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    元スレ武内P「女性は誰もがこわ……強いですから」

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    101 = 1 :

    いったい噂は人から人へと伝わる中でどのように変化したのか。

    相変わらず本田さんの顔は見えません。
    いえ、見せたくないのでしょう。
    私のお腹に顔をうずめたまま、ぽつりぽつりと、自身の考えをまとめながら想いを紡いでいきます。


    「もしプロデューサーに恋人ができたり結婚したら、私がこんなふうに甘えるのはダメになっちゃうよね。……仕方のないことだってわかるけど、考えただけで寂しく感じちゃうんだ」


    それは普段の明るい声とは裏腹の切ない声。
    しかしこれもまぎれもなく彼女の一面。
    太陽のような明るさと元気ばかりに目が行きがちですが、年相応の弱さもある。

    健やかな弱さだと、私は感じています。
    弱くて未熟だからこそ挫折して、立ち上がる過程で成長できる。

    大人である私がすべきことは立ち上がらせることではなく、ほんの少しだけ手助けすること。
    そうやって成長した彼女はやがて私に並び、追い抜き、置いていくのです。

    彼女にとって私は、弱い部分を知られそれを支えてくれた、不器用で心配なところもあるけど信頼できる大人という立ち位置でしょう。
    今は彼女にとって重要です。
    でも将来は違います。

    昔お世話になった人で、時々思い出して感謝する程度になるでしょう。
    そしてそれは決して責められることでも悪いことでもないのです。
    時の流れとは、そういったものなのだから。

    聡明な彼女なら今はわからなくても、自然とそのことがわかる時がきます。
    だから今私がすべきことは、そんなに深く受け止めなくていいと伝えることです。


    「大丈夫ですよ本田さん。確かに私は年齢的に恋人……それも結婚を前提とした人を探さなければと考えてはいますが、まだ特にこれといった行動はとっていませんし、仮に動き始めてもそう簡単に相手が見つかるとは思えません」

    「……はあ」

    「本田さん?」

    「別に。ただサバンナで無警戒な草食動物を見かけた気分になっただけ」


    私の言葉のどこにそんな効果があったのか。
    本田さんの斜め上な言葉に疑問を抱きつつも、今はそれどころではないので話を戻します。


    「とにかく。私の相手はそうそう見つかりませんし、見つかったとしてもそれを理由に貴女たちをないがしろになど決してしないことを約束します」

    「私……“たち”か」


    何か足りないものがあったのか。
    本田さんが少し寂しげに笑ったのも束の間のこと、一転して明るい笑顔に戻りました。


    「まあということは! しばらくの間はこうやってプロデューサーに甘えていいわけだよね?」

    「いえ……私を頼りにされるのはたいへん嬉しいのですが、先ほども言いましたが男性にこのようなことをするのは……」

    「プロデューサーにだけだから、ね?」


    おかしい。
    確かに私は「私も我慢できずに手を出す可能性がある」と伝えたはずなのに……どうやら、本田さんの私への信頼は思いのほか厚いようです。

    102 = 1 :

    ショートパンツからスラリと伸びた瑞々しい足をパタパタと機嫌良く上下させている姿を見ると、改めて注意しようという気がそがれてしまいます。
    ……まあ、その反動で本田さんの豊かな胸が、私の股の上で形を次々と変えているのでいい加減なんとかしなければ。


    「……けど男の人って、女の人とエッチなことをしたいがあまり、そんなに好きじゃない人と付き合ったりすることもあるって聞いたことあるよ」


    本田さんを傷つけずにどうやれば引き離せるかと考えていると、眉根を寄せてそんなことを口にしました。
    確かにそういう男はいますが、その多くは性欲旺盛な高校生や大学生です。
    とはいえ私の年代でもいるにはいるので否定しづらい話ですが。

    などと下手に考えていたせいで、話が突然妙な方に飛びました。


    「だ、だからさ! 押しに弱いプロデューサーが焦って変な人と付き合ったりしたら悲しいから、プロデューサーの欲求を私が解消してあげなくちゃね!」


    ……………………はい?


