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元スレ京太郎「偶然が重なって運命の人、それから」
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憧「ねぇ京太郎、イヴなんだけど……」
京太郎「うん?」
憧「部の方でね、パーティーやるみたいなの」
京太郎「ふーんそっか、行ってらっしゃい」
憧「…………ねぇ」
京太郎「どした?」
憧「なんでそんなあっさりしてるの」
京太郎「は?」
憧「イヴなんだから一緒に過ごしたい…とかそういうの無いわけ?」
京太郎「え、なに?止めて欲しかったの?」
憧「べつにそういうわけじゃないけど…」
京太郎「男がいるような…合コンみたいなのなら止めるけど、違うだろ?」
憧「そんなのならあたし行かないわよ」
京太郎「だよな。そのパーティーは一晩中やるのか?」
憧「たぶん違うと思う」
京太郎「ならその後にどっちかの家で、2人だけでパーティーすればいいじゃん」
憧「京太郎がそれでいいなら……」
京太郎「俺も憧がそれでいいなら」
憧「ん、じゃあそうしましょ」
京太郎「そのパーティーは何時からなんだ?」
憧「夕方からみんなでご飯食べて?って感じみたいだから…」
京太郎「じゃあそれまでに一緒にケーキ買いに行こうぜ、夜食べるやつ」
憧「そうね、うん」
京太郎「帰りは迎えに行くよ。そのまま……どっちでやる?」
憧「あたしのうち」
京太郎「即決ですか」
憧「だって京太郎のうちのお風呂、何も無いもん。色々持ってくのめんどくさいし」
京太郎「男の一人暮らしでそんな色々ある方が嫌だろ」
当日
泉「うはっ、さっぶー」
憧「美味しかったし、今度京太郎とも来ようっと」
恭子「また惚気とる……」
憧「べ、別に惚気けてるわけじゃないですっ!」
和「須賀くん、迎えに来るんですよね?」
憧「うん、連絡してあるからそろそろ……」
恭子「ええご身分やな」
泉「お?あれちゃう?」
京太郎「おーい」
憧「あ、京太郎!」
和「こんばんは須賀くん」
京太郎「よう和。泉も、直接会うのは久しぶりだな」
泉「そういえばそうやなー」
京太郎「末原先輩も、お久しぶりです」
恭子「須賀くん、相変わらずデッカイなぁ」
京太郎「さすがにこの年で縮みはしないんで。先輩は相変わらずちっこいっすね」
恭子「うっさいわボケ」
和「それにしても須賀くん、珍しく大荷物ですね。いつもはボディーバッグひとつなのに」
京太郎「ん?あぁこれ、お泊りセット」
憧「ちょっ!?」
泉「お泊りですってよ先輩」
恭子「性の6時間や…性の6時間しちゃうんや…不潔やわ…」
憧「そういうことわざわざ言うんじゃないわよバカぁ!!」
泉「はぁ?私も彼氏欲しいわぁ」
恭子「泉、私を見捨てるんか!?」
泉「いや先輩も彼氏作りましょうよ」
恭子「そんなん簡単に言われても無理やってー」
京太郎「2人ともかわいいんだから、その気になればすぐできるでしょ」
憧「むっ」
和(またはじまった……)
恭子「かっ、かわいい!?」
京太郎「あ、年上にかわいいは失礼か」
恭子「あ、いやそういうわけじゃ……」
泉「わかってへんなー京ちゃんは」
京太郎「京ちゃんて」
泉「あんな?別に彼氏作るのが目的ちゃうねん。恋愛したいねん」
泉「この際なんやったら京太郎でもええわ。愛をください」
憧「ちょっと!なに言ってん…」
京太郎「残念だけど俺の愛はすべて憧に注がれてるんで」
憧「ふきゅ」
京太郎「他の誰かに与える愛は残ってないんだ、悪いな」
憧「バ、バカっなに言ってんのよもう/////」
泉「愛を注ぐんですってよ先輩」
恭子「この後も注いじゃうんや…不潔やわ…」
和「もしもしお父さん?終わったので迎えに来てください」
◆ ◆ ◆
憧「そういえば京太郎、ご飯なに食べたの」
