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元スレ新ジャンル「完璧な許婚」
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許嫁「見ませんから、早く拭いて下さい」
男「やってますっ」
許嫁「はい、これパジャマですよ」
男「見て無いでしょうね」
許嫁「見ても良いではないですか」くすくす
男「良くないです。えーっと、心の準備が要るんです」
許嫁「わたしは準備出来てますよ?」くすっ
男「あー」
許嫁「よければ、今晩にでも」
男「……」
許嫁「まだ朝は遠いですし、ご奉仕しましょうか?」にこっ
男「許嫁さん」
許嫁「はいです?」
男「許嫁さんは、少しくらいは、その……
俺のこと、好きな気持ち、あるんですか?」
男「やってますっ」
許嫁「はい、これパジャマですよ」
男「見て無いでしょうね」
許嫁「見ても良いではないですか」くすくす
男「良くないです。えーっと、心の準備が要るんです」
許嫁「わたしは準備出来てますよ?」くすっ
男「あー」
許嫁「よければ、今晩にでも」
男「……」
許嫁「まだ朝は遠いですし、ご奉仕しましょうか?」にこっ
男「許嫁さん」
許嫁「はいです?」
男「許嫁さんは、少しくらいは、その……
俺のこと、好きな気持ち、あるんですか?」
許嫁「はい?」くすくすっ
男「……」
許嫁「男さんは不思議な事をいいますね。
本人の意思を無視して娶わせるからこその
許嫁でしょう? 私の気持ちの入り込む隙間など
最初から無いんですよ?」にっこり
男(へこむな。ああ、もう。判ったよ!
へこむよ、へこみますよ!
好きだからへこんでるんだよっ。悪いかよっ)
男「でも、じゃぁっ」
許嫁「でも、わたしは『完璧な許嫁』ですから。
閨ではべり、ご奉仕の夜とぎをしますよ?
……男さんはまだ風邪で身体が火照っていますよね?」ぴとっ
男「……っ」びきっ
許嫁「わたしのからだ……
ひんやりして気持ちよいと思いますよ」にこり
男「……」
許嫁「男さんは不思議な事をいいますね。
本人の意思を無視して娶わせるからこその
許嫁でしょう? 私の気持ちの入り込む隙間など
最初から無いんですよ?」にっこり
男(へこむな。ああ、もう。判ったよ!
へこむよ、へこみますよ!
好きだからへこんでるんだよっ。悪いかよっ)
男「でも、じゃぁっ」
許嫁「でも、わたしは『完璧な許嫁』ですから。
閨ではべり、ご奉仕の夜とぎをしますよ?
……男さんはまだ風邪で身体が火照っていますよね?」ぴとっ
男「……っ」びきっ
許嫁「わたしのからだ……
ひんやりして気持ちよいと思いますよ」にこり
エロを期待すべきじゃないのに期待してしまう
そんな自分が嫌いだ
ワッフルワッフル
そんな自分が嫌いだ
ワッフルワッフル
>>417
男「とまぁ学校に来ても状況は変わらないか………」
??「おい」
男「な、何ですか?」
??「お前巷の不良チーム解散させたらしいじゃん、やるな」
男「なんの事で…」
友「細かい事気にすんなー俺は友、よろしくな」
男「よろしく・・・・」
許婚(男様がご自分でお友達を・・・・・嬉しいです)
担任「一年生が三年生の教室に何か用かね?」
許婚「うわっロリコンだ!」
担任「先生はショタ専だ!」
男「とまぁ学校に来ても状況は変わらないか………」
??「おい」
男「な、何ですか?」
??「お前巷の不良チーム解散させたらしいじゃん、やるな」
男「なんの事で…」
友「細かい事気にすんなー俺は友、よろしくな」
男「よろしく・・・・」
許婚(男様がご自分でお友達を・・・・・嬉しいです)
担任「一年生が三年生の教室に何か用かね?」
許婚「うわっロリコンだ!」