    「ほほ……本田さん?」


    私に飛び込みながら上目づかいで、顔を真っ赤にしながら彼女はとんでもない宣言をしました。
    その顔は羞恥でいっぱいですが私を茶化している様子は見当たらず、彼女の真剣さが伝わってきます。

    私は彼女がアイドルなのに、そしてまだ十五歳の子どもなのに魅入られて体が動かず、ただただ心臓だけが高鳴ってしまいます。


    「い、今はこれぐらいでもういっぱいいっぱいだけど、私がんばるから!」


    彼女は力いっぱい私に抱きつきました。
    それは男女の恋愛に慣れた者の愛情表現とはほど遠く、愛情表現といえばこのぐらいしか思いつかない者が、精いっぱいそれにすがりついたような抱擁。

    つたなく、だからこそ胸が締め付けられるほど愛しく思えるその行為に。
    そして情けないことに、今までで一番の締め付けで本田さんの胸がいよいよ私の股に押しつけられ――――我慢の限界が、来てしまいました。


    「――――――――――嗚呼」

    「プロデューサー? どうしたのって…………え、ここ、これって!?」


    終わりです。
    この世の終わりです。
    辞表を、書かなければ。

    興奮した血の巡りは私の下腹部に集中して膨張させました。
    隆起したソレは、よりによって本田さんのブラジャーに覆われていない膨らみの間を突き進んでしまったのです。

    最低だ、俺って。


    「そそ……そうだよね。プロデューサーって巨乳好きだもんネ。それなのに私こんな形で抱きついちゃってたんだよネ」


    ああ、本田さんが動転しています。
    意識を遠い世界にやっている場合ではありません。
    少しでも彼女のトラウマにならないように、せめて誠心誠意お詫びしなければ……


    「ほ、本田さん。申し訳ありませんが、いったん離れ――」

    「そっか……巨乳好きってことは、こういうプレイが好きなのか。え? でも雑誌だと、ローションが必要って……どうだったっけ?」

    「本田さん?」

    103 = 1 :

    嫌悪で飛び跳ねるように距離を取るでもなく、恐怖で硬直するわけでもなく。
    本田さんは自分の谷間に挟まるズボン越しの見苦しいものを見ながら、こんな事態なのに考え事をされています。


    「や、やっぱり。うろ覚えの知識じゃできないし、道具だって必要かもしれないし……」

    「本田さん? ショックなのはわかりますが、いったん私から離れませんか?」


    声をかけるものの、私の声は聞こえていないようです。
    肩を押して離れるべきかとも考えましたが、私が触れることは悪影響の可能性もあってできません。

    為す術も無く固まっていると、突然本田さんが顔を上げて私と目を合わせます。
    その顔からは一目で強い決意が感じられました。

    彼女がどんな言葉を発しても私は受け入れ、謝罪しようと覚悟を決めていると――


    「さ、さっきプロデューサーの欲求は私が解消してあげるって言ったよね!?」

    「は、はいっ?」


    非難の言葉を予想していたため、思わず素っ頓狂な声をあげてしまいました。


    「けどこんな形は予想してなくって……だ、大丈夫! 説明があった雑誌が家にあるから!」

    「本田さん!?」


    何が起きているかまるでわかりません。
    しかしとてつもない事態へと話が転がっていることだけはわかります。


    「準備とか、練習とか、あとやっぱり心の準備とかあるから! いい、今はまだできないんだゴメンね!」


    そう言うと彼女は驚くほど俊敏な動作で私から離れ入口へと駆け、ドアノブに手をかけたところでピタリと動きを止めました。
    古びた機械が動くようにぎこちなく振り返った彼女の顔は、排熱がうまくされず耳の先から首筋にいたるまで真っ赤でした。


    「ちゃ、ちゃんと今度してあげるから……」


    かろうじてこちらまで聞こえる小さな声音のあと、


    「パイズリ!!!」


    耳を疑う単語を大声であげ、ドアを勢いよく開閉させて走り去っていきました。

    104 = 1 :

