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    元スレ勇者「ニートになりたい」

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    251 : 以下、名無しにか - 2018/01/18(木) 03:04:14.53 ID:9Td8A0Td0 (-9,+5,-4)
    252 : 以下、名無しにか - 2018/01/18(木) 14:05:11.73 ID:zRP/gIar0 (+24,+29,-69)
    ドラクエSSと聞いてこれを貼らざるを得ない

    http://youtu.be/KdHYS2OWYW0

    ロトシリーズってことは1~3が関係してるのかな?
    舞台はアレフガルドだよね?
    253 : ◆7Ub330 - 2018/01/18(木) 18:38:12.38 ID:0bN6bfFxO (+30,+30,-72)
    今後もドラクエ用語は随所に出てきます。
    ただどこまで関連性をつけるかなどは書きながら決めてる部分があるので明言いたしません。

    多くのSSがぼかしてますが魔王勇者SSの原典はドラクエだと個人的に思ってるんで、そういうものだと思っていただければ。
    254 : ◆7Ub330 - 2018/01/18(木) 19:44:48.58 ID:0bN6bfFxO (+0,+0,+0)
    【ミンゴナージュの村】

    武闘家「すまない、若い男を見なかったか?」

    村人「え? 俺のこと?」

    武闘家「そうではなくて。旅の者なんだが」

    村人「いや? 見てないよ」

    武闘家「……ありがとう」スッ

    店主「さぁ~安いよ安いよぉ~!おっ! へへ、さっきはどうも」ペコペコ

    武闘家「道具屋の店主。早朝は無理をいって店をあけてもらって悪かった」

    店主「あぁ、気にしないでくださいよ。こちとら稼がなきゃおまんま食いっぱぐれちまうで。かあちゃんも取り戻すんだーってはりきってますし」

    武闘家「連れの者を覚えてないか?」

    店主「へぇ? 連れの者というとどちらさまで? 若いお姉さんたちがいましたが」

    武闘家「もう一人いただろう? その中に若い男が混じって」

    店主「ああ、はい、はい。いらっしゃいましたね。荷物持ちさせられてた小間使いさん」

    武闘家「い、いや。小間使いではないんだけどさ」

    店主「その方がどうか?」

    武闘家「村に戻っているはずなんだけど見当たらないのよ。見かけてない?」

    店主「見てないですね……。見たらわかるんですが」

    武闘家「本当か? 見落としてるだけとか」

    店主「ありえませんよ。客商売をしているとね、お客さんの顔は覚えてるもんなんです。それに、こんな田舎村でしょう? 店舗に来るなんて珍しいんで」

    武闘家「そうか……」

    店主「ほかのお姉さん達はいらっしゃらないので?」

    武闘家「ああ、別の場所にいる」

    店主「小間使いさんとはぐれちまったんですかい? そりゃ大変だ」

    武闘家「いや、だから小間使いではないと――」

    店主「どこではぐれたんですか?」

    武闘家「北に数キロいったところに森林があるでしょ。あそこから出てきたはずなんだが」

    店主「森林……というと、精霊さまの……」

    武闘家「精霊さま?」

    店主「へぇ。あの森にゃ古くからある言い伝えで精霊さまのお膝元なんて言われてる森なんでさ。村の者ですら忘れかけてますが」

    武闘家「そうか。でも、今はそういう話は」

    店主「もしかしたら、神隠しにあったのかもしれませんねぇ」

    武闘家「ん……?」ピクッ

    店主「いや、これも古くから。子供を危険な場所に行かせない与太話なんですがね。妖精がいるって噂が一時期たったらしいんですよ」

    武闘家「妖精……」

    店主「いつだったかなぁ。ボヤ~っとした姿の妖精を見たっていう子がいて。もうだいぶ昔の話なもんで」

    武闘家「神隠しとは、どんなもの?」

    店主「ふらふら~っと迷って、いつのまにやら別世界の扉の中に入っているっていう伝承みたいなもんですよ」

    武闘家「……そう」

    店主「もう一度、森に入って探してみては?」

    武闘家「そう、ね。村にいないのならいつまでもいても仕方ない。あ、それと店主」

    店主「へい?」

    武闘家「トンカチとロープ。貰える?」

    店主「お買い上げですかい? ありがとうございます!」
    255 : ◆7Ub330 - 2018/01/18(木) 20:11:57.45 ID:0bN6bfFxO (+60,+30,+0)
    【森林】

