元スレ新ジャンル「強がりな寂しがり屋」
新ジャンル覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
252 = 195 :
そうか、期待されてないんだな……だが書く!
男「女って下宿なんだな」
女「うん、通いだと2時間かかっちゃうから」
男「初めて来た時、ホームシックになった?」
女「ならなかったよ、こどもじゃあるましい(なったよ、か弱い女の子だよ!?)」
男「女の子は多いって聞くから、意外だな」
女「わりと一人でいたから、大丈夫だったよ」
男「女の子って服、たくさん持ってるけど、誰かと買いに行ったりしないの?」
女「そうだね、一人か、通販で買ってたよ」
男「通販か……何か嫌じゃない?手にとって見れないと」
女「うーん……布にかわいいとかおしゃれとか、あんま意識したことないね(似合うとか色とか、聞く相手もいないしね)」
253 = 195 :
男「終点だ」
女「早いねー」
男「じゃあ、俺はこっちだから」
女「あ、待って」
男「何?」
女「買い物付き合ってよ」
男「……まあ、女のおかげでレポート終わったもんだしな」
女「感謝してよ」
男「ありがとう。自炊してるの?」
女「そうだよ。食費も抑えないと」
男「やっぱり女の子はすごいな」
女「そういう、男の子、女の子って、あまり言わない方が良いよ」
男「あ、ごめんね」
女「ううん、ただのかっこつけ。きにしないでね」
255 = 195 :
女「卵に鯖、笹身、ルー…… あ、玉ねぎと人参
」
男「料理できて良いな」
女「カレーくらいはできないと。
教えようか?」
男「え?あ、暇があったら……」
女「とか言って、はぐらかしたりして」
男「違うよ」
女「男も自炊しなよー」
256 = 195 :
ズレた……スマン。
男「あ、コーヒー牛乳安いな」
女「そう?普通の値段だと思うよ」
男「近くのコンビニは40円くらい高いよ」
女「そりゃ、コンビニと比べたらね……」
男「……何か安いな。簡単にできる料理ってある?」
女「……カレーかな」
男「作り方って、野菜炒めて湯にルー溶かすだけ?」
女「大まか」
男「……俺も作ってみるか」
女「今日は野菜が特売だよ」
男「ジャガイモ一袋100円か。人参3本50円……
ルーも買って、300円だ……」
女「作り方も教えるよ?」
男「頼もう、かな」
257 = 195 :
ひとまずここまで。
男「ルーを一口大に」
女「違うよ、ルーは折れるでしょ。ジャガイモと人参」
男「そうだった」
女「油をしいて、温めるの」
男「うーん、なんとかなるでしょ」
女「不安だなー」
男「大丈夫、分からなかったら聞くからさ」
女「焼きそばの方がまだ簡単かもね」
男「え?」
女「何でもないよ。またね」
男「うん……てか、アパート、道二つ隣か……近いな」
258 = 192 :
一応無事っす;
逆バージョン、大学バージョン、乙です。
(土曜日 全員の集合場所)
女友「男くんたち遅いね」
男友「ちょっとだけ遠いからな、それにまだ集合時間じゃないし」
女友「……全員で4人なんだよね?
