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    元スレ京太郎「最初で最後の恋人」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 京太郎 ×3+ 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    京太郎「偶然が重なって運命の人」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431859768/

    ↑これの続きの

    京太郎「偶然が重なって運命の人、それから」
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457348383/

    ↑これの続き

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1527337595

    2 = 1 :

    スレタイ変えてみました
    新しいスレだと思った人はすいません

    4 :

    たて乙

    5 :


    リリィかな?

    7 :

    とりあえずちょっと投下しときます
    本当は昨日やるつもりだったんだけど寝ちゃって


    >>5
    今度はバンプにしてみた

    8 :

    キモ
    夏が近づくと湧き出すとかボウフラみたいだな京豚

    9 = 1 :

     


    京太郎「問題です」

    「え、なに急に」

    京太郎「明日は何の日でしょうか?」

    「へ?明日…?」

    京太郎「明日」

    「えー??なに?なんかあったっけ?」

    京太郎「あるんだなぁ、これが」

    「付き合って100日はもう過ぎたし……」

    京太郎「え、そうだったの?」

    「ちょっと前にね」

    京太郎「しらなかったそんなの……ていうかお前そんなの数えてたのか」

    「まぁね。まためんどくさいって思われたらやだから言ってなかったけど」

    京太郎「そんなことは……いや…まぁ、うん…」

    「まぁそれはいいわ。で、何の日なの」

    京太郎「おぉ、実はだな、バイトの給料日なのだよ!」

    「給料日?」

    10 = 1 :

     
    京太郎「まぁ実際は2回目なんだけど、1ヶ月フルの分の給料って今回が初めてで」

    「へー。それをわざわざあたしに言うってことは、なに?なんか買ってくれるの?」

    京太郎「え、いや…俺のおごりでちょっといいモン食べに…くらいだったんだけど……」

    「なーんだ……」

    京太郎「そんなガッカリすんなよ」

    「アハハ、うそうそ行きたい行きたい」

    「でもちょっといいモンって?」

    京太郎「考えてたのは焼き肉とか」

    「焼き肉っ!?」

    京太郎「なんか他に希望があればそれでいいけど」

    「焼き肉行きたい!焼き肉っ!」

    京太郎「お、なんか意外な反応」

    「そう?」

    京太郎「肉は脂っこいし太る~とか言うかもってさ」

    「わかってないわね、肉は美容に必要不可欠なんだから」

    京太郎「ふーん」

    「焼き肉なんて久しぶりー」ワハー

    京太郎「俺は……」

    京太郎(ちょっと前に男友達と行ったことは黙っとくか……)

    11 = 1 :

    このスレはまぁすぐ終わると思いますんで

    時間はかかると思うけどボリュームとしては

    12 :


    焼き肉からラブホのルートは一昔前のあるある

    13 :

    おつおつ

    14 :

    ちょっと投下
    本当にちょっとで申し訳ないけど

    15 = 1 :

     

    ◆ ◆ ◆


    「なー久しぶりにご飯食べに行かーん?」

    「いいですね。最近行ってませんし」

    「あー…ごめん。あたし今日はダメだ」

    「えーなんでー」

    「須賀くんとデートですか?」

    「うん。京太郎がね、バイトの給料入ったからご飯食べに行こうって言ってくれて」

    「なにを食べに行くんですか?」

    「焼き肉~」

    「ええなー」

    「奮発しましたね」

    「でも今日は京太郎のおごりだから」

    「おごり……」

    「あ、そうだ。京太郎に連絡しなきゃ」

    「♪~~」メルメル


    「なぁなぁ原村…」

    「はい?」

    「ヒソヒソヒソヒソ……」

    「……アリですね」

    16 = 1 :

     

    ………


    「あっ!京太郎っ」

    京太郎「お~っす」

    「さ、京太郎も来たことだし行こか~」

    京太郎「へ?」

    「泉?」

    「ホラホラ~っ」

    京太郎「なに?どういうこと?」

    「あたしに聞かないでよっ」

    「へ?京太郎が焼き肉おごってくれるんやろ?」

    京太郎「は?…………いやいやいや」

    京太郎「どうして俺がお前におごってやらにゃならんのだ」

    「そうよ!」

    17 = 1 :

