私的良スレ書庫
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~教室~
女「……」くいっ
男「ん、どうした?」
女「別に……」くいくい
男「なら何で俺の袖を引っ張る」
女「手触り?」
男「自分のを引っ張れ」
理由はなく、ただ構ってほしくて。
女「……」くいっ
男「ん、どうした?」
女「別に……」くいくい
男「なら何で俺の袖を引っ張る」
女「手触り?」
男「自分のを引っ張れ」
理由はなく、ただ構ってほしくて。
女「胸は引っ張ると大きくなるってホントかなあ……」 ぎゅいぎゅい
友「引っ張るんやない、揉むんや。小さな胸に夢いっぱいのそこな少女」
女「でもある程度大きくないとそもそも引っ張れないというこのジレンマ!」 じー
友(狙われてる! このわたしの黄金のEが穢れに満ちた手に狙われている!!)
友「って自分の胸大きくしたいんじゃなく、誰のでもいいから引っ張ってみたいだけか!」
友「引っ張るんやない、揉むんや。小さな胸に夢いっぱいのそこな少女」
女「でもある程度大きくないとそもそも引っ張れないというこのジレンマ!」 じー
友(狙われてる! このわたしの黄金のEが穢れに満ちた手に狙われている!!)
友「って自分の胸大きくしたいんじゃなく、誰のでもいいから引っ張ってみたいだけか!」
弟「もちろんちっちゃい頃は姉弟でよく一緒にお風呂入って……」
弟「人のちんちん、遠慮会釈なく引っ張ってきやがりましたよあの鬼姉ッ!」
弟「人のちんちん、遠慮会釈なく引っ張ってきやがりましたよあの鬼姉ッ!」
(]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]][]]]]) 「うねうね」
女「……」 ひょい
(]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]][]]]]) 「びちびち」
女「みみずー」
友「うわ捨てろバカ!」
女「昔はさ、よくやったよね。ちぎれるギリギリ限界までみみず引っ張って、でもやっぱちぎれちゃって」
( ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] ] [] ] ] ] ) 「にょーん」
友「限界超えとるやんけッ!! やめろ!! それ以上引っ張ったら殺す!! おまえを殺すッ!!」
女「……気が付いたらぜんぶ引っ張って抜いちゃってた」
弟「どーすんのよ? どーぉすんのよこの食べ頃から芽生えたてまでずらりそろった二十日大根!?
何のために日にちずらして植えてたと思ってんのさ!?」
女「だって地面に必死こいてしがみついてた生きてた根っこが
抵抗むなしく人間さまにずこっと抜かれるあの感触が楽しすぎるからー!!」
弟「むなしいのはねーちゃんの方だよ! そんなことでしか生きてて優越感持てないの!?」
弟「どーすんのよ? どーぉすんのよこの食べ頃から芽生えたてまでずらりそろった二十日大根!?
何のために日にちずらして植えてたと思ってんのさ!?」
女「だって地面に必死こいてしがみついてた生きてた根っこが
抵抗むなしく人間さまにずこっと抜かれるあの感触が楽しすぎるからー!!」
弟「むなしいのはねーちゃんの方だよ! そんなことでしか生きてて優越感持てないの!?」
女「……」 くいっ
鈴「しゃりんしゃりん」
女「……」 くいっ
鈴「しゃりんしゃりん」
女「……」 くいっ
鈴「しゃりんしゃりん」
女「……」 くいっ
鈴「しゃりんしゃりん」
女「……」 く
男「もうやめろ! そう何度も引っ張って鳴らすもんちゃう! 神社の人、こっち見てる!」
鈴「しゃりんしゃりん」
女「……」 くいっ
鈴「しゃりんしゃりん」
女「……」 くいっ
鈴「しゃりんしゃりん」
女「……」 くいっ
鈴「しゃりんしゃりん」
女「……」 く
男「もうやめろ! そう何度も引っ張って鳴らすもんちゃう! 神社の人、こっち見てる!」
寺の鐘「ひと撞き 百円」
女「お、鐘だ」 ぐいっ
寺の鐘「ごーーーーーーん」
