男「女の家に行ってきたよ。女の母さんって良い人だな」
女友「それに綺麗だしね～、女ちゃんに似て」
男「似てるか？…まぁそれは置いておくとして、女の部屋って凄いな！
　　もうアニメやらゲームやらの熱血モノがびっしり！まぁ～別に意外でもなかったがな。」
女友「……ちょっと昔話をしようか」
男「？……なんのだ？」
女友「女ちゃんの。……ああ見えて女ちゃん昔は暗かったんだよ。学校も休みがちだったし」
男「なんだ、急にシリアスモードだな。…休みがちなのは今もさして変わらんだろ」
女友「今なんて来てる方だよ。前は何週間も連続で休んじゃうこともあったし、友達もあまり多い方じゃなかったからそのせいもあったのかな」
男「ふーん。女がねぇ…何が女を変えたんだろうな」
女友「それはね……恋をしたからなのよ！」
男「…意外とベタだな」


男友「そう……俺は今、空気。空気を演じているんだ……ふっ」

女｢あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛｣

男｢何やってんだ？｣

女｢扇風機にむかって声を出すと面白いぞぉぉぉぉぉ！！｣

男｢小学生か！｣

女｢あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛｣

女｢あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛｣

女｢あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぇ゛ろぶ｣ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ!!

ﾋﾞｼｬｧｱｧｧｧ!!


男｢うぉっ！？ゲ〇が扇風機の羽に当たって飛び散ってる！！

女「男ぉぉっ！男ぉぉぉっ！日付が変わったぞぉぉぉぉっ！！」

男「ん？おお、ホントだ」

女「こんな遅くまで起きてたのははじめてだぞぉぉぉぉぉっ！！」

男「そんなヤツが今時いるなんてっ」

女「9時になったら寝なきゃいけないんだぞぉっ！
　　10時以降はおとなの時間なんだぁぁあぁぁぁっ！！」

ｶﾞｼｯ

女「お、男っ？」

男「いつまでもそんな汚れのないお前でいてほしい」

女（ﾎﾞﾝｯ）

男友｢ふぁ～あ。朝礼ってめんどくせーな｣

男｢確かに。なぜあんなハゲの話を聞かなければならないのか｣

男友｢まさに誰得ってかｗｗ｣

男｢あと朝早くにやる理由もわからん｣

男友｢そうそう。おかげでいつもより早く起きなきゃいけないしな｣

男｢あぁ、面倒も一つ増えるしな｣

男友｢面倒？｣



……ﾊﾞﾀﾝ



男｢……先生。女が貧血で倒れたっぽいので保健室連れていきます｣

男「…意外とベタだな」
女友「高校に入ってからさ、女ちゃんは一目惚れをしちゃったんだよね～。
　　　で、その好きになった子がさ～『炎や爆弾のように熱いものが好き』なんだってさ」
男「……そんな危ないヤツがウチの学校に居たとはな」
女友「女ちゃんから聞いた話ではね。それでさ、女ちゃんも『今のままじゃ駄目なんだっ！私も熱い女にならなければ！』って。劇的ビフォーアフターだよ、ほんと」
女友「『アニメを見て予習だっ！』『ゲームで練習だっ！』『音楽はイメトレだっ！』てな具合で。いや～恋の力は偉大だね」
男「恋は盲目と言う言葉もあるがな」
女友「まぁまぁ。……それで今に至る、って感じかなぁ」
男「……」


男友「空気にだって重さはあるのに……みんな気づかないんだ」

女｢男にメールするぞぉぉぉぉぉ！！｣

女｢えーと……『起きてるかぁぁぁぁぁ！？私はまだ起きてるぞぉぉぉぉぉ！！』……送信っ！！｣


・・・・・・



女｢返事がきたぁぁぁぁ！！なになに……『明日も学校あるんだから早く寝なさい』だってぇぇぇぇぇ！！｣

女｢よぉぉぉぉっし寝るぞぉぉぉぉぉ！！｣



～次の日～


女友｢あら？どうしたのその右手｣

女｢腱鞘炎だっ！！｣

男(なると思った……)