    妖精「ねぇ、ニンゲン。なにを知りたいかわかんないけど、勇者じゃないと無理だよ?」

    勇者「元気でな、スラリン」ナデナデ

    スラリン「ピッ!」スリスリ

    妖精「聞いてるのー?」

    勇者「ちゃんと聞いてるよ。お前らもいきなりお邪魔して悪かったな」

    スライムベス「……ピッ」

    勇者「わはは。そんな簡単にゃ警戒心解けないか」

    妖精「当たり前。スライムが懐くなんてありえないんだから」

    勇者「人間だって同じだよ。いきなり分かり合える人なんてなかなかないないもんさ」

    妖精「種族の壁があるってわかってないの? モンスターと人間ってそういうもんじゃないでしょ?」

    勇者「まぁ、そうだけど。大事なのは調整であってだね」パンパン

    妖精「ほんっとーに変わったニンゲンね。向いてる方向が違うのに調整もないわ。宗教みたいな統一思考でもない限り無理よ」

    勇者「“私こそが魔物と人間をつなぐ架け橋である!! 皆の者! 手を取り合おう! 争うのをやめるのだ!” 」スラッ

    妖精「い、いきなり剣を抜いてなにやってるの? 気でも狂った?」

    勇者「やってみたかったんだ」チャキン

    妖精「あながち間違いではないかも。夢という理想で覆い隠せば、人も魔物もいっときの幻想に溺れるかもね。もちろん、反発もあるだろうけど」

    勇者「やけに他人事じゃないか。人間と魔物が本格的な争いに突入すれば、精霊だって迷惑だろ?」

    妖精「そうだけど、大きな流れの前ではなにやったって無駄だもん。争いはやめてっていってやめる?」

    勇者「やめないねぇ」

    妖精「魔物と人間ってどちらかが滅びるまで争いをやめないんだと思う」

    勇者「……」

    妖精「私は、傍観者としてひっそりと生きてくだけ。この子たちと一緒に」

    スラリン「ピィッ!」

    勇者「楽しそうでいいな」

    妖精「一緒に住む? 私が見えるんだから考えてあげてもいいよ」

    勇者「人生プランの選択肢のひとつとしていれておくよ」

    妖精「ほかになにがあるの? ……やっぱり、魔物を殺すの?」

    勇者「いいや、ニート」

    妖精「へ?」

    勇者「無職とか遊び人」

    妖精「ぷっ、きゃははっ! 変なの~」

    勇者「……グータラしたいんだよなぁ」
    256 : ◆7Ub330 - 2018/01/18(木) 20:33:56.74 ID:0bN6bfFxO (+60,+30,+0)
    【馬車 荷台】

    魔法使い「あっ! 帰ってきた! おーい、ここここ!」

    僧侶「……やっぱり勇者さまの姿が見えませんが
    ~」

    「ブルルッ」タンタン

    武闘家「どぅどぅ」ナデナデ

    戦士「村にいなかったのか?」

    武闘家「ええ。そんなに遠くには行ってないはずだけどね」ボトッ

    僧侶「修理道具は買ってきていただけだんですねぇ」

    武闘家「このままだとここで夜を明かすことになる。それはできれば避けたい、戦士」

    戦士「合点承知。あたしが直しておけばいいんだろ?」

    武闘家「このままアタイは近辺を探してまわってくる」

    魔法使い「もし、もしなんだけど、落馬して気絶してるなんて理由だったら目が覚めたら帰ってくるんじゃない?」

    僧侶「それもそうですねぇ~。さっきまで変わった様子はありませんでしたしぃ~」

    戦士「それもそうだな。馬も疲れてるし、少し様子を見ないか? 武闘家?」

    武闘家「……わかった。けど、数時間戻って来なければ探しに行くよ」

    僧侶「私たちだって心配してますよぉ~」

    魔法使い「武闘家って世話焼きなのね」

    武闘家「アンタらが能天気すぎるんだ。何度も言うが、勇者はアタイらの核なんだぞ。勇者がいて、魔王討伐の旅があって、アタイらがいる」

    僧侶「……そうですけどぉ」

    武闘家「勇者がいなければ、アタイ達に行動を共にする理由はない。違うか?」

    僧侶「それはそれで、さみしいっていいますかぁ」

    武闘家「慣れ合うだけだろ。アンタ達、っと」タンッ

    「ブルルッ」

    武闘家「おつかれ」ナデナデ

    戦士「な、なにをぅっ! 旅は道連れ世は情けというじゃないか! 寝食を共にするからこそ、絆も深まる!」

    魔法使い「そうよ! それに、いざというときコンビネーションは必要だわ! 信頼できるかどうかだって大事なの!」

    武闘家「……そうかい。だったら、もっと強くなりなよ。信頼されるように」

    戦士「……っ!」ギリッ

    武闘家「なに歯をくいしばってんのさ。わかってんだろ? ……自覚してんだろ? アタイがこのパーティで二番目に強い」

    戦士「うぬっ⁉︎ こ、こいつ……へ? 二番目?」

    魔法使い「むきーっ! 一番は武闘家でしょ! ここにいる戦士と勇者は同じぐらいなんだから! ちっともそんなこと思ってないくせに、嫌味なやつぅ!」ダンダン

    戦士「そ、そうかっ! 嫌味で言ったのか!」

    武闘家「……はぁ」
    257 : ◆7Ub330 - 2018/01/18(木) 21:01:59.20 ID:0bN6bfFxO (+60,+30,+0)
    【数時間後 馬車】

