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    元スレ京太郎「おいでませ!」宥「松実館」玄「GX!」

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    みんなの評価 : ★★
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    151 :

    すばら

    152 = 1 :



    ―――【ホテル】


    京太郎「ホテルについたぞ」

    「あ、京太郎くん……おかえり」ニコッ

    京太郎(結婚しよ)

    「どうしたの?」

    京太郎「ああいやなんでも、なんか良いなって……こうやって迎えてくれるの」


    京太郎(咲にもたまにやられたけどそれとこれとは話が違うしなぁ……)


    「京太郎くんがそれが良いなら、毎日でもしてあげるよ?」ニコッ

    京太郎「……結婚しよ」

    「ふぇっ!?」カァッ

    京太郎「あ、いや、す、すみません」

    「う、ううん……も、もう、からかっちゃ……めっ」

    京太郎「あ~、すみません」アハハ

    (うぅ~ドキドキする。熱い……)

    京太郎(ほんと可愛いなこの人……そしてなんかこう、エロスを感じる)


    「ほら、もう夜だから……明日は向こうの準決勝、見に行かなきゃだね」

    京太郎「ああ、そういや……まぁ少なからず清澄は上がってくるでしょうけど」

    「え、どうして?」

    京太郎「勘ですよ。それに……みんながビビったほどの咲もいますし、次鋒の染谷まこさんが強いのはわかってますし」

    「?」

    京太郎「……わかります。気ぃつけてください」

    「……うん」コクリ

    京太郎「明後日、ですね……」

    「あのね京太郎くん……明後日がその、私にとっても凄く大事な日」

    京太郎「みんなそうでしょ?」

    「うんだけど、だからね……京太郎くんにお願いがあるんだ。明日」

    京太郎「?」

    「勇気が、欲しいから……負けたく、ないから」

    京太郎「……俺に、できることであれば」コクリ

    「うん、ありがとう」ニコッ

    153 = 1 :


    なにかある!
    今回は宥ねぇ出番少な目だけど次回は多め

    ぶっとんだキャラがいればぶっ飛んだ感じになる
    宥ねぇがぶっ飛ぶとしたらもうちょっとあと

    そんじゃまたー

    154 :



    やっぱ咲さんとの雰囲気いいねえ

    155 :

    乙よー
    マルチエンド方式でレジェと王者と咲さんのエンドも見たくなるな

    156 :

    ぐうかわ
    レジェンドもかわ

    157 :


    で何ループ後にバグって咲さんルートに入るのですか

    158 :

    乙~
    やえさんは照にボコボコにされて京太郎にしがみついて泣きそう

    159 :

    乙乙

    161 :

    最近更新多くて嬉しい

    162 = 1 :



    ―――【ホテル】


    京太郎(ベッドの上、俺は宥さんを……押し倒してる)


    京太郎「い、良いんですか?」

    「うん……いいよ、京太郎くんならっ」ニコッ

    京太郎「で、でも……」

    「平気、だから……きて?」

    京太郎「お、俺、止まれる自信が」

    「止まらなくて、平気だから……」

    京太郎「優しく、できませんよ? 初めてでも……」

    「大丈夫……一回だけ、優しく、抱きしめて?」

    京太郎「え?」

    「そのあとは、ちょっとぐらい……ううん、好きにして、いいよ?」カァッ

    京太郎「っ」ドキッ

    「……本当の京太郎くんで、思うままに、感じるままに……それで、いいのっ」

    京太郎「で、でも……」

    「そんな京太郎くんも私はきっと、好きだからっ」

    京太郎「宥さんっ」ギュッ

    「んっ、きょうたろぉ、くん……」ギュゥッ

    163 = 1 :



