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元スレ魔法少女「どうして男の人なのに魔法を!?」童貞「……」
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童貞「俺には女友達もいた、別に俺は引きこもりでもなかった」
童貞「しかし俺はとうとう童貞で30を迎えた」
童貞「手に入ったのはタバコに火をつける程度の魔力」
童貞「こんなものじゃ思い出も焼けない・・・」
童貞「しかし俺はとうとう童貞で30を迎えた」
童貞「手に入ったのはタバコに火をつける程度の魔力」
童貞「こんなものじゃ思い出も焼けない・・・」
>>805
保守ついでにちょっとだけ。
魔法少女「あなた、他の童貞魔法使いとは違うわね」
童貞「俺はだらだらと遊んでただけだ、何も感じずに30になった」
魔法少女「そう、じゃぁその力を捨て、素人童貞を選びなさい。たったそれだけのために死にたくないでしょう?」
童貞『○○君っていい人だよね(オフ・ザ・サブジェクト)』
魔法少女「消えた!?・・・たったアレだけの魔力で『対象外』魔法をつかうなんて・・・」
保守ついでにちょっとだけ。
魔法少女「あなた、他の童貞魔法使いとは違うわね」
童貞「俺はだらだらと遊んでただけだ、何も感じずに30になった」
魔法少女「そう、じゃぁその力を捨て、素人童貞を選びなさい。たったそれだけのために死にたくないでしょう?」
童貞『○○君っていい人だよね(オフ・ザ・サブジェクト)』
魔法少女「消えた!?・・・たったアレだけの魔力で『対象外』魔法をつかうなんて・・・」
魔法少女「見つけた! 貴方ね? 無差別に人を襲う通り魔は」
童貞「君は誰かな?」
魔法少女「魔法少女。正義の味方よ」
童貞「はじめまして。童貞です」
魔法少女「ふざけてるの? まぁ、いいわ。貴方を拘束します!」
童貞「ひどいな。俺は別に悪いことをしているつもりは無いんだけど」
魔法少女「人を襲うことが、悪いことじゃなくて何なの」
童貞「さぁ? 君にとって都合の悪いことと、俺にとって悪いことはまた別ものってことかな」
魔法少女「もういい。話は後で聞いたげる! ファイヤ――」
童貞「『上履きは常に持ち歩く(悪意への自衛)』」
魔法少女「打ち消された……? まさか」
童貞「『誰も見つけてくれない暴力(ダレカタスケテ)』」
魔法少女「きゃっ! なんで、男の人が魔法を……」
童貞「さぁ、何でだろうね?」
童貞「君は誰かな?」
魔法少女「魔法少女。正義の味方よ」
童貞「はじめまして。童貞です」
魔法少女「ふざけてるの? まぁ、いいわ。貴方を拘束します!」
童貞「ひどいな。俺は別に悪いことをしているつもりは無いんだけど」
魔法少女「人を襲うことが、悪いことじゃなくて何なの」
童貞「さぁ? 君にとって都合の悪いことと、俺にとって悪いことはまた別ものってことかな」
魔法少女「もういい。話は後で聞いたげる! ファイヤ――」
童貞「『上履きは常に持ち歩く(悪意への自衛)』」
魔法少女「打ち消された……? まさか」
童貞「『誰も見つけてくれない暴力(ダレカタスケテ)』」
魔法少女「きゃっ! なんで、男の人が魔法を……」
童貞「さぁ、何でだろうね?」
童貞「鬱々と憎悪と悲しみを溜め込んだから?」
童貞「30にもなって童貞だから?」
童貞「使いもしないのに包茎手術を行い、しかも失敗したから?」
童貞「あるいは、全部が原因かも知れないし、全く関係ない要因があったかもしれない」
童貞「でも、結果は一言で言える。俺は魔法を使えるようになった。過去の傷を開くことによって発動する、闇の魔法が」
魔法少女「そんな……」
