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    元スレ京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」穏乃「3で最後?」

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    351 :

    友情で京ちゃんが身重になる?

    353 :

    まさかの4Pかぁ……
    (京太郎の胃袋が)壊れるなあ……(白目)

    354 :

    >>353
    まさかの京ちゃん見てるだけ?

    355 :

    >>354
    咲さん見てるだけって言ってるし、>>353は文言通りに受け止めたんじゃないかなって。
    >>354は咲さん混ざること前提で考えてたんだろうけど。

    まぁ俺も咲さんどころかすこやんとかのよりんとかドラローも混ざればいいよって思っちゃいるが

    京太郎腎虚不可避

    356 :

    え?宮守の6人と玄宥、サトハで8人じゃ……
    京太郎なら両手両足、前後、口と膝で対応できるし(震え声)

    358 :

    >>357
    ミスった
    膝じゃなくて両膝だった

    359 = 358 :

    あれ?ID変わってる

    360 :

    よし、キリよくするために咲さん入れて10人な!

    364 = 1 :


    ―――ファミレス


    京太郎「それじゃ豊音さん!」


    「優勝おめでとー!」


    豊音「えへへ、ありがとーっ♪」

    京太郎「ホント、おめでとうございます」フッ

    「あたしここいて良いの?」

    「私たちは構わないけど……」

    誓子「てか良くここにいられるわよね」

    「なんで? 豊音の祝勝会だろ?」


    京太郎「爽さん倒してですけど」

    「さすがだな! 私の認めた女っ!」グッ

    豊音「えへへ、ありがとー」ニコッ


    「あの、私も良かったんですかーぁ?」

    京太郎「ああ、荒川さんもどうも……むしろ良く来てくれました白衣のナース良いよ白衣のナース」

    「ドン引きですよーぉ?」

    京太郎「はうあっ! ついつい口が滑って!」

    胡桃「めっ!」

    京太郎「あはは、すみません」


    「……緊張してんの?」

    京太郎「あ、いや……ま、まぁ多少は」

    トシ「良くわかったね」

    「手、小刻みに震えてたから」ユビサシ


    京太郎「あ、あー……不甲斐無い」アハハ

    エイスリン「……アオイ」

    「ん?」

    白望「良く、見てるね」


    「あっ……い、いやそういうんじゃっ!」カァッ

    「葵が赤くなった!?」

    京太郎「珍しい、てか怒らないでも」

    エイスリン(鈍感、あまりに鈍感……)

    365 :

    キテター

    366 = 1 :



    「そ、そうそう! 怒るよ私! てか私は小瀬川さんのことの方が見てるよ! 超見てる! おっぱい!」

    京太郎「うわぁ、レズだ」

    「レズじゃない!」

    「さすがにそれは無理」

    「だよね」ガクッ

    胡桃「やはりレズ!」

    「でもレズじゃない!」


    白望「……(京太郎のこと)好きなの?」

    「……」

    京太郎(すげぇこと聞くなシロさん……)

    「……」

    「あれ、葵?」

    「……」

    胡桃「?」

    「……」

    エイスリン「アオイ?」

    豊音「どうしたのー?」


    「……ふぇっ!?」カァッ


    白望「これは……まさか?」

    「違うから! 全然違うから、ていうかそんなこと言われれば普通にこうなるでしょ!」

    「今までならなかったのが葵なのに」

    「違うって!」

    胡桃「京ちゃんからの好感度が一番高い葵が」

    「違うって、須賀からの好感度一番高いのは姉帯さんでしょ!」マッカ


    京太郎「なんかすごい怒ってるんでやめましょうよ」

    「お、怒っては無いから……」フイッ

    京太郎(やっぱ怒ってるじゃん)

    367 = 365 :

    姉帯さん天使だもんな!!

