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幼「なあ男、ちょっと聞いていいか?」 男「なに?」
幼「お前のその好きな…女っていったか…最近会ったか?」
男「まあ、この前会ったな、公園で夜中まで話したんだぜ?」
幼「そうか…今度会わせてくれないか?」
男「いいけど…幼姉ってまさかレズだったりするの?」
幼「んなわけあるか…まあアンタがレズ物好きだってことは知ってるが」
男「そうサラっと嘘言うのやめようぜ、俺はレズ好きじゃありません。
それで、何で会いたいの?
幼「…ただ会いたくなっただけだよ」 男「嘘ばっかし」
幼「分かった、ちょいと昔話をしてやろう…」
幼「お前のその好きな…女っていったか…最近会ったか?」
男「まあ、この前会ったな、公園で夜中まで話したんだぜ?」
幼「そうか…今度会わせてくれないか?」
男「いいけど…幼姉ってまさかレズだったりするの?」
幼「んなわけあるか…まあアンタがレズ物好きだってことは知ってるが」
男「そうサラっと嘘言うのやめようぜ、俺はレズ好きじゃありません。
それで、何で会いたいの?
幼「…ただ会いたくなっただけだよ」 男「嘘ばっかし」
幼「分かった、ちょいと昔話をしてやろう…」
幼姉はそう言うと視線を落とした、冗談じゃなく本気で話すみたいだ。
けたたましい外の音とは対照的に、静かに…静かに話しだす。
幼「むかしむかしの話…
まだ私が高校生だった頃だ、アンタは知ってたと思うが…
ホラ、私ってけっこう荒れてたろ?
ある日、いつもは空き部屋の部室で授業をサボるんだが屋上に行きたくなってね。
屋上へ行ったら背の小さな長い黒髪の女の子が座ってたんだ。
幼「アンタもサボりかい?」 女「?」
幼「ああ、ゴメンゴメン、私は三年の幼。アンタは?見た感じ1年?」
女「君と同い年だよ、三年の女だ。」
幼「三年!?その背格好で三年なのか?…ぷ、くくくっ…
お前中学生って言ってもみんな信じるぞ」
女「む…うるさいな。きっといつかは伸びるんだ」
けたたましい外の音とは対照的に、静かに…静かに話しだす。
幼「むかしむかしの話…
まだ私が高校生だった頃だ、アンタは知ってたと思うが…
ホラ、私ってけっこう荒れてたろ?
ある日、いつもは空き部屋の部室で授業をサボるんだが屋上に行きたくなってね。
屋上へ行ったら背の小さな長い黒髪の女の子が座ってたんだ。
幼「アンタもサボりかい?」 女「?」
幼「ああ、ゴメンゴメン、私は三年の幼。アンタは?見た感じ1年?」
女「君と同い年だよ、三年の女だ。」
幼「三年!?その背格好で三年なのか?…ぷ、くくくっ…
お前中学生って言ってもみんな信じるぞ」
女「む…うるさいな。きっといつかは伸びるんだ」
その日からサボる時はいつも屋上に行ってた。
彼女に惹かれてね、女といると落ち着くんだ。
幼「なぁ、いつも煙草吸ってるけどそんなイイもんなのか?」
女「むぅ…そうだな。否定はしない、だがお勧めもしない」
幼「んー、ちょっと私に一本ちょうだいな」
女「聞いていただろう?お勧めはしない、と。体に良くないよ」
幼「私はいいんだよ、別に。先のことなんて考えてやしないんだ、
1年後くらいなら死んでも構わないかな、死ぬ時は派手に散ってやる」
女「そんなこと言うもんじゃないさ、君に死なれたら私が困る」
幼「おお、嬉しいこと言ってくれるじゃないの、ってわけで一本」
女「仕方ない…どうぞ。君の好みに合うかどうかは分からないけどね」
幼「ん?んん?…っけほ、ごほ。何だこりゃあ殺す気か!」
女「君がほしいと言ったからあげたのに…まあ煙草とはそういうものだ…
止めておいたほうがいい」
私が煙草を吸うきっかけもあいつだったな。
彼女に惹かれてね、女といると落ち着くんだ。
幼「なぁ、いつも煙草吸ってるけどそんなイイもんなのか?」
女「むぅ…そうだな。否定はしない、だがお勧めもしない」
幼「んー、ちょっと私に一本ちょうだいな」
女「聞いていただろう?お勧めはしない、と。体に良くないよ」
幼「私はいいんだよ、別に。先のことなんて考えてやしないんだ、
1年後くらいなら死んでも構わないかな、死ぬ時は派手に散ってやる」
女「そんなこと言うもんじゃないさ、君に死なれたら私が困る」
幼「おお、嬉しいこと言ってくれるじゃないの、ってわけで一本」
女「仕方ない…どうぞ。君の好みに合うかどうかは分からないけどね」
幼「ん?んん?…っけほ、ごほ。何だこりゃあ殺す気か!」
女「君がほしいと言ったからあげたのに…まあ煙草とはそういうものだ…
止めておいたほうがいい」
私が煙草を吸うきっかけもあいつだったな。
女「やめておいた方がいいと言ったろう…」
幼「へっ!女なんぞに負けてられるか!ホラ見ろ、私はもうスモーカーだもんねっ!