担任「先生はショタ専だ!」
>>461
お前の気持ちがよくわかる
お前の気持ちがよくわかる
>>461に泣いた
>>458
友「男ー宿題教えてくれー」
男「あーこれはxの値が不明だけどθ=1だから…」
友「もっと分かりやすくー」
男「女子が一人いました、でも男子でもあります、それは何故ですか?」
友「フタナリ!」
男「同じような三人の女子がいます、そこに普通の男子が入りました、男子と女子の数は?」
友「4:3!」
男「それをxに入れて……」
クラス(男の教え方変だけど分かりやすい)ヒソヒソ
(変態専門の教え方だよなwww)クスクス
(あんなユーモアある人なんだー)ザワザワ
友「これで100点取れるな!」
男「この文章を式として書いたら×だがな」
友「男ー宿題教えてくれー」
男「あーこれはxの値が不明だけどθ=1だから…」
友「もっと分かりやすくー」
男「女子が一人いました、でも男子でもあります、それは何故ですか?」
友「フタナリ!」
男「同じような三人の女子がいます、そこに普通の男子が入りました、男子と女子の数は?」
友「4:3!」
男「それをxに入れて……」
クラス(男の教え方変だけど分かりやすい)ヒソヒソ
(変態専門の教え方だよなwww)クスクス
(あんなユーモアある人なんだー)ザワザワ
友「これで100点取れるな!」
男「この文章を式として書いたら×だがな」
>>465
この男とはいい友人関係を築けそうだ
この男とはいい友人関係を築けそうだ
>>465
昼休み屋上
許婚「ふふふふふーん♪」
男「機嫌が良いね、何かあったのかい?」
許婚「男様がご自分でお友達をお作りになられた所をたまたま目撃しましてね♪友達作る目標が達成されましたので」
男「・・・・・・・?」
許婚「・・・・・どうかなされました?」
男「あーああいうのが友達か」
許婚「お気付きにならなかったのですか!?」
男「あーなるほどねーふーん」
許婚「今日も一緒に帰りましょうね♪」
男「コンビニに寄りたい」
許婚「分かりました、Bルート帰宅時間30分コースにしましょうね♪」
昼休み屋上
許婚「ふふふふふーん♪」
男「機嫌が良いね、何かあったのかい?」
許婚「男様がご自分でお友達をお作りになられた所をたまたま目撃しましてね♪友達作る目標が達成されましたので」
男「・・・・・・・?」
許婚「・・・・・どうかなされました?」
男「あーああいうのが友達か」
許婚「お気付きにならなかったのですか!?」
男「あーなるほどねーふーん」
許婚「今日も一緒に帰りましょうね♪」
男「コンビニに寄りたい」
許婚「分かりました、Bルート帰宅時間30分コースにしましょうね♪」
>>468
コンビニ
許婚「おーとーこーさーまぁー♪」
男「ハーゲンゲッツは買わないよ」
許婚「バニラウニ味買って欲しいですぅ♪」
男「完璧を目指しているならバニラとウニを買って作ってみたらどうかな?」
許婚「なるほどー流石男様、着眼点が違う!」
男(しまった、普通に買った方が安上がりだった)
許婚「では明日にでもスーパーでウニを……」
コンビニ強盗「騒ぐな静かにしろ!袋に金詰めろ!」
男「うるさい客だなぁ…」
コンビニ
許婚「おーとーこーさーまぁー♪」
男「ハーゲンゲッツは買わないよ」
許婚「バニラウニ味買って欲しいですぅ♪」
男「完璧を目指しているならバニラとウニを買って作ってみたらどうかな?」
許婚「なるほどー流石男様、着眼点が違う!」
男(しまった、普通に買った方が安上がりだった)
許婚「では明日にでもスーパーでウニを……」
コンビニ強盗「騒ぐな静かにしろ!袋に金詰めろ!」
男「うるさい客だなぁ…」
友達・・・・俺も欲しい。許婚なんて贅沢言わないからっ!せめて・・・
>>454
続きまだー?