    武闘家「日が傾きだしてきた。やっぱり、探しに」

    ガサガサ ガサガサ

    戦士「待て。なにかが、いる」

    武闘家「……魔物か」スッ

    魔法使い「強いモンスターはいないから、平気だと思うけど」

    ガサガサ ガサガサ

    勇者「お、いたいた」ピョコ

    戦士&武闘家&魔法使い「……」ポカーン

    勇者「ただいま戻りましてでござ~い。いやぁ、迷っちゃってさぁ、森って見通し悪いもんなんだね」

    僧侶「おかえりなさいませぇ~」

    勇者「くるしゅうない。草だらけになってしまった」パンパン

    戦士「おい、勇者」ゴゴゴッ

    勇者「ん?」

    魔法使い「まずは、“ごめんなさい”じゃないかしら……?」ゴゴゴッ

    勇者「え~。意味わかんなぁ~い。無事に帰ってきてなんで謝らなきゃいけないのぉ~? マジ意味わかんないんですけどぉ」

    武闘家「……誤魔化してるつもりなんだね」ゴゴゴッ

    勇者「や、やっぱ、ダメ?」タラ~

    魔法使い「ダメに決まってるでしょ!」スパーン

    勇者「暴力反対!」ドサ

    魔法使い「散々心配かけておいて謝罪の言葉もないとかクズかあんたは!!」

    勇者「堪忍や~。自分で自分を守るため開きなおるしかなかったんや~」

    戦士「どこほっつき歩いていた。このグータラ勇者」

    勇者「そ、それが、その。馬がね……あっ! 馬いるやんけ! いつのまに帰ってきたんだ! 俺を置いて!」

    「……」チラ

    勇者「俺、どーなることかと思って……!」

    「ブルルッ」プイッ

    勇者「な、なんだぁこの野郎! 調子のってんじゃねぇぞ! 俺を誰だと思ってやが――」

    武闘家「呀ァッ(ヤ)!!」ブンッ

    勇者「本気の一撃⁉︎」ドサァ

    魔法使い「うわっ、いったそぉ」

    武闘家「……おい、勇者」

    勇者「~~ッ! うぉぉぉ、腹が、腹が」ゴロゴロ

    武闘家「ふざけるのはよせ。真面目に聞け」

    勇者「は、はい」ピタッ

    武闘家「アンタがアタイを、アタイ達をどう思っていてもいい。だけど、心配をかけるな。止むを得ずそうなった場合は、誠意を見せろ」ジロ

    勇者「す、すんません」シュン

    戦士「さっきの話じゃないが、この際はっきりさせとくか」

    勇者「話とは? ……なんのことでございましょ?」

    魔法使い&僧侶「……」

    戦士「あたしらは、お前にとってなんなんだ? 勇者」
    258 : ◆7Ub330 - 2018/01/18(木) 21:21:59.76 ID:0bN6bfFxO (+55,+30,+0)
    勇者「は、はぁ?」

    戦士「さっき、武闘家に言われて思ったんだ。あたしらの旅の目的。その中心に勇者がいる。その指摘自体は間違っちゃいないってね。言い方はきにいらないが」

    武闘家「ふん」プイッ

    戦士「あたしらはそれぞれ目的がある。勇者といけば、その目的が叶うと思っている。だから、一緒にいる」

    勇者「ふむ」

    魔法使い「勇者は何のために私たちと一緒に旅をしてるの? 仲間がいるにこしたことはないでしょうけど」

    僧侶「……」

    魔法使い「――そもそも、勇者は私たちを仲間だと思っているのかしら? そう思ってないから、適当な対応しかしないの?」

    勇者「そんな深刻にならんでも」

    戦士「ふざけるのはなしだ」

    勇者「……ふぅ、あのなぁ。ついてきたいと言ったのは、お前らだろう? 武闘家は、爺さんに頼まれてってのもあるが」

    魔法使い「つまり?」

    勇者「今後についても決めるのはお前らだと言ったはずだ。淫魔を逃した時に」

    戦士「なるほど。では……あたしらは仲間じゃなく、ビジネスな取り引き相手だと言いたいわけか?」

    勇者「うっ、そ、そうは言っちゃいないが」

    魔法使い「そういうことでしょ。逃げるのは卑怯よ」

    僧侶「私たちは責めているわけではありません~。ただ、知りたいのですぅ~。本心を~」

    勇者「……」ポリポリ

    戦士「リーダーの方針には従う。そうであるというのならば、今後の付き合い方にも影響する」

    魔法使い「慣れ合いがしたいって言ってるわけじゃないのよ? 仲良しサークルじゃない。それはわかってる」

    戦士「あたしの本心を言わせてもらえば、できれば、その、うまく付き合っていきたい」

    勇者「つ、付き合うって……」ソワソワ

    魔法使い「童貞か! ……ふざけるんじゃないって言ってるのに」キッ

    勇者「ついつい。……わかってるよ。人間関係的な話だろ」

    戦士「そうだ。所詮は他人同士。時にはぶつかることもあるだろう、こうして話合いの機会を設けることだって少なくないかもしれない。それ自体は悪いとは思わない」

    魔法使い「……でも、そればっかりじゃ、疲れちゃうでしょ? どうせなら、楽しくしたい」

    武闘家「……」

    勇者「うん、言ってる意味はわかるよ」

    戦士「だが、それはあくまであたしらの希望であって決めるのはリーダーだ」

    魔法使い「勇者、あんたのことよ」

    僧侶「……」

    勇者「よし、こうしよう」ポンッ
    259 : ◆7Ub330 - 2018/01/18(木) 21:49:56.11 ID:0bN6bfFxO (+60,+30,+0)
    戦士&武闘家&魔法使い&僧侶「……」ジィ

