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    元スレ京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」穏乃「3で最後?」

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    みんなの評価 : ★★
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    851 :

    すばら

    852 :

    おつー

    唐突なドルべに吹いたww

    853 :

    性の6時間にヒロインが6人で1人頭1時間か……。

    855 :

    朝凪さんが好き
    ・・・京ちゃんがメス男子に?

    856 :

    乙です

    食欲の秋(私を召し上がれ)もあるな

    そして、京ちゃんの誕生日にガイトさんが裸で、「友達に大切なものをあげる」って迫ってきそうで怖いな

    857 :

    あの……受験……?

    おつ

    858 :

    受験……花嫁修業のこと?

    859 = 856 :

    ・運動の秋(ベッドの上で)
    ・読書の秋(フランスの本朗読)
    ・芸術の秋(真実を描くのに布は不要)
    ・食欲の秋(私を召し上がれ)

    京ちゃんはどの秋を選ぶのか?

    860 :

    イッチトイトイ好きすぎだろw
    アガリ役ほぼトイトイじゃねえかw

    861 :

    咲SS書きで麻雀大会でもやってるんだろうかって一瞬考えてしまった。

    863 :

    男のロマン男子の甲斐性ハーレムか

    864 = 1 :


    ―――12月24日・部室


    京太郎「やっほう!」

    胡桃「待ちにまった!」

    「冬休み!」

    豊音「沢山遊ぶよー!」


    白望「……勉強は?」

    「ぐはっ!」

    胡桃「忘れてたのに……」ガクッ

    エイスリン「ワスレチャダメ、だよ?」


    京太郎「ごもっとも俺は成績今までにないぐらい良かったけど!」

    「なんで!?」

    京太郎「だって塞さんと胡桃さんが一緒に勉強しようって、他にも前に家で葵さんに勉強見てもらったり」


    ガチャッ


    「みんな揃ってたん」

    「葵ぃぃぃっ!」

    「ひっ!?」ビクッ

    豊音「ずるいよっ、私も京ちゃんと勉強するよー」


    京太郎「豊音さんはプロ行くんでしょ?」

    豊音「うん、でも京ちゃんとお勉強したいなぁ、とか……?」

    京太郎「あ~また今度、やりましょ」フッ

    豊音「うん、お泊りでやろうねっ」グッ

    京太郎「はいっ!」

    トシ「豊音には安定の甘さだね」


    京太郎(むしろどうやったら豊音さんにキツく当たれるのか……)

    865 = 1 :


    京太郎「まぁせっかくのクリスマスイヴですし、てかなんか持ってきました?」

    トシ「前のハロウィンの件があるし今回はあたしゃなにも」

    白望「同じく」

    「だよね」

    胡桃「明日があるし」

    エイスリン「キョウタローの、オウチ!」

    豊音「クリスマスパーティーだよっ」エヘヘ

    「……」


    京太郎「明日があるし、そりゃそっか……まぁ終業式終わったし、明日から冬休みだしはしゃぐなら明日からでも」

    「ケーキ、持ってきたんだけど」スッ

    京太郎「ひゃっほう!」

    豊音「わーい!」

    エイスリン「グッジョブ!」

    白望「ん、食べよっか」

    「切るものあったかなー」

    胡桃「お皿あるよ!」


    「買ってき甲斐があるなぁ」

    トシ「……元気だねぇ」

    866 = 1 :



    京太郎「そういやクリスマスプレゼントって親からもらいます?」

    「もうないなぁ」

    胡桃「私も」

    白望「私はまだあるよ」

    京太郎「へぇ、エイスリンさんと豊音さ……!」


    京太郎(純粋無垢な二人のことだ! 最近エイスリンさん怪しいけど……サンタさんを信じてる可能性!)

    エイスリン「ジブン、デ、ジブンニ!」グッ ツゥ

    豊音「私は今年は無しかなぁー」シュン

    京太郎(そうだよなぁ、エイスリンさんも豊音さんもネットとかやってそうだし知ってるよなぁ……大丈夫、豊音さんには俺からあげますから!)