女「はー。すっきりしたー……じゃあ行こっか」
男「あれお金は?」
女「ノン。わたしは鐘を撞いたんじゃなくて鐘木のひもを引っ張っただけ。鳴ったのは鐘の勝手」
男「うわこいつひでぇ!」
女「全身にぐらっとくるあの重量感、たまんないよね~」 にこにこ
女「お、鐘だ」 ぐいっ
寺の鐘「ごーーーーーーん」
女「はー。すっきりしたー……じゃあ行こっか」
男「あれお金は?」
女「ノン。わたしは鐘を撞いたんじゃなくて鐘木のひもを引っ張っただけ。鳴ったのは鐘の勝手」
男「うわこいつひでぇ!」
女「全身にぐらっとくるあの重量感、たまんないよね~」 にこにこ
ボタン「……」
男「あれ……? 反応しない……壊れてんのかこのボタン?」 かちっかちっ
女「壊れたボタンッ!!!!!!!!」
男「なにその超反応!?」
女「押して駄目なら引いてみろってね! ちょっとどいて!」
男「いやボタンはさすがに引いてみてもどうにもならんと……」
めきょ
男「……」
女「……」
男「……」
女「とれたー」 ぷらぷら
男「引っ張りすぎだっ!」
女「我が人生に一片の悔い無し……ッ!」
男「完っ全に壊れたじゃねーか! どーすんだよ? どーすんだよこれ!?」
男「あれ……? 反応しない……壊れてんのかこのボタン?」 かちっかちっ
女「壊れたボタンッ!!!!!!!!」
男「なにその超反応!?」
女「押して駄目なら引いてみろってね! ちょっとどいて!」
男「いやボタンはさすがに引いてみてもどうにもならんと……」
めきょ
男「……」
女「……」
男「……」
女「とれたー」 ぷらぷら
男「引っ張りすぎだっ!」
女「我が人生に一片の悔い無し……ッ!」
男「完っ全に壊れたじゃねーか! どーすんだよ? どーすんだよこれ!?」
_@ノ” 「べったり」
男「お。でっかいでんでんむし」
女「……」
男「おい。引っ張るなよ? あれは殻と一体化してる生き物なんだぞ?
無理に引っ張ったらもげて死ぬぞ?」
女「……ちがう」
女「角を引っ張りたいのに、いつもつまむより先に引っ込んじゃうんだよあいつは!」
男「引っ張るな! つつくもんだろでんでんむしの角は!」
女「今日こそ! 今日こそは引っ張ってやる~!!」
...._@ノ” 「のろのろ」
女「機械のボタンって何でみんな押す仕様になってんだろ……あほくさ……」
男「知らんがな」
女「最初にどっかのアホが押す仕様で作っちゃったからそのままずるずると?
じゃあもし引く仕様で作られてたら、機械文明真っ盛りの二十一世紀、
引っ張って引っ張って引っ張りまくりだったんじゃん!」
男「そうかも知れんが、もしケータイのボタンが引っ張る仕様だったら俺は泣いてた」
男「知らんがな」
女「最初にどっかのアホが押す仕様で作っちゃったからそのままずるずると?
じゃあもし引く仕様で作られてたら、機械文明真っ盛りの二十一世紀、
引っ張って引っ張って引っ張りまくりだったんじゃん!」
男「そうかも知れんが、もしケータイのボタンが引っ張る仕様だったら俺は泣いてた」
~縁日~
女「お、おぉ……っ」
男「……」
女「ここは天国か……っ」
男「ちなみにどれか一本だけだからな?」
女「こ、ここは……」
男「ん?」
女「ここは地獄か……っ!」
ひもくじを前
女「お、おぉ……っ」
男「……」
女「ここは天国か……っ」
男「ちなみにどれか一本だけだからな?」
女「こ、ここは……」
男「ん?」
女「ここは地獄か……っ!」
ひもくじを前
~縁日~
女「……」
男「…………」
女「どれか一本だけなんて嘘だ……っ」
男「いいから早く引け。おっちゃんが困ってる」
おっちゃん「はは……。まぁ仕方ない、特別に二本までなら引いていいよ」
女「仏はここにいらっしゃった!」
結果、駄菓子が二つ
女「……」
男「…………」
女「どれか一本だけなんて嘘だ……っ」
男「いいから早く引け。おっちゃんが困ってる」
おっちゃん「はは……。まぁ仕方ない、特別に二本までなら引いていいよ」
女「仏はここにいらっしゃった!」
結果、駄菓子が二つ
友「グループ学習のテーマ、どうするー?」