    京太郎「というところで眼が覚めたんだ」

    『なんの報告?』

    京太郎「いやな、なんとも言えないモヤモヤした気持ちをな」

    『話される私の身になってみなよ!? 今日準決勝だよ!?』

    京太郎「わかるんだけどさ」

    『なに、欲求不満なの?』

    京太郎「そうなんかなぁ~?」

    『もう宥さんとヤれば良いじゃん』

    京太郎「ば、ばかっ、無理だろ!」

    『ふぅん、京ちゃんがそう思うんならそうなんだろうね』ハッ

    京太郎「なんだその言い方は!」

    『ま、なんでも良いけど……面倒臭い童貞だなぁ』

    京太郎「女の子がそんなこと言っちゃダメです!」

    『女の子だと思ってたんだ』

    京太郎「ちょっとな」

    『ちょっと!?』

    京太郎「お前、俺のこと男の子だと思ってないだろ?」

    『ちょっとは思ってるよ』

    京太郎「お前もちょっとかよ!」

    『じゃなきゃ一緒のベッドでついつい寝ちゃってなにもないなんてないでしょ』

    京太郎「たし蟹」

    『ダニエルだ』

    京太郎「誰だいまの!」

    『混線かな?』

    京太郎「このご時世に!?」

    164 = 1 :



    「……あんな夢、見ちゃった……」カァッ


    「さっきから宥ねぇおかしいけどどうかしたの?」

    「う~ん、起きたからあんな感じで」

    「京太郎となにかあったとか?」

    穏乃「お、ようやく進展?」

    晴絵「よ、良かったんじゃない? うん」


    「うぅ~」

    (ばか、わたしのばかぁ……なんであんなえっちな夢……)


    「カマかけてみる?」

    「カマって? 悪いけど男とオカマの絡みは」

    穏乃「憧ェ……」

    「な、なによ?」

    「?」


    「……あ、京太郎」

    「ふぇっ!?」バッ

    「……って最近、打ち方変わったよね」

    晴絵「え……ああ、うん、確かに」コクリ


    「あっ……~~っ」カァッ


    (間違いない)

    晴絵(あれは、なにかあった……)

    (京太郎……ノンケ確定ね)フッ

    穏乃(元々確定してたような)

    (脳内に直接!)


    ガチャッ


    京太郎「おはようございまーす」

    「っ!?」ビクッ

    「あ、おはよ」

    「……おはよ」フッ

    京太郎「なんだその悲しげな顔は」

    165 = 1 :



    京太郎「さて、準決勝まであと3時間ほどっすか」

    「それがどうしたのよ?」

    京太郎「ちょっと出かけます」

    晴絵「へぇ~それじゃ」

    京太郎「ね、宥さん」ニッ

    「あ……うんっ」ニコッ


    晴絵「」

    「ハルちゃん……」ポン

    「涙拭きなさいよ」

    穏乃「ダメだ……」

    晴絵「」

    「し、死んでる……!」

    「死んでは無いよ!?」

    「死んだんだよ……大事なものが」ツゥ

    「え!?」


    京太郎「なんの話だ?」

    「えっと、京太郎くん……」

    京太郎「ああ、行きましょう、宥さん」ニッ

    166 = 1 :



    ―――【電車内】


    京太郎(といっても準決勝までの時間考えるとそんな遠く行けないなぁ)

    (京太郎くん……やっぱりあんな夢みちゃったせいかなぁ、顔、合わせづらい……)カァッ

    京太郎(てか、あの夢が出てきやがる……)

    (でも、恥ずかしいからって……私が、一歩、踏み出さなきゃ……)


    「……えいっ」ギュッ

    京太郎「ファッ!?」

    「……あ、ご、ごめん、ね? 突然、手」ウワメヅカイ

    京太郎「あ、ああいや……手、繋ぎましょう。はぐれたら困りますし」アハハ

    「う、うんっ」ニコッ


    (優しいんだ……だって)

    京太郎(あ~なにがはぐれたらだ)


    (電車の中、こんなに空いてるのに)


