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    元スレ新ジャンル「友達お化け」

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    101 :

    久しぶりに投下
    ちょっと長めで展開めちゃめちゃかもしれないけど大目に見てくれ

    102 :

    >>1きたあああああああああ

    103 = 48 :

    「少年、私と恋をしないか?」
    「い、いきなり何を言い出すんですか!?」
    「うむ、さっきテレビで恋愛ドラマというものを見てな」

    A『愛してるよB子さん』
    B子『私も愛してるわA男さん』
    怪人『わははー!覚悟しろー!』
    A『お前は怪人!?』
    怪人『今日こそ貴様らを葬ってやるぞー!』
    B子『今の私達は愛の力でパワー無限大よ!』
    A『そうとも!二人の愛の合体攻撃を喰らえー!』
    怪人『ぐわー!やられたー!』
    A『愛の力は無敵なのさ!』
    「す、素晴らしい…愛…なんて奥深いんだ…」

    「というわけだ」
    「それ恋愛ドラマじゃなくて戦隊ヒーローの…」
    「さあ、私達も愛のパワーでこの世の悪を滅ぼそうではないか!」
    「いやだから…(この人はほんとテレビに影響されやすいな)」
    花子「どうしたの?」
    「うむ、私と少年の愛の力で…」
    花子「愛!?ふ、二人はそーゆー関係だったの!?」
    「ち、違うよ!雪女さんが勝手に…」
    「少年は私の事が嫌い…なのか?」
    「いや、そうじゃなくて」
    花子「わ、私は…いいと…思う…よ?」

    「だから違うんだってばー!」

    104 = 48 :

    「かくかくしかじか…というわけなんだよ」
    花子「な、なんだてっきり二人はそーゆー関係だと思っちゃったわよ」
    「とりあえず誤解がとけてよかった」
    「さあ少年、私と愛の力を!」
    「まだ言ってる」
    花子「まあ雪女も勘違いで言ってるんだし少し付き合ってあげたら?」
    「(まあ少しくらいならいいかな)わかりました雪女さん!」
    「おお!嬉しいぞ少年!」
    霊媒「ふふふ、今日こそは覚悟しなさい!」
    「またこの人は勝手に入ってきて…」
    「む!早速来たな!悪の手先め!」
    霊媒「な!悪はあなた達でしょう!」
    「少年!今こそ我々の力を見せる時だ!」
    「え?」
    「ふっ、覚悟するのは貴様の方だ!」
    霊媒「おもしろい、全力でお相手しましょう!」

    「あれ?だんだん嫌な予感が…」

    105 = 48 :

    「今の我々は愛の力でパワー無限大だ!」
    霊媒「愛!?あ、あなた達はそーゆー関係だったのですか!?」
    「(なんかもう説明するのもめんどくさいな)」
    霊媒「ふっ、ならばその愛の力とやらを見せてもらいましょう!」
    「(この人も何気にノリノリだし)」
    「少年!合体攻撃だ!」
    「合体攻撃って…どうやって?」
    「私と口付けをするんだ!」
    「ななな、何言ってるんですか!?」
    「テレビでは愛し合う二人が口付けを交わすことで無敵の合体攻撃が…」
    「む、無理ですよ!」
    「何を言うか!」
    「わわ!ちょっとそんな無理矢理!?」
    花子「ダ、ダメー!」
    「何故止めるんだ?」
    花子「い、いや…その…えっと…」
    「まさかお前…」
    花子「い、いや、別に男のことがす、好きとかそういうんじゃなくて…///」
    「お前も選ばれし戦士だったのか」
    花子「は?」
    「突然現れる謎の助っ人…まさかお前がそうだったとは」
    花子「…………」

    「なんかもうついていけない」

    106 = 48 :

    「よし!ならば三人で合体攻撃を!」
    「さ、三人で?」
    「まずは私と少年が口付けをするからその後に花子も少年と口付けを」
    花子「だ、だからそれはダメだってば!」
    「ならば花子が先に少年と口付けをすればいい」
    ・花子「え!?」
    「さあ早く!敵はすぐそこまで来ているぞ!」
    霊媒(敵)「ゴ、ゴクリ(ドキドキ)」
    「ど、どうする?」
    花子「そ、そのあなたが嫌じゃなければ…私は別に…///」
    「え?///」
    「わっはっはー!」
    一同「!!?」
    「何者だ!?」
    メリー「私は正義の戦士メリー仮面!」
    「お、同じくマスク仮面!」
    「おお!新しい戦士か!」
    「口女さん?」
    「メリーさんに無理矢理…」
    「…そうですか」
    「これで貴様に勝ち目はないぞ!」
    霊媒「くっ、ならば奥の手をくらいなさい!」
    「ぐわー!」
    メリー「雪女ー!」
    「この人達ほんとノリノリだな」

