元スレ【ですよねー】新ジャンル「ヘタレ拷問官」～第二執行室～【ねー】
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351 = 331 :
男「ごちそうさま」
女「ごちそうさまでした」
男「女さー」
女「何ですか？」
男「何処で寝る？」
女「私は玄関でもベランダでも平気ですよ」
男「そうはいかないでしょ。俺が椅子で寝るからベッド使いなよ」
女「いいんですか？」
男「いいよ」
女「ですが……」
男「遠慮しなくていいって」
女「その……さっきのビデオがまだ……」
男「……一緒に寝る？」
女「はい！」
男(本質的には変わらないのか……)
352 = 331 :
夜
女「襲わないで下さいよ？」
男「そんな勇気無いって」
女「胸とか触るのも嫌ですからね？」
男「だから勇気無いって」
女「ヘタレですね」
男「悪かったね。ほら、早く寝な」
女「はい、おやすみなさい」
男「おやすみー」
男(まぁ……どうするかは明日考えよう……)
353 = 331 :
朝
女「おーとーこー起きてー」
男「やだ……あと3年は寝たい……Zz」
女「起きろ馬鹿ー逃げちゃうよー」
男「おはようございます」
女「おはよー」
男「あれ？ 女……」
女「何？」
男「戻った？」
女「なにが？」
男「いやいや、なんでもないんだ」
女「そっかー、早く布団から出なよー」
男「アイアイサー」
男(そうか……戻ったのか……)
354 = 331 :
女「男ー、ごめんね？ 昨日凄く寝てたみたいでさ」
男「あ、あぁ、いいよいいよ」
女「ごめんねー」
男「いいってば」
男(良かった、覚えてない……やっぱりこっちの女がいいなぁ……)
女「でもさ、電気ショックはもうやめてね？」
男「アッー！」
356 = 334 :
乙～
>>355
おみく……なんでもない
359 :
とりあえず、バットエンドにしようと思うが、どう思う？
360 :
幸せな二人がいいけどそこはお任せします。
361 :
懐かしいところへ來てしまったw
362 :
業務報告
担当の捕虜死亡。
軍の規定に従い、罰則金5000円を支払う。
担当官名 男
捕虜名、番号 No.1192女
死亡日常 8月10日13時20分
以上の内容に虚偽無き事を証明する。 男
以上の報告の事実を確認、証明する。 上官
363 :
いやいやいや
365 = 362 :
仕方ない、仕方ないんだよな……
ここは軍本部、敵国からの攻撃を受けるのは時間の問題だったんだ。
でも……
何故、敵の俺が生きてて、女が死ぬんだ？
敵のミサイルは……
何故、管理棟でなく……監獄棟を撃ったんだ？
実に50人もの死者が出て、その全員が捕虜。
自らの国が勝利を納めるために、拷問を耐えていた捕虜達だ。
それなのに……。
366 = 362 :
そして、俺達が受けた被害は、
監獄棟の設備2000万円、
捕虜死亡の罰則金を一人あたり5000円だけだ。
捕虜一人、5000円。
たった5000円で存在を無かった事にするんだ。
ずっと一緒にいて、恋人でこそなかったものの、大切な友達だった女も……
たった5000円だ。
たったの、5000円。
……そうか。
そんなモノだったんだ。
俺は、血が怖い。
痛い事も嫌いだ。
誰かを傷つけるなんて、とても出来ない。
拷問官になっても、誰一人殺したくなかったから。
人の命は地球より重い……と、小さい頃から聞かされていたから。
でも、5000円だった。
人の命は、5000円だった。
367 = 362 :
そうなれば……5000円なら……
俺は、躊躇わず拷問しよう。
命は、軽い。
とても、とても軽い。
殺してしまっても……たかが5000円だ。
だが、拷問の末に情報を吐かせる事が出来れば、特別手当て50000円。
真面目に拷問する方が得なんだ。
ありがとう、女。
俺はいい拷問官になれそうだ。