    「……」


    私はただ、阿呆のように呆然と入口に片手を伸ばしたまま硬直するだけです。

    何が、いけなかったのでしょうか。
    何が原因で、こんな最悪な事態へと話が転がって行ったのでしょうか。

    あまりにも様々なことが起こり過ぎて、一周回って空しさすら覚える心境に合わせたかのように物悲しいメロディが社内に響きます。
    窓を見れば薄暗く、終業時間だとわかりました。

    デスクの上に置いていた携帯が鳴り響きます。
    動くことに億劫さを覚えながらなんとか手に取ると、着信は親しい同期からでした。


    「……もしもし」

    『武内。今日はもう上がれるか』


    着信に出た自分の言葉は、我がことながら驚くほど生気が無く――同期の声もまた、同じぐらい覇気が欠けていました。


    「ええ、今日はもう上がれます」


    やるべき仕事は残っています。
    しかし仕事をする気力は根こそぎもっていかれました。
    明日死にもの狂いで取り組めばなんとでもなるので今日はもういいです。


    『そうか。じゃあ駅前で飲まないか? 色々と、お前に愚痴りたいことがあってさ』

    「望むところです」

    『……お前も、色々あったんだな。俺もさ、まゆは婆ちゃんとまで会ってたらしくって、また婆ちゃんがまゆのことえらく気に入ってんの。死ぬ前にお前がこんなにいい子と結婚するのを見れるなんてとか言いだして……ああ、すまん。ここから先は向こうでしよう』


    会話を終えると、少しだけ活力が戻っていることに気づきました。
    自分よりボロボロなのに立ち続けている者を見れば、この程度で諦めるなんて恥ずかしいと気合いが入るものです。

    ――彼と私、果たしてどちらの方がボロボロなのかはわかりませんが。

    帰宅の手続きをしながら、そんな益体も無いことを考えてしまいました。

    105 = 1 :

    プロローグ 凛

    一日目 美嘉 楓

    二日目 小梅 幸子 みく 未央

    三日目 ??? ??? ??? ???

    エピローグ 凛


    キュート 幸子 みく ??? ???

    クール 凛 楓 小梅 ???

    パッション 美嘉 未央 ???





    アイドルたちによる武内P包囲殲滅陣の内容
    (彼我の戦力差、出ました! 武内P、およそ300。アイドルたち、およそ5000!)


    凛:誰かと付き合う前に一言相談してね(許可を出すとは言っていない)

    美嘉:合格点が出るまでデートに誘い続けてね(合格点を出すとは言っていない)

    楓:美嘉ちゃんに不合格を出されるたびに飲みに誘ってください

    小梅:18歳になったら……結婚しようね。我慢できなかったら、今手を出してもいいから

    幸子:月を見るたび思い出せ!

    みく:トップアイドルになったら結婚にゃ!

    未央:パイズリ!

    キュート③:もう……エッチなんですね

    パッション③:私にいい考えがあります!!!

    クール④:ふ、不束者ですが……よろしくお願いします

    キュート④:譁・ュ怜喧縺代ヱ繧ソ繝シ繝ウ

    106 = 1 :

    一体いつから――みくにゃんとちゃんみおはCPのツッコミ役で、武内Pの平穏だと錯覚していた?
    平穏とは、へそ下から最も遠い状態だよ

    今日はここまで、次はまた土曜日に
    今からPS4の設定を始めるんじゃあ
    GRAVITY DAZE2をプレイするんだあ

    107 :

    Cu4がまさかお前だったなんて

    108 :

    まだ二日しか経っていないという事実

    109 :

    こんなんイキ地獄だな

    110 :

    これはイキ地獄だな(天国)
    メンバーは今の所Star!!のOPに映ってるメンツなのか

    111 :

    みくと未央はアカン
    ノンケはまず生きて帰れない
    それよりまゆが着々と外堀を埋めてる件について

    112 :

    まゆPだけじゃなく千枝Pも同期なんだよね確か

    113 :

    まあ待て、まだ武内Pがゲイであることが否定されたわけじゃない………じぇ

    115 :

    これはアカンwwwwwwwwwwwwwwww


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