    368 = 1 :



    「お姉ちゃんお義兄ちゃんに浮気の兆し!」

    「う、浮気とかじゃなくて付き合ってもいないし、ね?」

    京太郎「玄、お前もあんま変なこと言って宥さん困らせるなよ、俺と宥さんが付きあってるわけないだろ!」

    「そうだね」シュン

    「むぅ、お姉ちゃんお義兄ちゃんは強敵だから押し倒して無理矢理パパに――ー痛い! 痛い! 痛い! お義兄ちゃんグリグリやめてぇっ!」

    京太郎「やめんわ」グリグリ


    (京太郎くんをパパに……)

    京太郎(宥さんに迫られて拒める気がしない。相当なキチガイ行為でもしない限り)

    パッ

    「お義兄ちゃんがいじめる~」ギュッ

    「玄ちゃんが悪いような……」



    智葉「モテモテだな、京太郎……なぁ、京太郎……?」

    京太郎「な、なにがっすか!?」

    智葉「なぁ、私を捨てないよな? ね? 友達だもんね、ずっと一緒だよな?」

    京太郎「ととと、当然ですよ! 俺達親友!」

    智葉「……」

    京太郎(だ、ダメか?)


    智葉「……そうだな、私たちは親友だ」ニコッ

    京太郎「かわいい」

    智葉「かわいい……ふふっ、ふふふっ、友人にそう褒められるのも悪くない。へその下が疼く」フフッ

    京太郎「なに言ってるかちょっとわからない」

    智葉「親友とは以心伝心、伝わり合うようにしなくては……常に、な?」

    京太郎「わかった! なるほど! そういうことね!」


    智葉「あ、わかってくれたようでなにより……かな」フッ

    京太郎(なんでちょっと残念そうなんだ)

    369 = 1 :


    ―――会場


    トシ「さて、なにはともあれ存分に暴れておいで」

    京太郎「当然です。チームサティスファクションからみっちりしごかれましたからね!」

    「え、京ちゃんが男にしごかれたって、ナニナニ、ナニの話!?」

    京太郎「なに言ってんのテメェ」

    「酷いこと言うなぁ」

    京太郎「……ま、緊張ほぐそうとしてくれんのはありがたいけどな」ニッ

    「本気で男とナニしても良いよ、楽しそう」

    京太郎「前言撤回」デコピン

    「あ痛っ!」

    智葉(良いなぁ……)


    京太郎「さて、行くか!」

    豊音「京ちゃん!」

    京太郎「はい?」

    豊音「んっ」


    チュッ


    京太郎「!!?」


    「や、やった!」

    「さすが豊音! 私たちにできないことを平然とやってのける!」

    「そこに痺れる憧れるー!」


    穏乃「え、憧がなんだって?」

    「余計なことに巻き込まれるのは御免よ。黙ってなさい」


    豊音「えへへっ……ちゅー、しちゃったっ」カァッ


                         -───-  、
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                 ノ:/{::::::/ニニ三二ニ ニ \ 、 ::: \|:::::::::::::::::\::::` ‐ 、
                  /:/ }:/二三三三三二ニニ \\:::::::\:::::::::::::::::::. ̄丶:}
                    /:/./´ニニ二三三三三三二ニニ\}::::::::::.',:::::::::::::::::\ }/
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              / 、  {ニ ニ 二/二三三三二ヽ 三三三ニ/¨\─ ‐- _:::::::::::::::\
            /  、 \| ニ ニ/二三三三三三二\三ニニ,'_ヽ  \二二ニ\::::::::::::::.
        //  、 \/ニニ/三三三三三三三三三',三ニ{__ノ    /‐ 、二二`、:::::::::::.
        ,'ニ {   ,、/二, '二三三三三三三三三三ニ,三:{  ノ   /二二 二二 |:::::::::::::.
        {二ヽ /二二 ,'ニ二三三三三三三三ニニニi三.{´_  ,'二二二',二ニ!::::::::::::::',
        ',ニ Yニニ二.iニ二三三三三三三三三二ニ|三ゝ─ヽ,'二二二 |二ニ|::::::::::::::::
          |二.|ニニ二|ニ二三三三三三三三二ニニ|三二ニニ ,二二二.!二二!:::::::::::::::::::.
          |.二|ニニニ二, ニニ二三三三三三三 二ニニ|三二ニニ i二二二{二ニ.|:::::::::::::::::::::.
         ,二.|ニニ二ハニニ二二三三三 三二二ニニ, 三二ニニ:|二二二:}二ニ!::::::::::|:::::::::::.
         V|二ニ/  Vニニ二二三三三二二二ニ,'三二二 ニ |二二二.|二ニ|::::::::::|::::::::::::.
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    370 = 1 :



