私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「俺が三年生?」誓子「えっちなこと……しても、いいよ?」
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乙
はとこ丼はもうちょいだけど
咲ちゃんはゾロ目でもEND確定まで行かないの?
はとこ丼はもうちょいだけど
咲ちゃんはゾロ目でもEND確定まで行かないの?
>>152は1回じゃって意味です
卒業したら「俺が大学生?」で新シリーズかな
個人的にはもこたん見たかったけど。と言うか一度くらい出たような気がしてたんだけど未登場だったっけ?
個人的にはもこたん見たかったけど。と言うか一度くらい出たような気がしてたんだけど未登場だったっけ?
>>157
多分一つの月に4エピソードだから、卒業するまでと考えて8回ぐらいだと思われ
多分一つの月に4エピソードだから、卒業するまでと考えて8回ぐらいだと思われ
・三年、十月四日、二人の秘め事
久「あら、これから学祭の準備?」
和「部長は学生議会ですね」
久「そ、もうすぐ学祭あるし議会も入れ替わりだし……地味に忙しいのよね」
「待ちなさい、逃がさないわよ!」
京太郎「あんたもしつこいなっ」
和「今の先輩ですよね。追われてるんでしょうか?」
久「あー、この時期だもんね」
和「時期?」
久「今って学祭前じゃない。だから躍起になって捕まえようとしてるってところね」
和「話が繋がってないです」
久「彼女は演劇部なんだけどね、京太郎は去年、それを手伝ったのよ」
和「だからといってあの執着はちょっとおかしいと思うんですけど」
久「あ、手伝ったっていっても端役や雑用じゃなくてね、あいつ、飛び入りで主役やったのよ」
和「ぶ、部外者の先輩が主役ですか?」
久「それで結構好評だったのよ。だから今年もってことだと思う」
和「はぁ……先輩、大丈夫でしょうか?」
久「あれならまだ余裕あるから大丈夫じゃない?」
和「部長は楽観しすぎです。私、一言言ってきますっ」
久「うーん」
『あなたは……原村さん?』
和『私のことはどうでもいいですから、それよりも――』
『気に入った! 須賀京太郎を主役、あなたをヒロインに抜擢するわ!』
和『え、えぇっと……』
『そうと決まれば善は急げよ!』グイッ
和『ひゃいいっ!?』
久(――なんてことにならないとも限らないし、止めておきますか)
久(あいつが向こう行っちゃったら手伝ってもらえないしね)
久「はい、ストップ」ガシッ
和「離してくださいっ、私は先輩のために……!」
久「去年の演劇のビデオ、気にならない?」
和「……」
京太郎「ふぅ、やっと撒いたか……」
京太郎「日増しにラブコールが激しくなってくな」
京太郎「断っても諦めてくんないんだよなぁ」
京太郎「学祭が終わるまで逃げ切ればおとなしくなるとは思うんだけどよ」
和「先輩、ここにいましたか」
京太郎「お、サボりか? ま、俺もだけどな」
和「ビデオ、見ました」
京太郎「ビデオ? 一体何の――」
和「先輩の演劇、素晴らしかったです!」
和「魔女と契約した魔眼の王だとか、それでいて王の柱を放つ勇者でありながら行商人でもあるとか!」
和「個人的には悲しみを覚えると死んでしまうという設定も切なくていいと思いました!」
京太郎「お、おう……あり、がとう?」
和「ぜひ、今年もやりましょう!」
京太郎「そ、それはちょっとな……」
京太郎(てか、なんであれを和が知ってるんだ……)
京太郎(何も知らないはずの後輩にまで俺の黒歴史が……)
京太郎(いいや、それよりも目の前の状況だ)
京太郎(こいつの目はマジだ……なんとかしないと今年も黒歴史が打ち立てられる……!)