えぇい、こんな夜遅くまで付き合ってられるか！
私はさっさと寝るぞ！


・・・3時くらいに起こしてくれよ

男「だかその話だと、まるで今の女はその好きになったヤツのために無理して演じてるようにも聞こえるが？」
女友「ううん、前はだいぶ塞ぎ込んでたからね……今の姿がむしろ本来の女ちゃんなんだと私は思ってるよ」
男「だろうな。あれはどう見ても素だ。むしろあれが作ったキャラならあいつはとんでもない名女優ってことになる。もしくは詐欺師だな」
女友「あはは！そうだよね！…これからも女ちゃんと仲良くしてあげてね」
男「そんな事、わざわざ言われるまでもない」
女「ん、よろしい。じゃね！」
男「ああ、またな」男「……」
男「炎や爆弾のようにねぇ…」
男「……」
男「『Fire Bomber』？」



男「…廊下のド真ん中で寝るんじゃありません」
女「例によって貧血だッ！！」
男「…ほれ、おぶってやる。保健室行くぞ」ﾋｮｲ
女「！！…男ッ！！！そんな優しさが好きだぁぁぁああッ！！」
男「耳元で叫んじゃいけません！！」
女「わかった！」
男「……今度CD貸してやるよ」
女「？…ああ、是非頼むッ！！」
男「……きっと気に入るよ」

女｢もう寝るぞぉぉぉぉぉ！！｣

女｢スレ汚しスマンかっｔ｣


男｢そこで気絶するなぁぁぁぁ！！｣

――――入学当初


男『お前の～胸にもラブハーッ！』ｼｬｶｼｬｶ
男友『なぁ、お前いつも何聴いてんの？』
男『Fire Bomber。今のは突撃ラブハートって曲』
男友『なんだそれ？最近のバンド？』
男『マクロス7っつーアニメに登場する架空のバンドだよ。だが歌い手は正真正銘プロのボーカリストだ』
男友『……ふ～ん』
男『あ、お前今馬鹿にしただろ。そこに直れ、修正してやる。』
男『いいか、まずマクロスシリーズと言うのはだな』
男友『そこから行きますか。要は熱血モノなんだろ？お前大好きだもんな～そう言うの』
男『馬鹿野郎！！！マクロス7はチャチな熱血モノなぞでは無い！！！登場人物であるバサラやガムリンたちの人となりが熱いんだよ！！！』
男友『お前みたいのをネットじゃ信者って言うんだぜ』

女（ふぁいやー？ぼんばー……なんだろう……熱血？……そう言うのが好きのか……）
女（……今の私は……全然駄目だな）
女『…………よしッ』

――――～～


男「～～♪……やっぱFireBomberは良いなぁ」
女（熱血……大丈夫、今の私なら……よしッ！）

女「男おおおおぁッ！！！！！」

男友に救いの手を…。
脳内再生は谷口

>>1 は ちからつきた
　　　　コマンド を えらんでください

→　1．他の書き手に任せてROMる《ダイナマイト7編》
　　2．何事も無かったかのように単発を落とし続ける《銀河が俺を呼んでいる！編》
　　3．諦めず惨劇に立ち向かう《皆殺し編》