    京太郎「葵さんは?」

    「ん、私は親からはもらってないよ」

    京太郎「ぽいっすよね」

    「確かに」アハハ

    「サンタさんからはもらうから」


    京太郎「!!?」

    「!」

    胡桃「」

    白望「え?」

    エイスリン「oh……」

    豊音「へ?」

    トシ「……マジで?」

    867 = 1 :


    「……いや、冗談だけどさ」


    京太郎「うわぁびっくりしたぁッ!」

    「や、やめてよこれ以上キャラ濃くするの!」

    エイスリン「……フゥ」ホッ

    豊音「ちょーびっくりしたよー」ワワッ


    胡桃「お仕置き!」

    「そんなに!?」


    白望「……」ジト

    「そんな目で見ないで小瀬川さん興奮するから」

    京太郎「うわレズ」

    「レズでドM」

    胡桃「あえて用語で言うならネコ」

    「レズではないよ!」

    「ドMは認めると」


    「ちがっ!」カァッ

    京太郎「ニャーニャー鳴いてみろこの雌猫がァ!」

    胡桃(ノリノリだ!)

    「にゃ、にゃー……」カァッ

    京胡塞「!?」

    868 = 1 :


    トシ「遊ぶのはそこまでにして大人しくケーキでも食べてな」

    京太郎「紅茶いれますね」

    「京太郎は相変わらずコーヒーなんだ」


    京太郎「まぁ、好きなんで」アハハ

    「それじゃあ花嫁修業のためにもコーヒーの淹れ方熟知しとかないとね」フフッ

    京太郎「……ときめきかけた、あぶねっ」

    「あぶなくないでしょ!」

    胡桃「セーフ!」

    「むしろアウトだよ!」

    白望「……京太郎、毎日私に味噌汁を作っ」

    「お前が作るんだよ!」

    エイスリン「キョウタローがパパニナルンダヨ!」

    京太郎「ファッ!?」

    豊音「京ちゃんがお父さんかぁ、えへへっ……私はやっぱり一姫二太郎が良いなぁとかとかっ」

    京太郎(かわいい)


    「……わ、私はそのほら、子供は一人でも二人でも、一緒にいれるなら、さ」

    京太郎「あざとい」

    「なんで私そんな反応!?」

    869 :


    京太郎「とりあえず、ごちそうさまっした!」

    「とりあえずってなにさ」

    京太郎「ふっふっふっ、楽しみにしといてくださいみんなっ」ニッ

    「今日は泊まりとか!? 性の六時間……!」

    胡桃「京ちゃん、クリスマスプレゼントはまさか」

    京太郎「ねぇよ! どういう思考してんだよ痴女共が! いつからそんなになった誰の仕業だ!」


    トシ「想いはダイレクトに伝えるべきだって教えたんだよ」フッ

    京太郎「お前かババア!」

    トシ「こら、ババアとはなんだい」

    京太郎「言うよそりゃ、打倒だよ!」


    エイスリン「オトマリ?」

    豊音「わわっ、準備しなきゃ!?」

    京太郎「泊まりはないっすから、静かに寝かせてください」

    「ね、寝てる間にってのは……いやいや、ないない」

    京太郎「あんたもすっかり影響されたな!」

    「さ、されてないよ一緒にしないでよ!」

    京太郎「若干するわ!」


    トシ「ドMだからどちらかと言うと襲われたい願望の方が強いだろ」

    「ま、まぁ獣のようになった京太郎に無理矢理襲われるってのもりそ……ってドMじゃないよ!」

    エイスリン(新しい持ちネタに……)

    870 = 1 :