     
    「えー?あかんのー?」

    京太郎「あかんだろ」

    「憧はよくてなんで私はあかんねんっ」

    京太郎「どうしてお前と憧が同じ扱いになると思うのか」

    「まぁ冗談はこれくらいにして、私らは私らで払うからご一緒させてもらいたいな~って」

    京太郎「私らってことは、和もか」

    「すみません。二条さんがどうしてもって聞かなくて…」

    「はぁー!?自分さっきアリですね言うとったやん!」

    「しりません」

    「……どうする?」

    京太郎「どうするって……どうするよ?」

    18 = 1 :

    焼肉行きたい

    19 :


    酔い潰してバックレればいいんじゃね

    20 :


    友達ポジションの泉がなんだかすごく好き

    22 = 1 :

     

    ◆ ◆ ◆


    京太郎「いいか、お前たちは四分の一ずつ出すんだからな」

    「わかってますよ」

    「しっつこいなー、一回言われたらわかるって」

    京太郎「和はともかく泉は……」

    「なんか私の扱いおかしない?」

    「あはは」

    「それにしても……タブレットで注文するんですかこれ、すごいですね」

    「最近こういうとこ多いわよね」

    「この前回転寿司行ったら1席に1台iPad置いてあったで」


    「へぇ~……」スイスイー


    「わー……」ツイツイー


    (((かわいい…)))

    23 = 1 :

     
    京太郎「よし、じゃあ注文は和に頼むわ」

    「え?……は、はい!お任せくださいっ」

    「最初はとりあえずタン?」

    「あ、ドリンクバー人数分お願いね」

    「はいっ!タンにドリンクバーですね……あ、サラダバーも頼んじゃっていいですか?」

    京太郎「いいけど肉も頼んでね、まだタンだけだからね」

    「そ、そうですねっすみませんっ、何頼みますか?どんどん言ってください」

    「カルビ!」

    「ハラミ!」

    京太郎「豚トロ!」

    「ハラミってどこのこと?」

    「知らなーい」

    「ハラミは横隔膜ですね」

    京太郎「へぇ、詳しいな」

    「いえ、メニューに書いてありました」

    「だって」

    「横隔膜ってしゃっくりするところやっけ」

    24 = 1 :

     



    「そういや今日は京太郎のおごりやけど、いつもどうしてんの?」

    京太郎「いきなりなにをだよ」

    「二人でご飯食べに来たときのお会計」

    「いつもはちゃんと割り勘してるよ」

    「お会計前に京太郎にお金渡して、めんどくさいけど」

    京太郎「レジのところでひとりずつで~とかやるほうがめんどくさいだろ」

    「とか言ってかっこつけたいだけのくせに」

    「別にかっこよくはないでしょう」

    京太郎「うるさいうるさーい」

    「それやったらデート用の財布とか使ったらええんちゃうの」

    京太郎「デート用の財布?」

    「前に先輩が言っとったんやけど、二人でお金入れといて、デートとかでお金払うときはそっから出すんやて」

    「あ、それいいかも」

    京太郎「なるほど」

    25 = 1 :

     
    「あ、須賀くんそのお肉そろそろ大丈夫ですよ」

    京太郎「へ?あ、サンキュー」

    「二条さん、そっちはまだ早いです」

    「え、はい、すんません」

    「今度買いに行こっか、お財布」

    京太郎「そうだなー」

    「須賀くん、財布のヒモを握られてしまいますね」

    京太郎「あー…そうなるの?」

    「さぁ?京太郎次第じゃない?」

    京太郎「まぁいいや、憧なら」

    「財布のヒモ握られて、あとは胃袋掴まれたら、京太郎もう逃げられへんね」

    京太郎「胃袋はとっくに掴まれてるしなぁ」

    「え、憧って料理できたん?」

    「まぁ一応そこそこはやれてるつもりだけど」

    京太郎「そうか…もう俺逃げられないのか、まいったな」

    「ちょっと、なんでまいるのよ」

    26 = 1 :

    今日はこのあたりで

    27 :

    乙でした

    金○袋はとっくに掴まれてるなぁ

    28 :

    ちょっと、なんで哩のよ(難聴

    29 :

    おつおつ

    30 :

    おつ、いいねー

    31 :