    京太郎「あ、その、えっと……」

    豊音「し、幸せのおすそわけ、なんてっ……」エヘヘ

    京太郎「幸せにします」キリッ

    豊音「ふぇっ!?」カァッ

    「勢いでそういうこと言わない」


    京太郎「はっ!」

    「……ほら、試合始まるよ」

    京太郎「うっす!」ダッ


    「……後からじわじわきたね」

    白望「能力と同じく、てか胸もそこそこあるし京太郎の相手は申し分ないね」

    胡桃「……」ペタペタ

    エイスリン「……」フルフル

    豊音「なんの話ー?」

    「なんでもないし勝手なこと言わない!」

    「でも明らかだしねー?」

    胡桃「ね!」

    白望「で、なにかあった?」

    「な、なんにもない……」フイッ

    エイスリン「アッタンダ……」


    「おいチカ! 京太郎が取られるぞ!」

    誓子「いや、私なにも思ってないから」

    「でもモテるのもわかるって」

    誓子「まぁカッコいいとことか気遣いできるとこあっていい男だとは思うけどね」

    「お、こいつは脈あ」

    誓子「あれに巻き込まれたくない」

    「あ、はい」

    371 = 363 :

    ちょーかわいいひとかわいすぎ

    372 = 1 :



    ―――対局室


    京太郎「よろしくお願いします」

    子α「よろしくな」

    子β「ま、よろしく」

    子γ「……ああ」


    京太郎(一癖二癖ありそうだな、特にあいつ……)

    子γ「……」

    京太郎(さて、どうなるか、だが負けられない……あの人たちが見てる。俺を鍛えてくれた人たちが)グッ


    『男子個人戦、開始です!』


    京太郎(宮守のみんなも、阿知賀のみんなも、有珠山の人たちや臨海の人たち、清澄だって……だから負けられない!)

    373 = 1 :



    ―――対局室


    京太郎(手が進まない、なんだこれは……)


    子α(さて、俺の無効果フィールドは問題無しか)

    子β(この支配なら俺の初期聴牌能力は発動する……か)

    子γ(チッ、俺の能力が効かないってか面倒な)


    京太郎(面倒な能力持ちが揃ってるのは、知ってる。予習はしてた)


    子α「ハッ、三年間ずっとここで命をかけてた」

    子β「俺だって結局はそうだ」

    子γ「だからお前には負けねぇよ、女連れで遊んでるお前には」


    京太郎「……ぐうの音も出ないけどな、遊んでただけじゃない」

    子α「?」

    京太郎「一生懸命やって、練習して、強くなった。だからな言っておく」

    子β「なんだ?」

    京太郎「お前らには負けない。負ける気がしない……準決勝の相手のがよほど勝てる気がしなかった」

    子γ「挑発には挑発か、良い踏みこみだ」


    京太郎「お互い良いカッコはやめようぜ、こっからは……殴り合いだ」ニッ


    京太郎(本当に、負ける気がしない……!)

    374 :

    αβγで並ばれると合体でもするのかなって思う

    375 :

    >>374 ガッツウイングかな?


    ―――観覧


    トシ「……大沼かい」

    秋一郎「……良いじゃねぇか、良い気迫だ。画面越しでも伝わってくる」ハッ

    トシ「ああ、うちの自慢の子だからね。誰かを楽しませることができる麻雀をできる。自慢のね」フッ

    秋一郎「孫みてぇだな」

    トシ「まぁ違いないさ」


    秋一郎「で、あれを神代が監視してる理由ってのは」

    トシ「近づけたくないんだろうね、姫さんに……」

    秋一郎「そりゃ須佐之男の力を持ってる奴に近づけるってのは嫌だろうな」


    トシ「徒労にすぎないのにね」フッ

    秋一郎「ん、だがアイツが相手を斬り、相手の内から剣を抜きさらに斬る。それはアイツが須佐之男の力を持ってるって証拠じゃねぇのか?」

    トシ「私も最初はそう思ってたさ、最初はね……」

    秋一郎「歯痒いな」

    トシ「須賀だから須佐之男と関係してる。なんて妄想さね」

    秋一郎「妄想、だと?」


    トシ「そう、あの子の妄想。あの子が信じたのは自分が須佐之男の力を継いだということ」

    秋一郎「いまいち容量をえねぇな」

    トシ「あの子の力はね……」

    秋一郎「……」


    トシ「ただの厨二病さ」ハハッ

    秋一郎「……はぁ?」

    376 = 1 :