続きまだー?
>>454より
男「そんなんじゃなくてっ」ぐいっ
許嫁「もうっ」
男「気持ちのほうが大事ですって」
許嫁「大事じゃないですよ」
男「大事ですっ」
許嫁「そんなの」くすくすっ 「私には必要ないんですよ」
男「――っ」
許嫁「男さん、怖い顔しちゃだめですよ」なでっ
男「ううっ」
許嫁「良いではありませんか。
男さんは、年上は嫌いでもないのですよね?
あんなにえっちなマンガ貯めてますものね」くすっ
男「それは……」
許嫁「わたしのこと、キライですか?」にこり
男「……」
男「そんなんじゃなくてっ」ぐいっ
許嫁「もうっ」
男「気持ちのほうが大事ですって」
許嫁「大事じゃないですよ」
男「大事ですっ」
許嫁「そんなの」くすくすっ 「私には必要ないんですよ」
男「――っ」
許嫁「男さん、怖い顔しちゃだめですよ」なでっ
男「ううっ」
許嫁「良いではありませんか。
男さんは、年上は嫌いでもないのですよね?
あんなにえっちなマンガ貯めてますものね」くすっ
男「それは……」
許嫁「わたしのこと、キライですか?」にこり
男「……」
許嫁「わたしはダメですか?」
男「ダメ……じゃないです」
許嫁「ですよね。時々見つめていてくださいましたもんね」にこっ
男「そうじゃなくて」
許嫁「男さんにくっつくと」ぴとっ
男「うー」
許嫁「すごくどきどきしてますよ?」
男「そりゃしますよっ」
許嫁「深夜の脱衣所で……。こうやって身体を寄せ合って……。
微熱で身体があつーくて、いい匂いでしょう? わたし」
男「……っ」
許嫁「良いですよ?」すりすりっ
男「うぅぅっ」
許嫁「何でもいいなりになってくれる許嫁の
柔らかぁい身体ですよ? しちゃいませんか?」にこっ
男「あああー。違くてっ!」
男「ダメ……じゃないです」
許嫁「ですよね。時々見つめていてくださいましたもんね」にこっ
男「そうじゃなくて」
許嫁「男さんにくっつくと」ぴとっ
男「うー」
許嫁「すごくどきどきしてますよ?」
男「そりゃしますよっ」
許嫁「深夜の脱衣所で……。こうやって身体を寄せ合って……。
微熱で身体があつーくて、いい匂いでしょう? わたし」
男「……っ」
許嫁「良いですよ?」すりすりっ
男「うぅぅっ」
許嫁「何でもいいなりになってくれる許嫁の
柔らかぁい身体ですよ? しちゃいませんか?」にこっ
男「あああー。違くてっ!」
>>476が優しい・・・・
>>470
強盗「さっさとしねぇか!じゃないと撃ち殺すぞ!!」
男「彼の左手には拳銃のような膨らみがある、しかし30代の普通の人が拳銃を所持している可能性は低い
モデルガンの改造品か協力エアガンかもしれないな
背丈は170cm前後、中肉中背、左足に重心が乗った癖のある歩き方……」
強盗「マジマジ観察してんじゃねぇぞガキ!頭吹っ飛ばすぞ!!」
男「すみません、つい暇だったもので」
強盗「このゆとり教育がぁ!!」
男「あっ店員さんあと三分で警察が来るそうです、それまで一緒に頑張りましょう」
店員「え!?本当?」
強盗「通報しやがったな!!くそっ」バタン
許婚「……私まだ通報していませんよ?」
男「ポケットから通報しました、三分というのはハッタリです」
許婚「凄い!凄いです男様ぁ!!」
店員「あのお名前を教えていただけませんか?」
男「エリート高校の三年、男です」
許婚「その許婚です」
強盗「さっさとしねぇか!じゃないと撃ち殺すぞ!!」
