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    元スレシンジ「僕が?」

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    151 = 127 :

    - ミサト宅 リビング -

    ミサト「さて、それじゃ今日から本格的に特訓スタートよ! はりきって――どうしたの? 二人とも」

    シンジ「(こ、この服は……予想以上に)」
    アスカ「(恥ずかしい……っ!)」

    ミサト「ちょっと、大丈夫?」

    アスカ「な、なんでもないわ! 続けて」

    ミサト「……まずは、リズムを覚えるところから。曲に合わせてゲーム感覚でやってもらいます」

    シンジ「ゲーム……ですか?」

    ミサト「シンちゃんはゲームセンターとかいかない? ネルフスタッフがダンスゲームみたいに作ってくれたのよ」

    アスカ「ふぅ~ん」

    ミサト「まずは、合わせてみましょうか」

    シンジ「はい」

    ミサト「それじゃ! ミュージックスタートォゥ!」

    152 = 127 :

    - 3日後 ミサト宅 玄関前

    トウジ「しかし、シンジの奴どないしたんやろなぁ」テクテク

    ケンスケ「学校を休んで、もう三日だもんなぁ~」テクテク

    トウジ「この間の出撃となにか関係あるんやろか?」テクテク

    ケンスケ「さぁ~?」テクテク

    トウジ「あれ? あそこにおるんは、委員長やんか」テクテク

    ヒカリ「す、鈴原、相田くん」テクテク

    トウジ「なんでイインチョがここにおるんや?」テクテク

    ヒカリ「私はアスカのプリント渡しに。あなたたちこそどうしてここに?」テクテク

    ケンスケ「シンジのプリント渡しに」テクテク


    ヒカリ「そうなんだ」ピタッ

    トウジ「……なんでここで止まるんや?」ピタッ
    ケンスケ「……なんでここで止まるんだ?」ピタッ


    ヒカリ「え? えーと、その………(二人はアスカと碇くんが一緒に住んでるって知らないの……?)」

    トウジ「……ケンスケ、ほれ、チャイム」

    ケンスケ「あ、あぁ……」



    ピンポーン



    シンジ&アスカ「はぁ~~~い」



    トウジ「…………おまっ⁉︎ まままままままぁっ⁉︎」

    ケンスケ「……………いやぁ~んな感じ」

    ヒカリ「……………はぁ」

    153 = 127 :

    - ミサト宅 リビング -

    トウジ「――それならそうとはよう言うてくれればよかったのに」

    アスカ「…………学校でいいふらしたら承知しないからね」

    トウジ「するか! シンジもいい迷惑やろ!」

    アスカ「なにが迷惑なのよ⁉︎」

    トウジ「どっちやねん!」

    ヒカリ「……それでユニゾンはうまくいってるんですか?」

    ミサト「それが――」

    ケンスケ「うまくいってないんすか?」

    ミサト「うまくいっちゃったのよね……」

    アスカ「またその話?」

    ミサト「だぁってこんなに合うとは思わなかったんだもの! 時間があまりまくっちゃってさぁ」

    アスカ「昼間からビール飲めていいじゃない……」

    ヒカリ「(……アスカ、うまくできてるんだね)」

    トウジ「なぁなぁ、シンジの部屋はどこや?」

    シンジ「それなら、あっち――」

    ケンスケ「碇! 今日は俺たちからプレゼントがぁ⁉︎」

    アスカ「なに? これ」ヒョイ

    154 = 127 :

    トウジ「そ、そそそそそれはぁ⁉︎」

    ケンスケ「と、トウジ! 緊急事態だ! 取り返せ!」

    トウジ「よしきた――! ぐへぇ⁉︎」バキッ

    アスカ「――フンッ。エリート育ち舐めんじゃないわよ」

    ヒカリ「アスカ、それなんなの?」

    アスカ「ちょっと待って……なんか……ケースみたいな………⁉︎」

    ヒカリ「――ど、どうしたの? アスカ」

    アスカ「ヒカリも見てみたら?」

    ヒカリ「うん…………こ、これは⁉︎」

    ケンスケ「…………碇、部屋に行かせてくれ」

    シンジ「部屋なら、そこまっすぐいって左手だよ」

    ヒカリ「ちょっと鈴原と相田くん!! アンタたちっ!! そこ座りなさいよっ!!!」

    ミサト「(思春期と言ったら、どうせエロ絡みね……)」

    155 = 127 :

    ――――
    ―――


    ヒカリ「碇くんはあんた達とは違うんだからね!!」

    トウジ&ケンスケ「…………はい」

    アスカ「………サル」

    トウジ「ぐっ⁉︎ ゴミを見るような目で……!」

    アスカ「ゴミに失礼ね」

    ケンスケ「………はぁ」

    シンジ「あ、あの………そろそろ」

    トウジ「シンジだって溜まるもの溜まってしょうがないに決まっとるやろがいっ!」

    ヒカリ「す、鈴原ぁっ!!」

    トウジ「見てみいや! 家に帰ればミサトさん! ……とゴリラ女がおるんやで!」

    アスカ「――誰がゴリラですってぇ⁉︎」

    トウジ「シャラップッ! ミサトさんのこんなあられもない姿を見たシンジがワシはあわれであわれで……」

    ミサト「あはは」

    アスカ「遺言はそれだけ?」

    156 = 127 :