一日ひと箱は吸ってるもんね!」
女「癌になっても知らないよ?まったく…ちなみに」 幼「ん?」
女「ちなみに私はふた箱だ」 幼「なっ!…勝ったつもりかぁ!」
女「別に勝負などしてないよ…今日も空は綺麗だな」
幼「だな、こういう日はのんびり屋上でサボるに限る」
女「私はあとどのくらいこの空を眺めていられるんだろう…」
幼「あん?そりゃあ死ぬまでならいつでも上見りゃ空じゃないか」
女「…そうだな。上を見ればいつでも空…か。
幼、君はなぜ私に話しかけたんだい?」
幼「なぜって、私の新しいサボりスポットに先客がいたからだ。
それより今度どっか旅行行かないか?こうパーっと」
女「…ありがとう」
その日から女は屋上に来なくなった。何日も何日も。
おかしいと思った私は教師に聞いて知った。死んじまったとね。
幼「へっ!女なんぞに負けてられるか!ホラ見ろ、私はもうスモーカーだもんねっ!
一日ひと箱は吸ってるもんね!」
女「癌になっても知らないよ?まったく…ちなみに」 幼「ん?」
女「ちなみに私はふた箱だ」 幼「なっ!…勝ったつもりかぁ!」
女「別に勝負などしてないよ…今日も空は綺麗だな」
幼「だな、こういう日はのんびり屋上でサボるに限る」
女「私はあとどのくらいこの空を眺めていられるんだろう…」
幼「あん?そりゃあ死ぬまでならいつでも上見りゃ空じゃないか」
女「…そうだな。上を見ればいつでも空…か。
幼、君はなぜ私に話しかけたんだい?」
幼「なぜって、私の新しいサボりスポットに先客がいたからだ。
それより今度どっか旅行行かないか?こうパーっと」
女「…ありがとう」
その日から女は屋上に来なくなった。何日も何日も。
おかしいと思った私は教師に聞いて知った。死んじまったとね。
女は病気だったそうだ、何の病気かは詳しく分からないけど。
でも物凄く辛い病気だというのは分かった、背が小さいのも病気のせいだった。
女は死が目前に迫っているのを悟ってずっと学校にいたんじゃないかな。
煙草なんか吸っちまってさ…まったく、まったく…大馬鹿野郎だよアイツは。
幼姉は泣いていた。涙をこらえているようだったけど、
幼「まったく、恥ずかしい姿を見せちゃったな」と言って目をこすった。
男「分かった…今度の学校の日、放課後屋上に行こう
そうすりゃ女さんに会えるだろうし。
幼「私も本気で私が考えている女とお前の女が同一人物だなんて思わないけどさ、
でももしも…もしも奇跡が起こってそうだったなら…
言いたいことはいっぱいあるんだ」
でも物凄く辛い病気だというのは分かった、背が小さいのも病気のせいだった。
女は死が目前に迫っているのを悟ってずっと学校にいたんじゃないかな。
煙草なんか吸っちまってさ…まったく、まったく…大馬鹿野郎だよアイツは。
幼姉は泣いていた。涙をこらえているようだったけど、
幼「まったく、恥ずかしい姿を見せちゃったな」と言って目をこすった。
男「分かった…今度の学校の日、放課後屋上に行こう
そうすりゃ女さんに会えるだろうし。
幼「私も本気で私が考えている女とお前の女が同一人物だなんて思わないけどさ、
でももしも…もしも奇跡が起こってそうだったなら…
