幼「あれ、久しぶり。男もバスで帰るの？」

幼「知らなかった、今日はなんでバスなの？」

男「今日だけじゃなくて俺はバス通学。お前はなんで？」

幼「あたしもバス通だよ。

　　へぇ、こんな偶然あるんだね」

男「そうだな……いつもこんな遅い時間に帰ってんの？」

幼「うん」

男「そうか」

幼「うん」

男「ほんと久しぶり」



男「可愛くなったな？」

幼「……ふふー」

幼「ってか」

男「ん」

幼「男がバス通なんて知らなかったんだけど」

男「あー、俺昨日までは一時間早いので帰ってたから」

幼「今日はどうしたんさ

　　……もしかして、彼女？」

男「彼女かぁ」

幼「え、それは、まじで」

男「ばーか、そんなわけないっしょ

　　一時間だけのデートなんてしない方がましだろ」

幼「……」

男「え」

幼「あんたがそれを言う？」

男「えっと？」

幼「去年の夏」

男「……いや、あの時は若かったから」

幼「あたしは一時間でも、嬉しかったんだけどな！」

男「いや」

幼「しない方がましって思ってたんだ」

男「いや、言葉のあやっていうか、まぁ彼女いないことがいいたかったわけで」

幼「え、ほんとに」

男「うん……」

幼「……そっか」

男「ってかお願いだからどっか行こうって、やたらせがんでたの誰だよ」

幼「あたしから言ったんだっけ」

男「一人で新しいショッピングモール行くの寂しいからって」

幼「あの時は若かったからさ」

男「……」

幼「幼馴染の特権って奴でしょ、あたしと行けたことを嬉しく思えって」




男「……可愛くなくなったな、お前」

幼「年月は女を変えんの、覚えとけ」

次は終点です。

幼「あ」
男「あ」


がたん、ぷしゅー、ありがとうございました



幼「……学校違うと、こんなにも会う時間ないんだね」

男「ほんとだな」


幼「……」

男「それじゃ」

幼「え、帰るの？」

男「なんだよ、どっか行くのか？」

幼「ならどっか……！うん、行こうよ！」



久しぶりにプリクラ撮った。

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　 .!:::;:::::::::::::::::/i::::;::::::::::::/　　　 ri::::i:::::;::::::::::::::::::::::::;;;:::::::::i
　 .!:::;:::::::::::::;:/ i::/!:::/:::/　　　　.! !::ぃ:::!::::::::::::::::::::::;;;;:::::::::! 　　　　西くんがこのスレに
　 .!:::i:::::::::::::/　i/ !:/i::/　　　　　! ヾ!ヽ::!::::::::::;:::::::::;;;;;::::::::i 　　　　　　
　 .i:::;!::::;::::i､!　 !　!i .i/　　　　　　　ヽ ヽ:::::::::ﾉ;:::::;;//i::;::::i 　　　　　　興味を持ったようです　
　　!/!;;::;:::iそ-..,,,_ !　!　　　_,,,... -‐'''ヽ_ ヽ::::i !::::::;/i' ,ry:/
　　　ヽ;;:;::i ヾ こbヽ、　　　r ,:にぎ.ﾌﾞ,,　::::i:i .i:::::/,.!:' ,く/-..,,,_
　　　 ヾ;!;ﾊ　　""~:::i　　　 .ｰ　　　 ."　　:::!' .i::;/__,ノ/ ﾄヽ　:: 　　　　「　おい!!>>１
　　　　　.ヽヽ 　　　 i　　　　　　　　　　　 :'　:ｿ i.ﾉ:i i ./ i　! 　　　　　　　期待してるよー」
　　　　　　ヽ　　　　 !　　　　　　　　　　　　　 .:i"::ゝﾝ.　ヽ.i 　　　　　　　　　
　　　　　　,:ヽ. .　　　!、 _,..、　　　　　　　　　..::i::::;/:　ヽ　/
　　　　_,,/　 ヽ　　　　｀:,; : :　　　　　　　　　.:ノ:／ヽ　 i　i
　 _,,-''　i　i　::i.ヽ、　　‐‐-‐ー‐　　　　　,.::／／:　 i　　V　　
-''　　　 !　i　 i　: iヽ、　｀ー　''　　　 .,／／'":: :: 　 !　　i
　　　　　! j、 i: :: .i :: :ヽ　　　　　..::;;:-::''":: ::i :: :　　i　:::/ ,、