童貞「ああ、俺のつまらない人生でも、君を驚かせるくらいはできるんだね」
魔法少女「認めるわけにはいかない! 魔法は、人の希望を形にするものなんだから!」
童貞「うん。認めて欲しいなんて思ってないよ。ただ、せめて放っておいて欲しいんだ」
童貞「30にもなって童貞だから?」
童貞「使いもしないのに包茎手術を行い、しかも失敗したから?」
童貞「あるいは、全部が原因かも知れないし、全く関係ない要因があったかもしれない」
童貞「でも、結果は一言で言える。俺は魔法を使えるようになった。過去の傷を開くことによって発動する、闇の魔法が」
魔法少女「そんな……」
童貞「ああ、俺のつまらない人生でも、君を驚かせるくらいはできるんだね」
魔法少女「認めるわけにはいかない! 魔法は、人の希望を形にするものなんだから!」
童貞「うん。認めて欲しいなんて思ってないよ。ただ、せめて放っておいて欲しいんだ」
魔法少女「放っておいて欲しいなら、なんで犯罪なんて」
童貞「君はきっと信じないよ。俺が何を言ってもね」
魔法少女「言葉に出してもいないくせに、何が分かるの!」
童貞「言葉にするのも疲れるほど、過去を積み重ねたんだよ」
童貞「ごめん、逃げるよ? 『安らぎは妄想にしかない(ここへ帰る)』」
魔法少女「待ちなさい! ……逃げられた」
童貞「君はきっと信じないよ。俺が何を言ってもね」
魔法少女「言葉に出してもいないくせに、何が分かるの!」
童貞「言葉にするのも疲れるほど、過去を積み重ねたんだよ」
童貞「ごめん、逃げるよ? 『安らぎは妄想にしかない(ここへ帰る)』」
魔法少女「待ちなさい! ……逃げられた」
魔法少女「次こそは絶対に逃がさない」
魔法少女「……あの男を捕まえるために、情報を集めなきゃ」
使い魔「あの人の前科です」
魔法少女「何々……傷害に痴漢、窃盗。ついでに器物破損も」
使い魔「それと、強姦罪もですねー」
魔法少女「え?」
使い魔「どうしました?」
魔法少女「な、なんでもない」
魔法少女「どういうこと? 確かあの人は童貞だって言っていたはずだけど」
魔法少女「嘘をついてたのかな……? でも、そんな事をする理由は無いはず……」
魔法少女「……あの男を捕まえるために、情報を集めなきゃ」
使い魔「あの人の前科です」
魔法少女「何々……傷害に痴漢、窃盗。ついでに器物破損も」
使い魔「それと、強姦罪もですねー」
魔法少女「え?」
使い魔「どうしました?」
魔法少女「な、なんでもない」
魔法少女「どういうこと? 確かあの人は童貞だって言っていたはずだけど」
魔法少女「嘘をついてたのかな……? でも、そんな事をする理由は無いはず……」
使い魔「猫の姿で近寄れば、気付かれずに偵察できるかも」
魔法少女「うん、お願い」
使い魔「にゃーにゃー」
童貞「うん? 捨て猫?」
童貞「見殺しにするのも、後味が悪いですね。家に連れて行きましょう」
使い魔「(あれ? 意外といい人?)」
童貞「ペットショップは閉まってる時間か。魚をすり身にしたら食べるかな?」
使い魔「にゃー!(なんと良い待遇! 何処からともなく仕入れた業務用ぺトフードなのに!)」
童貞「食べてる。よかった、気に入ってくれた?」
使い魔「にゃー(しかも、魔法少女みたいにベタベタ触ってこないし、寝床に毛布を使わせてくれるし)」
童貞「あ、まだ食べるのかな? ……うん、俺の分を分けてあげる」
使い魔「(はっきり言って、こっちの方が居心地いい)」
魔法少女「うん、お願い」
使い魔「にゃーにゃー」
童貞「うん? 捨て猫?」
童貞「見殺しにするのも、後味が悪いですね。家に連れて行きましょう」
使い魔「(あれ? 意外といい人?)」
童貞「ペットショップは閉まってる時間か。魚をすり身にしたら食べるかな?」
