元スレハルヒ「彼氏ができた」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
351 = 220 :
正直古泉は疲れていた
SOS団から退部したはいいものの、涼宮ハルヒの動向、キョンくんと長門さんはなぜあんなに一緒にいるのか
まだまだやらなければいけないことがある
朝倉というクラスメイト・・・・
ある程度古泉には彼女がなにを考えているのかわかっていた、わかっているからこそなにもできないでいる
涼宮さんならきっとだいじょうぶでしょう・・・
勝手にそう思いながら逃げ道をつくる
古泉「ぼくらしくないですね・・・」
今まで誰にも見せたことのない表情で弱音を吐く古泉
ふと公園のベンチを見るとそこには・・・・
>>ウホ!いい男がいた >>だれもいなかった
352 = 327 :
強引に選択肢とかガチホモ展開にするなよ
353 = 249 :
意外ッ!そこにはいい女が!
354 = 266 :
くそっ同じ過ちは!!
>>誰もいなかった
355 = 350 :
>>ウホッ!いい男!
356 = 216 :
だれもいなかった
357 = 184 :
>>ウホッ!いい女!
358 = 91 :
お前ら学習しろよwwwwwwwwww
359 = 220 :
古泉「やはり疲れているんでしょうか・・・」
誰もいない公園で発する言葉は、静まり返ったこの場所では不釣合いだった
古泉「さて・・・帰ってG線上の魔王でクリアしましょうか」
夜が明けいつもの日常がはじまる
ハルヒ「きょ、きょん!話があるは、ちょっときなさいよ!」
廊下で長門を話してをしていた俺の手をとって強引にどこかに連れて行こうとするハルヒ
キョン「お、おい!まてよハルヒ!?いったいなんだ? 俺はいま長門と・・・」
ハルヒ「うるさい!」
いつもハルヒの口からでるそれはどこか違って聞こえた
だから俺は何も言わずついていくことにした
またここか・・・・最初に俺がSOS団やらなんやらの話をハルヒから聞いた場所だ
キョン「で、いったい何の用だ?、俺はもう部員でもなんでもないはずなんだけどな」
こいつにはもう彼氏がいる、だからこんなことしていたら彼氏悪いじゃないか
そう心の中でキョンは言った
ハルヒ「ね・・・キョン・・・お、男の子がすきなことってなんだか知ってる?」
ハルヒは下を向いている
360 = 91 :
古泉もエロゲやってんのかw
362 = 220 :
キョン「はい?」
ハルヒは何を言っているのであろう・・・男の子が好きなこと?なんじゃそりゃ?
彼氏の相談かなにかか?
キョン「好きなことねー・・・・ゲームとかじゃないか?」
無難に答えるキョンにハルヒは赤面しながら怒り出した
ハルヒ「そ、そんなんじゃないでしょキョン!あんたって本当にまだ子供ね! いい?なら教えてあげる・・・」
おもむろにハルヒはキョンに近づき手を腰の後ろに回した
どこからどうみても抱きついてる
キョン「な!?・・・・は、はるひ!?」
突然のことでカタカナがひらがなになってしまった
こいつは何を考えている? どこからどうみてもハルヒが俺に抱きついてるじゃないか
363 = 114 :
脱いだがこの先どうすればいいんだ?
364 :
わふーわっふー
365 = 184 :
366 = 220 :
ハルヒは抱きつき俺の胸に顔をうずめている
そんな俺はというと、何もできずただ立ち尽くしているだけである
ハルヒ「ねぇ・・・キョン・・・こういうことしてもまだなにかわからない?」
キョン「さぁ・・・さ? 俺はハルヒが毒キノコでもくっておかしくなったんじゃないかと思うぞ?」
たどたどしく俺は答える
なにせハルヒが俺に抱きついてるわけだ、どういう平常心でいろというのであろうか
ハルヒ「私だってねぇ・・・いろいろキョンに無茶いったでしょ?だからね・・・ちょっとだけお礼をしにきたの・・・」
そういってハルヒは自分の胸を押し付ける
ハルヒ「色気なんて考えたことないけど・・・・ちょっとは体だって自信あるんだから・・・」
まさかハルヒの口からそんなことを聞くことになるなんて・・・いったいどういうことなんだろうか
俺はそんなことを考えるが、やはり男ってのは馬鹿なんだろうか
今はこうしてハルヒからはっする甘いにおいにどうかされてもいいなんて思い始めた
ハルヒ「ねぇ・・・キョン・・・見て・・・?」
ハルヒは自分の手で胸元が見えるように服をうかして谷間を見せるかのようにキョンの視線を誘導する
367 = 114 :
ハルヒなんかに萌えてしまうなんて…くやしいビクビク
368 :
キョン「このビッチが!」
369 = 220 :
俺はというと、その誘導にまかされハルヒの胸元に目がいった
ハルヒは下を見つめながら、いや、自分の胸元を見ているのだろうか・・・どこか肌がほてっている感じがするのは俺の気のせいだろうか
目線をおとした先にしっかりとした谷間ができていた
少しよせているのであろうかハルヒの胸の谷間はまるで俺をさそっているかのようだった
どこでこんなこと覚えたのであろう?あのハルヒがここまで大胆になるだろうか?
