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女「夏だ!!」
男友「浴衣だ!!」
女・男友「夏祭りだぁぁぁぁ!!」
女「祭だぞ男ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
男「ああ、そうだな」
男友「いろいろな店があるなぁ!!どの店にしようか悩むぜ!」
女友「……目線は浴衣姿の女性に向いてますけど」
男友「おっ!あの人おっぱいでけぇ!!」
女友「……天誅!!」
ドカッ!ボカッ!ゴッ!メチャッ!
男「友よ……安らかに眠れ」
男友「浴衣だ!!」
女・男友「夏祭りだぁぁぁぁ!!」
女「祭だぞ男ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
男「ああ、そうだな」
男友「いろいろな店があるなぁ!!どの店にしようか悩むぜ!」
女友「……目線は浴衣姿の女性に向いてますけど」
男友「おっ!あの人おっぱいでけぇ!!」
女友「……天誅!!」
ドカッ!ボカッ!ゴッ!メチャッ!
男「友よ……安らかに眠れ」
女「いろんな店が出てるなぁぁぁぁ!!
男!!行くぞぉぉぉぉ!!」
男「お、おい待て!!引っ張るなって……」
女友「女が男と行ってしまった……。……ということは私は……」
男友「with俺ーww」
女友「ええいまだ生きてるのか!!しぶとい奴め!!」ゴスッ!ガスッ!
男友「あぁん!もっとぶってぇぇぇー!!!!」
・・・・・・
女「男!!ほら!!金魚だっ!!」
男「金魚掬いか……。ちょっとやってみるか?」
女「いいぞぉぉぉ!!その勝負、うけてたぁぁぁつ!!」
男「……へ?勝負?」
男!!行くぞぉぉぉぉ!!」
男「お、おい待て!!引っ張るなって……」
女友「女が男と行ってしまった……。……ということは私は……」
男友「with俺ーww」
女友「ええいまだ生きてるのか!!しぶとい奴め!!」ゴスッ!ガスッ!
男友「あぁん!もっとぶってぇぇぇー!!!!」
・・・・・・
女「男!!ほら!!金魚だっ!!」
男「金魚掬いか……。ちょっとやってみるか?」
女「いいぞぉぉぉ!!その勝負、うけてたぁぁぁつ!!」
男「……へ?勝負?」
女「いっぱい取った方の勝ちな!!負けたらりんご飴おごれよ!」
男「……わかった。やってやろうじゃないか!!」
・・・・・・
女「飴おいしいぞぉぉぉ!!」
男「……ふっ。ポイがあんなに破れやすいとは……誤算だったぜ」
女「そういえば女友と男友はどこだー?」
男「んー……。二人で適当に回ってるんじゃないか?」
女「そうかぁぁぁ!!じゃあこっちはこっちで楽しむぞぉぉぉぉ!!」
男「……そうだな」
女「ところで男ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
男「ん?」
女「もう食べれないぃぃぃぃぃぃ!!」
男「ふむ、りんご飴二口でお腹いっぱいですか」
男「……わかった。やってやろうじゃないか!!」
・・・・・・
女「飴おいしいぞぉぉぉ!!」
男「……ふっ。ポイがあんなに破れやすいとは……誤算だったぜ」
女「そういえば女友と男友はどこだー?」
男「んー……。二人で適当に回ってるんじゃないか?」
女「そうかぁぁぁ!!じゃあこっちはこっちで楽しむぞぉぉぉぉ!!」
男「……そうだな」
女「ところで男ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
男「ん?」
女「もう食べれないぃぃぃぃぃぃ!!」
男「ふむ、りんご飴二口でお腹いっぱいですか」
女「射的があるぞぉぉぉぉ!!」
男「やるのか?」
女「面白そうだっ!!やる!!」
男「やめといた方がいいと思うが……」
女「うるさい!私を馬鹿にするなよ!!景品の一つや二つくらいとってみせる!!」
男「いや、そうじゃなくて……」
女「よぉぉぉぉし!狙いはあの変なぬいぐるみだぁぁぁぁ!!」
女「……」
女「お、男ぉぉ!!この銃重い上に引き金が固くて動かないぞ!!」
男「ほら、いわんこっちゃない」
男「やるのか?」
女「面白そうだっ!!やる!!」
男「やめといた方がいいと思うが……」
女「うるさい!私を馬鹿にするなよ!!景品の一つや二つくらいとってみせる!!」
男「いや、そうじゃなくて……」
女「よぉぉぉぉし!狙いはあの変なぬいぐるみだぁぁぁぁ!!」
女「……」
女「お、男ぉぉ!!この銃重い上に引き金が固くて動かないぞ!!」
男「ほら、いわんこっちゃない」
男「かしてみ」
女「おぉっ!!なんか撃ちそうな構えだな!!」
男「撃つんですけどね」
男(狙いはぬいぐるみの額のあたりだな……。あの大きさじゃ体に当てても動かないだろう)
パンッ!
バシッ!
女「すげぇぇぇぇ!!当たったぞぉぉぉぉ!!」
男(揺れたけど……落ちないな。もう少し上を狙うか)
パンッ!
ビシッ!
