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    元スレ【友のあそこは】続ジャンル「キスしないと死ぬ」【ビター☆】

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    851 = 3 :



    まさ『…………』

    先生『…………』

    まさ『……僕は』

    まさ『……僕はね、君が―』

    先生『やめろ!』

    まさ『っ………』

    先生『……やめろ……』ガタッ

    まさ『女先生……』

    先生『……帰る……』コツコツ

    まさ『…………』



    先生(あの続きを、聞きたくは無い……)

    先生(聞いてしまえば、きっと私は……)

    先生(あいつを……まさを苦しめる……)

    先生(殺してしまうかもしれないんだ……)

    852 = 3 :






    阿部『お前、恋してるだろ』

    先生『ブフォ!』

    阿部『汚いな……白い液体口から出して……顔中ミルク塗れだぜ?』

    先生『お前が言うと牛乳を噴出しただけでもいやらしく聞こえるな、本当……』フキフキ

    阿部『まぁな』

    阿部『で、相手は誰だ?』

    先生『さて、何のことだか』

    阿部『ごまかすなよ。これでも俺は観察眼に長けてるんだ』

    阿部『ここしばらくのお前といったら、恋する乙女の顔だぜ?』

    先生『おい、[ピーーー]ぞ手前』

    阿部『図星か』

    先生「ぬぐっ……』

    853 = 3 :

    阿部「さて、誰だろうなぁ。お前の近辺に男の知り合いは友達はいないしなぁ』

    阿部『…………』

    先生『ビクビク………』

    阿部『ま――』

    先生『へいらっしゃあああああいい!!』バギィッ!

    阿部『――さい族の方かなぁなんて。痛いよこれ顎外れただろなぁ』

    先生『ううううう、ううるせえ!さっさと仕事に戻るぞこん畜生が!』

    阿部『へいへい』

    阿部(本当、分かりやすい奴だな……)

    854 = 3 :





    阿部『最近来てないだと?』

    まさ『うん……』

    阿部(なんだぁ、あいつ?わけ分からん奴だなぁ……)

    まさ『ねえ、阿部』

    阿部『ん?俺はノンケでも構わず喰うぜ?』

    まさ『そんなこと聞いてないよw』

    まさ『……女先生から、何か聞いた?』

    阿部『? いや、何も?』

    まさ『……そう』ゴブゴブ

    阿部『なんだ、何かやましいことでもあるのか?』

    まさ『…………』ゴブガブゴブガブ

    まさ『……阿部……』ゴトン

    855 = 3 :

    阿部(……三十秒で一升……新記録達成だな……)

    まさ『話したいことが、あるんだ』

    阿部(これは……告白フラグ……!?)





    阿部『なん……だと……』

    阿部『まさが実はチョコレートキス患者で、しかもそれを女先生に話してしまい、女先生を困らせる
        ような発言をしてしまい、それ以降女先生が来なくて寂しい。
        その上実は女先生が好きで告白したいのだが、病気のこともあり、言いづらい。
        そしてできるなら俺に知恵を授かり、状況を打破した後、また前のような状況に戻り、
        かつ、女先生と幸せな家庭を築いて子を授かり老後まで安泰した生活を送り、できるならば
        女先生よりも後に死に、墓に毎日のように酒を供え、ギャンブルに狂い、破産し、子を売り、
        友を売り、そして人生を終える瞬間に世界の中心でカマキリと叫びたい、と』

    まさ『途中までは的確かつその後は僕の望んでいることが多かったけど終盤は望みもしないよ。
       っていうか一体僕の話をちゃんと聞いていたのにも驚きだけどどうしてそこまで話を広げるのかな』

    阿部『いや、悪い悪い。妄想癖なもんで』

    まさ『まぁ、いいとして……』

    阿部『……そうだな』

    856 = 3 :

    阿部『……あいつは、絶対お前の事好きだな、うん』

    まさ『ほ、本当に?』

    阿部『ああ。今日なんてそのことに触れたら取り乱しまくって俺顎外されたからな』

    まさ(お、恐ろしい……)