    最近呪術廻戦がおもしろいのでおすすめ


    ちなみに哩さんは福岡で大学生してる設定です
    もちろん姫子も一緒です

    32 = 1 :

     



    京太郎「そういや泉、髪切った?」

    「うん?あぁ、よぅ気づいたね。そこまで切ってへんのに」

    京太郎「なんとなくなー、そんな気が」

    「………」

    「須賀くん、昔からそういうの目ざといですよね」

    京太郎「目ざといって、他に言い方あるだろ!?」

    「まさか京太郎…わたしのことが……」

    京太郎「ねーよっ!」

    「そういうのはっ!気づいても彼女以外には言わなくていいのっ!」

    京太郎「えぇ…別に深い意味なんてないのに?」

    「この前も和のネイル褒めてたし」

    京太郎「この前?あー…」

    「また結構前の話を…」

    33 = 1 :

     
    「髪切ったとかはまだしも、彼女でもない子のネイルとか褒める?普通」

    京太郎「和にしては珍しかったからちょっと触れただけなのに」

    「まぁ悪い気はしませんでしたけど」

    「ほらっ!」

    京太郎「ほらって…」

    京太郎「憧の爪だって気がついたら言ってるだろ」

    「当たり前でしょ!彼女なんだから!」

    「前から思っとったけど、憧ってだいぶめんどくさいな」

    「……悪かったわね。しょうがないじゃない、こういう性格なんだから」

    「自覚はあるのね」

    「そりゃ、この二人に散々言われれば…」

    「そんなに」

    京太郎「でもそういうところもかわいいんだって」

    「ふきゅ」

    「須賀くんよく言いますよね、それ」

    「へ!?ちょっと!あたしの知らないところで何話してんのよ!?」

    「秘密です、ふふふ」

    京太郎「憧には言えないあんな話やこんな話」

    34 = 1 :

     



    「ほら、京太郎もちゃんと野菜食べなさいよ」

    ヒョイヒョイ

    京太郎「ちょ!勝手に置くなよ!」

    「それ京太郎の分だからね」

    京太郎「俺は肉を食いに来たのに!誰だ野菜なんて頼んだのは!」

    「私です」

    京太郎「あ、そう…」

    「ちゃんと食べてくださいね」

    京太郎「へーい…」

    「なんで和にはそんな素直なわけ?」

    ピロン

    「ん?」

    「憧の?」

    「うん。まぁいいや、後で見…」
    ピロ
    ピロ
    ピロ
    ピロン!!

    35 = 1 :

     
    「え、なに、なによ!?」

    「めっちゃ鳴っとるやんウケる」

    京太郎「どうしたどうした」

    「ていうか誰よ」


    シズノ『おーい』


    シズノ『アコやーい』

    クロ『おーい憧ちゃーん』

    ユウ『憧ちゃーん』

    アラタ『アコー』


    「うわっ、なになに」

    京太郎「誰?」

    「地元の友だち」

    「穏乃ですか?」

    「うん。あと玄とか…っていうかあのときの麻雀部のみんなから」

    36 = 1 :

     
    アコ『みんなしてなんなの』

    ピロン
    (みんなで食事してる写真)

    シズノ『今日はみんなでごはんたべにきてるんだーいいだろー』

    クロ『憧ちゃんも寂しくなったらいつでも帰ってきていいからね!』

    アコ『へーいいなー』

    アコ『でもこっちだって。ちょっと待ってて』


    「和ーこれ見てー」

    「わっ、穏乃に玄さん!」

    「あ、この人覚えとる」

    「てことで京太郎、ちょっと写真撮って」

    京太郎「写真?」

    「こっちの写真も向こうに見せてあげようと思って」

    京太郎「あーなるほどね、任せろ」

    「じゃあ泉、和、あたしもそっち行くからちょっと詰めて」

    「私も写ってええの?」

    「いいのいいの、知らない人じゃないんだし」

    京太郎「んじゃ行くぞー、はいチーズ」

    カシャリ

    「ありがとっ。じゃあこれを…」

    37 = 1 :