女「それならちょうどいいのがあるよー」
男「引っ張るボタンのケータイを作るとか抜かしやがったら、ただじゃおかねー!」
女「……え~」
女「じゃあいいよ……あんたらにお任せするから、もう、何でもいいよ。
わたしゃとりあえず足引っ張っとくからさ……」
男「相変らずふざけてくれますねこのお嬢さんは!」
友「何でリーダーとしてみんなを引っ張っていこうというふうにならないんですかね!」
女「それならちょうどいいのがあるよー」
男「引っ張るボタンのケータイを作るとか抜かしやがったら、ただじゃおかねー!」
女「……え~」
女「じゃあいいよ……あんたらにお任せするから、もう、何でもいいよ。
わたしゃとりあえず足引っ張っとくからさ……」
男「相変らずふざけてくれますねこのお嬢さんは!」
友「何でリーダーとしてみんなを引っ張っていこうというふうにならないんですかね!」
~縁日~
女「地獄に仏とはまさにあれのこと」
男「ま、結果駄菓子二つだけなのは残念だったがな」
女「そういえば、仏と言えば。地獄に蜘蛛の糸が垂れてくる話は知ってる?」
男「あぁ。昔の文学作品の?」
女「なんであのとき、仏と引っ張りあいをせずに上ろうとしたんだろう」
男「お前な……」
真剣に悩む彼女。嘆息する彼。
女「地獄に仏とはまさにあれのこと」
男「ま、結果駄菓子二つだけなのは残念だったがな」
女「そういえば、仏と言えば。地獄に蜘蛛の糸が垂れてくる話は知ってる?」
男「あぁ。昔の文学作品の?」
女「なんであのとき、仏と引っ張りあいをせずに上ろうとしたんだろう」
男「お前な……」
真剣に悩む彼女。嘆息する彼。
女「痴漢撃退ブザー……」
女「『いざ!』というときのためのひもを何でもないときに引っ張ってみるあの背徳感!」
女「何度引っ張っても素晴らしい……っ」
女「今ではすっかりわたしの心を捉えてしまった憎いアン畜生……」 くいっ
ブザー「きゅいーんきゅいーんきゅいーんきゅいーんきゅいーん!!」
女「ああ……素敵……」 うっとり
先生「没収」
女「かえしてー! かえしてー!!」
女「『いざ!』というときのためのひもを何でもないときに引っ張ってみるあの背徳感!」
女「何度引っ張っても素晴らしい……っ」
女「今ではすっかりわたしの心を捉えてしまった憎いアン畜生……」 くいっ
ブザー「きゅいーんきゅいーんきゅいーんきゅいーんきゅいーん!!」
女「ああ……素敵……」 うっとり
先生「没収」
女「かえしてー! かえしてー!!」
女「……はぁ」 ぼー
男「アンニュイな面持ちで窓の外なんか見て、今度は何を考えてるんだか」
友「カーテンにでもくるまって顔だけ出して、しゃー、しゃーって引っ張りたいんじゃないのー?」
女(侵入者ズカズカッ、お館さまひもギュックイッ、
床カコンッパカッ、侵入者ヒュウウゥゥ……)
女(ギャアアァァァ、ベチャッ。しーん)
女「……」
女「……ふふっ」 にこっ
男「アンニュイな面持ちで窓の外なんか見て、今度は何を考えてるんだか」
友「カーテンにでもくるまって顔だけ出して、しゃー、しゃーって引っ張りたいんじゃないのー?」
女(侵入者ズカズカッ、お館さまひもギュックイッ、
床カコンッパカッ、侵入者ヒュウウゥゥ……)
女(ギャアアァァァ、ベチャッ。しーん)
女「……」
女「……ふふっ」 にこっ
ブリーフ「白々」
女「……」
女「……ぅιっ」 ひょい、ぐいいいいい~!
ブリーフのゴム「びにょおおおおおおおおおん」
弟「……」
弟「ねーちゃん?」
女「なに」
弟「もううろたえすらせんのね」
女「やましいことはしてないもん」 ぐいいいいい~
弟「最近妙にやたらとパンツのゴムがよれよれになってたのはねーちゃんが引っ張ってたからかっ!」
女「フフン♪ 悔しかったらおねえちゃんのおパンツのゴムでも引っ張ってみるんだね」
弟「何で俺が対抗しなきゃいかんのよ!? ねーちゃんがやめりゃいいんだよ!」 ぐいっ
女「やめろ放せ! わたしは引っ張るのは好きだが引っ張られるのは大嫌いだ!!」
女「……」
女「……ぅιっ」 ひょい、ぐいいいいい~!