男「彼の左手には拳銃のような膨らみがある、しかし30代の普通の人が拳銃を所持している可能性は低い
モデルガンの改造品か協力エアガンかもしれないな
背丈は170cm前後、中肉中背、左足に重心が乗った癖のある歩き方……」
強盗「マジマジ観察してんじゃねぇぞガキ!頭吹っ飛ばすぞ!!」
男「すみません、つい暇だったもので」
強盗「このゆとり教育がぁ!!」
男「あっ店員さんあと三分で警察が来るそうです、それまで一緒に頑張りましょう」
店員「え!?本当?」
強盗「通報しやがったな!!くそっ」バタン
許婚「……私まだ通報していませんよ?」
男「ポケットから通報しました、三分というのはハッタリです」
許婚「凄い!凄いです男様ぁ!!」
店員「あのお名前を教えていただけませんか?」
男「エリート高校の三年、男です」
許婚「その許婚です」
男「どーせバレバレだろうから云っておきますけれど
俺は童貞なんですっ。それから云っておくと、
許嫁さんの事好きですから。めた惚れですからっ。
引かれるくらいえろえろ妄想もしてますから。
その辺童貞ですからね、容赦ないっすからねっ」
男「でも、童貞だから幻想持ってるし、
なんかこーっ。上手く云えないですけれど
そうじゃないのは判るんです。
そんな風に誘われなくても、すっごい抱きしめたいですけど
好きが無い限り絶対そっちには行きませんからねっ」
許嫁「好きになる必要なんて無いですのに」
男「必要で好きになったわけじゃありません」
許嫁「それは勘違いですよ。
優しい言葉をかけられて
毎日食事を用意してくれた異性だから、
男さんは勘違いしてるんですよ」
男「勘違いのまま一生過ごすつもりですけれど何か?」
俺は童貞なんですっ。それから云っておくと、
許嫁さんの事好きですから。めた惚れですからっ。
引かれるくらいえろえろ妄想もしてますから。
その辺童貞ですからね、容赦ないっすからねっ」
男「でも、童貞だから幻想持ってるし、
なんかこーっ。上手く云えないですけれど
そうじゃないのは判るんです。
そんな風に誘われなくても、すっごい抱きしめたいですけど
好きが無い限り絶対そっちには行きませんからねっ」
許嫁「好きになる必要なんて無いですのに」
男「必要で好きになったわけじゃありません」
許嫁「それは勘違いですよ。
優しい言葉をかけられて
毎日食事を用意してくれた異性だから、
男さんは勘違いしてるんですよ」
男「勘違いのまま一生過ごすつもりですけれど何か?」
>>479はなにいってるんだろう
俺も友達が少なくて寂しいだけなのに
俺も友達が少なくて寂しいだけなのに
許嫁「好意なんか無くても抱けますよ」ゆらぁ
男「出来る出来ないじゃなくて、やらないんですっ」
許嫁「わがままさんですねぇ」くすっ
男(あの目だ。……どんどん死んでいく。
腐ってゆく……。許嫁さんの内側が、どろどろと
くずれていっちゃうっ)
許嫁「売春婦に本気になるなんて、
男さんは困った子ですね」くすくすっ
男「許嫁さんはそんなんじゃないですっ」
許嫁「そんなのなんですよ。
お金で買われて、あなたにあてがわれてるんですよ。
『完璧な許嫁』として。そういう役割の存在なんです」
男「許嫁さんは綺麗です」
許嫁「身体は綺麗なままですね。
――でもいずれにせよ同じこと。
気持ちも、尊厳も、権利もお金で売り買いしている。
そういうもので、その程度の存在なんですよ?」くすくすっ
男「出来る出来ないじゃなくて、やらないんですっ」
