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    元スレ京太郎「最初で最後の恋人」

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    タグ : - 京太郎 ×3+ 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

     
    「さすがにそこまで考えてないんじゃないですか?でもそれが普通ですよ」

    「それはそやけど」

    「でも……須賀くんなら大丈夫でしょう」

    「………まぁ、そんな感じでちょっと考えて。原村はどうすんのかなーって」

    「と言われましても、私はまだ相手もいませんし」

    「いやいやそういうことやなくて、卒業したあとどうすんの?みたいな」

    「あぁ……私は法律関係の方に進むつもりです」

    「両親がそっち系なんやっけ」

    「はい。二条さんはやっぱりプロですか?」

    「もち。先輩が2人プロになっとるんやけど、その人らにプロで待ってるって言われとるしね」

    「二条さんなら高校のときに話が来たでしょう?」

    「来たでー。せやけど評価がそんな高くなかったし……それに原村が大学行くって知ったから」

    「私ですか?」

    「インターミドルのあの決勝戦から、アンタは私のライバルやから」

    「え、そうだったんですか」

    「はははっ。ええよ、私が勝手に意識しとっただけやし」

    「はぁ……ですがライバルというならなぜ同じ大学に?別の大学に行って公式戦で対局、とかじゃなかいんですか?」

    「そ、それは……」

    「??」

    102 = 1 :

     
    「原村と……友だちになりたかったから……」

    「へ?」

    「同じ大学ならアンタと仲良くなれるかなーって思って、そんで……」

    「………ふふっ、二条さんかわいいですね」

    「うっさいわ///」

    「目的は達成できましたね」

    「……まぁ、な」

    「あ、でもですよ?前から思ってたんですけど、どうして私のことはいつまでも名字で呼ぶんですか」

    「うっ…それは……」

    「憧も須賀くんもすぐに下の名前で呼ぶようになったのに、私だけじゃないですか」

    「そ、そっちだってずっと私のこと名字で呼ぶやんっ!」

    「そんな理由ですか?」

    「こっちから言い出したらなんか…負けたみたいやし」

    「なんの勝負ですか」

    「ええやろ、もうっ!」

    「まったく……しょうがないですね、泉さんは」

    「っ!……さんはいらんて」

    「はいはい。ほら、今度は泉の番ですよ?」

    「へ?えっと……の、和?」

    103 = 1 :

    二条さんは負けず嫌い

    104 :


    >>1の書く和ほんとにいいキャラだわ

    105 :

    泉ちゃんすき

    106 :

    どうしてヘルペスの薬って処方箋がないと売ってくれないんですかね
    唇が痛痒い…

    続きー

    107 = 1 :

     

    ◇ ◇ ◇


    京太郎「……………」

    「……」チラッ

    京太郎「………」

    「考えごと?」

    京太郎「へ?あ、あぁ…よく分かったな」

    「わかるわよ。京太郎のことならなんでもお見通しなんだから」

    京太郎「ははっ、そりゃ頼もしい」

    「それで……聞かないほうがいい感じ?」

    京太郎「んー……」

    「言いにくいなら別に言わなくていいわよ」

    京太郎「今日、泉と話してて思ったんだけど…」

    「うん?」

    京太郎「ご飯作ってもらったり、家の片付けとかしてもらったり、俺って実は憧に甘えまくりだなーって」

    「そうね、いまごろ気づいたの?」

    京太郎「いえいえいつも感謝してます。とまぁ…そんなわけで、もし憧と付き合ってなかったら、俺どうなってたのかなってちょっと思ったわけ」

    108 = 1 :

     
    「………」

    京太郎「もしもの話だからな?変なこと考え…
    「咲と付き合ってたんじゃない?」

    京太郎「!!??」

    「あたしと付き合ってなかったらでしょ?」

    京太郎「お前…それを言うのは無しだろ……」

    「だって……実際そうなんじゃないの?」

    京太郎「………もし憧がいなくても、あいつとそうなることは無いよ」

    「別にいいわよ、気使わなくって」

    京太郎「そういうわけじゃねぇよ。あいつのことは本当にそういう風には見れないから」

    「ふーん……まぁ咲じゃないにしても、誰かしら女の子と付き合ってよろしくやってるでしょ、京太郎なら」

    京太郎「俺はいま褒められてんの?」

    「けどあたしは違う。京太郎がいなかったら、きっといままでみたいに女子のコミュニティに閉じこもったままで……」

    「京太郎のおかげで男の人とも普通に話したりできるようになった…つもりだけど、そういうのもきっと無くって……」

    京太郎「憧……」

    「だからあたしも京太郎に感謝してるの」

    京太郎「そっか」

    「うん」

    109 = 1 :