言いたいことはいっぱいあるんだ」
翌日
女装「おーとーこー君っ、一緒にかーえーろっ」
男「ああ、悪い。今日ちょっと無理だわ、先に帰っててくれ」
女装「えーっ、今日は帰って家でギシギシアンアンするって約束したじゃん!」
男「ちょっと誤解されるような嘘発言は止めてくれ…大事な用なんだ」
女装「分かった、じゃあ先に帰るね。男君、あんまり無理しちゃダメだよ」 男「おう」
幼「久しぶりだな~学校入るの」
男「幼姉、見つかったら俺が怒られるんだからね」
幼「よし職員室いって暴れようぜ!」 男「アホか…」
幼「もう少し…か」
男「うん?何か言った?」
幼「何でもないよ」
女装「おーとーこー君っ、一緒にかーえーろっ」
男「ああ、悪い。今日ちょっと無理だわ、先に帰っててくれ」
女装「えーっ、今日は帰って家でギシギシアンアンするって約束したじゃん!」
男「ちょっと誤解されるような嘘発言は止めてくれ…大事な用なんだ」
女装「分かった、じゃあ先に帰るね。男君、あんまり無理しちゃダメだよ」 男「おう」
幼「久しぶりだな~学校入るの」
男「幼姉、見つかったら俺が怒られるんだからね」
幼「よし職員室いって暴れようぜ!」 男「アホか…」
幼「もう少し…か」
男「うん?何か言った?」
幼「何でもないよ」
男「何で…」 幼「やっぱりか…」
男「いつもはここにいるのに…屋上にいなかったことなんて…」
幼「男、今日はもういい…ありがとう、帰ろうぜ?」
男「…俺はここで待ってるよ、もう少ししたら来るかもしれない」
幼「…そうか。じゃあ私は先に帰る、今日はありがとな」
男「ああ、気を付けて帰ってね」
幼「誰に言ってんだよ、私は囀る小鳥さえビビらせる幼姉さんだぜ?
あと男…暗くなる前に帰るんだぞ?」
男「暗くなる前にきっとくるって」
幼「無理すんなよ、じゃあな」
ふと空を見ると、雨が降り出しそうな曇り空だった。
そういえば前に女さんが言っていた。空は生きているのだと。
晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、雷が鳴ったり、虹が出たり…
そういうことなんだろうか。
男「いつもはここにいるのに…屋上にいなかったことなんて…」
幼「男、今日はもういい…ありがとう、帰ろうぜ?」
男「…俺はここで待ってるよ、もう少ししたら来るかもしれない」
幼「…そうか。じゃあ私は先に帰る、今日はありがとな」
男「ああ、気を付けて帰ってね」
幼「誰に言ってんだよ、私は囀る小鳥さえビビらせる幼姉さんだぜ?
あと男…暗くなる前に帰るんだぞ?」
男「暗くなる前にきっとくるって」
幼「無理すんなよ、じゃあな」
ふと空を見ると、雨が降り出しそうな曇り空だった。
そういえば前に女さんが言っていた。空は生きているのだと。
晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、雷が鳴ったり、虹が出たり…
そういうことなんだろうか。
幼「ん?…そうか…本当だったんだな」
幼「やっぱりアンタだったのか…久しぶりだな」
女「久しぶりだね、元気だったかい?」
幼「まあまあだな…女はどうだ?
