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新ジャンル「サイキョウの妹たち」
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最凶「兄さん。」
最凶は俺のすぐ右隣で止まると満面の笑みをこちらに向けてきた。
なんか今やられると核ミサイル向けられてるくらい辛いぞ。
最凶「あたしは大丈夫だよ、前に比べたら不幸も減ったし、もしもの時はお姉ちゃんたちがいるし。」
兄「・・・そっか。」
最凶「兄さん。」
兄「・・・なんだ?」
最凶「・・・I love you.」
・・・何故英語?
最凶「と、友達の家行ってきます!」
最凶は顔を真っ赤にすると走って出て行ってしまった・・・。
兄「・・・可愛いなぁ、アイツ。」
一番心配だった妹のその背中を見て、俺はつぶやいた。
最凶は俺のすぐ右隣で止まると満面の笑みをこちらに向けてきた。
なんか今やられると核ミサイル向けられてるくらい辛いぞ。
最凶「あたしは大丈夫だよ、前に比べたら不幸も減ったし、もしもの時はお姉ちゃんたちがいるし。」
兄「・・・そっか。」
最凶「兄さん。」
兄「・・・なんだ?」
最凶「・・・I love you.」
・・・何故英語?
最凶「と、友達の家行ってきます!」
最凶は顔を真っ赤にすると走って出て行ってしまった・・・。
兄「・・・可愛いなぁ、アイツ。」
一番心配だった妹のその背中を見て、俺はつぶやいた。
女『・・・そっか、1年間か・・・。』
兄「海外留学って感じです。」
女『それにしたって唐突だよね、明日なんて・・・。』
兄「はい・・・。」
女『まあいいや、妹ちゃんたちの事は任せてよ・・・みっちり仲良くなっとくから・・・。』
みっちりってのはおかしいと思ったのだが、なんだかんだで女さんへのお別れを終了。
1年間会えないけど・・・浮気しないでくれるかな・・・?
さて、兄友にもお別れしとくか・・・Cメールで、料金もったいないし。
兄「よし・・・。」
あらかたのお別れはすんだ・・・次は二番目に心配な妹だな・・・。
俺はケータイをしまうと、『恐の部屋』と書かれたプレートのかかっているドアをノックした。
兄「海外留学って感じです。」
女『それにしたって唐突だよね、明日なんて・・・。』
兄「はい・・・。」
女『まあいいや、妹ちゃんたちの事は任せてよ・・・みっちり仲良くなっとくから・・・。』
みっちりってのはおかしいと思ったのだが、なんだかんだで女さんへのお別れを終了。
1年間会えないけど・・・浮気しないでくれるかな・・・?
さて、兄友にもお別れしとくか・・・Cメールで、料金もったいないし。
兄「よし・・・。」
あらかたのお別れはすんだ・・・次は二番目に心配な妹だな・・・。
俺はケータイをしまうと、『恐の部屋』と書かれたプレートのかかっているドアをノックした。
>>703俺もびっくりwwwwww
~続き~
兄「最恐、入るぞ。」
ドアを開ける、薄暗い部屋が視界に飛び込んできた。
カーテンがしめきってあって、電気もつけてない・・・その上肝心の最恐の姿が見えない。
兄「最恐?」
呼んでみるもやっぱり返事はない・・・最凶が嘘をつくとは思えないし、トイレだろうか?
?「・・・さっちゃんはね、最恐って言うんだ本当はね~♪」
こんな所で聞くと不気味以外のなんでもない曲が聞こえてくる・・・俺はドアを閉めて中に入った。
?「だけどちっちゃいから自分の事さっちゃんって呼~ぶんだよ、おかしいね・・・さっちゃん。」
兄「うわあ!?」
突然後から聞こえてきたものだから驚いてしまった、どうやらドアを開けただけではわからない
死角のところにいたらしい。
兄「・・・脅かすなよ・・・最恐。」
最恐「・・・。」
四女最恐、オモチャのマイクを持って登場。
~続き~
兄「最恐、入るぞ。」
ドアを開ける、薄暗い部屋が視界に飛び込んできた。
カーテンがしめきってあって、電気もつけてない・・・その上肝心の最恐の姿が見えない。
兄「最恐?」
呼んでみるもやっぱり返事はない・・・最凶が嘘をつくとは思えないし、トイレだろうか?
