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    元スレ提督「お断り勢しかいない」大井「あ、あの……」

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    151 :

    畜生比叡

    152 :

    君が好きだと叫びたい

    153 :

    明日を変えてみよう

    154 :

    凍りついてく時間をぶち壊したい

    155 :

    機関が来るぞ

    156 :

    ヌトスはフィールド上のカードを対象だから不発にならないぞ

    157 :

    任意効果だから事実上の不発でしょ

    158 :


    【朝】

    大井「提督おきてくださーい」

    提督「……んぁ?」

    大井「おはようございます。私ですよ」

    提督「……ぁ? だれ?」

    大井「随分と寝ぼけてますね」

    提督「ぇっと……あぁ、朝か…………おっ? なんでお前……居んの?」

    大井「朝起こしますって言ったじゃないですか」

    提督「……なんでエプロンしてん?」

    大井「朝食作ってたんです。有言実行の女ですよ私は」

    提督「……ぁぁ?」

    大井「ホントどれだけ寝惚けてるんですか? 何時に寝たんですか」

    提督「……3時頃?」

    大井「なんでそんな時間まで起きてたんですか」

    提督「……」

    大井「……おきてくださーい!」

    提督「起きてる、起きてる……。ふわ……ぁあ」

    大井「もう、向こうで待ってますから早く来てくださいね」

    提督「ねみぃ……」

    159 = 1 :


    【朝食】

    提督「……びっくりした」

    大井「あ、起きました?」

    提督「顔洗ったら多少はな」

    大井「で、どうして3時まで起きてたんですか?」

    提督「……なんで知ってるの? こわっ」

    大井「自分でおっしゃったんじゃないですか!」

    提督「まーじでー? 覚えてねぇ」

    大井「私が何で居るのかわかってます?」

    提督「……昨日言ってた事、だろ?」

    大井「その程度には頭は動いてるようですね」

    提督「いや違うんだ。昨日はさ、比叡と龍田が夜に殴りこんできてさ」

    大井「は?」

    提督「なぁんかわちゃわちゃ遊んでたら3時だ。しんど……」

    大井「そういう事ですか。またなにか剣呑な感じなのかと心配しました」

    提督「……心配とか、お前の口から出ることにまだ違和感あるぅ」

    大井「なっ! 今までだって口にしなかっただけでずぅ、っと思ってましたよ!」

    提督「みたいだけどさぁ……」

    大井「とにかく! ご飯食べましょう、朝ごはんを食べればしっかりするでしょう」

    提督「……筑前煮に白和え。ほっけに味噌汁浅漬け、これは?」

    大井「からし蓮根です。好きでしたよね?」

    提督「よく知ってるな」

    大井「見てましたから」

    提督「……あ」

    大井「?」

    提督「いまのは来た」

    大井「……ふふーん」

    160 = 1 :


    【昼】

    提督「……あ」

    大井「はい、お茶のおかわりです」

    提督「っとありがと」

    大井「いえ」

    提督「…………あ」

    大井「向こうの電気ならさっき消しときましたよ。すぐ忘れるんですから」

    提督「悪い」

    大井「気にしないでください」

    提督「……あー」

    大井「煙草ですか? 今窓開けますから。はい、灰皿」

    提督「さんきゅ」

    大井「いえ。はい火を」

    提督「んっ……ふぅ……、流れるような動作だな」

    大井「練習しましたから」

    提督「…………へぇ?」





    山城「なにあれこわい」

    比叡「『あ』研究家、みたいになってますよ」

    龍田「私のカップ割って隠した事が私にバレた時の『あ』は?」

    比叡「あ……」

    161 = 1 :


    【夕方】

    提督「……」

    山城「釣れますか?」

    提督「日本で見たことないようなのは釣れたが、食えそうなのは今の所ないな」

    山城「……そう」

    提督「……おっ…………ダメだ、バレた」

    山城「不幸ね」

    提督「いや、そうでもないさ。こういうのも釣りの醍醐味みたいな所あるし」

    山城「変なの……」

    提督「……お前ってあれだよな」

    山城「はい?」

    提督「物憂げな表情と服装と合わさって、めちゃ夕陽が似合うな」

    山城「……なんですか? 口説いてるんですか?」

    提督「ただの感想だよ!」

    山城「まぁ、まぁ……ありがとうございます」






    提督「で、なんでお前は和服来て夕陽をバックに仁王立ちしてんの?」

    大井「さぁ!」

    提督「え、どういうこと?」

    162 :

