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    元スレ唯「天下とりたい」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - BL + - DTB + - けいおん! + - ガンダム + - ゲス + - ハルヒ + - 帰ってきた憂 + - 恋姫 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「天下とりたい」
     
    「何寝ぼけてんですか殿は」
     
    「小国の小大名のくせして生意気ですよ」
     
    「そうだぞ~唯。毎度ながら変な夢は捨てるもんだ」ボリボリ
     
    「……あの~…りっちゃん?一応私お殿様なんだけどなぁ…」
     
    「ん?」
     
    「寝そべってお菓子食べるの止めようね?ここ殿中だし」
     
    「ん~分かった」ボリボリ
     
    「……」 

    4 = 1 :

    「北に朝倉。南に今川。東に武田。西に浅井」 
     
    「こんなのに囲まれて天下なんて取れるわけないだろ?」
     
    「私たちはぺこぺこ頭下げてまったりしてるのが一番ですよ♪」ニコッ
     
     
    「実際今川に恭順してるしな」
     
    「で、でも…」
     
    「しっかし今日も眠いな~…」ムニャムニャ
     
    「り、りっちゃん!!」
     
    「んあ…?」

    「ちゃんと軍の訓練やってよ!恩給支払ってるんだから!!」
     
    「明日頑張るよ」ゴロゴロ
     
    「……」

    5 :

    大名みたいな格好してる唯を想像したら萌えた

    6 = 1 :

    ―――沢庵城
     
    「全く!!みんなやる気がないんだよやる気が!!」プンプン
     
    「みんなやる気になれば天下の1つや2つ軽くとれるのに…!」ズカズカ 
     
    「まぁ…確かに武員は少ないけど…」
     
    「…ムギちゃんというお財布もあるし!」
     
    「……でも天下ってどうやって取るんだろ?」 
     
    さわ「私に任せなさい♪」
     
    「さわちゃん!?」

    7 = 1 :

    ――山中さわこ。我が平沢家の家臣である
     
    家中一番の曲者で、敵だけでなく味方からも恐れられている
     
    さらに老将ながら呪文や妖術も使えるらしく………
     
    さわ「ちょっと~…私老将じゃないわよ」
     
    「でもやっぱり老けてるよねさわちゃん」
     
    さわ「…」
     
    さわ「ま、斬り捨てたい気持ちは心の中で抑えといてあげるわ」
     
    「(……一応お殿様なんだけどな私…)」

    8 :

    ん?城の名前・・・見間違いだなきっと

    9 = 1 :

    さわ「唯ちゃん…天下が欲しい?」
     
    「欲しい!!」
     
    さわ「ふふ…そうこなくっちゃね」
     
    さわ「でも今の平沢家には到底無理だわ」
     
    「…う」
     
    さわ「まずは国力をつけないとね」
     
    「ほぅほぅ」

    10 = 1 :

    さわ「そしたら今川家を利用する」
     
    「いまがわを…?」
     
    さわ「そうよ、とことん利用するのよ」
     
    「で、でもどうやって……」
     
    さわ「政略結婚がいいわね」
     
    「そ、それって憂を今川家に……」
     
    さわ「そういうことになるわね」
     
    「………なるほど」
     
    「(後で憂にいいかどうか聞いてみよ…)」

    11 = 1 :

    「~♪」
     
    斎藤「お憂の方」
     
    「はい?あら…斎藤さん」
     
    斎藤「呼び捨てで構いません」
     
    「何か用ですか斎藤?」
     
    斎藤「唯様がお呼びでございます」
     
    「お姉ちゃんが?何かしら……」
     
    斎藤「それでは『唯の部屋』でお待ちしております」

    12 :

    期待してみる

    13 = 1 :

    「レボリューション!!!」
     
    「は?」
     
    「下克上だよりっちゃん!!」
     
    「え?」
     
    「私たち平沢家は一致団結して天下をとることを誓います!!」
     
    「また始まった…」
     
    「りっちゃん!りっちゃんはこれから軍事の指導を頼むよ!!」
     
    「へ?」

    14 :

    織田家…のポジションになるのか?