     
    京太郎「じゃ、お互い様ってことで」

    「え、お互い様じゃないわよ?」

    京太郎「へ?」

    「だって京太郎はあたしがいなくてもテキトーに誰か見つけるでしょ?あたしは京太郎じゃなきゃダメだけど」

    京太郎「お、俺だって憧じゃなきゃダメだよ!?」

    「えー?うそだー」

    京太郎「憧だけだって!」

    「ほんとにー?」

    京太郎「俺には憧しかいない!」

    「ふふっ…もう一回っ」

    京太郎「憧以外考えられない!」

    「あはははっ。ね、今日泊まってくでしょ?」

    京太郎「あぁ、そのつもりだったけど」

    「それじゃあ……あたしじゃなきゃダメだって…いっぱい教えてね」

    京太郎「………そこはお互い様だろ?」

    「あはっ」

    110 = 1 :

    焼き肉編終わり

    111 :

    おつかれ
    ヘルペスか。俺は市販の頭痛薬がヘルペスのトリガーになっていたな
    固定薬疹っていうらしい
    頭痛薬を控えたらヘルペスが収まった
    ロキソニンは大丈夫なんだよな

    112 :


    抗ウイルス薬を乱用されたら困るから
    抗微生物薬ってのは人類にとっては有限の資源なのさ

    113 :

     

    「京太郎は~ここをこうされるの好きだよね~」チロチロ

    京太郎「ぅぁ……それヤバ…」

    「ふっふ~、気持ちい?」

    京太郎「っ~……憧ってさ、舐めるの好きだよな」

    「へ?」

    京太郎「俺の勘違いだったら悪いんだけど」

    「んー…そうね、楽しんでるわよ実際」

    「なんて言ったらいいのかな、京太郎のことコントロールしてるみたいで」

    京太郎「コントロールされちゃってたのか、俺」

    「あと京太郎の感じてる顔見るのも」

    京太郎「へ?」

    「気づいてないと思うけど、いつもすっごいだらしない顔してるんだから」

    京太郎「えー…マジかー」

    「あたしがそんな顔させてるんだって思うと、もっとしてあげたいなって思っちゃったりして…」

    京太郎「っ!……かわいいこと言いやがって」

    「ふふっ…続き、してあげるね」

    京太郎「あぁ頼む」

    114 = 1 :

     



    京太郎「憧、そろそろ…」

    「ん…出るときは言ってね」

    京太郎「あぁ」

    「あーんっ」パックンチョ

    京太郎「ぁー……」


    「んっんっ……」


    「んー……じゅるるっ……」


    京太郎「っ!あ、憧っ…」

    「っ!?」

    京太郎「はぁー………はぁ…ふぅ」

    「んっ!?ん、んん……ゴクン」

    115 = 1 :

     
    「はぁ…すごい量……そんなに気持ちよかった?」

    京太郎「……前から思ってたけど、無理して飲まなくてもいいぞ?」

    「へ?……でも、飲んであげたほうが男の人は嬉しいんでしょ?」

    京太郎「それはまぁ……けどすげー不味いって言うし…」

    「死ぬほど不味いわよ」

    京太郎「やっぱり……なら無理しなくても」

    「でも京太郎のだから」

    京太郎「っ!」

    「京太郎のじゃなかったら こんなの飲めないって」

    「それにこっちでくらい直接受け止めたいしね」

    京太郎「憧……」

    「あとは…顔とか髪にかけられるのはやだし、そのまま飲んじゃった方が後始末しなくていいっていうか」

    京太郎「ご面倒おかけしてます」ペッコリ

    「いいわよ、好きでやってるんだから……ごめん、そこのお茶とってくれる?」

    京太郎「あ、あぁ……ほれ」

    「ありがとっ」

    京太郎(やっぱり喉に絡むんだな…)

    116 = 1 :

     
    「あたしね…」

    京太郎「ん?」

    「京太郎のこと気持ちよくしてあげるのも好きだけど…」

    「京太郎に気持ちよくしてもらうのはもっと好きなの」

    京太郎「っ!!」

    「だから次は京太郎の番」

    京太郎「憧っ…!」

    「いっぱい気持ちよくしてね?」

    117 = 1 :