    京太郎「とりあえず明日っすよ、昼間の11時にうち集合で」

    胡桃「うん!」

    京太郎「まぁ普通にやれば良いですから普通で」

    「普通ね、っていつも通りになりそうじゃない?」

    京太郎「あー……じゃあいつもとちょっとだけ違う感じ?」


    白望「……難しくない?」

    京太郎「確かに、じゃあえっと……なんっすかね?」

    トシ「おのおの好きにすれば良いじゃないか、いつもそうやってるだろ?」フッ

    「……ま、それが一番かな」

    豊音「うんっ!」

    エイスリン「~♪」


    京太郎「なんつうか、近所迷惑にならない程度にお願いしますよ?」ハハッ

    「ところで京太郎は他の友達とかとクリスマスイベントは無いの?」

    京太郎「……」

    白望「?」


    京太郎「……なぜか俺だけ、誘ってもらえなかったんですっ……お前は良いからって」

    豊音「京ちゃん可哀想だよぉ!」ギュッ

    エイスリン「ゲンキダシテ!」ギュッ

    「あ、あはは……」

    胡桃「なるほど」

    白望「……良い友達だね」

    (気を遣ってくれたってわけか)

    871 = 1 :


    ―――夜・自宅


    京太郎「ただいまーっと」

    須賀母「あら京ちゃんお帰りなさい」

    京太郎「おうただいま、晩飯は?」

    須賀母「ケンタ」

    京太郎「なるほど……」


    須賀母「あと京ちゃん相手に荷物が届いてるわよ、そこに置いておいたけど重いのね」

    京太郎「荷物とな?」

    京太郎(なんだろう……ってこの段ボールか、他にも小包とか色々ある)

    須賀母「お母さんは気を遣ってクールに去るぜ」

    京太郎「どこにだよ」

    須賀母「先にシャワー浴びてるわねっ」ポッ

    京太郎「死ね」

    須賀母「酷い!」ダッ


    京太郎「さて、なにかな~ク~リスマスが今年もやってくる~っと」ガサガサ


    京太郎「……差出人は、獅子原爽、手紙ついてる」

    『7000円もする据え置きオナホー』ビリビリ

    京太郎「とりあえず苦情のメールを送るべきか感謝のメールを送るべきか……あとにして他のを見よう」

    872 :



    京太郎「とんだサンタさんだった……これは部屋にしまうとして」

    ガサッ

    京太郎「こっちの小包は智葉さん、中に手紙……?」

    智葉『すまない、友達なのにお前の好きなものをそれほど熟知できなかった。こんなもので良ければ受け取ってくれ』

    京太郎「……あ、中にお守りも入ってた」

    智葉『同じものを私も買った、これで二人はいつでもつながっている。ズッ友だな、お詫びと言ってはなんだが今度東京にきたら色々任せてくれ』

    京太郎「……途中までどんな表情でこれ書いたんだ」


    京太郎「次は、そこそこ大きいけど……宥さんからか」

    ガサッ

    京太郎「手編みのマフラーとは、これからもっと寒くなるって言ってるし良いかもしれん、手紙ついてる。なにブームなの?」

    『これであったかくなってね、風邪をひかないように気を付けてください。また松実館に来てね』

    京太郎「メールで返事送ろう、うん、良い人や……ってこんなもんか、にしても三人の美少女から贈り物がもらえるとは」


    ピロリン


    京太郎「ん、メールだ……チカセンから?」

    チカセン『爽がご迷惑かけてごめんね』

    京太郎「……まぁ完全に迷惑だけってわけじゃないのが問題だよなぁ、見つかる前に部屋に隠しとこ」

    873 :


    とりあえずクリスマス前篇

    前のクリスマス企画と内容が違うけどまぁそこはご察し
    同じにしちゃうと京ちゃんが4児の父になりかねないからね、しょうがないね

    後半は色々あるよ、色々

    このスレ終わったら書きたいものが多すぎて困る。いまだに困る

    とりあえずまたー

    874 :

    あ、これは半日後には筒が見つかる流れだ

    876 :


    ガイトさんお守りにマン〇一本入ってそう

    877 :

    そのオナホにパウチカムイがとり憑いていたりしないだろうな

    879 :

    乙~
    葵……ヘビさん可愛いな
    >>876ぼくもそう思う

    880 :

    おふざけのプレゼントに7000円は高いけど本気だとしたらそれはそれでアレだよなぁ

    881 = 863 :

    乙です
    >>877
    オナホにパウチカムイとか天才か!?
    どんなことになるんだろう

    882 :

    みんなちょーかわ

    884 :

    パウチオナホとか昇天するわ

    885 :

    パウチカムイ+オナホ…………

    カムイチンチン?