?「・・・さっちゃんはね、最恐って言うんだ本当はね~♪」
こんな所で聞くと不気味以外のなんでもない曲が聞こえてくる・・・俺はドアを閉めて中に入った。
?「だけどちっちゃいから自分の事さっちゃんって呼~ぶんだよ、おかしいね・・・さっちゃん。」
兄「うわあ!?」
突然後から聞こえてきたものだから驚いてしまった、どうやらドアを開けただけではわからない
死角のところにいたらしい。
兄「・・・脅かすなよ・・・最恐。」
最恐「・・・。」
四女最恐、オモチャのマイクを持って登場。
最恐「・・・ハロー。」
兄「ハロー・・・お前マイク恐いんじゃなかったのか?」
最恐「克服しました・・・。」
兄「・・・そうか・・・。」
俺と最恐はたったままで会話を続けた。
兄「・・・で?なんでこの部屋はこんな薄暗くしてあるんだ?光が恐くなったか?」
最恐「たまにはお兄ちゃんを恐がらせようと思って・・・。」
兄「意図的な策略!?」
無駄にも程があるだろう・・・何故そんな事を・・・?
最恐「・・・まあまあ、積もる話もあるでしょうし・・・座ってください。」
兄「あ、どうも・・・。」
なんか知らんけど他人行儀な最恐、とりあえず座る俺。
兄「ハロー・・・お前マイク恐いんじゃなかったのか?」
最恐「克服しました・・・。」
兄「・・・そうか・・・。」
俺と最恐はたったままで会話を続けた。
兄「・・・で?なんでこの部屋はこんな薄暗くしてあるんだ?光が恐くなったか?」
最恐「たまにはお兄ちゃんを恐がらせようと思って・・・。」
兄「意図的な策略!?」
無駄にも程があるだろう・・・何故そんな事を・・・?
最恐「・・・まあまあ、積もる話もあるでしょうし・・・座ってください。」
兄「あ、どうも・・・。」
なんか知らんけど他人行儀な最恐、とりあえず座る俺。
兄「・・・。」
最恐「・・・。」
変な沈黙が流れる・・・どうすりゃいいんだ?これ?
最恐「明日・・・。」
兄「ん?」
最恐「明日・・・行くんだよね、アメリカ。」
兄「ああ・・・聞いてたのか・・・。」
最恐は体育座りで顔を伏せているためイマイチ表情がわからない。
最恐「・・・やだ。」
兄「え?」
最恐「行っちゃヤダ・・・。」
期待通り・・・じゃなかった!予想通りの反応だ・・・。
兄「最恐・・・決めた事なんだ・・・。」
最恐「置いてくの・・・?」
兄「・・・。」
最恐「わたしを置いていくの?お兄ちゃん・・・。」
答えられない・・・何を言っていいかわからなかった。
最恐「・・・。」
変な沈黙が流れる・・・どうすりゃいいんだ?これ?
最恐「明日・・・。」
兄「ん?」
最恐「明日・・・行くんだよね、アメリカ。」
兄「ああ・・・聞いてたのか・・・。」
最恐は体育座りで顔を伏せているためイマイチ表情がわからない。
最恐「・・・やだ。」
兄「え?」
最恐「行っちゃヤダ・・・。」
期待通り・・・じゃなかった!予想通りの反応だ・・・。
兄「最恐・・・決めた事なんだ・・・。」
最恐「置いてくの・・・?」
兄「・・・。」
最恐「わたしを置いていくの?お兄ちゃん・・・。」
答えられない・・・何を言っていいかわからなかった。
最恐「恐かった・・・光が、空気が、水が、土が、時間が、空間が、人が、
お姉ちゃんが、お母さんが、お父さんが、あれも、それも、これも・・・全て恐かった・・・。」
最恐は震えている・・・今すぐ守ってやらないと、今すぐ抱きしめてやらないと・・・
最恐が・・・壊れてしまう・・・でも・・・。
最恐「・・・お兄ちゃんがいてくれたから・・・克服できた、皆好きになれた。
お兄ちゃんがいてくれたから・・・でも・・・。」
今抱きしめたら・・・大会にでる事ができなくなる・・・そんな、気がした・・・。
最恐「まだ恐いものがたくさんあるの・・・たくさんたくさん・・・お兄ちゃんがいなかったら・・・
全部・・・恐いままだよ・・・?」
兄「最恐・・・。」
どうすりゃいい・・・俺は・・・何をすればいい・・・?