京太郎「クリスマスらしくパスタ作ってあとチキン買ってきた」
憧「チキン?なんかこう…骨付きのやつ?」
京太郎「いや揚げ鶏」
憧「なんか…ごめん」
京太郎「いいんだ、俺のクリスマスはこれからだから。ってことで」
憧「うんっ」
「「メリークリスマース」」
京太郎「いっただっきまー…」
憧「あ、ちょっと待って」
京太郎「ん?なに?」
憧「はい、アーン」
京太郎「へ?」
憧「ほーらぁ、アーン」
京太郎「あ、あーん……んむ」
憧「どう?美味しい?」
京太郎「……あぁ最高」
京太郎「よしっ、じゃ今度は憧な。ほら、あーん」
憧「あーん………んー美味しぃー」
憧「はい、じゃあ次は京太郎ね。はいイチゴ!アーン」
京太郎「もうイチゴいっちゃうのかよ、あーん」
憧「あたしも次イチゴちょうだいね」
…
京太郎「こっちはこれでラスト」
憧「あ、待って。最後は一緒にやろ?」
京太郎「一緒に?」
憧「うん、ほらそっちも」
京太郎「あぁ、はいはい」
憧「それじゃあ…」
京太郎「いくぞ」
「「あーん」」
京太郎「はぁ…幸せだった」
憧「あたしも、エヘヘ…」
京太郎「なぁ…」
憧「なぁに?」
京太郎「いまキスしたら甘いのかな」
憧「どうだろ?してみる?」
京太郎「ま、憧とのキスはいつも甘い味がするけどな」
憧「なに言ってんのよバーカ」
京太郎「ははっ…ほら」
憧「うん……」
ン……
ンム……
ンチュ……
京太郎「ベッド行こっか」
憧「ふぇ………ダ、ダメ!」
京太郎「なんで?」
憧「だってまだシャワーも…」
京太郎「俺は来る前に浴びてきたから大丈夫」
憧「ずるい!あたしは…!」
京太郎「いいよ、俺は気にしないから」
この後めちゃくちゃセックスした
終わりが近づいてる感じが
ただでさえ供給が少ないのに、ココまで終わってしまうのか
恵まれてる方ではあるけども、寂しい
ただでさえ供給が少ないのに、ココまで終わってしまうのか
恵まれてる方ではあるけども、寂しい
>>257
このレスのおかげでスレ立ったみたいだねww
このレスのおかげでスレ立ったみたいだねww
>>257
イッチの望み、叶ったみたいやでww
イッチの望み、叶ったみたいやでww
◆ ◆ ◆
憧「なんか面白いテレビやってないの?」ポチポチ
憧「はぁ………」ポスッ
憧「まだ……9時半かぁ」
憧「…………」
憧「京太郎に戻ってきてもらえばよかったな…」
憧「…………」
憧「……」メルメル
◇
京太郎「ふぅ食った食った。お腹いっぱいでやんす」
京太郎「和には悪いけど、やっぱりあれだけじゃ足りなかったよ……」
京太郎「さ、かーえろ」
ピロン
京太郎「うん?」
京太郎「憧か」
京太郎「!!」
『さみしい』
◆
憧「んんんん……」
憧「まだ返事来ないし……」
憧「既読はすぐついたのに」
憧「なに?なんなの?無視?なんでよ?普通無視する?」
憧「意味わかんない!」
憧「グスッ……意味わかんな
prrrrr…
憧「ッ!!??」
憧「京太郎っ!!?」
憧「も、もしもし!!」
京太郎『はぁ…はぁ…憧?』
憧「京太郎ぉ~なんですぐに…」
京太郎『玄関開けて』
憧「え?」
京太郎『いま……憧んちについたから…』
憧「っ!?ちょ、ちょっと待っててすぐ行くから!」
ガチャ
京太郎「おう」ハァハァ
憧「京太郎……なんで……」
京太郎「なんでってお前……」
京太郎「彼女に…好きな子にあんなこと言われて放っとけるかよ」
憧「ッ~~~~!!」ダキツキッ
京太郎「うおっ!?」
憧「京太郎ォ~」ギュウゥゥゥゥ
京太郎「ちょっ、憧!?俺走ってきたから汗かいて…」
憧「いいっ」
京太郎「っ…………」ヨシヨシ
憧「無視されたと思った……」
京太郎「するわけないだろ」
京太郎「ただ…アレを見てすぐ走り出しちゃったから、ごめん」
京太郎「ちょうど外にいて…すぐ行かなきゃって思ったらさ」