    対抗心燃やしてる大井っちかわいい

    163 :

    これって前作あるの?あるならスレタイ教えて

    164 :

    今度は無自覚に周りの艦娘を落としていくのかな。

    165 :

    昔イッチが書くといった前日譚とは別なのかそうなのかまだ謎だから前作か分からん
    あの提督 艦娘より強かった気がするけどw

    166 = 1 :

    このスレは
    大井「少し離れてくださいな」 北上「え、なに?」
    の前日譚ではありません

    167 = 165 :

    違うのか
    まぁでもこれも 前日譚も期待してるで

    168 = 162 :

    過去作あるならURLくれよ

    169 :

    これが前日譚ならここから恋愛相談されてた北上さんが乱入してくるというすごい修羅場SSになりそうだったのに

    170 :

    まず酉で検索くらいしろよ
    目の前の端末は何の為にあるんだ

    171 :

    お前だったんかいワレェ!(今気づいた)

    172 :

    検索してもよくわからんかったから聞いたんだけど

    173 :

    (酉でググるだけで普通に出てくるよな……?)

    174 :

    (ss速報内で検索掛けたとか?)

    175 :

    酉検索で普通に出てきたゾ

    176 :

    検索出来るほど知能無さそう

    177 = 175 :

    ええ……流石にそりゃないわ……ないよな?

    178 :

    大井っちが嫁の貫禄をかもしだしていてニヤニヤする
    と、空気を読まずにSS読んだ感想を書く

    179 :

    まず「酉」が何のことか分かってない可能性が

    180 :


    【夜】

    千代田「ごーろくなな……嫌になったので仕事を辞めてフリーターへ……なにこれ!」

    筑摩「エリートコースから外れましたね……っと4は金塊を掘り当てる」

    山城「が、国に持ってかれて精神的に大打撃、一回休み。ですって」

    筑摩「……この人生ゲーム疲れますね」

    龍田「山城さんに合わせたマイナス人生ゲームだものねぇ……カツアゲされる1万失う」

    山城「わざわざこんなものを作られるなんて……不幸極まってるわ」

    大井「じゃあ次は私が……12ですね。いち、にい・さん……あっ昇進しました」

    比叡「大井さんだけが順風満帆の人生ですね」

    山城「なんで不幸じゃないの?」

    大井「そんなこと言われても……」

    龍田「……はっ!? ま、まさか……!」

    大井「そうだったらいいんですけどねぇ……残念ながら」

    龍田「……まるゆちゃんの過剰摂取の事を言おうと思ったんだけどなにと勘違いしたのかしらぁ?」

    千代田「私もわかんないなぁ、教えて教えてなんだと思ったの~?」

    大井「ぁぅぁぅ……」

    山城「今日も二人とも軽快ね……」

    比叡「どうせケッコンの事だと思ったんですよね! どうせ!」

    大井「ぎょらいキック!」

    比叡「魚雷関係ない!」

    181 = 170 :

    人生ゲーム(ビターVer)とか中身そんな感じじゃなかったけ?仕事放り投げは普通のにもあるな

    182 = 1 :


