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    元スレ男「お前と幼馴染だったらよかった」

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    101 = 98 :

    「「なぁ、後輩」

    後輩「はい? なんですか!」

    「俺のこと好きなやつがいるんだよ」

    後輩「はい? どういう話ですか?」

    「俺のこと好きで、ノリがすげぇ合うやつ。でも話すとなんかいっつも怒らせちゃうんだよなー」

    後輩「???」



    女友「いきなり話はじまったけど、あんたのことじゃね?」

    「そうなのかな。だったら、私があいつのこと好きって気づいてるってことじゃん!! いつもごまかすくせに!!」

    女友「落ち着こう。まぁでも確かにそうだなー、気づいてるねあの感じは完全に」



    「だからさ後輩」

    後輩「はい?」

    「なにが目的なの」

    後輩「え」

    102 = 98 :

    「俺のこと好きなあいつはもっと楽しそうに話す。俺も好きな人の前だといつもと違う。でも君は違う」

    後輩「……」

    「俺は、後輩が本当に俺のこと好きなようには見えない」

    後輩「あちゃー。ばれてましたか」



    「え、そうなの。なんか言ってたけど、本当にそういうパターンだったの!?」

    女友「意外と勘が鋭い男だなあいつ」



    「ばれるよそりゃ。俺は人を想う気持ちの凄さを知ってるからな」

    後輩「言ってることはよくわかりませんけど、私があなたに近づいた理由は、ただ単にお金がほしいからです」

    「え、なにそれ美人局かなんか」

    後輩「そういうわけでもないです。あなたをあるところに連れて行くだけでお金がもらえるんですよ」

    103 = 98 :



    女友「なんかぶっそうな話になってきてるな」

    「たしかに」



    「なんだそれ。だれに頼まれてんの」

    後輩「転校生さんです」

    「!!!! あいつの差し金か!!」

    後輩「あいつ……? 転校生さんと知り合いでしたっけそういえば」

    「ああ、知り合いだ。でもそうじゃない、もっと真理がある」

    後輩「どういうことかまったくわかりませんけど、話が早そうなので、ついてきていただけませんか」

    「絶対にいかない。君も関わるのをやめたほうがいい」

    104 = 98 :

    「なんかわけわからない話してる」

    女友「だなぁ」



    「とりあえず今日は帰る。じゃあ」

    後輩「そうですかー。釣れないなー」

    105 = 98 :

    ★★★★

    男友「なぁなぁそういえばデートどうだったん!」

    「あー、なんか別に俺のこと好きじゃないみたい」

    チャラ「どゆことーーー」

    「んー、金に目がくらんでやがった」

    男友「なんか闇が凄そう。そういやさー、お前ってやっぱあの人のこと好きなわけ?」

    「まぁずっと隠しててもしょうがないしな、好きだよ今でも」

    チャラ「え、だれだれだれ!!!!!!!」

    男友「うるさい」

    チャラ「はい」

    106 = 98 :

    ★★★★

    女友「んーー、なんか謎は深まるばかりだったな」

    「そうだねー、わかったのはあいつが私の好意に気づいていながらも気づかないふりをしてるってことくらい」

    教師「ミステリアスな男に惹かれるのは女の性よ。もがきなさい少女。あなたが運命だと思った瞬間から運命は運命なのよ」

    女友「なんだお前」

    教師「なんか扱いひどくなってない!?!?」

    (相変わらずだなぁ)

    教師「そして、私はいつ結婚できるのかしら??」

    女友「知らんわ!!」

    「んー、次の作戦考えなきゃなー」

    107 = 98 :

    女友「もういっそのこと聞いてみたらいいんじゃないの」

    「聞いてみる?ってなにを」

    女友「好きなことに気づいてるんだから、返事のことにきまってるじゃん」

    「ええええ、それでだめだったら気まずいじゃん!!」

    教師「勝負にリスクは付き物よ。当たって砕けろ」

    「え、なんか個人的にすごく怨念こもってる感じしますけど?!」

    教師「そんなことないわよ。異性とか恋愛とか興味ないしね」

    (うそつけえええ)

    女友「とりあえずその作戦でいこうか」

    108 = 98 :

