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元スレキョン「……また同じ日の繰り返しか…」
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「だが……」
俺は古泉が作成した既出リストを眺めて反駁した。
「これを見る限り、ハルヒはこれまでのループで、
十分すぎるほどの苦痛を与えられていると思うぞ」
罵詈雑言を浴びせたり皆で一斉に無視したりと精神的にハルヒを痛めつけ、
世界が作り替えられるほどの閉鎖空間を発生させたこともあった。
正常な今の俺が信じられないほど残虐な方法でハルヒを殺したこともあった。
けど、そんな仕打ちをされてなお、ハルヒはループを終わらせなかった。
単純にハルヒを虐げるだけではダメなんだ。
もっと、もっと別のやり方でハルヒを……。
「ちっ」
こめかみに掌を打ち付ける。
俺は何を考えているんだ。
どんな理由があってもハルヒを傷つけることは正当化できない。
一瞬だけでもその方法を良しとした己に悪寒が走る。
これは俺の理性や道徳観が壊れかけている兆候なのだろうか。
視線を上げれば、切れ長の瞳に光を灯した古泉が、微笑みを取り戻していた。
何か思いついたのか、と尋ねることが出来なかった。
訊いてしまったが最後、古泉が俺の知らない古泉に変貌するような予感がしていた。
俺は古泉が作成した既出リストを眺めて反駁した。
「これを見る限り、ハルヒはこれまでのループで、
十分すぎるほどの苦痛を与えられていると思うぞ」
罵詈雑言を浴びせたり皆で一斉に無視したりと精神的にハルヒを痛めつけ、
世界が作り替えられるほどの閉鎖空間を発生させたこともあった。
正常な今の俺が信じられないほど残虐な方法でハルヒを殺したこともあった。
けど、そんな仕打ちをされてなお、ハルヒはループを終わらせなかった。
単純にハルヒを虐げるだけではダメなんだ。
もっと、もっと別のやり方でハルヒを……。
「ちっ」
こめかみに掌を打ち付ける。
俺は何を考えているんだ。
どんな理由があってもハルヒを傷つけることは正当化できない。
一瞬だけでもその方法を良しとした己に悪寒が走る。
これは俺の理性や道徳観が壊れかけている兆候なのだろうか。
視線を上げれば、切れ長の瞳に光を灯した古泉が、微笑みを取り戻していた。
何か思いついたのか、と尋ねることが出来なかった。
訊いてしまったが最後、古泉が俺の知らない古泉に変貌するような予感がしていた。
11時過ぎ。古泉と長門と別れた俺は自転車を押して歩いていた。
あれから実行に移せそうな案は生まれなかった。
いや、違うな。
古泉あたりは何か思いついていたようだが、言葉にせず、
淡々と自分の中で考えを纏めているようだった。
時々、意識とは無関係に歩みが止まりそうになる。
ループの始点についてはっきりしたことは知らないが、
このまま初期化されてもいいような退廃的な感覚に包まれていた。
四辻で朝比奈さんと出会う、その時までは。
「キョンくん……」
「朝比奈さん? いったい今までどこにいたんですか」
「ごめんなさい」
「心配してたんですよ。
もちろん古泉や長門のやつも心配してました」
「だから、ごめんなさい」
前触れなしに、朝比奈さんが撓垂れかかってくる。
柔らかい感触が、体温が、俺の理性の螺旋を緩めていく。
あれから実行に移せそうな案は生まれなかった。
いや、違うな。
古泉あたりは何か思いついていたようだが、言葉にせず、
淡々と自分の中で考えを纏めているようだった。
時々、意識とは無関係に歩みが止まりそうになる。
ループの始点についてはっきりしたことは知らないが、
このまま初期化されてもいいような退廃的な感覚に包まれていた。
四辻で朝比奈さんと出会う、その時までは。
「キョンくん……」
「朝比奈さん? いったい今までどこにいたんですか」
「ごめんなさい」
「心配してたんですよ。
もちろん古泉や長門のやつも心配してました」
「だから、ごめんなさい」
前触れなしに、朝比奈さんが撓垂れかかってくる。
柔らかい感触が、体温が、俺の理性の螺旋を緩めていく。
「本当は逃げ出したかったの。
どんなにわたしたちが頑張ったところで、無駄なんじゃないかって。
そう考えることを止めることが出来なかった。
それにね、」
朝比奈さんの濡れた瞳が至近距離から俺を見上げる。
「明日になれば記憶を全て失っているかもしれないと思うと、怖くてたまらなかったんです。