憧「そういうことなら……許す」
京太郎「よかった許された」
京太郎「ほら、部屋入ろう?」
憧「もうちょっと…」
京太郎「だーめ、憧は病人なんだから」
憧「もう大丈夫だもん」
京太郎「それは明日の朝、聞かせてくれ。ほら行くぞ」
…
京太郎「寝てなくていいのか?」
憧「いいの。熱も下がったしもう咳もあんまり出ないし」
憧「そういえばなんで外にいたの?」
京太郎「いやーお腹空いちゃって」
憧「やっぱり足りなかったんだ」
京太郎「案の定でした」
憧「何食べてたの?」
京太郎「カレー。パリパリチキンをトッピングして」
憧「こんな時間にそんなの食べて、太るわよ」
京太郎「ま、走ったから大丈夫だろ」
prrrrrr…
京太郎「お?憧か?」
憧「あ、お母さんだ」
憧「その…さっきお母さんにも同じようなメール送ってたから」
京太郎「そっか、俺は気にしないでいいから」
憧「うん、ごめんね」
憧「もしもし?うん…うん、大丈夫」
京太郎(いまのうちにトイレ行っとくか)
京太郎「憧、ちょっとトイレ借りるな」
憧「あ、うん」
憧「え?うん、えっと……ちょうどその…友達が来てくれて……」
京太郎「!……」
…
京太郎「電話終わった?」
憧「うん」
京太郎「………友達、ね」
憧「あっ…ごめん……で、でもしょうがないでしょっ!?彼氏が来てくれたなんて言えるわけないしっ!」
京太郎「分かってるよ。別に気にしてないし、まだ話してないんだなって思っただけだから」
憧「こんなこと、わざわざ報告するようなことじゃ…」
京太郎「それもそうか、たしかにな」
憧「お姉ちゃんから聞いてるかもしれないけど…」
京太郎「お姉さんは知ってるんだ」
憧「うん、いろいろ相談したりしてたから」
京太郎「相談してたの?俺のこと?」
憧「あっ……その…あたし、誰かを好きになったのって京太郎がはじめてだったから…」
京太郎「そっか」
憧「な、なに言ってんだろあたし!恥ずかしっ!////」
京太郎「そーかそーか」ニヤニヤ
憧「もう!なにニヤニヤしてんのよ!」
京太郎「べつに、ただちょっとすげー嬉しいだけ」
…
憧「ふぁぁ…」
京太郎「眠くなってきた?」
憧「うぅん…大丈夫。今日ずっと寝てたし」
京太郎「無理すんなって。薬にも眠くなるやつが入ってるんだし」
京太郎「ほら、もう寝なさい」
憧「でもぉ…」
京太郎「しっかり治して明日は元気になってくれよ」
憧「……キス」
京太郎「ん?」
憧「キスしてくれたら、寝る」
京太郎「キス?」
憧「だって…今日まだ1回もしてないじゃない」
京太郎「あー…そういえばそうだな。じゃあ……」
憧「んっ……」
京太郎「おやすみのチューだな」
憧「いま京太郎に風邪移したからね」
京太郎「ハハッ、マジかそりゃこまっ……困んねーわ」
憧「??…なんで?」
京太郎「だって俺が風邪引いたら憧が看病してくれるだろ?」
憧「ぁ……当然じゃない、任せときなさい」
京太郎「期待してるよ」
憧「でもナントカは風邪引かないのよねぇ」
京太郎「おいコラ」
憧「あはは、ごめん」
京太郎「和と同じこと言うんじゃないよ、全く」
憧「ふふっ……ねぇ京太郎」
京太郎「うん?」
憧「あたしが眠るまでいてくれる?」
京太郎「あぁ、それで憧が安心して眠れるんなら」
憧「ありがと。それともうひとつ、いい?」
京太郎「いいよ、なんでも言いな」
憧「手、握ってて」
京太郎「うん、ほら」
キュッ
京太郎「じゃあ、おやすみ」
憧「うん、ありがと京太郎」
…
京太郎「可愛い顔して寝ちゃって」
憧「スースー…」
京太郎「さて、行くか」
憧「きょうたろ…」
京太郎「!?……寝言か」
憧「だいすき……」
京太郎「っ!」
京太郎「ほんとにこいつは……」
京太郎「俺も大好きだよ、憧」
ガチャ……バタン
京太郎「鍵かけてっと……」カチャカチャ
京太郎「帰って風呂入って……明日一限無くてよかったな」
