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    元スレ【新ジャンル】「台詞系SS総合スレ」( ^ω^)

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    51 = 44 :

    「新潮さんのポニーテール、かわいいなぁ」
    新潮「こ、これはポニーテールじゃないぞっ、しおりひもだ!
        べ、別に男君にかわいー☆って言われたくて、こうして
        いたわけじゃ…」
    「かわいいなぁ…」
    新潮「そ、そんなに言ってくれるなんて…男君、えぇと、その…
       『今夜は月が綺麗ですね』…」
    「? 月は出ていないけど?」
    新潮「きょ、教養が足りないな! 今から夏目漱石を読ませてやる!」
    「え~? 夏休みの課題じゃあるまいし」

    52 :

    増えてるしww
    妙にキャラ立ってる文庫とかあるよなぁ。そして学級文庫という発想はなかったwww

    53 :

    学級文庫って「唇を付けずに言ってみて」と言われるだけのための存在だと思ってた

    54 :

    ある日の暮方の事である。雨に降りこめられた下人が、行き所がなくて、
    羅生門の下で途方にくれていた。
    ふだんなら、勿論、両親のいる家へ帰るべきはずである。ところがその
    両親からは四、五日前に勘当された。当時京都の町は一通りならず衰徴し
    ていた。今この下人が、永年、警備していた自宅を追い出されたのも、実
    はこの衰徴の小さな余波に外ならない。
    下人は大きな嚔をして、それから、大儀そうに立上がった。雨風の患の
    ない、人目にかかる虞のない、一晩楽にねられそうな所があれば、そこで
    ともかくも、夜を明かそうと思ったからである。
    それから、何分かの後である。下人の眼は、羅生門の楼の上で屍骸の中
    にうずくまっている人間を見ていた。檜皮色の着物を着た、背の低い、痩
    せた、白髪頭の、猿のような老婆である。
    すると、老婆が、突然、下人の方をふりむいて、つぶやくような、うめ
    くような声で、こんな事をいった。
    「おじちゃん、こんなところでなにしてるの?」
    「!?」



    新ジャンル「ババァロリ」

    55 = 54 :

    新ジャンル「ババァロリ」


    老婆「おじちゃん、あそんでー」

    下人「いや、マジで勘弁してください。その外見と声で「遊んで」は不気味すぎる」

    老婆「ぐすん……あそんでくれないの……?」

    下人「ああ、悪かったよ。悪かったから泣かないでくれ。で、何して遊びたい?」

    老婆「そこのしたいから、どっちがたくさんかみのけをぬけるかきょうそうしたーい」

    下人「ひぃっ!」

    56 = 54 :

    新ジャンル「ババァロリ」


    老婆「おじちゃん、おうちにかえらなくていいの?」

    下人「帰る家がないんだよ」

    老婆「じゃあ、きょうはここでいっしょにねよう?」

    下人「え……」

    老婆「おとまりだー! やったー!」

    下人「おい! 抱き付くな! 止めろ! うわ! 涎! 臭い!」

    57 :

    文学コント始まったwww

    58 = 54 :

    新ジャンル「ババァロリ」


    老婆「おじちゃんのおしごとってなに?」

    下人「……いや……ほら……アレだよ。家族が留守中の自宅を守る大切な仕事だ」

    老婆「にーとはあまえだっててれびでいってた」

    下人「……」

    59 = 54 :

    以上投下終了
    なんという誰得ジャンル

    61 :

    スレたてすべきかどうか迷ったのでここに投下

    『モブ少女』

    「お前wwwやめろってwwwww」
    「へっへーん、お前にはこれがお似合いだって!」
    「お、おいそんなことしたら・・・うわっ」
    「え?きゃっ!」
    ドサッ
    「・・・す、すまん」
    「う、ううん///」

    (いいなぁ・・・)

    62 = 61 :

    (・・・羨ましいなぁ)
    (私もあんな青春、送りたいなぁ・・・)
    (でも、私って何の取り柄もないし)
    (スタイルだって普通だし)
    (人に誇れるようなところとか、そんなのないし)
    (かといって特別な欠点も・・・)
    (親が亡くなってるとか、人が同情してくれるようなところもないし)
    (それじゃあ、皆かまってくれないに決まってるよ、ね・・・)
    (・・・でも、それでも、憧れは抱いちゃうなぁ)
    (私も、物語の主人公みたいに、なれたらな、って・・・)