今こうして生きている自分が、なんだかすごく儚い生き物みたいに思えてきて……」
「その気持ちは分かります」
「慰めてもらってばかりでごめんなさい。
キョンくんはすごいです。
わたしより記憶を引き継げる確率が低いのに、ちっともその事実を怖れていないんだもの」
「それは違います。俺だってびびってますよ」
「そうは見えないです」
見る物全ての保護欲をそそる泣き笑いの表情。
軽く押せば倒れてしまいそうなほど華奢な体。
今なら憧れの先輩朝比奈さんも、簡単に俺に靡くだろう。
しかし数時間前に聞いた長門の言葉が、心に警鐘を鳴らしていた。
『朝比奈みくるはループを重ねることで、刹那的な愉楽を求める傾向にある』
完成しているプロットを膨らませる形式で投下しているからこれが限界速度
遅く感じる人には悪いが
どんなにわたしたちが頑張ったところで、無駄なんじゃないかって。
そう考えることを止めることが出来なかった。
それにね、」
朝比奈さんの濡れた瞳が至近距離から俺を見上げる。
「明日になれば記憶を全て失っているかもしれないと思うと、怖くてたまらなかったんです。
今こうして生きている自分が、なんだかすごく儚い生き物みたいに思えてきて……」
「その気持ちは分かります」
「慰めてもらってばかりでごめんなさい。
キョンくんはすごいです。
わたしより記憶を引き継げる確率が低いのに、ちっともその事実を怖れていないんだもの」
「それは違います。俺だってびびってますよ」
「そうは見えないです」
見る物全ての保護欲をそそる泣き笑いの表情。
軽く押せば倒れてしまいそうなほど華奢な体。
今なら憧れの先輩朝比奈さんも、簡単に俺に靡くだろう。
しかし数時間前に聞いた長門の言葉が、心に警鐘を鳴らしていた。
『朝比奈みくるはループを重ねることで、刹那的な愉楽を求める傾向にある』
完成しているプロットを膨らませる形式で投下しているからこれが限界速度
遅く感じる人には悪いが
>>514
1日が終わらないから未来はないはず
1日が終わらないから未来はないはず
俺は僅かに朝比奈さんから距離を取った。
泣き笑いの表情がとたんに消え失せる。
「キョンくん。わたしね、こう思うようになったんです」
次に朝比奈さんが浮かべた表情に、俺は前々回のループで出会った、
性格の変貌した朝比奈さんの片鱗を感じ取った。
「明日が来ないなら、世界がリセットされてしまうなら、
今のわたしの行動が、次の世界に影響を与えることはない。
わたしは記憶を引き継ぐかもしれないけど、それ以外は何もかもふりだしに戻る。
そうでしょう?」
「え、ええ……」
「とするなら、わたしが行動することと何も行動しないことは、イコールで結べるということになるわ。
結果が同じなんだもの。ねえ、キョンくん?
わたしの言ってること、どこか間違ってる?」
口調が乱れはじめる。
俺は危険を感じてさらに距離を取った。
泣き笑いの表情がとたんに消え失せる。
「キョンくん。わたしね、こう思うようになったんです」
次に朝比奈さんが浮かべた表情に、俺は前々回のループで出会った、
性格の変貌した朝比奈さんの片鱗を感じ取った。
「明日が来ないなら、世界がリセットされてしまうなら、
今のわたしの行動が、次の世界に影響を与えることはない。
わたしは記憶を引き継ぐかもしれないけど、それ以外は何もかもふりだしに戻る。
そうでしょう?」
「え、ええ……」
「とするなら、わたしが行動することと何も行動しないことは、イコールで結べるということになるわ。
結果が同じなんだもの。ねえ、キョンくん?
わたしの言ってること、どこか間違ってる?」
口調が乱れはじめる。
俺は危険を感じてさらに距離を取った。
みくるのセリフの最後あたりから桜色の魔力光がちらつくんだが気のせいか?
朝比奈さんは一瞬俺を追いかけて蹈鞴を踏み、両腕で自分を抱きすくめた。
異様な雰囲気が薄くなる。
「わたし、自分で自分が怖いんです。
このまま記憶を引き継ぎ続ければ、
いつか本当に長門さんの観測した"わたし"になっていくような気がして。
キョンくん、正直に言ってください。
わたしがさっき言ったことは間違ってる?」
結果が同じなら過程が違えどイコールで結ぶことができる、と朝比奈さんは言った。
論理的にはイエスだが、倫理的にはノーだ。
それに朝比奈さんを否定すれば、
朝比奈さんが狂気に侵されつつあることを認めることにもなる。
どの答えが正解なんだ。何が正しくて、何が間違っている?
