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    元スレ新ジャンル「手乗り女」

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    151 :

    イフリナさん・・・

    152 = 72 :

    「(ほんっとアイツドジだな…)」

    取り巻き「優、男ってホント気持ち悪いよね~」

    「あ、そうだね…(何も知らないくせに)」

    取り巻き「なんかこのところ優変だよ~?」

    「……(…男をバカにするな)」

    ――――――――――

    「なんてこったい」

    「おい男、お前最近どーしたんよ?あの人形大事そうにしちゃって」

    「まあ…深いわけがありまして…」

    ???「おい」

    「?」

    「あ…あ…」

    153 :

    わーい

    155 :

    ほー

    156 = 72 :

    「DQNだ、さっき佐藤にタバコ没収されて涙目のDQNだ」

    DQN「うっせ」

    「説明乙」

    DQN「あのさ…お前に相談があるんだけどよ」

    「何?」

    DQN「さっきお前佐藤に取られてたよな?」

    「何だよ…その話か…」

    DQN「取られたもん取り返さないか?他の奴らは誘っても断りやがる」

    「(不良なら一人で取り返せよ)」

    「あの鬼の佐藤から取り返すなんて恐ろしい…。素直に返してくれるの待とうぜ」

    157 = 72 :

    DQN「それじゃダメだ!今日中じゃないと!」

    「うおっびっくりした!」ビクッ

    「何か事情があるみたいだな…俺も早く取り戻したいからな。協力しようジャマイカ」

    「(最近の女さん、なんかいつも怒ってるからな)」

    DQN「おーし!絶対取り返すぜ!」

    158 :

    面白くなってきやがった…

    161 :

    wktkして家に帰ったのに、まだ完結していないのかっっっ!?

    支援

    162 = 72 :

    DQN「佐藤はいつも没収した物を生徒指導室にある机の足下に置いておく、これは間違いない」

    DQN「だが基本佐藤は生徒指導室にいる。これは佐藤が居ない時しかチャンスはない」

    「ほうほう」

    DQN「そこで単純だが効果的なおとり作戦を使う」

    「なるほど」

    DQN「一人が佐藤を生徒指導室から引きずり出しもう一人が気付かれずに没収品を取り返すってわけだ」

    「簡単に言うけど難しいぞ…。やっぱ謝って返してもらうとか」

    DQN「それは駄目だな、佐藤は反省したら返してやるとか言ってるけど卒業まで絶対返さないからな」

    「卒業まで返してもらえなかったら餓死するな…」

    DQN「誰が餓死するって?」

    「あー…いやいやこっちの話」

    163 :

    一人で脱出してこれるじゃない

    164 = 72 :

    「(そういえば女さん一人で脱出できるよな…)」

    DQN「うっし!作戦決行は奴の気が緩んでいる昼休みだ!」

    「(ここまできて手伝わないなんていかないもんな)」

    「(頼むからそこを動くなよ女さん…)」

    165 = 163 :

    職員室がある階とかだと人通りが多いから脱出出来ないかもしれないけど

    166 :

    DQNがそこまでDQNじゃない件

    167 = 161 :

    続きが気になってウンコに行けないよぅ

    168 = 153 :

    ほっほ

    169 :

    DQNはこんなに冷静じゃないと思う  偏見ですか

    172 :

    規制解けろー

    175 :

    見てないけど

    ギャルゴ乙

    177 :

    aikoの歌詞にあったな
    叩いて潰さないで

    179 = 72 :

    DQN「いよいよ作戦決行だぞ」

    「『佐藤を生徒指導室から出す』『DQNが没収品を取り返すまで注意を引き付ける』同時にやらなきゃいけないのが俺の辛いところだな。覚悟はいいか?俺は出来てる」

    DQN「…凄みを感じる!やる気マンマンってことだな」

    「いくぜ」

    180 :

    いっけぇ~~~!

    181 = 72 :

    ―生徒指導室前―

    「すみませーん、佐藤先生いますか?」

    シーン

    「佐藤先生?」

    「あれ?」

    教員A「佐藤先生に用があるのか?」

    「佐藤先生いないんですか?」

    教員A「ああ、佐藤先生なら保健室でうなされてるぞ。何か人形の呪いとかブツブツ言ってたな」

    「何があったか容易に想像できるな」

    182 = 72 :

    DQN「意味が分からんがチャンスだ!」

    「今のうちか」

    ガチャ

    DQN「俺のタバコ!」

    「(女さん…いない…!)」

    DQN「あり?お前の没収されたもんは?」

    「………」

    ダッ

    DQN「お、おい男!」

    「(女さん、無事でいてくれ!)」

    183 :

    このDQN普通にいい人くね?