使い魔「にゃー!(なんと良い待遇! 何処からともなく仕入れた業務用ぺトフードなのに!)」
童貞「食べてる。よかった、気に入ってくれた?」
使い魔「にゃー(しかも、魔法少女みたいにベタベタ触ってこないし、寝床に毛布を使わせてくれるし)」
童貞「あ、まだ食べるのかな? ……うん、俺の分を分けてあげる」
使い魔「(はっきり言って、こっちの方が居心地いい)」
>>816
>>使い魔「にゃー!(なんと良い待遇! 普段のエサは何処からともなく仕入れた業務用ぺットフードなのに!)」
魔法少女「使い魔、遅いなぁ……」
魔法少女「まさか、偵察に気付かれたんじゃ……!」
使い魔「ただいま帰りました」
魔法少女「良かった! 心配して――」
使い魔「私は今日から童貞さんちの子になります。それでは」
魔法少女「……え?」
>>使い魔「にゃー!(なんと良い待遇! 普段のエサは何処からともなく仕入れた業務用ぺットフードなのに!)」
魔法少女「使い魔、遅いなぁ……」
魔法少女「まさか、偵察に気付かれたんじゃ……!」
使い魔「ただいま帰りました」
魔法少女「良かった! 心配して――」
使い魔「私は今日から童貞さんちの子になります。それでは」
魔法少女「……え?」
魔法少女「私の使い魔を取るなんて! きっと、変な魔法でもかけたに決まってる!」
魔法少女「あれ? 今、何か聞こえたような……」
一般人1「大変だ! あっちで変な男が女の子を襲ってる!」
一般人2「しかも、助けに入った男達が全員ぶっ飛ばされたぞ」
魔法少女「! まさか、あの人!?」
童貞「さて、騒がしくなる前に逃げますか」
魔法少女「見つけた! 男の魔法使い!」
童貞「お久しぶりです」
魔法少女「衣服の乱れた女性。その周りには倒れた男性。言い逃れはさせないわ」
童貞「言い逃れはしないけど、逃げさせてはもらうよ」
魔法少女「ライトシューター!」
童貞「いきなり攻撃なんて酷いな『被せられたバケツの水(コールドレイン)』」
魔法少女「くっ! 強い……!」
童貞「強くはないよ。ただ、弱いと生きていけなかったんだよ」
童貞「『迫り来る便器詰まり解消のアレ(ラバーカップ・パニック)』」
魔法少女「いやぁぁぁっ!」
童貞「じゃあ、ね。なるべくなら、これ以上関わらないでほしいな」
魔法少女「あれ? 今、何か聞こえたような……」
一般人1「大変だ! あっちで変な男が女の子を襲ってる!」
一般人2「しかも、助けに入った男達が全員ぶっ飛ばされたぞ」
魔法少女「! まさか、あの人!?」
童貞「さて、騒がしくなる前に逃げますか」
魔法少女「見つけた! 男の魔法使い!」
童貞「お久しぶりです」
魔法少女「衣服の乱れた女性。その周りには倒れた男性。言い逃れはさせないわ」
童貞「言い逃れはしないけど、逃げさせてはもらうよ」
魔法少女「ライトシューター!」
童貞「いきなり攻撃なんて酷いな『被せられたバケツの水(コールドレイン)』」
魔法少女「くっ! 強い……!」
童貞「強くはないよ。ただ、弱いと生きていけなかったんだよ」
童貞「『迫り来る便器詰まり解消のアレ(ラバーカップ・パニック)』」
魔法少女「いやぁぁぁっ!」
童貞「じゃあ、ね。なるべくなら、これ以上関わらないでほしいな」
童貞「魔力を使いすぎたな。回復しないと。『愛と勇気だけが友達(自傷による偽善)』」
童貞「しかし、一体あの子は何なんだろ。……まぁ、悪意を持たれるのは何時ものことか」
童貞「ただいまー」
使い魔「あ、お帰りなさい」
童貞「……」
使い魔「しまった。つい普通に喋ってしまいました」
童貞「えっと、いくつか質問してもいいかな?」
魔法少女「また、負けた。……誰も、守れなかった」
女性「あの……」
魔法少女「っ!? 気がつきましたか? えっと、体の具合は……」