……ドサッ
女「おぉぉぉぉぉ!!落としたぁぁぁぁ!!すげぇぇぇぇ!!男すげぇぇぇぇェロエロェロ!!!」ビチャビチャ!
男「女、あまり興奮するな」
女「おぉっ!!なんか撃ちそうな構えだな!!」
男「撃つんですけどね」
男(狙いはぬいぐるみの額のあたりだな……。あの大きさじゃ体に当てても動かないだろう)
パンッ!
バシッ!
女「すげぇぇぇぇ!!当たったぞぉぉぉぉ!!」
男(揺れたけど……落ちないな。もう少し上を狙うか)
パンッ!
ビシッ!
……ドサッ
女「おぉぉぉぉぉ!!落としたぁぁぁぁ!!すげぇぇぇぇ!!男すげぇぇぇぇェロエロェロ!!!」ビチャビチャ!
男「女、あまり興奮するな」
アニメ鑑賞中
谷口「WAWAWA忘れ物~♪」
男友「こいつは…俺と同じ香りがする!」
男友「てなわけでオールバックにしてみた!」
男「ああ、うん…いんじゃない?」
男(いいけど作中での谷口の扱いは…。いやもはや語るまい)
オンナトモサ~ン☆
チカヨンナ ジンルイノハジサラシガァアアアアアアア!!
ドガッバキャッホクトヒャクレツケンアタタタタタタ!!
ギャアアアアアアアアアアア!!
谷口「WAWAWA忘れ物~♪」
男友「こいつは…俺と同じ香りがする!」
男友「てなわけでオールバックにしてみた!」
男「ああ、うん…いんじゃない?」
男(いいけど作中での谷口の扱いは…。いやもはや語るまい)
オンナトモサ~ン☆
チカヨンナ ジンルイノハジサラシガァアアアアアアア!!
ドガッバキャッホクトヒャクレツケンアタタタタタタ!!
ギャアアアアアアアアアアア!!
女「男はすごいな!射的の天才だな!!」
男「それほどでもないよ」
女「このぬいぐるみは男の愛の結晶だなっ!!」
男(愛の結晶が( ^ω^)←こんな顔のぬいぐるみでいいのか……?)
女「……ん?あっちの方に人だかりが出来てるな」
男「……あっ!今何時だ?」
女「……8時ちょっと前だが?」
男「今日は8時から花火があがるんだよ」
女「花火かぁぁぁ!!近くで見るのは初めてだぁぁぁぁ!!」
男「よし、女。こっちにこい」
女「そっちは林だぞ?」
男「いいから、ついて来い」
男「それほどでもないよ」
女「このぬいぐるみは男の愛の結晶だなっ!!」
男(愛の結晶が( ^ω^)←こんな顔のぬいぐるみでいいのか……?)
女「……ん?あっちの方に人だかりが出来てるな」
男「……あっ!今何時だ?」
女「……8時ちょっと前だが?」
男「今日は8時から花火があがるんだよ」
女「花火かぁぁぁ!!近くで見るのは初めてだぁぁぁぁ!!」
男「よし、女。こっちにこい」
女「そっちは林だぞ?」
男「いいから、ついて来い」
女「なんだここは?」
男「男友に聞いた花火がよく見える場所さ」
女「隠しスポットか!!」
男「まぁそんなとこだな」
女「すげぇぇぇぇ!!男友すげぇぇぇぇぇぇぇゲポ!!」
男「……興奮して吐くなよ」
女「……ごっくん」
男「……そろそろ時間だな」
ヒュ~……
ドドォーーーン!!!!
男「おぉっ。すっげぇ。大迫力だな……。どうだ?女。綺麗だr……」
女「……ハッ!……ハッ!」ビクッ!ビクッ!
男「お、女ぁぁぁぁぁ!!花火の音にびっくりして心臓発作起こしたのか!?
きゅ、救急車……救急車ぁぁぁ!!!!」
男「男友に聞いた花火がよく見える場所さ」
女「隠しスポットか!!」
男「まぁそんなとこだな」
女「すげぇぇぇぇ!!男友すげぇぇぇぇぇぇぇゲポ!!」
男「……興奮して吐くなよ」
女「……ごっくん」
男「……そろそろ時間だな」
ヒュ~……
ドドォーーーン!!!!
男「おぉっ。すっげぇ。大迫力だな……。どうだ?女。綺麗だr……」
女「……ハッ!……ハッ!」ビクッ!ビクッ!
男「お、女ぁぁぁぁぁ!!花火の音にびっくりして心臓発作起こしたのか!?
きゅ、救急車……救急車ぁぁぁ!!!!」
ラノベ(生徒会の一存)読書中
杉崎「俺はギャルゲ、エロゲ…」
男友「堂々と宣言…これだ!」
男友「てなわけで俺はハーレムを作ってみせる!」
男「ああ、うん…頑張ってね…。」
男(うわぁ…ここまでくっきり死相がみえるなんて…)
オンナトモサァアアアアアアアンオレノハ-レムメンバ-イチゴウニ…
キタカ…コヨイノワガミギウデハチヲモトメテオルゾ!!
メキルレョッ シャバザヴァッ チャンドラグプタッ
エ、チョ ソンナトコラメ アッー!
