッ
唯「う、うん…」くるっ
平沢軍の背中には 勝者が背負うべきものが見られなかった
何のための戦だったかも分からなかったのである………
こんにちは
今年平沢家に入学してきた中野梓です
一乗谷奇襲騎馬大作戦(仮名)で平沢家に捕まって
平沢家の家臣となりました
……したんですが
紬「ごはんよ~♪」
唯「やった~♪ご飯ご飯~♪」
律「いぇーい♪今日もご飯明日もご飯♪」
梓「何コレ」
今年平沢家に入学してきた中野梓です
一乗谷奇襲騎馬大作戦(仮名)で平沢家に捕まって
平沢家の家臣となりました
……したんですが
紬「ごはんよ~♪」
唯「やった~♪ご飯ご飯~♪」
律「いぇーい♪今日もご飯明日もご飯♪」
梓「何コレ」
梓「(沢庵味噌汁に沢庵漬け…沢庵お茶漬けに沢庵炒め……)」
梓「(…沢庵ばかりだ!)」ガーン
唯「んまんま♪」ボリボリ
梓「……」
因みに私は唯先輩に気に入られて側近となり、食事は唯先輩の横で食べられる
唯「ん?あずにゃん食べないの?」
梓「い、いや…ちょっと…」
美濃は楽でいいんだけれども……
和「美味しい♪」ボリボリ
紬「ホント?良かったわ♪」
少し不安です………
梓「(…沢庵ばかりだ!)」ガーン
唯「んまんま♪」ボリボリ
梓「……」
因みに私は唯先輩に気に入られて側近となり、食事は唯先輩の横で食べられる
唯「ん?あずにゃん食べないの?」
梓「い、いや…ちょっと…」
美濃は楽でいいんだけれども……
和「美味しい♪」ボリボリ
紬「ホント?良かったわ♪」
少し不安です………
ここに来てから早1ヶ月
正直不満は山ほどある
梓「こんにちはー!」
律「お、元気いっぱいだな」
梓「はい!放火練習が待ち遠しかったです!!」
律「それじゃ早速…」
唯「うん!」
梓「(さっそく練習するのね)」
律「将棋をするか!」
唯「今度こそ負けないからね!」
梓「(えーっ!?)」
正直不満は山ほどある
梓「こんにちはー!」
律「お、元気いっぱいだな」
梓「はい!放火練習が待ち遠しかったです!!」
律「それじゃ早速…」
唯「うん!」
梓「(さっそく練習するのね)」
律「将棋をするか!」
唯「今度こそ負けないからね!」
梓「(えーっ!?)」
あの一乗谷から1ヶ月。斎藤が消えた悲しみは決して癒えないが、気にしてる場合ではない
周りは織田や徳川、更に武田など敵だらけ
ようやく一致団結し始めた平沢家
梓「(でも…仕事ぶりからしたらムギ先輩や和先輩、澪先輩はちゃんとやってるし…)」
梓「(お憂の方はお姫様なのに家事やってるし…)」
梓「(……でも先生は一日中寝てる…)」
梓「(唯先輩は律先輩と毎日将棋……)」
梓「何だろうこれ…」
周りは織田や徳川、更に武田など敵だらけ
ようやく一致団結し始めた平沢家
梓「(でも…仕事ぶりからしたらムギ先輩や和先輩、澪先輩はちゃんとやってるし…)」
梓「(お憂の方はお姫様なのに家事やってるし…)」
梓「(……でも先生は一日中寝てる…)」
梓「(唯先輩は律先輩と毎日将棋……)」
梓「何だろうこれ…」
――耕地
澪「だからこのぐらいがちょうどいいと思うよ」
和「なるほど…わかったわ澪!ありがとう!」タッタッタッ
澪「頑張って!」
梓「…」
澪「…ふぅ…疲れたなぁ」ノビー
梓「か、肩揉みましょうか…?」
澪「わっ!」ビクッ
澪「な、なんだ梓か…。脅かすなよ全く…」
梓「澪先輩は今何をしてるんですか?」
澪「ん?見ての通り耕地整理だよ」
梓「耕地…ここで何を作るんですか?」
澪「沢庵だよ」
澪「だからこのぐらいがちょうどいいと思うよ」
和「なるほど…わかったわ澪!ありがとう!」タッタッタッ
澪「頑張って!」
梓「…」
澪「…ふぅ…疲れたなぁ」ノビー
梓「か、肩揉みましょうか…?」
澪「わっ!」ビクッ
澪「な、なんだ梓か…。脅かすなよ全く…」
梓「澪先輩は今何をしてるんですか?」
澪「ん?見ての通り耕地整理だよ」
梓「耕地…ここで何を作るんですか?」
澪「沢庵だよ」
沢庵ばっかりいい加減にしてwwwww
沢庵ってそんな貴重なの?
