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    元スレ新ジャンル「強がりな寂しがり屋」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    252 = 195 :

    そうか、期待されてないんだな……だが書く!

    「女って下宿なんだな」
    「うん、通いだと2時間かかっちゃうから」
    「初めて来た時、ホームシックになった?」
    「ならなかったよ、こどもじゃあるましい(なったよ、か弱い女の子だよ!?)」
    「女の子は多いって聞くから、意外だな」
    「わりと一人でいたから、大丈夫だったよ」
    「女の子って服、たくさん持ってるけど、誰かと買いに行ったりしないの?」
    「そうだね、一人か、通販で買ってたよ」
    「通販か……何か嫌じゃない?手にとって見れないと」
    「うーん……布にかわいいとかおしゃれとか、あんま意識したことないね(似合うとか色とか、聞く相手もいないしね)」

    253 = 195 :

    「終点だ」
    「早いねー」
    「じゃあ、俺はこっちだから」
    「あ、待って」
    「何?」
    「買い物付き合ってよ」
    「……まあ、女のおかげでレポート終わったもんだしな」
    「感謝してよ」
    「ありがとう。自炊してるの?」
    「そうだよ。食費も抑えないと」
    「やっぱり女の子はすごいな」
    「そういう、男の子、女の子って、あまり言わない方が良いよ」
    「あ、ごめんね」
    「ううん、ただのかっこつけ。きにしないでね」

    255 = 195 :

    「卵に鯖、笹身、ルー……  あ、玉ねぎと人参

    「料理できて良いな」
    「カレーくらいはできないと。
      教えようか?」
    「え?あ、暇があったら……」
    「とか言って、はぐらかしたりして」
    「違うよ」
    「男も自炊しなよー」

    256 = 195 :

    ズレた……スマン。

    「あ、コーヒー牛乳安いな」
    「そう?普通の値段だと思うよ」
    「近くのコンビニは40円くらい高いよ」
    「そりゃ、コンビニと比べたらね……」
    「……何か安いな。簡単にできる料理ってある?」
    「……カレーかな」
    「作り方って、野菜炒めて湯にルー溶かすだけ?」
    「大まか」
    「……俺も作ってみるか」
    「今日は野菜が特売だよ」
    「ジャガイモ一袋100円か。人参3本50円……
      ルーも買って、300円だ……」
    「作り方も教えるよ?」
    「頼もう、かな」

    257 = 195 :

    ひとまずここまで。

    「ルーを一口大に」
    「違うよ、ルーは折れるでしょ。ジャガイモと人参」
    「そうだった」
    「油をしいて、温めるの」
    「うーん、なんとかなるでしょ」
    「不安だなー」
    「大丈夫、分からなかったら聞くからさ」
    「焼きそばの方がまだ簡単かもね」
    「え?」
    「何でもないよ。またね」
    「うん……てか、アパート、道二つ隣か……近いな」

    258 = 192 :

    一応無事っす;
    逆バージョン、大学バージョン、乙です。


    (土曜日 全員の集合場所)
    女友「男くんたち遅いね」

    男友「ちょっとだけ遠いからな、それにまだ集合時間じゃないし」

    女友「……全員で4人なんだよね?
       私と男友くんと男くん。あと一人は誰?」

    男友「あれ、言ってなかったっけ? あ、電話だ、ちょっと待って」

    女友「んもう、私聞いてないよ」

    男友「男友です、おう。ほいほい、じゃあまたな。
       ああ、もう居るよ。すげーカンカン、まるで夜叉みたいな顔して俺をにらんでるよ」

    女友「えー何それ! 私のこと?」

    男友「うわっ、こええ! 山姥が居るっ!! 男、早く助けてくれっ!!!」

    女友「ひ、ひっどぉーいい!! んもう、男友くん、お弁当あげないからねっ!?」

    259 :

    わっふるワッフル

    260 = 192 :

    「何か、向こうは楽しそうだ」

    「そう……邪魔したら悪いかしらね」

    「あー……そうなのかな……?」

    「冗談よ、早く行きましょう」

    「いや、もうすぐそこだよ」

    「あ、二人ともいるみたいね。お取り込み中のようだけど」

    「おーい、男友ー」


    男友「お、男友だ。おーい」

    女友「あー、もうごまかさないでよ。まったく、男くんもタイミングの悪い……
       ……!」

    261 = 192 :