「…………」
俺が黙っていると、朝比奈さんは見ているこっちが切なくなるような微笑を浮かべて言った。
「引き継げたり引き継げなかったり……。
ループする度、絶対に記憶を失えばいいのに。
そうすればわたしたちがこうやって悩むこともなく、
みんな永遠に楽しく過ごせたのに。
キョンくんはそう思いませんか」
異様な雰囲気が薄くなる。
「わたし、自分で自分が怖いんです。
このまま記憶を引き継ぎ続ければ、
いつか本当に長門さんの観測した"わたし"になっていくような気がして。
キョンくん、正直に言ってください。
わたしがさっき言ったことは間違ってる?」
結果が同じなら過程が違えどイコールで結ぶことができる、と朝比奈さんは言った。
論理的にはイエスだが、倫理的にはノーだ。
それに朝比奈さんを否定すれば、
朝比奈さんが狂気に侵されつつあることを認めることにもなる。
どの答えが正解なんだ。何が正しくて、何が間違っている?
「…………」
俺が黙っていると、朝比奈さんは見ているこっちが切なくなるような微笑を浮かべて言った。
「引き継げたり引き継げなかったり……。
ループする度、絶対に記憶を失えばいいのに。
そうすればわたしたちがこうやって悩むこともなく、
みんな永遠に楽しく過ごせたのに。
キョンくんはそう思いませんか」
>>522
奇遇だな、俺もそんな気がする
奇遇だな、俺もそんな気がする
書き溜めなしからこの早さで書けるのはすごいと思う
展開も面白いし
ただ乗っ取り方が信じられないくらい強引だが
展開も面白いし
ただ乗っ取り方が信じられないくらい強引だが
「俺は………」
俺は本心ではどう思っているんだろう。
望んだ覚えもないのに、記憶を引き継ぐ可能性を寄与された。
その可能性を積み重ねたところで、あるのは心労と諦観だけ。
記憶の引き継ぎもなく、既視感も覚えずにループしている一般人の方がよっぽど幸せではないだろうか。
悩み苦しむ代償として、刹那的な愉悦に酔うことは、間違っていないのではないか……。
「すみません」
背を向けて、自転車に跨る。
これ以上いると、朝比奈さんの雰囲気に流されてしまいそうだ。
振り返らずにひたすらペダルをこぐ。
どれだけの時間走っていたのだろう。
俺は異常に気付いた。
左右の景色が流れない。
足がちっとも疲れていない。
世界が停滞している。
静寂の中で、両脇に並んだ街灯が奏でる「ぶーん」という音が際立っている。
不意にその音がやむ。
辺りが暗闇に包まれる。
俺は本心ではどう思っているんだろう。
望んだ覚えもないのに、記憶を引き継ぐ可能性を寄与された。
その可能性を積み重ねたところで、あるのは心労と諦観だけ。
記憶の引き継ぎもなく、既視感も覚えずにループしている一般人の方がよっぽど幸せではないだろうか。
悩み苦しむ代償として、刹那的な愉悦に酔うことは、間違っていないのではないか……。
「すみません」
背を向けて、自転車に跨る。
これ以上いると、朝比奈さんの雰囲気に流されてしまいそうだ。
振り返らずにひたすらペダルをこぐ。
どれだけの時間走っていたのだろう。
俺は異常に気付いた。
左右の景色が流れない。
足がちっとも疲れていない。
世界が停滞している。
静寂の中で、両脇に並んだ街灯が奏でる「ぶーん」という音が際立っている。
不意にその音がやむ。
辺りが暗闇に包まれる。
次に瞼が光を感じたとき、世界は既に一周していた。
記憶はある。
が、最初に引き継いだことを知覚したときに感じた喜びは、もうどこにもなかった。
朝比奈さんに感化されつつあると自覚しながら、どうすることもできない。
俺の中には『記憶をリセットされていれば良かった』と考える俺が確かに存在している。
自分を誤魔化すことはできない。
飛ぶように時間が過ぎていった。
時間に価値が見出せない。
このループする世界では、時間に掛け替えはある。
昼休み。ハルヒは前回のループとは違って弁当は持参してこなかったようで、
授業が終わるとすぐに食堂へ走っていった。
国木田と谷口に断りを入れて、部室へ向かう。
「お待ちしていましたよ」
「………」
古泉と長門の二人は既に坐って待っていた。
朝比奈さんはやはり来ていない。
「記憶は引き継げたようだな」
「ええ、幸運にも。そういうあなたも引き継げたようで、なによりです」
古泉は完全に爽やかスマイルを取り戻していた。
昨日胸のうちに溜めていた考えが纏まったのだろうか。
記憶はある。
が、最初に引き継いだことを知覚したときに感じた喜びは、もうどこにもなかった。
朝比奈さんに感化されつつあると自覚しながら、どうすることもできない。
俺の中には『記憶をリセットされていれば良かった』と考える俺が確かに存在している。
自分を誤魔化すことはできない。
飛ぶように時間が過ぎていった。
時間に価値が見出せない。
このループする世界では、時間に掛け替えはある。