    阿部『だが、やはり問題は……』

    まさ『チョコレートキス……』

    阿部『その一点だな』

    まさ『……どうしよう……』

    阿部『………あー』

    阿部「その、な』




    阿部『別にそれ、気にしなくてもいいだろ』

    まさ『え?』

    857 = 3 :

    阿部『ようするに、お前が死なないようにすればいいわけだろ』

    まさ『いや……え……』

    阿部『むしろ、お前等がくっつけばより研究も進むと思うんだが』

    阿部『験体としても使えるわけだしな』

    阿部『お前だって自分のことに繋がるわけだし、協力するのも悪くないだろ?』

    まさ『う、うん……』

    阿部『よし、決まったな』

    まさ『え?』



    阿部『明日、まさ告白作戦を開始する!』

    まさ『な、なんだってー!?』

    858 = 3 :






    先生『パ ス だ』

    阿部『Oh...いいじゃないか、久しぶりに飲みに行こうぜ?』

    先生『……私はまだ仕事が残って――』

    阿部『それなら全部俺が片付けといたが?』

    先生『……今日は用事があって――』

    阿部『スケジュールも全て俺が組み、把握してるわけだが?』

    先生『……私用が――』

    阿部『友人も知人も、両親さえいないお前にか?』

    先生『…………』

    阿部『…………』

    先生『……分かったよ、くそっ』

    阿部『よろしい』

    859 = 3 :



    ―居酒屋前―


    阿部『おい、どうした』

    先生『……やっぱ帰r』ガシィッ

    阿部『おいおい、今更何言ってんだか』

    先生『離せ!今日はどうしてもみたい番組があるんだ!』

    阿部『嘘付け!お前家にテレビ無いだろうが!』


    ワーワーキーキー


    まさ『……何してんの、二人とも』

    先生・阿部『あ』

    阿部『いやな、コイツがいきなり』

    先生『そいやっ!!』ドゴオッ!!

    阿部『おうふっ!』

    860 = 3 :

    先生『だー、畜生!今日は飲んでやる!!』ズカズカ

    大将『へいらっしゃい!』

    先生『生五つ!』


    阿部『……最近こんなことが多い気がするんだ』

    まさ『ご愁傷様……』

    861 = 3 :

    書き貯め丁度尽きたしひとまず飯休憩するわ

    862 = 3 :

    ふぅ…見事なまでに誰もいないな…
    とりあえず1700開始

    863 :

    >>1
    再開見てるよ

    865 = 3 :

    >>870おお、いやがった。この変態め!



    先生『………ぷふぅ』ドンッ

    先生『親父!もう一杯!』

    大将『へいさああ!!』



    阿部『……いつにも増して飲むな』

    先生『うるせえ。お前ももっと飲め』ゴブゴブ

    阿部『まったく……』ガブガブ


    阿部(……こいつら……)


    まさ『…………』ゴブガブゴブ

    先生『…………』ゴブゴブゴブ

    阿部(お似合いだな、まったく……)

    866 = 863 :

    >>872
    変態と言う名の紳士だ!!!
    ガンガレ

    867 = 3 :

    >>871みたぞー
    >>873おう、やれるだけやるぜ!

    まさ『……ふぅ』ドンッ

    先生『……ふぅっ……』ダンッ!


    まさ・先生『…………』


    阿部(……頃合か)


    阿部『さて、俺は帰るとするぜ』

    先生『は!?お、ちょ、待てよ!』

    阿部『悪いな、野暮用があるんでな』

    まさ『……阿部』

    阿部『……いいってことよ……』

    先生『おい、手前、まさか……』

    阿部『じゃーな』スタスタ

    先生『ちょ、こら!』


    まさ・先生『…………』

    868 = 3 :

    まさ『……あの』

    先生『今は!』

    先生『…………』

    先生『今は……とにかく飲むぞ』ゴブゴブ

    まさ『……うん……』



    阿部『ふぅ……あいつら、うまくいってるかな?』

    阿部(…………)

    阿部(……無言で酒を飲んでる姿しか思い浮かばんな……)

    阿部『ま、後はお互いの頑張りようだな……』

    阿部『さーて、今日もあの公園でも行くかなぁ』



    ※この日、阿部が某公園にて暴漢に襲われている女性を救出する
      後にその女性が阿部と結婚し、男と妹を産んだ

    869 = 3 :