    トウジ「センセも男ならわかるよなぁ⁉︎」

    シンジ「いや、えーと」

    アスカ「…………」

    ヒカリ「…………」

    ミサト「(さぁ、シンちゃん。どう切り抜けるのかしら)」

    シンジ「うーん、まぁ、少しはあるよ」

    トウジ「ほら見て――ぐっ」バキッ

    アスカ「シンジッ! 私とミサトどっち⁉︎」

    シンジ「あー。んー………」

    ヒカリ「ちょ、ちょっとアスカ」

    アスカ「……………」

    ミサト「(身を乗り出しちゃってまぁ)」

    シンジ「アスカ、かな」

    アスカ「ほんとっ?」

    シンジ「うん」ポリポリ

    アスカ「じゃあ部屋行きましょ!」

    シンジ&ヒカリ&ケンスケ&ミサト「えぇっ⁉︎」

    アスカ「……なによ?」

    157 = 127 :

    ヒカリ「アスカっ! ぜんぜん変わってないじゃない!」

    アスカ「私は何事も焦らないようにしただけよ。シンジはいなくならない。それはわかったわ。だけど、そういうことに興味もあるし――」

    ミサト「それはちょぉっとストップ!」

    ヒカリ「アスカ! はじめては大切なのよ!」

    アスカ「シンジと私の邪魔する気……?」

    ケンスケ「…………いかりぃ。感想はきかせてくれよなぁ」

    シンジ「そ、それははやすぎるよ!」

    アスカ「シンジなら嫌じゃないし私のことでしょ!」

    ヒカリ「アスカはまだ気持ちに気がついたばかりじゃない!」

    シンジ「え? 気持ちって?」

    アスカ「――ヒカリっ⁉︎」

    ヒカリ「え? ――うそ⁉︎ 碇くんまだ知らないの⁉︎」

    158 = 127 :

    アスカ「その、シンジは――」

    ケンスケ「(普通、ここまであからさまなら気がつくけどなぁ)」

    シンジ「アスカ、ゆっくりでいいよ」

    アスカ「…………う」

    ヒカリ「(知らないんだわ。アスカがもう受け入れてること……碇くんはアスカを待ってるつもりなのね……でも、待って。碇くんの気持ちは?」

    トウジ「いつつ~」

    ヒカリ「(碇くんがアスカを友達だと思ってるだけだとしたら……? きゃーっ! なんか少女漫画っぽい!)」

    アスカ「………ヒカリ?」

    ヒカリ「――え? な、なに?」

    アスカ「鈴原はいいの?」

    ヒカリ「え⁉︎ あ、アスカぁっ⁉︎」

    トウジ「…………なんや?」

    アスカ「ふん……お返しよ」

    ミサト「とにかく、これで戦闘準備は万端ってことで」

    159 = 127 :

    - 作戦決行日当日 発令所-

    シゲル「――目標は、強羅絶対防衛線を突破!」

    ミサト「……おいでなすったわね、今度は抜かりないわよ」

    ミサト「音楽スタートと同時に、A.T.フィールドを展開。後は作戦通りに。2人とも、いいわね?」


    シンジ&アスカ「了解!」


    シゲル「――目標は、山間部に侵入!」


    アスカ「準備はいい? 最初からフル稼動、最大戦速で行くわよ」

    シンジ「分かってるよ。62秒でケリをつける」


    シゲル「――目標、ゼロ地点に到達します!」

    ミサト「外電源、パージ」

    ミサト「期待してるわよぉ。発進っ!」

    160 = 127 :

    - 作戦決行から1日後 第壱中学校 屋上 -

    シンジ「アスカはネルフだし、なんだか、久しぶりに一人の気がするや」

    シンジ「(短い期間に色々とあったけど……)」

    シンジ「(アスカは、トラウマを話てくれるようになってはじめてきちんと向き合うことになるのかな)」

    シンジ「(今は、アスカはきっと勘違いしてるだけなんだ……)」




    〇〇「どいてどいてぇ~~~~!!」

    シンジ「――えっ?」




    ドカンッ


    〇〇「……………いたたぁ~~。………ねぇ⁉︎ ちょっと大丈夫⁉︎」

    シンジ「……………」

    〇〇「あっちゃぁ~~。こりゃ完全にオチちゃってるじゃん!」


    ピリリリリ
    ――ピッ

    〇〇「――Hello? あぁ。なんだ加持くんか。こちらマリ。予測地点から5kmも離れてるよぉ~」

    マリ「うん………うん………ゲンドウくんには気がつかれてないのね……了解」

    マリ「――あぁ~~まった! それと、1人処理お願い。中学校の屋上でのびてるから」

    ピッ

    マリ「さぁてと――」

    161 :

    これ誰か読んでるのか?