沢庵ってそんな貴重なの?
梓「た、沢庵ですか…。この国は沢庵が好きですね…」
澪「うん…まぁ一応美濃の特産品だしな…」
梓「でも…毎日食べてると飽きませんか?」
澪「た、確かに飽きるな…あれは…」
梓「……」
梓「澪先輩はすごい出来る文官なのに何でこんなやる気のない平沢家にいるんですか?」
澪「…ん?」
梓「澪先輩は他国から誘われたり…すると思うんですが」
澪「うん…まぁ一応美濃の特産品だしな…」
梓「でも…毎日食べてると飽きませんか?」
澪「た、確かに飽きるな…あれは…」
梓「……」
梓「澪先輩はすごい出来る文官なのに何でこんなやる気のない平沢家にいるんですか?」
澪「…ん?」
梓「澪先輩は他国から誘われたり…すると思うんですが」
澪「う~ん…確かに他国も魅力的だよね…(怖くていけるか!)」
律「あーそんなこと言っていいのかなー」
梓「…!」くるっ
澪「わっ//律いたのかよ!!」
律「澪が最後に寝小便垂れたのは―――」
澪「あーーっ!!」
梓「……」
梓「(弱み握られてるのかな…?)」
律「あーそんなこと言っていいのかなー」
梓「…!」くるっ
澪「わっ//律いたのかよ!!」
律「澪が最後に寝小便垂れたのは―――」
澪「あーーっ!!」
梓「……」
梓「(弱み握られてるのかな…?)」
澪「てゆうか何で律がここにいるんだよ!」
律「へ?」
澪「訓練は!?最強騎馬軍団の名が泣くぞ?」
律「今日は休みなのだ!」
梓「今日は…?」
澪「ま、まぁ別にいいけど仕事の邪魔はするなよ!」
律「ラジャー!」
澪「全く…」スタスタ
梓「…行っちゃった」
律「へ?」
澪「訓練は!?最強騎馬軍団の名が泣くぞ?」
律「今日は休みなのだ!」
梓「今日は…?」
澪「ま、まぁ別にいいけど仕事の邪魔はするなよ!」
律「ラジャー!」
澪「全く…」スタスタ
梓「…行っちゃった」
律「……」
梓「……(律先輩…いつも陽気な人だけど……)」
律「そういえば梓っていつ武将になったの?」
梓「えっと…小4くらいからです」
梓「親が代々今川家の家臣だったのでその影響で…」
律「すげーサラブレッドだ!!」
律「…って今川!?あの今川のことか!?」
梓「は、はい…今は無き今川です…」
律「というと梓が織田軍にいたのって…」
梓「捕らえられて……そのまま織田家に……」
律「そっかぁー…大変だったな梓…」
梓「…い、いえ///」
梓「……(律先輩…いつも陽気な人だけど……)」
律「そういえば梓っていつ武将になったの?」
梓「えっと…小4くらいからです」
梓「親が代々今川家の家臣だったのでその影響で…」
律「すげーサラブレッドだ!!」
律「…って今川!?あの今川のことか!?」
梓「は、はい…今は無き今川です…」
律「というと梓が織田軍にいたのって…」
梓「捕らえられて……そのまま織田家に……」
律「そっかぁー…大変だったな梓…」
梓「…い、いえ///」
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