私的良スレ書庫
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元スレちひろ「そこに3人のアイドルがいますよね?」武内P「…」
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凛「ぐ…くっ…」
服が焦げる匂いがする
顔や腕、至る所が燃えるように熱い
いっそ、攻撃を止めてしまった方が楽かもしれない
―――それでも
凛「負けられない…」
凛「プロデューサーに対する想いで…負けたくない!」
そして、何より―――
凛「プロデューサーのためだけに頑張ってるような、アイドルを手段として使ってるアンタに…」
「私なんかがアイドルを続けて良いのか…凄く不安でした」
「でも、プロデューサーさんや皆に支えてもらって…今日まで頑張って来れました」
「本当に、ありがとうございます!」
凛「負けたら顔向けできないから!!」
アイドルスキル【蒼の剣】覚醒!!
水タイプの技が弱点に対して4倍になる!!
凛「……」
まゆ「……」
凛「タスキじゃ、なかったんだね」
まゆ「うふ♪まゆの持ち物は…1つ、だけですよ」グラッ
凛「…そっか」
凛「まぁ、悪くはないかな」
まゆは倒れた!
武内PはまゆPに勝利した!
卯月「凛ちゃん!大丈夫ですか…?」
凛「うん、やけどにはならなかったから大丈夫」
杏「ならまぁ回復だけでいいよね」
杏は【いやしのはどう】を使った!
凛「ん…ありがとう、杏」
武内P「…」
凛「…プロデューサー?」
武内P「…」
凛「えっ、ちょ…目を瞑ってって、何するつもり!?いいよ!」
武内P「…」ヨシヨシ
凛「……」
凛「………ん?」
蘭子「わ、我が友!共有の儀を!!」
未央「…はぁああ」ズーン
卯月「未央ちゃん!次はきっといい感じにいけますよ!」
杏「大活躍…」プフッ
未央「コフッ」
きらり「杏ちゃーん?」
杏「コフッ」
【二回戦第2試合】
水島Pvs315P
雌雄を決したのは、中盤の交代読み交代
真に合わせた出したピエールが場をかき乱し、アスランが怒涛の攻めを見せる
最後は輝がきっちり締め、連携プレーで勝利を勝ち取った
【二回戦第3試合】
シャアvs東豪寺麗華
前回の戦いで色々と吹っ切れた麗華
小細工などを一切用意せず、謎の仮面男を軽く一蹴する予定だった
…が、当然そう簡単に勝利できるほどたやすい相手でもなく
前回のバトルとは打って変わって、攻撃をすると見せかけて補助技を使い
補助技を使うと見せかけて普通に補助技を使ったりと、とにかく搦め手で嫌らしく攻める
相手に交代を強いられることに苛立ちを覚えないはずもなく
ついにしびれを切らしごり押しをしようと一気に攻める麗華
結果は言わずもがな、どれだけ個の能力が高くとも…策にハマった者が勝てるほど、この男は甘くはない
勝利の女神はシャアに微笑んだ
シャア「みりあは私の母になってくれるかも知れなかった女性だ」
敗北を喫した東豪寺麗華
しかし、その顔はとある日から今までの中で
一番満足していたそうだ
【二回戦第4試合】
アサミンゴスPvsCuP
アイマス界の生きる伝説…アサミンゴス
彼女の行動、発言は多くのプロデューサーを魅了し、興奮させた
今大会優勝最有力候補であり、シード権も一回戦の出来レースを無くすためだ
確かな実力を持っているCuP、それでもアサミンゴスPには勝てないだろう
会場にいたほぼすべての人々は、そう考えていた
無論アサミンゴスPも、油断も慢心もしない最強のパーティーを用意してきている
そして大方の予想通り、アサミンゴスPの勝利で終わった
シャアはロリコンじゃねえ!ちょっとマザコンこじらせてるだけだ!
(祖)母性と幼児性を兼ね備えるロリBBAは赤いペドフィリアさん的にはどうなんだろう?