    162 :

    読んでるぞ

    163 :

    読んでるぞい

    164 :

    - ネルフ本部 ラボ -

    リツコ「――月経ね」

    アスカ「……女だからってなんでこんな思いしなくちゃならないのよ」

    リツコ「痛み止め、飲んどく?」

    アスカ「……ちょうだい」

    リツコ「3日もすれば痛みはだいぶなくなると思うわよ。その間はプラグテストもしなくて大丈夫」

    アスカ「……………」

    リツコ「シンジくんとの生活は慣れた?」

    アスカ「……えぇ。問題ないわ」

    リツコ「ミサトからかなり親密な関係だと聞いたけれど」

    アスカ「ミサトってそんなことまで話すの……」

    リツコ「一応、私はパイロットのカウンセリングも仕事なの。アスカにとってシンジくんはどんな存在?」

    アスカ「…………」

    リツコ「報告させたくはないんだけど?」

    アスカ「…………っ! プライベートはないの⁉︎」

    リツコ「あなたの精神面に問題がなければ聞きはしないわ」

    アスカ「…………」

    リツコ「ふぅ。キョウコ博士についてなんだけど――」

    アスカ「――やめてっ!! わかった! 言うわよ!」

    165 = 164 :

    リツコ「それで?」

    アスカ「…………シンジは、私にとって大切な人よ」

    リツコ「具体的には?」

    アスカ「そ、それは……」

    リツコ「異性として見ている、ということ。かしらね」

    アスカ「…………」

    リツコ「沈黙は肯定とするわよ」

    アスカ「…………」

    リツコ「必要なことだから聞くけど――」

    アスカ「…………」

    リツコ「――シンジくんが死んだらどうするつもり?」

    アスカ「――っ⁉︎ シンジは死なないわっ! 私が守るものっ!」

    リツコ「なぜそう言いきれるの? 彼もエヴァパイロットなのよ? 常に危険は側にある」

    アスカ「そんなことないっ! 絶対に死なせない! シンジが死んでほしいの⁉︎」

    166 = 164 :

    リツコ「論点のすり替えね。誰も彼に死んでほしいなんて言ってないわよ?」

    アスカ「………っ!」

    リツコ「ただし、私達にはいつでも代替え案が必要だとは言っておくわ。人が生き残るためにはね」

    アスカ「使い捨ての駒にするつもりっ⁉︎」

    リツコ「――いいえ。そうできるほどあなた達パイロットに価値がないわけではない。エヴァパイロットを選ぶのはそう簡単ではないのよ」

    アスカ「……………」

    リツコ「あなた、加持くんはもういいの?」

    アスカ「……………」

    リツコ「恋愛はロジックではないわ。しかし、簡単に乗り換えるのはシンジくんに不誠実だと言えるのではないかしら?」

    アスカ「――――っ⁉︎ 違うわ! 加持さんは私が勘違いしてだけよ! シンジみたいに本当に見てくれてたわけじゃなかった」

    リツコ「加持くんになにを求めようとしていたの?」

    アスカ「…………」

    リツコ「大人の余裕、かしらね?」

    アスカ「くっ………」

    リツコ「人は分析をしていても、その分析が間違っているか正解かどうかなんてわからないものよ。自分で判断している」

    アスカ「な、なにが言いたいのよ⁉︎」

    168 = 164 :

    リツコ「…………今はそれでいいかもしれないわね」

    アスカ「そうよ! 嫌なことがあっても乗り越えて見せるわ!」

    リツコ「失うものが大きすぎるほど失った時に辛いわよ。失った時に、それがわかるわ」

    アスカ「わかってるわよ! ママみたいになるのはもうたくさんっ!」

    リツコ「…………そう」

    アスカ「――もう帰るわよ」

    リツコ「またカウンセリングが必要になった時はいつでもいらっしゃい」

    アスカ「よくも……っ! 二度とくるわけないでしょ⁉︎」

    リツコ「(――いいえ。あなたは来るわ。必ずね)」

    アスカ「……………ふんっ!!」

    169 = 164 :

