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    元スレ【友のあそこは】続ジャンル「キスしないと死ぬ」【ビター☆】

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    801 = 3 :

    >>807今アサヒスーパードライ飲みながら書いてるぜ

    大将『いらっしゃいませ』

    先生『おう……ん?』

     『やぁw』

    先生『んなっ……』


    先生「次の日、再びその居酒屋に足を運んだら、そこにまた居やがった」

    阿部「本当は少し期待してたんだろ?」

    先生「し、してねーよ……//」



     『女の人で、君みたいに強い人は初めて見たよ』ガブガブ

    先生『そ、そーか……っぷ……い……』

    先生(何なんだよこいつ……もう十床は空けてやがるのに……!)

     『ゴクゴク……大将、もう二升w』

    大将『あいよっ!』

    先生『おま……まさか、もう一つは……』

    大将『へいお待ち!』

     『うんwどうぞ君にw』

    先生『こ、の、や、ろ、う……」

    802 = 3 :

    大将『またのお越しを!』

    先生『おうっぷ……』

     『大丈夫かい?』

    先生『うっせー……話しかけんな……』

    先生(こいつ……二十升も飲みやがった……化け物だ……)

     『ふー、久しぶりに満足いくまで飲んだよw』

    先生『そーかい……』

     『wwww』



     『君は、なんていうんだい?』

    先生『……あ?』

     『僕はまさ。君は?』

    先生『……女先生』

    まさ『そうか、女先生っていうんだね』

    先生『なんだよ……』

    まさ『いや、別にwまた会おうw』スタスタスタ

    先生(何なんだよ………)

    803 = 3 :

    阿部「なんだそりゃwやっぱまさは化け物な上によく分からん奴だなw」

    先生「だよな。あんときゃ本当訳分からんかったわ」

    阿部「はははwで、それから?」

    先生「ああ。それからはほぼ毎日まさと飲みまくってたよ」

    先生「毎度毎度私は酔いつぶれて、まさの化け物並みの飲みっぷりに胃を痛くしたね」

    阿部「俺もあいつと飲んでるときはたまげたなぁ」

    先生「そうそう。お前がまさと飲んだときの話、聞かせてやるよw」

    阿部「いいって、恥ずかしい」

    先生「そういうなwありゃ確か――」



    先生『よう』

    まさ『やぁwあれ?そっちの人は?』

    阿部『ほぉ、あんたがまさか。噂には聞いてたが、こりゃ惚れちまいそうだぜ』

    まさ『えええww』

    先生『あー、気にすんな』

    先生『コイツは私の助手で、阿部って言うんだ』

    804 = 3 :

    阿部「助手、ねぇ」

    先生「あんときゃまだあんたは私の助手だったのにねぇ」

    阿部「ま、今となっては懐かしい話だよ、それも」

    先生「だぁね」



    まさ『へぇ、助手ってことは、女先生は研究者とか医者なの?』

    先生『あー、まぁそんなところだ』

    まさ『似合わないw』

    阿部『俺もそれは常に思う』

    先生『コロスぞ手前等!』

    まさ・阿部『wwwwwwww』



    阿部「まさとは不思議と最初から息が合ったんだよなぁ」

    先生『あんたと気が合う奴とか珍しいのになぁ」

    阿部「ん?あんたとも気が合うよな?」

    先生「寝言は寝て言え」

    阿部「相変わらず酷いこと」

    805 :

    阿部は女先生の助手なんかww

    806 = 789 :

    死んでるのに嬉しくなってきたwwwwww
    ちなみにオレは今キリンビール

    807 = 3 :

    >>813キリンは親父が大好きだったなぁ…

    阿部『こりゃたまげた……お宅、相当化け物らしい』

    まさ『君もかなりのものだけどねw』ゴブゴブ

    先生『阿部、まだまだだぞ、こいつは。後十升は飲むだろうよ……』ガブガブ

    阿部『何だと……?ヤバイな、惚れちまいそうだ……』

    まさ『wwwwwww あ、大将!一升追加!』

    大将『へい!』

    阿部『……つい五分前だよな、さっき一升来たの……』

    先生『……だから化け物なんだよ……』

    まさ『お酒美味しいなぁ~』ガブゴブ



    阿部「よくよく考えりゃ、あいつかなり金あったんだよな」

    先生「そりゃそうだろ。あいつ某ゲーム会社の社長だったしな」

    阿部「当時まだ25歳だろ?」

    先生「ま、努力の賜物だな」

    阿部「そんな俺も今じゃ社長をやってるがな」

    先生「嫌みったらしい奴だ」

    808 :

