元スレ京太郎「君が望むレジェンドに」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 = 55 :
京太郎「玄、宥... ここにいたのか」
玄「お兄ちゃん...」ポロポロ
宥「お母さんが...」ポロポロ
こういう時、どう声をかけたらいいのだろうか...
京太郎「...」
くそっ、何も出来ないのか!
京太郎「(こんなに小さい子が泣いているのに)」ギリッ
玄「う゛ん...玄き゛めた」グスッ
宥「ふぇ?」グスグス
玄「玄もうな゛かな゛い゛、 がま゛んずる」ゴシゴシ
玄「な゛いでだら、おがーざんにおこられ゛ぢゃうがら」グッ
宥「ぐろぢゃん...う゛ん、わ゛だし゛もがまんする!」ゴシゴシ
ああ...こんなにもこの子達は強いのか...
俺なんかよりずっと...
102 = 55 :
だからこそ...俺は...
京太郎「玄!、宥!我慢しなくていいんだよ」ナデナデ
そっと撫でながら...
京太郎「今は泣いとけ!」
露子さんの言葉を思い出す...
京太郎「辛い時はちゃんと泣かないとダメなんだよ!」
京太郎「お母さんがいなくなって泣かない奴なんていないんだよ...」
京太郎「だから今だけは...俺の前だけでもいいから泣いとけ」ボロボロ
玄「お゛にーーぢゃ゛ーーん」ビェーン
宥「お゛にーぢゃん」ウワーン
京太郎「うん...うん...」ボロボロ
露子さん...約束は守るよ...
この子達は...絶対に守るから...
...だから...安心して見守っていてくれよな!
103 = 55 :
京太郎「望...憧は大丈夫か?」
望「うん、泣きつかれて寝ちゃったみたい」
京太郎「そうか...」
京太郎「...望...お前も大丈夫か?」
望「大丈夫...大丈夫だか...ら...」ポロッ
望「でも...なん...でだろ...涙が...ヒック...とまらないよぉ...」ポロポロ
京太郎「...胸なら貸すぞ...」
望「う、う゛ぇーーーん」ボロボロ
望「わ、忘れて///」
京太郎「いーや、ちゃんと覚えとくぞ」ニヤニヤ
望「も、もう///」プンスコ
京太郎「ははは...」
京太郎「...なあ望...俺はお前たちのことを守るよ...」
京太郎「だからさ...安心してくれ」
京太郎「俺はいなくなったりしないから...」
京太郎「ずっとそばにいてやるからな」
望「ふきゅ!?///な、何いってんのよ///」プシュー
京太郎「だから、晴絵や灼、玄達のことも頼むよ」
京太郎「俺だけじゃ、荷が重いからな」ハハ
望「...ん、わかったわよ」
望「京太郎くんもしっかり私達のこと見ててよね」
京太郎「ああ...わかってるさ」
望「(本当は自分だけ見て欲しい...なんて言えないよね...)」
望「ばか...」
104 = 55 :
公子「京太郎、今日はお疲れ様」
京太郎「はい、お疲れ様です」
公子「しかしねぇ...露子ちゃんがねぇ...」
公子「まさか私より先にあっちにいくなんてね...」
京太郎「...本当に残念です...」
そういえば灼の姿がみえないな...
京太郎「公子さん、灼は...」
公子「あの娘も露子ちゃんに人一倍懐いてたからねぇ...」
公子「多分、自分の部屋だと思うから、ちょいと様子を見てきてくれないかい?」
公子「あの娘も京太郎くんが行ったほうがいいと思うからねぇ...」
京太郎「わかりました」
105 = 55 :
京太郎「灼?入るぞ」ガチャ
灼「き、京太郎!?」ゴシゴシ
灼「な、なに?」
京太郎「いや、心配になってな...」
無理しなくていいのに...
京太郎「...泣ける時に泣いといたほうがいいぞ」
灼「泣いてなんか...いな...」グスッ
京太郎「今だけ甘えとけって」ナデナデ
京太郎「お前はまだ小学生なんだからさ」
灼「」ポロポロ
京太郎「ま、いつでも甘えてくれていいんだけどな」ハハハ
灼「...それは...はずかし///」
京太郎「そっか...」ザンネン
灼「もう大丈夫」
京太郎「そうか?じゃあ俺は帰るよ」
灼「ん...京太郎ありがと...」
京太郎「まっ、いつでも頼ってくれよ」
灼「うん」ニコッ
バタン
京太郎「(いまのニコッて!?ニコッて灼が笑ったぞ!!)」
京太郎「(あーー!、もう可愛いなぁぁぁああ)」
京太郎「(あの可愛さでその微笑みはズルイって!)」
京太郎「(灼かわいいよ!灼ぁぁぁあ)」ゴロゴロ
(お前は本当にしまんないやつだじょ...)ヤレヤレ
さてと....