    「おはよう」

    女友「おはよう……」

    男友「男友、ナイスなタイミングだぜ、たった今食われるところだったんだ」

    「お前、Mか」

    男友「……あれ? どうした、女友?」

    女友「……あ、時間がそろそろまずいんじゃない?」

    男友「は? え、でも今日は向こうについても何もイベントない――」

    女友「良いから早く行こう、男友♪」

    「本当に仲良いね」

    「……そうね……」

    「女、俺たちも行こう」

    「え? ええ」

    262 = 192 :

    (信号待ち)
    女友「夏休みもどこかへ行こうよ」

    男友「暇があったらな」

    女友「作って、暇」

    男友「ははは、言うと思ってた……」


    「女……今更なんだけど」

    「何?」

    「この間はありがとう……テスト、なんとかなりそう」

    「そう、よかったじゃない。試験くらいなら、私は手伝えるから」

    「……ありがとう」

    「どういたしまして」

    263 = 192 :

    「女さん、体力あるんだね」

    「そうかしら?」

    「うん、息切れしてないでしょ?」

    「……スポーツしてるから、かしら?」

    「かもね」


    ……


    「……お、男友、おまえ、疲れて、ないか……?」

    男友「……お、おめー、こそ……腕、ガタガタしてんじゃ、ねぇか……」


    ……


    「……」

    男友「……」

    264 = 192 :

    ……
    「……着いちまったな」

    男友「ゼエゼエ言うって、こういうことなんだな、ぜぇぜぇ……」

    女友「お、おひるに、しようか……」

    男友「お、俺……無理……先に、飲み物……」

    「もう少し行ったら、すごく景色が良いところに着くわよ」

    女友「……なんで、息、切れて、ないの……」

    「鋼の五臓六腑でも、持ってるんじゃ、ないか……?」

    男友「ぜぇぜぇ……」

    「お前は、弱すぎ」

    男友「え? 俺が男前だって? 知ってるさ、ふははははげほげほげほ……」

    一同(男友を除く)(馬鹿だ)

    266 = 192 :

    男友「いやっほーぅ、景色良いなここは! 飯だ飯!
       お前らどうした? 体力ないぞ」

    一同(男友を除く)(馬鹿が強いのは風邪耐性だけじゃないんだ……)

    女友「私ボトルでレモンティー持ってきたから皆で飲もうよ。
       あ、向こうでケーキ売ってる! 男友くん、行こっ!」

    男友「は? うおぅ――」


    「よくこんな場所知ってたね、女さん」

    「ええ」

    「電話で知ってるなんて言ってなかったから、驚いたよ」

    「知らない、とは言ってなかったじゃない?」

    「……まあね。男友たちバカップルは放っておいて、ご飯食べようか」

    「そうね」

    267 = 192 :

    「……あれ……」

    「お弁当でも忘れたの?」

    「……はははは、そんなマンガみたいなことあるわけ、
      あるわけあるわけあるわけ……」

    「……忘れたのね……?」

    「何か買ってきます……やっぱおにぎりかなぁ……」

    「私、昆布」

    「鬼ですか」

    「私の分けてあげるから、それくらいの報酬はちょうだい」

    「ありがとう女神さまっ!」

    「……気持ち悪い」

    「……そんな性格してたっけ?」

    268 = 192 :

    「はい、昆布」

    「ありがとう。好きなのつまんで」

    「……女さん、これって一人で食べるの? 随分と大きいけど」

    「……4人で食べるから、ちょっと張り切った、というか……
      皆と食べるのがうれしかったというか……」

    「……さいですか(おにぎりいらなくないかこの量)」

    269 = 192 :

    「……どう?」

    「おー、美味い。このチャーハン、よくパラパラなるように作れたね」

    「卵が固まる前に日やご飯を入れて、一期に菜箸でかき混ぜるのよ。
      二年前位に、テレビでやってたわ」

    「へぇー(見よう見まねでできるものなのか、それ?)んまいんまい。
      サラダもある、うまく盛り付けてあるね」

    「……馬鹿にしてるの? 葉っぱちぎって入れただけじゃない」

    「冗談だよ。バランス考えてあるんだね。
      ドレッシングもおいしい、どこの?」

    「手作りよ」

    「どこからが冗談なのかその境界が分からんよ」

    272 = 192 :