    阿部「っと……すまん、会社から緊急の呼び出しだ……」

    先生「いいよ、行きな」

    阿部「ああ、悪いな。それじゃ、また」スタスタ



    先生「……人ってのはやっぱ変わるもんだねぇ……」

    先生「あの阿部が今じゃ社長……」

    先生「あれじゃぁまさもビックリするだろうねぇ……」

    先生「……帰ろう……」



    まさ『チョコレート……キス……?』

    阿部『ああ、俺たちはそれを医療開発、研究をしているんだ』

    先生『おい、何余計な話を……』

    まさ『へー……二人とも、実は結構凄い人なんだ?』

    阿部『あんたの隣に居る女、医療、研究の世界じゃトップの人間だぜ?』

    まさ『え!?マジで!?』

    先生『……肩書きだけさ……』ゴブゴブ

    809 = 3 :

    まさ『凄い凄い!君みたいな人がまさかトップだなんて!』

    先生『おい何だいそりゃ、私を馬鹿にしてんのか?』

    まさ『だってどう見ても有り得ないじゃん!』

    阿部『俺もそう思う』

    先生『貴様等………』ゴゴゴゴゴゴ



    まさ『はー、飲んだ飲んだw』

    先生『もう……無理……』

    阿部『右に同じく……』

    阿部『あー、適当にタクシー捕まえてくるわ……』フラフラ

    先生『あー……頼んだ……』

    まさ『…………』

    まさ『……女先生』

    先生『……あー……?』

    まさ『チョコレートキスの治療方……絶対みつけてね』

    810 = 3 :

    先生『……まさ?』

    まさ『それじゃwまた明日ねw』タタタタタ

    先生『あ、おい!』

    先生『……何だぁ?』





    先生「……今思えば、お前はあの時から既に……」

    先生「まさ………」



    阿部「……結局、俺もあいつも、まさを救うことが出来なかった……」

    阿部「どうしようもなかったのかもしれん……」

    阿部「だが、それでも………」

    阿部「……安らかに眠れよ、まさ……」

    811 = 3 :

    本日の投下はここまで
    付き合ってくれた奴等、サンキューな
    質問とかあったらどーぞ

    812 = 805 :

    乙ノシ
    チョコレートキスの薬ってまだ開発されてないよね?

    813 = 794 :

    おつおつー

    ドピュドピュも効果音なのかい・・?

    814 = 3 :

    >>819
    未だ無し
    現代の科学ではどうにも出来ないかもしれんね

    >>820
    そう
    阿部の場合常にあんな感じ

    815 = 3 :

    じゃ、特に無さそうだから寝るぜ
    明日も今日と同じで夜の10:30からな
    それじゃ

    816 :

    わくわくwwまだかな~10時半ww

    817 :

    携帯からこんばんわ
    用事で今日は無理ぽ
    すまんね
    それじゃ

    818 = 816 :

    がび~ん・・・

    819 :

    まじかよ・・・

    823 :

    さぁこい!

    824 :

    ぬふふ

    826 :

    携帯からこんばんわ
    すまんみんな、明日の夜十時半には来る
    土日と来れなくてすまん

    829 :

    あれ?今何時?

    830 :

    本当にすまない
    今週色々と立て込んでて来れそうもない
    ごめんな
    絶対書ききるから、待っててくれ
    それじゃ

    832 :

    再開していた……だと……
    誰の許可を得て(ry

    しかし……リアルにまさと呼ばれてる俺には嬉しい続編だ。
    また今回も期待して見るよ!