女性「あ、はい。大した怪我はしてません」
魔法少女「良かった……ってわけにもいきませんね。怖い思いをさせて、ごめんなさい」
女性「いえ、あの男性が助けてくれましたから、未遂で終わりましたし」
魔法少女「助けたのって、ここに倒れてる男の人たちのことですか?」
女性「とんでもない! 私を襲ったのが、ここに倒れている男達です」
魔法少女「え?」
童貞「しかし、一体あの子は何なんだろ。……まぁ、悪意を持たれるのは何時ものことか」
童貞「ただいまー」
使い魔「あ、お帰りなさい」
童貞「……」
使い魔「しまった。つい普通に喋ってしまいました」
童貞「えっと、いくつか質問してもいいかな?」
魔法少女「また、負けた。……誰も、守れなかった」
女性「あの……」
魔法少女「っ!? 気がつきましたか? えっと、体の具合は……」
女性「あ、はい。大した怪我はしてません」
魔法少女「良かった……ってわけにもいきませんね。怖い思いをさせて、ごめんなさい」
女性「いえ、あの男性が助けてくれましたから、未遂で終わりましたし」
魔法少女「助けたのって、ここに倒れてる男の人たちのことですか?」
女性「とんでもない! 私を襲ったのが、ここに倒れている男達です」
魔法少女「え?」
ちょっと見ない間に
また新たな書き手(ロンサムライター)が……
また新たな書き手(ロンサムライター)が……
童貞「つまり、正義を愛する心が高じてあの子は魔法少女に?」
使い魔「そんなところです」
童貞「俺と対極だね」
使い魔「でも……人間として、どっちがまともかっていったら、童貞さんの方がまともな気がします」
童貞「そんなことないさ。あの子は、たぶん一生懸命すぎるだけなんだよ」
使い魔「……やっぱり、貴方の方がいい人に思えます。先に手を出してきたあの子を許すんですから」
童貞「いや、許してるわけじゃないよ? ……最初から、どうでも良いだけなんだ」
使い魔「童貞さん……?」
童貞「人から傷つけられることに慣れきってしまうとね、何もかもがどうでも良くなるんだよ」
童貞「残るのは、鬱屈とした感情だけなんだ」
魔法少女「つまり、あの人は」
女性「そう、人を助けたのに、加害者扱いされてるの」
使い魔「そんなところです」
童貞「俺と対極だね」
使い魔「でも……人間として、どっちがまともかっていったら、童貞さんの方がまともな気がします」
童貞「そんなことないさ。あの子は、たぶん一生懸命すぎるだけなんだよ」
使い魔「……やっぱり、貴方の方がいい人に思えます。先に手を出してきたあの子を許すんですから」
童貞「いや、許してるわけじゃないよ? ……最初から、どうでも良いだけなんだ」
使い魔「童貞さん……?」
童貞「人から傷つけられることに慣れきってしまうとね、何もかもがどうでも良くなるんだよ」
童貞「残るのは、鬱屈とした感情だけなんだ」
魔法少女「つまり、あの人は」
女性「そう、人を助けたのに、加害者扱いされてるの」
童貞「でも、その鬱屈とした感情のままに暴れたら、俺は俺を許せなくなる気がするんだ」
童貞「俺は俺自身が好きじゃない。むしろ嫌いだ。……それでも、自分自身に絶望しきっていないのは、それが最後のプライドだからだと思う」
使い魔「私は、童貞さんのこと結構好きですよ? 美味しいご飯くれますから」
童貞「ありがとう。人間からそう言われると、絶対に何かあるんじゃないかって疑うんだけど、猫から言われると素直に嬉しいよ」
魔法少女「改めてあの男のことを調べなおしてみたけど……」
魔法少女「まさか、殆どが冤罪だったなんて」
魔法少女「傷害や強姦は、人を守る為の正当防衛。窃盗は万引き犯を捕まえたのに、何故か童貞さんが万引き扱い。痴漢にいたっては完全に狂言で、脅されてお金を取られてる」