杉崎「俺はギャルゲ、エロゲ…」
男友「堂々と宣言…これだ!」
男友「てなわけで俺はハーレムを作ってみせる!」
男「ああ、うん…頑張ってね…。」
男(うわぁ…ここまでくっきり死相がみえるなんて…)
オンナトモサァアアアアアアアンオレノハ-レムメンバ-イチゴウニ…
キタカ…コヨイノワガミギウデハチヲモトメテオルゾ!!
メキルレョッ シャバザヴァッ チャンドラグプタッ
エ、チョ ソンナトコラメ アッー!
女「みんな頑張れぇぇぇぇッ!吐血しつつ支援ンンンッ!」
男「血なんて吐いてないじゃないか」
女「なんでこんな時に限って調子が良いんだッ!コァァァァ……ぐおああああ……う、ゔん!……駄目だ出なあああいッ!!」
男「……女友、任せた」
女友「おら出番だよッ!クソ豚ッ!」バシーンッ
男友「はいッ!女王様なんなりとッ!」
女友「血反吐撒き散らしなぁッ!」バチィーンッ!
男友「しえ゙んッ!!」ビチャビチャビチャー
男「がんばー」
女「ふぁいとでぇぇすッ!!!!」
男「血なんて吐いてないじゃないか」
女「なんでこんな時に限って調子が良いんだッ!コァァァァ……ぐおああああ……う、ゔん!……駄目だ出なあああいッ!!」
男「……女友、任せた」
女友「おら出番だよッ!クソ豚ッ!」バシーンッ
男友「はいッ!女王様なんなりとッ!」
女友「血反吐撒き散らしなぁッ!」バチィーンッ!
男友「しえ゙んッ!!」ビチャビチャビチャー
男「がんばー」
女「ふぁいとでぇぇすッ!!!!」
>>256
この方に影響されて自分も書いてみた
アニメ鑑賞中
春原「ボンバヘッ♪燃え滾るようなあっつい魂」
男友「ぬおおおおお これだ これだったんだ俺に足らないもの 春原最高おおおお」
男友「ということで髪脱色してみた」
男「ぬあっ・・お前一瞬誰かと思ったぞ まぁ今までのお前にさよならして新しいおまえになるのも
いいんじゃないか?」
男友「だよな だよな あ、女友だ お前男みたいだよな いや絶対男だね」ニヤリ
女友「失礼な奴ね・・私は女だ 疑うなばk【男友】「じゃあ証拠におっぱいを見せてもr
ドス 男友「ゴフッ」
その時、女友の拳が見事に男友の鳩尾をとらえた あれは喧嘩慣れしてる者の拳だった
そして次の瞬間、女友の蹴りが見事に決まって男友は宙に浮かんだ
男「蹴られて宙を浮かぶのって漫画の世界だけだと思ってたわ。あーそれと男友、春原の真似はいいが
性格まで真似ることなかったろ・・このままじゃお前命がいくつあっても足りなくなるぞ」
男友「あー床さいこー ヒンヤリしててきもちー 」
男「既に末期だったか・・」
この方に影響されて自分も書いてみた
アニメ鑑賞中
春原「ボンバヘッ♪燃え滾るようなあっつい魂」
男友「ぬおおおおお これだ これだったんだ俺に足らないもの 春原最高おおおお」
男友「ということで髪脱色してみた」
男「ぬあっ・・お前一瞬誰かと思ったぞ まぁ今までのお前にさよならして新しいおまえになるのも
いいんじゃないか?」
男友「だよな だよな あ、女友だ お前男みたいだよな いや絶対男だね」ニヤリ
女友「失礼な奴ね・・私は女だ 疑うなばk【男友】「じゃあ証拠におっぱいを見せてもr
ドス 男友「ゴフッ」
その時、女友の拳が見事に男友の鳩尾をとらえた あれは喧嘩慣れしてる者の拳だった
そして次の瞬間、女友の蹴りが見事に決まって男友は宙に浮かんだ
男「蹴られて宙を浮かぶのって漫画の世界だけだと思ってたわ。あーそれと男友、春原の真似はいいが
性格まで真似ることなかったろ・・このままじゃお前命がいくつあっても足りなくなるぞ」
男友「あー床さいこー ヒンヤリしててきもちー 」
男「既に末期だったか・・」
男友「男、落ち着いて聞いてくれ」
男「? うん」
男友「昨日他校の女子に告白された」
男「………………ぱーどぅん?」
男友「昨日(ry」
男「うん、一言一句同じ言葉をありがとう んで、どうすんの?」
男友「女友さんも一向にデレてくれないし受けてもいいかな~…って」
男「まぁ、お前がいいならいいけど…んじゃ俺帰るわ」スタスタスタ
男友「じゃ~な~♪」
男「のわっ!女友さん!なに教室のドアに寄りかかって寝てるんですか!?」
女友「」
男「魂が抜けてる…!きゅ、救急車ァーーッ!!」
男「? うん」
男友「昨日他校の女子に告白された」
男「………………ぱーどぅん?」
男友「昨日(ry」
男「うん、一言一句同じ言葉をありがとう んで、どうすんの?」
男友「女友さんも一向にデレてくれないし受けてもいいかな~…って」
男「まぁ、お前がいいならいいけど…んじゃ俺帰るわ」スタスタスタ
男友「じゃ~な~♪」
男「のわっ!女友さん!なに教室のドアに寄りかかって寝てるんですか!?」
女友「」
男「魂が抜けてる…!きゅ、救急車ァーーッ!!」