私と男友くんと男くん。あと一人は誰?」
男友「あれ、言ってなかったっけ? あ、電話だ、ちょっと待って」
女友「んもう、私聞いてないよ」
男友「男友です、おう。ほいほい、じゃあまたな。
ああ、もう居るよ。すげーカンカン、まるで夜叉みたいな顔して俺をにらんでるよ」
女友「えー何それ! 私のこと?」
男友「うわっ、こええ! 山姥が居るっ!! 男、早く助けてくれっ!!!」
女友「ひ、ひっどぉーいい!! んもう、男友くん、お弁当あげないからねっ!?」
259 :
わっふるワッフル
260 = 192 :
男「何か、向こうは楽しそうだ」
女「そう……邪魔したら悪いかしらね」
男「あー……そうなのかな……?」
女「冗談よ、早く行きましょう」
男「いや、もうすぐそこだよ」
女「あ、二人ともいるみたいね。お取り込み中のようだけど」
男「おーい、男友ー」
男友「お、男友だ。おーい」
女友「あー、もうごまかさないでよ。まったく、男くんもタイミングの悪い……
……!」
261 = 192 :
女「おはよう」
女友「おはよう……」
男友「男友、ナイスなタイミングだぜ、たった今食われるところだったんだ」
男「お前、Mか」
男友「……あれ? どうした、女友?」
女友「……あ、時間がそろそろまずいんじゃない?」
男友「は? え、でも今日は向こうについても何もイベントない――」
女友「良いから早く行こう、男友♪」
男「本当に仲良いね」
女「……そうね……」
男「女、俺たちも行こう」
女「え? ええ」
262 = 192 :
(信号待ち)
女友「夏休みもどこかへ行こうよ」
男友「暇があったらな」
女友「作って、暇」
男友「ははは、言うと思ってた……」
男「女……今更なんだけど」
女「何?」
男「この間はありがとう……テスト、なんとかなりそう」
女「そう、よかったじゃない。試験くらいなら、私は手伝えるから」
男「……ありがとう」
女「どういたしまして」
263 = 192 :
男「女さん、体力あるんだね」
女「そうかしら?」
男「うん、息切れしてないでしょ?」
女「……スポーツしてるから、かしら?」
男「かもね」
……
男「……お、男友、おまえ、疲れて、ないか……?」
男友「……お、おめー、こそ……腕、ガタガタしてんじゃ、ねぇか……」
……
男「……」
男友「……」
264 = 192 :
……
男「……着いちまったな」
男友「ゼエゼエ言うって、こういうことなんだな、ぜぇぜぇ……」
女友「お、おひるに、しようか……」
男友「お、俺……無理……先に、飲み物……」
女「もう少し行ったら、すごく景色が良いところに着くわよ」
女友「……なんで、息、切れて、ないの……」
男「鋼の五臓六腑でも、持ってるんじゃ、ないか……?」
男友「ぜぇぜぇ……」
男「お前は、弱すぎ」
男友「え? 俺が男前だって? 知ってるさ、ふははははげほげほげほ……」
一同(男友を除く)(馬鹿だ)
266 = 192 :
男友「いやっほーぅ、景色良いなここは! 飯だ飯!
お前らどうした? 体力ないぞ」
一同(男友を除く)(馬鹿が強いのは風邪耐性だけじゃないんだ……)
女友「私ボトルでレモンティー持ってきたから皆で飲もうよ。
あ、向こうでケーキ売ってる! 男友くん、行こっ!」
男友「は? うおぅ――」
男「よくこんな場所知ってたね、女さん」
女「ええ」
男「電話で知ってるなんて言ってなかったから、驚いたよ」
女「知らない、とは言ってなかったじゃない?」
男「……まあね。男友たちバカップルは放っておいて、ご飯食べようか」
女「そうね」
267 = 192 :
男「……あれ……」
女「お弁当でも忘れたの?」
男「……はははは、そんなマンガみたいなことあるわけ、
あるわけあるわけあるわけ……」
女「……忘れたのね……?」
男「何か買ってきます……やっぱおにぎりかなぁ……」
女「私、昆布」
男「鬼ですか」
女「私の分けてあげるから、それくらいの報酬はちょうだい」
男「ありがとう女神さまっ!」
女「……気持ち悪い」
男「……そんな性格してたっけ?」
268 = 192 :
男「はい、昆布」
女「ありがとう。好きなのつまんで」
男「……女さん、これって一人で食べるの? 随分と大きいけど」
女「……4人で食べるから、ちょっと張り切った、というか……
皆と食べるのがうれしかったというか……」
男「……さいですか(おにぎりいらなくないかこの量)」
269 = 192 :
女「……どう?」