    「こうなったらこちらも奥の手を使うぞ!」

    107 = 48 :

    「奥の手?」
    「みんなでこのポーズをしながら「愛の力は無限大!」と叫ぶんだ」
    花子「な、なんてダサいポーズ」
    メリー「それやるとどうなるの?」
    「テレビではこれをやると敵が爆発したぞ」
    「もうめちゃくちゃすぎてなにがなんだか…」
    「でもこれをやらないと私達解放してもらえないんじゃ…」
    花子「さっさとやって終わらせましょう」
    「いくぞ!」
    一同「愛の力は無限大!」
    霊媒「(こ、ここは流れ的に)やーらーれーたー!」 ドカーン!!

    人形「お前らいい歳して恥ずかしくないの?」
    一同「…………」
    「い、いつからそこに?」
    人形「合体攻撃の辺りから」
    一同「…………」
    霊媒「じゃ、じゃあ私はそろそろ」
    「あ、私は買い物に…」
    メリー「あれ?終わり?じゃあ昼寝でもしよっと」
    「お、そろそろ次のテレビが始まるな」

    人形「まあでもお前らのやり取りが1番見てて恥ずかしかったけどな」
    ・花子「………」
    人形「ま、あたしはすげー楽しませてもらったけどな」
    花子「……死にたい」
    「……もう死んでるでしょ?」
    花子「……そっか」
    ・花子「………」

    108 = 48 :

    また時間ある時書きに来ます

    109 :

    いい感じにカオスでしたwwwwwwwwww

    110 :

    >>101
    お久しぶり。待ってたよ!

    111 :

    これは恥ずかしいww
    穴があったら入れたいほど恥ずかしいぜ

    112 :

    メリーさんの匂いを嗅ぎ付けてやってきました

    113 :

    ktkrwwww

    毎日毎日欠かさずチェックしておいてよかったwwwwww

    114 :

    律儀にぶっ飛んであげている霊媒女に萌えた

    115 :

    やったー。
    期待して待ってた甲斐があった。
    乙ですー。

    116 :

    おもしろかった
    また気長に待ってる

    117 :

    「うーん…朝か…そろそろ起きなきゃ…ん?」
    メリー「スー…スー」
    「メ、メリーさん!?何でここに!?」
    メリー「ふふ、このお菓子は全部私のもの…」
    「うわ!寝ぼけて抱き着かないでよ!」
    メリー「でっかいお菓子だなー」
    「ちょ、ちょっと!早く離れてってば!」
    人形「…………」
    「あ、人形も手伝ってよ!」
    人形「そーゆー趣味だったのか」
    「へ?」
    人形「お前ってロリコンだったんだな」
    「な!?」
    花子「おはよー、あれ?みんなもう起きてたの?」
    人形「おい、こいつロリコンだぞ」
    花子「え?」
    「ち、違うってば!起きたらメリーさんが…」
    メリー「う~ん…もう朝?」
    「あ、やっと起きた!メリーさんのせいで変な誤解されてるんだぞ!?」
    メリー「……ポッ///」
    「な、なんで赤くなってるの?」
    メリー「これで私も大人の女だね」
    花子「大人の女?」
    メリー「だって昨日は男と寝たから…こういうのを初体験って言うんだよね?」
    人形「おいおいマジかよ」
    「ちょ、メリーさん何言ってるの!?」
    花子「…………」
    「そんな目で僕を見ないで!」
    「これは夢だ!そうに違いない!」
    人形「なら自分のほっぺたつねってみろよ」

    「………痛い」

    118 :

    コレは期待wwwwww

    119 = 48 :