京太郎「――和」
和「はい、私も一緒に頑張りますっ」
京太郎「いいから、俺の話を聞け」ガシッ
和「あっ……」
京太郎「演劇も良いと思う。でもな、今年は久ちゃんの手伝いをしてやりたいんだよ」
和「……」
京太郎「最後なんだ、締めくくりなんだ。だから、少しでも良くなればってさ」
和「……すみません、少し冷静じゃなかったみたいです」
京太郎「わかってくれたか」
和「私のわがままで困らせるわけにはいかないですから」
京太郎「……そういや、今日って誕生日だったっけ?」
和「あ、はい……そういえば」
京太郎「よし、それじゃあ人気のないとこ行こうぜ」
和「人気のない所、ですか?」
京太郎「演劇には出られないけど、せっかくだから俺の演技を見てくれよ」
和「――♪」
優希「お、のどちゃん今日はご機嫌だじぇ」
和「そうですか?」
優希「さては……誕生日ということで昨日は家族で美味しいものを食べたと見たじぇ!」ビシッ
和「はぁ……まぁ、食べましたけど」
優希「くぅ~、我ながら冴えに冴えまくりだじぇっ。タコスのフルコースとは憎いっ」
和「それでそんなに喜ぶのはゆーきぐらいです」チャラ
優希「ん? その見慣れないアクセサリーは……」
和「このブレスレットですか? 昨日、先輩が買ってくれたんです」テレテレ
優希(あ、ご機嫌な理由って……)
和「それに……」
優希「なんだじぇ」
和「いえ、なんでもないです」
優希「余計気になるっ!」
和「教えません。だって……」
和「私と先輩の、秘密ですから」
京太郎「……ふぅ」
咲「どうしたの? 朝からため息なんて」
京太郎「お前、黒歴史ってどう思う?」
咲「え、あ……知らないなー」メソラシ
京太郎「ふむ……机の奥、B5のノート」
咲「な、なんでそれを!?」
京太郎「いや、適当に言っただけなんだけど」
咲「と、とにかくっ、今は私のことより京ちゃんだよ! なにかあったの?」
京太郎「んー……やっぱいいや」
咲「えっ、そこで梯子はずされると余計気になるよっ」
京太郎「よくよく考えれば、あいつが勝手にしゃべるとは思えないしな」
咲「あいつって? そもそもなにやったの?」
京太郎「そりゃ言えないな。まぁ、秘め事ってやつ?」
咲「ひ、秘め事って……!」
京太郎「あ、今お前エロいこと考えただろ」
咲「考えてません!」
というわけで誕生日おめでとう
まだ25時だし大丈夫なはず……
咲ちゃんはよっぽどのコンマを出さない限りED確定します
残りエピソードは……10回以内ですかね?
それじゃ、今週中にはテイルズクリアして週末に更新! できたらいいですね
去ります
まだ25時だし大丈夫なはず……
咲ちゃんはよっぽどのコンマを出さない限りED確定します
残りエピソードは……10回以内ですかね?
それじゃ、今週中にはテイルズクリアして週末に更新! できたらいいですね
去ります
乙です
どうでも良いですけど週末ってユキちゃんの誕生日に被るなー(棒)
どうでも良いですけど週末ってユキちゃんの誕生日に被るなー(棒)
・三年、夏の終わりに――if
京太郎「本当にここでいいのか?」
由暉子「はい。ちょっと遠いけど、花火は見えますから」
京太郎「ま、人もいないからゆっくりはできるか」
由暉子「……みんな、心配してるでしょうか?」
京太郎「ああ、さっきメールしといたから心配すんな」
由暉子「あの、怪我のことは……」
京太郎「黙っといたよ。向こうの楽しい気分に水差したくないしな」
由暉子「良かった……じゃあ、お願いします」
京太郎「それじゃ」ピトッ
由暉子「――んんっ」ピクッ
京太郎「冷たかったか?」
由暉子「ちょっとびっくりしちゃいました」
京太郎「まあ、我慢してくれ。こうやって冷やしてりゃ、治るのも早くなるから」
由暉子「は、はい……」
由暉子(須賀さんの手が足に……)
由暉子(触れられているところは暖かいのに、氷水は冷たくて)
由暉子(なんだか変な感じです)
京太郎「さて、花火はもうすぐか。咲や和たちは仲良くやってるかな」
由暉子「……名前」ボソッ
京太郎「ん?」
由暉子「なんでその二人を名前で?」
京太郎「そりゃ咲とは幼馴染だし」
由暉子「じゃあ原村さんは?」
京太郎「入部してからの付き合いもそれなりだからな」
由暉子「入部してから……それじゃあ、私の方が早く知り合ったということですか?」
京太郎「そうだな。去年の年末だったっけ」
由暉子「じゃあ、どうぞ」
京太郎「どうぞ?」
由暉子「名前で呼んでくれないんですか?」