    「ご馳走様でした」

    「お粗末さまでした」

    「いやー、うまかったー」

    「それはよかったわ」

    「そういえばさ、女さん……」

    「何?」

    「女友さんとは話さないの?」

    「……何か、嫌われてるみたい」

    「……え? そうなの?」

    「ええ、何だか、避けられてるような気がして……」

    「はー……(そういえば、しきりに女さんから避けるような行動ばかりしてたな。
      やばい、地雷踏んだかな……?)」

    273 = 192 :

    「話せば、分かるんじゃないのか……?」

    「……もっと、そっとしておいた方が良いかもしれないわ」

    「そうなのか?」

    「……あ、あそこでソフトクリーム売ってるわ。
      見に行かない?」

    「え? ああ……」

    274 = 192 :

    >>273 男の口調、ちょっとミスったorz


    「モモ味なんて珍しいわね」

    「ブドウ味もね……」

    「……えいっ」

    「あ、女さん……半分以上も……ひどいよ女さん――
      ……何してんの?」

    「あ、アイスクリーム頭痛が……」

    「……ごめん、数学手伝ってもらって言うのは気が引けるけど。
      女さんって意外とおバカなんだ」

    「……ぃー……」

    275 = 192 :

    ……
    男友「おーす、男ー」

    「お帰りー」

    男友「ちょっと手伝ってもらっていいか、男?」

    「え? あ、ちょ……」

    女友「男友くん!?」

    男友「ちょっと借りるぞ」

    女友「……」

    277 = 192 :

    「元気してた?」

    女友「……うん」

    「……夕焼け、綺麗だよ」

    女友「そうだね」

    「……」

    女友「……」

    「男友、いい人だよね、女友ちゃんをしっかり見てくれてる」

    女友「……うん、いい人だよ……」

    「……」

    女友「……」

    278 = 192 :

    「男友、余計なお世話だったんじゃないの?」

    男友「なんだ、知ってたのか」

    「そりゃ、気づくよ……」

    男友「まあ、手伝ってほしいのは本当だぜ」

    「? あ、お土産……」

    男友「……誕生日、近いからさ……」

    「なるほど、ね……」

    279 = 192 :

    「……女友ちゃん、私のこと、嫌いになっちゃったかしら?」

    女友「! そんなことないよ……私が女ちゃんに嫌われてると思ってた……」

    「怒ってるわけないわ……ずっと、話したかったもの、女友ちゃん」

    女友「……」

    「みんな、遠くへ行っちゃうんだもの、私が嫌われてる、そんな毎日だったわ。
      女友ちゃんとまた会えて、独りじゃないって思ってたのに、ずっと近づけなかったの」

    女友「……」

    「よかったら、また私の、友達になってください」

    女友「……変だよ、そんなの……」

    「……そうね、変なこと言って――」

    女友「今でも友達なのに、ううん、親友なのに、また友達になるって、変だよ」

    「……」

    280 = 192 :

    「えー、絶対こっちの方が良いって……」

    男友「そうか? あいつにこんなちんまい鳥、似合わんだろ……」
       絶対こっちの水晶の方がきれいだって」

    「まあ、なんて言うか、俺が決めることじゃないからいいんだけどさ。
      男友が真剣に選んでこそ、喜ぶんじゃないの?」

    男友「そうか……むー……」

    「……」

    (あれ、俺いなくてもよかったんじゃない?)

    281 = 192 :

    ちょっと休憩します;


    ……
    男友「よーし、後は渡すだけだー!」

    「結局全然違うもの選んじゃったよこのひと……あれ?」


    「そうなの?」

    女友「もうひどいんだよ、男友くん、すぐ座敷童とか、雪女とか、烏天狗とか……
       あー、牛鬼とか、朧車とか、カブトレパスって呼んだ時もあった!」

    (カ『トブ』レパス、ね)

    男友「もうちっとぶらつくか」

    「……それは、思いやりなのか、当人の噂をされているからなのか」

    男友「うっせー」

    282 = 203 :

    おつしえん

    283 :

    >>1乙!
    今日中に終わりそうかい?

    284 = 192 :

    >>283 ムリダナ……。
    次こそはパー速にしようと思う。

    てことで皆おk?