女「さて、どうも記憶が曖昧でね、でもこの前男君と夜過ごして
はっきりと確信を得たよ」
幼「そうか…恐くはないのか?」
女「恐い…というよりかは悲しいかな、最後に君と会えて良かった。
煙草いいかな?」
幼「そりゃこっちのセリフだ、煙草吸っていいか?」
女「相変わらずだね、どうぞ。私も吸わせてもらうよ」
幼「やっぱりアンタだったのか…久しぶりだな」
女「久しぶりだね、元気だったかい?」
幼「まあまあだな…女はどうだ?
女「さて、どうも記憶が曖昧でね、でもこの前男君と夜過ごして
はっきりと確信を得たよ」
幼「そうか…恐くはないのか?」
女「恐い…というよりかは悲しいかな、最後に君と会えて良かった。
煙草いいかな?」
幼「そりゃこっちのセリフだ、煙草吸っていいか?」
女「相変わらずだね、どうぞ。私も吸わせてもらうよ」
幼「懐かしいな…こうして二人で煙草吸うのも」
女「懐かしいか…私はついこの前にあったことのように思えるよ。
君は煙草を吸おうと必死になっていたっけな」
幼「んなもん忘れてくれよ…なぁ、最後に男に会ってくれないか?アイツは」
女「分かってる、私はどうも最後の最後で恋心を抱くことができたらしい。
あの夜、話して分かった、私は彼が好きだ」
幼「そうか…神様の野郎も捨てたもんじゃないな…こんな奇跡を起こしてくれるなんて」
女「まったくだ、幼…知ってるかい?空は生きてるんだよ?」
女「懐かしいか…私はついこの前にあったことのように思えるよ。
君は煙草を吸おうと必死になっていたっけな」
幼「んなもん忘れてくれよ…なぁ、最後に男に会ってくれないか?アイツは」
女「分かってる、私はどうも最後の最後で恋心を抱くことができたらしい。
あの夜、話して分かった、私は彼が好きだ」
幼「そうか…神様の野郎も捨てたもんじゃないな…こんな奇跡を起こしてくれるなんて」
女「まったくだ、幼…知ってるかい?空は生きてるんだよ?」
女さんはこう言った、空は生きているのだと。
女「空はね、いつも私たちを見下ろしているんだ」 幼「私の苦手な分野の話だな」
女「人間の優しさも美しさも…恐ろしさも醜さも、全てを見ている。
今までに築いてきた文化も、たくさんの命が失われるところも」
幼「………」
女「私は病室にいた頃、空しか眺めることが出来なかった…
空はいつも私を見返してくれた。私には空しかないのだと思った」
幼「……そうか」
女「でも死期が近づいたある日、ある不良な生徒が話しかけてきてね。
嬉しかった…私は一人じゃないと実感した」
幼「…くくっ、あんまり私を泣かせるんじゃねぇよ」
女「まだ記憶が曖昧だったころ、男君が私に話しかけてきた。
君たちは似た者同士だ、さて、そろそろ行くよ」
女「空はね、いつも私たちを見下ろしているんだ」 幼「私の苦手な分野の話だな」
女「人間の優しさも美しさも…恐ろしさも醜さも、全てを見ている。
今までに築いてきた文化も、たくさんの命が失われるところも」
幼「………」
女「私は病室にいた頃、空しか眺めることが出来なかった…
空はいつも私を見返してくれた。私には空しかないのだと思った」
幼「……そうか」
女「でも死期が近づいたある日、ある不良な生徒が話しかけてきてね。
嬉しかった…私は一人じゃないと実感した」
幼「…くくっ、あんまり私を泣かせるんじゃねぇよ」
女「まだ記憶が曖昧だったころ、男君が私に話しかけてきた。
君たちは似た者同士だ、さて、そろそろ行くよ」
俺にはその意味はよく分からなかったけど、でもこの空を見たら分かった気がした。
結局のところ、空も人も同じなんだろう。
幼「そうか…次に会う時は墓石の前ってわけだ」
女「いや上にいるさ」 幼「上?」
女「人は死んだらね、天に昇り今までに愛した人を見下ろすんだ。
私はそう信じてるよ」
幼「そいつはまた素敵なお話だな、じゃあ私の事も見といてくれよ?
