元スレ坂本「幕末志士グルイ… ! 」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 82 :
坂本「すげぇなアンタ…いや、色んな意味込みで鳥肌たったわ」
坂本「野望への気がいで負けたと思ったの初めてだよ」
伊良子「…宵は何杯も、付き合ってくれるよな?」
坂本「あんたのその涙が枯れ果てるまで付き合ってやるよ」
坂本「親父ぃどぶろくと三ツ矢サイダーお代わりィ!」
102 = 82 :
宿屋町
西郷「おやっ、いつも稽古が終わったあとも1人居残って修行を重ねる藤木どんが
珍しくこんな所でぶらぶらしてるとは」
藤木「西郷か、もう一人はどうした」
西郷「今日はそっすね、どっかいったでごわすww」
西郷「藤木どんは今暇してるんでごわすか?」
藤木「近々用件を控えている」
西郷「ならそれまでの間、一杯どうでござるか?ワチキがおごりますよっww」
103 = 82 :
町娘(CV.西郷)「おまちどぉさんでありんすー」
藤木「…うどんか」
西郷「藤木どんは農家の三男で、親に捨てられそうになった所を虎眼どのに拾われたと、
真面目な忠誠心の厚さはそう言う理由だったんでごわすねえ…」ズルルっ
藤木「武士は貝殻の如きもの、侍の本懐は
お家を護ること、これに尽き申す」ズズっ
藤木「故に三重さまと虎眼流は俺が護る」
西郷「伊良子さんもグングン頭角を現してますからね、おいどんはどちらも応援しますよ」
104 = 82 :
藤木「………お前はいつも笑っているな」
西郷「まぁーこの世の中笑ってないとやってられませんしほら、みんな藤木どん以上に剣に生きちゃったらそれこそ戦国の世でござるよwww」
藤木「確かに、俺とお前は対局を成している、故にいつもお前が不思議だった」ズズっ
藤木「笑えと言われて笑える筈がない、人に言われてするそれは、偽物だ」
藤木「…だがお前のような馬鹿は嫌いじゃない」パチンッ
西郷「あっ藤木どん小銭…ワチキの奢りっていったじゃないですかw」
藤木「借りはいらぬ、同胞なれば」
西郷「かっ……けぇwwww」
西郷「さすが武士でござるなぁ…」うんうん
105 = 82 :
ガラガラっ
藤木「伊良子、先生がお呼びだ」
伊良子「そうか、悪いな坂本、席を外すわ」
伊良子「また今度2人で飲もうぞ」
坂本「ふむぅ、この期にして虎眼どのがお目覚めになったと言うのか」
伊良子「藤木……」
伊良子「…三重どのに選ばれたのは俺だったよな」
伊良子「いい加減若先生と呼べ」ニタァ
藤木「…」
106 = 82 :
坂本「かくしぃきれないぃ、移り香がぁ~♪」スタスタ
西郷「おー坂本さん奇遇でごんすなー
wwww」
坂本「いやなんかねー、藤木ングと伊良子ちゃんがこの辺の昆嶽神社に用があるってんでね」
西郷「また随分遠い所に足を運ぶんでごわすなぁ」
坂本「昆嶽神社、かつてあの岩本虎眼がその奥義を開眼した聖地と聞きまする」
西郷「つまり藤木、伊良子のご両名は今宵その極意を…」
107 = 82 :
坂本「真の残酷とは死を賭した努力が報われなかったことを指す、是即ち」
西郷「彼ら、報われたんですねぇ…」
坂本「行こうぜ西郷、スタバでも寄ろうや」
西郷「スタバとかないからww」
坂本「奴らに先を越された気がして無性に腹立つがぁ、まぁ見よう見まねで虎眼流・流れとか星流れとか会得したしまぁいいか」
坂本「無明逆流れとかもできるしね」
西郷「いやそれ奥義だからwwいっちゃん重要な…
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
108 = 82 :