    - 第三新東京都市 繁華街 -

    加持「のびてるのがシンジくんだと聞いた時は驚いたぞ」

    マリ「……あぁ。彼がネルフのワンコくん?」

    加持「なんだあ? 知らなかったのか?」

    マリ「にゃはは。資料では見たけどあんまり興味なかったから気がつかなかった」

    加持「……はぁ」

    マリ「それより、ゲンドウくんは本当に気がついてないの?」

    加持「おそらく、ね。泳がされてるだけかもしれないが」

    マリ「可能性は?」

    加持「五分五分といったところかな。分の悪い賭けかもしれないが」

    マリ「ふぅ~ん。あぁ~ぁ。大人たちを巻き込むのは気後れしちゃうな」

    加持「……よく言うよ」

    マリ「それで? シナリオは?」

    加持「ゼーレと碇司令のシナリオはいずれ剥離するのは確定済みさ」

    マリ「それじゃ、『こっち』のシナリオは?」

    加持「…………なんとも言えないね」

    マリ「頼りないなぁ~」

    170 = 164 :

    加持「ま、なんとかなるさ。命ある限りは」

    マリ「ふふん。そっちの方が頼り甲斐あるかも」

    加持「そいつはどーも。……マルドゥックにはこのまま?」

    マリ「……それしかないっしょ~?」

    加持「……愚問だな」

    マリ「よいしょっと。さぁーて、それじゃはじめますか」

    加持「わかってるだろうが、派手にやるなよ?」

    マリ「だぁいじょーぶ! どんな物語にも種明かしは必要なのだよ!」

    加持「……ふっ。違いない。その時が来ればだけどな」

    マリ「それじゃ、また!」

    加持「あぁ」





    マリ「しっあわせわぁ~♪ 歩いてこない♪ だぁから歩いてゆくんだ!ってね」

    171 = 164 :

    - 夜 ミサト宅 -

    シンジ「アスカぁ。今夜は炒め物でいい?」

    アスカ「うん」

    シンジ「……どうかした?」

    アスカ「え? な、なんで?」

    シンジ「落ちこんでるように見えたから」

    アスカ「な、なんでもない! 私は元気よ!」

    シンジ「……そっか」

    アスカ「…………」

    シンジ「(えーと、あれ? コショウきれてたかな……?)」

    アスカ「…………」

    シンジ「(後でミサトさんに電話して買ってきてもらおうかな?)」

    アスカ「…………ねぇ、シンジ」

    シンジ「ん? どしたの?」

    アスカ「――もしも、もしもなんだけど、私たちってエヴァパイロットじゃなくても仲良くなれたかな?」

    172 = 164 :

    シンジ「…………」

    アスカ「…………」

    シンジ「…………どうだろう」

    アスカ「そ、そうよね。わからないわよね」

    シンジ「うん……。だけど、僕はアスカと仲良くなれて嬉しいよ」

    アスカ「…………うん」

    シンジ「エヴァパイロットであることに嫌な気持ちしかなかったけど、アスカには助けてもらってるから」

    アスカ「…………うん」

    シンジ「今はパイロットだからわからないけど、そうじゃなくても他のことで仲良くなってたんじゃないかな」

    アスカ「……そ、そう?」

    シンジ「うん。わからないから仲良くならなかったかも、じゃなくて、仲良くなってた未来もあるはずだから」

    アスカ「…………」

    シンジ「………アスカ? どしたの?」

    アスカ「…………」

    シンジ「…………」

    アスカ「エヴァパイロット……やめてもいいかもね」

    173 = 164 :

    シンジ「アスカ……?」

    アスカ「……ううん。なんでもない!」

    シンジ「……?」

    アスカ「シンジ! 私料理覚えるわ!」

    シンジ「えぇ⁉︎」

    アスカ「……そこってそんなに驚くこと?」

    シンジ「え、でも、アスカ。包丁握ったことある?」

    アスカ「ない、けど」

    シンジ「…………そ、そうなんだ。じゃあまずは包丁の扱い方からだね」

    アスカ「教えてくれる?」

    シンジ「もちろん――」

    アスカ「――シンジは、絶対に死なせない」ボソッ

    シンジ「……え?」

    アスカ「なんでもないの! さぁ! やるわよ!」

    174 = 164 :

    - ネルフ本部 ??? -

    キール「我々にはないシナリオがあるようだが?」

    ゲンドウ「……問題ありません。とるにたらない出来事です」

    委員会01「しかし、弐号機の艦隊戦はなんとかならなかったのかね。あの遭遇戦で、米艦隊は戦力の1/3を失ったよ」

    委員会04「失ったのは君の国の艦隊だろう。気にすることでもない」

    委員会03「左様。この程度で済んだのは、むしろ幸いと言える」

    委員会02「碇君。本当に問題はないんだろうな?」

    ゲンドウ「……はい。ネズミはいずれ罠にかかり自滅します」

    委員会01「この場所での虚偽の発言は死に値するよ?」

    ゲンドウ「……わかっております。皆様方には結果をもって成果を」

    キール「よろしい。碇……余計な考えはおこすなよ?」

    ゲンドウ「はい。全ては……ゼーレのシナリオ通りに」

    175 = 164 :