    神様「その願い、叶えてさし上げましょうか?」


    「・・・え?」

    63 = 61 :

    神様「こんにちわ」
    「こ、こんにち、わ?」
    神様「ほうほう、なるほど、この世界では彼らが主人公なんですね」
    「・・・?」
    神様「いえいえ、独り言ですから気にせずに」
    「は、はぁ・・・そうですか?」
    神様「そして、あなたは『その他大勢』・・・いわゆる『モブ』ってやつですね」
    「え?は、はぁ・・・そうなん、ですか?」
    神様「ええ、そのようです」
    「・・・えっと、言ってる事がよくわからないんですけど・・・」
    神様「はは、分からなくて結構、なにしろ私は神様ですから」
    「かみ、さま?」
    神様「ええ」
    「・・・ジャージ姿の?」
    神様「ジャージだろうが何だろうが、神様です」
    「ずいぶん、ラフなんですね・・・」
    神様「それがモットーですから!」
    「・・・そうですか」

    64 = 61 :

    「あの、それで、その神様が、私に何のようですか?」
    神様「まぁまぁそんな警戒なさらずに」
    「いや、だって、明らかに怪しいですから・・・」
    神様「ほう、どのあたりが?」
    「まず自分の事を神様とか言っている辺りが・・・」
    神様「ほほう、では逆に聞きますが、あなたは一体何者ですか?」
    「わ、私ですか?・・・って、なんで見ず知らずの男性に自分の素性を言わなくちゃいけないんですかっ」
    神様「まぁまぁ、それで、あなたは一体何者ですか?」
    「・・・普通の高校生ですけど」
    神様「怪しいですねー」
    「ど、どこがですかっ!制服だって着てるでしょう!」
    神様「信用できませんねー、どっかから盗んできたのかもしれない」
    「そんな見当違いな憶測で話されても・・・」
    神様「あなたの言った事はそれと一緒ですよ」
    「え?」
    神様「私は神様、あなたは高校生、証拠はありませんがどちらも本当、そういうことです」
    「えぇ・・・」
    神様「いやそこでドン引きされても困りますよ」

    65 :

    ジャージ姿の神様www
    聖お兄さんがうかんだぞw

    66 = 61 :

    「もぅ・・・分かりました、それで結局何のようなんですか?」
    神様「あなたも素敵な青春ライフを送れるようにして差し上げましょう!」
    「・・・」
    神様「あなたも素敵な青春ライフを送れるようにして差し上げましょう!」
    「・・・」
    神様「大事な事なので二回言いました」
    「・・・はぁ」
    神様「本当にリアクションが下手な人ですねー、そんなんじゃこれからやっていけませんよ」
    「・・・それ以前の問題のような気が」
    神様「おっとぉ!もう時間のようです、話の途中ですが私はこれで失礼します」
    「いろいろと自由な人ですね・・・」
    神様「なんにせよ、あなたはもう素敵な青春ライフを送る事が出来るようになりました!」
    「・・・もうどうリアクションすれば良いのか分かりません」
    神様「やったね☆」
    「話聞いてください」
    神様「まぁ明日学校に行けば分かりますよ、それではアデュー!」パッ
    「え!?き、き、き、消えた・・・」
    「・・・ま、まぁ見なかった事にして、早く家に帰って寝よ、疲れてるんだなきっと・・・」

    67 = 61 :

    翌日


    友A「おはよー!」
    「おはよう」
    友A「ねぇねぇ、今日転校生がくるんだって!」
    「へぇ、そうなんだ」
    友A「し、か、も!なんとかなり渋くてカッコいい!・・・らしい!」
    「・・・らしい?」
    友A「らしい」
    「それはまた、あやふやな情報だね」
    友A「だって私だって噂に聞いただけだもん」
    「相変わらずAちゃんはうわさ話とか好きだね」
    友A「うん大好き・・・大好き」
    「え?ちょ、そんな無駄に真面目な顔で言われても困るよっ」
    友A「はははwwwwあんたはホントにからかいがいがあるねーwwww」
    「・・・んもぅ!」
    ガラガラ
    教師「はいおはよー!席つけー」
    友A「あ、きたきた!さってと、どんな子かなー♪」タッタタッタッ
    「スキップしながら席に戻らなくても・・・」