ブリーフのゴム「びにょおおおおおおおおおん」
弟「……」
弟「ねーちゃん?」
女「なに」
弟「もううろたえすらせんのね」
女「やましいことはしてないもん」 ぐいいいいい~
弟「最近妙にやたらとパンツのゴムがよれよれになってたのはねーちゃんが引っ張ってたからかっ!」
女「フフン♪ 悔しかったらおねえちゃんのおパンツのゴムでも引っ張ってみるんだね」
弟「何で俺が対抗しなきゃいかんのよ!? ねーちゃんがやめりゃいいんだよ!」 ぐいっ
女「やめろ放せ! わたしは引っ張るのは好きだが引っ張られるのは大嫌いだ!!」
先生「主におまえんちから学校までに生えてるねこじゃらしの、穂だけが
一本残らず引き抜かれて散乱してたって通報があったんだけど?」
女「ああ、あれね。引っ張ってすぽっと抜ける感覚がまた楽しーいんですよー」
先生「わかった。わかったからちょっと職員室まで来い」 ぐいっ
女「いたたたたっ! やめて! 人の花じゃなく雑草なんだし別にいいじゃん!
わたしが引っこ抜いて散らかって枯れるのが駄目なら、
雑草自身が自分で枯れて散乱しても職員室に引っ張っていくんですね? え? どうなんすか!?」
女「……いや引っ張るのはわたし! わたしが職員室まで引っ張ってきます!!」
先生「駄目だこいつ……はやく何とかしないと……」
一本残らず引き抜かれて散乱してたって通報があったんだけど?」
女「ああ、あれね。引っ張ってすぽっと抜ける感覚がまた楽しーいんですよー」
先生「わかった。わかったからちょっと職員室まで来い」 ぐいっ
女「いたたたたっ! やめて! 人の花じゃなく雑草なんだし別にいいじゃん!
わたしが引っこ抜いて散らかって枯れるのが駄目なら、
雑草自身が自分で枯れて散乱しても職員室に引っ張っていくんですね? え? どうなんすか!?」
女「……いや引っ張るのはわたし! わたしが職員室まで引っ張ってきます!!」
先生「駄目だこいつ……はやく何とかしないと……」
男「腹減ったな-。なんかどっかで食ってくか」
女「だね……お、定食屋発見!」
のれん「はたはた」
男「ここでいっか?」
女「うん――はーい、ちょいとお邪魔するよー」 グイッ
のれん「がしゃぁん!」
女「……落ちたっ!」
男「ばっ……普通に押しのけて入れよ! のれんを引っ張って入ろうとする奴なんて初めて見たわ!」
店員「お、お客さま!? 大丈夫ですか!? お怪我は!?」
男「あ、その、だい、大丈夫です!」
女「だってほら……うちののれんは引っ張って入るタイプだったから、つい……」
男「そんなのれんあってたまるかあーっ!!」
女「だね……お、定食屋発見!」
のれん「はたはた」
男「ここでいっか?」
女「うん――はーい、ちょいとお邪魔するよー」 グイッ
のれん「がしゃぁん!」
女「……落ちたっ!」
男「ばっ……普通に押しのけて入れよ! のれんを引っ張って入ろうとする奴なんて初めて見たわ!」
店員「お、お客さま!? 大丈夫ですか!? お怪我は!?」
男「あ、その、だい、大丈夫です!」
女「だってほら……うちののれんは引っ張って入るタイプだったから、つい……」
男「そんなのれんあってたまるかあーっ!!」
委員長「じゃあ、次ー。保健委員決めまーす」
女「はーい!」
委員長「あ、やってくれる?」
女「わたしー、黒板の前にあるプロジェクターのスクリーン引っ張り出す係やるー!」
委員長「そんな係はねぇ!!」
女「はーい!」
委員長「あ、やってくれる?」
女「わたしー、黒板の前にあるプロジェクターのスクリーン引っ張り出す係やるー!」
委員長「そんな係はねぇ!!」
女「わたしが死ぬときは、わたしの指と阿弥陀像の指を五色の糸で結んでちょうだい」
弟「ねーちゃん死ぬの? チャオ!」
女「死の瞬間のその時まで、わたしは何かを引っ張り続ける女でありたい……っ!」
弟「いや素直に阿弥陀さまに引かれて極楽往生しろよ!