    - 翌日 第三新東京都市第壱中学校 昼休み -

    ケンスケ「いよいよ来週は修学旅行だぁ~!」

    トウジ「いやっほーう!」

    ケンスケ「なぁ、どこからまわろうか?」

    トウジ「そら決まっとるやろ! 沖縄ゆうたら首里城や!」

    シンジ「うん、いいね」

    ケンスケ「首里城か~! カメラで撮ろうかな~」






    ヒカリ「――鈴原たち、すごくはしゃいでるね」

    アスカ「……そうね」

    ヒカリ「アスカ、悩み事?」

    アスカ「……ううん。でも、なんだか頭から離れないことってない?」

    ヒカリ「……? 水着のこととか?」

    アスカ「…………」ガクッ

    ヒカリ「ど、どうしたの?」

    アスカ「なんでも。……そうね。いい加減切り替えなくちゃ。私らしくないわね」

    ヒカリ「アスカ。悩み事があるなら、聞くよ?」

    アスカ「……ありがと。――それはそうと、鈴原とは進んでるのぉ?」

    ヒカリ「えぇ⁉︎」

    アスカ「どうなの?」

    176 :

    エヴァ世界の沖縄って水没してそうだけどなんか作中で言及あったっけ

    177 = 164 :

    ヒカリ「………その、まだ、なにも」

    アスカ「はぁ? 少女漫画知識はどうしたのよ?」

    ヒカリ「あ、あれはっ! 漫画だから……実際にできるわけじゃ……」

    アスカ「……はぁ。私の時はすぐお節介するくせに」

    ヒカリ「う、うぅ……」

    アスカ「――いいわ。それじゃちょっと、私がお節介してあげる!」

    ヒカリ「え⁉︎ アスカッ⁉︎」

    アスカ「いくわよ、ヒカリ」グイッ



    アスカ「…………」スタスタ
    ヒカリ「(ちょっ、ちょっとアスカァッ!)」


    トウジ「それと――なんや? ゴリラ女やないか」

    アスカ「いい度胸ね。でも殴るのは話を聞いてからにしてあげる」

    シンジ「……?」

    アスカ「鈴原。あんたいっつも購買パンよね? なんで?」

    トウジ「はぁ?」

    アスカ「答えるか死ぬかどっちかにしなさい」

    トウジ「簡単に[ピーーー]るか! ……ワシは妹の見舞いがあるからな。弁当を作る時間がないんや」

    アスカ「ふぅ~ん。購買パンって飽きるわよね?」

    178 = 164 :

    >>176
    修学旅行先はアニメでも沖縄になっている

    179 :

    >>178
    サンクス

    180 = 164 :

    トウジ「あぁ、まぁ。そやなー」

    ケンスケ「トウジはいつも同じパンだもんなー」

    アスカ「……ですってよ? ヒカリ」

    ヒカリ「え、えぇ⁉︎ ここで私っ⁉︎」

    トウジ「……はぁ? 委員長? 」

    ヒカリ「――あ、あの!」

    トウジ「……?」

    ヒカリ「わ、私! 妹とお姉ちゃんのお弁当作ってるんだけど!」

    トウジ「はぁ……それはえらいなぁ」

    ヒカリ「い、いつも、作りすぎて、あまっちゃうんだ」

    トウジ「………はぁ、そら大変やなぁ」

    ケンスケ「…………」

    シンジ「…………」

    ヒカリ「だ、だから、食べてくれる人を、探してるんだけど」

    181 = 164 :

    トウジ「…………はぁ?」

    アスカ「(――ぐっ! この鈍感!)」

    ヒカリ「あ、あの……だから、その………」

    ケンスケ「それなら、トウジがぴったりだなぁ~。碇もそう思うだろ?」

    シンジ「……うん、そうだね」

    トウジ「………ワシが?」

    シンジ「うん、だってトウジ、パンに飽きてるんだろ?」

    アスカ「(ナイスよ! シンジ! 相田!)」

    トウジ「…………そうなるな」

    ヒカリ「……………」

    トウジ「…………それなら、委員長。ワシ、食べてもええんやろか?」

    ヒカリ「――うんっ!」

    ケンスケ「なぁ」コショコショ

    シンジ「うん?」

    ケンスケ「俺に春はいつくるのかなぁ~」

    182 = 164 :

    シンジ「……ケンスケって自分のこと僕って言ってなかった?」コショコショ

    ケンスケ「雰囲気だろ! ていうか、ツッコむとこそこかよ!」コショコショ

    アスカ「……よかったわね。ヒカリ」

    ヒカリ「…………べ、べつに。鈴原に作るのはついでだから」

    トウジ「そらえろうすんません」

    ヒカリ「――ち、ちがうの! ちがわなくて! あ、アスカぁっ!」

    アスカ「はいはい、わかったわよ」

    ヒカリ「もう! ……でも私、料理できるなんて言ってた?」コショコショ

    アスカ「いいえ」

    ヒカリ「じゃ、じゃあどうして?」

    アスカ「だって委員長ですもの。できて当たり前じゃない」

    ヒカリ「…………」

    183 = 164 :

