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    元スレ八幡「ニャー」

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    151 :

    雪乃「……どうぞ」

    ガラ

    結衣「雪ノ下さんやっはろー」

    雪乃「あら由比ヶ浜さん」

    八幡(誰だこの乳……見覚えがあったような無かったような……)

    結衣「ってあれ!?なんでヒッキーが!?」

    八幡「……え、なに、ヒッキーって俺?」

    結衣「そうだけど」

    八幡「なんで初対面なのにいきなりあだ名なんですかね……ストーカーか何か?」

    結衣「いや同じクラスだし何回か話しかけてるし!!」

    八幡「マジかよ」

    雪乃「徹底して人間関係は作らないのね……」

    八幡「まあな」

    152 = 151 :

    八幡「んでお前何しに来たの?」

    雪乃「彼女の依頼を前に受けたのよ」

    結衣「そうそう!その報告というか途中経過をしにきたの!」

    八幡「ほーん」

    雪乃「それで?最近はどうなのかしら」

    結衣「それがね!すっごい似てる猫をこの学校で見かけたんだよ!」

    雪乃「あら、それは以外ね……」

    結衣「そそ、だから最近はこの周辺を探してるんだ!」

    八幡「……なんの話?」

    雪乃「まあ当然あなたは知らないわよね」

    結衣「何ヒッキー盗み聞き?」

    八幡「いや普通に聞こえるからむしろ聞かれて困る話してんのかよ」

    結衣「そーゆーわけじゃないけど……」

    雪乃「比企谷君も奉仕部員なの、だから彼にも話をしてみたら?」

    結衣「雪ノ下さんがそう言うなら……」

    153 :

    まさかこんな時間にくるとは

    154 :

    ガハマさん猫苦手なのに大変だな…

    155 :

    >>154
    確か苦手になった理由って団地で可愛がってた猫がいつの間にかいなくなったから、だったはずだしそのいなくなった猫が見つかれば治る程度だとしてもおかしくは無いかな?

    ……何となくオチ見えるけど

    156 :

    >>155
    原作のあの口ぶりから察するに、いなくなったの一匹や二匹じゃないと思う。よくそういうことがあったみたいな感じの話し方じゃなかったか。
    しかも最近の話じゃないだろうし、多分小学生くらいの頃の話だろうから、みつかるってことはないんじゃないかな…

    157 :

    手作り猫飯とか振る舞って、猫が行方不明だったら笑えないよね

    158 :

    ガハママが団地妻だったと考えると滾る物がある
    絶対浮気しているゾ

    159 :

    結衣「その……入学式の日の朝にね」

    八幡「うん」

    結衣「うちで飼ってる犬の散歩をしてたの」

    八幡「うんうん」

    結衣「それでね、ホントに私の不注意なんだけど……うっかりリードから手を放しちゃって……サブレ、うちの犬が走ってったの」

    八幡「……」

    結衣「そしたら道路に飛び出しちゃって……それで車がきて轢かれそうになって……」

    八幡「……おう」

    結衣「でもね!猫が凄いスピードで走ってきて!うちの犬を突き飛ばしたの!!」

    八幡「……」

    160 :

    小型犬を弾き飛ばす猫…

    161 :

    パンスト流星脚みたいな技でも使ったかな?

    162 = 159 :

    結衣「それでうちのサブレは助かったんだけど……その猫は車に当たっちゃって……」

    八幡「……」

    結衣「……それでも何事も無いようにすぐ立ち上がって走ってっちゃったんだよね」

    八幡「……それで」

    結衣「……だからさ、その子にお礼したいんだよね」

    八幡「……お礼?」

    結衣「……うん」

    八幡「……相手は猫だぞ」

    結衣「そうなんだけどさ……」アハハ

    163 = 159 :

    結衣「なんと言うか気が済まないってゆーか……」

    八幡「……そうか」

    結衣「あ、あたしバカだからさ!!そーゆーの気になっちゃってしょーがないんだよね!!」アハハ

    八幡「……お、おう」

    八幡「ちなみにそのお礼ってのは何するんだ?」

    結衣「色々考えた結果これをプレゼントするって決めたんだけど……」ネコダイスキフリスキー

    八幡「フリスキー!!!!」ガタッ!!!!!!

