私的良スレ書庫
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元スレちひろ「そこに3人のアイドルがいますよね?」武内P「…」
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>>601
母性を持った幼女が至高らしいから、マザコンも追加な
母性を持った幼女が至高らしいから、マザコンも追加な
マザコンでロリコンでシスコンのノースリーブなんてもうどうしようもない
マザコンでロリコンでシスコンのファザコンのサングラスのノースリーブなんてもうどうしようもない
戦いは劣勢、流れは完全に相手にある
しかし、シャア・アズナブルは落ち着いていた
諦めたのか?――――否、彼はどんな逆境でも戦い続ける男である
では秘策があるのか?――――否、残念ながら彼に出来ることは一つしかない
シャア「桃華、私を導いてくれ!」
桃華「ええ、Pちゃまに勝利を」
桃華「仁奈さん、みりあさん…あなた達の頑張り、無駄にはしませんわ!」
スキル【ローズフルール】発動!
周囲にバラの花びらが漂い始めた!
卯月「わぁ…綺麗ですね」
武内P「…」
桃華「この舞台は私が支配します、ここから先は…私の独壇場ですわ!」
武内P「…」
卯月「はい!後は未央ちゃんに…」
卯月「…あれ?」
武内P「…?」
卯月「ぷ、プロデューサーさん!このバラの花びら、何か…!」
相手の桃華の【ベノムショック】!
こうかはばつぐんだ!
卯月は倒れた!
もどれっ、卯月!
武内P「…」
杏「えー、杏が行くの?そりゃあ【みちずれ】でも勝てるだろうけど…もう十分働いたよね?」
武内P「…」ペコッ
杏「…嫌な予感がするから?」
杏「ふーん、じゃあまぁ行ってみるよ」
いけっ、杏!
杏「…あぁ、うん…これは」コフッ
杏「なんじゃこりゃあ」
武内P「…!」
桃華「言いましたわよね?この舞台は私が支配したと」
杏「…毒はともかく、これって…」
【ローズフルール】…使用後、相手は交代する度に出したアイドルが『もうどく』状態になる
どく状態のアイドルの『こうげき』『とくこう』『すばやさ』のランクを1段階ずつ下げる
毒・鋼タイプのアイドルには無効
桃華「さぁ、覚悟はよろしくて?」
杏「一気に厳しくなったねー」
武内P「…はい」
杏「たぶん他にも何か手がありそうな感じだよ、あの顔」
杏「…ここが勝負の分かれ目、どうするのプロデューサー?」
武内P「…」
相手の桃華の【ベノムショック】!
シャア「ベノムショックは相手が毒状態の時、威力が二倍になる技だ!」
桃華「貴女もこれで、落ちてもらいますわ!」
杏「本当にいいの?結構賭けだと思うけど」
武内P「はい」
杏「…そっか、ならまぁやってみるよ」
プロデューサースキル【たえろ】発動!
シャア「なに、【たえろ】だと!?」
桃華「毒状態でこらえたところで、一体何の意味が…その激励、無意味ではなくって?」
杏「…ま、確かにそうだよね」
杏「でもさ」
杏の―――
桃華「!」
杏「こういう手が勝敗を分けたりするんだよ」
―――こうそくスピン!場のあらゆる設置技を弾き飛ばした!
杏→桃華【11.1%~13.3%】
桃華【残HP88%】
桃華「こうそく…スピン?そんな、その技は…」
杏「じゃ、後は任せたから」
杏はどくのダメージを受けている
杏は倒れた!
いけっ、未央!
未央「満を持して未央ちゃん登場!この勝負貰ったぁ!!
桃華「……Pちゃま」
シャア「気にすることは無い、序盤であの子を倒しきれなかった私の責任だ」
シャア「桃華は良くやってくれた、ありがとう」
桃華「…でも、もちろん最後まで諦めませんわよね?」
シャア「無論だ、勝利の栄光をキミに!」
シャア「全力でいかせてもらう!」
プロデューサースキル【早々当たるものではない】発動!
相手の技を気持ちで回避する!
武内P「…!」先行入力【あたれ】発動!
シャア「まだだ!」
プロデューサースキル【ヘルメットがなければ即死だった】発動!
相手の技を中確率で無効化する!