最恐「だから・・・行っちゃヤダよ・・・一緒にいて・・・恐いもの全部、全部克服するから・・・だから・・・。」
・・・ああ、ため息がでる・・・可愛すぎるんだよ・・・この妹は・・・。
俺は・・・最恐に手を近づけた。
お姉ちゃんが、お母さんが、お父さんが、あれも、それも、これも・・・全て恐かった・・・。」
最恐は震えている・・・今すぐ守ってやらないと、今すぐ抱きしめてやらないと・・・
最恐が・・・壊れてしまう・・・でも・・・。
最恐「・・・お兄ちゃんがいてくれたから・・・克服できた、皆好きになれた。
お兄ちゃんがいてくれたから・・・でも・・・。」
今抱きしめたら・・・大会にでる事ができなくなる・・・そんな、気がした・・・。
最恐「まだ恐いものがたくさんあるの・・・たくさんたくさん・・・お兄ちゃんがいなかったら・・・
全部・・・恐いままだよ・・・?」
兄「最恐・・・。」
どうすりゃいい・・・俺は・・・何をすればいい・・・?
最恐「だから・・・行っちゃヤダよ・・・一緒にいて・・・恐いもの全部、全部克服するから・・・だから・・・。」
・・・ああ、ため息がでる・・・可愛すぎるんだよ・・・この妹は・・・。
俺は・・・最恐に手を近づけた。
>>714うえ!?そうなの!?知らなかった・・・あかん・・・もう間に合わない。
兄「最恐・・・。」
俺は最恐の手を握った。
最恐「お兄ちゃん・・・?」
兄「俺がこの大会に出ようって思ったのは・・・お前のためでもあるんだ。」
最恐「・・・?」
最恐の手をギュッと握る・・・やっべ・・・泣きそう・・・。
兄「お兄ちゃんがそばにいればたしかに恐いものを克服できるかもしれない、
でも、それじゃあお前のためにならない。」
最恐「どうゆう事・・・?」
兄「いつかお前は一人で生きなきゃいけなくなる・・・そんな時、恐いものができたらどうする?」
最恐「・・・。」
兄「今からやらなきゃ、今からお兄ちゃんのいない状況に耐えられなきゃ・・・
お前は・・・ダメになる。」
最恐「ならない・・・。」
兄「なる。」
俺は断言した。
兄「最恐・・・。」
俺は最恐の手を握った。
最恐「お兄ちゃん・・・?」
兄「俺がこの大会に出ようって思ったのは・・・お前のためでもあるんだ。」
最恐「・・・?」
最恐の手をギュッと握る・・・やっべ・・・泣きそう・・・。
兄「お兄ちゃんがそばにいればたしかに恐いものを克服できるかもしれない、
でも、それじゃあお前のためにならない。」
最恐「どうゆう事・・・?」
兄「いつかお前は一人で生きなきゃいけなくなる・・・そんな時、恐いものができたらどうする?」
最恐「・・・。」
兄「今からやらなきゃ、今からお兄ちゃんのいない状況に耐えられなきゃ・・・
お前は・・・ダメになる。」
最恐「ならない・・・。」
兄「なる。」
俺は断言した。
>>1に不安はない らにやにして待ってるぞ
兄「だから・・・な?お兄ちゃん・・・行かなきゃ。」
最恐「・・・だったら。」
最恐は俺の手を握り返してきた、とても・・・とても弱い力で。
最恐「おまじないして・・・。」
兄「え・・・?」
最恐「いつかしてくれた・・・恐いのもがなくなるおまじない。」
・・・恐いものがなくなるおまじない・・・ただ、頭を撫でながら「恐くない恐くない」って
言うだけのあれか・・・?