阿弥陀さまをこっちに引っ張ってどうすんだ!?」
女「カンダタの愚を、わたしは繰り返さない……っ!!」
弟「蜘蛛の糸引っ張ってたらよけい駄目だったろカンダタ!」
弟「ねーちゃん死ぬの? チャオ!」
女「死の瞬間のその時まで、わたしは何かを引っ張り続ける女でありたい……っ!」
弟「いや素直に阿弥陀さまに引かれて極楽往生しろよ!
阿弥陀さまをこっちに引っ張ってどうすんだ!?」
女「カンダタの愚を、わたしは繰り返さない……っ!!」
弟「蜘蛛の糸引っ張ってたらよけい駄目だったろカンダタ!」
女「ツボを押すんじゃなく引っ張ってみたい」
男「東洋医学舐めんなよド畜生が」
女「ツボの上に毛ぐらい生えてるでしょ?」 じー
男「やめろ! 俺は今この上なく健康だ! むしろこの上何か治療したりしたら健康すぎて爆発する!」
女「その毛があれば、ツボを引っ張れると思った……
誰も病に傷つく事の無い優しい医療が実現すると思った……」 わきわき
男「来るな! なんだその怪しい手の動きは!?
わからんのか! こんな美少年にムダ毛なんか一本たりともあるわけないじゃないか!!!」
男「東洋医学舐めんなよド畜生が」
女「ツボの上に毛ぐらい生えてるでしょ?」 じー
男「やめろ! 俺は今この上なく健康だ! むしろこの上何か治療したりしたら健康すぎて爆発する!」
女「その毛があれば、ツボを引っ張れると思った……
誰も病に傷つく事の無い優しい医療が実現すると思った……」 わきわき
男「来るな! なんだその怪しい手の動きは!?
わからんのか! こんな美少年にムダ毛なんか一本たりともあるわけないじゃないか!!!」
女「同じ死ぬなら、マンドラゴラを引っ張って死にたい……」
友「それであんたの人生、最期に大輪の花が咲くっていうんなら好きにすればいいじゃない」
友「それであんたの人生、最期に大輪の花が咲くっていうんなら好きにすればいいじゃない」
海「碧々」
女「……なんでビキニちゃうんー?」
友「君が海の中で何を仕掛けてくる気だったかなんて、三歳の童子にでもわかる話ですやん」
女「やったらわたしは誰のビキニのひもを引っ張ればええんやろ……」 しゅん
友「なぜそこで自分がさも被害者であるかのように落ち込めるのかなあ、このコン畜生は」
女「……なんでビキニちゃうんー?」
友「君が海の中で何を仕掛けてくる気だったかなんて、三歳の童子にでもわかる話ですやん」
女「やったらわたしは誰のビキニのひもを引っ張ればええんやろ……」 しゅん
友「なぜそこで自分がさも被害者であるかのように落ち込めるのかなあ、このコン畜生は」
>>128
東洋医学には整膚があるから、ひっぱりっ子に非はない。
東洋医学には整膚があるから、ひっぱりっ子に非はない。
エレベーター『上へ参ります』 グヲン!
