私的良スレ書庫
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元スレ妹「ああっ…おにぃ…あっ!」
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ほ
ところで最近二日から三日に変わった気がするのです。スレ落ち
ところで最近二日から三日に変わった気がするのです。スレ落ち
ぎゃあああ>>390とり損ねた
誰かもう一度上げてください(´;ω;`)
誰かもう一度上げてください(´;ω;`)
あれ、もうこんな時間
予告通り22時からはじめます
20分前に来て、まだかいやって、あんたじじいですか
予告通り22時からはじめます
20分前に来て、まだかいやって、あんたじじいですか
<第六夜>
切なすぎて涙が止まらない。リナのことを考えるだけで涙が出てくる。
日曜の昼。朝までリナは俺のベッドの上にいた。
それが今はいない。いないと言っても、壁一枚隔てただけの隣の部屋にいるのに。
それなのに、なぜかしら、俺の目から涙が止まらない。
リナが好きで好きでたまらない。リナ、リナ、と呻きながら俺は泣いている。
俺はどうしちまったんだ。この感情を抑えることができない。
何かがおかしくなった。リナはすぐそこにいるのに。隣の部屋に戻っただけなのに。
俺はいてもたってもいられなくなって、リナの部屋へと向かう。
「リナ…うわぁっ…ううっ…、リナ…だいすきだ…だいすきだって…」
「おにぃ、泣いちゃったんだね。来てくれて嬉しいよ」
リナは机の上に広げていた書き物をしまい、俺の肩を抱く。
「うっ…うっ…うっ…、もう…ううっ…なんだか…わからないよっ、
なんで…こんな…泣いてるのか」
「うん。うん。うん。泣いちゃっていいからね」
切なすぎて涙が止まらない。リナのことを考えるだけで涙が出てくる。
日曜の昼。朝までリナは俺のベッドの上にいた。
それが今はいない。いないと言っても、壁一枚隔てただけの隣の部屋にいるのに。
それなのに、なぜかしら、俺の目から涙が止まらない。
リナが好きで好きでたまらない。リナ、リナ、と呻きながら俺は泣いている。
俺はどうしちまったんだ。この感情を抑えることができない。
何かがおかしくなった。リナはすぐそこにいるのに。隣の部屋に戻っただけなのに。
俺はいてもたってもいられなくなって、リナの部屋へと向かう。
「リナ…うわぁっ…ううっ…、リナ…だいすきだ…だいすきだって…」
「おにぃ、泣いちゃったんだね。来てくれて嬉しいよ」
リナは机の上に広げていた書き物をしまい、俺の肩を抱く。
「うっ…うっ…うっ…、もう…ううっ…なんだか…わからないよっ、
なんで…こんな…泣いてるのか」
「うん。うん。うん。泣いちゃっていいからね」
リナは俺をベッドに連れて行き、自分はベッドに腰掛ける。
俺はリナの膝の上にもたれかかり、あたかも耳掃除をされる
ような格好で、リナに突っ伏している。嗚咽が止まらない。
「うん。うん。わかるから。わからないけど、ほんとにわかるから。そうなるのは」
とリナは俺をなぐさめてくれる。なおも激しく泣く俺。
「いいの。いいの。出しちゃうの。全部出しちゃって。
あれ。いっしょだね、出しちゃうのって。うん。うん。
リナがしぼり出してあげるから。ふふ。大丈夫。大丈夫」
「止められ…ないんだよ…涙が…襲ってきて…ヘンだよ…」
「固まってたのが、溶けてきたんだよね。溶けてきただけだから
全部流しちゃうの。だいたい1時間でおさまるから」
俺は自分にぐわっと襲いかかる涙の波間から、ちょっとずつリナの言葉が
入ってくるのがわかるようになる。しかし、高波はやまない。
「私もそうだった。急にくるんだよね。止められないのが。
おにぃにうつっちゃったかな。ふふ。悲しいけど、ちょっと嬉しいかもよ」
俺はリナの膝の上にもたれかかり、あたかも耳掃除をされる
ような格好で、リナに突っ伏している。嗚咽が止まらない。
「うん。うん。わかるから。わからないけど、ほんとにわかるから。そうなるのは」
とリナは俺をなぐさめてくれる。なおも激しく泣く俺。
「いいの。いいの。出しちゃうの。全部出しちゃって。
あれ。いっしょだね、出しちゃうのって。うん。うん。
リナがしぼり出してあげるから。ふふ。大丈夫。大丈夫」
「止められ…ないんだよ…涙が…襲ってきて…ヘンだよ…」
「固まってたのが、溶けてきたんだよね。溶けてきただけだから
全部流しちゃうの。だいたい1時間でおさまるから」
俺は自分にぐわっと襲いかかる涙の波間から、ちょっとずつリナの言葉が
入ってくるのがわかるようになる。しかし、高波はやまない。
「私もそうだった。急にくるんだよね。止められないのが。
おにぃにうつっちゃったかな。ふふ。悲しいけど、ちょっと嬉しいかもよ」
少しずつ、ほんの少しずつ、俺の胸の中の激しい揺動がおさまっていく。
リナは、この感情と付き合う方法をよく知っているようで、
俺を安心させてくれる。
「びっくりしたでしょ。なんで泣いちゃうかって。理由なんてないから。
私は地震って呼んでるの。地震、いつ起こるかわからないでしょ。
突然グラッと来るの。もう慣れちゃったけど、ああ来た、助けてって
思うの。それからね、揺れがだんだんおさまってくるんだけど、