    結衣「え!!!なに!!!」ビクッ

    雪乃「ど、どうしたの急に!!」ビクッ

    八幡「え、あ、いや、すまん何でもない……」

    結衣「もう……」



    雪乃(……今の反応……まさか)

    164 = 159 :

    八幡「ま、まあいいんじゃねーの?恩のある猫に恩返しする、他人が聞いたら鼻で笑うかもしれんが俺は応援するぜ」ソワソワ

    結衣「ホントに!?ヒッキーイイやつじゃん!!」

    雪乃(これは……)

    八幡「まあこれだけお前が一生懸命になってるからな、ヒョッコリ現れたりするかもしれないぜ」ソワソワチラチラ

    結衣「そう!!それなんだよね!!最近この学校ですっごく似てる猫見かけたんだって話をしにここに来たくらいだし!!!」

    八幡(よし、後は適当に流してヒョッコリ奴の前に現れれば……!)


    雪乃「由比ヶ浜さん」

    結衣「ん、なに?」

    165 = 159 :

    雪乃「そういえばその猫の特徴はどんなだったかしら」

    結衣「あ、そうだね、んーと……なんていうか、ピッチリ半分に別れた七三分け?いやむしろ五五分けってゆーのかな?とにかくそんな柄の子!!」

    雪乃「そうだったわね……」ニヤリ

    八幡(こ、こいつ……)



    雪乃(ねえ比企谷君)ボソ

    八幡(なんだよ)ボソ

    雪乃(今のあなたに水をかけたらどうなるかしら)ボソ

    八幡(……)

    雪乃(これ以上あなたの体質を知られていいのかしら……?)ボソ

    八幡(何が目的だ)ボソ

    雪乃(ミィちゃんよ)ボソ

    166 = 159 :

    結衣(二人で何話してるんだろ……)ポツン



    八幡(……ミィちゃんにお前を紹介すればこの場は見逃してくれるんだな)ボソ

    雪乃(ええ、ただ由比ヶ浜さんにはそれとなく会ってあげてね、猫の姿で)ボソ

    八幡(元よりそのつもりだったがな……)ボソ

    雪乃(あらそう、でも良かったじゃない、この場でバレなくて)ボソ

    八幡(お、お前……)ボソ

    167 = 159 :

    雪乃「ごめんなさい由比ヶ浜さん、ちょっと内輪での話があってね……」

    結衣「あ、ううん全然大丈夫、急に来たのはわたしだし……」

    八幡(雪ノ下め……!)

    雪乃「せっかく来てくれたのだし紅茶でも淹れるわ」

    結衣「あ!雪ノ下さんの紅茶美味しいからいただくよ!!」

    雪乃「そ、そう」///

    ポット カラッポ

    雪乃「で、ではポット水を汲んでくるわね」///

    結衣「あ、あたしやるよ!!いつも淹れてもらってるお返しでさ!!」

    雪乃「そ、そう、ではお願いできるかしら……」

    結衣「任せてよ!!」ガラッ

    168 :

    猫”へ”の恩返しワロタww
    恩猫へのお礼を本気で考えているガハマがアホ可愛いww

    169 = 159 :

    八幡「……」

    雪乃「……ちなみにだけどその車には私が乗っていたわ」

    八幡「マジかよ」

    雪乃「……怪我はなかったのかしら」

    八幡「まあ人間に戻って三週間入院するくらいには……」

    雪乃「何ですって!!??」ガタッ

    八幡「……気にすんなよ昔の事だ」

    雪乃「……あなた」

    ガラッ

    結衣「お、おまたせ」タプタプ

    170 = 159 :

    八幡(雪ノ下め……たったあれだけのやりとりでミィちゃんと会わせる約束を取り付けるだなんて……)