魔法少女「器物破損のみ、魔法を使った余波で童貞さんがやったことだけど、これも人を守るために使った魔法の余波」
魔法少女「……私、何やってんだろ。これじゃ」
魔法少女「私が、悪人じゃない……!」
童貞「俺は俺自身が好きじゃない。むしろ嫌いだ。……それでも、自分自身に絶望しきっていないのは、それが最後のプライドだからだと思う」
使い魔「私は、童貞さんのこと結構好きですよ? 美味しいご飯くれますから」
童貞「ありがとう。人間からそう言われると、絶対に何かあるんじゃないかって疑うんだけど、猫から言われると素直に嬉しいよ」
魔法少女「改めてあの男のことを調べなおしてみたけど……」
魔法少女「まさか、殆どが冤罪だったなんて」
魔法少女「傷害や強姦は、人を守る為の正当防衛。窃盗は万引き犯を捕まえたのに、何故か童貞さんが万引き扱い。痴漢にいたっては完全に狂言で、脅されてお金を取られてる」
魔法少女「器物破損のみ、魔法を使った余波で童貞さんがやったことだけど、これも人を守るために使った魔法の余波」
魔法少女「……私、何やってんだろ。これじゃ」
魔法少女「私が、悪人じゃない……!」
女子校に近い学校にいたけど童貞
若い女ばかりの職場だけど童貞
よく女友達や職場の人と飲みにいくが童貞
男子校だの野郎だらけの職場だの女と喋れないだの言い訳すらできない童貞が一番ツラい
若い女ばかりの職場だけど童貞
よく女友達や職場の人と飲みにいくが童貞
男子校だの野郎だらけの職場だの女と喋れないだの言い訳すらできない童貞が一番ツラい
使い魔「あ! まずい」
童貞「どうしたの?」
使い魔「魔法少女さんが、こっちに向かっています」
童貞「……ここじゃ、近所の人に迷惑がかかるな。人のいないところに移動しよう」
童貞「『お前は廊下で着替えてろよ(隔絶の扉)』」
魔法少女「ここは、いったい……。学校みたいだけど」
童貞「俺が作った仮想空間だよ。ここなら、どれだけ暴れても実害は出ない」
魔法少女「……決着を、つけに来ました」
童貞「わかった。これで君が負けたら――」
魔法少女「私の生命力を魔力に変換し、この空間内を強化しました。私を殺さないと、ここから出られません」
童貞「……そこまで思い詰めなくったって」
魔法少女「それくらいの覚悟がないと、私は足りないから」
魔法少女「あなたの辛い人生を超えるには、足りないから!」
童貞「どうしたの?」
使い魔「魔法少女さんが、こっちに向かっています」
童貞「……ここじゃ、近所の人に迷惑がかかるな。人のいないところに移動しよう」
童貞「『お前は廊下で着替えてろよ(隔絶の扉)』」
魔法少女「ここは、いったい……。学校みたいだけど」
童貞「俺が作った仮想空間だよ。ここなら、どれだけ暴れても実害は出ない」
魔法少女「……決着を、つけに来ました」
童貞「わかった。これで君が負けたら――」
魔法少女「私の生命力を魔力に変換し、この空間内を強化しました。私を殺さないと、ここから出られません」
童貞「……そこまで思い詰めなくったって」
魔法少女「それくらいの覚悟がないと、私は足りないから」
魔法少女「あなたの辛い人生を超えるには、足りないから!」
魔法少女は童貞はいいやつってわかったのにまだ殺そうとしているのか
魔法少女「ライトクルセイド!」
童貞「『消しゴム爆撃(イレイザー・ボム)』……ねぇ、なんでこの空間が学校を模しているか分かるかな?」
魔法少女「くっ! そんなこと、知らない!」
童貞「それはね、俺の中にあるトラウマを刺激して、効率よく魔力を引き出すためなんだ」
童貞「この忌まわしくて懐かしい風景の中でなら」
童帝「俺は、全力で怨嗟の声を挙げることが出来るんだよ……!」
童貞「『消しゴム爆撃(イレイザー・ボム)』……ねぇ、なんでこの空間が学校を模しているか分かるかな?」