許嫁「わがままさんですねぇ」くすっ
男(あの目だ。……どんどん死んでいく。
腐ってゆく……。許嫁さんの内側が、どろどろと
くずれていっちゃうっ)
許嫁「売春婦に本気になるなんて、
男さんは困った子ですね」くすくすっ
男「許嫁さんはそんなんじゃないですっ」
許嫁「そんなのなんですよ。
お金で買われて、あなたにあてがわれてるんですよ。
『完璧な許嫁』として。そういう役割の存在なんです」
男「許嫁さんは綺麗です」
許嫁「身体は綺麗なままですね。
――でもいずれにせよ同じこと。
気持ちも、尊厳も、権利もお金で売り買いしている。
そういうもので、その程度の存在なんですよ?」くすくすっ
男(黒い、洞穴みたいな瞳……)
許嫁「毎日のご飯、美味しかったですか?」
男「……はい」
許嫁「お弁当、たべてくれましたよね」
男「……はい」
許嫁「さらさらのシーツは気持ちよいですか?」
男「……はい」
男(紅い三日月みたいな、唇……)
許嫁「ふわふわのタオルに、
アイロンがけしたシャツもいいものでしょう?」
男「……はい」
許嫁「たまに腕を絡めると、鼓動が早まりますよね?」くすっ
男「……はい」ぎりっ
許嫁「わたしは『完璧な許嫁』でしょう?」にこっ
男「……」
許嫁「毎日のご飯、美味しかったですか?」
男「……はい」
許嫁「お弁当、たべてくれましたよね」
男「……はい」
許嫁「さらさらのシーツは気持ちよいですか?」
男「……はい」
男(紅い三日月みたいな、唇……)
許嫁「ふわふわのタオルに、
アイロンがけしたシャツもいいものでしょう?」
男「……はい」
許嫁「たまに腕を絡めると、鼓動が早まりますよね?」くすっ
男「……はい」ぎりっ
許嫁「わたしは『完璧な許嫁』でしょう?」にこっ
男「……」
許嫁「もっと良い事を教えてあげますね」ぎゅっ
男(甘い……じゃなくて、ぎゅって。腕の中に、するんって!?)
男「ダメですよっ。許嫁さんっ」
許嫁「このまま腕の中でいさせてくれないと、
教えてあげませんよ?」くすっ
男「……くぅっ」
許嫁「わたしはね、真っ黒なんです」
男「……」
許嫁「汚れてるんです。重油タンカーが難破した
海の映像を見たことがありますか?
流れ出した黒い油は海水や泥と絡み合い、
ねっとりした汚れとなって魚も海鳥も絡め取るんですよね。
――あれと同じ。
ううん、あれよりももっと私は汚れているんです」
許嫁「朝起きたとき、何気なく庭を見たとき
料理の支度をするとき、
そして何より1人で部屋にいるとき。
判るんです。
自分がどんなに汚れているか。
どんなに取替えがつかないほど穢れているか」
男(甘い……じゃなくて、ぎゅって。腕の中に、するんって!?)
男「ダメですよっ。許嫁さんっ」
許嫁「このまま腕の中でいさせてくれないと、
教えてあげませんよ?」くすっ
男「……くぅっ」
許嫁「わたしはね、真っ黒なんです」
男「……」
許嫁「汚れてるんです。重油タンカーが難破した
海の映像を見たことがありますか?
流れ出した黒い油は海水や泥と絡み合い、
ねっとりした汚れとなって魚も海鳥も絡め取るんですよね。
――あれと同じ。
ううん、あれよりももっと私は汚れているんです」
許嫁「朝起きたとき、何気なく庭を見たとき
料理の支度をするとき、
そして何より1人で部屋にいるとき。
判るんです。
自分がどんなに汚れているか。
どんなに取替えがつかないほど穢れているか」
許嫁「汚れているって判りますか?