    「見ろ、カップルがいちゃついてる」

    「ちっ、スズさんにSATSUGAIされれれば良いのに」

    167 :

    ここの姫松でも漫はクラウザーさんポジなのか……

    168 = 1 :



    ―――【渋谷】


    京太郎「おお、伝説のスクランブル交差点」

    「今じゃ、地方にもあったりするよね」

    京太郎「地方の中の繁栄してる場所だけですけどね」ハハッ

    「人、思ったより沢山だね」

    京太郎「ですね……と言っても」

    「あの先が道玄坂かぁ……」

    京太郎「思ったより坂ですね」

    「坂だねぇ」

    京太郎「吉野を思い出しますね」

    「うん……なんだか、こうしてるだけで楽しいね」エヘヘ

    京太郎「田舎から来た感まるだしですね」アハハ

    「それでも良いよっ、それで……京太郎くんと一緒で、楽しいならっ」ニコッ

    京太郎(ああ……やっぱ)


    ―――かわいいな

    169 :

    すばら

    170 = 1 :



    京太郎「ここまで色々あると目移りしますね」

    「うん、もっと時間がある時に来ても良かったかもね」

    京太郎「ま、別に良いですけど」

    「そう、かな?」

    (私はもっと……デート、したかったな)


    京太郎「また、時間があるときに来ればいいでしょ?」ニッ

    「……また」

    京太郎「え、あ、ダメですか?」アタフタ

    「……ううん、また来よ……デートしに」クスッ

    京太郎「デっ……う、うっす!」カァッ

    (こういうところ、かわいいなぁ……)

    京太郎(デートか、デートで良いのか……デートかぁ……宥さんと)ニヘラッ


    「……ねぇ京太郎くん」

    京太郎「え、はい、どうしました?」

    「なんだかさっきから、見られてない?」

    京太郎(やっぱ俺みたいなのが宥さんみたいに可愛い人連れてるからか! 嫉妬か! 嫉妬なのか! ざまぁ!)

    京太郎「……いや、それとは別に視線を」

    「別に?」

    京太郎「いやなにも……って、あれか」ユビサシ

    「え、あのお店……あ、麻雀用品とかおいてある」

    京太郎「まぁそうなんですけど横のとこ」

    「……あ、インハイ中だから特集組まれてるね」

    京太郎「あれが原因で、そうだよなぁ……決勝校だもんな阿知賀」

    「す、少し恥ずかしいね……」

    京太郎「ちょっと見に行きましょうよ」

    「ええ~」

    京太郎「ちょっとだけ!」

    「……う、うん」コクリ

    171 = 1 :



    京太郎「お~」

    「わ、私も映ってる……」

    京太郎「決勝校、確定してる白糸台と阿知賀のみんなの写真ですね……あ、俺見切れてる! すげー! 俺ちょっと映ってる!」

    「は、恥ずかしいよぉ」

    京太郎「まぁ注目浴びてますもんね」

    「しゃ、写真の人がいたらそうなるってばぁ」カァッ

    京太郎「すみませんすみません、大丈夫ですって、なにかあっても俺が守りますから」ハハッ

    「もう……それじゃ、絶対だよ?」

    京太郎「はい、絶対!」ニッ


    (握手とかしてもらおうと思ったけど)

    (写真とか取ってもらおうと思ったけど)

    (色々聞きたいけど)

    (……あの間には入れない!)


    京太郎「あ、今日の準決勝の特集もしてる」

    「臨海、有珠山、姫松、清澄……」

    京太郎「お、色々とエースとか書いてある……すげぇ、咲」

    「やっぱ個人戦三位だった辻垣内さんも……」

    京太郎「有珠山の獅子原爽、かぁ……てか臨海世界ランカーいるし」

    「あ、姫松の……え」

    京太郎「え」


    京太郎(なに、この怖い人……SUZUさん?)