兄「よく覚えてたもんだぜ・・・。」
最恐「やって欲しいの・・・。」
兄「わかったよ・・・。」
俺は最恐の頭を撫でながら言った。」
兄「恐くない恐くない・・・。」
最恐「お兄ちゃん・・・!!」
最恐は俺に抱きついた、服がじわっと濡れるのが・・・わかった。
最恐「ぜったい・・・絶対帰ってきてね・・・。」
兄「うん・・・約束する・・・。」
兄ちゃん絶対帰ってくる・・・俺は言葉に出さずそう誓った・・・。
最恐「・・・だったら。」
最恐は俺の手を握り返してきた、とても・・・とても弱い力で。
最恐「おまじないして・・・。」
兄「え・・・?」
最恐「いつかしてくれた・・・恐いのもがなくなるおまじない。」
・・・恐いものがなくなるおまじない・・・ただ、頭を撫でながら「恐くない恐くない」って
言うだけのあれか・・・?
兄「よく覚えてたもんだぜ・・・。」
最恐「やって欲しいの・・・。」
兄「わかったよ・・・。」
俺は最恐の頭を撫でながら言った。」
兄「恐くない恐くない・・・。」
最恐「お兄ちゃん・・・!!」
最恐は俺に抱きついた、服がじわっと濡れるのが・・・わかった。
最恐「ぜったい・・・絶対帰ってきてね・・・。」
兄「うん・・・約束する・・・。」
兄ちゃん絶対帰ってくる・・・俺は言葉に出さずそう誓った・・・。
>>719不安だらけだよ・・・。
兄「ふう・・・これで二人終わったか・・・あとは、長女と次女・・・。」
なんか一番別れを言いにくい奴らが残ったな・・・そんな事を思いながら玄関に行くと
?「ただいま戻りましたわ。」
兄「ほわーーー!!」
いきなりだったからマジで驚いた、チクショウ、最恐の時の3倍くらい変な声だしちまった。
?「どうかしましたのお兄様?」
兄「・・・おかえり、最狂。」
最狂「?」
でもまあ鉈持った女がそこにいりゃそれくらい驚いても無理はないだろ?
兄「ふう・・・これで二人終わったか・・・あとは、長女と次女・・・。」
なんか一番別れを言いにくい奴らが残ったな・・・そんな事を思いながら玄関に行くと
?「ただいま戻りましたわ。」
兄「ほわーーー!!」
いきなりだったからマジで驚いた、チクショウ、最恐の時の3倍くらい変な声だしちまった。
?「どうかしましたのお兄様?」
兄「・・・おかえり、最狂。」
最狂「?」
でもまあ鉈持った女がそこにいりゃそれくらい驚いても無理はないだろ?
兄「・・・どこ行ってたんだ?」
最狂「神社ですわ。」
鉈をくるくる回しながら答える最狂・・・下手したらどちらかが死ぬ。
兄「神社・・・?なにしに?」
最狂「嫌ですわ、お兄様・・・お兄様の必勝祈願に決まってるでしょう?」
兄「へ?」
最狂はポケットから赤いお守りを取り出した。
最狂「残念ながら大会に勝つお守りはありませんでしたわ、このお守りで我慢してくださいませ。」
さてどんなお守りやらと見ると『安産』と書いてある・・・。
兄「せめて受験合格のお守りがよかったよ・・・。」
最狂「最後のちょっとした嫌がらせですわ、ギャハハハハ。」
いつものように笑う最狂、まったく、恐い笑い声なのに安心するのはなんでだろな・・・。
最狂「神社ですわ。」
鉈をくるくる回しながら答える最狂・・・下手したらどちらかが死ぬ。
兄「神社・・・?なにしに?」
最狂「嫌ですわ、お兄様・・・お兄様の必勝祈願に決まってるでしょう?」
兄「へ?」
最狂はポケットから赤いお守りを取り出した。
最狂「残念ながら大会に勝つお守りはありませんでしたわ、このお守りで我慢してくださいませ。」
さてどんなお守りやらと見ると『安産』と書いてある・・・。
兄「せめて受験合格のお守りがよかったよ・・・。」
最狂「最後のちょっとした嫌がらせですわ、ギャハハハハ。」
いつものように笑う最狂、まったく、恐い笑い声なのに安心するのはなんでだろな・・・。
最狂「とにかく、勝って帰ってきてくださいね?」
兄「ああ、わかったよ。」
安産のお守りで勝てるかどうかはわからんけど。
最狂「でも、もし無言の帰宅なんてしたら・・・。」
シュンッ!!