京太郎「……もしかして和に対抗心とか持ってるか?」
由暉子「はい、結構」
京太郎「あー……」
京太郎(和もけっこうアイドル的な扱いされることあるしな……)
由暉子「でも、それだけじゃないです」
京太郎「まぁ、断る理由もないけどな。えっと……由暉子?」
由暉子「はい」
京太郎「由暉子」
由暉子「はい♪」
京太郎「やっぱりアイドルは笑顔が一番だな」ポン
由暉子「あ……」ドキドキ
京太郎「お、花火上がるな」
由暉子「――好き、です」
由暉子(熱に浮かされるように、その一言が私の口から出ました)
由暉子(伝えようと思っていたわけじゃありません)
由暉子(想いを吐き出さなければ我慢できませんでした)
由暉子(肝心なところで勇気が出なくて……だから花火の音に紛れさせようとして)
由暉子(でも、その一言は――)
京太郎「好きって、俺のこと……じゃないよな?」
由暉子「……あれ?」
由暉子(聞こえちゃってたみたいです)
京太郎「ああ、勘違いだったら悪い。こっち向いてたからさ」
由暉子「……」
京太郎「はは、恥ずかしいな。自意識過剰ってやつか?」
由暉子「えっと、その、あの」カァァ
由暉子(予想外の事態に顔が熱くなって、頭が沸騰しそうで)
由暉子(気がついたら、私は身を乗り出して――)
由暉子「――んっ」
由暉子(彼に、キスしちゃっていました)
京太郎「……えっと、勘違いじゃなかった……みたいな?」
由暉子「――私みたいな女の子は嫌でしょうか?」
由暉子「背も低いし、胸も不釣合に大きいし、他の人からズレてるなんて言われることもあります」
由暉子「だけど、好きです……ううん、ずっと好きでした」
由暉子「あなたが、一緒にゆきみだいふくを食べてくれたあの日から」
京太郎「……俺は――んむっ」
由暉子「んっ……言わないでください」
由暉子(告白の返事が怖くて、自分の唇で彼の口を塞ぎます)
由暉子(自分で思うよりもずっと大胆で臆病な私は、行き詰まることが見えている逃げ道に走りました)
由暉子(だって、こんなことをしていればごまかしが効かなくなるのはわかりきっています)
由暉子(それでも……)
由暉子「ん……ちゅっ……んっ、はぁ……」
由暉子(先輩たちと雑誌で見た知識を総動員して、拙いながらも舌を絡めて)
由暉子(そうしているうちに頭が痺れて、体もギュッと抱きしめられて……あれ?)
由暉子「ん……んんっ!?」
京太郎「はぁ……こっちの気も知らないで好き放題しやがって」
由暉子(抵抗する間もなく、押し倒されてしまいまいした)
由暉子(いつも余裕があって優しかった彼が、この時はやけに荒々しくて)
京太郎「もう我慢できないから先に謝っとく……ごめんな」
由暉子「は、い……」ドキドキ
由暉子(私は、そのまま彼に身を委ねました)
由暉子「ん……」
京太郎「悪い、本当に悪かった!」
由暉子「まるで獣みたいでした」
京太郎「発散する機会があんまりなくて……つってもいいわけにもならないか」
由暉子「別にいいんです。私も、その……嫌じゃなかったですから」
京太郎「……そうか?」
由暉子「はい、ひと夏の思い出というやつですね」ニコッ
由暉子(結局答えは聞けていないけど、これで余計に彼への想いが募っちゃうけど)
由暉子(良かったんだと思います……きっと)
由暉子(そう言い聞かせながら、笑って見せます)
由暉子(アイドルは笑顔が大事みたいなので)
京太郎「……ダメだな」
由暉子「え?」
京太郎「それじゃ、ダメだ」
由暉子(ダメだしされてしまいました)
由暉子(何がいけなかったのかは、今ひとつわかりません)
由暉子(すると、今度は優しく抱きしめられて)
京太郎「俺も好きだよ……遅れたけど、さっきの返事」
由暉子(期待していたけど、半ば諦めていて)
由暉子(でも、なによりも欲しかった言葉)
由暉子(目頭が熱くなって、視界が歪んでいきます)
京太郎「あ、あれ? ここは満面の笑みでってパターンじゃ……」
由暉子「嬉し、泣きです……」
京太郎「……そっか」ギュッ
由暉子「もう少し、このまま……」
京太郎「ああ」
つづ……かない
というわけで誕生日記念のifでした
ここの京太郎は本番まで行ったら責任をとってくれる模様
ただし相手が複数だった場合は未知です
さて、新しい仮面ライダーとは違いゲームクリアはならなかったので更新は多分明日です
テイルズのあとにもペルソナやらうたわれやら色々控えてるんですけどね
それじゃ
ここの京太郎は本番まで行ったら責任をとってくれる模様