    68 = 61 :

    クラス「ざわ・・・ざわ・・・」
    教師「ほらほら、話があるから静かにしろ」
    ガタッ
    A「先生っ!話って転校生の事ですかー!」
    教師「んー?なんだぁ?もう噂が出回ってるのか」
    A「ってことは・・・」
    教師「その通り!今日からこのクラスの一員となる奴がいる」
    B「野郎ですかー!女の子ですかー!それとも・・・まさか!」ドッ ワハハ
    教師「まぁ見りゃ分かるだろ、入ってきて良いぞー」

    ガラガラ

    転校生「・・・」

    「きゃわー!!かっこいー!!」
    (・・・チッ、野郎かよ)
    教師「じゃあ、定番の自己紹介をよろしく」

    転校生「・・・少年です、よろしくお願いします」

    パチパチパチパチ
    クラス(普通だ・・・)
    教師(普通だな)
    (・・・なんだか緊張してそう)

    69 = 61 :

    教師「それじゃあ席はあそこの窓際一番後ろだ、特等席だぞー」
    少年「・・・」タスタスタス

    (私の隣だ・・・)

    教師「じゃあ、そういうことで、後の事はみんなよろしく頼む」
    A「うわテキトー!」
    A「それでも教師か!!」
    教師「はーいはい、じゃあ出席とるぞー、男A」
    A「なんて担任だ・・・はいよ」
    教師「男B」
    B「はい」
    「・・・」
    少年「・・・」

    (き、きまずい・・・)

    70 = 61 :

    A「ねぇねぇ!少年君はどこから来たの!」
    B「6月に転校って珍しいねー!」
    C「趣味は?好きな食べ物は?」
    少年「・・・」ムッ
    D「ねー、黙ってないで何か言ってよー」
    E「緊張してるんだよね?そうだよね?」
    F「何か分からない事ある?何でも聞いてね!」
    少年「・・・」ムッ

    (なんだか凄いしかめ面をしてるけど・・・大丈夫かな)

    A「そ、そんな睨まないでよー!」
    B「そうだよ!何か言いなってば!」
    少年「・・・」ムッ
    C「・・・ま、まぁいいや、もう次の授業だし、いこ」
    D「そうだね・・・いこっか」
    タタタッ

    少年「・・・」

    (・・・だ、大丈夫かな、この人、何か怖いなぁ)

    71 = 61 :

    そして時はkskし放課後

    (結局あれから誰も寄らなくなっちゃったなぁ)
    (無理もないかも、だってずっと怖い顔してるんだもん)
    (これからずっとあんな顔を隣に授業を受けなきゃいけないのかな・・・)
    友A「・・女・・・少女!」
    「ふぇっ!?な、なに?」
    友A「あんた、ウサギの餌やり行かなくていいの?」
    「え?・・・あ、そうだった!」
    友A「しっかりしなさい飼育委員wwww」
    「ご、ごめん、先帰ってて!」
    友A「はいはい、じゃあまた明日ねー」
    「うん!また明日ー!」トットット
    友A「・・・考え事してるときの少女は、人を殺せる可愛さね」ハァハァ


    「うわぁ、30分も遅れちゃってる、急がなきゃ」トットットットット
    「ついたぁ・・・ってあれ?」

    少年「・・・」

    72 = 61 :

    こんなに投下していいものなのか


    (あ、あの人だ、飼育小屋の前で何してるのかな・・・?)
    (しかもちょうど小屋のドアの前にいるし・・・)
    (うぅ・・・でもこれ以上遅れるわけにはいかないし、行くしかないよね)

    「あ、あの~・・・」
    少年「・・・?」
    「すいません、うさぎに餌をやりたいんですけど・・・」
    少年「・・・あぁ、そうか、すまん」
    「い、いえいえ!こちらこそ~・・・」カチャ ギッ
    少年「・・・」
    「・・・」
    ウサギ「もぐもぐ」
    少年「・・・」
    「・・・」
    ウサギ「もぐもぐ」

    (や、やっぱりきまずいよぉ~・・・)

