元スレ京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」穏乃「3で最後?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
451 = 1 :
京太郎「っていうか休日ってこともあってこんでますね」
塞「混んでなきゃはぐれないよさすがに」
京太郎「そうなんっすけど、大丈夫ですか?」
塞「うん、手……繋いでるしね」ニコッ
京太郎「う、うっす」
京太郎(おかしい、いつもの塞さんじゃない!)
塞「あ、あそこのかき氷おいしそう」
京太郎「それじゃそれ食ったらいきますか、さすがに暑い」
塞「ごめんね、手汗とか」
京太郎「いや、俺こそ」
塞「いやほら、京太郎の汗は私の大事なおか」ガシッ
京太郎(やっぱりいつもの塞さんだ)
塞(こんな場所で口塞いでくるなんて……!)カァッ
452 :
くそ!途中までは良かったのに!
453 = 1 :
―――電車
京太郎「やっぱ混んでますね」
塞「うん……」
京太郎(なぜかドアの前の塞さんに俺が壁ドンする感じに……なんつーか王道っつか、てか後ろから押されて)
塞「ち、近ぃ……」カァッ
京太郎「す、すみません……」
京太郎(散々これよりやべぇことしてる気がするけど……これは別のベクトルでやばい)
塞(こんな前に、京太郎の顔が、吐息も……感じる距離で)カァッ
京太郎(うおぉ、肌とか眼とか綺麗だし……ヤバい)
塞「も、もうちょっとこっち来ても平気、だよ……ほら首横によければ」
京太郎「そ、それじゃ」
グイッ
京太郎「ぬっ!」
塞「っ」
京太郎(ぐおぉ、塞さんの首に口を付ける形に、しかも出れん!)
塞「つ、通勤ラッシュじゃないんだから……」
京太郎「てか、ほんと、すいません」
塞「と、得する塞?」
京太郎「損する京太郎?」
塞「損って」シュン
京太郎「うそうそ、超役得っす」
塞「そ、そう」カァッ
京太郎(なにこの人可愛い)
454 = 1 :
―――スカイツリー付近
京太郎「あーついた、ようやくついた!」
塞「みんなはどうしたんだろ」
京太郎「ん、展望台に上ってるらしいんで俺達も行きますか」
塞「うん、あ、京太郎」
京太郎「はい?」
塞「えっと、手、良い……?」
京太郎「別に今更許可いりませんよ、はい」ギュッ
塞「……京太郎ってさ」
京太郎「はい?」
塞「……タラシだよねやっぱ」
京太郎「なんですか突然」
塞「いや、一回好きになったら大変だなって、絶対嫌いにはなれないし」
京太郎「俺のこと買い被りすぎっすよ」
塞「そんなことないって、宮守のみんなも私含めてみんながみんな好き放題しても、それを許してる京太郎を怒るわけでもなくさ」
京太郎「あー、みんなが優しいだけじゃないっすか?」
塞「そうかな、ていうか色々心配だよ、仕事についても1年も働いたら職場の女の子全員落とすんじゃないかって」
京太郎「ないない」アハハ
塞「そう言ってた葵がね」
京太郎「……なんで俺、葵さんに好かれたんっすか?」
塞「さぁ、なんでかは自分で考えるか……一緒にいてなんとなく好きになったか、じゃない?」クスッ
京太郎「塞さんも?」
塞「うん、一緒にいて、なんとなく好きになって……今は、愛してるよ」
京太郎「……すみません」
塞「そういうときは謝るんじゃないでしょ、振られたかと思った」
京太郎「いや、そりゃそうっすね……ありがとうございます」フッ
塞「それでよしっ」ニコッ
455 :
健全だなぁ
456 = 1 :
(やだ、塞さんで健全してると違和感しゅごぃ
―――スカイツリー・展望台
京太郎「お待たせっす」
塞「ごめんねー」アハハ
豊音「平気だったー?」
塞「京太郎に口説かれた」
白望「!」ガタッ
胡桃「シロが立った!!?」
塞「まぁ冗談だけど」
白望「……」グテー
胡桃「一瞬でダルがった!?」
葵「ホント凄いよね、小瀬川さんがここまで自分で動くなんて」
エイスリン「ラブパワー!」
葵「うん、ほんとそれ」
胡桃「葵が麻雀でここまで勝てたのも?」
エイスリン「ラブパワー!?」
葵「す、好きになったって自覚しはじめたのも、その……昨日、だし」カァッ
京太郎「え、なにこの乙女」
塞「みんなが愛したレズは死んだ!」
トシ「バイだからさ」
葵「私は元々ノンケだ!」
457 = 1 :
―――東京駅
京太郎「さて、それじゃ帰りますか」
トシ「だね……」
塞「東京ともさよならだね」
胡桃「うん、また来よ!」
エイスリン「ウン♪」
京太郎「なぁに、来年は俺が連れてきますよ」フッ
豊音「わー、頼もしいよーっ」ギュッ
京太郎(おもち!)