    勇者「一度、みんなで風呂にでもはいって親睦を深めあうってのは? 俺ももちろん一緒に」

    魔法使い「あ、あんたね……」

    勇者「すべてを分かりあうなんて不可能だ。他人同士の壁、性別の壁。色んな壁がある。ケツに泥ついちまった」ムクッ

    戦士「……」

    勇者「お前らが旅を楽しくしたいと望んでるのなら、俺はそれにできるだけ応えるよ。必要ならそうする」

    僧侶「それだとぉ、私たちがそうさせてるっていうかぁ」

    勇者「結局のところ、お前らはどーしたいんだよ。そういう話になった時に、言ったんだろ」

    戦士「それは、そうだが」

    勇者「俺はその要望を汲み取るって言ってるんだ。リーダーとして」

    武闘家「でも、それだと、こいつらが言ってるのとはたぶん違う気がする」

    勇者「(ふぅ、やれやれ)」

    僧侶「私たちは勇者さまのお言葉がほしいのですぅ」

    魔法使い「これは、私たちも卑怯かもしれないけど、理由がほしいのよ。それさえあればいい」

    勇者「ただひとつ言えるのは、俺は、お前らのことが必要だと思ってるよ」

    戦士「本当か……?」

    勇者「当たり前だろ。だから要望を聞いて合わせようとしてるんじゃないか」

    僧侶「それは、お優しいからではぁ~」

    勇者「いんや。助かってる部分はあるし、旅の中でそれは思った。本心でだ」

    魔法使い「続けて」

    勇者「本心を言えば、戦士や魔法使いが要望通りすれば得られるものがある。その損得勘定の一方で、仲良くできればいい、そう思ってる」

    魔法使い「じゃあ……」

    勇者「だが、勘違いするな。仲良くなれるかどうかなんて個人間の問題だということを。旅は楽しければいい。そりゃそうさ」

    戦士「……」

    勇者「無理して仲良しを装うほどつまらないもんはないだろ。努力は必要だが、合う合わないはある。分かり合えるきっかけなんて些細なものだが、それが生まれない場合もあると理解しろ」

    僧侶「はい~」

    勇者「まずはお互いがなにを求めているのか、そこからはじめたのは良いことだと俺は思う。良い方向に考えればだが」

    戦士「……」

    勇者「気楽にやりましょーってことで」ゴソゴソ

    戦士「お、おい。まだ話は終わりじゃ」

    勇者「うーるせぇなぁ。時間が解決してくれることだってあんだよ。なに生き急いでんだ」ピラ

    武闘家「地図広げてどうしたんだ?」

    勇者「方針を発表します! 今から、南のクイーンベルに向かいます!」ビシィ

    僧侶「あらまぁ……」

    魔法使い&戦士&武闘家「――……はぁぁっ⁉︎」
    260 : 以下、名無しにか - 2018/01/18(木) 23:30:44.01 ID:OswWr4Z00 (-13,-1,-6)
    乙?
    261 : 以下、名無しにか - 2018/01/18(木) 23:32:20.34 ID:RJfqGOvoO (+16,+26,-6)

    寝落ちかな?
    262 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 07:06:10.59 ID:bvIfG7NGO (+24,+29,-7)
    すいません、寝落ちしてました。
    今日は午後~夜ぐらいに再開すると思います
    263 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 07:27:26.32 ID:AGFEP+cDO (-9,+5,-4)
    264 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 14:50:11.88 ID:+r3xFqGgO (+30,+30,+0)
    【魔王城 玉座】

    キングヒドラ「なぁにぃ⁉︎ 勇者の居場所がわかっただぁ⁉︎」ドンッ

    シンリュウ「ならば、消せば良い」

    オーガ「そうだ! 勇者を殺しッ! 残った人間は一匹残らずすり潰してやるッ!!」

    サキュバス「コトは……そう単純ではなくなってしまったのよ」

    オーガ「なにがだ⁉︎ 我ら魔族の連合軍を前にして敵など皆無! 力を存分に発揮して蹂躙しつくしてやればいいだろうッ!」

    魔王「……時期ではない」スゥ

    シンリュウ「我らが王よ。なぜ? なぜでございましょうか。人間を過大評価するのは」

    魔王「まず一つに、数だ。我ら魔族は強力な個体を強みとするが、人間共の母数に比べれば半分にも満たない」

    オーガ「数など……っ!」

    魔王「次に、数を活かした組織力にある。有象無象の衆を相手にしたとなれば……たやすく蹴散らせる。しかし、戦局が複雑化すれば次第に我らと均衡するであろう」

    キングヒドラ「なぜだッ⁉︎」ビターン

    魔王「やつらもやつらで団結するからである。生産能力は侮れぬ。首脳陣が保身しか考えない無能であれば話は別だが……あれを見よ」ピタ

    四天王一同「……」

    魔王「知っておろうが、ニンゲン共が作った世界地図だ。アレフガルドには、人間達の国が四つある」

    サキュバス「アデル、クィーンズベル、ハーケマル、サルマニアですね」

    魔王「我らの大地は“裏にある”。地図を裏返してみよ」

    大臣「ははっ!」ペラ

    魔王「……して、見てどう思う?」

    四天王一同「……?」

    魔王「気がつかないか。領土の広さは人間どもの治める大地に比べて……」

    シンリュウ「当たり前のことすぎて……」

    オーガ「なにが言いたいのですか⁉︎」

    魔王「我らもいずれはやつらの治める大地……有り体に言えば人間界へと侵攻するであろう。準備が足りないのだ」

    キングヒドラ「ですから! 準備などせずとも!」

    魔王「黙れ……」ギロッ

    キングヒドラ「……っ!」ビクゥッ
    265 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 14:51:35.27 ID:+r3xFqGgO (+55,+30,+0)
    魔王「ラクに勝てる道を前にしてなぜイノシシのごとく突進するのか。我らは個を有利とすればこそ、失った時の損失もまた大きいのだ」