男「おー、美味い。このチャーハン、よくパラパラなるように作れたね」
女「卵が固まる前に日やご飯を入れて、一期に菜箸でかき混ぜるのよ。
二年前位に、テレビでやってたわ」
男「へぇー(見よう見まねでできるものなのか、それ?)んまいんまい。
サラダもある、うまく盛り付けてあるね」
女「……馬鹿にしてるの? 葉っぱちぎって入れただけじゃない」
男「冗談だよ。バランス考えてあるんだね。
ドレッシングもおいしい、どこの?」
女「手作りよ」
男「どこからが冗談なのかその境界が分からんよ」
272 = 192 :
男「ご馳走様でした」
女「お粗末さまでした」
男「いやー、うまかったー」
女「それはよかったわ」
男「そういえばさ、女さん……」
女「何?」
男「女友さんとは話さないの?」
女「……何か、嫌われてるみたい」
男「……え? そうなの?」
女「ええ、何だか、避けられてるような気がして……」
男「はー……(そういえば、しきりに女さんから避けるような行動ばかりしてたな。
やばい、地雷踏んだかな……?)」
273 = 192 :
男「話せば、分かるんじゃないのか……?」
女「……もっと、そっとしておいた方が良いかもしれないわ」
男「そうなのか?」
女「……あ、あそこでソフトクリーム売ってるわ。
見に行かない?」
男「え? ああ……」
274 = 192 :
>>273 男の口調、ちょっとミスったorz
女「モモ味なんて珍しいわね」
男「ブドウ味もね……」
女「……えいっ」
男「あ、女さん……半分以上も……ひどいよ女さん――
……何してんの?」
女「あ、アイスクリーム頭痛が……」
男「……ごめん、数学手伝ってもらって言うのは気が引けるけど。
女さんって意外とおバカなんだ」
女「……ぃー……」
275 = 192 :
……
男友「おーす、男ー」
男「お帰りー」
男友「ちょっと手伝ってもらっていいか、男?」
男「え? あ、ちょ……」
女友「男友くん!?」
男友「ちょっと借りるぞ」
女・女友「……」
277 = 192 :
女「元気してた?」
女友「……うん」
女「……夕焼け、綺麗だよ」
女友「そうだね」
女「……」
女友「……」
女「男友、いい人だよね、女友ちゃんをしっかり見てくれてる」
女友「……うん、いい人だよ……」
女「……」
女友「……」
278 = 192 :
男「男友、余計なお世話だったんじゃないの?」
男友「なんだ、知ってたのか」
男「そりゃ、気づくよ……」
男友「まあ、手伝ってほしいのは本当だぜ」
男「? あ、お土産……」
男友「……誕生日、近いからさ……」
男「なるほど、ね……」
279 = 192 :
女「……女友ちゃん、私のこと、嫌いになっちゃったかしら?」
女友「! そんなことないよ……私が女ちゃんに嫌われてると思ってた……」
女「怒ってるわけないわ……ずっと、話したかったもの、女友ちゃん」
女友「……」
女「みんな、遠くへ行っちゃうんだもの、私が嫌われてる、そんな毎日だったわ。
女友ちゃんとまた会えて、独りじゃないって思ってたのに、ずっと近づけなかったの」
女友「……」
女「よかったら、また私の、友達になってください」
女友「……変だよ、そんなの……」
女「……そうね、変なこと言って――」
女友「今でも友達なのに、ううん、親友なのに、また友達になるって、変だよ」
女「……」
280 = 192 :
男「えー、絶対こっちの方が良いって……」
男友「そうか? あいつにこんなちんまい鳥、似合わんだろ……」
絶対こっちの水晶の方がきれいだって」
男「まあ、なんて言うか、俺が決めることじゃないからいいんだけどさ。
男友が真剣に選んでこそ、喜ぶんじゃないの?」
男友「そうか……むー……」
男「……」
男(あれ、俺いなくてもよかったんじゃない?)
281 = 192 :
ちょっと休憩します;
……
男友「よーし、後は渡すだけだー!」
男「結局全然違うもの選んじゃったよこのひと……あれ?」
女「そうなの?」
女友「もうひどいんだよ、男友くん、すぐ座敷童とか、雪女とか、烏天狗とか……
あー、牛鬼とか、朧車とか、カブトレパスって呼んだ時もあった!」
男(カ『トブ』レパス、ね)
男友「もうちっとぶらつくか」
男「……それは、思いやりなのか、当人の噂をされているからなのか」
男友「うっせー」
282 = 203 :
おつしえん
283 :
>>1乙!
今日中に終わりそうかい?
284 = 192 :
>>283 ムリダナ……。
次こそはパー速にしようと思う。
てことで皆おk?