てのはまあ冗談にしても続きモノとしてはこの辺りで一区切りです
朝まだスレが残ってたらヌルヌル単発投下しますね
どうも有難う～

キャシャリン思い出した

>>1乙。

なんだろう、ギャグ主体でオチはシリアス・・・
あんたまさか久米田じゃねぇだろうな

女「今日の薬は特別製だぞおおおおお！！」

男「そこはかとなく危険な香りが」

女「これを飲めば現状維持どころかたちまち元気いっぱいに！！」

男「止めといたほうがいいってマジで」

女「見てろよおおおおおお！！」ｻﾞﾗｻﾞﾗ

男「飲みすぎっ！飲みすぎっ！」

女「げふっごほおおおおお！！」

男「言わんこっちゃない！大丈夫か！？」

女「お……お……」

男「お？」

女「オクレ兄さん！！」

男「やっぱりダメだったー！！」ガビーン！！

女「自転車買ってもらったぞ！！」

男「へえ、良かったじゃん」

女「いつまでも送ってもらうわけにもいかんからな！！今日から自転車登校だ！」

男「大丈夫か？ホントに大丈夫か？」

女「まかせとけえええええええ！！」ｸﾞｯ

男「ん？」

女「うりゃあああああああ！」ｸﾞｯ

男「……」

女「はあはあ……」

男「……」

女「……後ろから押してくれないか？」

男（ダメだこの娘……）

>>111
男友「そんなに俺の活躍が見たいのかぁ！！！」

男友「女友さんとの恋愛ルート、男との友情ルート、それを超えたまさかの禁断の愛ルート、女さん寝取りルートなんてのも」

女友「天・誅！！！」ゴシャアッ！

男友「ぶへぁッ！！！」

女友「この世に悪が栄えたためし無しッ！！」

男友「が、がんばれ……俺の雑草魂……ｶﾞｸｯ」

やばい・・・だれか保守頼む

思ったより眠くない……眠くないなるまで単発投下しよう


女「男ぉぉぉッ！好きだぁぁぁぁッ！」

男「なんだか今回は捻りがないな」

女「原点回帰と言ってくれッ！」

男「なるほどな。……言ってはみたがもうネタが無いんだろ」

女「……ぐッ！ぼへああぁぁぁぁッ！！！」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｰ

男「図星だな」



男友「女友ぉぉぉッ！！！好きだぐがぁッ！」ﾊﾞｷｨｯ

女友「くたばれッ！！くのッ！くのぉッ！」ｶﾞｯ！ﾊﾞｷｨｯ！ｺﾞｼｬｯ！

女「バンドを組もうッ！！」

男「よし、俺はギター兼ボーカル、女はベース兼ボーカル、女友はドラム、男友はキーボードだ」

女「えっ……あの、ツッコミは？」

女友「なにこの沸点」

男友「キーボード……」

男「俺の歌を聴けぇぇぇぇッ！」

女「ボンバーあがはあああああッ！！！！」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｰ

女「見ろ！リベンジ手作り弁当だッ！」

男「リベンジ？……ってもしかしてこの弁当、俺のために？」

女「他に誰が居るって言うんだぁぁぁぁッ！例のごとく隠し味は愛情と……だッ！」

男「『と……』ってのが気になるが素直に嬉しいよ。有難うな」

女「礼は良いッ！さぁ食えッ！」

男「ああ、頂きまーす……」パカッ

男「……米赤ッ！なんだこれッ！何で炊いたらこんなになるんだ！」

女「……」

男「………血？」

女「今朝は具合が悪かったんだッ！」

男「食えるかぁッ！！」

頑張って

さて寝るか。ここまで伸びれば本望だ

もう何人見てるかわからないが支援感謝。ﾉｼ

>>124
なんというニアミス


さあ意識が続く限り保守だ

保守・・・もうだめぽ

ほ

新ジャンルって言葉、久々に見たよ

ほ

女「夜を徹して保守するぞぉぉぉ！！」

男「いや無茶するな、というかよくこんな時間まで起きてられるな」

女「今日も保健室でたっぷり寝たからなぁぁぁ！！保守は私にまかせ…」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｶﾞﾀﾝｯ
男「お、おいおんn 女「ｚｚｚＺＺＺ

男「…はぁ、寝落ちするぐらいならやめときゃいいのに」

男「だいたい、布団以外で寝るとすぐ寝違えて起きれなくなるくせに…っと」

男「さて寝室に運んでやるかね…ってその前にっと」
　　ｶﾀｶﾀ
女「…んぅ～、男ぉ～ｺﾞﾎｯ」

男「おおっと、早いとこ運んでやるか。じゃあ『保守』っと」

懐かしいなこれ

７×とのくすのヒート系のスレタイを一通り確認してきたがちゃんと新ジャンルのはず

類似で速攻で落ちた>>99みたいのはあるが

自分で言っといてあれだがちゃんと新ジャンルって変な日本語だな


ほしゅ

ほし

SS描いてる人たち超がんがれ
何故だろう…この女たちを絵にして
みたくなった

>>136
ヒート系好きなんだがツンやらクールやらと比べると数が少ないし
一度落ちた新ジャンルスレは立て直しちゃいけないみたいな空気があるから意地でも落としたくなくて・・・