    - 第三新東京都市 繁華街 デパート -

    アスカ「ねぇねぇ、シンジ! こんなのはどうかな~?」

    シンジ「あ、え、えと。その。いいんじゃないかな」

    アスカ「……もう。ちゃんと見てくれてる?」

    シンジ「だ、だってここ、女性の水着売り場じゃないかぁ」

    アスカ「……恥ずかしい?」

    シンジ「う……。みんな僕たちのこと、その、カップルだって思ってるよ」

    アスカ「それでもかまわないけど?」

    シンジ「……………」

    アスカ「シンジももうちょっとな部分があるのよね。でも私たち子供だからしかたないけど」

    シンジ「…………うぅ」

    アスカ「シンジ? まわりはまわりよ? なんとでも思わせておけばいいのよ。どうせ会うこともないんだし」

    184 :

    もうエヴァの設定時代の2014年から、更に3年も経ったのか…

    185 = 164 :

    シンジ「た、たしかに、会うことはないんだろうけど……」

    アスカ「でしょ? 他人は他人。みんなそうやって生きてるのよ――あ、ほらほらっ! これは⁉︎ どう⁉︎」

    シンジ「ちょ、ちょっと面積が少なすぎるんじゃないかな」

    アスカ「えぇ~~。かわいいのに。シンジ。私がこんなの着て他の男に見られるのヤダ?」

    シンジ「…………えぇと、どうかな」

    アスカ「はい! そこも! そういう時はちゃんと嫌だって答えてくれなくちゃ!」

    シンジ「あ、そうなんだ」

    アスカ「そうよ? 私から指摘させたんじゃ、言わせてるってことになるでしょう?」

    シンジ「……うん。そうだね」

    アスカ「シンジもゆっくりいきましょ」

    シンジ「……ありがとう。アスカ」

    アスカ「いいのよ。それじゃこれは――⁉︎」

    186 = 164 :

    - 夜 ミサト宅 -

    ミサト「ぷはぁ~~~っ! くぅ~~! なんだかこの声あげるのも久しぶりな気がするわ~!」

    アスカ「ミサトは家にいる時、基本的に飲んでたでしょ」

    ミサト「気にしなくていいのよん。メタ発言ってや~つ」※ただの遊び心です。本編にはなんの関係もない

    アスカ「……?」

    シンジ「ミサトさん、来週、修学旅行なんですけど。知ってますよね?」

    ミサト「あぁ~。えっと沖縄だったかしら?」

    アスカ「そうよ! まさか、行くな、なんて言うんじゃないでしょうね~?」

    ミサト「う~ん。そのまさか」

    アスカ「ふっ、ふざけるんじゃないわよ!!」

    ミサト「仕方ないじゃなぁ~い。エヴァがいつでも発進できるようにパイロットは必要なんだもの」

    シンジ「……でも、僕たちの修学旅行ですよ?」

    ミサト「私としても行かせてあげたいのが心情なんだけど、これも仕事なのよ」

    187 = 164 :

    アスカ「なんでもかんでもエヴァエヴァエヴァエヴァって!!」

    ミサト「…………」

    シンジ「アスカ……」

    アスカ「私たちに人権はないの⁉︎」

    ミサト「……申し訳ないと、思ってるわ」

    アスカ「口ではなんとでも言えるわよっ!」

    ミサト「……そんなに楽しみにしてたのね。ごめんなさい」

    アスカ「私が欲しいのは謝罪じゃないわ! 許可よ!」

    ミサト「…………」

    アスカ「あぁ、もう! せっかく気分転換できると思ったのに!! なんなのよ!!!」

    188 = 164 :

    ミサト「…………謝ることしかできない。ごめん」

    アスカ「…………」

    シンジ「…………」

    アスカ「…………大人ってゴミね」

    シンジ「アスカ……言いすぎだよ」

    アスカ「シンジだってそう思うでしょう⁉︎ ずるいわよこんなの!」

    ミサト「……厳しい言い方をするようだけど、あなた達の住まいやその他の待遇は、エヴァパイロットだからってこと忘れないで」

    シンジ「――っ! み、ミサトさんっ!」

    ミサト「シンジくんも。よく聞きなさい。あなた達は人類を守れる力がある。………そしてその義務も責務もある」

    アスカ「…………」

    ミサト「甘ったれたことばかり言ってちゃだめなのよ」

    アスカ「…………ゴミに申し訳なかったわ。クズね」

    ミサト「なんとでも言っていいわ。だけど、修学旅行は、ごめんなさい」

    シンジ「……………」

    189 :

    アスカ「………ミサトとは一緒にいたくない」

    ミサト「…………」

    アスカ「…………シンジ、部屋いきましょ」

    ミサト「…………二人で部屋に行くの?」

    アスカ「そうよ! 悪い⁉︎ 文句あんなら言ってみなさいよ!!!」

    ミサト「いえ……ないわ」

    アスカ「……行きましょ、シンジ」

    シンジ「…………」

    190 = 189 :