白望「よろしくね」
京太郎「うっす!」グッ
トシ「来年に生徒が沢山入ってくれればいいけどねぇ」
京太郎「ですね、男子生徒も入れば良いけど女子生徒の方が多いでしょうし」アハハ
葵「……私たちだけの、京太郎じゃなくなったら、少し……寂しいよね」アハハ…
白望「葵……」
エイスリン「……」
胡桃「だね」
塞「……か、可愛いなぁ葵は!」ナデナデ
葵「えっ!? なになに!?」アタフタ
豊音「大丈夫だから京ちゃんを信じよっ! 泣かないでー!」ギュゥッ
葵「泣いてないから!」カァッ
京太郎「なんつーか、あんまやると惚れるんでやめてください」
葵「え、そ、それは願ったりかなったり、とか……って私のキャラじゃないからこういうの!」ウガー!
塞「怒涛の追い上げ!?」
エイスリン「ノウリョク!?」
葵「やめて恥ずかしいから!」マッカ
京太郎「あはは」
智葉「京太郎」ボソッ
京太郎「ひぇっ!?」
458 :
来ちゃったか……(白目
459 = 1 :
京太郎「さささ、智葉さん!?」
智葉「見送りにきた」
京太郎「み、見送りにって……わ、わざわざありがとうございます」
智葉「気にするな、大事な友達だ……初めてなんだ、京太郎がっ」
京太郎「さ、智葉さん?」
智葉「必ず会いに行くからな、そしたら一緒に、ふふふっ……沢山遊ぼう、京太郎の家にもいきたいな……」
京太郎「は、はい、そしたらぜひ……」
京太郎(対○忍シリーズはしまっとかなきゃ)
智葉「ああ、友達だから……一日に一回は必ずメールするからな」
京太郎「はい、ま、待ってます」
智葉「ちゃんと菓子折りとかもっていかなきゃだ、それにしっかりとした服装で……」ブツブツ
京太郎「そ、それじゃさよなら智葉さん!」
智葉「京太郎!」ギュッ
京太郎「おもち」
智葉「……また、な?」ニコッ
京太郎(なんで瞳に光が無いんですかねぇ……)チラッ
葵(自分でなんとかしろ……)
京太郎(殺生な!)
智葉「なぜ私の方を見ないんだ京太郎? なぁ、私がそんなに鬱陶しいか? 嫌いになったか? 嫌いにならないでっ、捨てないでっ」ギュゥッ
京太郎「大好き! うんほんと! 智葉さんみたいな友達が持ててうれしい!」
智葉「そうか、そうかっ……!」パァッ
京太郎(……良い人なんだけどなぁ、想いが重いんだよなぁ)
460 = 1 :
―――新幹線
京太郎「ふぅ」ストン
塞「隣失礼しますっと」スッ
京太郎「塞さん、今日はやけに絡みありますね」
塞「いつもと変わらなくない?」
京太郎「そうっすか?」
塞「うん、それより……あっち」ユビサシ
京太郎「窓の外っすか?」
智葉「!」フリフリ
京太郎「ああ、ほんとあんな美人な友達ができるとは」フリフリ
塞「ホントに友達だよね?」
京太郎「なにを疑ってんですか、向こうが友達って言ってるんだから間違いないでしょ」
塞「そう、そうなのかな……距離感が凄いっていうか」
京太郎「?」
塞「いや、無事なら言うことないんだけどさ……」
京太郎「……」フリフリ
智葉「……」ニコッ
京太郎「お、走り出した」
塞「これで東京ともお別れかぁ」
豊音「また来年来ればいいよっ」
京太郎「ですね、みんなで……」フッ
葵「ねぇ、辻垣内さん追っかけてくるけど」
京太郎「いやぁ良い友達だなぁ」
葵「あ、行き止まり……泣きそうな顔してるけど」
京太郎「良い友達を持ったなぁ」トオイメ
461 = 1 :
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フ _______ 孑lト、 | |
厶 | ィ@フ | そli}、\| |
从| {トェv‐vェイ} |从{// `-、ハ! すまん、短いけどここまでだ!