男「……おはよーっす」
男友「おっす」
女友「おはよう」
男「……あれ?女は?」
女友「体調不良で今日は休みよ」
男「休みか。珍しいな……。どれだけ体調が悪くてもとりあえず学校には来る奴なのに……」
男友「流行り病じゃないか?人に感染すとまずいから休んだんだろ」
男(インフルエンザでも構わずきて俺に感染したことが多々あるのになぁ……
まぁいい。あとで見舞いにでも行ってやるか)
・・・・・・
~女宅~
《ピンポーン》
男「へんじがない ただのしかばねのようだ」
男友「おっす」
女友「おはよう」
男「……あれ?女は?」
女友「体調不良で今日は休みよ」
男「休みか。珍しいな……。どれだけ体調が悪くてもとりあえず学校には来る奴なのに……」
男友「流行り病じゃないか?人に感染すとまずいから休んだんだろ」
男(インフルエンザでも構わずきて俺に感染したことが多々あるのになぁ……
まぁいい。あとで見舞いにでも行ってやるか)
・・・・・・
~女宅~
《ピンポーン》
男「へんじがない ただのしかばねのようだ」
男「女の母さんは外出してるとして……。女のやつ、寝てるのか?」
男「……携帯にかけてみるか」
ピピプポペパパポパピポ
プルルルルルル……プルルルルルル……
《ただいま!!電話に出ることはできませんっ!!ピィィィッという音の後に用件wピーーーーーー》
男「……携帯も出ないか。よほどぐっすり眠ってるんだな」
男「……また明日来よう」
・・・・・・
~翌日~
男「はよーっす」
男友「おーっす男!どうだった?」
男「……携帯にかけてみるか」
ピピプポペパパポパピポ
プルルルルルル……プルルルルルル……
《ただいま!!電話に出ることはできませんっ!!ピィィィッという音の後に用件wピーーーーーー》
男「……携帯も出ないか。よほどぐっすり眠ってるんだな」
男「……また明日来よう」
・・・・・・
~翌日~
男「はよーっす」
男友「おーっす男!どうだった?」
マジで残酷な展開だけは勘弁な・・ただでさえ7月30日が近いというのに
男「は?何の話だ?」
男友「いやいや、お前のことだから女ちゃんのお見舞い行ったんだろ?」
男「ああ、留守だったよ」
男友「留守?なんで?」
男「俺が知るか。まぁ女は寝てた可能性もあるけどな」
男友「えぇ……?あの女ちゃんがお前がお見舞いに来ても寝てるなんて考えられないなぁ……」
男「なんでだよ」
男友「だってあの女ちゃんだぜ?お前が近づいたらセンサー的な何かが反応するんじゃないか」
男「お前は女を妖怪変化かなんかと勘違いしてないか?」
ドタドタドタ!!
ガララッ!
女友「二人とも大変よ!!」
男「どうした?」
男友「ついに便秘が10日目に突入した?」
男友「いやいや、お前のことだから女ちゃんのお見舞い行ったんだろ?」
男「ああ、留守だったよ」
男友「留守?なんで?」
男「俺が知るか。まぁ女は寝てた可能性もあるけどな」
男友「えぇ……?あの女ちゃんがお前がお見舞いに来ても寝てるなんて考えられないなぁ……」
男「なんでだよ」
男友「だってあの女ちゃんだぜ?お前が近づいたらセンサー的な何かが反応するんじゃないか」
男「お前は女を妖怪変化かなんかと勘違いしてないか?」
ドタドタドタ!!
ガララッ!
女友「二人とも大変よ!!」
男「どうした?」
男友「ついに便秘が10日目に突入した?」
女友「ちょ……な、なんで知ってるのよ」グワシャッ!!
男友「ギャァァァァァ!!目が、目がぁぁぁぁぁ!!」
男「便秘か……そりゃあ大変だな」
女友「そうじゃなくて!!女の話よ!!」
男「……なんだって?」
女友「女がね……二日前の夜に倒れて救急車で運ばれたの」
男「……あいつにはよくある話だな」
女友「……でも、病院で精密検査したら……よくない結果が出たらしいわ」
男「よ、よくない結果ってなんだ!?」
女友「詳しくは知らないわ。でも、今までとは違うらしいの」
男「……女が入院してる病院はどこだ!」
女友「△△町の○○病院よ」
男「わかった!ありがとう」
女友「ちょっと……!授業はどうするの!?
……行っちゃった」
男友「ギャァァァァァ!!目が、目がぁぁぁぁぁ!!」
男「便秘か……そりゃあ大変だな」
女友「そうじゃなくて!!女の話よ!!」
男「……なんだって?」
女友「女がね……二日前の夜に倒れて救急車で運ばれたの」
男「……あいつにはよくある話だな」
女友「……でも、病院で精密検査したら……よくない結果が出たらしいわ」
男「よ、よくない結果ってなんだ!?」
女友「詳しくは知らないわ。でも、今までとは違うらしいの」
男「……女が入院してる病院はどこだ!」
女友「△△町の○○病院よ」
男「わかった!ありがとう」
女友「ちょっと……!授業はどうするの!?