西郷「今なんか…遠くで伊良子どんの声が聞こえたでごわすが」
坂本「西郷」
西郷「坂本さん、行くっきゃねぇべッ」
109 = 82 :
昆嶽神社石段
坂本「はぁ…はあっ…石段キッツ…普段からもっと腹筋割っときゃよかった…」
西郷「んな悠長な事を言ってる場合じゃ…」
坂本「っ!おい西郷あの石段のさらなる上から降りてくる奴ら…」
ザッ、ザッ、ザッ
丸子「…」
牛股「…」
宗像「…」
山崎「…」
興津「…」
虎眼「……んぐぅ」
110 = 82 :
坂本「牛ちゃん…ここに伊良子が来ていなかったかい」
牛股「…………」ザッ、ザッ
坂本「っちょ、無視かよ!」
西郷「藤木さん説明して下さいっ!伊良子さんとあの神社にいたんでしょ!?」
藤木「…………」
西郷「それにあんた何で血まみれなんですか…」
藤木「………………………」ザッ、ザッ
西郷「虎眼どのの挿してる刀にうっすら血の匂いもするし…これは一体」
牛股「……」ザッ、ザッ
坂本「あのっおい!何でみんな無視すんだよ!anotherかよっ!」
西郷「訳がわからんでごわす、一体…一体これは…」
「ァァァァァァァァァァァァ…!!」
坂本「…こぉれはいよいよヤッベェぞ」
西郷「伊良子さんッッ」
111 = 82 :
伊良子「目がぁ目がァァァァァァ」ジタバタ
坂本「伊良子ッ、なんてむごいことを…」
いく「助けて…助けてくださいまし…!」
西郷「いく殿ッッ、一体ここで何があってごわすか !?」
坂本「バカかそれより手当だッ」
112 = 82 :
坂本「牛ちゃん達が伊良子を寄ってたかって…しかも藤木もそれに結託していたと」
西郷「原因は伊良子どんがあの後もいく殿へ近づいたことに虎眼どのが腹を立てたと…」
西郷「だからと言って何も顔を潰し目を真っ二つにすることはッッ、いく殿の乳房が焼け爛れ、片方を引きちぎられる理由にもなってないでごわす!」
いく「………」
西郷「それに剣を…目が見えなくなってはもう剣を握れないじゃないですか…」
伊良子「おのれッ……おのれ"ぇぇッッ」
坂本「……伊良子を当道座に連れて行こう、盲目と言えばそこなら面倒を…」
伊良子「俺の夢…天下…お袋ッッ…」
伊良子「お袋ぉぉぉ……ぁぁぁぁあ」
坂本「………」
西郷「………」
伊良子「おのれぇぇぇぇぇッッッッ」
西郷「………ふざけやがって…」ギリ…
113 = 82 :
その夜、虎眼屋敷にて
2人の志士と数人の高弟が顔を再び合わせた
牛股「そうか、ここを断つのか」
坂本「理由は聞かんでくだされ、最後くらいは音沙汰なく淡雪のように消えたいので」
牛股「この数ヶ月、よう頑張った、お主らなら中目録ほどの腕前と呼ぶに相応しい」
西郷「……………」
西郷「おいどんは、認めないでござる」
114 = 82 :
屋敷にて佇む志士と虎土たちは静かに
空気が軋むのを感じた
牛股「…何を認めぬと申すか」
西郷「寄ってたかって人を傷つける剣などワチキらの学ぶべきもの、恐るるものではないでごわす」
山崎「はて何のことやら」
宗像「それより貴様、愚弄するか虎眼流を」
西郷「……………。」
「2度も言わねぇとわかんねーのかよ …」
115 = 82 :
牛股達「ッッ」チャキッ
坂本「待て早まるな西郷 !」
西郷「…成敗しにきたんじゃねえのかよッッッ!?」
坂本「…」
西郷「………」
坂本「今まで、世話になり申した」
藤木「………」
西郷「藤木どん……」キッ
藤木「………」
西郷「それがそなたの目指す武士道の姿なのか」
藤木「………」
西郷「私はあなたのそんな姿、みたくなかったでごわすよ」ダッ
116 = 82 :
坂本「西郷待てって、オイッ!!」タタタッ
牛股「虎眼先生…」