シャア(本来ならば、みりあの【コットンガード】と桃華の【ローズフルール】の相乗効果で、炎技を無効化できるはずだった)
シャア(そのために一度みりあを手持ちに戻し、再び【コットンガード】をはり直したが…上手くいかないものだな)
シャア「……だが」
未央の【オーバーヒート】!
こうかはばつぐんだ!
シャア「悪く無いバトルだった」
桃華は倒れた!
【赤い彗星】シャアとのしょうぶにかった!
<ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ちひろ「プロデューサーさん、おめでとうございます」
ちひろ「見事アイマスリーグを優勝しましたね、どのバトルも良い内容でした」
武内P「…」
ちひろ「…さて、優勝して早々ですが、プロデューサーさんには四天王への挑戦権が与えられています」
ちひろ「もちろん、挑まれますよね?」
武内P「…はい!」
【チャンピオンロード】
未央「いやぁ二回戦はちょっと失敗したけど、最後は大活躍!もっと褒めて良いぞ?ん?」
武内P「…」
未央「はっはっは、よきにはからえー」
未央「…」
未央「…なーんて、ほとんど皆のおかげで、私は美味しいところを持っていっただけなんだけどね」
未央「あーあ、もうちょっと活躍したかったなぁ…」
武内P「…」
未央「…」
武内P「…」
未央「あれ、慰めたり励ましたりする流れじゃないの!?」
武内P「…」
未央「…えへへ、まぁあれだよ」
未央「次のバトルも頑張るからさ、その…」
武内P「…」
未央「…!」
未央「うん!」
きらり「にょわー!」ドゴォ
武内P「…」
きらり「おっつおっつバッチシ☆これで通れるにぃ!」
武内P「…」ペコッ
きらり「んーん、全然大丈夫!きらりにお任せぇ!」
きらり「きらりねー、かくとう道場にいた頃は戦ってばっかりだったけど…」
きらり「Pちゃんに拾ってもらってから色んなことをやって、とーっても楽しかったにぃ!」
きらり「ボランティアでお手伝いしたり、浜辺で泳いだり…あっ!お料理とお菓子作りも!」
きらり「どれも今までやったことなくて、ドキドキしたの!」
きらり「ぜーんぶPちゃんのおかげだにぃ☆」
武内P「…」
きらり「これからも色んなお仕事やお話をして、ハピハピ☆していきたいから…」
きらり「まずは、このお山を超えちゃおーね!」
きらり「よぉーし!いっくよぉぉ!!」ググッ
【セキエイ高原 入口】
今西部長「やぁ、よくきたね」
武内P「…」
今西部長「ここまでたどり着けた君に、改めて教えることは何もない」
今西部長「全力でぶつかってきなさい」
武内P「…はい!」
【アイマスリーグ】
順一朗「おぉ、君が今年のアイマスリーグ優勝者だね?ほう…」
武内P「…?」
順一朗「うむ、何といい面構えだ。ピーン(ティン)と来た!君のような人材を求めていたんだ!」
順一朗「ぜひ我が765プロに入社してくれないか?いや、ぜひそうしたまえ」
武内P「…」
順一朗「なに?間に合っている…?そうか…」
順一朗「ならばわが社のアイドル候補生を見てから判断してくれないか!それからでも遅くはないはずだ!」
順一朗「さぁ、この契約書に目を通してくれ!」
765プロの高木社長が勝負を仕掛けてきた!