    ★★★★

    幼馴染「おーい、男!! 一緒にかえろーぜ!!」

    「あーわりぃ、女に一緒に帰ろうって誘われたから今日は」

    幼馴染「あーなるほどねー。先帰るわ」

    「ところでお前はなんで年中無休で肌の色が黒いんだ。病気か」

    幼馴染「ぶはははは! 日サロ行ってるからに決まってんじゃん! じゃーね!」

    「おーう! 気をつけて帰れよ」

    「男、そろそろ帰ろ」

    「ん」

    109 = 98 :

    作戦11

    「ところでさ、いきなりなんだけど」

    「どしたの」

    「あんたってさ」

    「ん」

    「私があんたのこと--」

    転校生「やあこんちには男君」

    「またお前かよ。後輩といいお前といいなんなんだよいちいち」

    転校生「あなたにきてほしいんですよ。あくまでも断るなら男友達君か幼馴染さんから先にきてもらいましょうかね」

    「終わらせにかかってんのかあいつは」

    転校生「かもしれませんね」

    「俺らの仮説が正しいならあいつは気づいたんだろうな」

    転校生「あなた方は知りすぎました」

    「やっぱりな」

    110 = 98 :

    「俺がノコノコついてったらあいつは救えねぇんだよ」

    転校生「そうですか。あの人がどう出てもあなたは文句を言えませんね」

    「勝手にしろ」

    「ね、ねぇなんの話してるの」

    「あーごめん、こっちの話」

    「なによ、こっちの話って。なんかむかつく」

    「高血圧かな」

    「殴るよ」

    「ごめんなさい」

    111 = 98 :

    「泣いたの」

    「え?」

    「初めてあんたにあったとき、捻挫しておんぶしてもらって、私は泣いてた」

    「そーだなそういや」

    「別に捻挫が痛かったからとかじゃないんだよね。あのとき泣いたの」

    「そーなのか」

    「うん。なんか勝手に涙出てきちゃってわけも分からずって感じ」

    「不思議なこともあるもんだ」

    112 = 98 :

    「そのときからあんたのことがずっと好きなんだ」

    「………」

    「あんたはいつから気づいてたの」

    「さぁな」

    「返事は……くれないの」

    「……さぁな」

    「いつもいつもごまかす。そういう態度はわざとなの」

    「……」

    「もう疲れてきちゃったよ私。いつまでそういう態度なの」

    「わからない」

    「もういい。先に帰るね」

    113 = 98 :

    またきます

    114 :

    不誠実すぎませんかね

    115 :

    ここまでで真実は推理できるの?乙

    116 :

    ★★★★
    「あの子は……あの子達はもうすでに……いやもっと早くから気づいていたのか」

    転校生「そうかもしれませんね」

    「では、そろそろ終わらせなければならないな」

    転校生「はい。迅速に」

    ★★★★

    女友「なー、あんたはなんなの」

    「え、なにいきなり、人間だよ」

    女友「いやそういう話じゃなくてだな」

    「どういう話なんだ」

    女友「気づいてんだろ? いい加減」

    「なにに。お前が女という事実にか?」

    女友「二度と減らず口叩けない身体にしてやろうか」

    「あ、本当にごめんなさい」

    117 = 116 :

    女友「女があんたのこと好きって話だよ」

    「……」

    女友「なんであんたはあの子があんなに一生懸命なのに応えてやろうとしないんだ? 真正面から向き合ってあげるべきだろ!」

    「……俺は」

    女友「なんだよ、言い訳かよ」

    「俺は今のあいつに向き合っちゃだめなんだ」

    女友「なにいってんだお前は」

    「やることを終わらせてからじゃないと」

    女友「関係あるかぼけええええええええ」

    「えええ」

    女友「なぁ男。単純に考えてみろよ」

    118 = 116 :

    「なにを?」

    女友「今の女がどうとか、お前の状況がどうとかあたしからしたらまったくよくわかんねぇけどさ、もっと簡単でいいんじゃないの。女が男のこと好きで、あんたはそれと向き合う。いまはただそれだけなんじゃないの」

    「……」

    女友「あんたが思ってることあの子に言やぁいんだよ。幼稚園児でもわかるだろ?」

    「……そうだな。確かに」

    女友「案外話分かんじゃん。最近の女見てるとさあ、辛いんだよこっちが。一生懸命すぎてさ」

    「……」

    女友「なーに泣いてんだあほ」

    「……泣いてねぇ」

    119 = 116 :