虎眼「放っておけ」
虎眼「……牛股」
牛股「……は」
虎眼「…………」アヘェ
牛股「眠ってしまわれた…」
117 = 82 :
坂本「掛川の夜の海は風情があるでござるねぇ…」ザアァ…
西郷「坂本さん、武士とは何なんすかね」
坂本「…」
西郷「武士とは兄弟弟子を打ち捨ててまで名誉と体裁を欲するものであるならば、
ワチキは、んなもんクソ食らえでござるよ」
西郷「志士もまた…力で示すだけの
その程度の不便なものなんすかね」
坂本「貴様に言われんでも分かっておる、
ならば西郷、倒幕とはなんだ」
坂本「徳川の首を掲げるのみにあらず、
我らが真に目指すものは徳川なき真の人の世
坂本「道行く國には常に人の悪意が蔓延る、
拙者たちはそんな人に巣食う悪しき夜叉の根を摘んと、これまでも世直しの旅にも出たはずだ」
西郷「…ならばあの道場もまた、夜叉が住むと…」
坂本「やってらんねぇよあんなのは、
いずれやつらとも剣を交えるからな」
西郷「そん時は……」
坂本「…戦うかぁ」
118 = 82 :
牛股「藤木、これで虎眼流の跡目はお主が…
藤木「…」ギリィ…
牛股「……ッ」ビクッ
西郷の言い分は自分に対して的を射ていた
お家を守るということ
それは言われるがままの傀儡でなければいけないことなのか
己が西郷に語った侍の本懐を己自身が泥足で汚し背いたと確信した時
藤木は自らの業に耐え切れずついに
涙を流した
119 = 82 :
第五景
陣馬峠、
打
倒
七人の侍
120 = 82 :
数日後
日坂の宿屋町
一文無し「ちょいとそこのお侍ぇさん」
一文無し「先ほどの飯屋ぁ、勘定がまだですぜぇ」
浪人「おぉ忘れておった」ゴッ
一文無し「アンッッ///」ドサッ
浪人、柿右衛門が支払ったのは鉄扇であった
一文無し「こぉれは偉ぇこっちゃ…」ガクッ
121 = 82 :
師走某日、坂本たちが虎眼流派と袂を分かち掛川のご用聞きとして町に蔓延る悪党を狩り剣術を磨く日々を費やす頃とは別に
暗君徳川忠長が遠州の統治者となりし頃、
士官への就進を目指し掛川へと募る浪人の群れが後を絶たない
中でもこの掛川に、浪人とはおぼしき
8人の不逞の輩がこの地に舞い降りた
浪人「なんだぁ?前髪、虎眼流のものか」
涼「今…何と申したと聞いている」
浪人「あぁ、あの虎眼流、イカれ剣法のことk
ザクッッ
122 = 82 :
坂本「最近この掛川の駿府城にて、幕府は
浪人たちを大勢募っていると聞く」スタスタ
西郷「あー最近やけに浪人を見かけますもんね」スタスタ
坂本「浪人たちは己が強さで士官を目指すという腹づもりだがぁ、拙者が聞き受けたところ幕府は各地から集めた浪人をぉ、
新撰組の前進として指揮するという野望があるとの事ッッ
西郷「なんと…!」
坂本「奴らの野望を潰さんがために
駿府城に集まる浪人ちゃんたちとついでに徳川をブチ殺して駆逐してやりたいがぁ、まずは腹ごしらえしとかないとなぁ~」
西郷「この時代で駿府城ってなら徳川忠長さんが有名ですよね」
坂本「こやつも噂によると相当のスプラッター将軍とも聞く、
なんでも山猿を1人で1000頭殺したとか…つーかこの世界だいぶ狂ってんなぁ」
西郷「今更wwwwwwwww」
123 = 82 :
坂本「親父ぃ讃岐うどんふたつぅ」
ガラガラッ
坂本「おぉ、虎眼流の涼キスクではないか~」
涼「いえ、涼乃介です…いい加減名前覚えてください」
西郷「涼の介くん、なんか大勢の武士に刀突きつけられてますけど…wってあれ?」
西郷「ってうわッ」ビクッ
坂本「うぅーわッ」
生首恥晒しがちの助「ちーん……」ゴロッ
7人の浪人「虎眼流のものか小僧…」
坂・西「うわああああ………」
.