    大将『まいどありー!またのお越しを!!』


    先生『……夜は冷えるな』シュボッ フーッ

    まさ『夜だろうがなんだろうが、今は冬だよ』シュボッ フーッ

    先生『……けっ』

    まさ『wwww』

    先生『……お前、いつもそれ吸ってるけど美味いのか?』

    まさ『ん?ジタンかい?』スッ

    まさ『一本あげるよ』

    先生『……あんがとな』スッ

    まさ『女先生は……へぇ、ダビドフとはまた渋いね』

    先生『美味けりゃいいんだよ、美味けりゃ』


    まさ・先生『…………』


    まさ『少し、歩こうか』

    先生『……ん』

    870 :

    みてんよー

    871 = 3 :

    まさ『…………』

    先生『…………』


    先生(……どうしろってんだよ……)

    先生(くそー……こうい時鈍感ならなー……)


    まさ『……あれから、考えたんだ』

    まさ『僕が、どうしたいのか』

    先生『…………』

    まさ『…………』



    まさ『君と、どうなりたいのかを』

    先生『っ……』

    872 = 3 :

    >>877ここにもう一匹変態がいやがった!


    まさ『女先生』

    先生『…………』

    まさ『僕は、君が好きだ』

    先生『…………』

    まさ『…………』

    先生『…………』

    まさ『…………』






    先生『………え?それだけ?』

    まさ『………え?』

    873 = 3 :

    先生『い、いや、他に何か言うこととかないのか?』

    先生『こう、俺は死なないから安心しろ、とか』

    先生『チョコレートキスなんて関係ない、とか』

    まさ『あ、あー……』

    まさ『考えてなかった……』

    先生『えええー………』

    まさ『い、いや、考えた結果がさ』

    まさ『ただ、君と居たいんだ、ずっと』

    先生『っ……』

    まさ『けど、君はきっと拒絶するだろ?』

    まさ『だから、気持ちだけ伝えようと思ったんだ』

    先生『…………』



    先生『……そんなんで』

    まさ『え?』

    先生『そんなんで、私を惚れさせれるとでも思ってんのか?』

    875 = 3 :

    >>881女先生過去→友と妹の絡み→阿部の昔話こんな流れとなっている

    まさ『いや、えーと……』

    先生『ばっかばかしい』ズイッ

    まさ『ち、ちょ!』

    先生『気持ちだけ伝えるだとか……』

    先生『拒絶されるのが怖いだとか……』グググ

    まさ『ち、近い!近い!』

    先生『逆に私のほうが吹っ切れちまっただろう――』





    先生『――がっ!!』スゥッ

    まさ『!?』


    チュッ

    876 = 3 :

    まさ『あ、あ、あ………』

    先生『…………』スゥッ

    まさ『何……して……』

    先生『あ?わかんなかったのか?』

    先生『キスだよ、キス』


    まさ『……どうして!』

    先生『どうしてって……あー……』

    先生『……好き、だからだ……』

    まさ『え……』

    先生『も、文句あるか?///』

    まさ『無い……です……』

    先生『……ったく』

    先生『ほれ、行くぞ』

    まさ『え?ど、どこへ――』



    先生『あ?私の家だよ』

    まさ『Oh...』

    877 = 3 :



    ― 一夜明けて―


    先生『おーっす』

    阿部『……よう……』

    先生『あん?どうした阿部、元気ねーな』

    阿部『……ちょっと色々あってな……』


    ※詳しくは阿部の過去編で!


    阿部(……心なしか女の肌がつやつやしている……)

    阿部『…………』

    先生『? どうした?』



    阿部『昨夜はお楽しみでしたね……』

    先生『なっ~!?///』

    878 = 3 :

    阿部『本当、いいことねー……』シュ~

    先生『ったく、下らねーこと言いやがって!』

    先生『……あーもう、順序が滅茶苦茶になっちまっただろーが……』

    阿部『………?』

    先生『お前に合わせる奴がいんだよ』

    阿部『は?何だそりゃ、そんなの初耳だぞ?』

    先生『そりゃそうだ。何しろ昨日急に抜擢されたからな』

    先生『このチョコレートキス研究のモルモットが』

    阿部『なん……だと……?』

    先生『おい、入ってきていいぞ』

    阿部『一体、誰が……』


    コツコツコツ ピタッ


    まさ『やぁ』

    阿部『ま、まさ!!』

    阿部『やっぱり心なしかどこか老けてる!!』

    879 = 3 :