俺は「阿知賀のレジェンド」になるためにここに来た...
けどな、露子さん...あなたが言ってたことも一応しっかり守ってやるさ
京太郎「(...目的が増えちまった分、頑張んねーとな )」
まあ、やれるだけやってやるぜ!
106 = 55 :
はい、今日はここまでです
うん、やっぱりシリアスを書くのはしんどいですね...
助けて!ヒロインがヒロインしてないの!
ほかのスレ主の人はホントに凄いですよね! 何であんなに魅力的なキャラを書けるのだろうか...
投下がかなり遅くて申し訳ないです(´・ω・`)
次は一応明日です
それではお疲れ様でした。
107 = 88 :
乙
一々出てくるタコスで笑うわ
109 :
あとザクッとここまでの登場人物の年齢を書いておきます
6月現在
宮本京太郎(15)
赤土晴絵(16)
新子望(15)
鷺森灼(7)
新子憧(6)
松実玄(6)
松実宥(7)
うん...犯罪臭がヤバイ(白目)
アラチャーは精神年齢高めのイメージ何ですが...
ちょっとこのスレのアラチャーは高すぎかもしれんな...
あと京ちゃんの宮本という偽名の理由が分かったそこのアナタ!
すぐにあらたその新しいスレを立てましょう。(`・ω・)b
ではまた〜
112 = 55 :
いまからはじめますーぅ
今日も投下は遅くなります。m(_ _)m
多分、ちょっとしか投下出来ないと思います...
では始めていきます
113 = 55 :
露子さんの葬式からしばらくして...
多少の変化があった
玄「京太郎お兄ちゃん!おもちの話をするのです」
京太郎「お、おお...別にいいぞ」
玄は...まあ元の時代の玄を知っていたのでたいして驚かなかったのだが...
まあ多分、母性のようなものを求めているのだろう...
京太郎「(しかし、玄のおもち好きにはこんな理由があったとはね...)」
114 = 55 :
宥「寒いよ...京太郎お兄ちゃん...」ブルブル
京太郎「大丈夫か?ほら」ギュッ
宥「あったか〜い///」ポカポカ
宥は...前にもまして寒がりになったな...
多分、玄と同じなんだろうけど...
玄「む!お姉ちゃんだけズルイのです!」
玄「玄もお兄ちゃんにギュッとしてもらう!」
宥「うん、玄ちゃんも一緒にあったかくなろうね」ニコニコ
115 = 55 :
京太郎「(多少は立ち直ってくれてるかな...)」
正直...
俺が2人の支えになれるかどうかなんて分からないけど...
京太郎「(玄や宥が笑えば、俺も一緒に笑ってやる)」
京太郎「(泣いてる時にはしっかり慰めてやる)」
露子さんに頼まれたからじゃない
俺がそうしたいと思っているから...
京太郎「(しっかりと支えてやらないとな)」ニカッ
116 = 55 :
太陽「アラサーダヨッ」テカテカ
京太郎「うーん、久しぶりに晴れたな」
気分的にも気候的にもジメジメとしていた梅雨も終わり、いよいよ本格的な夏が訪れようとしていた
京太郎「しかし...」ダラダラ
今日はかなり暑いな...
京太郎「(こんな日にはアイスでも食べたくなるぜ全く...)」
ギャーギャー
京太郎「ん?なんだあれ」
117 = 55 :
「こいつ、夏にマフラーなんかしてるぞ」
「なんか隠してるんじゃね?」
「剥いて確かめよーぜ」
宥「うう...」ナミダメ
凄い厚着をした子があれは...イジメられているのか?
京太郎「(って!あれは宥!)」
多分、服装のことでからかわれているのだろう
京太郎「おい、止めないかお前ら!」
京太郎「その子、嫌がってるだろ」
「わーーっ、逃げろー」
「「逃げろー」」
京太郎「全く...」
京太郎「宥、大丈夫か?」
宥「うん...」ブルブル
あちゃー、怖かったのかすっかり怯えてるな...