それはね――確信です。
手に入らないという確信。
どんなに望んでも、綺麗なものには触れられないという確信。
だってこの手は汚れている。
触れれば全てのものを汚染する。
ミダス王は黄金のそれでしたが
私のそれは汚泥。
黄金は悲劇でしょうが私のそれは喜劇ですよ」くすくすっ
男「……」
許嫁「だってね」
許嫁「だってわたしは妬ましいんです。
明るくて、きらきらしている男さんが」にこっ
男「――っ」
許嫁「毎日学校にいって、バイトが忙しくて
外の世界があって、友達がいて、喜んだり
落ち込んだりしている男さんが羨ましくて妬ましくて
たまらないんですよ」くすっ
それはね――確信です。
手に入らないという確信。
どんなに望んでも、綺麗なものには触れられないという確信。
だってこの手は汚れている。
触れれば全てのものを汚染する。
ミダス王は黄金のそれでしたが
私のそれは汚泥。
黄金は悲劇でしょうが私のそれは喜劇ですよ」くすくすっ
男「……」
許嫁「だってね」
許嫁「だってわたしは妬ましいんです。
明るくて、きらきらしている男さんが」にこっ
男「――っ」
許嫁「毎日学校にいって、バイトが忙しくて
外の世界があって、友達がいて、喜んだり
落ち込んだりしている男さんが羨ましくて妬ましくて
たまらないんですよ」くすっ
男「そんな……」
許嫁「だから」すりっ
男「――っ」
許嫁「男さんにこうして身体を重ねるのが嬉しいんです」
男「え?」
許嫁「男さん、私のこと好きですか?」にこっ
男「好きですよっ」
許嫁「こんなに汚いのに?」
男「汚くなんか無いですっ」
許嫁「汚いんですよ」くすくすっ
男「そんな……」
許嫁「だから、こうして触れるたびに
男さんが汚れていくんです。
男さんを汚すのは楽しい。
男さんが穢れていくのが嬉しい。
手に入らないから。
あのきらきらは手に入らないけれど
男さんはこうして汚せるから」くすくすっ
許嫁「だから」すりっ
男「――っ」
許嫁「男さんにこうして身体を重ねるのが嬉しいんです」
男「え?」
許嫁「男さん、私のこと好きですか?」にこっ
男「好きですよっ」
許嫁「こんなに汚いのに?」
男「汚くなんか無いですっ」
許嫁「汚いんですよ」くすくすっ
男「そんな……」
許嫁「だから、こうして触れるたびに
男さんが汚れていくんです。
男さんを汚すのは楽しい。
男さんが穢れていくのが嬉しい。
手に入らないから。
あのきらきらは手に入らないけれど
男さんはこうして汚せるから」くすくすっ
>>480
なんかガッシュ思い出した
なんかガッシュ思い出した
許嫁「重油のように汚れた私。売られた私。
はした金のせいで全てを買い取られた私。
いまだって自分自身を売り渡してる私ですから……」
男「……」
許嫁「嫌いになったでしょう?」くすっ
男「へ?」
許嫁「……ふふふ」にこっ
男「……」
許嫁「満足しました。男さんを一杯汚しましたし。
いやーな気分になる話だったでしょう?」
男「……っ」
許嫁「これ以上からかうと、湯冷めしちゃいますね。
いまのはみんな、冗談ですよ?」くすっ
男「……」
許嫁「いらなくなったら捨ててもいいんですよ」にこっ
はした金のせいで全てを買い取られた私。
いまだって自分自身を売り渡してる私ですから……」
男「……」
許嫁「嫌いになったでしょう?」くすっ
男「へ?」
許嫁「……ふふふ」にこっ
男「……」
許嫁「満足しました。男さんを一杯汚しましたし。
いやーな気分になる話だったでしょう?」
男「……っ」
許嫁「これ以上からかうと、湯冷めしちゃいますね。
いまのはみんな、冗談ですよ?」くすっ
男「……」
許嫁「いらなくなったら捨ててもいいんですよ」にこっ
>>497
命令形!?
命令形!?
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