. 八] l [_/ /// V}
j{ 心_二_イ彡/ }`ヽ もうちょっと投下するつもりだったんだけど
{ `≧=≦¨´ j`7ハ、
小、 /} : lト、 非力な私を許してくれ……
゜ヾ、 //|/ :l| ヽ
ヘ -_.ノ/イハ:..:ハ ハ
{ミ/ー<彡'´ ′ }/ ハ
{ハ ̄ / ∧
ヾ } }!
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462 :
さとはさん...
レズかわトシわろシロだる
463 = 458 :
おつー
宮守スレ終わったら、割と本気で臨海でスレ立てて欲しい……ガイトさんが堪らんww
464 :
乙~
塞さんの違和感半端ないよ! 可愛いけど
ヘビさんもっと素直になっていいんよ?
次スレは臨海編ですね分かります
465 :
乙!
翌日には宮守に居るな!サトハ!!(ハイライトオフ)
466 :
ノーマルはノンケと自分で言わないとかなんとか乙
468 :
ここのちょいちょいぶっこんでくるトシさん好き
471 :
臨海の仲間たちは彼女をどうにかしてあげてください(白目
472 = 452 :
智葉「誕生日と聞いて組の者総出で祝いに来たぞ!友達だからな!」
京太郎「」
やったね京ちゃん家族(義兄弟)が増えるよ!
473 :
智葉さんとはまだ東京デートが残ってるんだ...
474 :
乙!
家に帰ると母と談笑しているサトハがいるんですか?
ところで、ハルエ達に焼き肉は奢ったのかな?
475 :
>京太郎「お、走り出した」
ここで智葉さんが走りだしたのかと一瞬思ってしまった
476 :
面白いなあ
477 :
ここまでくると智葉さんの中でどれだけトモダチいないんだよ疑惑
478 :
ほら智葉さんは実家が元凶だから……(震え声)
479 :
ガイトさんちはお嬢に近づく男を物理的に試したい人が大勢いるからな。
481 = 1 :
―――宮守
京太郎「わーすっかり夜だ」
塞「最終だしね、あぶなかった」
トシ「そういや昔最終電車ってゲームがあってねぇ」
豊音「スーファミだ!」
胡桃「なんで知ってるの……?」
エイスリン「タダイマ!」
京太郎「まぁこんな時間に出迎えなんてあるわけないんですけどね!」
トシ「ま、明日になったら話しかけられたりするだろ……明日、部室集合ね」
京太郎「えっ、休みじゃないの!?」
葵「まぁ祝勝会はしたいし、ね?」
豊音「うん!」
エイスリン「アシタもタノシミ、ダネ!」
京太郎「……ま、いっか、それじゃ帰りますか」
トシ「そうだねぇ」
白望「ダル……」
京太郎「えっと、帰り道的に途中まで全員一緒ですよね」
トシ「……タクシー代、出してあげようかね」フッ
京太郎「マジで!?」
塞「さすがトシさん!」
葵「いやトシ様!」
胡桃「様様!」
エイスリン「トシ is God!」
白望「……ん」グッ
豊音「タクシーなんて、良いのかなぁ?」
トシ「遠慮しないで乗りな」
豊音「は、はいっ、タクシーなんてはじめてだよー!」パァッ
京太郎「なに、俺らが悪いの?」
葵「なぜか胸が痛い!」
塞「ちょっとは遠慮必要だよね、うん」
482 = 1 :
京太郎(そしてタクシーを三台に分けて3:3:2で乗ることとなった、同じ方ってことで俺と塞さんと葵さんが一緒)
京太郎「それじゃお疲れさまでした!」
葵「うん、お疲れ」
塞「また明日ね!」
京太郎「うっす、また!」
運転手「兄ちゃんホントお疲れ!」
京太郎「うっす!」
京太郎(やっぱ知名度あがったんだなぁ)
ピンポン
須賀母「はいはい、あら京ちゃん!」パァッ
京太郎「ただいまっと、あー疲れた」
須賀母「本当に、おめでとう……」クスッ
京太郎「おう、本当に疲れた」ハァ
須賀母「それで」
京太郎「ん?」
須賀母「誰かとシッポリやったの!!?」グッ
京太郎「ばか、親指を人差し指と中指で挟むな馬鹿」
須賀母「気になる! お母さん気になります!」
京太郎「なにもねぇよ! 俺は童貞だ!」
須賀母「つまんなーい!」
京太郎「つまんないもなにもねぇよ! こちとら理性ゴリゴリ削れて大変だったんだ」
須賀母「え、理性がゴリゴリ削れるほどのなに? なにがあったの!?」
京太郎「ぐぬぬ……」
京太郎(逃げ切れん!)