    憧ちゃん絶対好きだと思う

    118 :

    こんな事言われたら即復活不可避

    119 :

    こりゃ、ヘルペスにもなるわな

    120 :

    おつですー
    憧ちゃんかわいい

    121 :

    さてさて

    122 = 1 :

     

    そんなこんなで大学2年の冬



    「京太郎ってさぁ」

    京太郎「んー?」

    「すぐエッチしたがるじゃない?」

    京太郎「へ?……えっと…すみません」

    「あ、それはいいの。あたしも京太郎とするの好きだし」

    京太郎「お、おぅ…それはよかった」

    「その割にはいっつもちゃんと避妊するわよね。ゴム無いと絶対最後までしないし」

    京太郎「そりゃなぁ…できちゃったら困るだろ?責任とれないし」

    「ぇ……」

    京太郎「避けられることは避けないと」

    「………とってくれないの?」

    京太郎「うん?」

    「責任、とってくれないの?」

    京太郎「へ?………あっ」

    「……グスッ」

    123 = 1 :

     
    京太郎「あー…ごめん、言葉を間違えた」

    京太郎「とりたくてもとれない、だろ?なんだかんだ言ったって俺たちはまだ子どもだしさ」

    「っ………」

    京太郎「そりゃ万が一のときはなんだってするよ。憧の両親に謝らないといけない、うちの両親にも……」

    京太郎「頭を下げて済むんならいくらでも下げる、土下座でもなんでもする」

    京太郎「でもそんなことしたって、憧のことを幸せにできない」

    「あ、あたしは!京太郎と一緒にいられたらそれでっ…」

    京太郎「大学をやめて働かなきゃいけないだろうし、憧だっていまのまま学生をやってられないだろ」

    京太郎「というか二人とも東京にいられなくなるかもしれない」

    「ぅ……」

    京太郎「それになにより、いま憧に赤ちゃんができてもきっと誰も喜んでくれない」

    「っ!!」

    京太郎「そんなの、生まれてくる子が可哀想だろ」

    京太郎「だからなんというか……」

    京太郎「ちゃんと幸せになりたかったらちゃんとルールというか、順番は守らないと」

    124 = 1 :

     
    「……ごめんね、あたし子どもみたいなこと言って」

    京太郎「俺だって憧がいてくれればって思ってるよ。そこは憧と同じ」ナデナデ

    「うん…」

    京太郎「けど世の中そんなに甘くないわけで」

    「…………京太郎、ちゃんと考えてくれてるんだ」

    京太郎「……まぁ、それなりにはな」

    「そっか…」

    京太郎「おぅ」

    「えへへ……ね、京太郎」

    京太郎「どした?」

    「その…もうすぐクリスマスでしょ?」

    京太郎「なんだよ、なんか欲しいモノでもあるのか?」

    「うん、赤ちゃん」

    京太郎「……お前いまの話聞いてた?」

    「あはは、うそうそ」

    京太郎「そんなやつに買ってやるプレゼントは無しだ無し!」

    「ごめんってば」

    京太郎「ったく……で、なにが欲しいんだよ」

    125 = 1 :

     
    「ペアリングとか、つけたいなぁって…お揃いでね」

    京太郎「ペアリング…指輪か……」

    「ダメ?」

    京太郎「いや………そうだな、わかった」

    「よかった」

    京太郎「お前ホントに好きだよな、お揃い」

    「いいじゃない、京太郎も好きでしょ?」

    京太郎「まぁ…べつに嫌いではないけどさ」

    京太郎「あ、でも指輪って言ってもあんまり高いのは無理だからな」

    「わかってるわよ、もちろんあたしも半分出すし」

    京太郎「え、いやそれは…」

    「あたしからの京太郎へのプレゼントでもあるんだから」

    京太郎「う~ん……」

    「だからあたしも出すの」

    京太郎「はぁ……わかったよ。じゃあ今度買いに行こう、ペアリング」

    「うんっ」

    京太郎「ところでそういうのってどこに売ってんの?」

    126 = 1 :

    突然の時間ジャンプでお察しの通りラストです
    あと2、3回で終わります

    127 :


    赤ちゃん(本音)

    128 :


    ここまで避妊に成功していたことに驚き

    129 :


    あれ?ゴムに小さな穴が……

    130 :

    私ッ!

    131 :

    おつー
    憧ちゃんが相変わらず憧ちゃん
    もう少しで終わりか・・・


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