ただし相手が複数だった場合は未知です
さて、新しい仮面ライダーとは違いゲームクリアはならなかったので更新は多分明日です
テイルズのあとにもペルソナやらうたわれやら色々控えてるんですけどね
それじゃ
・三年、冬、川の字の真ん中が一番長いのはどう考えてもおかしい
哩「また旅行?」
姫子「もう三箇日終わったし、遊びに行くのありですよね?」
哩「う~ん……」
姫子「あ、料金ならなんとかできそうですよ?」
姫子「帰りは払わなきゃいけんと思いますけど、行きはうちの親戚に頼めそうですし」
姫子「宿泊費は……まあ、交渉次第ですかね?」
哩「交渉次第?」
姫子「実はあるホットラインが手に入って」
哩「なんね、そん怪しげなんは……」
姫子「染谷にちかっと頼み込んで」
哩「染谷さん……というと、また?」
姫子「はい、またです。夜討ち朝駆けって言いますし」
哩「一体だれにすんの、そいは」
姫子「決まっとるやないですか。あの人、ほっといたらふらふらーっといなくなりそうですし」
哩「たしかに……」
姫子「てなわけで、またまた長野旅行どうですか?」
久「はい、今日はこんなもんね」
京太郎「やっと終わった……冬休み中だってのに」
久「つまり、試験まであとちょっとってことね」
京太郎「なんだろう……早く終われと思うのに、試験日なんて来なければとも思う」
久「ジレンマね。嫌でも来ちゃうものは来ちゃうんだけど」
京太郎「そりゃあそうだけどさ……あ~、癒しが欲しい~」
照「じゃあお菓子、いる?」
久「……静かにしてるって言ってなかった?」
照「勉強中はって話だったよね」
京太郎「あー、ストップストップ。ケンカ良くない」
照「別に、ケンカなんて」
久「そうね、ケンカは同じレベルじゃないと成立しないもんね」
照「……どう言う意味」
久「言わなきゃわからない?」
京太郎「だからやめろって、久ちゃんも煽んなよ」
照「やっぱり京ちゃんは私の味方」
久「弱い方を庇ってあげないと不公平だもんね」
照「むっ」
京太郎「あーもう、癒しの欠片もありやしない!」
久「うるさいわねぇ。ほら、これでいい?」ピラッ
京太郎「それじゃ癒しというよりいやらしいというかな……」
久「じゃあ見たくないの?」
京太郎「そりゃ見たいけどさ、是非」
久「さしずめあんたは卑しいってところね」
京太郎「しょうがないだろ! 見たいか見たくないかって言われたら見たいんだよっ!」
照「じゃあ、どうぞ」ピラッ
京太郎「なんで照ちゃんまで……」
照「今まで我慢してたから……触ってもいいよ?」
京太郎「……」ゴクリ
久「そっちよりこっち」グイッ
京太郎「ちょっ」
照「邪魔しないで」
久「言われて聞くと思う?」
照「勉強が終わったなら引っ込んでて」
久「だから、こっちがそっちの言うことを素直に聞くと思うのかって」
照「……力ずくで排除する」
京太郎「やーめーろって! どうしてこうなるかなぁ」
久「あんたが悪いからでしょ」
照「京ちゃんが悪い」
京太郎(あ、そこはぴったりなのね)
「どうしよう、ご飯できたけどこの修羅場の続きが気になるっ」
「家政婦ならぬ主婦は見たってやつ?」
京太郎「見てないで助けてくんない!?」
久「じゃあ、ご馳走様ね」
京太郎「おう、本当に送ってかなくていいのか?」
久「寄りたいとこもあるし、付き合わせるのはさすがにね」
照「じゃ、さようなら。二度と来ないで」
久「あなたも帰るのよ。送り届けてあげるから」ガシッ
照「きょ、京ちゃん」
京太郎「うんまぁ、おとなしく帰っとけ」
照「そんなっ」
久「さて、行きますか」ズルズル
京太郎「じゃあなー」
京太郎「……」
京太郎(今更だけど、二人で行かせて大丈夫かな?)
京太郎(でも、俺がいない方が仲良く出来てる気が……)
京太郎(……俺は文字通り争いの火種ってか?)
京太郎「まいったな、どうも」ポリポリ
照「……別に、一人でも帰れた」ムスッ
久「咲の例や京太郎と菫から聞いた話だと、とてもそうは思えないのよね」
照「色んな所から情報が……」
久「恩に着せるわけじゃないけど、三日ぐらいは京太郎の家に行くのは控えてね」
照「どうして?」
久「私がいないから。勉強の邪魔するなってこと」
照「それ、本当?」
久「気になるんだったら後で本人に聞いてみれば?」
照「……とりあえず、わかった」
久「それじゃ、寄り道もしたことだし帰るわ」
照「……気をつけて」
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