    - ミサト宅 アスカ部屋 -

    アスカ「…………」

    シンジ「…………」

    アスカ「…………あぁ~ぁ。シンジが選んでくれた水着きたかったなぁ」

    シンジ「……また、機会はあるよ」

    アスカ「シンジはムカつかないの?」

    シンジ「しかたないことなのかなって思うから」

    アスカ「ふぅん。やっぱりシンジは優等生なんじゃない? 本当に命令違反で独房に入ったの?」

    シンジ「それは、本当だよ。……ごめん。やっぱり腹は立ってるのかもしれない」

    アスカ「……シンジって、少し内罰的よね」

    シンジ「そうかな?」

    アスカ「シンジっていうか、日本人? なんでも自分が悪いんだ、しかたないことなんだぁって思いこもうとしてるでしょ?」

    シンジ「……そう……かもしれない」

    191 = 189 :

    アスカ「ムカつくことがあったら言い返していいのよ。だって私達はエヴァパイロットなんだもの。モチベーション管理ってもんがあるでしょーが」

    シンジ「……うん」

    アスカ「…………シンジ、もうちょっと男らしかったら完璧なのに」ボソッ

    シンジ「……そうだね」

    アスカ「――あっ……聞こえてた? ごめん。今のは私が悪かったわ」

    シンジ「いや、いいんだ。男らしくないのは事実だから」

    アスカ「だから、そういうとこがぁ……ごめん。イライラしてるみたい」

    シンジ「……僕も男らしくなりたいと思ってるんだ。だけど、これまでこうやって生きてきたから、なかなかすぐにはできなくて」

    アスカ「……うん」

    シンジ「でも、いつかは、男らしくなってみせるよ」

    アスカ「シンジなら、できるよ」

    シンジ「ありがとう、アスカ」

    アスカ「ううん。私こそ感謝してるの。してもしきれないぐらい」

    シンジ「……約束したの覚えてる?」

    アスカ「――私のこと?」

    シンジ「そう。アスカのこと守るって言ったの」

    アスカ「うん。あれがあったから私は変わるきっかけを手に入れた。もちろん、覚えてるわよ」

    シンジ「――アスカのことは、守ってみせるよ」

    アスカ「シンジ……」

    シンジ「水着はのことは――……そうだ」

    アスカ「……?」

    シンジ「アスカ。なんとかなるかもしれないよ?」

    アスカ「……え?」

    192 = 189 :

    - ミサト宅 リビング -

    ミサト「…………」

    シンジ「――――あの、ミサトさん」
    アスカ「…………」

    ミサト「……シンジくん?」

    シンジ「修学旅行の件は――」

    ミサト「――ごめんなさい。行かせられないわ」

    シンジ「……最後まで聞いてください。ネルフにプールありませんか?」

    ミサト「……プール?」

    シンジ「はい。実は、僕たち、修学旅行の準備で水着
    を買ったんです。それで待機するにも、少し遊べたらいいなって」

    ミサト「プール、ね」

    シンジ「どうですか?」

    アスカ「…………」

    ミサト「なるほど。それなら、協力できるかも、いえ、協力させてもらうことができるかもしれないわ」

    アスカ「……当たり前よ」

    シンジ「……よかった」

    ミサト「もちろん、貸し切りで準備させてもらうわ。期待してて」

    193 = 189 :

    - 修学旅行日 ネルフ本部 プール -

    レイ「……………」

    アスカ「……なんでファーストまでいるのよ」

    シンジ「綾波だってパイロットなんだから、いてもいいんだよ」

    アスカ「私はシンジと二人がよかったのに!」

    レイ「…………」

    シンジ「あ、その、アスカはお土産頼んだの?」

    アスカ「もっちろんよ! ヒカリが買ってきてくれるって!」

    シンジ「……そっか。綾波も、修学旅行に行けなくて残念だったね」

    レイ「…………別に」

    アスカ「~~~っ! ほんっとーに愛想がないわねぇ! シンジが提案しなかったらプールもないのよ⁉︎」

    レイ「…………碇くんが、言ったの?」

    シンジ「……まぁ、そういうことになるかな」

    レイ「…………そう」

    アスカ「はぁ……。シンジ、こんな人形ほっといてむこうで遊びましょ」

    レイ「…………」

    アスカ「私のスキューバー仕込みのバックスクロールエントリー見せてあげる!」

    シンジ「わかったよ」


    194 = 189 :