    15 = 1 :

    「ゆ、唯…?」
     
    「そして澪ちゃんは外交!」ビシッ
     
    「はぁ?」
     
    「そろそろ周りの国にも目を向けないとね!!」
     
    「が、外交なんて無理だよそんなの!!////」アタフタ
     
    さわ「唯ちゃん…ここは適性が…」
     
    「う~ん…そうか~。澪ちゃん恥ずかしがり屋さんだもんね」
     
    「う、うるさいです殿は!!」
     
    「じゃ澪ちゃんは頭いいから内政頼むよ!」
     
     
    「そ、それなら何とか…」

    17 = 1 :

    「それじゃムギちゃんが外交ね」
     
    「あいあいさー♪」
     
    「賄賂なり何なり色々使って頑張って!」
     
    「わかったわ♪(何なり…)」
     
    「斎藤は情報収集ね!」
     
    「この時代、情報を制する者が天下を制するからね!」
     
    斎藤「はっ!琴吹家御庭番の実力を示したく思います!!」
     
    「うんうん」

    18 :

    ここまであずにゃん無しか

    19 = 1 :

    「あれ…さわちゃんは?」
     
    さわ「私は軍師だから仕事はやらないのよ」
     
    「あれ…軍師は私じゃないんですか?」
     
    さわ「え?」
     
    「さわこ先生いっつも寝てるから私が任命された筈ですが……前の代の時に…」
     
    さわ「……」
     
    「……」
     
    「ま、まぁそれはともかくこうして一致団結出来たわけだし…!」
     
    「ちょっとお姉ちゃん!?」
     
    「ん?何だい妹よ?」

    20 = 1 :

    「いきなりこんな集会なんかしてどうしたの!?」
     
    「…全国制覇」
     
    「え?」
     
    「お父さん達の代ではやり遂げられなかったことを…私がやってみたいんだ…」
     
    「お姉ちゃん…」
     
    「でも皆さんが…」チラッ
     
    「まぁここまで言われたら仕方ないな」スクッ
     
    「?」
     
    「二本槍の律。力になるぜ」
     
    「りっちゃん!!」

    21 = 1 :

    「わ、私も…」
     
    「!」
     
    「戦いは苦手だけど…作戦立てたりなら…///」
     
    「澪ちゃん!」
     
    「…!」チラッ
     
    「お金なら任しといて♪」
     
    「!」
     
    斎藤「私は紬お嬢様の仰せのままに…」
     
    「みんな…!」
     
    「うそ…」

    23 = 1 :

    さわ「その意気やよしっ!!」
     
    「ひっ!」ビクッ
     
    さわ「お憂の方…唯ちゃんは本気よ…」
     
    「うんうん」
     
    「……そんな」
     
    「私…戦争なんて嫌です…」
     
    「……」
     
    「でもな憂ちゃん…」そっ
     
    「律」ガシッ
     
    「…!」

    24 :

    これは、機体

    25 = 1 :

    「……こんないきなり…」
     
    さわ「お憂の方…(これは政略結婚は難しそうね…)」
     
    「……」
     
    「……憂」
     
    「…分かりました!私、皆さんと一緒に戦います!!」
     
    さわ「へ?」
     
    「お、お憂の方…?」 
     
    「お姉ちゃんのためなら馬にだって乗ります!!」
     
    「え…あ、そう?ありがとうね憂…」
     
    「うん!頑張ろうねお姉ちゃん♪」
     
    みんな「………」
     
    こうして平沢家は役割分担をし、天下へ一歩踏み込んだのであった

    26 = 1 :

    早いけどちょっと休憩
     
    残ってたら9時に書きます

    27 :

    面白そうだがちゃんと終わらせる事ができるか不安

    28 :

    おういwww

    29 :

    織田か斎藤か

    30 :

    しかし城下町には!

    32 = 1 :

    田井中律。代々平沢家に使える田井中家随一の猛将。唯とは幼い頃から遊び仲間であり、その絆は深い
     
    「ほら~!そこで構えだ馬鹿たれ!」
     
    「ひいぃ~~っ」
     
    紬の資金で雇われた兵を訓練するのが律の仕事  
     
    律のそのスパルタから兵士は恐れ「鬼の二本槍」のあだ名がついた

    33 :

    りっちゃん利家か

    34 = 1 :

    秋山澪。出身は農民である。幼い頃から学問を修めるため近くの寺で修行していた
     
    幼なじみでもある律の推挙により、十歳の頃に平沢家の家臣となった
     
    二代目の平沢唯は澪を文官として重用している
     
     
    「ふぅ…まだまだこの荒地は開発できるな…」 
     
    澪はその優れた才能を農地の開発や商業の奨励、民政などに発揮した
     
    そのおかげで平沢家は随分豊かになった

    35 = 16 :

    のぶやぼ!