女『うわあー、すごぉーい! どうやってうごいてるのー?』
父『エレベーターはね、中で力持ちさんたちが引っ張り上げているから動くんだよ』
女『かっこいいー! じゃあおおきくなったらエレベーターひっぱるひとになるー!』
父『ハハハ。無理しなくても、お父さんのお嫁さんでもいいんだよー?』
女「おのれクソ親父、いたいけな子供を騙し続けた罪、何年経とうが許されると思うなよ……っ」
男「子がバカなら親もバカだな」
女『うわあー、すごぉーい! どうやってうごいてるのー?』
父『エレベーターはね、中で力持ちさんたちが引っ張り上げているから動くんだよ』
女『かっこいいー! じゃあおおきくなったらエレベーターひっぱるひとになるー!』
父『ハハハ。無理しなくても、お父さんのお嫁さんでもいいんだよー?』
女「おのれクソ親父、いたいけな子供を騙し続けた罪、何年経とうが許されると思うなよ……っ」
男「子がバカなら親もバカだな」
女「寝る前に電気のひも引っ張って電気を消すでしょ」
女「ああ、もう次に目覚めるまで、何も引っ張れないんだなって……」
女「このままずっと目覚めなかったら、これが最期に引っ張ったものになるんだなって」
女「そう思うとお布団の中でなんだか切なくなってこない?」
女「だからわたし、寝るのいやなんだ……」
男「知らんがな」
女「ああ、もう次に目覚めるまで、何も引っ張れないんだなって……」
女「このままずっと目覚めなかったら、これが最期に引っ張ったものになるんだなって」
女「そう思うとお布団の中でなんだか切なくなってこない?」
女「だからわたし、寝るのいやなんだ……」
男「知らんがな」
洗濯物「ぷーらぷーら」
女「……うりゃっ!」 ぐいっ
|
∀「ぶちっ!」
女「あ……! 洗濯ばさみ、ちぎれた」
弟「なんで洗濯物そうやって強引に引っ張るわけ? 普通に洗濯ばさみ外そうとか思わねーの?」
女「超神速で引っ張れば、洗濯ばさみのひもが引っ張られた力に気付くより早く引き抜けるでしょ?」
弟「気付くとか気付かねえとかじゃねーよ! つかそもそも失敗してるし!」
女「……次は勝つよ、おねえちゃん」
弟「もうやめろ!!」
女「……うりゃっ!」 ぐいっ
|
∀「ぶちっ!」
女「あ……! 洗濯ばさみ、ちぎれた」
弟「なんで洗濯物そうやって強引に引っ張るわけ? 普通に洗濯ばさみ外そうとか思わねーの?」
女「超神速で引っ張れば、洗濯ばさみのひもが引っ張られた力に気付くより早く引き抜けるでしょ?」
弟「気付くとか気付かねえとかじゃねーよ! つかそもそも失敗してるし!」
女「……次は勝つよ、おねえちゃん」
弟「もうやめろ!!」
女「エレベーターを引っ張り上げる人になる! という夢は諦めた」
女「だがJAFでレッカー車の運転手になるという夢はまだ捨ててはいないぞ!!」
男「まともな夢だ!」
友「でもやっぱ引っ張りたいんだ!」
男「でもまともな仕事はまともな仕事だ! なんか悔しい!!」
友「あ、それ、すっごいわかるわ!!」
女「君達、失礼だなー」
女「だがJAFでレッカー車の運転手になるという夢はまだ捨ててはいないぞ!!」
男「まともな夢だ!」
友「でもやっぱ引っ張りたいんだ!」
男「でもまともな仕事はまともな仕事だ! なんか悔しい!!」
友「あ、それ、すっごいわかるわ!!」
女「君達、失礼だなー」
男「ぎゃあああ! 出た! 出たぁ!」
イヤホンのコード「φ」
女「出やがったか妖怪コード絡ませ!」
男「ずっとおズボンのポケットに入れてたんですよ? 奴が触ったならわかるはずなのに!」
女「どれ、ちょいと貸してみ」
きゅっ
イヤホンのコード「―・―」
男「ほどけやああああああ!! よけい引っ張って固くしてどうすんじゃああああああ!!!」
女「いや……『押すなよ?』といわれるとよけい押したくなる心理と似ているといいますか、そのぉ……」
イヤホンのコード「φ」
女「出やがったか妖怪コード絡ませ!」
男「ずっとおズボンのポケットに入れてたんですよ? 奴が触ったならわかるはずなのに!」
女「どれ、ちょいと貸してみ」
きゅっ
イヤホンのコード「―・―」
男「ほどけやああああああ!! よけい引っ張って固くしてどうすんじゃああああああ!!!」
女「いや……『押すなよ?』といわれるとよけい押したくなる心理と似ているといいますか、そのぉ……」
掃除機のコード『しゅるるんっ!』
女『すごぉーい! いっぱつー!』
父『掃除機の中のすごい力持ちの小人さんが、一瞬で引っ張ってるからねー』