    886 :

    ビュビュクン!
    になるんやろ?

    887 :

    >>885
    それは永水の方で聞いたことあるな

    888 :

    >>876が普通にあり得そうな件
    問題は一本以上入っているかどうかだな…

    パウチオナホ…どれほどの威力があるか気になるな…!

    そして、両方とも宮守ヒロイン勢にすぐに見つかりそう…

    889 :

    性質的に一度使ったら再チャージ必要そう

    891 = 1 :


    ―――12月25日・昼


    京太郎「さて、こんなもんか……?」

    須賀母「あら京ちゃんが料理なんて」

    京太郎「たまにはな、ケーキだけど」

    須賀母「レシピなんかは調べたの?」


    京太郎「いやぁ、調べたけどまったくでな、良くネトマで会う自称執事の人に教えてもらった」

    須賀母「大丈夫なのその人?」

    京太郎「大丈夫じゃないか、嘘偽りはないし変なとこもないし」

    須賀母「にしても時間かかったわねぇ」


    京太郎「初めてケーキなんて作るんだから当然だろうに……でも出来は良いんじゃないかなぁ」

    須賀母「ふぅん」

    ピンポーン

    京太郎「お、早かった」

    須賀母「出てこようか?」

    京太郎「自分で行くって」

    須賀母「そう、それじゃ見てるわねー」

    京太郎「頼むわ」テクテクテク


    ガチャッ


    京太郎「いらっしゃいって……」

    エイスリン「ハヤカッタ?」

    京太郎「いや、エイスリンさんだけですか?」

    エイスリン「ウン! アオイと、サエハ一緒ニ、クル!」

    京太郎「で、シロさんは胡桃さんと豊音さんが責任もって連れてくるってメールあったし、それじゃお先にどうぞ」フッ

    エイスリン「ウンッ!」

    892 = 1 :



    ―――リビング


    京太郎(エイスリンさんには部屋に上がってもらって、俺は現在ケーキを完成した)

    京太郎「とりあえず冷蔵庫に入れとくわ」

    須賀母「食べちゃっ!?」

    京太郎「良いと言うと思ったのかよ」

    須賀母「ええ~お母さんも食べたい~」

    京太郎「やかましいな、また作るよ」

    須賀母「やった! 京ちゃんは優しいなぁ~」

    京太郎「はいはい」

    テクテクテク


    ガチャッ

    京太郎「すみません待たせました、一応腹にたまるようなのもそこそこ作ったんですけど、先に出しちゃいますか」

    エイスリン「ファッ!? ウ、ウン!」ウツムキ

    京太郎「ん?」

    京太郎(エロゲは全部見つからないような場所に隠した、エロ本なんてない、俺のスマホのデータの中だ)

    エイスリン「……」ソワソワ


    京太郎(いや、特に何もないよな)ウム

    エイスリン「キョウタローが、ツクッタノ?」

    京太郎「あ、はい、それなりに料理はするんで、どうぞ」

    エイスリン「サキニ?」

    京太郎「まぁせっかくですし、毒見ってことで」ハハッ

    エイスリン「ソレジャ、イタダキマス!」

    京太郎「どうぞ」フッ


    パクッ


    エイスリン「オイシイ!」

    京太郎「まぁ他はから揚げとか色々、サンドイッチも作ったんで持ってきますね」

    エイスリン「キョウタロー」

    京太郎「はい?」


    エイスリン「……スキだよっ」ニコッ

    京太郎「俺もっすよ」フッ

    エイスリン「エッ」


    バタン


    エイスリン「……エ?」

    893 = 1 :