    833 :

    再開してて本気で嬉しいわww
    このスレ見てた人にも連絡しちゃったZE☆

    834 :

    頼む誰か2スレ目のログくれ・・・つづき気になるけど途中抜けてると読めない性分なんだよぉぉ・・・

    835 :

    >>841
    もってるけど面倒くさい

    836 :

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1221842026/
    VIPサービスは過去ログも見れるしdatも取れるから問題ない

    840 :

    再開してたのか


    男と女のキャッキャッウフフが好きな自分としては二人がメインじゃないというのが少し残念だがうれしいよ

    841 :

    金曜日から日曜日までの間ってドキドキする

    842 :

    土曜日が終わった…

    今日こそは続きを……!

    844 :

    本日

    一八〇〇ヨリ作戦ヲ開始スル旨ヲ通達

    各自 機ニ備ヘルヨウ

    以上

    845 :

    来たな?来たんだな?
    イイイイイイイヤッホオオオオオオウ!

    846 = 3 :



    ―××年前―


    先生『くそっ!!』ダンッ

    阿部『落ち着け、女先生』

    先生『うるせえ!これが落ち着けるか!』

    阿部『そんなに息詰まるな。仕方が無いだろう』

    先生『仕方がないだと……!?』ガシッ

    阿部『…………』

    先生『……もう五年だぞ、研究を初めて』

    阿部『…………』

    先生『だというのに、未だチョコレートキスの抗体さえ発見できやしない!』

    先生『くそっ、一体こいつは何なんだ!!』ドガッ

    阿部(今日はまた随分と荒れてやがるな……)

    847 = 3 :



    まさ『…………』

    先生『っぷはぁ……糞っ垂れめ……』

    まさ『……大変だね、君も』

    先生『けっ……』

    先生『手前に何がわかんだよ。あ?』

    先生『どれだけ調べても何の手がかりさえない』

    先生『こうしてる間にもチョコレートキスの被害者はどんどん死んでく』

    先生『今確認されている被害者はまだ百名足らずだ』

    先生『だが、命は数じゃあない。一つだろうが千だろうがそれは尊いものだろう』

    先生『犠牲は今、こうしてる間にも起きている……』

    先生『だというのに、私には何が出来る?こうして酒を飲むだけか?』

    先生『どれだけ頑張っても結果が見えないんだ……』

    先生『私は……無力だ……』


    まさ『そんなことはないよ』

    先生『!』

    848 = 3 :

    まさ『女先生、ありがとう』

    先生『……何を……』

    まさ『…………』

    まさ『僕は……僕たちは、もう見放されてるものだとばかり思ってたけど……』

    まさ『君みたいな人がいるお陰で……まだ頑張ってみようと……』

    まさ『生きてみようと思えるんだ』

    先生『何言ってんだ、おい』

    まさ『……女先生』




    まさ『僕は、チョコレートキス患者さ』

    先生『!?』

    849 = 3 :

    まさ『症状が出ないのは可笑しい……そう思ってるね?』

    先生『お前、一度としてそんなそぶり……』

    まさ『ま、そこは我慢のしようと、キスを溜め込むことだよ』

    先生『溜め込む……?』

    まさ『ここに来る前に、何人かとキスをしてきてるんだ』

    先生『マジかよ……えげつねぇ……』

    まさ『はははww』

    先生『お前……もう適合者は……?』

    まさ『それは、まだなんだ』

    先生『……そうか』

    まさ『……怖いんだ』

    まさ『たぶん、異性と……それも、好きな人とキスしたら……』

    まさ『僕は……死ぬと思う』

    先生『…………』

    850 = 3 :

    まさ『だから、僕はずっと中期段階で留まる。そうすれば今のところ、死ぬことは無いと思う』

    先生『確かに……今のところ中期段階での死亡例はまだでていない……』

    先生『けど、本当にそれでいいのか?』

    まさ『……生きるためだから仕方ないよww』

    先生『そう……だよな……』

    先生『……すまない、私たちの力が及ばないせいで……』

    まさ『ちょ、ちょ!そういうのやめてよww僕は全然気にしてないからww』

    先生『だが……』

    まさ『それに!』



    まさ『心配してくれるだけで、嬉しいよ』

    先生『っ――』


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