昼休み。ハルヒは前回のループとは違って弁当は持参してこなかったようで、
授業が終わるとすぐに食堂へ走っていった。
国木田と谷口に断りを入れて、部室へ向かう。
「お待ちしていましたよ」
「………」
古泉と長門の二人は既に坐って待っていた。
朝比奈さんはやはり来ていない。
「記憶は引き継げたようだな」
「ええ、幸運にも。そういうあなたも引き継げたようで、なによりです」
古泉は完全に爽やかスマイルを取り戻していた。
昨日胸のうちに溜めていた考えが纏まったのだろうか。
>>528
人の乗っ取ってしかも1のもそれなりに需要あるのに1に断りもなく設定借りて続けるのはすごいよな
人の乗っ取ってしかも1のもそれなりに需要あるのに1に断りもなく設定借りて続けるのはすごいよな
どっちも面白いから困る
どっちも見たいからこそ>>1が来たらスレ分けてほしいんだけど
どっちも見たいからこそ>>1が来たらスレ分けてほしいんだけど
「"昨日"の夜、朝比奈さんに会ったよ」
ループの仕組みが分かっている古泉と長門には、
"昨日"という言葉の意味を説明する必要がない。
「どこで出会ったのですか?」
「帰り道の四つ角にいた。
今から思えば、俺がやってくるのを待っていたのかもしれない」
「自惚れかもしれませんよ」
「さあな」
冗談を言えるほどに古泉の精神は回復しているみたいだな。
「朝比奈さんはお前の予想どおり、かなり精神的に参っているようだった」
「今朝彼女の教室に出向いたところ、欠席されていました。
彼女も記憶を引き継いでいると考えてよさそうですね」
朝比奈さんの記憶がリセットされていれば、
些細な既視感を覚えながらも、普通に登校して授業を受けるはずだ。
ループの仕組みが分かっている古泉と長門には、
"昨日"という言葉の意味を説明する必要がない。
「どこで出会ったのですか?」
「帰り道の四つ角にいた。
今から思えば、俺がやってくるのを待っていたのかもしれない」
「自惚れかもしれませんよ」
「さあな」
冗談を言えるほどに古泉の精神は回復しているみたいだな。
「朝比奈さんはお前の予想どおり、かなり精神的に参っているようだった」
「今朝彼女の教室に出向いたところ、欠席されていました。
彼女も記憶を引き継いでいると考えてよさそうですね」
朝比奈さんの記憶がリセットされていれば、
些細な既視感を覚えながらも、普通に登校して授業を受けるはずだ。
>>537
もともといた1に出てけと言うのもすごい話だな
もともといた1に出てけと言うのもすごい話だな
>>539
逆だよ
逆だよ
くだらない話でスレを消費すんな
同時進行で読み分ける頭くらいあんだろお前等も
同時進行で読み分ける頭くらいあんだろお前等も
代行の話しも凄く面白いんだが、もし>>1のプロットと被りまくりだったら……
途中からこれだけ話を膨らませられる代行の人は素直にすごいと思う
「朝比奈さんのことは心配ですが、
僕たちにはそれよりも優先すべきことがあります」
古泉はおもむろに指を組み合わせ、
「ループの終了条件を満たす方法について、僕は一つの試案を練りました。
さきほど長門さんに確認を取ったところ、これは今までのループ世界に存在しなかった、
画期的な案だというお墨付を戴きました」
「話してくれ」
「勿体振ったりはしませんよ。
いいですか。僕たちはこれまでに、涼宮さんを精神的に肉体的に傷つけてきた。
結果はいずれも同じです。どのような形で巨大な閉鎖空間を発生させても、
どのような方法で涼宮さんを殺めても、世界は平然とループしました。
そこで僕は気付いたんですよ。
涼宮さんが受けた苦痛は、この永遠とも言えるループの視点から見れば、一時的なものに過ぎません。
宇宙の歴史から見れば地球の歴史なんて一年のうちの一秒にも満たない、という喩えと同じですよ」
僕たちにはそれよりも優先すべきことがあります」
古泉はおもむろに指を組み合わせ、
「ループの終了条件を満たす方法について、僕は一つの試案を練りました。
さきほど長門さんに確認を取ったところ、これは今までのループ世界に存在しなかった、
画期的な案だというお墨付を戴きました」
「話してくれ」
「勿体振ったりはしませんよ。
いいですか。僕たちはこれまでに、涼宮さんを精神的に肉体的に傷つけてきた。
結果はいずれも同じです。どのような形で巨大な閉鎖空間を発生させても、
どのような方法で涼宮さんを殺めても、世界は平然とループしました。
そこで僕は気付いたんですよ。
涼宮さんが受けた苦痛は、この永遠とも言えるループの視点から見れば、一時的なものに過ぎません。
宇宙の歴史から見れば地球の歴史なんて一年のうちの一秒にも満たない、という喩えと同じですよ」
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