死に際はきっと派手だろうからな」
女「君はきっとそうだね…素敵な母親になって幸せな最後を迎える
それが似合ってると思うよ」
幼「そいつは難しいな…煙草が切れた、もう行くよ」
女「私のことを覚えていてくれないか?
それと今までありがとう、楽しかった」
幼「忘れたくても忘れられないさ…楽しかったよ、サンキュ」
女「…ありがとう、また、ね」
結局のところ、空も人も同じなんだろう。
幼「そうか…次に会う時は墓石の前ってわけだ」
女「いや上にいるさ」 幼「上?」
女「人は死んだらね、天に昇り今までに愛した人を見下ろすんだ。
私はそう信じてるよ」
幼「そいつはまた素敵なお話だな、じゃあ私の事も見といてくれよ?
死に際はきっと派手だろうからな」
女「君はきっとそうだね…素敵な母親になって幸せな最後を迎える
それが似合ってると思うよ」
幼「そいつは難しいな…煙草が切れた、もう行くよ」
女「私のことを覚えていてくれないか?
それと今までありがとう、楽しかった」
幼「忘れたくても忘れられないさ…楽しかったよ、サンキュ」
女「…ありがとう、また、ね」
男「…?俺はいつの間にか寝てたのか?
ええと確か…そうだ女さんを待ってて…」
女「目が覚めたかい?」
男「って女さん、いるじゃないですか!」 女「まあね」
男「ええと、何から話せばいいか、そうだ…幼姉って人知ってます?
もしかしたら女さんの…女さん?」
女さんはいつも通り空を眺めていた。風になびく髪が綺麗で少し見とれてしまう。
女「残り二本…か」 男「煙草…ですか?」
女「うん…そうだ、一本君にあげるよ、吸うか吸わないかは君次第だね」
男「あ、ありがとうです。でも煙草ってイイもんなんですか?」
女「ふふっ、いやすまない。否定はしないがお勧めはしないよ。
まあでも記念だ、今日は吸うことをお勧めするかな」
男「じゃあ吸ってみます」
女「君は…神様を信じるかい?」
ええと確か…そうだ女さんを待ってて…」
女「目が覚めたかい?」
男「って女さん、いるじゃないですか!」 女「まあね」
男「ええと、何から話せばいいか、そうだ…幼姉って人知ってます?
もしかしたら女さんの…女さん?」
女さんはいつも通り空を眺めていた。風になびく髪が綺麗で少し見とれてしまう。
女「残り二本…か」 男「煙草…ですか?」
女「うん…そうだ、一本君にあげるよ、吸うか吸わないかは君次第だね」
男「あ、ありがとうです。でも煙草ってイイもんなんですか?」
女「ふふっ、いやすまない。否定はしないがお勧めはしないよ。
まあでも記念だ、今日は吸うことをお勧めするかな」
男「じゃあ吸ってみます」
女「君は…神様を信じるかい?」
男「神様…ですか?う~んどうでしょうね、難しいなぁ」
女「そうだね、でも私は信じることにしたよ…奇跡は何度だって起きる」
男「女さんみたいな人でも奇跡とか神様とか言うんですね」
女「意外かい?」 男「ちょっとだけ」
女「私は昔ずっと神様なんて信じてなかった…でも奇跡を起こしてくれた、
今は感謝の気持ちで一杯だ」
男「でも、分かる気がします。」 女「分かる…?」
男「だって、あるじゃないですか。ただの偶然…っていったらそこまでだけど、
今まで生きてきた中に物凄い奇跡と呼べるような偶然もあるじゃないですか」
女「そうか…そうだね。日常にある気づかれない奇跡…か」
女「む…そろそろ時間がない、男君一つだけ…言っていいかな?」
男「はい…なんですか?」
女「私の初めての告白かな…恥ずかしいものなんだな、笑わないでくれ?