    先生『このクズが……』ポキパキ

    まさ『ちょ、ちょ、もうそこら辺で……』

    阿部『ああ……薔薇の園が見える……』



    先生『……えー、と、いうわけで』

    先生『今日からこの部署で実験体となっtくれるバカが一名増えた』

    先生『彼はチョコレートキス患者でありながら、自らの体を犠牲にしてでもなんとかしてもらいたいらしい』

    先生『そんな彼の意思を踏みにじることが出来るか?いやできる。じゃないできない!』

    先生『というわけで!』

    先生『貴重なデータを秘めたこいつで色々やるぞー!!』

    チーム員『よっしゃああああああ!!』


    阿部『ああああああ!!』

    まさ『なんか、滅茶苦茶だなぁ……』

    阿部『ああああああ!!』

    まさ『ねぇ、阿部』

    阿部『ああああああ!!』

    まさ『…………』

    880 = 3 :



    ―実験その一 ―


    先生『とりあえず、死ぬ寸前までキスするのを控えよう』

    阿部『一応、最低二十三時間は生きていられるみたいだが』

    先生『そうなんだが、やはり個人差があるかもしれんからな』

    先生『そういうわけだ、いいなまさ?』


    まさ『……ヒューッ……ヒューッ』ガクガクガク


    阿部『……ところで、最後にキスしたのはいつだ』

    先生『あー……たぶん二十時間くらい前かな』

    チーム員A『脈拍、体温、ともに大幅に低下中!』

    チーム員B『あああ!!呼吸が止まったああ!!』

    阿部『早くキスしてこいいい!!』

    先生『うおおおおお!!』

    881 = 3 :



    ―実験その二―


    先生『さて、次は過剰摂取についてだ』

    阿部『これはキスしすぎて体に負荷をかけてしまうことを言う』

    まさ『はぁ』

    先生『これもまた曖昧なんだよな』

    阿部『じゃ、とりあえず頼むぞ』

    先生『おう』


    先生『……さて』クイッ

    まさ『ぅっ……』

    先生『い、いくぞ……』

    まさ『う、うん……』


    チーム員(阿部除く)(ちくしょおおお俺と変われくそやろおおお!!)

    882 = 3 :

    先生『ふぅ……ん……んむ……んぁ……』

    まさ『ん……ちゅっ……チュクッ……んぅ……』


    阿部『ふむ……流石に女先生の性格が現れるな……』

    阿部『とても攻撃的、かつ挑戦的。とても激しいディープキスで顔に悦も入っている』

    阿部『今、何秒経過した?』

    メンバー員女A『七十六秒です』

    阿部『ふぅむ……お、おいおい、こりゃぁ流石に雰囲気が……』


    先生『はぁっ……ん……ふぅぁ……』

    まさ『ん…ふっ……チクッ……チュクッ……』


    阿部『あの女先生が手も足も出ないほどに攻められる……か……』

    阿部『……ん?』


    メンバー員男A『はぁ、はぁ、女先生……!!』シコシコ

    メンバー員男B『ああああ、なんていやらしいんだ!!』シコシコ

    メンバー員男C『ふぅっ……おい何くだらねーことしてんだ。仕事しろ仕事』


    阿部『…………』

    883 = 3 :



    阿部『ふぅ……いい仕事したぜ……』

    A・B『もうお嫁にいけない……』

    阿部『……で、まだやってんのか?』

    メンバー員女A『はい……大分長いですね……』

    阿部『…………』ペラッ

    阿部(……正式な記録は無いが……それでももう百八十秒とは……)

    メンバー員女A『!阿部助手!』

    阿部『どうした』


    まさ『……!?』

    まさ『っうぐうううう!?』

    先生『! まさ!』

    884 = 3 :

    まさ『お、おなかが……重いいい……』

    先生『ようやくか……』

    先生(……もったいなく思うのは何故だろう……)