    女友「意地っ張りだなおい。まぁとりあえず女あんたが仲直りしないことにはなんも始まらんからな。仲直りしな」

    「っていってもなぁ」

    女友「なんとかなるから」

    「なんとかなんのかなぁ」

    ★★★★

    チャラ「また夢を見たんだよ聞いてくれよ」

    男友「ええ、またかよぉ。勘弁してくれよ」

    120 = 116 :

    幼馴染「あれっしょ? また女が出てくる夢っしょ」

    チャラ「そうそう、幼馴染ちゃんまじ話はえー」

    幼馴染「ぶははは、その夢何回目だよまぢうける」

    男友(もうやだこいつら……)

    教師「夢にまで出るほど恋しき愛する人とはなんとも素晴らしい!!!!」

    男友「またなんかきたぁあ」

    チャラ「女教師さん!!! あなたは恋の適確なアドバイスをされると聞いています!!」

    幼馴染「そーなん? じゃあチャラ男相談してみろよ!」

    教師「なんでも相談しなさい、青き春は一度きりなんだもの」

    チャラ「女さんのことが好きなんですけど、どうやったら付き合えますか!?!?!?」

    教師「あー無理それは」

    男友「エグいドライ具合だなおい」

    幼馴染「ぶははははは、うける」

    チャラ「ちょ、どういうことですか!?」

    121 = 116 :

    教師「ライバルが強大すぎるのよ女さんを想うには」

    チャラ「ライバル!?!?!? だれだあああああああ」

    男友「うるせぇなこいつ」

    幼馴染「男友達、こえに出ちゃってんだけど! うける!」

    男友「あ」

    122 = 116 :

    教師「しかしだな少年よ」

    男友(キャラ定まらないなぁ)

    チャラ「?」

    教師「一つだけいいことを教えてくれよう」

    チャラ「??」

    教師「恋愛ってものは楽ではない。だがな、なんどもなんども色んな障害に抗っていくうちに答えは近づいてくるものなのだよ」

    男友(なんか語り始めた)

    教師「あなたもそういうことをしていくんだと思う。そしてあなたは運命を信じる?」

    チャラ「信じる!!!!!!」

    教師「この感じチャラ男と女さんは運命じゃねぇわこれ」

    幼馴染「ぶははははは」

    男友「ブッっっっ」

    チャラ「笑ってんじゃねぇぞ! あ!?」

    123 = 116 :

    ★★★★

    女友「女ー、怒ってんの?」

    「ううん、べつに」

    女友「じゃあ、悲しんでんの?」

    「いや」

    女友「んじゃあ、すねてんの?」

    「……」

    女友「可愛いなぁー! あんたはぁ!」ナデナデ

    「な、なんもいってないじゃん!」

    女友「それが答えってやつ」

    「もーー」

    女友「男と話してきたよ」

    「えっ!? 女友達が? なにを!?」

    女友「きまってんだろぉー。あんたと男のことについてだよ」

    「え、え? なに言ったの!?」

    女友「大したこといってないよ。ちゃんと向き合いなってだけ」

    「そ、そっかあ。ありがとね」

    女友「気にすんなよ! それより、早く仲直りしなよね」

    124 = 116 :

    「う、うん……」

    後輩「あ、女さんたちこんちにはぁー!」

    女友「おう後輩。なんか久しぶりだな」

    後輩「そうですねー、男さんとは毎日のように話すんですけどね最近」

    女友「へぇーそうなのか、意外だなまだ絡みあったんだな」

    後輩「はい! 男さん探しにきたんですけど、いないですか?」

    女友「あー、そこの教室いるよ」

    後輩「ありがとうございます!!」



    女友「ほらぁああいう子に取られちゃうぞー」

    「あ、あの子は違うじゃん!」

    女友「あの子はそういうのじゃなくても、他にもいるかもしれないだろー?」

    「うーー」

    125 = 116 :

    こんにちはが結構な頻度でこんちにはになってますがスルーでおねがいしますwww

    126 = 116 :

    後輩「おーとーこーっさん!」

    「お、おつまたお前か。なんかあの件から毎日のように俺に声かけてくるけど、あそこにはいかねぇからな」

    後輩「そんなことどーでもいいんですよー! 私は男さんと話したいから話してるんですもんっ」

    「どういう風の吹き回しかわかんないな。俺のこと好きにでもなったのかよ」

    後輩「はいっ!!」

    「え?」



    「え?」

    女友「え?」

    127 = 116 :