483 = 1 :
―――リビング
京太郎「あー久々の母さんの飯は美味いわ」
須賀母「ありがとう、で? なにがあったの?」
京太郎「……えっと、同じ部屋で寝た?」
須賀母「え、なにそれ詳しく!」
京太郎「色々あるんだよ色々!」
須賀母「えー!」
京太郎「えーじゃない! 明日も部活あるから俺は寝るぞ!」
須賀母「……京ちゃん」
京太郎「ん、何も言わないぞ?」
須賀母「……お疲れさま。それと……頑張ったわね」ニコッ
京太郎「……おう、ありがと」ポリポリ
484 = 1 :
―――翌日・宮守高校前
京太郎「さてと……みんなもうついてるかな」
ザッ
京太郎「あれ、なんかにぎわってる」
トシ「お、来たね」
豊音「京ちゃんー!」ブンブン
ワイワイガヤガヤ
塞「待ってたよ!」
京太郎「これは一体」
「男子個人戦一位! おめでとう!」
京太郎「……へ?」
豊音「えへへ、30分前に私も言ってもらったんだよー」ニコッ
京太郎「あ、ああ、なるほど……昨日遅かったから、今日、ですか」ハハッ
胡桃「みんな見てたって!」
白望「地元のことだし、ほんと、私のお母さんもおめでとうって」
京太郎「あー、くっそ……嬉しい」
豊音「えへへ、男女で一位だよっ!」
京太郎「あはは……っすね」ニッ
トシ「さて、お祭りじゃないけど色々、地元のテレビとかも来てるから」
京太郎「え、トシさんもですよね?」
トシ「まぁね」
京太郎「……それじゃみんなで、っすね」ニッ
白望「うん」
塞「だね」ハハッ
胡桃「うん!」
エイスリン「ミンナデ!」
豊音「ね!」ニコッ
葵「大したことできなかったけど……」
京太郎「ほら、葵さんも!」
葵「……うんっ」ニコッ
京太郎(こうして終わった……俺の最初の夏、そしてみんなの最後の夏が)
485 = 1 :
京太郎(正直、それから一週間の休みがあったが、うち4日ほどはみんなと一緒に遊んだのでそれほど休みにもなってなかった)
京太郎(それが終わったら引退だからと言っていたが、どうせ部室が溜まり場になると思うし、寂しくはない)
京太郎(ただ来年からのことを考えれば今のうちに色々やっておくべきなんだろう。だから夏休みが終わっても、俺はみんなと一緒にいる)
京太郎(結局、あれから一月が経ったが返事は出せない。みんなからの好意に返事をすることはできない)
京太郎(少なからず今は無理だ。答えが出せない。口が裂けても、一瞬誰かにクラっときたからと言っても絶対に口に出せない)
京太郎(出しちゃいけないと俺の本能が言ってる)
京太郎(たぶん答えをここで出せば俺が―――死ぬ、気がする)
須賀母「あらあら、良い子を見つけたのね京ちゃん」フフッ
智葉「はい、京太郎とは親友ですから、なぁ京太郎」ニコッ
京太郎「うん、俺智葉さんと友達! もう親友!」
智葉「し、親友だなんて……そんなっ」カァッ
京太郎(なんで親友で顔赤らめるんだよ! 親友ってなんだ!)