    阿部『……記録は?』

    メンバー員女A『百九十三秒です』

    阿部『なるほど……とりあえず、これを基準の数値としよう』

    885 = 3 :



    ―実験その三―


    まさ『し、触診!?』

    先生『ああ』

    阿部『まさ、まだ俺たちは君たちを良く知らない。やることはいっぱいあるんだ』

    まさ『で、でも』

    先生『安心しろ。阿部はこういうときだけはマジメだから』

    まさ『そ、そう……』

    阿部『さ、いくぞまさ』

    まさ『うん……』


    ちょ!どこさわって……ぁん!

    ほう、いい声で鳴くじゃないか……

    ば、バカ…ぁっ、そ、そこは!

    ところでこいつを見てくれ、どう思う?

    凄く……大きいです……


    先生『よーし、ちょっくら殺してくるか』

    886 = 3 :



    ―その後も色々とやりましたね―


    まさ『つ、疲れた……』

    先生『お疲れ、大変だったろ』

    まさ『うん……』

    まさ『あれ?ところで阿部は?』

    先生『ん?あー、そういやぁ今日は用事があるとかでさき帰ったぞ』

    まさ『へー……』

    先生『そういやぁ』

    先生『まさ、お前仕事いいのか?』

    まさ『え?』

    先生『お前、それでも社長なんだろ?』

    まさ『ああ、大丈夫w元々僕のやることなんてそんなに無かったしw』

    先生『ふーん……そんなもんか』

    まさ『それより、飲みに行こう!そうしよう!』

    先生『まったく、本当に酒の好きな奴だ……』

    887 = 3 :

    休憩させてもらおう
    今日中に過去編終わるかな
    質問あればどうぞ

    888 = 3 :




    先生『リピートアフタミー』

    先生『俺は、死なない』

    まさ『俺は、死なない』

    先生『お前とずっと一緒にいる』

    まさ『お前とずっと一緒にいる』

    先生『俺が好きなのは』

    まさ『俺が好きなのは』

    先生『お、お、女先s 阿部『阿部だけだ』

    まさ『阿部だけだ』

    阿部『まさ、本当か!』

    まさ『え?あれ?え?』

    阿部『よし、そうと決まれば愛を育もう!』

    まさ『ちょ、ちょおお!!まってまってええ!!』

    先生『…………』ゴゴゴゴゴゴゴ

    阿部『はっ……殺気……!』

    889 = 3 :




    先生『よし、今日も実験張り切っていくぞー』

    まさ『お、おー……』

    阿部(?)『カヒュー……フヒューッ……』ヒクヒク




    まさ『ふぅ……疲れた……』

    先生『おう、お疲れ』

    阿部『毎日毎日、すまんな、まさ』

    まさ『ううん、全然大丈夫だよw』

    先生『っと、おい阿部、そろそろ行かなきゃいかんぞ』

    阿部『ん?あ、そういえばあれがあったか……』

    まさ『どうしたの?』

    890 = 3 :

    先生『いやぁな、今日はとあるお偉いさんと話さないといけなくてな』

    阿部『チョコレートキスの研究成果を聞きたいそうだ』

    まさ『そうなんだ』

    先生『だから、すまん、今日は先に帰っててくれ』

    まさ『わかったw』

    阿部『それじゃぁな、まさ』

    まさ『うんw』





    まさ『…………ゴホッ』

    まさ『………もう、かな……』ベットリ

    まさ『…………』ゴシゴシ

    891 = 3 :



    ―女先生の家・まさ同居中―


    まさ『ふぅ……ふぅ……』

    まさ『……震えはこない……でも時々血痰がでる……』

    まさ『……バレるのは、近いかな……』

    まさ(……そして)

    まさ(もう、その時は近いんだろうか……)


    バタンッ


    まさ『!』

    先生『今帰ったぞー』

    まさ『お帰りw』

    先生『ん』

    892 = 3 :




    まさ『…………』フーッ

    先生『……まさ』

    まさ『……ん?』

    先生『お前、何か隠してないか?』

    まさ『え?何が?』

    先生『…………』

    まさ『…………』

    先生『……いや、私の気のせいだったみたいだ』

    まさ『www』



    まさ『女先生』

    先生『ん?』



    まさ『僕は……死なないからね』

    先生『……まさ?』

    893 = 3 :