魔法少女「くっ! そんなこと、知らない!」
童貞「それはね、俺の中にあるトラウマを刺激して、効率よく魔力を引き出すためなんだ」
童貞「この忌まわしくて懐かしい風景の中でなら」
童帝「俺は、全力で怨嗟の声を挙げることが出来るんだよ……!」
>>1は面白いけど携帯つまらん
童帝「一気に潰すよ?」
童帝「『落書きだらけの机(愚者の刻印)』『椅子に刺さった釘(学級内異端審問)』『折られた筆記用具(希望を折る指先)』『弁当に鉛筆を削ったカス(砕かれし母の慈愛)』『下駄箱に虫の死骸(屍による蹂躙)』」
魔法少女「うわぁぁぁぁっ!」
童帝「まだだ!」
童帝「『とおせんぼ(排泄管理)』『合唱で口パク(孤独な無音演技)』『泥だらけの体操着(立ち上がることさえ許さない)』『運動会の悪夢(公開処刑)』『文化祭の痛み(一人発表会)』『修学旅行の痛み(寄せ集めのガス室)』」
魔法少女「……」
童帝「……なんだ、君もか。君も、俺が全てを出す前に倒れてしまうのか」
童帝「『落書きだらけの机(愚者の刻印)』『椅子に刺さった釘(学級内異端審問)』『折られた筆記用具(希望を折る指先)』『弁当に鉛筆を削ったカス(砕かれし母の慈愛)』『下駄箱に虫の死骸(屍による蹂躙)』」
魔法少女「うわぁぁぁぁっ!」
童帝「まだだ!」
童帝「『とおせんぼ(排泄管理)』『合唱で口パク(孤独な無音演技)』『泥だらけの体操着(立ち上がることさえ許さない)』『運動会の悪夢(公開処刑)』『文化祭の痛み(一人発表会)』『修学旅行の痛み(寄せ集めのガス室)』」
魔法少女「……」
童帝「……なんだ、君もか。君も、俺が全てを出す前に倒れてしまうのか」
童帝「もう、いいだろ? 直ぐに君の生命力を戻して、家に帰るんだ」
魔法少女「な、んで、殺さないの……?」
童帝「なんで、殺さなくちゃいけないの?」
魔法少女「……だって、私、酷いことしたのに」
魔法少女「貴方は悪いことなんてしてないのに、勘違いした私が、いきなり攻撃して……」
魔法少女「私、バカだから、一つしか償える方法思いつかなくて……」
童帝「……もしかして、わざと俺に殺されようとしたの?」
魔法少女「……」
童帝「はぁ、……呆れた」
魔法少女「な、んで、殺さないの……?」
童帝「なんで、殺さなくちゃいけないの?」
魔法少女「……だって、私、酷いことしたのに」
魔法少女「貴方は悪いことなんてしてないのに、勘違いした私が、いきなり攻撃して……」
魔法少女「私、バカだから、一つしか償える方法思いつかなくて……」
童帝「……もしかして、わざと俺に殺されようとしたの?」
魔法少女「……」
童帝「はぁ、……呆れた」
魔法少女「何も悪いことをしてない人を苦しめるなんて、魔法少女失格だから」
魔法少女「魔法少女でなくなったら、私は私じゃなくなるの」
魔法少女「なら、せめて貴方に償って消えようと……」
童帝「あのね、それは俺に対する侮辱だよ?」
魔法少女「え?」
童帝「俺は30過ぎても童貞だし、顔は悪いし、空気読めないけど、自分で自分を貶めることだけはしてこなかった」
童帝「それが俺の最後の矜持だ。それを、勝手に汚さないでもらいたいんだけど」
魔法少女「魔法少女でなくなったら、私は私じゃなくなるの」
魔法少女「なら、せめて貴方に償って消えようと……」
童帝「あのね、それは俺に対する侮辱だよ?」
魔法少女「え?」
童帝「俺は30過ぎても童貞だし、顔は悪いし、空気読めないけど、自分で自分を貶めることだけはしてこなかった」
童帝「それが俺の最後の矜持だ。それを、勝手に汚さないでもらいたいんだけど」
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