285 :
俺は>>1に着いていくぜ~
286 = 194 :
ほっす
287 = 232 :
逆パターン
ひとまず書いた分貼りきる
2レス分だけだが
男「そういえば、本棚ってどこにあるの?」
女「あ、うん」スク
女「………」ピタ
男「………?」
女「引かない?」
男「え?まあ、うちも凄いし」
女「そうだね」スタスタ
ごろろろ とん
男「(押入て……うわ)」
男「凄い」スク
女「う、うん」
男「………」スタスタ
女「………」ジー
男「綺麗だね、本」
女「うん」
男「あ、これ俺も持ってる」
女「そうなの?」
男「うん、文庫版だけど」パラ
女「………」
男「………」ペラ
288 = 232 :
逆パターン
男「これ、全部読んだんだ」パタン
女「何度か減らしたから、この2倍くらい」
男「凄いね」
女「やっぱり、変かな」
男「いや、いい意味」
女「……ありがとう」
男「う、うん」
ここまで
289 :
これだから携帯は・・・
290 = 195 :
パー速の予定だったし、良いんじゃないかと。
逆パターン乙、ごちそうさま。
男「おはよう女」
女「あ、おはよう」
男「カレーうまくできたよ」
女「へー(ささいなことなのに。私に話しかけてくれる人、珍しいな……)」
男「また今度、何か教えてよ」
女「良いよ。パンとか、スパゲッティとか、筑前煮は大丈夫?」
男「筑前煮は大好き」
女「うん、今日の帰りに材料買いたそうか?」
男「うん」
291 = 195 :
パンとスパゲッティと筑前煮は>>1の作品から引用。
男「女、レジュメ持ってきた」
女「あ、ありがとう」
男(……一人なのかな?)
女「うん?」
男「いや、何でもないよ」
女「そう?あ、男」
男「え?」
女「お昼、一緒にどう?食堂で。火曜日は丼が安いんだよ」
男「うん」
292 = 195 :
ひとまずここまで。様子次第でパー速で続ける。
男「食堂はよく使うのか?」
女「えへへへ、安い日だけ」
男「ふーん」
女「天丼ください」
男「俺は木の葉丼」
女「缶ジュースと同じ値段って言うのが良いよね」
男「リーズナブルだな」
女「……あ、明日英語テストだった……(人と話したの久々で、忘れてた……)」
男「まだ一日ある。午後は一コマ空いてるから、その間にしたら良い」
女「……うん、図書館に行く……」
男「俺も行こうかな」
女「え?」
男「あ、一人で勉強てのもつまらないだろ?」
女「余計なお世話だよ(寂しくは、ない……多分)」
男「う。そうか」
293 :
いまって3人書いてるのか?
295 = 192 :
パー速行く前に。てか、もう立てたほうがいい?
教えてください、VIP住民の皆さま;
男友「おーす」
女友「おそーい! もう暮れてきたじゃない、遅くなっちゃうよ!」
男友「あはははは、すまんすまん!」
女「男も大変ね」
男「いや、うん……遅れてごめんね」
女「怒ってないわよ、戻ってきてくれる人ばかりだもの」
男「ありがとう」
296 = 203 :
ややこしいな…
それぞれスレ立ててほしいわ
297 = 192 :
女「……でも、本当は不安よ」
男「?」
女「男が前に言ってた、居なくなるのが怖いって。少し、分かるわ。
私、男が居なくなるのは……怖い」
男「……うん」
女「……男も、本当は寂しい人なんじゃないかって思うの。
男も、虚勢張ってるんじゃないかって最近感じるの。
失いたくないから、微妙な距離で他人とふれあい、脆くなると一歩離れてみる。
男も、一人ぼっちなんじゃないの?」
男(……『誰かを幸せに』、か……俺に、できるかな……俺も、幸せになれるかな)
女「あ、ごめんなさい……気に障ったわよね……」
298 = 192 :
男「女さん」
女「……何?」
男「本当は寂しかった?」
女「……全然」
男「俺も、ちょっとだけ……不安だった、寂しかった、かな」
女「え?」
男「お昼を持ってきてくれる女さん、
胸の中で泣いちゃう女さん、
俺が居ても無防備で寝ちゃう女さん」
女「んなっ……!」
男「いつも凛として強そうなのに、
親しい人の前では、寂しくても安心してくれる女さんが居なくて、ね」
300 = 192 :
女「お、男……!」
男「……何か、言いたいこと、違うんだよね……。
本当は、俺自身も寂しがりだって、気づいてほしかったのかもしれない。
失いたくないから、人の心と疎遠なんだって。
女さんは、あっさり言っちゃった」
女「え?」
男「……女さん、俺のそばで安心できるなら、俺もあなたのそばで安心したい。
つきあってください」
女「……」
女「……は、はぃ……はい、よろしくお願いします!」
みんなの評価 : ☆
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