    ピンポーン


    京太郎「ん、次は誰だろ」

    ガチャッ

    「んっ、おはよ」

    「きたよ」

    京太郎「二人共いらっしゃい、ってことでどうぞどうぞ、上の部屋上がっててください、適当になにかもってくんで」


    「おかまいなく、てかそれなりに色々もってきたけどね」ガサッ

    「そうそう」ガサッ

    京太郎「一応、お客様ですから」

    「一応なんだ」

    京太郎「ほぼ身内っすからね」ハハッ

    「妻てきな!?」カァッ


    京太郎「いや、そういう意味じゃないっす」

    「そそそ、そうだよね!」

    「愛人でも良いよ!」

    京太郎「落ち着いて!」

    894 = 1 :


    ―――須賀家・京太郎部屋


    「エイスリン先に来てたんだ」

    エイスリン「ファッ!?」ビクッ

    「なにあったのさ」

    エイスリン「ナンデモ!」ブンブン


    「……?」

    「……さて、なにか探そうかな」

    「おや自称常識人の葵が珍しいね」

    「す、好きな男の子の部屋、だし……そりゃね?」

    「純情アピールやめなよ!」

    「塞よりは純情だよ!」

    「へぇ……あのホテルで
    の出来事を知ってるんだよ私は?」ニヤッ






    895 = 1 :


    「あれは塞のせいでしょっ!」

    「まぁ私のっていうか京太郎のブーストの検証のためだったんだけどさ」

    「くっ、せっかく忘れかけてたのにっ」カァッ

    エイスリン「?」

    「えっとね」

    「言うな!」

    エイスリン「ナカマハズレ……」シュン

    「ちがっ……」

    「教えてあげなよ~」

    「ぐぬぬ……」

    エイスリン「……ダメ?」

    「……あ、あとで」

    エイスリン「ウンッ!」パァッ

    (あれを教えるのか、あれを……)


    「まぁそれは置いといて」

    「置いとかないでよ」

    「物色するんでしょ?」

    「物色とか人聞き悪い……家宅捜索?」

    「京太郎を取り調べすると」


    「そ、そういうシチュもありな」

    「なんか似合いそうだよね」

    「そう?」

    「胡桃、性格的に」

    「ああ、でもほら……どっちかっていうとランドセルが」

    エイスリン(これ聞いたら胡桃怒るだろうなぁ)


    「あ、こんなところに段ボール箱」

    「蛇でも入ってるんじゃない?」

    「えっ、なにそれは」

    「いや、うん、なんでもない、なんでも」

    エイスリン「ストップ!」

    「えっMGSネタが」

    エイスリン「ソノ、ダンボール、ストップ!」

    「そうなの?」

    エイスリン「!」コクリコクリ


    「そう言われると」

    「見たくなる……」

    エイスリン「!?」

    896 = 1 :


    ―――須賀家・リビング


    京太郎「さて、これ持ってったら全部か、しばらくこっち戻らないわ」

    須賀母「寂しいな! お母さん寂しいな!」

    京太郎「そっか」シレッ

    須賀母「寂しい!」

    京太郎「知るかよ」


    須賀母「いいもんっトシさんと飲んでくるもんっ!」

    京太郎「良い歳してなにが『もん』だよ……ってかトシさんと飲んでくるってなにそれは」

    須賀母「夜中まだ帰ってこないけどほどほどにね!」

    京太郎「いや、準備してんじゃね」

    ピンポーン

    須賀母「あら来たわよ?」

    京太郎「わかってるよ」


    ガチャッ


    京太郎「はいはい」

    豊音「こんにちはっ!」

    胡桃「お待たせ!」

    白望「ん」スッ

    京太郎「これで全員っすね、それじゃ上がってください」


    豊音「お邪魔しますっ」

    胡桃「お邪魔します」

    白望「お邪魔しまぁす」

    897 = 1 :