杏「ねぇねぇプロデューサー、765プロってどのくらいの会社なの?」
武内P「…」
杏「いや、総資産価額とか従業員の数とか売り上げとかの話」
武内P「…」
杏「…ふーん、ならまぁ今のままでいっか」
武内P「…?」
杏「そりゃあいい条件だったら移籍するでしょ、一日でも早く不労所得を手に入れるためにも!」
武内P「…」
杏「だからさ、他の会社のことももっと調べておいてよ、プロデューサー」
武内P「…はい」
杏「しっかりしてよね、プロデューサーだって早く楽して暮らしたいでしょ?」
武内P「…?」
杏「は?杏が移籍する時はプロデューサーも一緒に決まってるじゃん、何言ってるの?」
武内P「…」
杏「ま、今は先のことより目の前のことだよね」
杏「行くよ、プロデューサー」
蘭子「フフフ…終末の日は近い、我らの悲願を達成する時が来ているようね」
武内P「…」
蘭子「悠久の刻を経て、ここから歩むは未知なる領域…覚悟は出来ているわ!」
蘭子「さぁ、我が友よ!万来の喝采を受け、今こそ真の力を解放させる時!」
武内P「…」
蘭子「うむ、共に輝きの向こうへ!」
蘭子『四天王戦…最後にはあの人が待っているんですよね』
武内P『はい、ここまで長い道のりでした』
蘭子『正直、不安でいっぱいだけど…頑張ります!』
蘭子『アイマスリーグの代表として、恥ずかしくないように!』
武内P『えぇ、共に魂を輝かせましょう』
蘭子『はい!一緒に輝きの向こうへ!』
順二朗「やぁやぁ良く来たねぇ、君が今年のアイマスリーグ優勝者か」
順二郎「うーむ良い顔だ、これからのアイドル界を担うにふさわしい面構えだよ」
武内P「…」
順二朗「む?最初の部屋で私と戦っただって?はっはっは、それは従兄弟の順一朗だ」
順二朗「もっとも、私は四天王代理でね…本来ならばあいつがここにいたのだが、いやはや」
順二朗「だが、私も代理を任されている身…簡単に勝てると思わない方が良いぞ?」
順二朗「さぁ、かかってきたまえ!」
765プロの高木社長が勝負を仕掛けてきた!
凛「あの黒い人達、流石四天王って言うだけの実力だったね」
凛「まぁ今の私たちの敵じゃなかったけど」フフン
武内P「…」
凛「この調子であのおばさんも余裕…とかならいいんだけど」
凛「今の状態でも勝てるかどうか、全然わからない…でも」
凛「やるしかないよね?」
武内P「はい」
凛「見てて、プロデューサー」
凛「私が…私達が、プロデューサーをチャンピオンにしてあげるから」
凛「…そ、その後、ちょっとでもいいから、2人で旅を…」
武内P「…?」
凛「…」
凛「何でもない、行こっか」
「そうか、高木達を倒したのか…今年の優勝者は優秀だな」
「実を言うと私が四天王になってから初めての挑戦者でね…去年も一昨年も高木達に敗れたんだよ」
「だから、楽しみで仕方がない…こんな気持ちはあの青年と戦った以来だ」
武内P「…」
「話が長すぎたな、すまない」
「それでは始めようか…頼んだぞ、肇!」
肇「はい!あなた方の実力…見極めさせてもらいます!」
「はぐ!…見事だ」
武内P「…」
「思った通り、君はあの青年とよく似ているな」
「見た目や性格はまるで違うが、アイドルに対する真摯な気持ち…確かに伝わった」
「…行け!そして試してみろ」
「君ならば…彼女に勝てるかもしれない」
武内P「…はい!」
<ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
<ガコン!
MJ「…来たか」
武内P「…」
MJ「まさか本当にここまでたどり着くとは、君を過小評価していたようだ」
MJ「認めよう、君の言うアイドルの個性とやらがもたらす効果というものを」
MJ「だがそれはあくまで一時もの…重要なのは灰被りではなく、城だ」
武内P「…!」
MJ「…やはり君とはどうあっても相容れないようだな」
MJ「まぁいい、このバトルでどちらが正しいか…決着をつけよう」
武内P「…」
MJ「全力でいく、君も出し惜しみはしないことだ」
美城プロダクション常務、MJが勝負を仕掛けてきた!