京太郎「とりあえず家まで送るよ」
宥「」コクン
京太郎「歩けるそうか?」
宥「う、うん...」フラフラ
うーん、かなりフラフラだな...
仕方ない...
京太郎「手、握るぞ?」ギュッ
宥「///」カーッ
京太郎「ちょっとの間、我慢してくれよ」
宥「うん///」アッタカーイ
118 = 55 :
松実旅館
玄「いらっしゃいませー、って京太郎お兄ちゃん!」
玄「それにお姉ちゃんまで!」
京太郎「まあ、色々あってな」
京太郎「それよりも宥のこと頼めるか?」パッ
宥「あ...」テハナサレー
玄「おまかせあれ!お姉ちゃんの事は任せるのです!」
京太郎「じゃ、俺は帰るから」
玄「え、もう帰っちゃうの?」ウルウル
京太郎「ま、また今度、灼と来るよ」アタフタ
玄「わかった!待ってるね、お兄ちゃん!」ニコ
玄「ほら、お姉ちゃんも」
宥「う、うん玄ちゃん...お兄ちゃん、ありがとう///」
京太郎「いいよいいよ、また何かあったら言ってくれよ」
京太郎「じゃ、またな」フリフリ
玄「ばいばーい」フリフリ
宥「ば、ばいば〜い」
119 = 55 :
玄「お姉ちゃん、何かあった?」
宥「う、うん...ちょっと服のことでからかわれて...」
宥「お兄ちゃんに助けて貰ったんだぁ///」
玄「やっぱりお兄ちゃんはカッコイイですのだ!」
玄「今度お姉ちゃんも京太郎お兄ちゃんと麻雀しようよ!」
宥「うん...寒いけど頑張ってみるね...」
それに京太郎お兄ちゃんと一緒にいるとね...
あったか〜い///
121 :
おつ
122 :
すばら
124 :
乙ですよーぅ
127 :
クロチャーとのおもちの話をkwsk
128 :
じゃあ、もしかしたら後でやろうとしていたネタかもしれないけど 前の世界の灼達とのなれそめとか?
129 :
松実旅館じゃなくて松実館じゃなかったっけ
130 :
>>127 それは松実玄(6)との会話でよろしいですか?
>>128 それは後後出てくると思うので今は書けないですね(´・ω・`)
>>129 やべ...ずっと松実旅館かと思ってた...
次から直しておきますm(_ _)m
今日は、10時位から始めていきます(多分...)
131 :
阿知賀女子学院に男子が普通に通ってるのか
132 :
了解
133 :
つまり京太郎はロリコ・・・と思ったけど元の世界でも小っちゃい奴ばっかだった
134 :
共学化していますって注意書きが>>1に合ったら良かったな
まぁ今更過ぎるが
135 = 55 :
>>131
>>134
>>3 を見てください
一応ちゃんと書いてます。
136 = 134 :
すまん
137 = 55 :
まあ、僕も>>1に書いてなかったのが悪いですね...
いまから玄チャーの小ネタを投稿していきますね
138 = 55 :
【おもち対談(6)】
玄「やっぱり、仲居さんのおもちはすばらしいとおもうのです!」
京太郎「確かに」ウンウン
玄「すごくやわらかかったのです!」
京太郎「玄!?まさか揉んだのか?」
玄「もちろんなのです!」グヘヘ
京太郎「くっ...べ、別に羨ましくなんてないんだからね!」
玄「お兄ちゃんももましてもらう?」
京太郎「ば、ばっかお前! そんなこと言えるわけねーだろ!」アセアセ
玄「ふぇっ!?...お、お゛にーーち゛ゃんがおごっだーー」ビェーン
京太郎「あーー!ごめん謝るからさ」ナデナデ
玄「グスッ...もう怒ってない?」ウワメヅカイ
京太郎「ああ!だって玄と俺は同じものを追い求める仲間じゃないか!」
玄「おにーーーちゃーーーん!」ダキッ
京太郎「くーろーーー!」ダキッ
望「なにあれ?」
晴絵「みちゃダメだよ、バカが移る」
憧「なかよしだねー」ニコニコ
宥「あったか〜い」ポカポカ
灼「...」モミモミ
灼「...おっきくなる...はず...」
139 = 55 :
と、こんな感じでいいですかね?
(おもちがメインじゃなくね?これ...)