    雪乃(ふふっ……ミィちゃん……早く会いたいわ……)

    結衣「んしょっと……」

    ツルリ

    結衣「あ」

    バシャッ





    八幡「うそーん」ビッショリ

    171 = 159 :

    雪乃「!!!!」

    結衣「あ!!ヒッキーごめ……」



    雪乃「由比ヶ浜さん!!!!!!!!!!」

    結衣「ヒィッ!!」ビクゥ

    雪乃「何てことをしてくれたのかしら!!!!!!!!!」

    結衣「ご、ごめんなさい………!!!」







    猫八幡「いやミィちゃんには会わせてやるから……そんな怒んなって……」ヒョコ

    172 = 159 :

    結衣「ぅえっ!?」

    猫八幡「オッス」

    結衣「え、あ、あの時の……」

    猫八幡「そうだよ俺だよ」

    結衣「え、ヒッキ、え、なに、え、は?」

    猫八幡「……ま、そうなるわな」



    雪乃「由比ヶ浜さん、実は……」

    173 = 159 :

    カクカクシカジカ

    結衣「……うそ」

    猫八幡「マジなんだなこれが」

    雪乃「ミィちゃんの件は?」

    猫八幡「……まぁマジにしてやるよ」

    雪乃「ふふっ、ありがとう」ヒョイ

    猫八幡「あっ、こら」

    雪乃「♪」ナデナデ

    結衣「あ……」

    猫八幡「ったく……」

    結衣「……」



    雪乃「……ごめんなさいね、由比ヶ浜さん、」

    174 = 159 :

    結衣「え、なんで雪ノ下さんが謝るのさ……」

    雪乃「……依頼を受けた時は知らなかったのだけれど」

    雪乃「今日あなたが来て例の猫が比企谷君だって分かってしまったのよ……でもそれをあなたには黙ってようとしてしまって…」

    結衣「え、でもそれはヒッキー的にはヒミツな事なんじゃ……」

    猫八幡「うんそうヒッキー的にヒミツな事なんだよ」

    結衣「それくらいあたしにも分かるからさ!!雪ノ下さんが謝ることないよ……」

    雪乃「由比ヶ浜さん……」



    猫八幡(だが俺にはガッツリ謝れ由比ヶ浜)

    175 :

    ふと思ったが飯食うときだけ猫になったら食費かなり浮きそうだな

    176 :

    戻ったらお腹すきそう

    177 :

    人間状態でもマタタビ効きそう

    179 :

    それより車にはねられてよく無事だったな

    180 :

    無事じゃなかっただろwww
    まあフロントガラスとかに当たったんじゃね?

    181 :

    続きが気になるじぇ
    つか現実だとどうだとか考える奴多すぎね?

    182 :

    二次創作にそこまで現実的なこと求めるなよって事ですね

    183 :

    由比ヶ浜の口調が時々サキサキみたいだ

    184 :

    >>177 またたびやばいなwwくんかくんかくんかくんかごろごろごろごろごろごろくんかくんかくんかすーはー

    185 :

    >>165
    酷ぇwww

    187 :

    結衣「え、えーっと……」チラチラ

    猫八幡「なに」

    結衣「あ、ありがとね!その、ヒッキーが助けてくれなかったら……サブレ、どうなってたか……」

    猫八幡「ん、どういたしまして」

    結衣「えと……その……」

    猫八幡「……」

    猫八幡「フリスキー」

    結衣「え?」

    猫八幡「それ、くれるんだろ?」

    結衣「え!?これ食べるの!?」

    猫八幡「バカお前フリスキーの美味さ知らないとか人生95割損してるぞ」

    結衣「まず食べないし!!」



    雪乃(……食べてみようかしら)

    188 = 187 :