拷問官の心得第一は、「冷酷であれ」
ようやく、冷酷になれそうだ。
368 = 362 :
指令
拷問官 男、次の捕虜を担当し、情報を得る事を命ずる。
捕虜番号 No.1193
以上の指令に従い、職務を行う事を証明する。 男
369 = 362 :
早速、次の捕虜だ。
番号が女の次なのが気になるけど……
まぁいい。
さっさと吐かせて、さっさと殺ればいいんだから。
初めて、俺のいる執行室に悲鳴が響いた。
新ジャンル「ヘタレ拷問官」 ～完～
372 = 363 :
思っていたこととは違ったけど、終わりが見れてよかった
373 = 362 :
Ａ ＴＯ ＧＡ ＫＩ
1スレ目から見ていた皆さん、まとめ等から見ていた皆さん、
どうもありがとうございました。
新ジャンルスレは初めてでしたので、
文が荒れまくってたり、矛盾があったりしますが、
それでも見ていただき、ありがとうございました。
次は、次の新ジャンルスレでは、
文の荒れや矛盾を極力無くそうと思っています。
それでは。
377 :
遅れながらも乙
379 :
>>373
お疲れ
おれ
>>264
>>316
を二つ書いたが
ここももう終わりか
結局考えてるネタまとまらなかったorz
382 :
乙乙
383 = 362 :
まだ終わって無いだろ。
627レス分も開きがある。
384 :
>>379
書きながらまとめればいいんじゃない？
385 :
>>1でも>>383でもないが勝手に書く。
あの事件から三ヶ月経った。ただでさえ人数の足りない職場だったので拷問・処刑の人数は相当な数に上った。
もちろん俺も何人もの捕虜を拷問してきた。時には殺しもした。躊躇いなんてなかったはずなのに１０キロくらい痩せた。
男「こんなことしてたら女に会わす顔ないよな･･･」
男「でもこれが普通なんだよな･･･」
上官つ指令
拷問官 男、次の捕虜を担当し、情報を得る事を命ずる。
捕虜番号 No.1549
以上の指令に従い、職務を行う事を証明する。 男
男「りょーかい」
387 :
おっおっ誰か書いてる
388 = 385 :
男「こいつもすぐに死んでくんだろうが･･しゃあねえ。」
男「1549番、これからお前の知っている情報をすべｔ・・」
男「あ・・・いや・・・なんもないです。ちょっとすいません。」
・・・
・・・
男「なんなんすかあいつは俺への嫌がらせかなんかですか貴方はいったい何をかんがえてるんですか？」
上官「仕事だろ？さっさとやれよ。」
男「やれないこと解ってるくせに。いーけないんだいけないんだー！」
上官「うるせえ。」
男「無理じゃん･･」
ごめん。たぶん予想どおりの展開orz
390 = 385 :
男「1549番」
男「第一執行室までついてきなさい」
男「貴女に一つ質問があります。この人をみたことはありますか？」
つ女の写真
男「ありがとうございます。今日の質問は以上です。」
・・・
・・・
男「・・・やっぱり思い過ごし･･･か・・・似すぎだっつーの」
393 = 385 :
394 :
395 = 385 :
男「へ？」
男「・・・」
男「・・・お前はさ･･･似てんだよ。俺の親友だった奴に･･・馬鹿な話だけどな。」
男「じゃあ逆に聞かせてもらう。お前は、自分の大事だった奴にあまりにも似ている奴をためらいなく殺せるか？」
男「今日はこの質問だけだ。お前が考えろ。」
398 = 397 :
399 :
吊るなー！！
戻って来いー！！！！
400 = 397 :
男「普通に雑談してればいいじゃん？これで問題ないでしょ？」
男「それよりも無事でいることが大事なんだよ。死んだら意味ないもん。」
男「言えないのは分かってる。でももうあんなことはできない。自己満足なのは分かってるけど、拷問も、処刑もすることはできない。」
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