まあ、続いて本編を10時過ぎぐらいから投下していきます
140 = 133 :
灼・・・現実は非情である
141 :
乙です
今、揉めるほどあるんですかねぇ…
142 = 55 :
待たせたな!
投下していくじぇ!!
(すみません、遅くなってすみません)ペコペコ
143 = 55 :
京太郎「なあ、晴絵 、 ちょっといいか?」
晴絵「どうしたの?京太郎」
京太郎「いや、今日部活に灼たちが見学に来たいらしくてな」
京太郎「なんでも麻雀やってるのを近くで見たいんだと」
晴絵「私は別に構わないけど...」
晴絵「先生に許可取らないと」
京太郎「それならもうとってあるんだなーこれが」
ズコッ
晴絵「あんた、そういう事だけは早いわね...」
144 = 55 :
部室
京太郎「じゃ、自己紹介よろしくな」
灼「鷺森灼...よろしく...」
玄「松実玄です、よろしくお願いしますのだ!」
宥「松実宥です...よろしくお願いします...」ブルブル
「わ〜、カワイイね〜」
「お持ち帰りした〜い」
京太郎「それはダメです!」
「き、京太郎くん、冗談だから」
「そ、そんなに強く言わなくても...」
京太郎「ハッ...すみません先輩方...」
「(もしかして京太郎くんって...)」
「まあ、いいよいいよ」
「それよりどの子が京太郎くんの彼女なの?」ニヤニヤ
京太郎「はい?」
灼「か、彼女///...」プシュー
玄「わわっ...///はずかしいのですだ///」テレテレ
宥「あ、あったか〜い///」ポカポカ
京太郎「いや、小学生ですよ!?普通に犯罪ですから!」
(よくいうじぇ...)ヤレヤレ
145 = 55 :
京太郎「それより部活しましょうよ!」
京太郎「もうすぐインターハイなんですからね!」
「はいはい」
「本当に麻雀バカだよね...まあ晴絵もそうだけど」
晴絵「ちょっ!?私もですか!?」
望「本当のことでしょ」ヤレヤレ
146 = 55 :
晴絵「京太郎、そろそろ始めるよ」
京太郎「了解」
京太郎「じゃ、始めるからそこで見ていてくれよ」
灼「ん...わかった」
玄「りょーかいなのです!」
宥「うん」
さーて、いいとこ見せてやらねーとな
オマタセシマシター
オソイゾロリコン
ロ、ロリコンチガイマスッ!
147 = 55 :
京太郎「ツモっ! メンタンピンドラドラで 2000 4000!」
灼「(やっぱり京太郎、凄...)」
灼は京太郎の実力の凄さを改めて認識していた
灼「(でもこっちも...)」
灼が見たのは京太郎と瓜二つの...
晴絵「ロン! リーチ1発 ドラ4 12000 」
「晴絵ちゃん早いよ〜」
全くと同じ言っていいほど、うち筋が似ている人がいた
そう、赤土晴絵である...
灼「(この人...もしかして京太郎より強...)」
まさか京太郎より強い人がいるなんて...
灼はつくづく麻雀の深さを知ることとなった
148 = 55 :
灼「(でもなんだろ...)」
灼は少しだけ気づいたことがあった
京太郎「チー!」
晴絵「それポン!」
この2人、実力差はあまり無いのだが...
灼「(...なんだか師匠と弟子みた...)」
同年代のはずなのに...と灼は思った
しかし、灼のその考えは的を射ていたのだ
灼「(2人は本当に凄...)」
でも...
灼「(でもいつか...この2人と対等に戦えるようになりた...)」
灼の中で、京太郎は絶対的な憧れの人であり、なおかつ好意を寄せる相手になっていた
だからこそ...
この対局のなかで、京太郎と同じく「赤土晴絵」という人物も灼の追い求める【理想】となったのだった
149 = 55 :
京太郎「ありがとうございました
、くそっ...今回もギリギリ届かなかったか...」
晴絵「まだまだ、私は負けん!」
晴絵「(ふえぇ...毎回ギリギリだよ...)」
玄「お兄ちゃん!晴絵さんもやっぱり凄いですのだ!」
宥「うん、凄かった〜」ポワー
京太郎「そうかそうか」テレテレ
150 :
はるちゃんのヒロイン力が鰻登りかと思ったら灼きゃわわ
みんなの評価 : ★★
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