本当なら不信だと考えるべきであるはずが、甘いにおいと目線の先にある誘惑に思うよう思考が働かない
ハルヒ「ねぇ・・・キョン、こんなことする私に彼氏なんていると思う?・・・キョン・・・」
甘い吐息がまじった声でハルヒ俺に問いかける
たしかにこんなことしていて彼氏がいればとんだびっちだ、だがハルヒはそんなやつじゃない
ということは彼氏がいるってのはうそなのか?
少しだけ考えが整理できそうなところでハルヒがまた行動をおこした
ハルヒ「キョン・・・・男の子のここって・・・・」
ハルヒがキョンのそこに手を伸ばそうとしたときである
371 = 184 :
>>370
的確な突っ込みだな、100点っっ!!
372 :
>>長門「待つが良い」
373 :
キョン「お前…彼氏ができて変わっちまったんだな」
374 = 220 :
その声でキョンは冷静さを取り戻した
長門「だめ!」
今まできいたことのない大きさの声で俺とハルヒ・・・いや俺に長門はそう発した
ハルヒ「有希・・・・」
ハルヒはなにかこみあげるものを必死と抑えて長門をにらみつける
ハルヒ「有希?今ちょっとキョンと話してたの・・・邪魔しないでくれる?」
長門「だめ」
長門はさきほどの声とうってかわって小さな声で言った
俺は唖然としてた、なぜハルヒがこんな目で長門を見てるんだ?
まるでなにか憎いものを見る目でハルヒは長門を見ていた
いったいなにがどうしてるんだ・・・この二人はいつからこんな風に・・・
SOS団にいたことろの二人と比べるキョン
長門「今日はもう帰る。私と二人で」
そういうとすさまじい力で俺をひきよせて長門は階段を降りていった
またも俺はそれに抵抗できずなすがままに一緒に階段をおりていく
375 = 368 :
キョンが段々主体性の無いダメ男になってきたな
376 = 335 :
谷口「はぁはぁ・・・忘れられないぜ・・・阿部さん・・・」
377 :
これ昨日のやつのパクリじゃねーか
378 = 220 :
尋常じゃない速さの行動なんて気にせず、ハルヒは違うことを考えていた
ハルヒ「やっぱり彼女が言ったとおり・・・有希は私からキョンをひきはがしたの・・・」
彼女の中でなにかがばっと染まっていく
--------------------屋上----------------------
朝倉「ウフフ・・・・おもしろい展開にってるはね・・・」
誰もいない屋上で一人下を見下ろしながら笑みをうかべる
さきほどまでのキョンとハルヒ、そして長門のやりとりをすべてみていたかのように。
ふと後ろに気配に気がいく
朝倉「珍しい人がくるものね? 今の時間帯は屋上は立ち入り禁止のはずだけど?」
後ろをふりかえず誰かもわからない・・・いやわかっているのであろうそれに問いかける朝倉
古泉「鋭いですね朝倉さん・・・・」
スーと音立てずにこちらに朝倉に近づいてきたのは古泉であった
379 :
台詞をかむ朝倉さんにやられた
381 = 220 :
古泉「涼宮さんに何を吹き込んだのですか?」
古泉は冷たい口調で朝倉に質問する
朝倉「吹き込んだなんてとんでもないわ、女の子同士の相談かな?恋愛のテクニックをおしえただけよ」
古泉「本当にそれだけだったらいいんですけどね朝倉さん。 あなたはそれ以外の目的があるんじゃないですか?」
朝倉「そうねー・・・だったらどうするの?」
古泉「それであれば、あなたを組織がマークしています。不信な動き、もしくは考えがあるのであればここであなたを排除してもかまいません」
いつしか古泉は強い口調になっていた
朝倉「あなたから見れば私は不信だらけでしょ?違う?」
朝倉「あなたが見ているものと、私がみているものは今違うの、だから邪魔しないでね?」
古泉「!?」
朝倉の殺気に身構え
排除しなければいけないと考えた古泉は一瞬で朝倉との間合いをつめた
朝倉「クールな顔してわりと臆病者だったりする?」
こんな状況でも眉ひとつ変わらない朝倉になにか絶対的な力を感じた古泉
その1秒もない隙に間合いをつめたはずの彼女はいなかった
屋上から外をみる
グラウンドに真ん中に彼女がいた
こちらに手を振っているのは挑発の類であるか
古泉は屋上で唇をかみしめていた
382 = 335 :
朝倉×古泉か悪くない
383 :
しかしおもしれーな
384 = 220 :
ナンテコッタ!適当にかいていたはずが、まだ>>1は帰ってこないのか!?