何度も何度も余震が来るの。そのうち止んできて、だいたい1時間で終わるの」
そうなんだろう、きっと。俺の余震も少しずつ小さくなっているようだ。
「それからね、地震の後はぼーっとしちゃうから、お茶を飲むの。
これはリナちゃんルールね」
「リナ…お前すごいよ…ほんとにすごい…」
「わかったら、部屋に戻りなさい。私まだこれからやることあるから。シッシッ」
と、俺を手で払う仕草をしてから、チュッとしてくれた。
リナは、この感情と付き合う方法をよく知っているようで、
俺を安心させてくれる。
「びっくりしたでしょ。なんで泣いちゃうかって。理由なんてないから。
私は地震って呼んでるの。地震、いつ起こるかわからないでしょ。
突然グラッと来るの。もう慣れちゃったけど、ああ来た、助けてって
思うの。それからね、揺れがだんだんおさまってくるんだけど、
何度も何度も余震が来るの。そのうち止んできて、だいたい1時間で終わるの」
そうなんだろう、きっと。俺の余震も少しずつ小さくなっているようだ。
「それからね、地震の後はぼーっとしちゃうから、お茶を飲むの。
これはリナちゃんルールね」
「リナ…お前すごいよ…ほんとにすごい…」
「わかったら、部屋に戻りなさい。私まだこれからやることあるから。シッシッ」
と、俺を手で払う仕草をしてから、チュッとしてくれた。
キスされたことで、また俺のスイッチが入ってしまった。
「リナ…ううっ…だいすきだよ。けっこん…したいのに…できないんだよ…」
うわあーっとした感情が襲ってきて、自分でも思いもよらない言葉が
出てきてしまった。俺の中にこんな気持ちがあったのか。いつ。どこから。
「あー、まだ出きってなかったね。うんうん。もうちょっとだから。
リナが全部出させてあげるから」
その後も、わけのわからない言葉がたくさん出てきた。ユカのことも出てきた。
お前は日曜に自分の好きなことをやってるが、俺は日曜に何をすればいいんだとか、
俺はいつでもお前のこと好きだったとか、もっと錯乱した言葉の数々が。
「よしよしよしよし」
リナはただ、何も言わずに、よしよししてくれる。何も言わないでいいと
いうことをわかっている。ただ吐き出させればいい。ただ吐き出せればいい。
そして10分ぐらいで、俺の余震がおさまった。何回か深く息をついてから言う。
「水飲んでくる。ごめんな、リナ。邪魔しちゃって」
「リナ…ううっ…だいすきだよ。けっこん…したいのに…できないんだよ…」
うわあーっとした感情が襲ってきて、自分でも思いもよらない言葉が
出てきてしまった。俺の中にこんな気持ちがあったのか。いつ。どこから。
「あー、まだ出きってなかったね。うんうん。もうちょっとだから。
リナが全部出させてあげるから」
その後も、わけのわからない言葉がたくさん出てきた。ユカのことも出てきた。
お前は日曜に自分の好きなことをやってるが、俺は日曜に何をすればいいんだとか、
俺はいつでもお前のこと好きだったとか、もっと錯乱した言葉の数々が。
「よしよしよしよし」
リナはただ、何も言わずに、よしよししてくれる。何も言わないでいいと
いうことをわかっている。ただ吐き出させればいい。ただ吐き出せればいい。
そして10分ぐらいで、俺の余震がおさまった。何回か深く息をついてから言う。
「水飲んでくる。ごめんな、リナ。邪魔しちゃって」
俺は部屋に戻った。リナの言うとおり、ただひたすらぼーっとしていた。
考えというものが湧いてこない。クリアな気分というわけでもない。
ただぼーっとしているだけなのだ。
すると、リナが俺の部屋にちょっと顔を出した。
「おにぃ、出かけてくるね。夕方には戻ってくるから」
と言って、俺に投げキッスをした。ぼーっとしていて、まともな反応ができない。
「んあ」
リナは出かけて行った。普段なら別に俺に断って出かけることもなく、
勝手に出ていくのだが。俺も、しばらくしてから、「出かけるか」と
思い立ち、近所をぶらぶらすることにした。もちろん、特になんのアテもない。
駅前商店街の喫茶店に入った。リナの教えに従って、紅茶を頼んでみた。
何の変哲もない紅茶だったが、リナの愛を感じた。俺は相変わらず
ぼーっとしてたのだが、その時一瞬だけ、涙が出そうになった。
考えというものが湧いてこない。クリアな気分というわけでもない。
ただぼーっとしているだけなのだ。
すると、リナが俺の部屋にちょっと顔を出した。
「おにぃ、出かけてくるね。夕方には戻ってくるから」
と言って、俺に投げキッスをした。ぼーっとしていて、まともな反応ができない。
「んあ」
リナは出かけて行った。普段なら別に俺に断って出かけることもなく、
勝手に出ていくのだが。俺も、しばらくしてから、「出かけるか」と
思い立ち、近所をぶらぶらすることにした。もちろん、特になんのアテもない。
駅前商店街の喫茶店に入った。リナの教えに従って、紅茶を頼んでみた。
何の変哲もない紅茶だったが、リナの愛を感じた。俺は相変わらず
ぼーっとしてたのだが、その時一瞬だけ、涙が出そうになった。
>497 4年もこの固定でいたら変えられないものなんス
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