    京太郎「えっと……『私は麻雀に感謝している。麻雀が無ければきっと大量殺戮者になっていたから……』って」

    「こ、こわい……」カタカタ

    京太郎「……な、なんて高校生だ」

    「け、決勝にこの人が来たら玄ちゃん、どうなっちゃうんだろぉ」フルエゴエ

    京太郎「あ、神代の人のインタビュー……『本物の悪魔っていうのはああいう者のことを言う』ですって……他にも色々」

    「ど、どうしよう……」

    京太郎(た、頼んだぜ咲!)

    172 = 1 :



    すげースズさん! 雀卓をレイプしてる!
    スズさんが雀卓をレイプして産ませたのか雀牌なんだー!

    とかあったとかないとか
    とりあえず今回はここまでー

    宥ねぇとのデートが一辺、悪魔の片鱗を知ることに
    次回は準決勝ダイジェストみたいなのをチラッとやって終わり

    そしたら決勝があったり

    そんじゃまたー

    173 :

    すばらでした

    174 :

    炬燵編イケメン金髪王子様の須賀京太郎様ようこそ恋ヶ崎女子は無課金で楽しめないゲーム

    175 = 174 :

    ようこそ恋ヶ崎女子炬燵編復刻イベントも有るんだろうな予言

    177 = 161 :


    ゴートゥDMS!
    お互いが好きって自覚してるからか宮守の時とはまた違う感じでニヤニヤできるな

    178 :

    乙乙

    180 :

    宥ねぇは能力使うと発熱しちゃうんだよな…これは座薬を間の時間にいれたら治るんじゃないか?座薬は即効性だし

    181 :


    よっし、投下開始するよー

    終わりの時も近い……嘘、全然

    182 = 1 :



    京太郎「でもほんと凄いなぁ、阿知賀のみんな」

    「……その中に京太郎くんは入ってる?」

    京太郎「え、ああいや……入ってないですよ」

    「……ダメ、京太郎くん、ちゃんと入れて?」

    京太郎「……」カァッ

    京太郎(た、他意はないはず! ないはずだ!)


    「京太郎くんが入ってなきゃ、いやだよ」ギュッ ムニッ

    京太郎(俺はとってもいい感じです!)

    京太郎「……ありがとうございます。仲間、ですもんね」

    「うん、そうだよ」ニコッ

    京太郎「……それじゃ、負けられませんね」

    「……私たちも、負けない」ニコッ

    京太郎「はい……」フッ


    (ダメだ、やっぱり声をかけられない!)

    (阿知賀学院、これは期待……!)

    (京ちゃんペロペロ)


    京太郎「さて、そろそろ帰りましょうか……」

    「もう?」

    京太郎「また来ましょ」ニッ

    「……うん」フフッ

    183 = 1 :



    ―――【インターハイ会場:観戦席】


    京太郎「……ちょっと遅刻したけど間に合いましたね」

    「うん、先鋒戦が終わっちゃったけど」

    京太郎(思ったより姫松は稼いでないか、やっぱ臨海強いなぁ)

    「……」

    京太郎「次は、次鋒戦……」

    「私と戦う相手が、この中の二人」グッ

    京太郎「……宥さんならきっと勝てますよ。どんな相手でも」フッ

    「そ、そんな……でも、京太郎くんは、応援してくれる?」

    京太郎「はい、もちろん」ニッ

    「……うん、なら私、頑張れる気がする」ニコッ



    セーラ「みろ、阿知賀の松実と男や」

    浩子「チッ、SUZUさんにSATSUGAIされろ」

    竜華「あ、怜は誰が勝つと思う?」

    「先輩、心労がたたって……」

    184 = 1 :