    後輩「自分から聞いといて、え?ってなんですかぁ!」

    「いや、冗談だったんで」

    後輩「でも先輩は好きな人いるんですよねーー、今」

    「まぁな。え、ていうかなんで知ってんの」

    後輩「女の情報網なめないでほしいですねー」

    128 = 116 :


    「え、そうなの、女の情報網すごい……」

    女友「あんたいま社会的役割を一つ捨てたね」

    「え、え、え。 あいつ好きな人いたの。泣きそう」

    女友「ちょっと垂れてきてるやん」

    「トイレ行ってくる!!!」ダッ

    女友「あ、ちょ!」



    「まあな。15年分が返ってこないと始まらないんだけどな」

    後輩「はぁ? なに言ってんのか全然理解できません」

    「まぁそうだと思う。後輩ばかだもん」

    後輩「うざっ!! うざっ!!」

    「なのに笑ってるの」

    後輩「悪いですか! 好きな人と話してたら勝手ににやけちゃいますよ!!」

    「あ、今度は本当の気持ちだ。わかる」

    後輩「えー、なんかむかつくなーそれ」

    「なんでいきなり嘘が誠になったのか気になって眠れなさそう」

    129 = 116 :

    後輩「そんなこと思ってもないくせに! なんかあなたの雰囲気が気になり始めちゃってあとはそのまま流れですよ!ばか!!」

    「ほう」

    後輩「なんですかその返し腹立ちます」

    「ごめん」



    女友「おーい、女ー」

    「うぐっ、うっ、いまは好きな人いないって、うっ、いってたのにぃい!! えーーん」

    女友「おいおい、あんたがそんな感じじゃだめだろーー、泣かないの。出ておいで」

    ガチャ

    女友「聞き分けがいいなおい」

    「だってさぁあ! 好きな人いるんじゃ勝てっこないもんんん!!!」

    女友「おーよしよし、泣くな。大丈夫あんたは十分かわいいんだから、まだチャンスないわけじゃないんだしな」

    「えーーん」

    130 = 116 :

    女友「さぁて、仲直り作戦といきますか」

    「うん……」

    女友「とりあえず男と一緒に帰って、いつも通り話せるようにしな」

    「そうだね、がんばる!」

    女友「おう!あんたにまかせた!」

    「うん!」

    131 = 116 :

    またきますん

    132 :

    楽しみ

    133 :

    おつんつん

    135 :

    作戦12

    「ね、ねえ」

    「どした」

    「今日、さ、一緒に帰らない?」

    「ん、わかった」

    幼馴染「あ、今日女と帰る感じ?」

    「そういうことだ」

    幼馴染「はーいよ」

    ★★★★

    「……なあ」

    「ん?」

    「この前は、えっと……ごめん」

    「怒ってないよ」

    「そうじゃなくて、悲しませてごめん」

    「……うん」

    「ちょっと理由があって、お前の気持ちに気づかないふりしてた」

    136 = 135 :

    「……」

    「でもそろそろなんじゃないかなって、思う」

    「そろそろ……?」

    「俺が女にきちんと向き合わなかったのは、俺が向き合うべき時じゃないと思っちゃったからなんだ」

    「どういうこと……?」

    「なんていうか、ちゃんとしたお前になったらしっかりと話をしたいなって思ってさ」

    「な、なに? どういうことなの」



    「俺はお前の事がずっと昔から好きだよ」

    137 = 135 :

    「ずっと……前? で、でも私と男が出会ってから1年くらいしかたってないじゃん!」

    「そこから間違ってる。俺達は、幼馴染なんだ」

    「へ? 言ってること全然わかんないんだけど」

    「そりゃそうだ。色々小細工されてるから」

    「小細工……?」

    「うん。でも近いうちに終わらせる。全部終わったらお前はわかるよ、俺の言ってること。きっと」

    「あんたが私のこと好きとか、私たちが幼馴染とか、どっからが嘘でどっからが本当か全然わかんないよ!」

    「……全部本当だ」

    「ご、ごめんなんかもう色々整理できないかも」

    「そりゃそうだ」

    138 = 135 :

    「そりゃそうって……」

    「今のお前の15年間は偽りなんだから」

    「!? どういう意味??」

    「すぐわかるよ。でもさぁ本当に昔のお前と俺はお互い素直になれなくて、あの頃のお前が俺のこと好きかどうかもわかんなかったし」

    「なんのことか、本当にわかんないよ」

    「だから、後から思い出してほしい。きっと、わかるから。再開した時は、俺も泣いてた。お前のことおぶって、ほとんどなにも話せなかったのはそのせい。お前が本当に俺のこと忘れてて、悲しかった。幼馴染のことも男友達のことも」