女『わたしもやるー! なかでひっぱるー!』
父『うーん。まだ力が足りないかなあ。もっと大きくなって、強くちっちゃくなってからなー』
女『いーやーぁ! いまぁ! いまやるー!!』
父『でも小人さん、ダメっていってるぞー?』
女「あいつは引っ張りたい子供の夢を愚弄してばかりの最低な父親だったよ……っ」
男「おっきくなってちっちゃくなってからって、どういう日本語だよ……」
女『すごぉーい! いっぱつー!』
父『掃除機の中のすごい力持ちの小人さんが、一瞬で引っ張ってるからねー』
女『わたしもやるー! なかでひっぱるー!』
父『うーん。まだ力が足りないかなあ。もっと大きくなって、強くちっちゃくなってからなー』
女『いーやーぁ! いまぁ! いまやるー!!』
父『でも小人さん、ダメっていってるぞー?』
女「あいつは引っ張りたい子供の夢を愚弄してばかりの最低な父親だったよ……っ」
男「おっきくなってちっちゃくなってからって、どういう日本語だよ……」
女「農業試験場で『おおきなかぶ』を開発するという夢も実はまだ諦め切れてないんだよねー」
男「普通に切り株でも引っ張っとけば?」
女「何を言うー! 『おおきなかぶ』は引っ張りニストなら誰もが憧れるもんじゃないですかー」
女「……わかってるよ。あんなでっかいかぶ、創れっこないなんてこと」
女「でも福音館書店のあの絵本はすでにわたしに『夢』を抱かせてしまった……」
女「だからもう、追いかけるしかないのさ……追いつけやしないと、理性ではわかっていたとしてもね!」
男「別に無理して追いかけなくたっていいんだよー?」
男「普通に切り株でも引っ張っとけば?」
女「何を言うー! 『おおきなかぶ』は引っ張りニストなら誰もが憧れるもんじゃないですかー」
女「……わかってるよ。あんなでっかいかぶ、創れっこないなんてこと」
女「でも福音館書店のあの絵本はすでにわたしに『夢』を抱かせてしまった……」
女「だからもう、追いかけるしかないのさ……追いつけやしないと、理性ではわかっていたとしてもね!」
男「別に無理して追いかけなくたっていいんだよー?」
男「で、お前が行ってみたいって店はどこに?」
女「こっち」 くいくい
男「わかった」
男「大分歩くんだな」
女「……」 くいくい
男「……なあ、まだつかないのか」
女「多分こっち」 くいくい
男(多分……)
男「女~?」
女「………迷った」
男「いや、そんな目で見上げられても……」
女「む~」
女「こっち」 くいくい
男「わかった」
男「大分歩くんだな」
女「……」 くいくい
男「……なあ、まだつかないのか」
女「多分こっち」 くいくい
男(多分……)
男「女~?」
女「………迷った」
男「いや、そんな目で見上げられても……」
女「む~」
弟「ジャムのふた開かねえ~!」 ぐぐぐっ
女「よし、おまえ瓶持っとけ。お姉ちゃんがふた引っ張るから!」
弟「……ガスで炙るか」
女「オイオイ~。引っ張らせろよぉ~。なぁ~? あぁ~?」
弟「瓶のふたは引っ張って開けるもんじゃねーよ」
女「その先入観がいけない! 引っ張ってみたら案外すぱっと開くかもよ? やってみたことないっしょ?」
弟「……」 ぐいっ
熱せられたふた「じゅううう~」
女「熱っ! うわ熱っ! こ、こいつ弟のくせにおねえちゃんにヤキ入れてきやがったぁ!」
女「おかあさん! おかーさーん!!」 ばたばた
弟「もうやだこのねーちゃん……」 ぐっ
ふた「……きゅぱっ!」
女「よし、おまえ瓶持っとけ。お姉ちゃんがふた引っ張るから!」
弟「……ガスで炙るか」
女「オイオイ~。引っ張らせろよぉ~。なぁ~? あぁ~?」
弟「瓶のふたは引っ張って開けるもんじゃねーよ」
女「その先入観がいけない! 引っ張ってみたら案外すぱっと開くかもよ? やってみたことないっしょ?」
弟「……」 ぐいっ
熱せられたふた「じゅううう~」
女「熱っ! うわ熱っ! こ、こいつ弟のくせにおねえちゃんにヤキ入れてきやがったぁ!」
女「おかあさん! おかーさーん!!」 ばたばた
弟「もうやだこのねーちゃん……」 ぐっ
ふた「……きゅぱっ!」
風呂釜「からっぽ」
弟「……」
弟「ねーちゃーあん? お風呂のお湯、なんで抜けてんのかなあ!? 俺、あとで入るっていったろ?」
女「栓を引っ張ったら、なんかよくわかんないけど、お湯、消えた……」
弟「消えるわ当たり前じゃボケェ!!!!!!!!!」
女「でも栓を抜けたから、おねえちゃん、あとはもうどうでもよかった……」 スッキリ