男「おっす」

幼「おっす男」



幼「あれ」

男「？」

幼「隣に来ないの？」

男「え」

幼「えじゃない、隣、来なさい」

男「……」

幼「……」

男「よいしょ」



幼「……」

男「……」

幼「も、」

男「？」

幼「もっとだだこねるかと思ったのに」

男「え」

幼「……」



男「足、あたってんだけど」

幼「……うん」

幼「んんっ」

男「ん」

幼「学校どうなのさ」

男「え？そ、それとなく」

幼「楽しい？」

男「んー、まぁ楽しい」

幼「そっか」

男「いつも男子と絡んでばっか、たまには女子とも話したいって思うさぁ」

幼「へぇ」

男「でも、俺顔見知るからさ」

幼「女子で話せるのってあたしくらいでしょ」

男「うん」

幼「そんなことだろうとは思った」



幼「同じ学校ならよかったのにね」

男「そっちは、ちゃんと勉強してる？」

幼「そこそこ」

男「充実してる？」

幼「楽しい子いっぱいいるから、楽しいっちゃ楽しいな」

男「へぇ」

幼「……」

男「……」

幼「もっとつっこみなって」

男「えーと……」





幼「足、あたってるね？」

男「やめろ、もう気にしないようにしてんだから」

男「あ」

幼「？」



男「俺彼女できたよ」

幼「え」

男「……うん」

幼「へぇ」

男「……」

女「……」



女「……まじ？」

話は面白いが、幼って書いてあると幼女にしか見えん

男「……」

女「……」

男「とかいって」

幼「あはは！やっぱり！そんなことだろうと思った。

　　男に女の子は２０年早いかな！あはは！」






幼「うそだ、ホントでしょ」

男「……」

幼「どこまでホント？」

男「どこまでかな」



幼「男、可愛くなくなった」

男「お互い様だろー」

次は終点です。

男「ん」

幼「あー」

男「あのさ」

幼「ん」

男「もし、お前にさ」

幼「なに」

男「もしお前に彼氏できたら、俺とりあえず泣くから」

幼「え」

男「じゃ」

がたん、ありがとうございましたー



幼「え」

幼「えぇ？」

おりないのー？

幼「やほ」

男「おう」



幼「あ、先に言っとく」

男「？」



幼「隣は……さ」

男「やっぱり恥ずかしかったんだろ」

幼「……うん」

男「ふっ」

幼「ちょっ」

一応聞くけど　女＝幼　でいいんだよな？

幼「その鼻で笑うクセ、腹立つ！」

男「へっ」

幼「男は変わんないねー……」

男「なんだよ」

幼「んー」

男「え、それはどういう意味？」

幼「んー」

男「おいー」

幼「どういう意味だろうね！」

保守してやんよ！！

高校は別になること多いな
男でも女でも

大学なんてもっと顕著に学力差出るからさらに稀少

>>14
お前は俺か

こういう雰囲気好きだ

>>18
イインダヨ
そんなに紛らわしいかな

男「そういや、さ」

幼「んー？」

男「スカートめっちゃ短くしてんだな」

幼「うん、JKなーめんなよっ」

男「色気づく年頃になったんだな、おにぃちゃん嬉しいよ」

幼「にぃに、さみちくなっちゃったでちゅかー」

男「あー、それなんかムカつくわ」

幼「ふふー」



男「昨日は薄い水色だったな？」

男「もう前の席やだ」

幼「首しめられたくないから？」

男「そうだよ……、いてぇ、チョークの腕は相変わらずだわ

　　首に腕入れる技術錆びてないっすね」

幼「ふふー」



男「あ、あのさ」

幼「お？やりかえそうってかー？あたしに勝とうって？」

男「いや」

幼「？」

男「乗客は俺ら以外にもいるんだからさ」

幼「うん？」

男「ま、周りの視線気になるからもうやめろ」

幼「すっかり忘れてた」

支援

幼（ねぇ）

男（なんだよ小声で）

幼（周りの目が気になるっていったの誰さ）