    37 :

    せんごく!

    38 = 1 :

    琴吹紬。元は公家(貴族)だったが、『面白そうだから』という理由で平沢家の家臣となった
     
    平沢家が今までぐうたら出来たのは琴吹家の莫大な財産のお陰である
     
    また紬は、持ち前の温和さと、先が読めぬポーカーフェイスで外交に大きく貢献した
     
    1560年には浅井家と同盟を結べた
     
    「えへへ…長政様かっこよかったなぁ~//」
     
    「弱冠15歳の大名か…確かにすごい方だよな…」
     
    「おいおい~。そんなんじゃ浅井に寝首かかれるぞ唯」
     
    「むっ!長政様はそんなことしないもん!!」

    39 = 1 :

    さわ「しかしムギちゃんグッチョブね!」
     
    「唯だけだったら戦争になってたかもしれないからな」
     
    「長政様も意外に乗り気でしたので♪」
     
    「やっぱり長政様かっこいいよ~///」
     
    「(あとで長政殺すか)」

    40 = 37 :

    格好良い長政=無双のブロンドランス

    41 = 1 :

    平沢憂。戦国時代の武家に生まれた女性だが、姉の唯が理解者であり、人質に出されることも御家の道具として扱われることもなかった
     
    また今川家に恭順した時、一目惚れした義元が結婚を申し込むが軽く断ったという
     
    「ういー。ようかん~」
     
    「もぉ。お姉ちゃんさっき食べたでしょ?」
     
    「うぅ…」

    42 = 1 :

    執事斎藤。紬と唯に絶対的な忠誠を誓っており、いざとならば自らの死も受け止める覚悟の隠密頭 
     
    情報収集に長けており、そのおかげで平沢家は周りの様子が手にとるように分かった
     
     
     
    時は戦国。一国一城の主である平沢家。その美濃に変化が起きたのは1560年のことだった

    43 = 1 :

    ―――1560。沢庵城
     
     
    斎藤「唯様っ!!」ガラッ 
     
    「はいはぃ?」
     
    「あ、斎藤さんも将棋やる?澪が弱くてさ~~」
     
    「将棋は飛車角落ちだたらだろ!!」ゴンッ
     
    斎藤「聞いて下さい!!織田家が…!!」
     
    さわ「…!」ピクリ
     
    「?」

    44 :

    1600年 その時、歴史が動いた…!

    45 = 1 :

    斎藤「織田信長が桶狭間で今川義元を破りました!!」
     
    澪・紬・さわこ「!!」 
     
    「あ!りっちゃんそれ私のようかんだよ~!」 
     
    「いいだろ~1つくらい~」
     
    「……そんな馬鹿な…今川が…?」
     
    さわ「今川義元は!?」
     
    斎藤「う、討ち取られたようです…」
     
    「そんな…!」

    46 :

    憂、嫁入りせんでよかったな

    47 = 1 :

    あの名門の今川家が、平沢家までとは言わないが小大名である織田家に敗れたのだ
     
    あっという間の出来事に援軍も出せなかった平沢家
     
    「ど…どうするんだ?今から援軍を…」
     
    さわ「もう遅いわ…今から行っても…」
     
    「そんな…」
     
    「……」
     
    「…ここは殿様に決めてもらうしかないな」
     
     
    「ふぇ?」

    48 :

    太閤立志伝は本当にはまった…
    コーエーは信長の野望と太閤立志伝製作に専念してほしい。

    49 = 1 :

    「む、無理だよ私そんな…!」
     
    さわ「唯ちゃん。あなた『誓いの日』に言ったわよね……」
     
    「…な、何を」
     
    さわ「………」
     
    さわ「…覚えてないけど…それらしいこと」  
    「……」
     
    「決めれるのは唯ちゃんだけよ」
     
    「お姉ちゃん!」
     
    「う…(どうしよう…)」
     
     
    安価+2 
    ①すぐに織田家と同盟を組む 
     
    ②歴史に名を残すため、朝廷に献上を装った無礼講ダンス


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