須賀母「あらあら、文化祭を見るためにわざわざ東京から来てくれるなんてとってもいい子じゃない」
智葉「京太郎のためなら、地球の裏側だって来ます!」
須賀母「あらあら、京ちゃんのことが大好きなのね、お母さんとして鼻が高いわ」
智葉「だ、大好き……は、はい、京太郎のことは好きです。大事な、友達ですから、ね?」ニコッ
京太郎「うん! 俺も智葉さん大好き!」
須賀母「あらあら」オホホ
486 :
―――宇夫方家・居間
葵「ん、メール?」
京太郎
エマージェンシーエマージェンシー!
至急助けを求む!
葵「どうしたんだろ京太郎」
葵母「須賀君のこと京太郎君って呼ぶようになってからなんだか変わったわね?」
葵「い、いや全然変わってないから、前までと同じだから」
ピロリン
葵「あれ、まだ返してないのにメールが」
京太郎
今すぐ家きて!
葵さんだけが頼り!
葵「……しょ、しょうがないなぁ」
葵母「出かけるの?」
葵「京太郎の家に」
葵母「……朝帰りね!」グッ
葵「ち、違うから!」カァッ
葵(で、でもなんだろ……へ、返事とか? それとも食事の誘いとか? でも、なんかメール内容おかしい気が……)ハテ?
ピロリン
葵「あれ、また?」
京太郎
カービィ将軍カービィ将軍
こちらコマンドー!
葵「……なにふざけてんだろ」アハハ
487 :
―――須賀家・京太郎の部屋
葵「えっ、なにこれは」
智葉「ああ、宇夫方か」
京太郎「葵さん!」パァッ
須賀母「ごゆっくり~」ソソクサ
葵「え、どういうこと、なんで辻垣内さんが?」
京太郎「ちょ、ちょっとこっち」
智葉「どうした京太郎、私に聞かせられない話か?」
京太郎「いえいえ、文化祭のことで」
智葉「そうか」フム
葵「え、どういうこと?」
京太郎「なんか危険な感じがしたんで、二人きりは風水的にアウトかと」
葵「うわ、スピリチュアル」
京太郎「だってみんなにメール送っても『酔ってるの?』とか『これから寝るからまた明日ね(笑)』とか豊音さんからは帰ってこない、たぶん寝てる」
葵(なんかマジで来た私がおかしいみたいじゃん)
京太郎「なんで、一緒にお願いします!」
葵「え……泊まれってこと?」
京太郎「泊まってってください」キリッ
葵「は……はぃ」カァッ
京太郎「うっし!」
智葉「京太郎?」
京太郎「はいはい智葉さん、どうしました?」
智葉「いや……その、か、かまって、くれないから、久しぶりに会えた……のに」カァッ
京太郎(やだ勘違いしそう)
葵(やだ眼前寝取りされそう)
488 = 1 :
京太郎「まぁなんつーか、智葉さんはそういう経緯で来たんですよ」
葵「えっ、一日一回はメールって、私でもそんなにしない」
京太郎「ほぼ毎日会ってますし、てか毎日したいならしてくれれば」
葵「別に毎日したいなんて言ってないよ!」カァッ
京太郎「ツンデレ!」
智葉「二人は仲が良いな、私も毎日京太郎に会えたらいいのに」
葵「あ、ま、毎日会えるからって良いもんじゃないけどね、ほら今日の辻垣内さんと京太郎みたいに会う喜びみたいなのはないし?」
智葉「なるほど、そう言う考え方もあるのか」フム
京太郎(ナイスフォロー!)
智葉「でも私が近くに住んでいたら毎日起こしに言って毎日ごはんをつくって毎日添い寝をして、なんてこともしてやれるのにな」ニコッ
京太郎(ひぇっ)
葵「そ、それじゃ奥さんじゃ」
智葉「友達がおかしな生活をしないためを思ってのことだ!」フフン
葵「う、うん」
葵(友情が重ぉいっ!)
京太郎「き、気持ちだけもらっときます」アハハ
智葉「ああ、京太郎は友達だからな、モーニングコールぐらい」
京太郎「毎朝起きてますよ!」グッ
智葉「そうか、ならいらないか」シュン
葵(なぜ悲しそうなのか)
京太郎(勘違いしちゃいそうになるだろ!)