男（ま、まぁ言ったけど）

幼（……）

男（え、そんだけ？）

幼（あのさ）

男（なに）

幼（……）

男（？）

幼（……あのさ）

男（なんだよ）


幼（当ててたの、わかった？）



必死で頭の感触を思い出した。

けらけら笑う女。

その笑顔は、

２年前まで一緒に顔を会わせてた彼女のそれと全く同じだった。



次は終点です。

こういう幼馴染欲しかったなぁ

支援する

幼なじみは転校してって、冬のスキー場で会ったけど会わなきゃ良かったと思った
泣いた

なんであんなのになったんだろ…

俺も支援

幼なじみが男なんだが

確かに面白いが、決して新ジャンルではない
むしろありふれたジャンル

>>33
男だろうがなんだろうが幼なじみと呼べる人がいる時点でお前は勝ち組、俺にもくれ

わっふるわっふる

女の幼馴染２人いるぜ！

……もう５年以上会ってないけど

幼「やほぉー」

男「おう」




男「ん」

幼「ん？どした？」

男「後ろ髪いい感じ」

幼「！」

男「なんだよ」

幼「ん……」

男「わかるよ、髪切ったのくらい」

幼「まじ？」


幼「男くらいだよ、あたしが髪切ったのに気づいてくれるの」

男「お前以外の奴だとてんでわかんないんだけどな」

やべー支援あげ

男「髪に気が付かないと怒る奴が１人いてさ」

幼「おぉ、女の子の話し？だれだれ、どんな子？」

男「まぁ、そんな仲良いってわけじゃないんだけど」

幼「うんうん」

男「毎朝たまーに会う奴がいて結構な頻度で髪切るわけ

　　前髪だったり後ろだったり結構わかりやすいとこ切ってるらしいけど

　　まったくわかるわけねぇって」

幼「へぇ」

男「お前の場合、わかりやすくて助かる」

幼「へぇ？」

男「前の席にいて、後ろ髪すいたのがわかるんだもん」

幼「ふふー、なんでだろうね」

男「年月って怖いな、嬉しいけど」

わっふるわっふる

長編しか新ジャンルが生き残る道はないのか

幼「その子ってさ、どこに住んでるの」

男「え、隣町じゃん」

幼「へぇ、名前は？」

男「Ａっていうんだけど、なに、興味がわきました？」

幼「友達づてで探ってみようかなぁと」

男「別にあっちは俺のことなんとも思ってねーって」

幼「そう？」

男「うん」

幼「でも、男はそうでもないでしょ」

男「ん？」

幼「今まで、男から女の子の話をしだすのは滅多になかったよ」

男「そうだっけ」

幼「もしかしてー……？」

男「んんー？」

幼「もしかしてー！？」

男「どーうかなー」

幼「ちょっ」

男「ふ」

幼「あー、ムキになりすぎた」

男「」

幼「べつに良いけどさぁー興味ないけどさぁー」

男「へぇ」

幼「え」

男「ん」

幼「年月は人を変える……あれ、違うのかよ」

男「どうかなぁ」

幼「な」

男「んんー？」

わっふるわっふる

支援

幼「待て、そこはっきりしてって」

男「どうかなぁ」

幼「気になるじゃんか、もうちょっと情報教えろって」

男「んんー？」

幼「せっかくなんだから男のこと、全部把握してないと気が済まないんだけど」

男「そうですかー」

幼「むー！せめて中学くらい」

次は終点です。

幼「な」

男「はい、じゃまた明日ー！」

がたん、ぷしゅー、ありがとうございましたー。

幼「え、待ってって！」



男との間には、いつもゆるい時間が過ぎる。

昔も今もちっとも変わらない。変わらない。

男「じゃあさ、じゃあさ！！お前こそ昨日そばにいたやつ誰なんだよ」

女「え」

男「仲よさそうに喋ってたんじゃないのかよ」

男「おれの電話気付かないくらい楽しく喋ってたんじゃないのかよ」

女「ち、ちが」

女「う・・・」

男「・・・ごめん。帰るな」

女「ひぐ・・・うぇ」

本当ごめん誤爆です