－エピローグ　駅前公園－

女妹「………」

女妹「秋らしくなってきたな…でもなんだかすごく暖かい」

女妹「今年は暖冬傾向…まあ寒がりの私にとっちゃいいかもね」

女妹「………」

―――休日は、必ずこの公園のあのベンチに座るようにしている。

女妹「今日は何だか公園に来ている人が多いね」

女妹「行楽日和だからかな」

―――だって、あのとき約束をしたから。

女妹「いいなあ、私も誰かとどこかへ行きたいな」

―――いつか、必ず会えることを願って。

支援

女妹「…この指輪、なんだかデザインが秋らしくて好きだな」

―――そう、１日だけデートをしたあの『どこかの誰かさん』

女妹「ふふ、薬指につけちゃったり♪」

―――お姉ちゃんも男さんもいなくなったいま、それだけが私の支えだから。

女妹「………」

―――たとえそれが、叶わぬ夢だと分かっていても。

女妹「さて、あのベンチは―――あっ！」

―――誰か、座っている。

女妹「………」

―――あの日と同じ。

女妹「…ッ！」　ﾀﾞｯ

―――約束をしなくても記念日なら必ずいてくれそうな、そんな優しさ。

女妹「はあ…はあ…」

？「…？」

―――その人はゆっくりと顔を上げた。

？「…！」

―――そして、私に微笑んだ。

女妹「…ﾆｺｯ」

―――あえて聞いてみよう。今度こそ答えは返ってくる気がする。

女妹「…どちら様、でしたっけ？」

？「俺は―――」




Ｆｉｎ　

いちおつ

乙！

ここまで長々と糞スレに付き合ってくれてありがとう。
つい先日「世にも奇妙な物語」が放送されて、
何だかやる気が沸いたので久しぶりに超王道ジャンルをやってみたんだが、いかがだっただろうか。

もともとは「ドッペルゲンガー」というタイトルで書いていたんだけど、気がついたら脱線しまくりで、結局中途半端に終わってしまった。
やっぱりオカルトとサスペンスは混ぜるもんではないなと痛感。もっと精進しなくてはいけない。

なお、説明不足のところも多々あるが、会話主体の新ジャンル形式なのである程度はご了解いただき、想像で補填してもらえるとありがたい。
一応材料は全て本文中に出ていると思う。

最後に。どう見てもストーリーの陳腐さは恋空（笑）なみ。
それは自覚している。が、別に恋空（笑）でもいーじゃないかぁということで温かく許してやってくれ。

またなんか書いたら読んでやってくれ。
じゃあな、おやすみ(´･ω･`)ﾉｼ

おもしろかったぜ！乙

>>1乙

色々と謎は残っているよね

携　帯　小　説　化　決　定

乙

こういうのは気楽に楽しめたらそれでいいんだ

乙！

あっさりしてて嫌いじゃないよ、こういうの

乙

気軽に読めてよかったよ
乙

完成度高いな…乙！

乙

よかった

いいものを見た
彼女を大切にしようと思った

オカルト&サスペンスっていいよな
メリーさんとか