    ―そんな日常が続き、そして―



    阿部『よし、今日も順調順調』

    先生『…………』

    阿部『……どうした?』

    先生『……なぁ、阿部』

    阿部『ん?』




    先生『おかしいんだ、まさが』



    阿部『……何だと?』



    先生『最近、まさが症状を起している姿を見ないんだ』

    阿部『……どういうことだ』

    894 = 863 :

    研究員が変態のすくつだ

    895 = 3 :

    先生『キスだって、いつもあいつからしてくる』

    先生『だが、その度に気づくのは、あいつはいたって普通の状態だ」

    阿部『……正常で、か?』

    阿部『だが、それは別に恋人同士なら――』

    先生『あいつの言うところの、貯めを作っているのかもしれん』

    先生『だが、何故だか近頃のあいつの様子が、不気味に思えるんだ』

    阿部『…………』

    先生『症状は、不定期に起きるはずだろう?』






    先生『じゃぁ、何で私は最近一度も見ていないんだ?』


    阿部『……おい、まさか……』


    先生『……かもしれん』

    阿部『……畜生っ!!』ダンッ!!

    896 = 3 :

    阿部『実験を中止しろ、今すぐ確認することがある!』

    メンバー員『わ、分かりました』



    まさ『……どうしたの?急に中止だなんて』

    先生『…………』

    阿部『…………』

    まさ『………?』

    まさ『ねぇ――』

    阿部『まさ』





    阿部『お前、今どのステージだ』

    897 = 3 :

    まさ『……何を……』

    先生『まさ……』

    まさ『女……先生まで……』

    阿部『…………』

    まさ『僕は、中期段階だよw』

    まさ『ステージなんてw最終段階に突入してるわけが――』



    阿部『……実験を開始する』

    阿部『内容は、死ぬ寸前までキスを控えることだ』

    まさ『……!!』

    先生『…………』

    阿部『まさ、今すぐ実験室に入れ』

    まさ『……阿部』

    阿部『…………』

    まさ『…………分かった、よ……』スタスタ


    メンバー員『準備完了』

    先生『……始めろ』

    898 = 3 :





    メンバー員『……二十時間目突入』

    阿部『……被験者のデータを』

    メンバー員『どうぞ』スッ

    阿部『…………』

    先生『……どうなってる』

    阿部『……異常なし……』

    阿部『一般的に、全て正常値だ』

    先生『…………』

    メンバー員『あ、あの……』

    メンバー員『このままで、いいんでしょうか?』

    メンバー員『もしかしたら、発作が……』

    先生『続けろ』

    メンバー員『……了解……』

    899 = 3 :




    メンバー員『二十、四時間目……突破しました……』

    ざわ・・・

       ざわ・・・

    メンバー員A『おい、こりゃぁどういうことだ?』

    メンバー員B『おかしいぞ……』

    メンバー員C『一体何が……』


    阿部『……確信に変わったな』

    先生『…………』


    阿部『実験を中止、これより被験者と重要な話し合いに移る、俺と女先生以外退出してもらう』


    ぞろぞろ


    まさ『…………』カツカツ



    阿部『……それで』

    阿部『今、どのステージにいるんだ、まさ』

    900 = 3 :

    阿部『もうごまかしはきかないぞ』

    阿部『中期段階なら、二十四時間キスしないと確実に死に到るはず』

    阿部『これは今までの事例でも確認されている、絶対のデータだ』

    阿部『しかし、これと異なり、二十四時間キスしなくても死なない段階が存在する』

    阿部『それが最終段階だよ、まさ』

    まさ『…………』

    阿部『そして、このチョコレートキス患者には特殊な能力がある』

    阿部『それは、本人しか最終段階のステージが分からないということだ』

    阿部『何故分かるのかは不明、感覚的なものか、或いは本能的なものか』

    まさ『…………』

    先生『……まさ』



    阿部『答えろ。今、どのステージなんだ!!』

    まさ『…………』



    まさ『マイルド……ミルク……』


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