124 = 82 :
掛川に激震…!!
うどん屋の食卓で起こりし突撃お前が晩御飯☆呑んだくれ浪人殺人事件…!!
虎眼流の若き麒麟児と7人の侍が因縁をかけ
陣馬峠にて果たしあいとの模様…!!
土場敷ぼり夫「よーしこの号外、上手く筆を引っさげて書けたぞぉーww」
ぼり夫「ザラギーさんどうだい?君への思いを込めて上手く書けたんだが…」
如月サラギー「うーん…残念賞だねww」
ぼり夫「賞だって ? 一体ザラギーさんはどんな賞を僕にくれるって言うんだい ?」
如月ガンジー「うーん…若干気持ち悪いねwwww」
ぼ・ガ「wwwwwwwww」
125 = 82 :
西郷「昨今の虎眼流は以前よりも物騒でごわすねぇ~あんな中学生ですらスプラッター極まりない…www」ズルズル
坂本「斬首はないよねえ~」モグモグ
一文無し「てぇへんだ、てぇへんだー」
坂本「おぉっ一文無し殿ぉww江戸にいると聞いたがぁ、それに底辺殿はもうこの世にいないでござろうw」
一文無し「御用聞きも食ってけないからねぇ、掛川のメイド喫茶の侠客をやってるんでぇござるよ」
西郷「wwww」
126 = 82 :
一文無し「そんなことよりてぇへんだww
虎眼流と流れ者の手練れ集団が
暮れ六つ時、陣馬峠にてバトルを繰り広げるそうだってよッッ」
西郷「なんと…ッッ」
一文無し「先ほど拙者も立ち会ってみたが奴らぁ、なかなかの手練れ集団、拙者の背中の刀傷以上の傷を額のアザホクロに刻まれちゃったでござる…ッッ」
坂本「うん、知ってゆよぉ」モグモグ
坂本「さっき町娘から聞いたしね、今こうしてうどん屋の一杯をすすり鋭気を養っているんでござるよ」モグモグモチャモチャ…
坂本「てか西郷はそういうわざとらしいリアクションいらないから」モグモグ
一文無し「カチ込みでござるなら、拙者も腹を空かせる身、是非とも金で雇っては紅…
坂・西「結構ですwww」
127 = 82 :
ザッザッザッ…
…ッッwwwwwww
坂本「そして拙者達はぁ、掛川夜町の端の…
杉の松へやってきた(・ω・)キリッ」
西郷「…いやw陣馬峠でしょwwwwwww」
坂本「あ、そうかww」
西郷「完全場所間違えてるしww暮れ六つ時って時間指定だけはピッタシなのにw」
坂本「陸奥ってるぅ☆」
西郷「もういいからwwwww」
坂本「wwwwwww」
西・坂「wwwwwww」
藤木「…………どこからか騒がしいな」ザッ
涼の助「気のせいです」ザッ
128 = 82 :
坂本「陣馬峠ってどこだ?、あやっべぇ、
完全道に迷ったべ…」キョロキョロ
西郷「あれっ?坂本どん、あそこに佇むご老人に聞いてみては? 」
坂本「おーいそこの座頭の者よ~」
たけし「…んっ、おっ?」
たけし「……ん何だい????」
坂・西「ビートさん!?wwwwwwwww」
129 = 82 :
西郷「世界の北野がどうしてこんなトコにwwwwww」
たけし「アァ、ちょっと映画の撮影でね」
坂本「座頭市の新作撮ってたんすかww」