    サキュバス「領土を広げるには、子を産み、魔族の母数を広げることが最重要課題」

    魔王「で……ある。そうなればどちらにせよ今の領地では足りなくなる。資源も、土地も」

    シンリュウ「勇者は……?」

    魔王「やつは殺す。これ以上力をつけられる前に」

    キングヒドラ「ならば! 私におまかせを! 必ずや勇者の息の根を止めてごらんにいれましょう!」

    魔王「……場所はわかっておるのであろう?」

    サキュバス「はっ。ミンゴナージュで遭遇してから日数がたっておりません」

    魔王「キングヒドラよ」

    キングヒドラ「ははっ!」ザッ

    魔王「人間共のをなるべく刺激しないようにできるか?」

    キングヒドラ「うっ……」

    シンリュウ「そういう理由ならば我におまかせを。竜族は時に激しく、そしてまた時には静けさを持ち合わせております」

    魔王「シンリュウよ。王、自ら動くのか?」

    シンリュウ「サキュバスからの周知徹底によると、勇者はとんでもない力を秘めているとか。……であれば、下っ端にまかせるわけにもいくますまい」

    魔王「返り討ち、なんて顛末にはなるまいな?」

    シンリュウ「所詮は人の子。戦闘向きではない淫魔族が遅れをとったとて、古代から続く竜に敵うものですか」

    魔王「良いか。よく聞け」

    四天王一同「……」

    魔王「先走るな。繰り返し念を押すが、お主らのどこが欠けてもまた時間をかけねばいけないくなる。我らに欠如して良い部族はない」

    四天王一同「……」

    魔王「狙うは勇者のみだ。よいな?」

    四天王一同「……ははぁっ!」ドゲザ
    266 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 15:11:09.58 ID:+r3xFqGgO (+48,+30,+0)
    【魔王城 通路】

    シンリュウ「これはこれは……サキュバス殿ではありませんか」

    サキュバス「……」スッ

    シンリュウ「なぜ、通路でお待ちに? 招集会議なら終わったばかり――」

    サキュバス「勇者を、侮ってはいけない」

    シンリュウ「ふっ、ふふっ、笑わせないでいただけますか。我らをどの一族だと思っておいでか」

    サキュバス「どの一族でもだ。巨人族でも、獣族でも同じこと。油断すれば、消されるぞ……! やつの……力に」ゾワッ

    シンリュウ「相当、恐ろしい思いをなさったようだすねぇ。竜族を、理解しておられないようで」

    サキュバス「我ら魔族は、力がある。その特異性もあってか、力のある個体を好む。魔王様に従い、尊敬するのも同じことよ」

    シンリュウ「おやおや。では、貴女は勇者の力にときめくものでもあったと? 魔王様に反旗を?」

    サキュバス「ち、違うわっ! 私は、そんなこと……。貴女の心配をしてるのよ!」

    シンリュウ「ですから、その心配が我が一族に対する侮辱だと申しているのです。人間でしょうが」

    サキュバス「あ、あれは人じゃないっ! 人間の強さじゃないのよ!」

    シンリュウ「では、ガタガタと震えていらっしゃいませ」

    サキュバス「な、なに……?」

    シンリュウ「ニンゲンがこわいよぉ~、と……。淫夢城の片隅で」

    サキュバス「き、貴様ぁっ!! 私をバカにしているのかえっ⁉︎」キィィィン

    シンリュウ「きっかけを作ったのは貴女でしょう。では、失礼。淫魔の王よ」コツコツ

    サキュバス「……ぐっ! ……おのれっ……おのれえええぇえええっ!!」ギリギリ
    267 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 15:24:12.96 ID:+r3xFqGgO (+60,+30,+0)
    【数十分後 竜王城 玉座】

    ベビードラゴン「おかえりだす!」

    シンリュウ「ただいも。えんらく疲れちまっただよ。堅苦しい空気は苦手だぁ」

    ベビードラゴン「口調は大丈夫だったか?」

    シンリュウ「いや~、危なっかしい場面チラっとあったけんど、気がつかれてなかったっぽい。ハラハラしちまったよ」

    ベビードラゴン「威厳もへったくれもあったもんじゃないもんな!」

    シンリュウ「そりゃあなぁ。奥地に住んでたらいつのまにかこんな方言定着してたなんて知られたら笑いものだっぺ」

    ベビードラゴン「なんの招集会議だっただか?」

    シンリュウ「……なんでも、勇者の居場所をつきとめらし」

    ベビードラゴン「へぇ~! 勇者ってあの勇者だろ? ずーーーーっと昔には協力関係にあったかもしれないっていうあの!」

    シンリュウ「その時代に生きとるやつなんかいんね。伝説なんじゃねの」

    ベビードラゴン「そうはいうけど、壁画が残ってるし」

    シンリュウ「戦ってる壁画もあんだべよ。時には戦い、時には協力。こんれもまた、時代なんだっぺなぁ」

    ベビードラゴン「今は魔王様いるしな! 勇者を殺すのか?」

    シンリュウ「ほんとは行きたくなかっただすぅ。でも、あの場の雰囲気がワタスを動かしてぇ」

    ベビードラゴン「わかるわかる。やらねばって感じになるよな」

    シンリュウ「おめぇがいづから部族の代表になったのよ。しんねぇくせに」コツン

    ベビードラゴン「いたっ。えへへ、で、どうすんだ?」

    シンリュウ「人間、だもんなぁ。サキュバスはああいうけど、正直負ける気がしねぇ」

    ベビードラゴン「サキュバス? 負けるのはありえないんじゃないか?」

    シンリュウ「んだども、どうすっぺかなぁ」
    268 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 16:09:22.04 ID:+r3xFqGgO (+60,+30,+0)
    【三日後 クィーンズベル 国境 砂漠地帯】