    ――――
    ―――

    アスカ「――ぷはぁっ!」

    シンジ「はぁっはぁっ」

    アスカ「シンジ、大丈夫?」

    シンジ「ちょ、ちょっと休ませて」

    アスカ「もうちょっと体鍛えた方がいいわよ?」

    シンジ「はぁっはぁっ……。そ、そうだね」

    アスカ「………ねぇ、シンジ。なにか忘れてない?」

    シンジ「ふぅ…………。……えーと……」

    アスカ「ヒントはあげないわよ。前に教えてあげたから」

    シンジ「……? ………あっ! ……アスカ。水着、似合ってるよ」

    アスカ「正解! まぁ、本当は一目見たら言わなくちゃだめなんだけど、指摘させなかったから及第点をあげるわ」

    シンジ「…………気がきかなかったね」

    アスカ「次はもっとうまくできるように期待してるわ!」

    レイ「……………」スィー

    アスカ「……うわぁ⁉︎」

    シンジ「あ、綾波?」

    レイ「……………」

    アスカ「な、なによ。邪魔しにでもきたの?」

    レイ「……………ここ、レーンだから」

    アスカ「…………あぁ、そう」

    195 = 189 :

    - ネルフ本部 男子ロッカールーム -

    シンジ「(えぇ~と、タオルは…………)」

    〇〇「――……そのまま、ロッカーを見たまま話して」

    シンジ「――えっ?」

    〇〇「――こっち向くなッ!!」

    シンジ「えっ! あっ、はい!」

    〇〇「……ふふん。よろしい。素直なワンコは好きだよ?」

    シンジ「――だ、誰?」

    〇〇「名前ってそんなに重要かにゃ?」

    シンジ「……自己紹介をするのは、当たり前だと、思います、けど」

    〇〇「にゃるほど。たしかにそれはそーかも。……じゃあ1つだけ約束。私のこと誰にも言わない?」

    シンジ「……?」

    〇〇「簡単なこと♪ それができるならはれてキミは私の名前ゲットー♪ ってね!」

    シンジ「…………」

    〇〇「さぁーて、どうする? もうあまり時間はないよー?」

    シンジ「……わかり、ました。……誰にも言いません」

    〇〇「ふぅん。どーしよっかなー。信用があるわけじゃないし」

    シンジ「え? でも、いま」

    〇〇「キミは選択をした。でも、私にも選択権があるのよ♪」

    シンジ「…………それで?」

    〇〇「ふふん。まぁ、ごーかく点をあげましょう! 私はマリ。真希波・マリ・イラストリアス。長いから省略してマリで呼んでね」

    シンジ「マリ、さん。僕は――」

    マリ「あぁ、いいのいいの。君のことは知ってるから。姫のボーイフレンドだよね?」

    シンジ「(姫……?)」

    196 = 189 :

    マリ「お楽しみ中のところもうしわけないにゃー」

    シンジ「あの……いったい?」

    マリ「今日は顔合わせに来たのだ。ワンコくんにとっては声だけだけど」

    シンジ「…………は、はぁ?」

    マリ「うんうんっ。これから色々とキミは大変な思いをするからねぇ~。それを思うと泣いてしまいそうだよ」

    シンジ「……………」

    マリ「あ? 信じてない? 私の言うことは信じたほーがいいよ~?」

    シンジ「…………(す、すごいマイペースな人だな)」

    マリ「戸惑っちゃってるかにゃ? まぁどう思おうが、勝手だけど」

    シンジ「…………」

    マリ「さぁて、それじゃ私は行こうかな。名前、忘れないでね?」

    シンジ「…………えーと」

    マリ「あと、姫にもよろしく、じゃなかった。誰にも言わないでね? それじゃまた今度ー!」

    シンジ「……………」

    シンジ「…………あの、マリさん?」

    シンジ「………振り向いてもいいんですか?」



    アスカ「……シンジ、なにやってるの?」



    シンジ「うわぁ⁉︎」

    アスカ「…………どうしたのよ?」

    シンジ「アスカ! ここ男子ロッカーだよ!」

    アスカ「私達の貸し切りだし、シンジがなかなか戻ってこないからきちゃった」

    シンジ「…………そ、そうなんだ」

    アスカ「…………シンジ、なんかひとり言いってたの?」

    シンジ「――…………いや、なんでもない」

    197 :

    これは面白い

    198 = 189 :

    基本的にネタバレに関することや投稿中はあれ?と思うつっこみきても答えないかもしれない
    でもなにかしら反応があるのは嬉しかったりする
    そしてこのスレ中に収まるかわからなくなってきてるからヤバイ
    寝ます

    199 :

    エヴァだし、このパターンねと予想は簡単だが口にするのは無粋。

    一つだけ。面白いがre-take方面ならスレを変えたほうがいい

    200 = 189 :

    >>199
    展開について言及しない配慮はありがたい

    そういうオチだとは言わないがSSスレははじめて立てたので勝手がわからない部分がある
    なぜなのか教えてもらっていい?
    書きだめじゃなくリアルタイムで書いてるから誤字とか結構ある
    だから立て直しするのはいいんだけど


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