    京太郎「……しかし、次鋒戦」

    「うん、なんだか変化がない?」

    京太郎「確実に清澄が削ってるけど……染谷さんが勝ってるが」

    「うん、なんかなにも感じない……なんだか、おかしい?」


    京太郎「普通の麻雀、だが普通のはずなのに普通な感じがしない……一体あそこでは“なにが起きている”んだッ!!」




    ―――【試合前:会場】


    まこ「すまんのう、本当に申し訳ないとは思っとる」

    ハオ「なんです突然?」

    由子「ハッ!」ビクッ

    誓子「勝利宣言? 凄い挑発的だけど」

    まこ「お前さんらの努力も、この試合への感慨深さも、想いも、すべてを無に還す……だから悪かった」

    誓子「?」

    ハオ「あなたは一体なにを」

    由子「や、やめるのよー! 次の失態があればSUZUさんが腸をォー!」

    まこ「……すまん―――」スチャッ




    まこ「―――かったのう」カチャッ

    由子「抉り出ッ―――ハッ!?」

    ハオ「え、一体なにが……」

    誓子「これはッッッ!!?」


    まこ「……そんじゃま、お疲れさん」

    185 = 1 :



    京太郎「どういうことでしょうね」

    「でも……悪寒が」

    京太郎「はい……」

    (次鋒、染谷さん……)

    京太郎(さすが咲の先輩、そして現・世話係)

    「副将だね」

    京太郎「灼さんとやり合う相手ってことだけど……清澄は竹井久、有珠山は岩舘揺杏、姫松は愛宕洋榎、臨海が……雀明華」

    「……なんで最後の雀さんを呼ぶ時、違ったの?」ニコ

    京太郎「あ、いや、その……」

    「……京太郎くん」ムゥ

    京太郎「す、すみません?」

    「……あ、謝られるのもおかしいけどその……」

    京太郎「ああいや、もうちょっと考えて発言するべきでした」

    「……その、別に悪いことじゃないんだけど」

    京太郎「……」

    「おもしろく、ない」フイッ

    京太郎(ゴールしたい……)

    186 = 1 :

    間違えた、上は中堅

    187 = 1 :



    京太郎「で、副将戦……」

    「……」

    京太郎(もうまどわされないぞッ!)

    「んっ」ギュッ

    京太郎(俺の片腕を、抱えるだと!?)

    「……あったかい」ギュッ

    京太郎(プラス恋人繋ぎ、効果、俺は死ぬ)

    「……」ギュッ

    京太郎(いかん、しっかり見ろ、見るんだ……!)

    「……」ギュゥ

    京太郎「」

    京太郎(おっぱいなんかに絶対に負け、負けっ……!)



    京太郎(宥っぱいには勝てなかったよ……)

    「……副将戦、終わったね」

    京太郎「も、もう大丈夫っすよ」

    「え、なにが?」

    京太郎「あ、え……俺の腕」

    「もっとこうしてちゃ、ダメ?」

    京太郎「ダメじゃないです」キリッ

    京太郎(すまん咲、お前の胸じゃ俺は救えない!)



    ―――【会場】


    (イラッとした)ゴウッ

    ネリー「ひっ」ビクッ

    「えっ」ゾワッ

    恭子「」カタカタ

    188 = 1 :

    ―――【会場前】

    京太郎(終わった……清澄と臨海が上がってきたがなんつーか)チラッ

    「……」マッカ

    京太郎(有っぱいな日だった)

    (わ、私なんてことっ……)


    京太郎「……帰って寝ますか」

    「ふぇっ!?」カァッ

    京太郎「え?」

    「あ、ううん! なな、なんでもないよっ!」

    (へ、変なこと考えちゃった……うぅ~)ジト

    京太郎「?」

    「……なんでもない、帰ろっ」ギュッ

    京太郎(おおう、宥っぱい再び)

    「やっぱり京太郎くんと一緒にいると、あったかい」エヘヘ

    京太郎「……俺もですよ」フッ



    洋榎「く、イチャついてるカップル!」

    恭子「許せへん、SUZUさんにSATSUGAIしてもらお!」

    「え、だから私はそんなことしませ」

    由子「すみませんSUZUさん! 頭にストロー突き刺して飲んでも良いですから家族だけはっ!」

    「えぇっ!?」

    郁乃「さすがSUZUさんやわ……」

    絹恵「諦めましょう先輩、先輩の目の前で先輩の両親は……」

    由子「ごめんなさいSUZUさん!」

    「そんなこと……あ、神代の石戸さん!」

    「ひっ、なんであなたが!」

    (ずっと謝りたいと)

    「い、行きましょう初美ちゃん!」

    初美「え、はい」

    (なんで逃げんのや……!)