    ―――自室

    ガチャッ

    京太郎「他のみんなも来ましたよー」


    塞エ葵「!」ビクッ


    京太郎「ん?」

    「よ、ようこそ!」

    「くるがいいよ!」

    エイスリン「オマエニモコキョウガアルダロウ!」


    京太郎「なんの話っすか?」

    白望「ん、料理沢山あるね」

    京太郎「ああ、俺が作ったんでどうぞ」

    胡桃「女子力高いね!」

    京太郎「そうっすか?」

    胡桃「うん、主夫の選択がある」


    京太郎「ああ、そういうのもありか」

    豊音「わ、私すぐ働くよっ」

    京太郎「魅力的だなぁ」

    豊音「えへへっ」ニヘラッ

    898 = 1 :


    ―――その後


    京太郎「それなりに騒ぎましたね、ケーキも完食してくれたようでなにより」

    「絶対太る、これは太る」

    「ダイエットしよ……」

    胡桃「塞はお尻が大きくなるからね」

    「!?」

    京太郎「俺は好きです」

    エイスリン「!?」

    白望「……」ギュッ

    京太郎「なぜ抱き着いたし」

    白望「私は?」

    京太郎「……好きです」

    白望「告白された」


    京太郎「いや、そんなこと言ったらここにいるみんな好きですし彼女にもしたいし」

    「っ!?」ボンッ

    「いやぁ、京太郎って時々ドストレートだよね」カァッ

    エイスリン「ダイタン……」カァッ

    京太郎「え、いやその……みんながストレートに伝えて来てるのにとあまり逃げてばっかは卑怯かなって」

    豊音「私も大好きだよーっ!」ギュゥッ


    京太郎(理性がゴリゴリ削れるなぁ)

    胡桃「そろそろクリスマスプレゼントを」

    京太郎「ああそうでした、あんま高い物は用意してませんよ?」

    「私たちもだよそりゃ」アハハ

    京太郎「そりゃ助かります」フッ

    白望「で、いつまで赤くなってるの?」

    「はっ!」

    899 = 1 :



    京太郎(プレゼントっても六人分買うわけだからそれぞれ本当に小物って感じの小物だった、俺もそうだ)


    京太郎(それぞれプレゼント交換したりなんかして、そんな姿を見てると普通の女の子なんだなとか思ったりして)


    京太郎(俺がいなかったら、どうなってたんだろうと思わないでもない。こうしてふつうの女の子としてずっといて、俺みないなのに……)


    「京太郎」

    京太郎「えっ……あ、どうしました?」

    「なんか、余計なこと考えてたでしょ?」

    京太郎「よ、余計なことって」

    「……あのさ、京太郎」

    京太郎「ん?」


    「私は、いや私以外のみんなも、熊倉先生もきっと……京太郎がいてくれて良かったって思ってるよ」フフッ

    京太郎「……」

    「部長として、京太郎には本当に感謝してもしきれない」

    京太郎「そんな……」

    「だから、自分がいなかったらとか思ったりしちゃダメ」

    京太郎「……エスパーですか?」


    「やっぱそんな感じのこと考えてたんだ」

    京太郎「うっ……負け、ですか」アハハ

    「みんな京太郎が好き、その想いは本物だから否定しない、わかった?」

    京太郎「……否定なんて」


    「じゃあみんなの好意を受け入れて、それから選んで……できれば私以外」

    京太郎「えっ」

    「……なんて、実は私を選んで欲しいと思ってないと言えば嘘になるけど」

    京太郎「なんでそれを言っちゃうかな」

    「だってそんなこと言ったら京太郎、私に同情するでしょ?」


    京太郎「……」

    「京太郎が優しいって知ってるから、みんな」

    京太郎「塞さん……なんか、やっぱりお姉さんなんですね」

    「なんだと思ってたのさ?」

    京太郎「痴女」

    「……」


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