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    元スレハルヒ「すっごいこと考えたわ!」

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    305 :

    やっと追いついた。保守

    311 = 138 :

    みなさん!
    保守ありがとうございました!!

    ぶっちゃけ落ちてるんじゃないかなぁ…なんてパソコン開いたらまだあったんで驚きましたwww


    では、次スレから再開いたします

    312 = 138 :

    鏡の中に入って俺たちを待っていたのは奇妙な光景だった

    まず地面がない…なのに立ってる

    あたり一面まっくろ…でも、みんなの姿がわかる


    俺は、閉鎖空間を思い出していた

    313 :

    おかえりおはよう

    314 = 138 :

    ドールたちは落ち着いている…そりゃそうか


    キョン「こういう薄気味悪いとこは嫌いだな…閉鎖空間か?」

    古泉「確かに、そんな感じがしないでもないですが、閉鎖空間ではありませんよ」

    キョン「それで、何をするんだよ」

    古泉「涼宮さんに何か考えがあるんじゃないでしょうか?」

    キョン「まぁどうせくだらないこと…あれ?お前指輪大きいな?」

    古泉「おそらく二体契約したからでしょうね」

    キョン「契約するとどうなるんだ?」

    315 = 138 :

    古泉「聞いてないんですか?」

    キョン「あいつが教えてくれるとは思えん」

    キョンは水銀燈を指さす


    古泉「彼女たちドールズは、私たち人間の力を媒介として活動しているそうです。簡単にいえばぼくたちの力を分け与えている…そんなとこですね」

    キョン「ふぅ~ん…」

    古泉「彼女たちがたくさん力を使えばその分、僕たちの体にも影響が出るでしょう」

    キョン「まるで呪いだな」

    古泉「あと、契約しているとお互いの感情が分かるそうですよ」

    キョン「分かりたくないし、知られたくもないな」

    318 = 138 :

    しかし、力をとられるのか…

    おそらく水銀燈は容赦なく使うんだろうなぁ


    敵が出ないことを祈るばかりだ


    ハルヒ「何も起きないわね…異世界人の一人ぐらい出てもいいのに…」

    「ジュンは今日来ると言っていただけよ。そんなにすぐ現れたりしないはずだわ」

    「その通りかしら~ここは持久戦かしら~」


    甘いなドールズたちよ…

    思い立ったことが現実に起きる、しかもすぐに

    そんなこと普通はできないだろ?


    ここにいる女は…できるんだよそれが

    320 = 138 :

    そういえばこの空間…長門にとってはどんな空間なんだろうか

    負荷をかけるのか?関係ないのか?


    そんなことを考えていたら、呼んでもいないのに人影が見えてしまった


    ハルヒ「あ!なんかいる!!もしかして、異世界人?」


    …んなアホな

    321 = 138 :

    どうやら人形ではないようだ…どっちかって言うと、人間に近い

    俺たちの知り合いかもしれない


    その証拠にドールズは誰なのか分からないと言った


    少しずつこっちへ近づいてくる…姿が見えそうだ


    ―――は?

    あいつは…

    322 = 138 :

    キョン「朝倉…?」


    俺を殺そうとしたかつての同級生――朝倉涼子がそこに立っていた

    朝倉は何も言わない


    長門なら何か知っているかもしれないがとりあえずこいつが来た理由ぐらい聞いてもいいだろう

    そう思って話しかけようとした…その時


    古泉「逃げてください!」


    古泉が叫んだ

    お前そんな声出せるんだな――なんて言ってる場合じゃない

    こいつ、懲りずにまたナイフもってやがる


    古泉「明確な敵意を感じますね…」

    長門「意識がない」


    やっと喋ったと思ったら今度は…何?意識がない??

    324 = 286 :

    むむ

    325 = 138 :

    長門「朝倉涼子の意識は制御され、操作されている」

    古泉「誰でしょうか…そんなことができるとは」


    なんでもいい、何とかしろ


    古泉「ここは、閉鎖空間ではないので…僕は力が使えません」

    長門「…来る」

    朝倉はいつかの教室のように俺をナイフで襲ってきた

    これまたその時のように長門が応戦する――交戦が始まった


    するとその時もうひとつ声が聞こえて来た


    ???「ウフフフ…お久しぶりです……お姉様方…」

    326 = 286 :

    そういうコンビできたか

    327 = 161 :

    雪華綺晶か

    328 = 138 :

    いきなり現われたそいつは、右眼から薔薇が飛び出ていて奇妙な出で立ちをしていた


    「来たわね…雪華綺晶!」

    「今度こそバラバラのジャンクにしてやるわぁ!」

    「マ…ママママスターは翠星石が守るですぅ!」

    「うん!」

    「うゆ~…もう食べちゃやなの…」

    「決着をつける時が来たかしら!」


    おぉ勇ましいねぇ…

    6対1なら負けないだろう―――問題は長門だな

    330 = 144 :

    キラキー!