     
    アコ『こっちもご飯中でーす』

    シズノ『うわー和だー!』

    クロ『和ちゃんの隣の子見たことあるような?』

    アラタ『たぶん千里山の二条泉かな』

    アコ『アラタさん正解!』

    ユウ『憧ちゃんの彼氏くんはいないの?』

    シズノ『女子会とかなんじゃないですか?』

    アコ『いるよー。この写真も撮ってもらったし』

    アコ『てゆーかなんでそっちもライン上でやりとりしてんのよ』

    クロ『せっかくだし彼氏くんの写真もとって送ってよ!』

    アコ『恥ずかしいからやだ』

    シズノ『写真くらいいいじゃん!』

    クロ『じゃあ和ちゃんにお願いしちゃおっかなー』

    アコ『玄』

    クロ『ごめんなさい』

    アコ『みんなにもいつかちゃんと紹介するから』

    アコ『だからもうちょっと待ってて』

    38 = 1 :

     
    「よしっと…」

    京太郎「切り、ついたのか?」

    「うん」

    京太郎「そっか。肉焼けてるぞ」

    「……」ジー

    京太郎「ん?どうした?」

    「んーん、なんでもない。どの肉が行ける?」

    京太郎「この辺は大体」

    「鳥はまだですよ」

    「はーいっ」


    (さすがにまだちょっと早いよね…)

    39 = 1 :

    今日はこんなところで


    あとすいません
    前スレが埋まってないの完全に忘れてたんで埋めちゃってくれると助かります

    40 :


    阿知賀に行かなきゃ

    41 :


    そういえば阿知賀組はまだ顔も知らなかったのか

    43 :

    前スレありがとうごぜーました

    >>41
    うふふ

    44 = 1 :

     

    ◇ ◇ ◇


    「むぅ…残念」

    穏乃「実は玄さんの撮ったアルバムの中に写ってる写真があったから顔は知ってる」

    穏乃「って言ったら憧のやつどんな反応しますかね」

    「また私だけ怒られちゃいそう」

    「ふふふ、大丈夫大丈夫」

    「写ってたの1枚だけだったんだよね。たしか玄、結構たくさん撮ってたのに」

    「そうなのー。もっとちゃんと写ってるのがあればよかったんだけど……」

    「あっ!私が撮らないようにしてたわけじゃないからねっ!?」

    「遠慮してたんじゃないかなぁ」

    穏乃「遠慮ですか?」

    「うん、男の子は彼一人だけだったでしょ?あんまり輪の中に入らないようにしてたのかなって」

    「ふ~む…なるほど」

    45 = 1 :

     
    穏乃「私もあのときは和と宮永さんのことで頭がいっぱいだったからなぁ…くっそーちゃんと話しとけばよかったー」

    「しょうがないよ、あのときはこんな風になるなんて誰も思ってなかったもん」

    「まさかまさかだねぇ」

    「まぁ…あの憧があそこまで惚れ込むんだから悪い人ではないんでしょ」

    穏乃「和の友だちですしね!」

    「憧ちゃんが好きになったっていうのより、そっちのほうが説得力あるよねーアハハ」

    「それは私はわかんないけど。でも…やっぱり憧はすごいよ、もう将来のことまで考えてて」

    「将来?」

    「さっきいつかちゃんと紹介するって言ってたでしょ」

    「それってつまり彼氏をこっちに連れてくるってことだろうから……」

    穏乃「だから?」

    「むしろ穏乃たちに会わせるのはついでで、本当の目的は……」

    「どういうこと?」

    「両親に紹介する、ってことだよね」

    「と思うけど」

    46 = 1 :

     
    穏乃「ぁ…あーっ!!そういうことかー!」

    「はわわ……憧ちゃんってばそんなことまでっ…!」

    「ただ憧ちゃんってなんというか…のめり込むと周りが見えなくなるところがあるから…」

    「一人で盛り上がってたりして」

    「う~ん…たしかにありそうなのです…」

    穏乃「大丈夫ですよ!」

    穏乃「たしかに憧はそういうところがありますし、もしそうだとしても、きっと応えてもらえます!」

    穏乃「だって憧が好きになった人だからっ!」

    「穏乃ちゃん……そうだね、きっとあったかい人だよね」

    「それに和ちゃんの友だちだしね!」

    (だからそう言われても私はわからない…)

    47 = 1 :

    今日はこんな感じで

    和への信頼は絶対である

    48 :


    外堀が徐々に勝手に埋まっていく感じすこ

    49 :


    阿知賀編楽しみ

    50 :

    のどっちの説得力よ
    おつ


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