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元スレシャル「……子供、出来ちゃった……」
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シャル「一夏」
一夏「ん? どうした?」
シャル「……ちょっと、大事な話があるんだ。今日の放課後、いい?」
一夏「今じゃ駄目なのか?」
シャル「うん……本当に大事な話だから、二人の時じゃないと駄目」
一夏「分かった。じゃあ部屋で待ってるからな」
シャル「……ありがとう、一夏」
一夏「ん? どうした?」
シャル「……ちょっと、大事な話があるんだ。今日の放課後、いい?」
一夏「今じゃ駄目なのか?」
シャル「うん……本当に大事な話だから、二人の時じゃないと駄目」
一夏「分かった。じゃあ部屋で待ってるからな」
シャル「……ありがとう、一夏」
一夏「それで、話ってなんだ?」
シャル「え、えっと……」
一夏「あ、今度の週末の約束か? いいぜ、勿論シャルの為に空けるからな」
シャル「それは……嬉しいんだけど、そうじゃなくて」
一夏「?」
シャル「あ、あのね一夏?」
シャル「……妊娠、しちゃったんだ。僕」
一夏「え……」
シャル「え、えっと……」
一夏「あ、今度の週末の約束か? いいぜ、勿論シャルの為に空けるからな」
シャル「それは……嬉しいんだけど、そうじゃなくて」
一夏「?」
シャル「あ、あのね一夏?」
シャル「……妊娠、しちゃったんだ。僕」
一夏「え……」
一夏「ほ、本当なのか?」
シャル「……うん。こんなこと、冗談じゃ言わないよ」
一夏「……」
シャル「僕は……堕ろしたくない」
シャル「一夏を好きになって、好きになってもらえて、こうしてこの子を身籠った事を、否定したくないんだ」
シャル「だから、この学園を出ていく」
一夏「ちょ、ちょっと待てよシャル」
シャル「……バレたら、一夏に迷惑が掛かるよ」
シャル「……うん。こんなこと、冗談じゃ言わないよ」
一夏「……」
シャル「僕は……堕ろしたくない」
シャル「一夏を好きになって、好きになってもらえて、こうしてこの子を身籠った事を、否定したくないんだ」
シャル「だから、この学園を出ていく」
一夏「ちょ、ちょっと待てよシャル」
シャル「……バレたら、一夏に迷惑が掛かるよ」
一夏「迷惑なんて……!」
シャル「……嘘だよね、一夏。すっごく堕ろさせたそうな顔してた」
シャル「だよね。でも、一夏は何もしなくていい」
シャル「折角この学園に入れたんだから、わざわざ人生を棒に振ることなんてないよ」
一夏「そ、それはシャルだって同じだろ……!?」
シャル「でも僕は……絶対にこの子を育てる。僕が守るんだ」
シャル「……だから一夏。別れよう?」
シャル「こんな重い女とは別れて、素敵な相手を見つけてね?」
シャル「……嘘だよね、一夏。すっごく堕ろさせたそうな顔してた」
シャル「だよね。でも、一夏は何もしなくていい」
シャル「折角この学園に入れたんだから、わざわざ人生を棒に振ることなんてないよ」
一夏「そ、それはシャルだって同じだろ……!?」
シャル「でも僕は……絶対にこの子を育てる。僕が守るんだ」
シャル「……だから一夏。別れよう?」
シャル「こんな重い女とは別れて、素敵な相手を見つけてね?」
一夏「……」
シャル「……うん。ありがとう一夏」
一夏「……」
シャル「この事は二人だけの秘密だから、一夏は誰にも責められない」
シャル「一夏は……気にしないでいいんだよ」
一夏「……俺はっ」
シャル「っ……! さ、さよならっ!!!」ダッ
一夏「あ……」
シャル「……うん。ありがとう一夏」
一夏「……」
シャル「この事は二人だけの秘密だから、一夏は誰にも責められない」
シャル「一夏は……気にしないでいいんだよ」
一夏「……俺はっ」
シャル「っ……! さ、さよならっ!!!」ダッ
一夏「あ……」
シャル「はっ……はぁっ……」タタタタタ
シャル(これでいいんだよね、こういう時は堕ろすのが普通らしいし)
シャル(産もうとする僕は、おかしいんだ。だからここを離れなくちゃ)
シャル(きっと一夏は、幸せになるよ。あんな素敵な女の子が、周りに4人もいるし)
シャル(今度は多分……節度ある付き合いをして、卒業してから幸せな家庭を築いたりするんだろうなぁ)
ドンッ
シャル「いたっ……」
千冬「まったく……廊下を走るな、デュノア」
シャル「す、すみません」
シャル(これでいいんだよね、こういう時は堕ろすのが普通らしいし)
シャル(産もうとする僕は、おかしいんだ。だからここを離れなくちゃ)
シャル(きっと一夏は、幸せになるよ。あんな素敵な女の子が、周りに4人もいるし)
シャル(今度は多分……節度ある付き合いをして、卒業してから幸せな家庭を築いたりするんだろうなぁ)
ドンッ
シャル「いたっ……」
千冬「まったく……廊下を走るな、デュノア」
シャル「す、すみません」
シャル(危ない……負担を掛けるような事は避けなくちゃ……!)