    「……」

    「今のお前は俺のこと好きって言ってくれる。でもあの頃のお前はどうだったのかなって。それを知りたくて、しょうがない。だから、俺は今のお前に、向き合わなかったんだと思う。本当にごめん」

    「……」

    「鈍感なフリとかいっぱいしちゃってごめん。じゃあね」

    「ちょっ」

    139 = 135 :

    ★★★★

    男友「あれ、今日男欠席なの。珍しいな」

    幼馴染「まじー? あいつでも風邪ひいたりすんのなーうける」

    チャラ「転校生も休みらしい。それのが珍しくね?」

    男友「たしかに」

    幼馴染「男とかズル休みで家でオ○ニーしてそー」

    男友「下品極まりないな、おい」

    チャラ「てかさー、たまに思うんだけど、右の金玉だけ大きいときない!?」

    幼馴染「あー! わかるわかるー!」

    男友「お前にわかってたまるかぁぁぁあ!!!」

    ★★★★

    女友「わけわかんねー、ついに頭逝ったのかな」

    「さぁ……。でも本当によくわかんなくて」

    140 = 135 :

    女友「そうだろうなぁ。あたしがその話されたら、若干どころか割と引くレベルには意味がわかんないしね」

    「んーー、どういうことなのかなぁ」

    女友「考えてもわかんなそうだなぁ。とりあえずは、両思いってことっしょ?」

    「えっ」

    女友「え、じゃないだろ! 混乱で色々意味わかんなくなってるけど、男があんたのこと好きってことは本当だろ?」

    「そ、そそうだね」

    女友「顔真っ赤。ピュアかあんたは」

    「だ、だって……冷静になってきたら、意外と……」

    女友「んじゃあどーする? つぎは恋人になる作戦でもやるか?」

    「う、うん」

    女友「あいまいで終わるのは気持ち悪いしなー」

    教師「おい小娘、恋人が出来そうってか? おうおう色めきだって愉快なことだ。だがてめぇにゃ100年はええってこと、覚えとけ」

    女友「いやまじでだれだよ!?」

    「キャラぶれすぎてない!?」

    141 = 135 :

    女友「とりあえず、明日あいつが学校に来たら、一緒に帰って、そんときに決めてきな!!」

    教師「全て、タイミングしだいよ」

    女友「いきなりまともになんのやめろ??」

    「うん!!」

    ★★★★

    作戦13

    「あ、おはよう男。学校来たんだ。今日一緒にかえろ」

    「いいけど……」

    「けどってなに? なんかあんの?」



    「名前……教えてもらっていいですか……?」



    「……へ?」

    142 = 135 :

    「な、なに言ってんの?」

    「あ、タメか。ごめん敬語じゃなくて、名前教えてもらっていい?」

    「あんたそれ本気でいってんの?!」

    「え……うん」

    男友「どうしたの? お前ら」

    女友「こいつが、名前教えてとか言ってくる」

    男友「はは、なにそれ」

    「なぁ、男友達」

    男友「んー?」

    「ほんとに、この人だれ?」

    男友「は?」

    「……」

    143 = 135 :

    またきます!

    144 :

    話が急展開すぎてどうした

    145 :

    男友「ちょっとまってよ! もしかして……」

    「??」

    「やっと、全部全部思い出したのに!!」

    男友「……女、じゃあ俺たちのことも」

    「うん。思い出したよ。私たち四人が幼馴染だった過去。今までの記憶がつくりものだったことも」

    女友「……ん、何が何だか……」

    146 = 145 :

    「?? 全然わかんない」

    男友「男、俺のことはわかるんだよな?」

    「うん」

    男友「放課後、男の家いく。女もきて」

    「うん……わかった」

    ★★★★

    「ってことになったんだけど」

    女友「なんか、あんた達の会話本当によくわかんなかったんだけど、どゆこと?」

    「んー、なんか本当の過去を思い出したっていうか……」

    女友「それがよくわかんないんだけどなあ。とりあえず細かいことはいいな。あたしたちは友達ってことに変わりないんだし」

    「うん! いままでどーりだよ!」

    147 :

    うん、わからん

    148 :

    好きだから書いてほしい

    149 :

    早よ書けや


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