    「は、早く!」

    「あ、はい」

    (こっちが……この魔王が直々に謝ってやろうというのに!)

    「わ、私だけでも」

    「石戸ォ!」

    「ひぃっ!?」


    洋榎「やっぱりSUZUさんの獲物は永水のおっぱいお化けや!」

    「ゴートゥ! DMS!」


    京太郎「なにあれは」

    「は、早く帰ろう?」

    京太郎「そうですね、宥さんのことは絶対守りますからね!」グッ

    「あ、ありがとう」カァッ

    189 = 1 :



    ―――【ホテル】


    京太郎「ということがあって」

    「なにそれ怖い」

    「買ってくれてありがとう臨海清澄」

    穏乃「大将戦見てなかったの!?」

    京太郎「ああなんつーか、宥さんと話すのに夢中で?」

    「あんた好きすぎでしょ」

    京太郎「すすす、好きすぎってなんの話だよ!?」

    「ぶっとばすわよ鬱陶しい」

    京太郎「そんなに!?」


    (お姉ちゃんとお義兄ちゃん、本当に仲良いなぁ……)ギュッ

    晴絵(うらやま! でもまぁ、しょうがないかぁ)ハァ


    「いやでも、仲良すぎよね」

    京太郎「い、いやいや」

    「は、恥ずかしいからこれ以上は、めっ」

    「……」

    「どうしたの憧?」

    「いや、なんかもう何も言えなくなった」

    「わからないでもない」

    190 = 1 :



    京太郎「しかしまぁ……明日ですね」

    「……明日だね」グッ

    「決勝……」

    「一筋縄じゃない」

    「待ちに待った舞台って感じじゃない?」フッ

    穏乃「全力で……楽しむ!」


    晴絵「ホント頼もしいなぁ、あんたたちは」フッ

    京太郎「こっちも安心して見てられるってもんじゃないっすか?」フッ

    晴絵「ま、そうなんだけどね……いや、やっぱ安心はできないわ」

    京太郎「心配症ですね」

    晴絵「と言いつつ私には明日京太郎が一番ソワソワしてる姿が見えるようだよ」

    京太郎「ハッ、どの口が言うんだか」

    191 = 1 :


    ―――【夜:ホテル:自室】


    京太郎(さて、シャワーも浴びたし寝るか)


    京太郎(明日は決勝、俺は応援するぐらいしかできないけど……)


    コンコン


    京太郎「あれ、はーい」

    ガチャッ

    京太郎「あ、え、えっとどうしました宥さん」

    「えっと……」

    京太郎「ん?」

    「明日、決勝でその……」

    京太郎「はい」コクリ

    「……その、一緒に寝て、良い?」

    京太郎「……」

    「……」カァッ

    京太郎「……ふぇっ!?」カァッ

    「だ、ダメ、かな?」

    京太郎「い、いや良いっていうか良い! っていうか……そ、その、そんなっ」

    「京太郎くんと一緒にいればきっと、勇気、出るから」

    京太郎「……お、俺が役に立てるなら」コクリ

    「うん……ありがとう」ニコッ

    京太郎「朝には戻らないとですよ?」

    「うん、わかってるよ」クスッ

    192 = 1 :


    京太郎(まぁ真っ暗な部屋でその……ベッドの上で宥さんに腕枕して寝てるわけだけど)

    (……し、静かだから、息が聞こえる……)

    京太郎(すげぇ恥ずかしい、ていうかこの密着してる皮膚から感じる感覚……少なからず上はその、下着がない!)