    魔法使い「照りつける太陽、からからに乾いた大地。景色がゆらゆらぁからゆらゆらぁ~」

    武闘家「最後のひと瓶だ。それ」ポイ

    魔法使い「あっ、えっ、わっ」アタフタ

    武闘家「ばっ、ばかっ⁉︎」

    魔法使い「あっ」ツル パリンッ

    僧侶「あらあらぁ、水がぁ」

    武闘家&魔法使い「う……あ……」

    魔法使い「ど、どどどどっどうすんのよ⁉︎」

    武闘家「どんな壊滅的な運動神経をしてるのさ⁉︎」

    魔法使い「う、うるさいわねっ! 暑くてだるかったの!」

    戦士「暑いんだから喧嘩しないでくれぇ~」

    僧侶「勇者さまぁ、最後のひと瓶がぁ」ヒョコ

    勇者「……」

    僧侶「勇者さまぁ?」

    戦士「心頭滅却すれば火もまた涼し。ここにきて、勇者、ついに悟りを……」

    勇者「」コテ

    魔法使い「気絶してんじゃないの!」

    武闘家「無理もない。この炎天下の中、ずっと外で座ってちゃ」

    僧侶「一日ですっかり肌も焼けてしまってますねぇ」

    魔法使い「ま、真っ赤よ⁉︎ 火傷しちゃってない⁉︎」

    勇者「う、うぅ。み、水を。水……」

    僧侶「それがぁ、先ほどお伝えいたしたとおり、魔法使いさんが割ってしまいましてぇ」

    魔法使い「私のせいじゃない! 武闘家が悪い!」

    武闘家「アタイのせいにすんなよ⁉︎ アンタの運動神経が――」ギャアギャア

    勇者「な、なんでもいいから、水くれぇぇぇ…………」
    269 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 17:36:32.95 ID:wf16flOjO (+30,+30,+0)
    【クイーンズベル城 寝室】

    「ふぅ……今日の外気温度はいかほど?」

    メイド「39度でございます。お嬢様」

    「今日もいつもと変わらずね」

    メイド「左様でございますね、お嬢様。この砂漠土地独特の気候で」

    「紫外線対策は?」

    メイド「こちらに。UVケアクリーム、日傘、靴下、手袋、ありとあらゆる品をとりよせてございます」ササッ

    「黒なんてもう流行らない、女は白い肌。ましてや私は姫……」

    メイド「んまさにっ! 透き通るような珠のお肌でございます、お嬢様」

    「オーッホッホッホ! もっとよぉ~! もっと言ってちょうだぁ~い!」

    メイド「素敵です! さすがです! ビューーーティホーーーッでございます!」

    「はぁ……そう。私こそがこの国一番の淑女にして美女……美しいって……つ・み」

    メイド「素晴らしい!」パチパチ

    「使者はどうか?」スッ スタスタ

    メイド「間も無く帰ってくるかと思われます。お椅子を」スッ

    「……んふっ」フワッ

    メイド「噂によると、いよいよ勇者が旅立ちを迎えたとか。懐かしゅうございますね」

    「口紅を」スッ

    メイド「こちらを。……時を同じくして生まれたおふたりはいわば幼馴染。アデルのお城に特使として訪れた際には大層仲の良かったことで」

    「あぁ……勇者よ。どこにいるのであろうか。あの嫌がる顔をもう一度見とおてたまらん」ヌリヌリ

    メイド「お嬢様、それぐらいに」

    「今日も美しい。この“鏡”にうつる私は、今日も美しくてよぉ~~! オーッホッホ! オーッホッホッ!」

    メイド「素敵でございます! お嬢様!」パチパチ
    270 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 19:46:56.82 ID:bvIfG7NGO (+65,+30,+0)
    【クイーンズベル城 玉座】

    「な、なななっ⁉︎ このあたくしがお見合い⁉︎ どういうことですの⁉︎」

    王様「姫も18になった。そろそろ婚礼を迎えてもいいであろ」

    王妃「ええ、貴方。相手は北のハーケマル。その第一子嫡男であるハーゲよ」

    「朝の身支度を終えて来てみれば……そんな……っ! それになんですの⁉︎ ツルピカってそうな名前は!」プルプル

    王様「これ、失礼であろ。名前は親がつけたもんじゃ。親はもう毛根が……ゲフンゲフン」

    「やっぱりハゲるんじゃありませんこと⁉︎」

    王妃「ハゲハゲ言うんじゃありません。髪の話などしても不毛よ。髪がないだけに」

    王様「……座布団没収」ボソ

    「お父様! お母様! ダジャレを言い合っている場合ではないんですの!!」

    王様「しかしのぅ、この縁談は政治的側面もあるんじゃよ」

    「……っ!」

    王様「姫も知っておろ? 四つ国は西と東、南と北でそれぞれ兄弟国になっておる」

    王妃「私も元々はハーケマルの姫だったのよ?」

    王様「うむ。こうして代々、王家同士で和睦と太平の契りを交わすため、家族となるのじゃ」

    「そ、それは……でもっ」

    王妃「夫婦生活なんて慣れよ。この人と結婚するのなんて、私も最初は嫌々だった」

    王様「本人を前にして言うかの」

    王妃「よく聞きなさい、姫。王家の女はね、男と結婚するのではない」

    「……お母様」

    王妃「いいから聞きなさい。王家の女は、民と結婚しなくちゃいけないのよ」

    王様「ふむ」

    王妃「所詮、女なんて道具に過ぎない。慰めにならないと思うけど……貴女の勇気が、民を安心させる」

    「い、いやですわ。そんなの納得いかないんですのっ!!」タタタッ

    王様「おう⁉︎ ひ、姫っ」

    王妃「……今はほっときましょう。私もそうでした。あの子は帰ってきます。身体に王族の血が流れている限り」

    271 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 19:57:29.68 ID:Lagy0bRpO (+41,+30,-33)
    他の登場人物は勇者を持ち上げるためにいる
    そのため勇者に魅力は感じず、他の登場人物も総じて薄っぺらく見える
    272 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 20:02:51.88 ID:bvIfG7NGO (+60,+30,+0)
    【砂漠の国 クイーズベル 城下町】

