元スレ新ジャンル「強がりな寂しがり屋」

みんなの評価 : ☆

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302 :

ぬれぬれぬるぽ～

303 = 192 :

男友「ほー……」

女友「わー……」

男「あ、あれ……」

女「！　……」

男友・女友「むふふふふー」

男「ちょ、ちょっとは気を使ってよ！」

男友「いやー、でも見守ってやるのは友として当然の役目だし。なぁ？」

女友「うんうん。泣かせたら承知しないよ？」

女「も、もう……（もう一回だけ泣いちゃったけど……）」

304 = 192 :

男友「男ー、ペースはえーぞ」

男「お前らが遅いの」

女友「妻を置いて逃げるなんて」

女「ちょ、女友ちゃん……」

男（……人生の汚点だ……よりによって男友の前で……）

305 :

>>303ガッ

306 = 192 :

男友「男、照れるなって」

女友「こんな男くん初めて見たかもね」

男「……うるさいな」

女友「女ちゃん、ちょっといい？」

女「……何かしら？」

女友「ﾎﾞｿﾎﾞｿ」

女「！　む、む、無理よ！」

女友「男くん、喜ぶんじゃない？」

女「～～～!!」

307 = 192 :

女「男、ちょっといいかしら？」

男「え？」

女「……自転車、降りてくれる？」

男「え？　うん（あれ……このシチュエーション……）」

女「……男、目、閉じて……」

男「……うん」

女――。

男友・女友「さーて」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

男（ほ、頬に手が……）

女「や」

男「や？」

女「やっぱり無理よーーーーー!!」

――。

　俺はこのあと、頭突きをくらい、かるい脳震盪を起こしてうずくまっていた。
　当の本人は、恥ずかしさの余り、ふもとまでフルアクセルノーブレーキでかけ下りたという。

308 = 192 :

ひとまず休憩入れます；

――寸劇。

男友「こっそりあの場を離れてみたけど」

女友「なんで女友ちゃんは私たちを追い越して言ったのか、理由はよく分かっていません」

男友「あの後、具合悪そうな男が追いついた時には、何とも言えない表情と」

女友「目に浮かんだ涙で、何があったのか聞きだすことができませんでした」