千冬「どうした、どこかぶつけたか?」
シャル「い、いえ、なんでもないです。ぼーっとしててすみませんでした」
千冬「以後、気を付けるように」
シャル「はい」
千冬「……それと、涙を拭け」
シャル「え……?」
千冬「またあの愚弟か?」
千冬「どうした、どこかぶつけたか?」
シャル「い、いえ、なんでもないです。ぼーっとしててすみませんでした」
千冬「以後、気を付けるように」
シャル「はい」
千冬「……それと、涙を拭け」
シャル「え……?」
千冬「またあの愚弟か?」
シャル「い、いえ、一夏は関係ないです!」
千冬「嘘をつくな。こういう場合は大抵アイツが原因だろう」
シャル「……一夏の悪口を言わないでください!!!」
千冬「なっ……!?」
シャル「……失礼しますっ」ダッ
千冬「ま、待て!」
千冬「嘘をつくな。こういう場合は大抵アイツが原因だろう」
シャル「……一夏の悪口を言わないでください!!!」
千冬「なっ……!?」
シャル「……失礼しますっ」ダッ
千冬「ま、待て!」
シャル(何やってるんだろう、僕。織斑先生にあんな態度なんて……)
シャル(すぐに退学届を提出して……期限はなるべく早い方がいい)
シャル(家の事情と言えば、ある程度の無茶は通せるはず)
シャル(そうだ、もう荷物も纏めておかないと……)
シャル(すぐに退学届を提出して……期限はなるべく早い方がいい)
シャル(家の事情と言えば、ある程度の無茶は通せるはず)
シャル(そうだ、もう荷物も纏めておかないと……)
シャル「……」ゴソゴソ
ラウラ「シャルロット、何をしているんだ?」
シャル「……びっくりさせないでよラウラ」
ラウラ「別に驚かせるつもりはなかったのだが……掃除か?」
シャル「うん、そんなところ」ポイ
シャル(あ、これ一夏に選んでもらった服だ……)
シャル(『似合ってる』って顔真っ赤にしながら言ってくれた)
シャル(付き合う前まではサラッと言ってたのになぁ、それなりには意識してくれてたのかな)
ラウラ「シャルロット、何をしているんだ?」
シャル「……びっくりさせないでよラウラ」
ラウラ「別に驚かせるつもりはなかったのだが……掃除か?」
シャル「うん、そんなところ」ポイ
シャル(あ、これ一夏に選んでもらった服だ……)
シャル(『似合ってる』って顔真っ赤にしながら言ってくれた)
シャル(付き合う前まではサラッと言ってたのになぁ、それなりには意識してくれてたのかな)
>>24ありがとう、ありがとう
もっとくれ
もっとくれ
>>24
誰が馬鹿だコラズベ公ぶち殺されてーのかコラ電球突っ込んでドリブルすんぞコラ
誰が馬鹿だコラズベ公ぶち殺されてーのかコラ電球突っ込んでドリブルすんぞコラ
千冬「一夏の子を身籠っただと。死ぬ覚悟はできてるのか」ボゴォッ
シャル「い、痛い、おりむらせんせい、やめてください。ぼくといちかの・・こどもが・・しんじゃう
」
千冬「よかったじゃないか、堕胎する必要がなくなったじゃないか。」
シャル「い、痛い、おりむらせんせい、やめてください。ぼくといちかの・・こどもが・・しんじゃう
」
千冬「よかったじゃないか、堕胎する必要がなくなったじゃないか。」
ラウラ「……随分捨てる物が多いな」