    184 :

    きれいなDQN

    185 :

    DQNけっこう良いヤツじゃないかwwww
    wktkしながらPCの前にいるのは俺だけじゃ無いはず

    186 :

    DQNの名前を不良にして欲しい

    187 = 72 :

    DQN「♪~」

    「うまくいったんだな、つかタバコ一箱にあんな計画したのか。タバコくらい買い直せよ」

    DQN「へっへっへ、この中身はタバコじゃないのさ。じゃーん」

    「…コンドーさんかよ、しかもいぼいぼとな」

    DQN「おう、隣町にしか売ってねーレア物よ」

    DQN「だって彼女がこれじゃないとしてくれねーんだよ。今日会うからどーしても今日中に取り返したかったってこった」

    「……はぁ。ところで男がいないぞ」

    DQN「あー男な、なんか血相変えて走ってったぞ。没収品が無かったみたいだぜ」

    「(何でそんなにあの人形に固執してるんだアイツ?)」

    188 :

    ハンドメイドメイ1

    189 :

    >>99携帯では見れないのか…

    190 :

    前言撤回
    DQNは死ね

    191 = 72 :

    「はぁはぁ……どこ行ったんだよ。あんな小さい体で遠くに行けるはず無いと思うけど…」


    ―二時間前―


    「走れども走れども廊下の終わりが見えないよ。この学校広ッ」

    「…私が小さいだけか」

    「早く男君見つけないと誰かに見つかっちゃう――わひゃっ!」

    ガシッ

    オタ「こんなとこにフィギュアが落ちてたお、何か動いてた気がするけど気のせいだおね」

    「~~!(わしづかみにしないで!!ってか胸触られてる!)」

    オタ「多分うちの部室のフィギュアだお。戻しに行くお~」

    192 = 72 :

    オタ「部室からあんな遠い所に落ちてたのは不思議だけど見つかって良かったお」

    「(早く離して…!)」

    オタ「ん?顔にホコリが付いてる、払うお」サッサッ

    「(くすぐったくて鼻がムズムズする…ふぁ…ふぁ…)」

    「くちゅんっ」

    オタ「なななんだお!?誰かがくしゃみしたお!」

    「(どうしよ…)」

    オタ「まさかまさか…」

    オタ「このフィギュアがくしゃみしたのかお!?」

    194 :

    えぇ~い、続きはまだか!?

    195 :

    オタ「粗茶ですが」

    「ありがと、いただきます」

    オタ「お菓子もあるからどんどんつまんでくださいお!」

    「この体じゃお饅頭食べるのも一苦労ね…」ハムハム

    オタ「それにしてもビックリだお!」

    「そのわりにはあなたそんなに驚かないのね」ハムハム

    オタ「『南くんの恋人』って小説知ってるかお?それに出てくるヒロインと全く同じなんだお」

    「へー」ハムハム

    オタ「あ、そろそろ授業だお。男君を見つけたらここに連れてくるからゆっくりしていたらいいお」

    「うぃ」ハムハム

    196 :

    オタクいいやつじゃん

    197 = 195 :

    「――と言われてから二時間経っちゃった」

    「オタ君、男君を見つけられないのかな?」

    ガチャリ

    「あ、オタ君――」

    ―――――――――――――――

    「くそっ、トイレにもいなかったか」

    「女さん一体どこに…」

    オタ「お?君はもしかして男君かお?」

    「はい?俺ですか?」

    オタ「女ちゃんが君を探してたお!」

    198 :

    オタにも良い奴と変な奴の両極端居るからな…
    あっ俺はもちろん良い奴だから

    199 = 195 :

    オタ「女ちゃんが待ってる、急ぐお!ブーン!」

    「言われなくても!」

    オタ「女ちゃんは我が写真部の部室で匿ってあるお」

    ガチャ

    「女さんっ…!」

    シーン

    オタ「………いないお…」

    200 :

    オタが良い奴で良かった・・・本当に良かった・・・


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