男君、私は君が好きだ」
女「そうだね、でも私は信じることにしたよ…奇跡は何度だって起きる」
男「女さんみたいな人でも奇跡とか神様とか言うんですね」
女「意外かい?」 男「ちょっとだけ」
女「私は昔ずっと神様なんて信じてなかった…でも奇跡を起こしてくれた、
今は感謝の気持ちで一杯だ」
男「でも、分かる気がします。」 女「分かる…?」
男「だって、あるじゃないですか。ただの偶然…っていったらそこまでだけど、
今まで生きてきた中に物凄い奇跡と呼べるような偶然もあるじゃないですか」
女「そうか…そうだね。日常にある気づかれない奇跡…か」
女「む…そろそろ時間がない、男君一つだけ…言っていいかな?」
男「はい…なんですか?」
女「私の初めての告白かな…恥ずかしいものなんだな、笑わないでくれ?
男君、私は君が好きだ」
「シークレットゲーム」というギャルゲーの投票所です
おっさんこと「漆山権造」がVIPの支持を得て大奮闘中です
おっさんを1位にしてヒロインキャラ涙目にしようぜwwwwww
http://www.yetigame.jp/secretgame/voting/voting.html
おっさんこと「漆山権造」がVIPの支持を得て大奮闘中です
おっさんを1位にしてヒロインキャラ涙目にしようぜwwwwww
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男「へ…?ええっ?本当ですか?」
女「本当だよ、前に公園で過ごした夜があったろう?
あの時色んな話をしたね…その時から私は君が好きだった」
男「あ、ええと、どうしたらいいのか…これも奇跡ってやつですかね。
俺も女さんのこと好きです」
女「ありがとう、嬉しいよ…本当に君で良かった」
男「ええと、まずはデートかな…女さん行きたいところとかあります?
ホラ映画とか、遊園地とか!」
女「残念ながらね、私は行けないんだ。ちょっと呼ばれてしまってね」
男「いや都合のいい日でいいですよ!あ、ちなみに俺はいつでも暇です」
女「すまない…君にはもう会えないんだ…もっと早くきづくべきだった」
男「へ?だって…両想いになれたじゃないですか…付き合えたじゃないですか…」
女「私はもう奇跡を十分に体験したよ、もう終わりなんだ」
男「女…さん…」
女「本当だよ、前に公園で過ごした夜があったろう?
あの時色んな話をしたね…その時から私は君が好きだった」
男「あ、ええと、どうしたらいいのか…これも奇跡ってやつですかね。
俺も女さんのこと好きです」
女「ありがとう、嬉しいよ…本当に君で良かった」
男「ええと、まずはデートかな…女さん行きたいところとかあります?
ホラ映画とか、遊園地とか!」
女「残念ながらね、私は行けないんだ。ちょっと呼ばれてしまってね」
男「いや都合のいい日でいいですよ!あ、ちなみに俺はいつでも暇です」
女「すまない…君にはもう会えないんだ…もっと早くきづくべきだった」
男「へ?だって…両想いになれたじゃないですか…付き合えたじゃないですか…」
女「私はもう奇跡を十分に体験したよ、もう終わりなんだ」
男「女…さん…」
男「そんな…せっかく両想いになったじゃないですか!
なのにもうお別れなんて…」
気づけば雨が降っていた。俺の体を濡らしていく。
女「………」
男「じゃあ俺が、女さんの奇跡がもうダメなら俺の奇跡で女さんを…」
女「もう終わりなんだ…私はどうやら長くいすぎた」
気づけば俺は泣いていた。頬を伝うこの雫は、雨か涙か。
男「なんでだよ!こんなのってありかよ!ウソだろ…」
神様の糞野郎に願います、どうか…どうかもう一度奇跡を起こして下さい。
なのにもうお別れなんて…」
気づけば雨が降っていた。俺の体を濡らしていく。
女「………」
男「じゃあ俺が、女さんの奇跡がもうダメなら俺の奇跡で女さんを…」
女「もう終わりなんだ…私はどうやら長くいすぎた」
気づけば俺は泣いていた。頬を伝うこの雫は、雨か涙か。
男「なんでだよ!こんなのってありかよ!ウソだろ…」
神様の糞野郎に願います、どうか…どうかもう一度奇跡を起こして下さい。
女「おいで…」 男「………」
女さんは俺の濡れた髪を撫でた。俺にはそれが心地よかった。
でも…目の前の人がいなくなると思うと、俺にはどうしても許せなかった。
男「女さん!俺はあなたが好きです!誰よりも好きです!