    「まさか男さんとメリーさんがそんな関係だったなんて…」
    「違う!これは何かの間違いなんだ!」
    人形「もう素直に認めろよロリコン」
    「ロリコン言うなー!そもそも僕はロリより巨乳の方が好きなんだ!」
    一同「…………」
    「あ…いや…」
    人形「この中で1番でかいのって…」 チラ
    「わ、私ですか!?」
    人形「夜襲われないように気をつけた方がいいぞ?」
    「///」
    「…………」
    「何を騒いでいるんだ?」
    人形「こいつロリコンで巨乳好きだったんだよ」
    「は?」
    メリー「雪女の言った通り昨日男と一緒に寝たよ」
    「そうか、じゃあこれでメリーも大人の女と言うわけだな」
    花子「え?雪女の言った通り?」
    「私が前読んだ本に大人の女になるには男性と寝ればいいと書いてあったんでメリーにも教えてやったんだ」
    「でもメリーさんにはまだ早過ぎるんじゃ…」
    「ん?私も小さい頃はよく父上に抱かれて寝たものだぞ?」
    一同「!!?」
    「ふっ、こんな話しをしていると父上の温もりを思い出すな」
    「ぬ、温もりって…」
    「父上のあれはとても大きくてな、私を中々寝かせてくれなくてよく寝不足になったのもいい思い出だ」
    一同「…………」

    花子「父親に抱かれるってそれなんてエロゲ?」

    120 = 118 :

    どうせアレなんて、大してエロいものじゃないなんてオチ?

    121 = 48 :

    「どうした?そんなに驚くようなことか?」
    花子「あまりにも衝撃的すぎるわよ」
    「そうか?少年はこういう経験はないのか?」
    「そりゃあ小さい頃はよく母さんと寝てたけど、僕の場合は普通の意味でというか…」
    「普通の意味?何を言ってるんだ?」
    人形「……もしかしてお前、寝るってあっちの意味の寝るじゃないのか?」
    「あっちも何も他にどんな意味があるんだ?」
    花子「え?だってさっき抱かれたとか温もりとか…」
    「あれは、私がよく父上に抱き抱えられた状態で寝ていたという意味だ」
    「お父さんの…あ、あれがでかいというのは…」
    「いびきのことだ」
    人形「紛らわしいんだよてめーは!」
    「お前達は一体どういう意味だと思ったんだ?」
    花子・口「…いや///」
    「だが私も何故男性と寝れば大人の女になれるのか実はよく分からないんだ」
    花子「なんという天然」
    「じゃ、じゃあメリーさんの初体験がどうとか言うのは…」
    メリー「私、男の人と一緒の布団で寝たのって初めてだったから」
    人形「こいつら…」
    花子「でもメリーはなんで急に大人になりたいなんて思ったの?」
    メリー「だって人形がいつも私のことガキって馬鹿にするんだもん」
    花子「…ああ、そう」
    「だから言ったでしょ?誤解だって」
    人形「そうだな、巨乳好き」

    「あれ?誤解が解けたのに涙が出るのは何故だろう」

    122 = 48 :

    >>120
    やっぱこーゆー話しのオチは普通に予想できるか

    123 = 118 :

    >>122
    俺たち同じ物書きだろう?
    このままエロい流れでなんのどんでん返しも無かったら面白くないじゃないかww

    同じ1としてそれくらいはなんとなく想像つくよ。

    雪女の天然っぷりに萌えたwww
    今日の女友達ばりに萌えたwww

    124 :

    面白かった。乙。
    いやそれにしても学園天国パラドキシアを彷彿とさせる……

    125 :

    フラグが立ちそうで立たないのが

    126 :

    TV『今日午後3時頃コンビニで強盗事件が発生し…』
    メリー「あ!ここ知ってる」
    人形「このコンビニってこの家のすぐ近くじゃねーか」
    TV『犯人はいまだ逃走中で…』
    「近くにまだ犯人がいるかもしれませんね」
    花子「もしかしたらこの家に乗り込んできて私達人質にされちゃうかもね」
    「ははは、花子さんったらそんなことあるわけ…」
    犯人「おらー!大人しく人質になりがれー!」

    「…………」

    127 = 48 :

    「ほんとに来たよ」
    犯人「おらおら!少しでも変なマネしたら全員ぶっ殺してやるからな!」
    人形「は?誰が誰をころすって?」
    犯人「人形が喋ってる!?…まあいい逆らったりしたらこの銃で撃つぞ!」
    「(いいんだ)」
    メリー「なになに?強盗ごっこ?」
    犯人「なんだ?このガキは」
    「私買い物行ってきますね」
    花子「いってらっしゃい」
    犯人「こ、こら!お前らは俺の人質なんだぞ!?」
    「なんだ、騒がしいと思ったら客が来ていたのか。どれ、私が茶でも入れてやろう」