385 = 249 :
386 :
キョン「手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!」
ハルヒ「むっひょうー。」
387 = 220 :
谷口は思った
グランドの真ん中に最上位ランクの朝倉さんがいつのまにか現れていた
ちゃちゃな嘘なんかじゃねぇ
グラウンドはしのところでたちションしてたから出て行けるはずもなかったんだが
パッと現れたんだ、ラピュタ?そんなもんじゃない、一瞬砂埃がまったきがする
いったいなにがどうなってるんだ・・・
そう思いながらチャックを上げようとした谷口であったが
思わずチャックとズボンとの間に谷口の大事な息子をはさんでしまった
蒼白になる谷口
はじめて彼視界が真っ白になる経験をした
389 = 220 :
>>157
ハヤクツヅキカケ
390 :
>>389
ハヤクツヅキカケ
391 = 220 :
古泉は後を追わなかった
前にみた彼女とは何かが違っていた
彼女はたしか長門さんの・・・・
なにかが起きてしまう前に手を打っておかないと・・・・
つのっていく悩みに古泉は疲労感さえ感じていた
----------------------------------------------
キョン「なぁ・・・そろそろ話てくれ」
学校を飛び出したものの、さっきからぐるぐる同じところを回っている長門と俺
長門「・・・・」
長門は何も言わない
キョン「ハルヒとなにかあったのか?」
長門「・・・・」
キョン「・・・」
こんなやりとりをしていてもう2時間以上たつ。
ハルヒは今どうしてるんだろう・・・・
っと急に頬に痛みがはしった
長門が俺の頬をひっぱっていた
392 = 347 :
長門「しゃーコノヤロー!」
キョン「長門…?」
長門「力で勝ちとってみろコノヤロー!」
わけがわからない。な、長門はなにを言ってるんだ?
頭の中が真っ白になっている俺の頬を再び長門の平手打ちが襲う。
長門「ベルトはいつでも用意してるぞ。とりにこいコノヤロー!」
393 = 220 :
長門 「彼女からあなたをはなす必要があった」
2時間以上同じとこをぐるぐる回っているうちに長門は口を開いた」
キョン 「ハルヒのことか?」
長門はうなずく
長門 「彼女は変わり映えのない日常に慣れていった。だから安定していた。」
キョン「ならなんでこんなことに?」
長門 「慣れ、慣れすぎて他のものも欲するようになった」
長門 「慣れすぎた世界、慣れすぎた関係、彼女は慣れすぎて世界が見えなくなっていた」
長門 「欲した先はあなた、あなたならなにか変えてくれる、あなたならこの退屈な世界を変えてくれる、彼女はそんな風に思い始めたの」
キョン「ならそれでもいいじゃないか? 俺がようするにハルヒの期待をかなえればいいんじゃないのか?」
長門 「ちがう」
長門は静かにさえぎった
長門 「彼女の思いは強すぎる、あなたの考えの尊重よりもはるかに・・・彼女はあなたを変えてしまう・・・」
俺は長門の言っていることがわからなかった
長門 「彼女には変わり映えのない日常の大切さ、そしてあなたという人間、すべての認識を元にもどす必要がある」
394 = 220 :
長門 「彼女があなたに言った話も嘘、あなたの反応を求めるための材料でしかない」
キョン 「彼氏ができたってやつか・・・」
あのハルヒの行動と発言からみても、それはわかりきっていたことである
長門 「あたの判断は正しかった、退部していったん彼女にSOS団と私たちの認識をあらためさせる重要な機会だと思った、だから私は止めなかった」
長門 「でも誤算」
淡々と話していた長門の声のトーンが少し落ちた気がする
長門 「朝倉という存在」
俺は前に彼女に襲われている
あの光景がまだ脳裏によみがえってくる
長門 「彼女は私の監視からはずれ、ひとつの情報思念体の固体情報として今この世界にいる」
長門 「私のミス。 なにが彼女をそうさせたかはわからない。でも危険」
長門 「判断したときには遅かった。彼女は涼宮ハルヒとなんらかの接点を結んでしまった」
395 = 114 :
面白い
もっとやれ
396 = 368 :
長門は対象の名前を言うときフルネームじゃなかった?
397 = 220 :
長門 「だから修正しなおす、そしてそれにはあなたが必要」
前を向いて話していた長門は俺のほうを見た
長門 「もっとあなたのことが知りたい」
こうして俺とハルヒの日常はかわっていった
---------------- 続編につづく! 完 -------------------
398 = 220 :
>>396 朝倉の下の名前忘れた
399 = 33 :
涼子じゃなかったけ
400 = 249 :
>>398
涼子たん
みんなの評価 : ★★★×4
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