西郷「あのービートさん、陣馬峠ってどこにあるんすかねww」
たけし「んん~~……あっち!!!」
坂本「してそのォ、根拠は?www」
たけし「いるからッ」
坂・西「wwwwwwwwwww」
130 = 82 :
ザッ、ザッ、ザッ
坂本「さぁ、やって参りましたぁ陣馬峠ッッ
ここに来るまでの間、果てしない道のりを
拙者と西郷で歩いてきたがぁ」
西郷「かつてひとりのおなごの為に全国を行脚した時のように、歩くごとに倒幕への夢想が広がるばかりでごわしたなぁ」
7人の浪人「………………」
7人の浪人「…え?誰……」
131 = 82 :
坂本「細かいことは極めて千万、
考えるな感じろに然りでござるッッ」
坂本「さ、ブルースリーも異を唱えた所でぇ
この掛川町に迷惑かけやがった貴様ら浪人をぉ」
坂本「……ブチ頃す☆」
西郷「そこは成敗って言っとこうよwwww」
丹羽「皆の者、油断するなよ…」ザッ
132 = 82 :
坂本「まずは拙者が一番槍をキメるから、西郷はその次ね」
西郷「はいはいww」
伝鬼・柿右衛門「それっ」ザクッ
坂本「ちょっ…!?」
鎌ェ門「えいっ」バキッ
坂本「痛いって!!(怒)」
左馬之助「アバンストラッシュ!」ブン
坂本「熱いッッ!?」ドゴァ
軍蔵「おらっおらっ」
右近「7人がかりだゾ~」
坂本「んのおぉぉぉ…!!!」バキッドカッ
西郷「ボッコボコだwwwwww」
133 = 82 :
坂本「西郷見てないで助太刀しろよな!?
いくら拙者がソロプレイに定評があるにしろ
こりゃもういじめだよ!ビーバップハイスクールかよ!!
西郷「あなたが申し出たんでしょwww
牛股「坂本、西郷…ひと足先を越されたか」
ちゅぱ衛門「奴ら、我らの高名を奪おうと…」
涼「坂本どの…!?」
藤木「……………牛股師範」
牛股「まだ見ておれ源之助、あの程度の野良犬に喰われるならそのまま餌にするまでよ」
牛股「彼奴(きゃつ)が虎でないのなら、
それ以上かそれ以下の何かか…いずれにせよ
見所はこれからにござる」
牛股「見せてくれような?…獅子とやらを」
134 = 82 :
西郷「全く放っておけないでござるなあw」
坂本「うむ、西郷と拙者が合わされば
100万パワー+100万パワーで200万パワー、 拙者のアガペーが加わって200万×2の400万パワー、そして西郷のゴリラ芋補正が加われば400万×3の……この手練れ集団を超える1200万パワーとなり得る訳でござる!!」
西郷「バッファローマン理論とかわかんないからwwハハハwwwwwゴフッ…ww」
坂本「まずは新撰組10番隊隊長サラダ佐の助!」
柿右衛門「えっいや違っ…」ズバーン
坂本「そして新撰組副局長土方のぼるはぁー」
伝鬼「えっ新撰…えっ?」バキッ
坂本「土方のぼるは肘とw肩を外して行きぃー」
坂本「あとはまとめて片付けるッッ」
135 = 82 :
「ザザン!キンキン
うわぁぁー!ぼしゅうう
グチュクッ
ブシャー!
ザザン!