    荒くれ者「ヒャッハーッ!! 水だ水だぁっ!!」ドン

    老人「あうっ」ドサッ チャリン

    荒くれ者「ん……? なぁ~んか今、金目の音がしなかったかぁ~?」

    老人「あわわっ」ササッ

    荒くれ者「おぉ~い爺さん! 金だしなァッ!!」グィ

    老人「ひ、ひぃっ! やめてくだされ! それはモミの木を買う金でっ」

    荒くれ者「しらねぇなぁ~!!」ブンッ

    勇者「……待て」

    荒くれ者「あァん?」チラ

    勇者「お前らの血は何色だ?」

    荒くれ者「なんだぁテメェ?」

    勇者「おまえらの血は何色かと聞いているゥッ!」ビシ

    荒くれ者&老人「……」ポカーン

    勇者「この俺の前で悪事を働いたのが運の尽き。この北斗神拳の餌食に――」

    魔法使い「さっさと助けなさいよ!」スパーン

    勇者「み、見事だ。天に還る時が」ドサ

    戦士「そのまま寝てろ」ゴツン

    勇者「」

    荒くれ者&老人「……」ポカーン

    武闘家「はぁ……おい、そこのお前。お爺さんから手を離しな」

    荒くれ者「な、なんだァ、テメェは⁉︎ 俺は女だからって容赦しねぇぜぇ⁉︎」

    戦士「奇遇だな。あたしらも男だからって容赦しないんだ」スラッ

    荒くれ者「……あ、あれ?」

    武闘家「さぁ、覚悟はいいかい」ポキポキ

    荒くれ者「~~~~ッ! 舐めんじゃねぇぞおっ!!」ブンッ
    273 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 20:10:34.85 ID:bvIfG7NGO (+59,+29,-18)
    >>271
    何度も書いてますがあえてのそこをやってるのですよ
    感想をいただけるだけでもありがたいのですがせっかくなら読んでからもらえるともっとありがたいです
    274 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 20:24:53.23 ID:1aVovlAg0 (+22,+29,-6)
    相手にしなくていいから続きはよ
    275 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 20:29:19.45 ID:Lagy0bRpO (+33,+30,-88)
    勇者SSとしては結構王道路線なんですけどね
    多くのSSがぼかしてますが魔王勇者SSの原典はドラクエだと個人的に思ってるんで、そういうものだと思っていただければ。

    何度も言っているとありますが、それは上記の発言のことを言っているのですか?

    あなたは勇者魔王の王道、原典はドラクエと言っていますが、他のSSも見てみることをお勧めします。
    長文失礼しました。頑張って下さい。
    276 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 20:33:41.56 ID:bvIfG7NGO (+66,+30,+0)
    【数分後】

    荒くれ者「」

    戦士「大丈夫だったか? 爺さん」

    老人「あ、ああ。それにしても強いんだねぇ、お嬢ちゃんたちゃ」

    僧侶「危ないところでしたぁ」

    老人「……あっちの若者はいいのかね」チラ

    勇者「」

    魔法使い「あぁ、いいのいいの。いつものことだから」

    老人「ふ、ふむ」

    戦士「どーなってるんだい? 井戸に水がはいってないなんて」

    老人「旅人か。この地方は雨が降る割合が極端に低いのは知っとるかい?」

    武闘家「見ればわかる」

    老人「であるからして、こうして地下の源泉を掘り当てた湧き水を使っとるんじゃが……」

    僧侶「聞いたことがありますねぇ。いずれ乾いてしまう場合があるとか」

    老人「大抵の場合は風で運ばれてきた土が原因じゃ。ここが枯れた理由はさっぱりわからん」

    戦士「水がわかなくなったってのはたしかだ。生活できないだろ?」

    老人「水を宅配してもらっとるんじゃ。その金がまたバカにならんくての」

    魔法使い「水のデリバリー?」

    勇者「ほーん」ムク

    僧侶「今回は復活まで時間がかかりましたねぇ~」
    277 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 20:35:49.66 ID:bvIfG7NGO (+63,+29,-16)
    >>276
    もちろん見ていますよ。
    その上で書いている通り、“個人的に”そう思っているというお話です。
    応援ありがとうございました。今度はちゃんと読んでいただけるとありがたいです。
    278 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 20:42:09.27 ID:1aVovlAg0 (+27,+29,-25)
    クソSS作者の横槍だから相手しなくていいんだって
    みんながみんな普通の感想書くわけじゃないんやで
    279 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 20:52:46.67 ID:bvIfG7NGO (+69,+29,-34)
    これだけは名言しておきますがこのSSの基本方針は>>153で書いている通りです。
    読んでないなってレスや感想は一発でわかります。