>>138
お前はきっとやれば出来る子だ

改めて読み直すと誤字やら脱字やら結構酷いもんだな、俺…orz


みんな保守サンクス。書き手待ちだな

>>139
絵、あまりうまくないけど全力で
頑張る

>>140
いやいやいやいやいや誰のため保守してきたと思ってるんだ
お前を含めた書き手のために頑張ったんだから書け、いや書いてください

>>141
ｗｋｔｋ

女「おはよぉぉぉぉッ！！」

女友「おはよう！女ちゃんッ！」

男「今日から一緒登校するとは言ったが……こんな早起きする羽目になるとはな」

女「仕方ないだろッ！私は歩くのが遅いんだッ！ついでに貧血等で倒れた時のラグを入れれば必然的にこの時間になるッ！」

男「……お前、早起きは平気なんだな」

女「早寝だからなッ！睡眠は毎日たっぷり11時間ッ！」

女友「少しでもリズムが崩れるとだめなんだけどね。……お弁当作りとか」

女「朝からそんな重労働すれば体調崩すのは当然だッ！」

男「はいはい……っと、しゃべり過ぎたな。もう行こうぜ。早起きの意味がなくなってしまう」

女「男！！おんぶッ！！」

男「まだ数メートルも歩いてないだろうが！」


男友「やあ、おはようアリさん。今日も精がでるね……」

幼女「ママー、あのお兄ちゃんアリに話しかけてるよー？」

ママ「しっ！目を合わせちゃいけませんっ！」

>>143
ｇｊ！書き手が来たなら俺の役目はいったん終了でいいな・・・

おやすみ

だめだ、朝は頭が回らん
朝飯食ってくる

男「平和だなぁ……」

男「こんなのどかな陽気がずっと続けば良いのに……」

女「男ぉぉぉぉおッ！」

男「……平和過ぎて涙が出てくるよ」

女「男ッ！大変だッ！これを見ろッ！」

男「少しは節操ってものをだな……もういいや、なになに……女の健康診断の結果？これがどうした」

女「身長が伸びてないのに体重が増えたんだぁぁぁッ！」

男「女の子の悩みってやつか？……しかしダイエットなんてやめとけよ？どうせ体調崩して俺や女友が看病するはめに」

女「ひゃっほぉぉぉぉいッ！！2年ぶりに体重が増えたぁぁぁぁッ！！これで一歩健康体に近づいたぞッ！ひょぉぉぉぉッ！」

男「……泣けてきた」

男友「ツンデレ、クール、ヒート……そうだ！俺にはいわゆる属性が無いんだ！」

男「……お前何言って」

男友「止めてくるな我が友よッ！よーし、俺も今から虚弱ヒートだッ！」

男「しょうもな………」

男友「口に血のりを含んで……よし、女友さんにアタックしてくる！うおおぉぉぉ……」



男友「女友さんッ！すきだぐばはぁぁぁッ！」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬｰ


女友「うわっ！服に付いた！……」

男友「げほげほっ……（これで女友さんのハートをわし掴みだぜッ☆）」

女友「なんのつもりよ……ゴラァッ！」ｸﾞｼｬｱーｯﾊﾞｷｨｯ！ｺﾞｽ！

男友「ぶへぁッ！……な、なぜだ……ｶﾞｸｯ」

男「お前の属性を教えてやろう。『アホの子』だ」

男友がぶっ壊れてるw

この男友は愛すべきバカの素質を持ってるなｗ

女「いゃっほぉぉぉぉうッ！！！良い天気だなッ！思わず叫ばずにはいられないッ！」

男「ああ、布団を干すには最適な気候だな」

女友「私干したてのの布団って好き～。すっごいフカフカになるよね～」

女「ああッ！あのお日様の匂いがたまらないな！私も大好きだッ！」

男友「あ、そうそうッ！そのお日様の匂いの正体って知ってる？教えてあげよっかぁ？」

男「おい待」

女「それは実に興味深いなッ！教えてくれッ！」

男友「ふふんッ！いいだろう、教えてしんぜよう！……実はあの匂いはダニやノミの死臭なんだよッ！」

女「えっ……」

男友「あれはノミやダニが太陽光線で焼き殺された際に発する死臭なんだッ！ふふ、参考になったかな？（さり気ない雑学披露で出来る男をアピールさっ☆）」

女「……うぷっ、気分が悪くなってきた……うぅ」

男「大丈夫か？……保健室行くか？」

女友「貴様ぁ～……いたいけな少女の夢を踏みにじりやがってぇぇぇぇッ！くたばれッ！！」ﾄﾞｸﾞｼｬｱｰ！！

男友「ぐぎゃぁぁぁぁぁッ！！！……な……ぜだ」ｶﾞｸｯ

男「……死して屍拾う者無し、か」