あんっ//あんっ//
西郷「wwwwwwwwww」
坂本「ザザン、アァッーwww」
西郷「あんあんってwwww」
坂本「ははははwwwwww」
西郷「町娘混ざってるし…www」
「そしてぇ…戦いが終わった時、その場にぃ
坂本と西郷ぉーの技、が裁ちました」
西郷「ナレーション雑www」
136 = 82 :
涼「あれが…最強の流派」
藤木「…………えっ」
涼「彼らに弟子入ります」
ちゅぱ衛門「涼が行くなら我も征く」
藤木「……………え何で?」
137 = 82 :
坂本「そして事を終え所変わってぇ」
西郷「いやぁー掛川の外れにこんな露天風呂があるなんて風情があるでごわすなあw」
坂本「うむ、ひと仕事したあとの命の洗濯は
拙者たちのかじかんだ心の琴線にビクンビクンと触れ申す…」
一文無し「しかしあの虎眼流、気絶した浪人達を一人残して残りは全員ゴルディオンハンマーで撲殺し、討伐の手柄を根こそぎ奪ったと聞く、全くフテェ輩だぜえ」
西郷「いいんすよ、結果を出したのはワチキと坂本さんなんだから」
138 = 82 :
坂本「うむ、今日のこの戦いを経て分かったことはひとつ、あの流派で鍛えた甲斐もあったがやはり拙者たちは悪を狩るごとに日増しに強くなっていくって事だ…ね?マリちゃん」
マリオ「I was tired…」チョロチョロ
一文無し「む、誰か湯の中で小便してないかっ!?」
坂本「僕次やったら殴るって言ったよね…?」
西郷「なんで私なんすかwwwwww」
139 = 82 :
「掛川の
雑草摘み取り
虎視 眈 々」
たけし「PON☆」
140 = 82 :
第六景
虎
狩
り
、
突きを制すは座頭市
141 = 82 :
坂本「昨今では虎眼流の高弟たちが次々と通り魔に襲われその命を散らしていると聞きまするぅ」
西郷「まぁ因果応報って感じですかね」
坂本「被害者は丸子彦兵衛と宗像新八郎、そして興津、この三名…かなりの強者であったが拙者特に絡みがないから
説明を省くッ☆」
西郷「wwww」
142 = 82 :
坂本「そしてぇ何が恐ろしいって、その虎眼流の配下を葬った輩を当道座の連中が匿ってるとも聞くからね」
西郷「えっ当道座って伊良子どんが住んでる、あの?」
坂本「そういうことだ、そして今宵その当道座に虎眼流が謁見として呼ばれると」
坂本「恐らく虎眼流もバカではない、
その興津が当道座と結託して丸子と宗像を葬ったと言う事実で、当道座が黒幕と見ているに違いない」
西郷「昼ドラ以上に複雑でごわすな…」
坂本「恐らくまた血が流れることは必然でござろう」
坂本「奇しくも今宵はその当道座へ拙者たちも客人として呼ばれる予定、ありとあらゆるおなご達が拙者達の玉の緒を待ち焦がれているに違いないよねっござるっ!」
西郷「伊良子どんの見舞いにも行きたいでごわすな」
143 = 82 :
坂本「そして所変わってえ、舞台は当道座、
その首領検校の仕置き屋敷の庭にてぇ、
虎眼とぉ拙者たちがぁ気まずく並んで検校の御成りを待ち構えていたぁ」BABANっ
西郷「検校殿、遅いでごわすなー…」
坂本「かの伊良子の客人として呼ばれたけど
僕らは一塊の浪人て肩書きだからね、この放置プレイも堪えるに然りでござりまする」
牛股( 源之助、気を抜くでないぞ…この場は我が門弟たちを葬りし黒幕の住処、謁見と言う建前と言えどどんな手で牙を剥くかわからん)
藤木「…」
西郷「うーん、はよ来ないかなー」
144 = 82 :
どどんっ
座頭「け、検校さまが参りやしたぁ~」