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            从| {トェv‐vェイ} |从{// `-、ハ!   (……途中寝かけた)
    .           八]   l   [_/ ///     V}
                j{ 心_二_イ彡/     }`ヽ   とりあえず今回はここまで!
             { `≧=≦¨´        j`7ハ、
             小、                /} : lト、  次回もっと詳しく、とみせかけてなあなあな能力説明
                 ゜ヾ、            //|/ :l| ヽ
                   ヘ      -_.ノ/イハ:..:ハ ハ
                      {ミ/ー<彡'´ ′ }/   ハ
                      {ハ ̄      /     ∧
                    ヾ }                 }!
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    まぁ麻雀なんて二の次なんだけど

    そんじゃ近々更新したいけど新年までにもう一回できるかなーとかとか

    ではまたー

    378 = 374 :

    中二病でも自分を信じて結果が出せるならいいんじゃないの?

    とかいいつつおつ

    379 :

    ガッツイーグルとか懐かしいな

    380 :

    イメージ...リアルシャドー...エア味噌汁
    乙です

    383 :

    乙!
    とどのつまりトレースオン!てやつか!!

    384 :

    厨二病なのかよ……

    385 :

    ついに正妻が堕ちたか…こりゃあ京太郎もついに魔法使いの資格をなくしてしまうな

    386 :

    レンタルマギカの伊庭社長(cv 福山潤)は魔法の使えない魔法使いだったような……

    魔法使いとの戦い方
    魔法を殴る→魔法使いも殴る
    部下に指示を出してから敵を殴る

    387 :

    マグネット・バルキリオン(小声)

    388 :

    あけおめえろよろ

    390 :

    あけまして

    392 = 1 :


    ―――観覧


    秋一郎「ちゅ、厨二病だと?」

    トシ「ああ、どうしようもない力だよ。本当に……プロになれるかもわからない、すべてがわからない。あの子次第」

    秋一郎「待て、いまいち意味がわかんねぇ」

    トシ「……そこの」

    秋一郎「あ?」


    「!」

    秋一郎「テメェ、神代とこの」

    トシ「当主と電話繋いでくれるかい?」

    「し、しかし」

    トシ「良いから、三人だけの話にすんだ……熊倉トシからって良いな」


    「……」ピッピッ

    プルルルル

    「はい、すみません……熊倉トシという女から、はい」

    トシ「……」

    「これを、10分後に戻ります」

    トシ「あいよ」


    秋一郎(話がわかるのは俺と神代のとこの当主だけか)

    トシ「まず、あんたが考えているようなことは起きない。スサノオと姉はかちあわない」

    電話『なっ』

    トシ「なぜならあれは限りなく本物になりたかった偽物だから、自分を投影してるんだよ」

    秋一郎「そっちも意味がつかめてないと思うぞ」


    トシ「面倒だねぇ、わかりやすく言ってやると京ちゃんの力は―――」


    秋一郎「……」

    電話『……』


    トシ「願望を実現させるんだ」

    393 :

    イザナギだ

    394 :

    もっと凄いんですがそれは

    395 = 1 :


    秋一郎「おいおい、そいつぁ」

    電話『バカな、そんな力……』


    トシ「ただし本気でできると思ってることしかできないし、この力をあの子が知った時どうなるか、それを思えば事実は口にできないわよね」


    秋一郎「あたかも本気みてぇな言い方」

    トシ「本気だよ、世界すべての願望を現実にできるわけじゃない。ただ麻雀に関してはそれが実現する」

    電話『なぜわかる、本当にスサノオの可能性が』

    トシ「なぜそう思うんだい?」

    電話『須賀の性を持って……関係はわからないが』


    トシ「ただの須賀さんだよ、それと旦那はとある金持ちで離婚後慰謝料は毎月振り込まれてるけど、普通の子だよ。麻雀にさえ関わらなきゃあの子は普通だ」

    秋一郎「だけどお前、麻雀で限定ったって願望を実現って、負けねぇじゃねえか、そんなの八百長どころじゃねぇぞ」

    トシ「そうでもない。あの子が『本気で思わなきゃ』実現しない。本当に心のそこで思ってれば実現する……故に京ちゃんが『絶対に勝てない』と思った相手には絶対に勝てない。『勝てるかわからないけど勝つ』と思った相手には自分の実力での勝負、その他の能力とほとんど変わらないよ。ハイリスクハイリターンのとんでも能力さ」