    とりあえず今日はここまでということで。また明日にでも続きは書きます。
    280 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 20:59:36.87 ID:J6JjSiGRO (+24,+29,-25)
    ブチ切れとるやんけ……
    まぁ確かに読まずに批判されたら嫌だよな
    281 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 21:19:53.68 ID:ApqVeiBmO (+24,+29,-13)
    読んでる読んでないは作者の判断
    賞賛する感想しか受け付けないってことだろ
    282 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 21:24:22.68 ID:fO1Q7Wgyo (+24,+29,-12)
    懐かしい感じのSSで面白いよ
    大震災前に戻った感がある
    283 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 21:26:52.73 ID:bvIfG7NGO (+65,+30,-46)
    批判になるかはわかりませんが>>144>>13のような指摘や感想はすでにもらっています。
    にもかかわらずなのですから「あ、読んでないな」とわかってしまうのです。

    投稿するときはsagaしてるので多くの人の目につくようになります。
    感想をいただくのはありがたいのですが、読んでからの方がもっとありがたいのです。
    284 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 21:35:30.63 ID:p+1sVl9mO (+24,+29,-41)
    開始時の勇者ニート目指す云々は面白かったし
    途中の勇者ツエーも面白かった
    今はダラダラしてる展開だな、今後の話のために必要な部分なのかもしれんけど
    285 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 21:40:19.68 ID:fluJfznvO (+27,+29,-11)
    よく喋る作者だな。気に入らないなら無視すればいい、いちいち反応するな。
    286 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 21:44:35.38 ID:bvIfG7NGO (+60,+30,-51)
    それはその通りですね^^
    武闘家加入までが量が一番多くて投下ペースもはやく、タタリ~はちょっとペースが落ちて短くなってます。
    なので現在進行してる部分は尺をもう少しとろうかなと思って。あと書くペース自体もどんどん落ちてきてるのもあるんですけどね。
    ダラダラしてるのは自分でも思います。
    287 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 21:46:35.04 ID:1aVovlAg0 (+27,+29,-12)
    感想返し熱心にやると変なの住み着くからやめたがいいよ
    荒らし目的のやついるから
    288 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 21:57:26.00 ID:giqh0n5CO (+18,+28,-5)
    いきなりのケンシロウワロタw
    289 : ◆7Ub330 - 2018/01/19(金) 22:07:00.58 ID:bvIfG7NGO (+54,+29,-5)
    お目汚し失礼しました。
    とりあえずまた明日以降に投下します。
    290 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 22:23:10.14 ID:1aVovlAg0 (+27,+29,-19)

    レスバトルで笑わせんでいいからSSで頼む
    せっかく面白いの書いてるんだからもったいないよ
    291 : 以下、名無しにか - 2018/01/19(金) 22:46:16.36 ID:sHt9D2M60 (+27,+29,-8)
    >>285←ほんとこれ
    こういう>>1のSSは大概キチ○イを刺激して荒らされて終わる
    292 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 00:41:04.93 ID:BG+MdVIA0 (+24,+29,-24)

    実のない批判は右から左に流すぐらいでよか
    293 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 05:48:31.24 ID:SlWGw2FX0 (+24,+29,-18)
    この作者のレベルに満たない嫉妬の相手なんざしなくてえーさね
    低レベルの相手をしても経験値はしょっぱい
    294 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 06:42:11.64 ID:q70nxd5BO (-22,+30,-38)
    これだけ>>1がクサくても信者が守ってくれるなんて平和なスレだなぁ
    都合の悪い意見は読んでないか嫉妬扱いとか、SSも痛ければ作者も読者も痛いんだな
    295 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 07:17:27.44 ID:vwfkHJ8G0 (+42,+30,-107)
    >>294
    どう見ても嫉妬なんだよなぁ
    他人のSSスレ卑下してないでお前が面白いと思われるもん書いてこい
    どうせ奇をてらって逆に安易にグロとかに走るゴミSS作者なんだろ

    王道系はひねくれた作者が面白くないと書きたがらないからそれだけで需要あるってなぜわからんのよ
    最近の勇者SSは地の文とか変に凝ったもんが主流になってるからあっさり読めるっていうのも拍車をかけてるんだろ
    296 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 07:42:00.27 ID:J+VnI0y/O (+27,+29,-26)
    自分の意見が認められなければ作者はおろか読者まで攻撃するという荒らしのテンプレ乙
    297 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 08:05:54.25 ID:RXY8gYNsO (+35,+29,-37)
    >>295このSSのどこが王道なわけ?

    自分の好きなSSが認められなければ他作者はおろか読者にまで噛み付くという荒らしのテンプレ乙
    298 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 08:09:51.92 ID:vwfkHJ8G0 (+32,+29,-32)
    >>297
    面白くないと思ってるお前はなんのためにこのスレいるんだよw
    荒らしはお前だろw
    更新きたのかと思うからアホくさい煽りはもうやめてくれ
    299 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 08:24:29.43 ID:J+VnI0y/O (+48,+30,-87)
    ・ハーレム?
    ・勇者TUEEE
    ・微勘違い
    ・ギャグ(メタネタ)
    ・ツンデレ、世話焼き、トロい、ヤンキー

    中身どの角度から見てもテンプレすぎるほどの超王道一直線やんけ
    だから作者もそこは踏まえて読んでねと>>153で言ってるんじゃねの
    批判的意見にしても読んでないと思われるのはそこだろと
    300 : 以下、名無しにか - 2018/01/20(土) 08:48:39.29 ID:TzH5r5ZTO (+22,+29,-11)
    一々反応するなよバカ共
    更新きたのかと思うからアホくさい煽りに構うのはやめてくれ
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