    【深夜】

    龍田「……ダウト」

    比叡「ざんねーん! 2でしたー!」

    龍田「ぐぬぬ……」

    千代田「ダウトって終わり時がわからないのよね。4」

    筑摩「基本終わらないものね。一つの数字が一人に全部行ったりするし、5」

    千代田「ダウト」

    筑摩「ちっ」

    比叡「え、今舌打ちしました?」

    筑摩「いーえ」

    龍田「実はそういう所あるわよねぇ」

    千代田「まぁウチで一番の腹黒ですからね」

    筑摩「バ……ギ……」

    山城「みんな、ちょっと……」

    筑摩「クロース!」

    山城「……来て早々真空の刃に襲われるなんて……不幸だわ」

    比叡「その程度で沈む山城さんじゃないでしょ」

    千代田「そうそう、それくらいで沈んでたらこれまで何回沈んでる事やら」

    山城「……最近私の扱いが雑じゃないですか? 不幸だわ、本当に不幸だわ」

    龍田「それでなにか用があったみたいですけどどうしたのかしらぁ?」

    山城「えぇ、実はさっきちょっと怖い物を見てしまって……」

    筑摩「あぁ夏場ですものね」

    比叡「そういう怪談じみたものは勘弁してください。せめて私が部屋を出るまで」

    千代田「へぇ。意外とこういうのダメなんだ。お墓でもへらへら徘徊できそうなのに」

    比叡「どういう意味ですかねぇ……」

    山城「聞いて。ねぇ私の話聞いてもらえる?」

    龍田「ん~、私は聞く体制入ってるんつもりよぉ?」

    比叡「あーあー、聞こえなーい」

    山城「そういう霊的な話じゃないですから」

    比叡「なーんだ。じゃあ聞きます」

    山城「さっき部屋の前を通ったんです。とある重雷装艦の」

    筑摩「某重雷装艦の」

    千代田「匿名ってなんだったっけ?」

    山城「とにかく、部屋の前を通ったの。そしたら壁に向かって黙々と誰かの写真を張り付けてて」

    龍田「誰かの」

    山城「誰かの」

    比叡「でもそれだけなら割と今までも見た光景じゃないですか? 誰かはわかりませんけど」

    山城「そうなのだけど。その後急に天井を見つめたと思ったら立ち上がって『提督が困ってる』とか言いだして
        執務室に向かっていったの。あれは怖いわね……」

    筑摩「受信感度革命じゃないですか」

    183 :

    裏側が表側にも侵食したんだろうか

    184 :

    そんな行為を扉開けた状態でやっているのもある意味怖い

    185 = 175 :

    そんなヤンデレ染みた大井っちがさいっこうに可愛い可愛い可愛いよおおおおおお!!
    ハァハァもっともっとヤンでも良いのよ……?

    186 :

    >>184
    開けてないと執務室に向かう際に時間ロスするじゃない

    187 :

    執務室RTAしてるから多少はね?

    188 :

    直立歩行する姿はまごうことなき変態、的な

    189 :

    運命の赤い糸か何かで繋がってるのかな
    有線通信なら受信感度なんてレベルじゃなくなるわけだし

    190 :

    結局ホラーじゃないか!

    191 :

    提督の情報を電探(盗聴器)で拾ったのか?
    ハーレム物だと病んだヒロインって扱いが大変だけど純愛物では本人達は割と幸せな恋愛してるよな

    192 :

    >>187
    最初から執務室にいたら最速じゃね?

    193 :

    >>191そりゃヤンデレって健気拗らせただけって言っても過言じゃ無いし
    >>192多分これが一番早いと思います

    194 :

    むしろ提督を艦内の格納庫(胃袋)に入れておけば不幸になることもなくね?

    195 :

    ヤンデレ厨ってキモい

    196 :

    ヤンデレは病まなければ出来る奥さんだから

    197 :

    それただのデレじゃねーか!

    198 :


    【???】

    大井「……ていとく?」

    提督「……Zzz」

    大井「寝てますか?」

    提督「…………Zz」

    大井「……寝てますね?」

    提督「………………Zzz」

    大井「……失礼します」

    大井(寝顔は可愛いとかよく聞く台詞ですけど……むしろ怖いですね、なんでこの人は顰め面して寝てるんでしょう?)

    提督「……んがっ」

    大井「……んふふ、提督おやすみなさい」
     

    199 = 1 :


    【そして】

    提督「あのさ、大井」

    大井「はい?」

    提督「ちょっといいか? あー……少し二人で話したいんだが」

    大井「……!?」

    提督「時間、あるか?」

    大井「は、はい! 大丈夫でした!」

    提督「え、過去形なの?」

    大井「大丈夫れす! 大丈夫ですから!」

    提督「お、おう……じゃあ」

    大井「はい、今行きます! ……と、言うわけで後は山城さん任せました!」

    山城「え、この手牌で交代とか……不幸だわ」

    大井「でわ!」







    龍田「……ケッコンの話に4000賭ける」

    千代田「賭けにならないわよ。それ」

    筑摩「ロン」

    山城「代わって一巡で放銃なんて……んふふ、もう不幸とかそういう問題じゃない気がしてきたわ」

    龍田「しかしあれね」

    千代田「ん?」

    龍田「早かったわね」

    筑摩「昨日の今日ですものね」

    千代田「最初の茶番はなんだったの?」

    比叡「みなさーん! さっき提督と大井さんがー!」

    200 :

    結婚とは限らないだろ!
    もしかしたらカッコカリから始まるストーリーの可能性


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