……行っちゃった」
~△△町○○病院~
男「はぁ……はぁ……。ここか。」
男(でけぇな……。いつも女がお世話になってる病院とは大違いだ)
男「すいません」
ナース「はい?」
男「女さんのお見舞いにきたんですけど、病室はどこですか?」
ナース「女さんですか?少々お待ちください」
ナース「えー……、女さんの病室は1024号室ですね」
男「ありがとうございます」
男(1024号室……4階か。階段を使った方が早いな)
男「はぁ……はぁ……。ここか。」
男(でけぇな……。いつも女がお世話になってる病院とは大違いだ)
男「すいません」
ナース「はい?」
男「女さんのお見舞いにきたんですけど、病室はどこですか?」
ナース「女さんですか?少々お待ちください」
ナース「えー……、女さんの病室は1024号室ですね」
男「ありがとうございます」
男(1024号室……4階か。階段を使った方が早いな)
スレタイからこのようなガチ話に発展しようとは一体誰が考えただろうか
男「4階に到着したが……なんか陰気臭いとこだな。
薄暗いし……ジメジメしてるし……」
男(1018……1019……1020……102…)
ドンッ!
男「うわっ!!」
医者「おっと!」
男「す、すいません……」
医者「ちゃんと前向いて歩かないと危ないですよ。
……それより、どうかしましたか?」
男「1024号室に入院してる友達のお見舞いに……」
医者「お見舞い?……残念ですがそれはできません」
男「……えっ?」
薄暗いし……ジメジメしてるし……」
男(1018……1019……1020……102…)
ドンッ!
男「うわっ!!」
医者「おっと!」
男「す、すいません……」
医者「ちゃんと前向いて歩かないと危ないですよ。
……それより、どうかしましたか?」
男「1024号室に入院してる友達のお見舞いに……」
医者「お見舞い?……残念ですがそれはできません」
男「……えっ?」
医者「ここ4階は面会謝絶の重篤患者の階です」
男「お、おい。ちょっと待ってくれ。重篤って……。で、面会謝絶……?」
医者「……。確か、1024号室の患者さんに会いに来たんでしたね?」
男「あ……はい」
医者「……確か、部屋の前に患者さんのご親族がいたはずです。
患者さんに会うことはできませんが、親族の方とお話してみればいかがでしょうか」
男「……わかりました」
男(重篤……って命が危ないってことだよな……?
なんで女がこんなことに……)
男(とりあえず、女の母さんに話を聞くか)
男「お、おい。ちょっと待ってくれ。重篤って……。で、面会謝絶……?」
医者「……。確か、1024号室の患者さんに会いに来たんでしたね?」
男「あ……はい」
医者「……確か、部屋の前に患者さんのご親族がいたはずです。
患者さんに会うことはできませんが、親族の方とお話してみればいかがでしょうか」
男「……わかりました」
男(重篤……って命が危ないってことだよな……?
なんで女がこんなことに……)
男(とりあえず、女の母さんに話を聞くか)
女母「あら、男くんじゃない」
男「おばさん……。あの……女は……?」
女母「……男くん。『ファロー四徴症』って知ってる?」
男「ファロー四徴症……?」
男(聞いたことがある。確か心臓の病気だったような……)
女母「あの子は、生まれた時からファロー四徴症だったの」
男「なんですって!?」
女母「そのせいで小さな頃から激しい運動ができず、体力のない病弱な子に育ったわ」
男(女が病弱な理由が……ファロー四徴症……?)
男「おばさん……。あの……女は……?」
女母「……男くん。『ファロー四徴症』って知ってる?」
男「ファロー四徴症……?」
男(聞いたことがある。確か心臓の病気だったような……)
女母「あの子は、生まれた時からファロー四徴症だったの」
男「なんですって!?」
女母「そのせいで小さな頃から激しい運動ができず、体力のない病弱な子に育ったわ」
男(女が病弱な理由が……ファロー四徴症……?)
女母「……今回はファロー四徴症のせいで動脈が一本塞がっちゃったのよ」
男「動脈が……塞がった……?」
男(女……こんな酷い病気に……!)
女母「……それだけなら、手術はそこまで難しくなかったわ」
男「えっ!?まさかこれだけじゃないんですか!?」
女母「……えぇ」
男(そんな……馬鹿な……やめてくれ……気が狂ってしまいそうだ!!
これ以上は……もう……!!)
女母「ごめんなさいね。変な話をして……」
男「……いえ」
男「動脈が……塞がった……?」
男(女……こんな酷い病気に……!)
女母「……それだけなら、手術はそこまで難しくなかったわ」
男「えっ!?まさかこれだけじゃないんですか!?」
女母「……えぇ」
男(そんな……馬鹿な……やめてくれ……気が狂ってしまいそうだ!!
これ以上は……もう……!!)