弟「風呂上がりのつやつや顔でそれ以上しゃべったらぶん殴るぞ」
弟「……」
弟「ねーちゃーあん? お風呂のお湯、なんで抜けてんのかなあ!? 俺、あとで入るっていったろ?」
女「栓を引っ張ったら、なんかよくわかんないけど、お湯、消えた……」
弟「消えるわ当たり前じゃボケェ!!!!!!!!!」
女「でも栓を抜けたから、おねえちゃん、あとはもうどうでもよかった……」 スッキリ
弟「風呂上がりのつやつや顔でそれ以上しゃべったらぶん殴るぞ」
~並木道~
女「……♪」
男「なぁ」
女「ん?」
男「どこに行くんだ?」
女「さぁ?」
男「さぁ、って……」
女「ただの散歩に、目的地はないよ」
ゆるり、ゆるり。彼の手を引き。
女「……♪」
男「なぁ」
女「ん?」
男「どこに行くんだ?」
女「さぁ?」
男「さぁ、って……」
女「ただの散歩に、目的地はないよ」
ゆるり、ゆるり。彼の手を引き。
自転車「ぷしゅっ」
女「わっパンク!」
男「あーあ、やっちゃった」
女「強引に乗って帰るか!?」
男「タイヤが傷むよ」
女「押して帰るのいやだなー」 チラッチラッ
男「こっち見んな」
女「……なにこのつれない人」
女「パンクした自転車ってさー、なんで押すしかないのかなー」 とぼとぼ
男「乗れない以上仕方ないじゃん」
女「同じ手動二輪でもリヤカーは引っ張れるじゃん?
なんで自転車は引っ張れないのかって訊いてんのよ!」
男「そんな変態的な構造した自転車なんかいらねーよ」
女「つくれよ! 宮田でもブリヂストンでもあさひでもサイモトでも! 何が『ものづくり日本』だよ!」
男「なんか、
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ ⌒ ) r'⌒ `!´ `⌒) よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ ⌒~~ / 「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ。
│ /───| | |/ | l ト、 | 王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は作れないぞ!
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
っての思い出した……」
女「わっパンク!」
男「あーあ、やっちゃった」
女「強引に乗って帰るか!?」
男「タイヤが傷むよ」
女「押して帰るのいやだなー」 チラッチラッ
男「こっち見んな」
女「……なにこのつれない人」
女「パンクした自転車ってさー、なんで押すしかないのかなー」 とぼとぼ
男「乗れない以上仕方ないじゃん」
女「同じ手動二輪でもリヤカーは引っ張れるじゃん?
なんで自転車は引っ張れないのかって訊いてんのよ!」
男「そんな変態的な構造した自転車なんかいらねーよ」
女「つくれよ! 宮田でもブリヂストンでもあさひでもサイモトでも! 何が『ものづくり日本』だよ!」
男「なんか、
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ ⌒ ) r'⌒ `!´ `⌒) よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ ⌒~~ / 「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ。
│ /───| | |/ | l ト、 | 王道が何故面白いか理解できない人間に面白い話は作れないぞ!
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
っての思い出した……」
~教室~
女「引っ張るのと引き寄せるのは別物だと思う」
男「ほう?」
女「引っ張るのは連れて行く行為で、引き寄せるのは自分の物にする行為」
男「なるほど。……で、それがどうした?」
女「……いつか引き寄せれたらいいなぁ」
彼の袖を引くのは、ひっぱりっ子
女「引っ張るのと引き寄せるのは別物だと思う」
男「ほう?」
女「引っ張るのは連れて行く行為で、引き寄せるのは自分の物にする行為」
男「なるほど。……で、それがどうした?」
女「……いつか引き寄せれたらいいなぁ」
彼の袖を引くのは、ひっぱりっ子
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