今西部長「…さて、ついに今大会も残る試合は準決勝・3位決定戦・決勝戦のみとなりました」
今西部長「ここで、これまで勝利を重ねてきたプロデューサーの皆さんを改めて紹介したいと思います」
小鳥「皆さん良い顔してますねぇ」
今西部長「まずは一人目、346プロアイドル研究所所属…名前は非公開ということなので伏せさせてもらいます」
小鳥「観客からは、【顔が怖い】【絶対何人かやってる】【ポエム力たったの5か…ゴミめ】などの声が挙がっています」
今西部長「今後の試合も目が離せませんね」
今西部長「二人目、315プロ所属…こちらも名前非公開です」
小鳥「というより、名前どころか性別・年齢などほとんど分からないんですけどね」
今西部長「…今更ですが、もうちょっと情報公開を求めても良いように思います」
今西部長「謎が多い彼?ですが、手持ちのアイドルは全て♂という非常に珍しいパーティであり、注目を集めています」
小鳥「え?この子も男の子なんですか!?」
今西部長「はい」
小鳥「ツいてるんですか!?」ダバダバ
今西部長「はい」
今西部長「3人目に移ります…激闘を繰り広げ、おそらく最も会場を沸かせている人物」
今西部長「仮面の下は何者なのか、シャア・アズナブル選手です」
小鳥「観客からは【ロリコン】【仮面取れ】【発言が意味不明☆】などの声が挙がっていますね」
今西部長「人気の裏返しでしょう、彼のアイドルは全員固有スキル持ちですから…準決勝の結果は全く読めません」
小鳥「どの子もかわいいですよねぇ…」
今西部長「4人目、まぁこの方は改めて説明する必要もないでしょう」
小鳥「今大会唯一の二つ名持ち、【変態淑女】の称号を持つアサミンゴスPですね」
今西部長「彼女はプロデューサーでありながらコガネシティのラジオ塔に度々出演していますからねぇ…」
今西部長「あまり芸能界に詳しくない人でも、名前くらいは聞いたことがあるんじゃないでしょうか」
小鳥「私も何度か共演させてもらってますけど、とても素敵な方ですよ」
今西部長「えぇ、私から見てもお二人は仲良さそうですからね」
今西部長「さぁ準決勝の準備が整ったようです…どのプロデューサーも気合十分、誰が勝ってもおかしくない大勝負!」
今西部長「皆さま、最後まで熱い声援をよろしくお願い致します!」
小鳥「いやぁ本当に誰が優勝するんでしょうね」
今西部長「…ちょっとは解説予想とかされてもいいんですよ?」
【準決勝 Aブロック】
武内P vs 315P
卯月 輝(ほのお/かくとう)
凛 薫(ノーマル)
未央 翼(はがね/ひこう)
杏 咲(エスパー/フェアリー)
蘭子 アスラン(あく)
きらり ピエール(みず)
【準決勝 Bブロック】
シャア vs アサミンゴスP
桃華(くさ/どく) 千早(こおり)
こずえ(エスパー) やよい(でんき/ほのお)
千枝(みず) やよい(みず)
みりあ(ノーマル) やよい(どく/かくとう)
仁奈(ドラゴン) やよい(くさ/どく)
巴(かくとう/あく) やよい(みず/じめん)
【Aブロック】
薫「…プロデューサー、一つ相談がある」
315P「…?」
薫「僕を選出するのは構わないが…あの羽の生えたアイドルとのバトルはさけろ」
薫「なぜか勝てる気がしない」
輝「おいおい、やる前から弱気だなんてお前らしくもないな」
薫「……」
アスラン「ククク…ならば奴と踊るのは我の役目ということだな」
アスラン「おそらく奴は我と同じ闇の一族の末裔…こうして巡り合ったのは運命、いや必然だったということか」
アスラン「よかろう!我が才、我が力、我が詠唱…とくと味わうが良い!!!」
<アーッハッハッハッハッハッハッハ
蘭子「わ、我が友よ…(あの人こわいよぉ…)」ガタガタ
武内P「…」ヨシヨシ
卯月「蘭子ちゃんを怯えさせるなんて…許せません!」
きらり「ちょーっと【ハピハピ☆】して【にょわー☆】ってしてもらうにぃ」
杏「お手々のしわとしわを合わせて…」
<ま、待て!それ以上やると我が封印されし力が…!あ、主!タスケテ主アッー!
咲「ごめんねうちのアスランが迷惑かけちゃって☆」
凛「いや、まぁ…別にあの人は何もしてない気がするし謝る必要はないんじゃない?」
凛(むしろ被害が大きいのはそっちの方じゃ…)
咲「あはは、そう言って貰えるとありがたいな♪」
凛「ところで…残るのはアンタ一人だけど、素直に負けを認めてくれそうにないね」
咲「まぁね、あたしにも夢…っていうか、目標があるからさ」
咲「だから、最後まで絶対に諦めないよ!」
凛「…うん」
凛「そういうの、嫌いじゃない!」
>>581
OFAとSFを忘れてるぞ
OFAとSFを忘れてるぞ
【Bブロック】
シャア「まだだ!まだ終わらんよ!」
もどれっ、こずえ!
いけっ、桃華!
シャア「…認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」
戦況はアサミンゴスP有利、実力だけならシャアも劣ってはいないが、相手が悪かった
敵はこちらの策以上の策を使い、こちらの力以上の力で押しつぶし、蹂躙してくる
<うっうー!う?ウッウー!うっうー(低音)!おでこサンシャイン!誰がおでこ(ry 高槻さんカワイイ…
ゆえに伝説、決着が着くのはもはや時間の問題だろう
桃華「…安心してくださいまし、Pちゃま」
シャア「!」
桃華「この戦い、赤い彗星が勝ちますわ」
シャア「…」
シャア「桃華は賢いな」
315P「耐えろー!咲ー!!」
薫「無駄だ…この攻撃は水嶋なら確定1発、僕たちの負けだ」
315P「うおおおお!!!」
咲「ピ…カ…ピッカァ!!」
(ユウキリンリン!ゲンキハツラツ!キョウミシンシン!イキヨウヨウ!)