    犯人「ちょ、俺の話し聞けよー!」

    128 = 48 :

    人形「で、いくらだ?」
    犯人「は?」
    人形「お前強盗犯だろ?いくら盗ってきたんだよ」
    犯人「な、なんでそんなこと言わなきゃいけねーんだよ!」
    人形「おい雪女」
    「なんだ?」
    人形「こいつの腕凍らせて動けなくしろ」
    「いいのか?」
    人形「いいんだよ、こいつ悪者だから」
    「何!?こいつは悪い奴なのか!?」
    「今ごろ気付いたのか」
    「悪人め!これでもくらえ!」
    犯人「な、なんだ!?腕が凍ったぞ!?どうなってやがる!」
    人形「ほら、早く言わないと全身凍り付けだぞ?」
    犯人「わ、わかったよ!ほら、これで全部だ!」
    人形「じゃあこれはあたしの取り分な」
    犯人「おい!なんでそうなるんだよ!」
    人形「あたしらはお前をかくまってやってるんだからこれくらい当然だろ?それとも今すぐ警察に突き出してやろうか?」
    犯人「警察だけは勘弁して下さい」
    花子「これじゃどっちが悪者だか分かんないわね」
    メリー「あー!一人だけずるい!私にもお金ちょうだいよ!」
    人形「ほらよガキにはこれで十分だろ」
    メリー「わーい!500円もらったー」
    「ちょ、ちょっと!そんなことしたら僕らも犯罪者になっちゃうよ!」
    メリー「は、犯罪者?」

    警官「逮捕する!」
    メリー「え!?」
    裁判官「お前死刑」
    メリー「そ、そんなー!」

    メリー「あわわ、そんなの絶対イヤー!」
    花子「どんな想像してるか大体見当つくわね」
    「とにかくここは警察に電話して…」
    「み、みなさんテレビ見てください!」
    TV『ここが現在犯人が立て篭もっていると思われる民家です』
    花子「これってここの家じゃない?」
    「………」

    129 = 48 :

    「た、大変なことになってきちゃったよ!」
    「何を慌てているんだ?これはテレビだぞ?」
    「何言ってるんですか!?これ僕ん家ですよ!?」
    「ははは!また>>73の時のように私を騙そうとしても無駄だぞ?」
    「こ、この人はほんとに…」
    メリー「手を上げろー!さもなくば撃っちゃうぞー!」
    犯人「あ!俺の銃!」
    「メリーさん!危ないから!」
    メリー「あーん、私の鉄砲返してよー!」
    「全く……でも本物の拳銃って初めて見るけど…結構カッコイイな」
    メリー「返してってばー!」
    「ちょ、ちょっと!」
    バーン!
    TV『じゅ、銃声です!犯人が発砲したのでしょうか!?…いや、窓の所をご覧下さい!』
    「あ、男さんが映ってる」
    TV『なんということでしょう!発砲したのは犯人ではなく少年です!』
    「………」

    130 = 48 :

    TV『なんと犯人は二人組だったのです!』
    「…………」
    人形「逮捕フラグたったな」
    「…………」
    メリー「私、あなたのこと忘れないから」
    「…………」
    「この家は私が守ってやる。だから安心して捕まってこい」
    「…………」
    警察「逮捕する!」
    犯人「ちくしょー!」
    警察「貴様も逮捕だ!」
    「…………」
    TV『あ!中から逮捕された犯人が出てきました!』
    犯人『離せー!』
    『…………』
    警察「さっさとパトカーに乗れ!」
    「…………」

    TV『今日起きた強盗事件の犯人が先程逮捕されました。犯人は二人組で、調べに対して少年は
    「こんなオチでいいのか?」などと訳の分からないことを供述しており詳しい動機はまだわかっていません」
    「男さん大丈夫でしょうか?」
    人形「まあ次の話しまでには帰って来るから大丈夫だろ」

    花子「なんというギャグ漫画的ノリ」
    「ここまで来るともうなんでもありですね」

    131 = 48 :

    自分で書いといてなんだけど大分ぶっ飛び展開になってしまった

    132 = 48 :