    332 = 149 :

    残っててよかった

    333 :

    追いついたぜ

    334 = 138 :

    どういうわけだか知らないが、長門は苦戦していた

    以前のように行かず防戦一方で反撃に出ない

    調子でも悪いのか?


    古泉「ここは、彼女に負荷をかける場所ではないでしょうか?」

    キョン「そうなのか?」

    古泉「場所的には我々が雪山で遭難してたどりついた館に近いのかもしれません」


    確かに、あのとき長門は情報統合思念体にアクセスできず、ついには倒れこんでたっけか


    そこで俺はあたりを見渡した

    ―――あれ?朝比奈さんはいるが…ハルヒがいない??

    335 = 138 :

    キョン「ハルヒがいないぞ?」

    古泉「…?どうしたんでしょうか?」


    そんなことは知らん

    まずは朝比奈さんに付き添わねば!

    俺は走って近寄って行った


    朝比奈さんはふるふると震えていた


    キョン「大丈夫ですか?」

    朝比奈「ふえぇ」

    キョン「所詮人形の戦いですよ」

    朝比奈「ち…違うんです……その、涼宮さんが」

    キョン「ハルヒがどうかしたんですか?」


    少し間を空け朝比奈さんは消えそうな声で


    朝比奈「……突然、消えました」

    336 = 179 :

    バユーンバユーン

    337 = 138 :

    キョン「どうなってるんでしょうね…」

    朝比奈「さっきまでいたと思ったら…突然消えてあのお人形さんが代わりに出てきたんです」

    じゃぁあいつがどこにいるかも分かんないってことか…



    ひょっとして、この状況…まずくない?

    338 :

    すっとこどっこい考えたわ
    にみえた

    341 = 138 :

    冷静になると、何やら左手が熱いことに気づいた

    見ると、紫色に輝いている


    「死になさぁい!」

    多数の羽根を雪華綺晶に放たれる…

    「追撃のカノン!」

    バイオリンか?音で攻撃してるのかあれは?

    「スイドリーム!」

    如雨露で何してん…うわっ。木が生えてきやがった

    「レンピカ!」

    鋏なんかだしてどうすん…接近戦か

    「苺わだちなの~」

    ……これは無理だろ

    「ローズテイル!!」

    薔薇の花弁で攻撃できんのか?

    一体一体の技を冷静に見ていたが、俺は異変に気付き始めた

    342 = 138 :

    雪華綺晶は、除けこそするが反撃に転じない

    不可解だ


    (まだ、お姉さま方は気づいていないようですね…)

    (そうやって力を使い続ければ、いずれミーディアムに異変が出始める)

    (弱り始めた人間を、あの操り人形に襲わせ隙が見せれば私の…勝ち)

    (すでに一人…もらいましたしね)


    真紅は気づき始めていた

    (いつもより力が出ない…?まさか)


    あたりを見回すがハルヒがいない

    (なぜ…?まさか……)

    343 :

    追い付いた
    わっふるわっふる

    344 :

    しえーん

    345 = 138 :

    (まずは…目の前の敵なのだわ)


    戦闘は続いていく


    長門はすでにぼろぼろで、俺や古泉や朝比奈さんも少しずつふらふらしてきた


    古泉「僕たちは罠にはめられていたようですね」

    キョン「なんの…だ」

    古泉「おそらく…僕たちの……体力を削るためでしょう」


    まずい、もうそろそろ限界だ

    346 :

    頑張れ!だが無理はすんな。
    保守は任せろ

    347 = 331 :

    じゃあ俺も保守しちゃうかな

    349 = 344 :

    しえーん

    350 :

    キョン「やっぱりお前らが生き残るにはこの方法しか見つからなかった」
    古泉「キョン君…まさか…」

    キョンは持っていた制汗スプレーの缶を戦っている人形達の間に投げ入れた。
    スプレー缶が割れ、中身のガスと液体が辺りに飛び散り人形達に降りかかる。

    キョン「これで終わりだ」
    ライターを取り出すと、自分の上着を脱いで火をつけて、投げ入れた…


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