489 = 1 :
京太郎(その後、葵さん、智葉さん、俺の順番でお風呂に入った。なんか知らんが二人はだいぶ普通に喋ってる、なぜ俺の時だけ重いのか智葉さん)
智葉「ふぅ、そろそろ眠くなってきたな」
葵「うん、さすがに」アハハ
京太郎(なんか良い匂いする)
京太郎「さて、そろそろ寝ますか」
智葉「そうだな、私と一緒に寝るか?」
葵「い、いやそれだったら私が京太郎と」
京太郎「布団二枚出しますから」
智葉「そうか」シュン
葵「そ、そりゃそうだよね!」カァッ
京太郎(なにこの二人、勘違いしそうなんですけど……いや葵さんの方は勘違いじゃないと思うけど、てか智葉さんこれ他の男にやったらアウトだぞ。理性の化け物である俺だから耐えているものの)
ちなみに余談ではあるが『理性の化け物』とはネット内で京太郎につけられた異名である
宮守勢に迫られても決して陥落しないさまを見て呼ばれた
さらに現在では雑誌で京太郎のことを話まくった智葉と、一緒にいるところを度々目撃されていた阿知賀、原村和が須賀京太郎に落とされた少女たちとされている
とんだ風評被害だと新子憧は叫んだが、無駄だった
ちなみに鷺森灼は無駄だと悟りなにも言わず、高鴨穏乃と松実玄は自分たちがどう思われているかも知らない
赤土晴絵と松実宥はなぜか満更でもなさそうだったそうな
原村和は言われ慣れてないせいか真っ赤になって否定するのでいまいち否定できていない
そして宮永咲は噂になる寸前に、噂しようとした人物はことごとくロン(抹殺)されている
490 = 1 :
京太郎(現在、俺がベッド……床に布団を二枚しいて二人には寝てもらってる)
京太郎(いやぁ、もしかしたら智葉さんと二人かもしれなかったと思うと、俺の理性が心配だ。葵さんがいてくれてよかった)
京太郎(だんだん、ねむくなってきたなぁ……)
ピロリン
京太郎(メールか……?)ポケー
松実宥
夜分遅くにごめんね
お父さんが今度の休みに来ないかって言ってました
団体さんが入ってるからバイトでって形で良いからって
起きたらで良いので返事ください
京太郎(あー、返事かいて……ああ、起きてる起きてる)ポチポチ
京太郎(おっけーだろ……寝、よ……)カクッ
―――奈良・松実館
宥「あ、もう返事きた」
須賀京太郎
行きます
詳細はまたください
愛きてます
宥「……え、愛きて、って……え?」
491 = 1 :
ここまで!
宮守のスレですがちょっとしたアクセントに色々なキャラとの絡みを……次回は豊音たちともガッツリ絡むよ!
なんか色々脱線しかけてるけど、大丈夫大丈夫、焦るような時間じゃない
焼肉イベントとかもあるし、智葉さんとの東京デートもあるけど大丈夫大丈夫、宮守スレだよ
眠い、寝る、それじゃ!
492 :
乙
うーん、やっぱり
スーパーウルトラハイパーミラクルフレンドシップがクソ重い、ねえ智葉
そして、育つ松実京太郎フラグ
493 :
乙
このままじゃ独身アラサー雀士一直線だとしても未成年は駄目だろレジェンド…
494 :
しかし咲さんはなぜそこまでかたくななのか。
ロン(抹殺)されてもされても噂しようとするやつが出てくるからなのか、それとも勘繰られたくないなにかが潜んでいるのか
495 :
乙です
オッケー宮守スレだよでも皆の幸せの為なら脱線くらいあるよね!
496 :
乙!
サトハは情が重いなぁ
>次回は豊音たちともガッツリ絡むよ!
次回(翌朝)はヘビさんとサトハに絡みつかれているのを、親に見られるんでしょ?
497 :
乙!
もう人里離れた所に須賀村作っちゃえよ!
498 :
智葉出し過ぎると見ててだれるわ
499 :
理性の化物…よし、このスレの副題はやはり京太郎の性春ラブコメは間違っているだな!
みんなの評価 : ★★
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