女母「ごめんなさいね。変な話をして……」
男「……いえ」
男「あの……俺に出来ることってなにかありませんか?」
女母「手術が成功するように祈っててちょうだい。
それだけで十分よ」
男「手術の日はいつですか?」
女母「明日……よ」
男「明日……」
男(……まだ、聞きたいことがあるけど、おばさんも疲れてるみたいだし、やめよう……)
男「……すいません。辛い話させちゃって……」
女母「いいのよ。私の方こそごめんなさいね」
男「……すいません……何も……できなくて……」
男(俺は……無力だな……)
女母「手術が成功するように祈っててちょうだい。
それだけで十分よ」
男「手術の日はいつですか?」
女母「明日……よ」
男「明日……」
男(……まだ、聞きたいことがあるけど、おばさんも疲れてるみたいだし、やめよう……)
男「……すいません。辛い話させちゃって……」
女母「いいのよ。私の方こそごめんなさいね」
男「……すいません……何も……できなくて……」
男(俺は……無力だな……)
男(今までずっと女の傍にいて、女の事はほとんどわかってやってるつもりだった。
でも、俺は一番根本的な事を知らなかったし、
一番大事な場面で何もできないのか……)
女母「あ、そうそう。男くん」
男「はい?」
女母「女ったらね、この前お祭りで男くんにもらったぬいぐるみ、
倒れた時からずっと抱きしめてるのよ」
男「……えっ?」
女母「今もきっとベッドの横に置いてあるわ。
あの子ったら相当あのぬいぐるみを気に入ってるみたいね」
男「……」
女『このぬいぐるみは男の愛の結晶だなっ!!』
男(あのバカ……)
でも、俺は一番根本的な事を知らなかったし、
一番大事な場面で何もできないのか……)
女母「あ、そうそう。男くん」
男「はい?」
女母「女ったらね、この前お祭りで男くんにもらったぬいぐるみ、
倒れた時からずっと抱きしめてるのよ」
男「……えっ?」
女母「今もきっとベッドの横に置いてあるわ。
あの子ったら相当あのぬいぐるみを気に入ってるみたいね」
男「……」
女『このぬいぐるみは男の愛の結晶だなっ!!』
男(あのバカ……)
その日、俺は近所の神社全てにお参りをした。
神頼みだなんて自分らしくないが、なにもせずにはいられなかった。
男(ん……?携帯の着信メモリ……。
うわ、男友から90件も入ってやがる。
どんだけ気になるんだよ)
ピッピッピッ……
プル《ガチャ》
男友《もしもし!?》
男「……出るの早いな」
男友《男か!?女ちゃんはどうだったんだ!?》
男「……悪い。今ちょっとその話はしたくないんだ」
男友《そうか……。じゃあさ、俺にできることがあったらなんでも言ってくれ》
男「じゃあ明日○○病院に来い。女友さんも連れて」
男友《オッケー!!任せろ!!》
ブツッ!
ツー……ツー……
神頼みだなんて自分らしくないが、なにもせずにはいられなかった。
男(ん……?携帯の着信メモリ……。
うわ、男友から90件も入ってやがる。
どんだけ気になるんだよ)
ピッピッピッ……
プル《ガチャ》
男友《もしもし!?》
男「……出るの早いな」
男友《男か!?女ちゃんはどうだったんだ!?》
男「……悪い。今ちょっとその話はしたくないんだ」
男友《そうか……。じゃあさ、俺にできることがあったらなんでも言ってくれ》
男「じゃあ明日○○病院に来い。女友さんも連れて」
男友《オッケー!!任せろ!!》
ブツッ!
ツー……ツー……
~次の日 ○○病院~
男友「でっかい病院だなぁ……」
女友「それだけ設備が充実してるってことよ」
男「それだけ女の病状が重いってことだけどな……」
男友「なんだなんだ?お前らしくないネガティブな発言だな」
女友「そうよ、私たちは手術が成功することを信じてここに来たんだから。
そんな暗い雰囲気じゃダメよ」
男「……だな」
男友「よし、じゃあ行くぞ!女ちゃんの病室は?」
男「病室は1024号室だけd(男友)「1024号室だな!!よっしゃぁぁ!!俺が一番乗りだぁぁぁ!!」
男「……手術室は3階にあるんだが……」
女友「馬鹿はほっときましょう」
男友「でっかい病院だなぁ……」
女友「それだけ設備が充実してるってことよ」
男「それだけ女の病状が重いってことだけどな……」
男友「なんだなんだ?お前らしくないネガティブな発言だな」
女友「そうよ、私たちは手術が成功することを信じてここに来たんだから。
そんな暗い雰囲気じゃダメよ」
男「……だな」
男友「よし、じゃあ行くぞ!女ちゃんの病室は?」
男「病室は1024号室だけd(男友)「1024号室だな!!よっしゃぁぁ!!俺が一番乗りだぁぁぁ!!」
男「……手術室は3階にあるんだが……」
女友「馬鹿はほっときましょう」
~手術室前~
男(もう手術中のランプがついてるな……)
女母「あら、男くん……。それと女の友達かい?」
女友「はい。こんにちは」
女母「ふふふ。礼儀正しい子だね……」
男「あの……手術は何時から始まったんですか?」
女母「ついさっきだよ。9時くらいかな」
男(手術開始は午前9時か……)
手術中のランプがついてる間は、医者の腕を信じて祈ることしか出来ない。
俺は手術室の扉を見ながら必死に祈った。
男(もう手術中のランプがついてるな……)
女母「あら、男くん……。それと女の友達かい?」
女友「はい。こんにちは」
女母「ふふふ。礼儀正しい子だね……」
男「あの……手術は何時から始まったんですか?」
女母「ついさっきだよ。9時くらいかな」
男(手術開始は午前9時か……)
手術中のランプがついてる間は、医者の腕を信じて祈ることしか出来ない。
俺は手術室の扉を見ながら必死に祈った。
まだ300くらいなのになんでこんな展開にしてんの?