    ムシャムシャ ハムハフッ

    猫八幡(うめえ)ムシャムシャ

    雪乃(かわいい)ナデナデ

    結衣「ホントに食べてる……」

    猫八幡「まあ猫だしそら食べるわな」

    結衣「いや、なんていうかヒッキーがいきなり猫になるだなんて……」

    猫八幡「気にすんな、むしろ俺が猫になれたからお前んとこの犬も助けられたっつーことで」

    結衣「……そ、そうだね!んでヒッキーあの後ケガとか無かったの?」

    猫八幡「……」

    猫八幡「……猫は身体が柔らかいからな、特に何ともなかったぞ」

    雪乃「……!!」

    結衣「よかった~!実は心配してたんだよね、大丈夫かなって……」

    猫八幡「……見ての通り大丈夫だよ、ピンピンしてる」

    雪乃「……」

    189 :

    更新待ってました

    190 :

    見てるぞ

    191 :

    まだどすか?

    193 :

    雪乃「由比ヶ浜さんそれはウソよ」

    結衣「えっ」

    猫八幡「ニャッ!?」

    雪乃「三週間入院したと先程聞いたわ」

    猫八幡「お、お前そこは空気読めよ……」

    結衣「え……三週間……入院……」ズーン

    雪乃「貴方こそなぜそんなウソをつくのかしら」



    猫八幡「……助けたっつー話だけでいいじゃねえか、立派な美談だろ?そこに俺の事情なんて必要ないんだよ」

    雪乃「……」

    結衣「そんな……」

    猫八幡「……こうやってお前に負い目を与えんのが嫌だからウソついたんだよ」

    194 = 193 :

    雪乃「……貴方が平塚先生に連れてこられた理由が少し分かったわ」

    猫八幡「……そうか」

    結衣「……ヒッキーはさ」

    猫八幡「ん」

    結衣「……なんでサブレを助けてくれたの?」

    猫八幡「……」

    猫八幡「なんつーか……」




    猫八幡「頭の悪そうな犬が頭の悪そうな飼い主に連れられてて……」

    結衣「うん…………ん?」

    猫八幡「んでもって案の定頭の悪そうな犬が飛び出したから仕方なく……」

    結衣「……」プルプル

    雪乃「えっ……と……」




    結衣「なにそれ台無しだし!!!!!!!!」

    195 = 193 :

    猫八幡「それが事実なんだ諦めろ」

    結衣「むしろそこでウソつけし!!!!!!」

    猫八幡「いやもういいかなって」

    雪乃「気の遣いどころが間違っているんじゃないかしら……」

    猫八幡「人間関係はよく分からないからな、許せ」

    結衣「なにそれーーー!!!」プンスカ

    雪乃「……はぁ」

    196 :

    きてた

    197 :

    面白い。

    198 :

    そろそろだろ

    199 :

    つぎのひ  朝の教室



    八幡(……ねむ)ウトウト

    ガラ

    結衣「ヒッキーおはよ!!!」ドゴォ!!!!!!

    八幡「ア!!!!!!!!!」

    結衣「あ、ちょっと強かったかな」

    八幡「チョットジャナイ……」プルプル

    結衣「まー細かいことは気にしない気にしない!」アハハ

    八幡「……朝っぱらから一体なんだよ」

    結衣「ん?いやなんとなくね、ヒッキー話しかけても無視するから」



    200 = 199 :

    三浦「あれ、なんか結衣楽しそーに話してんじゃん、なんだっけ、あれ、ヒキ……」

    戸部「おーあれヒキタニ君っしょー」

    三浦「それそれヒキオね、珍しいじゃん」

    海老名「あれ、なんかこっち見てるけど……」


    ヒッキ……ネコ……

    バカ……ネコ…………バレタラ……




    海老名「ネコだとぅ!!!!!!!!」ガタン!!!!

    三浦「わ!!!」ビクッ

    海老名「ヒキタニクンガネコダトマサカノハヤハチ!?ソウスルトオウドウオブオウドウヘタレゼメハチハヤノタチバガ……イヤデモイマタシカニネコ」

    三浦「はいはい落ち着こうね擬態しようねー」


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