何かが鼻をかすめる、見ると鉈が横の壁に刺さっていた。
兄「・・・!!」
最狂「地獄の果てまで追いかけて・・・バラバラにしますわよ?」
鼻先から血が出たのがわかった・・・さそり座の女よりたちが悪いな・・・こいつ・・・。
最狂「あ、そうそう。」
最狂が靴を脱ぎながら言う。
最狂「お姉さまが川原で一人たたずんでましたわよ?相変わらず古風な人ですわ。」
行ってあげてくださいな。」
兄「・・・!わかった!」
アイツ川原でたたずんでるって・・・まあ、いいかとっととお別れを・・・。
俺は靴を履くためにしゃがんだ。すると突然背中に重みを感じた。
最狂「・・・お兄様・・・。」
最狂が・・・抱きついていた。
兄「ああ、わかったよ。」
安産のお守りで勝てるかどうかはわからんけど。
最狂「でも、もし無言の帰宅なんてしたら・・・。」
シュンッ!!
何かが鼻をかすめる、見ると鉈が横の壁に刺さっていた。
兄「・・・!!」
最狂「地獄の果てまで追いかけて・・・バラバラにしますわよ?」
鼻先から血が出たのがわかった・・・さそり座の女よりたちが悪いな・・・こいつ・・・。
最狂「あ、そうそう。」
最狂が靴を脱ぎながら言う。
最狂「お姉さまが川原で一人たたずんでましたわよ?相変わらず古風な人ですわ。」
行ってあげてくださいな。」
兄「・・・!わかった!」
アイツ川原でたたずんでるって・・・まあ、いいかとっととお別れを・・・。
俺は靴を履くためにしゃがんだ。すると突然背中に重みを感じた。
最狂「・・・お兄様・・・。」
最狂が・・・抱きついていた。
兄「最狂・・・?」
最狂「ごめんなさい・・・我慢しようと思ったのですが・・・。」
最狂の言葉は鼻声になって俺に届いた・・・泣いている、今思ってみるとコイツが一番あまえんぼだったしな・・・。
最狂「たった・・・たった一年なのに涙を流すなんて・・・ダメな妹ですわね、わたくし・・・。」
兄「そんな事は・・・ねえよ。」
最狂「お兄様・・・。」
兄「・・・なんだ?」
最狂「大好きです・・・。」
最狂の抱きしめがどんどんきつくなる・・・でも、心地よい、そう思える抱擁・・・。
最狂「世界中の誰よりも・・・何よりも・・・一番、一番大好きですわ・・・お兄様。」
兄「・・・俺も大好きだ。」
俺は向きを変え、最狂を抱きしめた・・・。
鼻切られても、バラバラにされても痛くない、それだけ可愛い妹を・・・
強く、強く抱きしめた・・・。
最狂「ごめんなさい・・・我慢しようと思ったのですが・・・。」
最狂の言葉は鼻声になって俺に届いた・・・泣いている、今思ってみるとコイツが一番あまえんぼだったしな・・・。
最狂「たった・・・たった一年なのに涙を流すなんて・・・ダメな妹ですわね、わたくし・・・。」
兄「そんな事は・・・ねえよ。」
最狂「お兄様・・・。」
兄「・・・なんだ?」
最狂「大好きです・・・。」
最狂の抱きしめがどんどんきつくなる・・・でも、心地よい、そう思える抱擁・・・。
最狂「世界中の誰よりも・・・何よりも・・・一番、一番大好きですわ・・・お兄様。」
兄「・・・俺も大好きだ。」
俺は向きを変え、最狂を抱きしめた・・・。
鼻切られても、バラバラにされても痛くない、それだけ可愛い妹を・・・
強く、強く抱きしめた・・・。
~川原~
兄「いたいた・・・。」
川原にきた俺が見たのは無傷の最強と倒れた不良っぽい人たちだった・・・。
最強「・・・。」
兄「最強・・・。」
最強「来るな。」
拒絶された。
最強「妹のことを考えないような兄貴はこっちにくるな。」
兄「俺さ・・・やっぱやめるよ、トリプルT。」
最強「!?」
押してだめならひいてみろ作戦スタート。
兄「いたいた・・・。」
川原にきた俺が見たのは無傷の最強と倒れた不良っぽい人たちだった・・・。