薫「なに!?ギリギリ持ちこたえただと!?」
輝「わかったぞ!咲のやつ、高乱数1になるまで努力値を振っていたな!」
アスラン「わずか2%にかけるとは…クク、流石だサキ」
315P「いっけーー!咲!」
<ワアアアアアアアアアアアア
今西部長「ついにこの時がやってきてしまいました」
今西部長「アイマスリーグセキエイ大会、その決勝戦が行われようとしています」
今西部長「今年も数々の名勝負、プロデューサーとアイドルによる力と技のぶつかり合い」
今西部長「その頂点を決める戦いが、今まさに幕を開けようとしています!」
今西部長「会場右手、346プロアイドル研究所に所属するこの男」
今西部長「バランスの良いパーティー、確かな勝負勘…しかし彼がここまで勝ち進んできたのはそれだけではないでしょう」
今西部長「彼とアイドルとの絆、その強さが勝利に繋がったに違いありません」
今西部長「そんな彼に対する相手、こちらもアイドルとの絆は確かなものでしょう」
今西部長「あの伝説のプロデューサーをも倒し、先ほど二つ名として【赤い彗星】が正式に決定しました」
今西部長「シャア・アズナブル選手です!」
<クビサワリオジサーン
<ソレハエゴダヨ!
<ヨウカイメイシダケデモーオレダーケッコンシテクレー
シャア「…なるほど、確かに素晴らしい腕の持ち主のようだ」
武内P「…」
シャア「だが私には…他の誰よりも負けられない理由がある!」
シャア「見せて貰おうか、346プロのプロデューサーの実力とやらを」
【赤い彗星のシャアが勝負を仕掛けてきた!】
シャア「お手並みは拝見させていただく、いけっ仁奈!」
仁奈「がおー!ドラゴンのきもちになるですよ!!」
スキル【みぎてでわんちゃん ひだりてでぞうさん】発動!
仁奈は特性として【いかく】と【かたやぶり】を手に入れた!
シャア「仁奈は私の娘にしなければならない女性だ」
初手、赤い彗星が繰り出したのは緑の竜
…のコスプレをしたアイドル、市原仁奈
ステータスの高さや技の威力など、様々な要素で優秀でありながらこの固有スキル
シャアが信頼するアイドルの中でもかなりの強さを誇る
そんな彼女の相手をする武内Pのアイドルは、ここまで情報を一切ださなかった隠し玉
初見殺し、双葉杏である
シャア「見たことのないアイドル…新型か!」
仁奈「いくでごぜーますよ!」
相手の仁奈の【げきりん】!
仁奈→杏【73.5%~87%】
杏「こふっ、最近の若者の人間離れェ…」
杏「あー…こんなことなら有休取れば良かった」
武内P「…!」
杏「大丈夫じゃないよ、痛いしお家帰りたい飴舐めたい…もう帰って良い?」
武内P「…」
杏「ですよねー…ま」
杏「お仕事はちゃんとやるよ、プロですから」ドヤァ
杏の【スキルスワップ】!
杏「色々考えてもやっぱりこれが一番なのよね」
仁奈「あーマジやってられねーです…」
シャア「…これはこれでありだな」ウム
杏の十八番、自らの特性【なまけ】を消し相手に押し付ける作戦が突き刺さる
シャアもこれには逃げの一手しか思いつかず、名残惜しそうに交代を選択
二番手として登場したのは、もふもふ動物スタイルの赤城みりあ
みりあ「えへへ、もふもふガード!」
スキル【ふわふわお耳ともふもふシッポ】発動!
周囲に【コットンガード】を展開した!
これがシャアのコンボ、仁奈で相手のこうげきを下げてみりあでさらに防御を固める
全ては物理に弱い彼のエースで全抜きするための準備、多少のイレギュラーはカバーできる技構成にもしている
…そう、相手が多少のイレギュラーであれば
杏「ひこうの通りが良いからとりあえず選んだけど…なるほど、ラッキー♪」
杏の【ブレイブバード】!
杏は【かたやぶり】だ!
相手の周囲にある【コットンガード】を薙ぎ払った!
みりあ「あぁ!?もふもふ…」
シャア「貴様!それが人間のやることか!!」
こうげきが一段階下がった杏の【ブレイブバード】は僅かなダメージではあるが、シャアの作戦を崩すには十分だった
その後も【ちょうはつ】【おいかぜ】【とんぼがえり】など好きなことをするだけして交代
交代先は笑顔の伝道師、幅広いタイプに有利であるこのアイドル
卯月「島村卯月@今日も頑張ります!!」
シャア「…すまない、仁奈」
仁奈「後は任せるでごぜーますよ!」
安易な交代で【めいそう】を積まれることを避け、少しだけ削りを入れ仁奈は倒れた
再び登場したみりあもまた、卯月のPower of Smileの前に敗れた
みりあ「きゅう…」
シャア「ゆっくり休んでくれ、みりあ」
これで3対1、うち2人は削れているとはいえ、最後の1人は全くの無傷
決着は、近い
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