◆ ◆ ◆
憧「あっ!京太郎おはよっ」
京太郎「おはよう、体はもう大丈夫か?」
憧「うん!京太郎のおかげね」
京太郎「俺は別に何も、そばにいただけだよ」
憧「京太郎がそばにいてくれたから、あたしは安心できたんだから」
憧「だから京太郎のおかげなのよ」
京太郎「そう言ってもらえたら、俺も走って行った甲斐もあるよ」
憧「京太郎に風邪は移らなかったみたいね」
京太郎「残念ながら絶好調だぜ」
憧「なーんだ、せっかく看病してあげようと思ったのに」
はい
のどパパと『友達』のくだりが書きたかっただけなのに4ヶ月かかりました
来年はもう少しペースを上げて行けたらいいですね(他人事)
ではよいお年を
のどパパと『友達』のくだりが書きたかっただけなのに4ヶ月かかりました
来年はもう少しペースを上げて行けたらいいですね(他人事)
ではよいお年を
おう互いに実家へ挨拶するんだよあくしろよ(吐糖
乙乙、良いお年をー
乙乙、良いお年をー
あけおめ
憧ちゃんちが忙しいシーズンですね
でも桜の季節のほうが忙しいらしいですね(ドラマCD)
休みの間に阿知賀編読み返してたら
憧ちゃんが思ってたより、~だわとか~よとか使ってないことに気づく
イメージって怖い
憧ちゃんちが忙しいシーズンですね
でも桜の季節のほうが忙しいらしいですね(ドラマCD)
休みの間に阿知賀編読み返してたら
憧ちゃんが思ってたより、~だわとか~よとか使ってないことに気づく
イメージって怖い
京太郎「今日で試験も終わって」
和「明日からは夏休みですね」
憧「でも結果が分かるのが休み明けなんだよね。なんかちょっと嫌だなぁ」
京太郎「そうか?」
憧「だってほら、不安なやつがあったらずっとモヤモヤしちゃうじゃない?」
和「あるんですか?不安な科目」
憧「ん~ん、無い」
京太郎「ねぇのかよっ!」
憧「たぶん全部大丈夫だと思うけどね」
京太郎「そもそもだ、不安になって悩んだってどうしようもないんだから、気にするだけ無駄だって」
和「そうですよ。やることをやったんですから、人事を尽くして天命を待つというやつです」
憧「同じこと言ってるのに感じるニュアンスがなんか違うわ」
京太郎「なんか軽くバカにされた気がするぞ…」
憧「で、そういう京太郎はどうなのよ」
京太郎「ん?俺?」
憧「手応えは?」
京太郎「フッ……不安が全くないと言ったら…嘘になる」
憧「なにカッコつけてんの」
和「まぁ須賀くんはなんだかんだうまくやりますから。要領がいいと言うか」
京太郎「そうそう!俺って要領いいからさ、なんとかなるなる」
憧「お気楽なんだから」
京太郎「ポジティブと言ってくれ、ポジティブと」
憧「脳天気なだけでしょ」
京太郎「ったく、そういうところも好きなくせに」
憧「ッ!?なに言ってんのっ!?」
京太郎「照れるな照れるな、俺はちゃんと分かってるから」ウンウン
憧「照れてないっ!!」プンスコ
和「ところで須賀くん」
京太郎「お?どした?」
和「染谷先輩から連絡ありました?」
京太郎「あぁ……昨日あったよ。まだ返事してないけど……」
憧「ソメヤ先輩?」
和「麻雀部の先輩です。夏休みに麻雀部のみんなで会う予定なんですけど、それの幹事みたいなことをしてくれてて」
憧「ふ~ん……あ、そうだ。ねぇ和」
和「なんです?」
憧「夏休みにあたしと一緒に吉野に来ない?」
和「え?」
憧「シズがね、和に会いたいって言ってて」
和「う~ん……まだはっきりしたことは言えませんけど、ちょっと難しいかもしれないです」
京太郎「…………」
乙
これは実家と阿知賀勢への挨拶フラグが立ちましたね…(2828
これは実家と阿知賀勢への挨拶フラグが立ちましたね…(2828
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