    (あったかい……けど、熱いっ、ドキドキして、むしろ、寝られなさそう……)カァッ

    京太郎(ああなんつーか……ちょ、ちょっとだけ……ここまで来たら、さすがにその、い、嫌がるなんて……ない、はず)ギュゥッ


    「んあっ」ビクッ

    京太郎「あ、す、すみません」

    「う、ううん……もっと、ギュって、して?」

    京太郎「は、はい」ギュッ

    「……ドキドキ、してるね」

    京太郎「う、はい……」

    「私も、スゴイドキドキしてる……わかる、かな?」

    京太郎「その、わ、わからないっす……良い意味で」

    「……あぅ」カァッ

    京太郎「す、すみません」

    「……ううん、好き、でしょ?」

    京太郎「その、まぁ……」

    「その、触る?」

    京太郎「……み、魅力的ですがその、全部……終わってからにしましょう」

    「え?」

    京太郎「優勝した時のお楽しみって、ことで」ハハッ

    「……うん、それじゃ絶対、優勝するからね」ギュゥッ

    京太郎「……はい」フッ

    京太郎(うおぉぉぉぉ! 触りたい触りたい! 宥っぱいさわりたいよぉぉぉぉ!)

    (お義兄ちゃん、そういう時は逆に考えるのです。触っちゃってもいいやと)

    京太郎(うるさい駄妹!)

    (ひどい!)

    193 = 1 :



    「……」スゥスゥ

    京太郎「……あれ?」

    「んぅ……」スゥスゥ

    京太郎(寝たのか……よし、こうなれば一端、その欲望を解放してから)

    「ん……」ギュッ

    京太郎(……ふ、このまま一晩過ごせと、無茶言いなさるぜ神様よ)ハハッ

    「んぅ」

    京太郎(視線を落とすと、谷間が……)


    京太郎「耐えれるかなぁ」ボソッ

    194 = 1 :



    ―――【翌朝:ホテル:女子部屋】


    京太郎「おはよう……」

    「どうしたの、寝てないの?」

    京太郎「おう」

    「なんだかお姉ちゃん元気だね!」

    「うん、今日は負ける気がしないよっ」エッヘン

    「そんな強気な宥、珍し」

    「うん……勇気、もらったから……」チラッ


    京太郎「罪悪感が……」

    「どうしたのあんたマジで」


    「……えへへ」ニコッ

    (まさか!?)

    穏乃「……あーなるほど!」

    「は、はるちゃん!」バッ

    晴絵「」シロメ

    「ああダメだ」

    (え、お、お姉ちゃんと……もしかして、うぅ……な、なんだろう、これ)ギュゥッ

    195 = 1 :



    ―――【会場前】


    「さすがに、カメラ凄いね」

    穏乃「こ、ここまで撮られるとこう……緊張が」

    「は、恥ずかしい……」カァッ

    「お姉ちゃんは私が守るからね!」エッヘン

    「そういうことしない方が良いわよ」

    「?」

    「くっ」

    穏乃「あれ、京太郎と先生?」

    「一番騒ぎ出しそうなあんたらがどうし……」


    京太郎「へっ、な、なにが!?」ソワソワ

    晴絵「な、なんも問題ないよ!?」ソワソワ


    「あんたらが一番ソワソワしてどうすんのよ!?」

    196 = 1 :



    今回はここまでー

    次回は決勝ってもなんやかんやって感じになるけども

    とりあえず京宥が書きたいだけなんだ

    そんじゃまたー

    197 :

    乙です
    あぁ、宥姉がとっても可愛いんじゃ~!
    この宥姉とは何処に行けば会えるでしょうか?

    200 :

    乙です

    監督責任・・・


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