シャル「これで良いんだよ。要らない物はしっかり決めないと」
ラウラ「……何か、あったのか?」
シャル「……何も」
ラウラ「そうか……」
シャル「……」
ラウラ「……」
シャル「……ラウラ」
ラウラ「何だ?」
シャル「どうして、そう思ったの?」
シャル「これで良いんだよ。要らない物はしっかり決めないと」
ラウラ「……何か、あったのか?」
シャル「……何も」
ラウラ「そうか……」
シャル「……」
ラウラ「……」
シャル「……ラウラ」
ラウラ「何だ?」
シャル「どうして、そう思ったの?」
ラウラ「掃除は大いに構わないが、乱暴さが見えたからな」
ラウラ「少しではあるが、シャルロットらしくないと思った」
シャル「あはは、なるほど」
シャル「ラウラは僕のこと、よく見てるんだね」
ラウラ「当然だろう」
シャル「嬉しいよ。僕もラウラの事、もうちょっと見てあげられてればよかった」
ラウラ「?」
シャル「……何でもないっ」
ラウラ「少しではあるが、シャルロットらしくないと思った」
シャル「あはは、なるほど」
シャル「ラウラは僕のこと、よく見てるんだね」
ラウラ「当然だろう」
シャル「嬉しいよ。僕もラウラの事、もうちょっと見てあげられてればよかった」
ラウラ「?」
シャル「……何でもないっ」
ラウラ「そうか。では私も手伝うぞ。何か出来ることはあるか?」
シャル「と言っても、ほとんど終わっちゃったよ」
ラウラ「じゃあゴミ出しをしてこよう。これで全てか?」
シャル「うん、ありがとうラウラ」
ラウラ(荷物の整理、か。必要最低限の物しか持たない私には、あまり馴染の無い行為だ)
ラウラ(しかし……何故これほどの量を……)
キラッ
ラウラ「……これは!?」
ラウラ「シャルロット!!!」
シャル「あ、おかえり、早かったね?」
ラウラ「それどころではない! これが、ゴミ袋の中に入っていたぞ!」
ラウラ「何を呆けているんだ……自身のISを間違って捨てるなど……!」
シャル「……慌ててたよ。気付いてくれてありがとう、ラウラ」
ラウラ「シャルロット……今日はもう休んだ方がいい。さすがの私も、見ていて怖いものがある」
シャル「うん……そうするよ」
シャル「あ、おかえり、早かったね?」
ラウラ「それどころではない! これが、ゴミ袋の中に入っていたぞ!」
ラウラ「何を呆けているんだ……自身のISを間違って捨てるなど……!」
シャル「……慌ててたよ。気付いてくれてありがとう、ラウラ」
ラウラ「シャルロット……今日はもう休んだ方がいい。さすがの私も、見ていて怖いものがある」
シャル「うん……そうするよ」
ラウラ「それと、なんだ。腹でも下しているのか? さっきからずっと押さえて」
シャル「ち、違う! 気のせいだから!」
シャル「寝るから! おやすみラウラ!」
ラウラ「あ、ああ……」
ラウラ(どこが、『何もない』だ。恍けるつもりなら、もっとうまく隠せ……)
ラウラ(原因は……嫁か?)
シャル「ち、違う! 気のせいだから!」
シャル「寝るから! おやすみラウラ!」
ラウラ「あ、ああ……」
ラウラ(どこが、『何もない』だ。恍けるつもりなら、もっとうまく隠せ……)
ラウラ(原因は……嫁か?)