    時間ある内に次のネタ

    ピンポーン
    「あ、誰か来たみたい…はーい」
    ガチャ
    「…………」
    「ど、どちら様ですか?」
    「………」
    「あの…」
    「こんな奴に…」
    「は?」
    「うおー!」
    「きゅ、急になんなんですか!?」
    花子「どうしたの?」
    「なんか変な人が…」
    「貴様ー!」
    「う、うわー!」
    「やめなさい!」
    「ぐっ…」
    「いきなりうちの人がごめんなさいね」
    「し、死ぬかと思った」
    「どうした?ずいぶんと騒がしいが…」
    雪父「娘よー!」
    「父上!?」
    雪母「久しぶりね」
    「母上まで!?一体なぜここに」
    雪母「ちょっと様子を見に来たのよ」

    133 = 48 :

    雪父「会いたかったぞ!娘よ!」
    「ち、父上みんながいる前で抱き着かないで下さい!」
    雪父「父さんはお前のことが心配で夜も眠れなかったんだぞ」
    雪母「どう?こっちの生活は?」
    「はい、こちらの世界は私の知らないことばかりでとても興味深いです。それに素晴らしい友人もたくさんできました」
    雪母「そう、良かったわね」
    「あの、お茶でも…」
    雪父「…………」
    「な、何か?」
    雪父「娘に変なことなどしてないだろうな?」
    「し、してません」
    雪父「もし娘に何かしたら君のこと殺しちゃうからそのつもりでな」
    「(め、目が本気だ…)」
    雪母「あなたったらまたそうやって脅かして!ほんとごめんなさいね」
    「あ、いえ(お母さんの方はまともみたいで良かった)」
    雪母「でも驚いたわ」
    「え?」
    雪母「まさかあの娘に人間の友達ができるなんて」
    「はは(むしろ人間の友達がいない僕って…)」
    雪母「それにあの娘もあなたのこと気に入ってるみたいだし」
    「そ、そうなんですかね?」
    雪母「あの娘…小さい頃からあまり男の人とは接したことがなかったのよ」
    「(まあ父親があんなじゃ恐くて近づけないないよね)」
    雪母「でもあなたなら安心して娘を任せられるわ。これからも娘をよろしくお願いします」
    「あ、いや、こちらこそ(いいお母さんだな)」

    134 = 48 :

    雪母「あとあの人が言ったことは気にしないでね。ただの冗談だから」
    「で、ですよね?」
    雪母「ふふ、当たり前じゃない」
    「よかった…」
    雪母「あの娘に何かあったらあなたの命だけで済む訳がないでしょ?」ニコッ
    「…………」

    雪母「じゃあ、私達そろそろ帰るわね」
    雪父「娘よ!いつでも家に帰って来ていいんだぞ?というか一緒に帰ろう!」
    雪母「さあ、帰るわよ。私達だけで」
    雪父「ああ、娘よ!娘よー!」
    雪母「じゃあみなさん、これからも娘と仲良くしてやって下さい」
    「いいご両親ですね」
    花子「どうしたの?さっきから震えてるけど」
    「いや…(この中で最恐なのは間違いなく雪母さんだな)」

    136 :

    いいな

    137 :

    トゥルル トゥルル
    花子「電話だ」
    「私がでよう」
    ガチャ
    「もしもし?」
    変態『はぁ…はぁ…』
    「どちら様だ?」
    変態『ねぇ…今何色のパンツはいてるの?』
    「ん?私はいつも白の下着しか着けんが?」
    変態『し、白!?はあ…はあ…い、いいねぇ』
    「何だ?お前ずいぶん息が荒いな」
    花子「誰から電話?」
    「さあ、わからん」
    変態『ほ、他にも誰かいるの?その子にも変わってくれないかな?』
    「花子と話したいそうだ」
    花子「え?私と?…もしもし?」
    変態『はあ…はあ…き、君…今何色のパンツ…は、穿いてるの?』
    花子「ななな、何言ってんのよ!」
    ガチャ!
    「どうした?」
    花子「どうしたじゃないわよ!おもいっきりイタズラ電話じゃない!」
    トゥルル トゥルル
    「また掛かってきたぞ?」
    花子「無視よ、無視!」
    トゥルル トゥルル
    「電話鳴ってる…もしもし?」
    花子「あ…出ちゃ…」
    「はい、わかりました」
    花子「あ、あれ?イタズラ電話じゃないの?」
    「え?男さんからで今日は少し帰りが遅くなるって電話でした」
    花子「そ、そう(まあ、そう何度も掛けてこないか)」
    トゥルル トゥルル
    花子「あ、また男かな?もしもし?」
    変態『はあ…はあ…』
    花子「…………」