だから…だからどうか行かないで下さい!お願いです!!」
女「男君…ごめんね」
気づけば女さんの顔はすぐ近くに、間近に感じられた。
体の何かがそっと抜けるような…そんな感じだった。女さんは俺にキスしていた。
女「もっと早く…気付くべきだったね…」
男「ははっ、みっともないな…女さんがいってしまうのに俺だけが泣いて…」
女「君はみっともなくなんかないよ、私に言わせれば誰よりもカッコいい男の子だ」
男「どうしても…無理なんですか?」
空は生きている…空はこんなにも泣いていた。
女さんは俺の濡れた髪を撫でた。俺にはそれが心地よかった。
でも…目の前の人がいなくなると思うと、俺にはどうしても許せなかった。
男「女さん!俺はあなたが好きです!誰よりも好きです!
だから…だからどうか行かないで下さい!お願いです!!」
女「男君…ごめんね」
気づけば女さんの顔はすぐ近くに、間近に感じられた。
体の何かがそっと抜けるような…そんな感じだった。女さんは俺にキスしていた。
女「もっと早く…気付くべきだったね…」
男「ははっ、みっともないな…女さんがいってしまうのに俺だけが泣いて…」
女「君はみっともなくなんかないよ、私に言わせれば誰よりもカッコいい男の子だ」
男「どうしても…無理なんですか?」
空は生きている…空はこんなにも泣いていた。
女「無理…みたいだね」 男「そう…ですか」
女「上から君の事を見守っているよ、大丈夫…君は幸せになるんだ」
男「俺の私生活まで覗かないで下さいよ?プライベートなんですから」
女「失礼、でも恋人同士なんだ、少しくらいはいいだろう?」
男「そうですね…織姫と彦星みたいにまた会えればいいんですけどね」
女「秋の…」 男「え?」
女「空が泣く秋の日に、君を尋ねにいくよ」 男「女さん…」
女「それじゃあ…今度は本当にさよならだ、ありがとう、嬉しかった」
男「俺もです、女さんに会えてうれしかった」
女「最後に、私を忘れないでくれ…大好きだ」 男「俺もです…俺も…」
女「上から君の事を見守っているよ、大丈夫…君は幸せになるんだ」
男「俺の私生活まで覗かないで下さいよ?プライベートなんですから」
女「失礼、でも恋人同士なんだ、少しくらいはいいだろう?」
男「そうですね…織姫と彦星みたいにまた会えればいいんですけどね」
女「秋の…」 男「え?」
女「空が泣く秋の日に、君を尋ねにいくよ」 男「女さん…」
女「それじゃあ…今度は本当にさよならだ、ありがとう、嬉しかった」
男「俺もです、女さんに会えてうれしかった」
女「最後に、私を忘れないでくれ…大好きだ」 男「俺もです…俺も…」
女さんはまるで空気に溶け入るように消えてしまった。
でも、最後まで笑顔だった、空はしだいに晴れ虹をさす。
男「空は生きている…か。
女さん、もう空につきましたか?ちゃんと俺のこと見守って下さいよ」
先輩ルートエンド
でも、最後まで笑顔だった、空はしだいに晴れ虹をさす。
男「空は生きている…か。
女さん、もう空につきましたか?ちゃんと俺のこと見守って下さいよ」
先輩ルートエンド
なんて…こったい…
ガチで泣いた、>>1ありがとう
ガチで泣いた、>>1ありがとう
これで先輩ルートは終わりです。
本当は最後に分岐を残そうかと思ったんですが眠いw
残すヒロインは妹と幼姉くらいですが、
明日まだこのスレが残ってれば書こうかなと思ってます。
読んでくれた方、本当に乙でした。
本当は最後に分岐を残そうかと思ったんですが眠いw
残すヒロインは妹と幼姉くらいですが、
明日まだこのスレが残ってれば書こうかなと思ってます。
読んでくれた方、本当に乙でした。
>>1乙
るーすぼーい系のギャルゲ好きな俺にとってこのスレはハンパなく良スレ。
保守
保守
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