シャル「既成事実既成事実既成事実既成事実既成事実既成事実既成事実既成事実既成事実既成事実既成事実」
ラウラ「セシリア、鈴。嫁の部屋の前で何をやっている?」
鈴「ちょっと遊びにきてやったんだけど……」
セシリア「一夏さん、体調が優れないようですわ。看病を申し出ましたのに、迷惑は掛けられないと……」
ラウラ「そうか、退いてくれ」
セシリア「ちょ、ちょっと人の話を聞いていまして!? 一夏さんは……」
ラウラ「本当にそうなら、頭を下げて非礼を詫びればいい」
ラウラ「嫁よ」
一夏「ラウラ……?」
ラウラ「単刀直入に聞こう。シャルロットと何かあったのか?」
鈴「ちょっと遊びにきてやったんだけど……」
セシリア「一夏さん、体調が優れないようですわ。看病を申し出ましたのに、迷惑は掛けられないと……」
ラウラ「そうか、退いてくれ」
セシリア「ちょ、ちょっと人の話を聞いていまして!? 一夏さんは……」
ラウラ「本当にそうなら、頭を下げて非礼を詫びればいい」
ラウラ「嫁よ」
一夏「ラウラ……?」
ラウラ「単刀直入に聞こう。シャルロットと何かあったのか?」
一夏「何も、ない」
ラウラ「そうか、嘘だな。私に通じると思うな」
ラウラ「言うつもりはないのか?」
一夏「……」
ラウラ「私としては、出来るなら、何とかしてやりたいのだが」
一夏「……確かに、あった」
ラウラ「内容は?」
一夏「……言えない。シャルと俺の大事な問題だ。二人で話し合って解決したい」
ラウラ「そうか、嘘だな。私に通じると思うな」
ラウラ「言うつもりはないのか?」
一夏「……」
ラウラ「私としては、出来るなら、何とかしてやりたいのだが」
一夏「……確かに、あった」
ラウラ「内容は?」
一夏「……言えない。シャルと俺の大事な問題だ。二人で話し合って解決したい」
セシリア(二人で話し合って……? それは親密なお話ということ!?)
鈴(い、いつの間に……!)
ラウラ「信じて、いいのか?」
一夏「原因は俺なんだ。んなこと言えるわけねえだろ。努力はするけどさ」
ラウラ「……なら、任せよう。シャルロットを頼むぞ」
一夏「だからそれを止めろって……」
一夏(……俺も、ちゃんと向き合わないとな……)
鈴(い、いつの間に……!)
ラウラ「信じて、いいのか?」
一夏「原因は俺なんだ。んなこと言えるわけねえだろ。努力はするけどさ」
ラウラ「……なら、任せよう。シャルロットを頼むぞ」
一夏「だからそれを止めろって……」
一夏(……俺も、ちゃんと向き合わないとな……)
一夏「シャル……居るか?」コンコン
シャル『……どうぞ』
シャル「もー、女の子の部屋を訪ねるなんて、皆に勘違いされたらどうするの?」
シャル「箒達が黙ってないよ?」
一夏「……そういうこと言うの、やめろよ……」
シャル『……どうぞ』
シャル「もー、女の子の部屋を訪ねるなんて、皆に勘違いされたらどうするの?」
シャル「箒達が黙ってないよ?」
一夏「……そういうこと言うの、やめろよ……」
シャル「……もう決めたから。変えるつもりはないよ」
シャル「第一、一夏とはもう別れたんだから関係ないでしょ? 口出しはしないで欲しいんだ」
シャル「何なら誓約書を書いてもいいよ。『養育費とかを請求しません』って」
一夏「俺はそんな事を言いに来たんじゃない!」
シャル「……じゃあ何……」
一夏「責任を取る」
シャル「第一、一夏とはもう別れたんだから関係ないでしょ? 口出しはしないで欲しいんだ」
シャル「何なら誓約書を書いてもいいよ。『養育費とかを請求しません』って」
一夏「俺はそんな事を言いに来たんじゃない!」
シャル「……じゃあ何……」
一夏「責任を取る」
一夏「中退して、働き口を探す。それで、俺がシャルと子供を養うから」
シャル「……別にいいよ、責任なんて。責めないって言ってるでしょ?」
シャル「子供を結婚の理由に使われても、全然嬉しくないから」
一夏「シャル……」
シャル「付き合ってもいない女にプロポーズって、どうかしてるよ。一夏」
シャル「話は終わり? 僕、ちょっと気分が悪いから、もういいかな?」
シャル「……別にいいよ、責任なんて。責めないって言ってるでしょ?」
シャル「子供を結婚の理由に使われても、全然嬉しくないから」
一夏「シャル……」
シャル「付き合ってもいない女にプロポーズって、どうかしてるよ。一夏」
シャル「話は終わり? 僕、ちょっと気分が悪いから、もういいかな?」
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