嫌がらせ?
嫌がらせ?
チッ……チッ……チッ……
時計の音がやけにうるさく聴こえる。
時計に目をやると、単針は12、長針は3を指し示していた。
手術が始まってから3時間経つが、手術室に動きは見られない。
男(女……頑張ってくれ……!!)
女『男ぉぉぉぉぉ!!遊園地行くぞぉぉぉぉぉ!!』
女『男!!ほら!!金魚だっ!!』
女『男ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!大好きだぁぁぁぁぁぁ!!』
男(俺はまだ伝えてないことがたくさんあるってのに!!)
時計の音がやけにうるさく聴こえる。
時計に目をやると、単針は12、長針は3を指し示していた。
手術が始まってから3時間経つが、手術室に動きは見られない。
男(女……頑張ってくれ……!!)
女『男ぉぉぉぉぉ!!遊園地行くぞぉぉぉぉぉ!!』
女『男!!ほら!!金魚だっ!!』
女『男ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!大好きだぁぁぁぁぁぁ!!』
男(俺はまだ伝えてないことがたくさんあるってのに!!)
時刻が2時を回っても、手術中のランプは消えなかった。
女友「長いわね……。もう5時間経つわよ」
男「難しい手術なんだ。仕方ないだろ」
女友「それにしても長すぎるわ!」
男友「お医者先生を信じようぜ……」
……そして、手術中のランプが消えたのは午後3時20分。
6時間20分に及ぶ手術だった。
女母「先生!!娘は……娘は大丈夫ですか!?」
医者「……やれることは全てやりました。あとは娘さん次第です」
女友「長いわね……。もう5時間経つわよ」
男「難しい手術なんだ。仕方ないだろ」
女友「それにしても長すぎるわ!」
男友「お医者先生を信じようぜ……」
……そして、手術中のランプが消えたのは午後3時20分。
6時間20分に及ぶ手術だった。
女母「先生!!娘は……娘は大丈夫ですか!?」
医者「……やれることは全てやりました。あとは娘さん次第です」
ピッ……ピッ……ピッ……
連続した電子音がなる病室。
女はいつもよりも白い顔で、
普段よりも痩せこけた頬で、
元気に叫ぶ事なく眠っている。
男「手術は……成功なんだよな?」
女友「……成功はしたみたいよ。ただ、術後の経過がどうなるかわからないみたいだけど」
男友「お医者先生も何人かついてるし、もう大丈夫じゃね?」
男(女……早く目を覚ましてくれ。いつもみたいに元気な姿を見せてくれ)
ピッ……ピッ……ピッ……
連続した電子音がなる病室。
女はいつもよりも白い顔で、
普段よりも痩せこけた頬で、
元気に叫ぶ事なく眠っている。
男「手術は……成功なんだよな?」
女友「……成功はしたみたいよ。ただ、術後の経過がどうなるかわからないみたいだけど」
男友「お医者先生も何人かついてるし、もう大丈夫じゃね?」
男(女……早く目を覚ましてくれ。いつもみたいに元気な姿を見せてくれ)
ピッ……ピッ……ピッ……
ピッ……ピッ………ピッ…………
ナース「……!!……数……下し……!!」
医者「……!!」
ナース「……す!!……!!」
男友「どうしたんだ!?急に騒がしくなったぞ!?」
女の回りを医者と助手の人が囲んでいた。
何やら慌ただしい様子で動いている。
……嫌な予感がした。
医者「電気の用意を!!200!!」
女母「ど、どうしたんですか!?」
ナース「……!!……数……下し……!!」
医者「……!!」
ナース「……す!!……!!」
男友「どうしたんだ!?急に騒がしくなったぞ!?」
女の回りを医者と助手の人が囲んでいた。
何やら慌ただしい様子で動いている。
……嫌な予感がした。
医者「電気の用意を!!200!!」
女母「ど、どうしたんですか!?」
医者「危ないですから離れていてください!!」
医者が手に持った丸い何かを女の胸に押し当てた。
ドン!
と音がして女の体が揺れる。
ナース「戻りません!」
医者「210に上げて!!」
医者はそう言いながら必死に心臓マッサージをしていた。
男友「なぁ……なんかこれまずいんじゃないの?」
女友「まさか……。手術は成功したんでしょ?なんでまた……」
男「だ、大丈夫に決まってるだろ!!ほら、今もあーやって先生が―――」
ピーーーーーーーーーー……
医者が手に持った丸い何かを女の胸に押し当てた。
ドン!