検校「お遅れ申し仕る、某は検校…、カラスについばまれた盲目ゆえ、我が庭を歩くのもひと苦労だわい」
牛股「お気遣いもったいのうございまする」
検校「ほっほ、待っていたぞ虎眼流、此度の謁見にてそなたらの武技で存分に目の見えぬ
某を楽しませてくれ」
藤木「………」
検校「ところで、虎眼も呼んだ筈だが…奴はどうした?」
牛股「虎眼先生は現在曖昧の折、こちらで代行者を用意して仕り参ったでござる」
145 = 82 :
検校「代行者とな…?」
牛股「拙者の兄弟子であり、濃尾三天狗と呼ばれた尾張虎眼流道場を切り持つ手練れのひとり」
牛股「少々乱心が目立つがその剣技は虎眼先生に匹敵する腕前と進言できまする」
検校「ほぉ…っでは今すぐ連れてまいれ」
牛股「兄弟子カモーン」
146 = 82 :
森乃進「え…モリゾーとキッコロと一緒に写真撮影できるって聞いて連れてこられたんだけど…」ドキドキ
牛股「虎眼流 濃飛三天狗が筆頭…」
坂・西郷「秋山森乃進かよwwwwww
147 = 82 :
孫「クールな僕が説明しよう、僕のおじいちゃん…秋山森乃進はごく普通の8歳のガチムチな合法ロリの男の子っ」
孫「強いてみんなと違う所があるとしたら
おじいちゃんってことかナ…☆」
孫「ついでにゲーム実況者でもあり代表作はクロックタワーシリーズ、シザーマン吉田との死闘は必見っ」
森乃進「ほっサイコブレイク実況もぉ、見てくれよなと思うよぉ」
坂本「森乃進さんなにしてんすかwww」
148 = 82 :
森乃進「ほぉお!? 幕末志士さんじゃんやべえ!いつもの生放送楽しみにしてます!ってどうしたんすか!
お二人もモリゾーとキッコロに会いにきたのかな ?」
坂本「何を言うか森乃進さん、この泰平の世にぃ、そんな気の抜けたこと言ってるとタマちゃん☆取られるぜぇ…」
森乃進「うわぁあwその無駄におしゃべりなのってやっぱ本物じゃん最高かよッッ
危うくおじいちゃんの物真似忘れそうになりますよ~www」
坂本「まおさん素に戻んのはやいよwww」
西・坂・森「wwwwwwwwww」
149 = 82 :
牛股「兄弟子がんばぇー(^ q^)」
森乃進「んほぉ、んでワシにナニをどうSAYって言うんじゃ」
検校「此度の謁見は我らが一目を置く剣士、夕雲にそなたの力を存分に振るいどうか試合にて稽古をつけてやってくれい」
森乃進「試合って…は!?」
森乃進「えちょっと待ってもうやだよぉ
ホント待って、やめて、ワシ今とっとこハム太郎の主題歌が頭ん中で無限ループしてるからどうかそっとして欲しいと思うよぉ」
孫「おじいちゃーん…戦って勝つまで、今日は帰れませーん…♪」
森乃進「ワシはね!?とっとこハム太郎をずっと唄っていたいんじゃあッッ」
孫「カッコよく勝てたら巨乳の幼女がデートしてくれるってさ…♪」
森乃進「あっやります」
150 = 82 :
森乃進「いざ~参られよ、ホオッ!」
森乃進「おら誰だ相手は出てこいやッッ幼女出てこいやっ一緒にあそぼぉ?」
検校「夕雲、ご老人から稽古をつけてもらえ」
夕雲「はっ」
森乃進「誰が老人だテメェオラ、いやオラ確かに老人だオラ、オラは死んじまっただ♪とか言ってる場合じゃねえぞ木刀でぶん殴ってやるオラオラオラオラッッッ」
夕雲「以西把爾亜剣術、参る」チャキッ
森乃進「…え、待ってワシ木刀だよね?向こう明らかにワシの命を駆逐する前提で来てんだけど、あの人ガチブレードおじさn…あれ?」
みんなの評価 : ☆
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