    138 = 48 :

    花子「い、いい加減にして下さい!」
    変態『お、怒った声も…はあはあ…かわいいね』
    花子「(このまま放っておいたら毎日掛けてくるかもしれない…よ、よーし)」
    花子VS変態
    変態『はあ…はあ…君何歳?…まだ学生かな?』
    花子「あまり調子に乗らない方が身のためよ」
    変態『え?』
    花子「私、お化けなの…もし次にこんな電話掛けてきたらあなたを呪い殺しますよ?」
    変態『…………』
    花子「(効果あり!?)」
    変態『ああ…いいねぇ…』
    花子「は?」
    変態『そんな冗談言う所がまたかわいいよ』
    花子「ちょ、ちょっと!冗談なんかじゃなくて私は本物のお化けなのよ!?」
    変態『君の必死になってる顔想像したら…はあ…はあ』
    花子「な、なんなのよー!」
    勝者変態

    人形「何騒いでんだよ」 
    メリー「なんかあったの?」
    花子「かくかくしかじか」
    メリー「よし!それなら私に任せなさい!」
    花子「だ、大丈夫かな…」
    メリーVS変態
    メリー「もしもし」
    変態『また新しい子?』
    メリー「私…メリーさん…今からあなたを殺しに行くの」
    変態『…………』
    メリー「(ふふふ、怖がってる怖がってる)」
    変態『いいよ…おいでよ』
    メリー「へ?」
    変態『君みたいなロリ大好物だから歓迎するよ?…それでおじさんと…い、いいことしようよ』
    メリー「………」
    勝者変態

    139 = 48 :

    人形「だらしねーな、あたしに貸してみろ」

    人形VS変態
    人形「てめーいい加減にしとけよ?」
    変態『君の声もかわいいねぇ』
    人形「お前気持ち悪いんだよ。こんな電話掛けてる暇があったらさっさと彼女でも作ったらどうだ?」
    変態『…………』
    人形「ま、てめーみたいな奴は一生彼女なんかできないと思うけどな」
    変態『…………』
    人形「お前みたいな奴なんて言うか知ってるか?人間のクズって言うんだよ」
    変態『…………』
    人形「お前生きてる価値ないよ?さっさと[ピーーー]ば?」メリー「これならもしかしてイケる!?」
    花子「でもなんか聞いてるこっちが泣きたくなっちゃうわね」
    変態『…………』
    人形「(あたしにかかればこんなもんよ)」
    変態『…もっと』
    人形「あ?」
    変態『もっとののしって下さい!今の言葉だけで…うっ!』
    人形「…………」
    花子「このままならイケそうね…違う意味で」
    勝者変態

    140 = 48 :

    花子「まさか人形でもダメだなんて…」
    人形「くそ…目の前にいたら速攻でぶっ殺してやるのに…イラつくー!」
    「さっきからみなさん誰と電話してるんですか?」
    人形「…お前もなんか喋れ」
    「え?でも…」
    人形「いいから早く!」

    強制イベント 口女VS変態口女「も、もしもし?」
    変態『色っぽい声だなぁ…君の今穿いてるパンツの色教えてよ』
    「…………ボン!」
    メリー「あ、気絶しちゃった」
    口女瞬殺 勝者変態

    「なんだ、まだ電話してたのか?」
    人形「ついでだからお前もなんか喋っとけ」
    雪女VS変態
    「お前もしつこい奴だな」
    変態『ああ…きみはさっきの…』
    「他の者も迷惑している。そろそろやめてはくれないか?」
    変態『じゃあ今から僕が言うことを…』
    「それを言えばいいのか?」
    花子「な、なんかヤバイんじゃ…」
    「欲しい!あなたのその太くて立派なチn」
    花子「わあああああ!」
    雪女強制棄権 勝者変態

    141 = 48 :