    秋一郎「……」

    電話『……』


    トシ「だからもうあの子のことは良いだろ神代、それでももしあの子になにかするって言うなら……あんたら、ただ普通でいれるとは思わないことだね」

    秋一郎「……だとよ」

    電話『』ツーツーツー

    秋一郎「切れてやがる」

    トシ「良いよ、これで京ちゃんの周りから変なのもいなくなるし……あとは天に任せるのみだよ」

    秋一郎「……おもしれぇのが来たな」


    トシ「ああ、折れさえしなきゃどこまでも羽ばたける……さぁ京ちゃん、みんなが翼を作った。あとはその翼で飛ぶだけだよ」

    398 = 1 :


    ―――観覧


    『南四局、突如巻き返された須賀京太郎!』

    『確実に変わったからね、完全に力も点も拮抗してる……そうそう見れる麻雀じゃないよ。特に男子では』

    『とのことです。ウォォォォ! 燃えろぉぉぉぉ! 熱血だぁぁぁぁっ!』

    『ちゃんと実況はしてよ! 誰が上がっても一位に……これは速攻で、真っ先に相手を打った子が勝つ……!』



    白望「京……」

    「京太郎……」

    胡桃「京ちゃんっ……」

    エイスリン「キョウタロ……」

    豊音「京ちゃん……!」グッ

    「須賀……京太郎」ボソッ


    京太郎『ロオォンッ!』


    トシ「ハハッ……京ちゃんらしい、素直な手だね」

    秋一郎「なんだありゃ」ハッ

    トシ「あれがうちの、可愛い教え子さ」


    京太郎『タンヤオのみ!』

    399 = 1 :


    ―――対局室


    恒子「優勝は―――宮守高校一年生! 須賀京太郎くん!」

    健夜「おめでとう」パチパチ

    京太郎「あ、ありがとうございます……小鍛治プロから見たら稚拙だったかもしれませんが」

    健夜「そうだね」


    京太郎「あははっ、ストレート……」

    健夜「それでも君は優勝したんだよ。話題性で持ち上げられて、周囲からのプレッシャーが他人より人一倍強くても、君は勝った」

    京太郎「え……」

    健夜「君は誇っていい。最後の手はクズ手って言われてもなんでも……あれを和了った君は、雀士の眼から見れば素敵だったよ」フフッ


    京太郎「あ、ありがとうございます」

    健夜「だから自信を持ちな? 人生の先輩のお姉さんからのアドバイスだよ」
                     /:::::::::::::/:::::::::::::::: /::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::ハ
                 ,::::::::::::::::::::::::::::::::::://|/ア::::/|/|::::::|::::::::::::.
                 ,::::::::::::::::::::::::::::::::::/-―- 、 ̄   |/И:::::::::|
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           ,     ∨》             ∨》  ∨ 厶イ , 、
           {        ∨》              ∨》       く\\
           ,       ∨》               レ》|  |   /⌒二¨¨\
          ∧      |∨》                レ》|  | /     ヽ、\〉



    京太郎「はい!」ニッ

    恒子「さてさて、インタビューにうつ」

    ???「待ったァ!」

    恒子「この声は!」バッ

    京太郎「はやりん!?」

    はやり「牌のお姉さんだゾ☆」


    健夜「綺麗にしめさせてよ!」

    400 :


    はやり「いやぁ、なんたって雑誌で好きなタイプは瑞原はやりって言うから、優勝をねぎらいにきたんだよ」ニコッ

    京太郎「か、感動っす!」

    はやり「うんうん、それじゃ二人でツーショット写真を撮ってお話でもしようか、ゆっくり」ニコニコ

    京太郎「え、あ、はい……? でもそんなことしちゃマズイんじゃ」

    はやり「このままの方がマズイよ!」

    京太郎「えっ!?」


    はやり「あ、今の無し!」

    健夜「生放送だよ」

    はやり「はやや……」

    健夜「みんな大体わかってたから」ポン

    はやり「みじめになるよ!」


    京太郎「……え、俺放置?」


    「須賀君結局だれにするの!?」

    「俺は辻垣内家の若頭になれば良いと思うな!」

    「俺は京豊押し!」

    「いや京咲ってのも……待って、殺気出したの誰?」

    「須賀君、松実館に来ないか!?」

    「京ちゃんペロペロ」


    京太郎「えっと……とりあえず、落ち着いて? おかげさまで俺、まったく感動できてないよ?」


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