選出は同時、だが打合せでもしていたかのように、この対面が出来上がる
凛「…」
奏「…」
彼女たちにも驚きや焦りはない、ただただ目の前の現実を受け入れていた
初動も全く同じ、奏は空間に水の塊を出現させ、凛は高速で移動しながら接近していく
建物の中だというのに場には雨が降り始め、それぞれの能力を向上させる
一合、二合…数回の衝撃が空間をを揺らす
奏「すごいじゃない、あの時から随分と強くなったのね」
激しい水と水のぶつかり合い、一見実力は拮抗しているようにも見える
凛「まぁね、その点については感謝してる」
だが実際、ダメージを受けているのは凛のみ
凛はまだ攻撃を一度も当てられていなかった
凛「…」
止まることのない連撃、一撃一撃が恐ろしく重い
効果はいまひとつだろうと、まともに当たってしまえば一気に持っていかれるだろう
――強い
こちらも強くなったとはいえ、それでもまだ追いつけないのか
おそらく、このままだとダメージをほとんど与えられずにやられてしまう
凛「…」ザザッ
凛「なら、ちょっと無理するしかないよね」
武内P「…!」
凛(見てて、プロデューサー…大丈夫、別に全ての能力を使って戦えなくなるとかじゃないし)
凛「ただちょっと、命を懸けるだけだから!」
奏「…あら、あの時の技を見せてくれるのかしら?」
凛「さぁ、どうかな」
奏「楽しみね、私の想像を超えてくれるといいけれど」
凛「はああああああああ!!」
凛の剣に、蒼き炎が宿る
全ての力を込め、ただまっすぐ相手へ向かい突き穿つ
奏「いい技ね、とても素敵よ」
奏「でもその技は私には届かない」
<バシャア!!
数センチ、ギリギリのラインで硬く分厚い水の壁に剣先が止められる
奏「残念、あと少し威力が足りないわね」
鈍い音をたて、徐々に威力を殺させれていく
奏の合図で、周囲に水の波動が唸り、凛に迫る
凛「そうだね、だから…奥の手を使わせてもらうよ」
それは、小さな呟き
凛『蒼穹の果て、私はここにいる』
奏「…!」
圧縮された水圧が、剣を中心に溢れ始める
それは、厚い水の壁の僅かな傷を侵食し
そして―――
凛「ヴォルト・オブ・ヘヴン」
―――弾けて砕けた
<ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!
凛「…」
凛は倒れた!
奏「…全く」
奏「いい笑顔ね」
奏は倒れた!
MJ「なるほど、【だいばくはつ】の亜種技といったところか」
MJ(だがそれだけなら恐らく耐えられたはず、まさか防御値を半減させる効果が…?)
武内P「…」
MJ「…まぁいい、少々予想外だったが問題ない」
MJ「本気を出せ、周子」
周子「はいはーい、ってそれはきついわー」
周子「そんなこと言われたら手を抜けな…」
MJ「…」
周子「あはは…はーい、それじゃ、ちょっと頑張りますか」
二戦目、場に出てきたのはきらりと周子
通常あくタイプかほのおタイプに分類される周子だが、MJの周子は特殊個体であるかくとうタイプ
周子「まっ、そういうわけでちょっとは本気でやってみよーかな?」
きらり「うんうん!やるからには全力でいくにぃ☆」バンッ
早く鋭い一撃の周子と、ゆっくりだが重い一撃のきらり
勝敗は行動を先読みし、必殺の一撃を食らわせたきらりに軍配が上がった
周子「うーん、やっぱ慣れないことはするもんじゃないわー」
きらり「うぇへへ、いい勝負だったにぃ!」
周子「…次は、もう少し上手く立ち回ってみるから、楽しみにしてて」
きらり「うん!約束☆」
MJ(…まだだ、まだ出す時ではない)
MJ(あのアイドルさえ倒せば、私の勝利は確定する)
次にMJが繰り出したしたのは大槻唯、高いステータスのでんきタイプ
残りHPの少ないきらりは唯の【10まんボルト】に倒れ、交代
きらり「にょわわわわわわわ」バリバリバリ
唯「やったかな?」
MJ「…余計な発言をするな」
武内P「…」
蘭子「聖戦の刻…我らの勝利のために!」
交代先は蘭子、でんきタイプに対して有利に動けるのは彼女くらいのものだ
MJ「…めざ氷を切ったのは失敗だったか」
有効打のない唯を下げ、代わりに出てきたのは
フレデリカ「あれ?もう出番なの?」
MJ「まだ舞台は整っていない、とりあえず耐えろ」
フレデリカ「もー人使いが荒いなー、ミッシーこわーい」
ミッシー「…」
蘭子の【あくのはどう】!
こうかはいまひとつのようだ…
武内P「…」
あくタイプの技が半減、見たところかくとうタイプやあくタイプには見えない…となれば
もどれっ、蘭子!
もどれっ、フレデリカ!
武内P「…」
MJ「当然、その交代は読めている」
いけっ、未央!
いけっ、文香!
未央「むむ、もしかして水タイプだったりする?」
文香「…さぁ、どうでしょう?」
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