    73 :

    「う、うさぎ!」
    少年「?」
    「うさぎ、好き、なんです・・・か?」
    少年「・・・」
    「・・・」
    少年「・・・」ムッ
    「ひっ・・・」
    少年「・・・」ムッ
    「・・・あ、えと、変な意味じゃなくて!」
    少年「・・・?」
    「べ、べつに、男の人がウサギ好きでもおかしくないと思いますし!むしろその方がイメージ良いと言いますか!」
    少年「・・・」ムッ
    「だ、だから、その・・・あんまりそんな目で睨まないでください・・・」ウルッ
    少年「・・・」
    「・・・?」

    76 = 73 :

    少年「・・・あぁ、そうか、すまん」
    「い・・・え?」
    少年「どうも、考え事してるとこの顔になっちまうみたいでな」
    「・・・そうなんですか?」
    少年「ああ」
    「それはまた・・・難儀な癖ですね」
    少年「まったくだ」
    「はぁ・・・なるほど」
    (クラスの人たち相手にしかめ面してたのは、なんて答えようか迷ってたから、かも?)
    少年「・・・」ムッ
    「・・・へっ?」
    少年「敬語やめろよ」
    「・・・あ、その・・・ごめんなさい」
    少年「いや、そうじゃなくて、あー・・・なんて言えば良いんだ?」
    「?」
    少年「敬語、やめないか?」
    「・・・えっ、と?」
    少年「違うな・・・敬語やめてください、だーっ!それじゃ俺が敬語だっつぅの!」
    「・・・」
    少年「・・・」ムッ
    「・・・くすっ、ははww」
    少年「?」
    「少年さんって、面白い人ですねwww」
    少年「・・・そうか?」
    「はいw」

    77 = 73 :

    少年「・・・敬語、良かったらやめてくれると、ありがたい」
    「そ、うですか?」
    少年「ああ」
    「はい、わk・・・うん、わかった」
    少年「それと、『少年さん』じゃなくて『少年』でいい」
    「少・・・年・・・」
    少年「ああ」
    「く、君!!せめて君付けで////」
    少年「・・・まぁそれでもいい」
    「わ、わかった、少年君」
    少年「ああ」
    「少年君」
    少年「なんだ」
    「・・・少年、君」
    少年「・・・だから、なんだ」
    「へっ!?あ、いや、なんでもない!練習だよ練習///」
    少年「変な奴だな」
    「は、ははwwww」

    (男の人を名前で呼んで会話するなんて、凄く久しぶりかも・・・)

    78 :

    甘酸っぱい、甘酸っぱいよ!
    青春だー!

    79 = 73 :

    少年「・・・ふぅ~」
    「どうしたの?」
    少年「いや、転校初日で、一人ぐらいは話せてよかったなと」
    「そっかwww」
    少年「正直、自信無くてな」
    「大丈夫だよ、クラスのみんな優しいし」
    少年「・・・そうだな」
    「うん、直に打ち解けられるって」
    少年「・・・そういえば、お前隣の席の奴だよな」
    「ふぇ!?お、覚えててくれたんだ」
    少年「そりゃ、隣の奴ぐらいは」
    「そ、そっか、そうだよね」
    少年「俺、うまく話せないことがあるかもしれないが、これからよろしくな」
    スッ
    「・・・え?」
    少年「ん?」
    「・・・こ、この手は?」
    少年「握手だが?嫌か?」
    「う、ううん!そんな!ことは!」
    スッ ギュ
    少年「よろしくな」
    「・・・よ、よろしく////」

    (ご、ごつごつしてる・・・男の人の手だぁ////)

    80 = 73 :

    教師「お、いたいた、おーい少年!お前放課後になったら職員室来いって言ったろー!」
    「あ、先生」
    教師「あれ?・・・あれれれれれれ!?もうですか!?もうなんですか!?」
    少年「?」
    「?」
    教師「いやあ、早いなぁ、しかも少女に目を付けたか、うんうん、分かってるなお前」
    「あの~・・・なんの話ですか?」
    教師「いい!みなまで言うな!!先生は分かってるから!」
    「私たちが分かってないんですけど・・・」
    教師「だがすまんな、いい雰囲気のところ悪いが、少年と話があるから」
    少年「・・・そうだった」
    教師「ったく、まぁいいや、それじゃあこっち来て、少女も飼育委員のお仕事よろしくな」
    「は、はい」
    少年「・・・」ムッ
    タスタスタス

    (・・・なんだったんだろう?)