    花子「私達まさかの全滅!?」
    メリー「この変態強すぎだよー!」
    「もう我々の手に負えんな」
    人形「しょうがねー…あの手を使うか」
    花子「あの手?」
    人形「おい変態、あたしがいい番号教えてやる…ゴニョゴニョ」
    変態『そ、それは本当か!?』
    人形「もちろん」
    変態『さっ、早速電話しなければ』
    ガチャ
    人形「これでもう安心だろ」
    こうしてお化け軍団は人形の奥の手によってなんとか変態を退けることに成功した
    かくして家には平和が戻って来たのであった

    花子「てなことがあって今日はほんと大変だったんだから」
    「それで口女さん電話の前で倒れてたんだ」
    「///」
    メリー「すごく手ごわい相手だったよね」
    人形「大体お前があんな電話無視してさっさと切ってりゃこんな事になんなかっただろーが!」
    「す、すまん」
    「でも、みんながそこまで苦戦するなんてちょっと興味あるなー」
    花子「もう笑い事じゃないのよ!」
    「はは、ごめんごめん」男「でも結局人形はどんな手を使ったの?」
    人形「ああ、実はな…」

    トゥルル トゥルル
    霊媒「もしもし?」
    変態『はあ…はあ…ぼ、僕のアソコを鎮めて下さい』
    霊媒「…………」

    142 :

    GJ!

    地味キャラの口女メインの話が読みたいぜ。

    143 :

    GJ!!乙ー
    口女は俺の背後霊

    144 :

    今回も面白かった
    乙!!!

    霊媒女の脳内イメージがいまいち像を結ばない
    絵師様の再降臨を望む

    145 :

    霊媒女はパッツンだと思うんだ。
    落書き程度の絵だがすまん。

    146 :

     変態陣内のネタだなwwwwww
    激しくGJ!!!

    147 :

    微妙に下手さが残ってるけど、いい絵じゃないか
    どんどん描いて上手くなればよろし

    148 :

    >>142
    一応口女と男メインの話し書いたんで投下しとく

    149 = 48 :

    「買い物付き合わせちゃってすみません」
    「いえ、私は全然構いませんから」
    「じゃあ帰りましょうか」

    ポツ…ポツ…
    「ん?」
    ザー
    「雨降ってきちゃいましたね」
    「確か公園に屋根付きベンチがあったはずだからそこで雨宿りしていきましょう」
    ザー
    「すごい大雨ですね」
    「すみません…僕が買い物なんか誘っちゃったから…」
    「そんな、謝らないで下さい。むしろ私は…その…男さんと一緒にいれて…ゴニョゴニョ」
    「え?」
    「あ、いや、な、なんでもないです///」
    「そういえば僕達こうして二人きりで話す機会ってあまりありませんよね」
    「(男さんと二人きり…)///」
    「どうかしました?」
    「い、いや、ほんとになんでもないですから///」
    「はは」
    「?」
    「なんか口女さんと初めて会った時の事思い出しちゃったな」
    「私と?」
    「僕が人形とメリーさんを連れて家に帰る途中にいきなり声掛けられて」
    「………」
    「あげくに家まで付いてきた時にはさすがに驚いたなあ」
    「す、すみません…」
    「でも口女さんを初めて見た時、何故だか悪い人だとは思わなかったな」
    「え?」

    150 = 48 :

    「人形もメリーさんもあいつはタチが悪いから関わるなって言ってたけど僕にはとてもそんな風には見えなかったんですよね」
    「ど、どうしてですか?」
    「初めて会った時の口女さん…とても寂しそうな目をしていたから」
    「………」
    「前にも言いましたよね?僕も小さい頃からずっと一人だったって。だから…どうしても放っとけなくて」
    「………」
    「でも今の口女さんはとてもいい目をしてますよ。それに口女さんの笑顔を見るとなんだか僕まで嬉しくなっちゃうし」
    「………ぐすっ」
    「あ、あれ?僕何か悪いこと言っちゃいました?」
    「いえ…凄く嬉しくて…私…男さんに会えてほんとに良かったって思って…」
    「な、なんか照れちゃうな//」
    「これからも…一緒に居てもいいですか?」
    「もちろんですよ」
    「(やっぱり私…この人の事…)」
    「そういえば雨…いつの間にか止んでますね。そろそろ帰りますか」
    「そうですね…(もう少し…二人きりでお話ししたかったな…)」
    「口女さん!あれ!」
    「わあ…すごい…綺麗な虹」
    「もう少し…」
    「え?」
    「もう少しだけ…ここにいましょうか」
    「…はい」

    やっぱり私はこの人が好きだ


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