と音がして女の体が揺れる。
ナース「戻りません!」
医者「210に上げて!!」
医者はそう言いながら必死に心臓マッサージをしていた。
男友「なぁ……なんかこれまずいんじゃないの?」
女友「まさか……。手術は成功したんでしょ?なんでまた……」
男「だ、大丈夫に決まってるだろ!!ほら、今もあーやって先生が―――」
ピーーーーーーーーーー……
好きに書くがいい
でもハッピーエンドじゃなかったら、俺は許さない
でもハッピーエンドじゃなかったら、俺は許さない
ナース「心停止しました!」
医者「電気!!離れて!!」
ドン!
ナース「戻りません!」
医者「220に上げて!」
耳障りな電子音が病室に響いた。
医者はなおも心臓マッサージを繰り返す。
ドン!!
と、音がして再び女の体が揺れる。
医者がまた心臓マッサージを始める……
医者「電気!!離れて!!」
ドン!
ナース「戻りません!」
医者「220に上げて!」
耳障りな電子音が病室に響いた。
医者はなおも心臓マッサージを繰り返す。
ドン!!
と、音がして再び女の体が揺れる。
医者がまた心臓マッサージを始める……
男「お、女ぁぁぁぁぁぁ!!」
俺はたまらなくなって女の枕元に駆け寄った。
なおも電子音は鳴り続けている。
医者「き、君!!危ないよ!!」
男「うるさい!俺はまだこいつに何も伝えてないんだよ!!
いつもいつもこいつから一方通行で気持ちを伝えられて……!
俺の本当の気持ちを伝えられないんだよ!!」
男友「男……」
男「お前はいつもいつも俺に迷惑かけて……恥ずかしい思いさせて……!
でもそれが嬉しかった!迷惑かけられて、女の本音をぶちまけられて……!」
女友「男くん……」
男「俺は!!……まだ本音ぶつけてないぞ!!何も伝えてないぞ!!
俺の話を聞けよ!!ちゃんと!!」
男「言いたかったんだよ……!!俺は……ずっと……!!」
俺はたまらなくなって女の枕元に駆け寄った。
なおも電子音は鳴り続けている。
医者「き、君!!危ないよ!!」
男「うるさい!俺はまだこいつに何も伝えてないんだよ!!
いつもいつもこいつから一方通行で気持ちを伝えられて……!
俺の本当の気持ちを伝えられないんだよ!!」
男友「男……」
男「お前はいつもいつも俺に迷惑かけて……恥ずかしい思いさせて……!
でもそれが嬉しかった!迷惑かけられて、女の本音をぶちまけられて……!」
女友「男くん……」
男「俺は!!……まだ本音ぶつけてないぞ!!何も伝えてないぞ!!
俺の話を聞けよ!!ちゃんと!!」
男「言いたかったんだよ……!!俺は……ずっと……!!」
男「好きだって……!お前に何度も言ってやりたかったよ!!お前みたいに!!だれの目を気にすることなく!!」
男「好きだって……大好きだって……。血を吐く程に……!!」
男「遊園地……。また『一緒』に行こうなって言ったよな?」
男「夏祭り……。来年はちゃんと花火をみたいだろ……?」
男「……だから……目を覚ませよ……」
ナース「電気入りました!」
医者「君!!どいて!!」
ドン!!
……―――ピッ
男「好きだって……大好きだって……。血を吐く程に……!!」
男「遊園地……。また『一緒』に行こうなって言ったよな?」
男「夏祭り……。来年はちゃんと花火をみたいだろ……?」
男「……だから……目を覚ませよ……」
ナース「電気入りました!」
医者「君!!どいて!!」
ドン!!
……―――ピッ
男「おはよーっす」
男友「おっす」
女友「おはよう」
男「はぁー……早いな、夏休み終わるの」
男友「なぁー。ちょっと前に終業式やったと思ったらもう始業式だ。やってらんねー」
女友「そんなものでしょ。夏休みなんて」
男「……まぁ、夏休み入る前に色々ありすぎたってのも原因だと思うが」
男友「……大変だったよなー。あの時は」
女友「もう気がおかしくなりそうだったわ」
男友「あれ?あの時大泣きしてた俺に向かって偉そうな事言ったの誰だっけ?」
女友「う、うるさい!あの時のあんたの姿があまりに情けなかったからよ!!」
男友「ほぉ~。同じく大泣きしてた男には何も言わなかったくせに」
女友「……殺すわよ?」
男友「おっす」
女友「おはよう」
男「はぁー……早いな、夏休み終わるの」
男友「なぁー。ちょっと前に終業式やったと思ったらもう始業式だ。やってらんねー」
女友「そんなものでしょ。夏休みなんて」
男「……まぁ、夏休み入る前に色々ありすぎたってのも原因だと思うが」
男友「……大変だったよなー。あの時は」
女友「もう気がおかしくなりそうだったわ」
男友「あれ?あの時大泣きしてた俺に向かって偉そうな事言ったの誰だっけ?」
女友「う、うるさい!あの時のあんたの姿があまりに情けなかったからよ!!」
男友「ほぉ~。同じく大泣きしてた男には何も言わなかったくせに」
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