最強「・・・。」
兄「最強・・・。」
最強「来るな。」
拒絶された。
最強「妹のことを考えないような兄貴はこっちにくるな。」
兄「俺さ・・・やっぱやめるよ、トリプルT。」
最強「!?」
押してだめならひいてみろ作戦スタート。
最強「・・・本当か?」
兄「本当。」
最強「い、行って来いよ!」
うわ、物凄く単純にひっかっかった。
兄「いいの?じゃあ行ってくる。」
最強「あ!ま、待った!やっぱダメだ!」
兄「じゃあやめる。」
最強「あ、でもかっこ悪・・・でも・・・!?」
混乱してやがる・・・面白い奴。
最強「じゃ、じゃあ約束だ!」
兄「ん?」
最強「勝ってこい!負けて帰ってきたらぶん殴る!これでどうだ!」
兄「なんじゃそりゃ?」
最強「いいから約束!小指だせ!」
兄「本当。」
最強「い、行って来いよ!」
うわ、物凄く単純にひっかっかった。
兄「いいの?じゃあ行ってくる。」
最強「あ!ま、待った!やっぱダメだ!」
兄「じゃあやめる。」
最強「あ、でもかっこ悪・・・でも・・・!?」
混乱してやがる・・・面白い奴。
最強「じゃ、じゃあ約束だ!」
兄「ん?」
最強「勝ってこい!負けて帰ってきたらぶん殴る!これでどうだ!」
兄「なんじゃそりゃ?」
最強「いいから約束!小指だせ!」
兄「じゃあ・・・ゆびーきりげんまん。」
最強「ウソついたらぶん殴る!」
二人「指切った。」
きった瞬間俺は最強を抱きしめた。
最強「え!?あ!?何を・・・!?」
兄「・・・最強、にいちゃん絶対帰ってくる、優勝して・・・絶対。」
最強「・・・うん!」
川原で抱きしめあう二人・・・他人からはどういう目で・・・見られてるのやら・・・。
最強「ウソついたらぶん殴る!」
二人「指切った。」
きった瞬間俺は最強を抱きしめた。
最強「え!?あ!?何を・・・!?」
兄「・・・最強、にいちゃん絶対帰ってくる、優勝して・・・絶対。」
最強「・・・うん!」
川原で抱きしめあう二人・・・他人からはどういう目で・・・見られてるのやら・・・。
~1年後~
ああ~・・・なにもかもが懐かしい。
俺は自分の家の前まで戻ってきていた。
・・・優勝賞品の願いを叶える力を手に入れて・・・。
そして・・・。
兄「ただいま。」
最強「兄貴!」
最狂「お兄様!」
最凶「兄さん!」
最恐「お兄ちゃん・・・!」
俺は、再びサイキョウの妹達と歩みだす。
新ジャンル『サイキョウの妹たち』~END~
ああ~・・・なにもかもが懐かしい。
俺は自分の家の前まで戻ってきていた。
・・・優勝賞品の願いを叶える力を手に入れて・・・。
そして・・・。
兄「ただいま。」
最強「兄貴!」
最狂「お兄様!」
最凶「兄さん!」
最恐「お兄ちゃん・・・!」
俺は、再びサイキョウの妹達と歩みだす。
新ジャンル『サイキョウの妹たち』~END~
>>736
感動をありがとう!
感動をありがとう!
うわ・・・疲れた・・・。
なんか最後適当なまとめですいません・・・。
保守してくださったみなさん、絵を書いてくださった絵師さんに心より感謝いたします。
みなさん乙でした!
なんか最後適当なまとめですいません・・・。
保守してくださったみなさん、絵を書いてくださった絵師さんに心より感謝いたします。
みなさん乙でした!
>>1乙!!
大好きだぜ!
大好きだぜ!
>>1乙
最凶はひたぎでしたかー
最凶はひたぎでしたかー
>>743
じゃあ最恐は撫子な
じゃあ最恐は撫子な
>>1お疲れ様~
たのしかったぜ!
たのしかったぜ!
>>1楽しかったぞー
ちょwwwまだこのスレあったのかwwwww俺涙目wwwwwwwwww
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