    81 = 78 :

    最後のムッは考えてるんじゃなくて、本当にムッとしているに違いないw
    ドキがムネムネするよ!

    82 = 73 :

    もうちょい


    「ふぅ、終わった」
    「あ、もうこんな時間か、帰らなきゃ」
    トットット

    少年「・・・ん?」
    「あ、少年君!」
    少年「・・・おぅ」
    「お話は終わったの?」
    少年「たった今な」
    「そっか」
    少年「・・・一緒にいくか?」
    「え?どこに?」
    少年「いや、普通に帰るだけだが・・・」
    「・・・あ、あー!と、途中までって意味か!」
    少年「ああ、いや、別にいやならいいんだが」
    「そ、そんなことない!い、いこういこう!」
    少年「・・・そうか?」
    「う、うん!」

    (帰り誘われるなんて久しぶりすぎる///)

    83 = 73 :

    少年「お前もこっちの道なのか?」
    「うん、割と近所だったりしてね」
    少年「そうかもしれん」
    「少年君は引っ越して来たんだよね?」
    少年「ああ」
    「一戸建て?」
    少年「一応な」
    「そっかぁ、お金持ちだね」
    少年「そんなことはない、と思う」
    「お家広い?」
    少年「いや、そんなに」
    「そっかぁ」
    少年「お前はどうなんだよ」
    「うちも一戸建てだけど、あまり広くないなぁ」
    少年「似た者同士か」
    「そうだねwww」
    少年「・・・」ムッ
    「・・・?」
    少年「何かお前って」
    「う、うん?」
    少年「質問がおばちゃんみたいだな」
    「・・・・・・・・!!」

    85 = 73 :

    T字路

    少年「お前このまま真っすぐか」
    「うん、少年君は左?」
    少年「ああ」
    「そっかぁ、じゃあここでお別れだね」
    少年「そうだな」
    「今日は話せて良かったよ」
    少年「そりゃこっちの台詞だ」
    「え?あ、そっか」
    少年「・・・面白い奴だな」
    「そ、そうかな?」
    少年「いや、よくわからんが」
    「えぇ・・・」
    少年「・・・」
    「・・・クスッ」
    少年「・・・フッ」
    「じゃあ、また明日ね」
    少年「ああ、また明日」
    「ばいばい!」ヒラヒラ
    少年「ば・・・じゃあな」タスタスタス

    86 = 78 :

    考えていった言葉がおばちゃんかよw不器用すぎるだろww

    87 = 73 :


    「ただいまー」
    母親「あら、おかえり」
    「夕飯の前にお風呂はいる時間ある?」
    母親「ちゃっちゃと入ってくれるなら、いいわよ」
    「入ってくるー」トトトッ

    風呂にて

    チャポン
    「ふー、今日も疲れたなぁ」
    (・・・転校生の、少年君、か)
    (最初は気難しそうな人だと思ったけど・・・)
    (話してみると、案外普通だったなぁ)
    (これからうまくやっていけるかなぁ)
    (私って、あんまり人と話すの得意じゃないからなぁ)
    「・・・からだ洗お」ジャバ

    88 = 73 :


    ゴシゴシ

    (そもそも男の人となんて、どれぐらい話してないだろう)
    (うぅ、今考えたら結構勇気あるなぁ、3時間前の私)
    (でも、少年君となら、仲良くなれるかな)
    (少年君は無口だけど、なんていうか・・・)
    (・・・考えても仕方ない、か)
    「なんとかなる、よね」
    ジャー
    「って、わ!泡が目に・・・ふえ」

    少年「ん?」

    「・・・え?」

    カポーン

    89 = 73 :

    「え、っと、何で、窓の外に、少年君、が・・・?」
    少年「・・・いや、俺はただトイレに」
    「もしかして、少年君の家って、うちの裏?」
    少年「そう、みたいだな」
    「へぇ~、うちのお風呂と少年君の家のトイレが、ちょうど向かい合ってるのかぁ」
    少年「そう、みたいだ、な」
    「・・・こういうときって、叫ぶべきなのかな?」
    少年「・・・えっと、多分」
    「・・・」
    少年「・・・」
    「・・・!!//////」カオマッカァ~
    少年「いや待てやっぱり待て俺が悪かったっ!!」バタムッ