    285 :

    俺は>>1に着いていくぜ~

    286 = 194 :

    ほっす

    287 = 232 :

    逆パターン
    ひとまず書いた分貼りきる
    2レス分だけだが

    「そういえば、本棚ってどこにあるの?」
    「あ、うん」スク
    「………」ピタ
    「………?」
    「引かない?」
    「え?まあ、うちも凄いし」
    「そうだね」スタスタ

    ごろろろ とん

    「(押入て……うわ)」
    「凄い」スク
    「う、うん」
    「………」スタスタ
    「………」ジー
    「綺麗だね、本」
    「うん」
    「あ、これ俺も持ってる」
    「そうなの?」
    「うん、文庫版だけど」パラ
    「………」
    「………」ペラ

    288 = 232 :

    逆パターン

    「これ、全部読んだんだ」パタン
    「何度か減らしたから、この2倍くらい」
    「凄いね」
    「やっぱり、変かな」
    「いや、いい意味」
    「……ありがとう」
    「う、うん」

    ここまで

    289 :

    これだから携帯は・・・

    290 = 195 :

    パー速の予定だったし、良いんじゃないかと。
    逆パターン乙、ごちそうさま。

    「おはよう女」
    「あ、おはよう」
    「カレーうまくできたよ」
    「へー(ささいなことなのに。私に話しかけてくれる人、珍しいな……)」
    「また今度、何か教えてよ」
    「良いよ。パンとか、スパゲッティとか、筑前煮は大丈夫?」
    「筑前煮は大好き」
    「うん、今日の帰りに材料買いたそうか?」
    「うん」

    291 = 195 :

    パンとスパゲッティと筑前煮は>>1の作品から引用。

    「女、レジュメ持ってきた」
    「あ、ありがとう」
    (……一人なのかな?)
    「うん?」
    「いや、何でもないよ」
    「そう?あ、男」
    「え?」
    「お昼、一緒にどう?食堂で。火曜日は丼が安いんだよ」
    「うん」

    292 = 195 :

    ひとまずここまで。様子次第でパー速で続ける。

    「食堂はよく使うのか?」
    「えへへへ、安い日だけ」
    「ふーん」
    「天丼ください」
    「俺は木の葉丼」

    「缶ジュースと同じ値段って言うのが良いよね」
    「リーズナブルだな」
    「……あ、明日英語テストだった……(人と話したの久々で、忘れてた……)」
    「まだ一日ある。午後は一コマ空いてるから、その間にしたら良い」
    「……うん、図書館に行く……」
    「俺も行こうかな」
    「え?」
    「あ、一人で勉強てのもつまらないだろ?」
    「余計なお世話だよ(寂しくは、ない……多分)」
    「う。そうか」

    293 :

    いまって3人書いてるのか?

    295 = 192 :

    パー速行く前に。てか、もう立てたほうがいい?
    教えてください、VIP住民の皆さま;



    男友「おーす」

    女友「おそーい! もう暮れてきたじゃない、遅くなっちゃうよ!」

    男友「あはははは、すまんすまん!」

    「男も大変ね」

    「いや、うん……遅れてごめんね」

    「怒ってないわよ、戻ってきてくれる人ばかりだもの」

    「ありがとう」

    296 = 203 :

    ややこしいな…
    それぞれスレ立ててほしいわ

    297 = 192 :

    「……でも、本当は不安よ」

    「?」

    「男が前に言ってた、居なくなるのが怖いって。少し、分かるわ。
      私、男が居なくなるのは……怖い」

    「……うん」

    「……男も、本当は寂しい人なんじゃないかって思うの。
      男も、虚勢張ってるんじゃないかって最近感じるの。
      失いたくないから、微妙な距離で他人とふれあい、脆くなると一歩離れてみる。
      男も、一人ぼっちなんじゃないの?」

    (……『誰かを幸せに』、か……俺に、できるかな……俺も、幸せになれるかな)

    「あ、ごめんなさい……気に障ったわよね……」

    298 = 192 :

    「女さん」

    「……何?」

    「本当は寂しかった?」

    「……全然」

    「俺も、ちょっとだけ……不安だった、寂しかった、かな」

    「え?」

    「お昼を持ってきてくれる女さん、
      胸の中で泣いちゃう女さん、
      俺が居ても無防備で寝ちゃう女さん」

    「んなっ……!」

    「いつも凛として強そうなのに、
      親しい人の前では、寂しくても安心してくれる女さんが居なくて、ね」

    300 = 192 :

    「お、男……!」

    「……何か、言いたいこと、違うんだよね……。
      本当は、俺自身も寂しがりだって、気づいてほしかったのかもしれない。
      失いたくないから、人の心と疎遠なんだって。
      女さんは、あっさり言っちゃった」

    「え?」

    「……女さん、俺のそばで安心できるなら、俺もあなたのそばで安心したい。
      つきあってください」

    「……」

    「……は、はぃ……はい、よろしくお願いします!」


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