    90 = 73 :

    風呂上がり

    「び、びっくりしたぁ~・・・////」
    「まさか、こんな近くなんて思わなかった」
    「いや、というより、どうしてお風呂とトイレが向かい合うなんて言う設計を・・・」
    「普通だったらあり得ない・・・よね?」
    「・・・」

    『あなたも素敵な青春ライフを送れるようにして差し上げましょう!』

    「・・・まさか、ね・・・?」
    「神様なんて、小学生じゃないんだから、信じるわけ・・・」
    「・・・」
    「でも、もし本当だとしたら?」
    「もし、神様が用意してくれた、せーしゅんらいふのチャンスだとしたら・・・」


    『ねぇねぇ、今日転校生がくるんだって!』

    『・・・敬語、良かったらやめてくれると、ありがたい』

    『お前もこっちの道なのか?』

    『ば・・・じゃあな』

    『いや待てやっぱり待て俺が悪かったっ!!』


    「・・・」
    「ど、どっちにしろ、これから楽しくなりそうなのには、変わりないよねっ!///」

    91 = 73 :

    長々とすまなかった
    書き溜めたのはここまでだ

    92 :

    投下乙です!
    あまりの青春っぷりにニヤニヤしながら読みました

    93 :

    うおあああああ!これは!これはぁっ!!!

    失礼取り乱しました。もう読んでてどうにかなっちゃいそうでした。たまらん

    94 :

    会社の回線だったからID違うけど>>91です
    帰って選挙行ってまた夜勤だぜ・・・
    一応こんな感じで続いていく(予定)なのだが、お目汚しじゃなかったらまた投下していいかな?
    それとも、スレ立てすべきなのだろうか?個人的にはどっかしらで見てもらえれば満足なんだが・・・

    95 = 75 :

    あと何レス分くらい続く予定なの?

    96 = 94 :

    こっからは全く書き溜めてないから大きい事は言えないが、
    構想では途中のタイムワープがあってこいつらが卒業するまで
    レスにすると200~300ぐらい?

    97 = 75 :

    2、300もあるなら、昨晩投下した分を転載するのが面倒くさくなければスレ立ててしまっていいと思う
    ただ>>1000まで行かないとスレが落ちずにずっと残るから、それが嫌な場合は注意

    98 = 92 :

    書きためていないならどう転ぶかわかりませんし
    >>1の≪単発スレについて≫を確認した上で判断されてみてはどうでしょうか
    専スレでもこのスレでも自分は変わらずついて行きますよ

    99 = 73 :

    再び会社の回線から
    う~む・・・>>97-98を参考にして、ここは書き溜めてみてから判断してみるよ
    もし量が多くなりそうならスレ立てて、間に合いそうならまたここにお邪魔するわ
    いつになるかは分からんが・・・とりあえず早速溜めてくる
    支援とか色々ありがとう!

    100 :

    遅れてきた新ジャンル「文庫本」


    「あ、自衛隊の戦艦だ」

    光人NF「あれは戦艦じゃないよ、『DDH-142 ひえい』といってはるな型護衛艦の……」

    「同じようなものじゃないの?」

    光人NF「そもそも戦艦というのは口径30.5cm以上の火砲と分厚い装甲を備え洋上の要塞たるべき
          存在であるのに対して、海上自衛隊の護衛艦はその任務が船団護衛であるから艦種としては
          駆逐艦として分類すべきものであって……」

    「ふーん、そうなんだ。よくわかんないけど」

    光人NF「そもそも日本人に軍事に関する知識が欠如しているのは民間防衛の観点から見ても
          極めて憂慮すべき事態であって、あまつさえ戦闘機と爆撃機の区別さえ付かない程の
          軍事音痴が大手新聞の記事を書いているような現状では有事における冷静な対応など
          望むべくも無く、このような状態が続けば確実に国益を損なう事になりかねない訳で、
          かかる事態をこのまま黙って見ていては……」

    「……啓発活動、ご苦労様です」


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