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元スレ提督「左遷(なが)されて」港湾棲姫「港町」
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ワイワイ ガヤガヤ
ほっぽ「ゴッキュ……ゴッキュ……///」つ瓶
扶桑「あら?ほっぽ達は何をのんでいるのですか?」
山城「瓶ジュース?珍しい物を」
提督「ああ、酒屋さんがこの前港湾に助けられたお礼にって、一本ずつ好きなジュースをくれたんだよ」
扶桑「なるほど」
山城「へえ」
提督「そういえば、なんのジュースだろうか?一々確認はしなかったけd……」
バアン!
提督「へ?」
ヲ級「アッハッハッハッハ!!」バンバンバン
ヲ級の帽子(居間の隅においてあった)「いてえ!?いてえってヲ級!?バーロー!叩くんじゃねえよ!!」
扶桑「ヲ、ヲ級が!?」ギョッ
山城「爆笑している!?」ギョッ
提督「特に理由もないのに!?」ギョッ
レ級「ヒック……ウ~イ……ナンカフワフワシテイイ気持チ////」
ほっぽ「ゴッキュゴッキュゴッキュ////」つ瓶
港湾「妙ニ食欲ガ増ス////」モッキュモッキュモッキュモッキュ
扶桑「て、提督?」
山城「これ、どう考えても……」
提督「も、もしかして、さっきのジュース!?」
提督「……」つ瓶
ゴゴゴゴゴ
[リキュール]<かかったな阿保が!アルコール入りの飲み物はうまかろう
提督「酒だこれぇ!?」ガビーン
*この物語はフィクションデス、お酒は二十歳になってから、気を付けましょう
レ級「ウーン……オ父サン……」クラクラ
提督「レ級!?大丈夫か!?まってろ今、水を……」アタフタ
ガシッ!!
提督「ゑ?」
港湾「……」
提督「こ、港湾?」
港湾「……オ父サンダイスキ」ニヘラ
港湾「ダキシメタイ」ガバァッ
提督「ぬおっ!?」
港湾「エヘヘ……」ニコニコ
提督「こ、港湾?」
港湾「ギューッ!」
提督の背骨<ミシミシミシィ!!
提督「ベアハッグゥウゥウゥゥ!?!?!?!?」ミシミシミシィ!!
*ベアハッグ(Bear Hug)、ジークブリーカーともいう、サバ折にも似ているが微妙に違う。
熊が獲物を捕まえる様に抱きしめて背骨ごと相手の体を締め上げる技、港湾の膂力なら普通は死ぬ。
提督「うぐぐ……私じゃなかったら死んでいるぞ!というか動けん!!……えっ?」ガシッ
提督「ウェイ!?」グリン
レ級「……オ父サン」
提督「レ、レ級?どうした?私の首をもって自分の方に向けて……」
レ級「ンー……」ズイッ
提督「まてまてまて何故近づいてく……んむぅ!?」ズキューン!!
レ級「ンー」チュー
提督「ブハァッ!?何をするレ級んむぅ!?」ズキューン!!
レ級「ン~~♪」チューー
提督(レ級は酔っ払うとキス魔になるのか!?)
提督(ノーカン!親子だからノーカンだから!!ギリギリセーフだから!!)
提督(そ、そうだ、他の皆は!?ヲ、ヲ級!たすけてく……)ガシッ
ヲ級「……ヒック」
ヲ級「オ父サンハ、『私ノ』……ヒック……」
ヲ級「『私ノオ父サン』ダモン……」
ヲ級「トッチャヤダ~~」ポロポロ
ヲ級「ウウー!!」ガバッ
提督「いででで!?引っ張るなヲ級!?腕の関節はそっちに曲がらん!?」
提督「ヲキュータスお前もか!!お前まで酒乱なのか!?」
港湾「ヲ級ヒトリジメハズルイ!!」グイグイ
レ級「ンー……」グイグイ
提督「アイエエエ!?もげる!?もげる!?首と腕と背骨がぁぁぁぉ!?!?!?」ミシミシミシィ
提督「ふ、扶桑、山城、たすけ」
扶桑「ちょっと、離れておきましょう」ソソクサ
山城「ごめんね提督、背骨をおりたくないの」ソソクサ
提督「おま!?」
提督「こうなったらほっぽ!!お前だけが頼りだ!!助けてほっp……」
ほっぽ「ZZZZ……」スピー
提督「ほっぽーーー!?!?!?!?」ガビーン
~数時間後~
ほっぽ「Zzz……」スピー
港湾「ムウウオ父サン……」ギューッ
抱きまくら<ジークブリーカー!!死ねぇ!!
ヲ級「ヲ父サン……」スヤスヤ
レ級「ン~~……」スヤスヤ
提督「……」ゲッソリ
扶桑「大分やつれましたね、提督」
山城「今後ヲ級達にお酒を飲ませちゃ駄目ね、絶対に」
*この物語はフィクションデス、お酒は二十歳になってから飲みましょう。
提督「まぁ、大分予定が狂ったが、これでほっぽ達は全員寝てくれた訳だ」
提督(サンタコス)「用意はいいか?」
扶桑「ええ(ちょっとこのコスは……)」
山城「プレゼントは持ってきたわよ(ダサイわね……)」
提督「よし、各自枕元においておこう」
提督「ヲ級、いつも皆をまとめてくれてありがとう、これからもよろしく頼む」
提督「お前は四人の中で一番人として成熟している。だからついつい私達も頼ってしまうところがある」
ヲ級「お前は誰よりも人の気持ちや立場を分かってあげられる娘だ。相手の気持ちを理解してあげられるというのは、とても大事なことだ」つ[プレゼント]
ヲ級「ヲ……」スー スー
提督「次は港湾、誰よりも平和と安寧の尊さを知り、誰よりも優しい所がお前の魅力だ。これからもそれを忘れないでほしい」つ[プレゼント]
港湾「ン……」スー スー
提督「レ級、お前は本当に良い娘だ。誰よりも純粋で、誰よりも真っ直ぐな所が、お前の魅力だ。どうか真っ直ぐ育ってほしい」つ[プレゼント]
レ級「ン~……」ムニャムニャ
提督「ほっぽ、お前には誰よりも真理を見抜く能力がある。物事の本質を真っ直ぐ正面から見つめる鋭い視点は、将来きっと役にたつはずだ」つ[プレゼント]
ほっぽ「ウウーン……プレゼント……菱餅……モッテイクナ……カエレ……」ウーン ウーン
提督(なんの夢を見ているんだ?)
提督「よし、お休み皆」
扶桑「お休みなさい」
山城「おやすみ」
パタン
~居間~
提督「さて、みんな寝たし」
提督「飛びっきりのヤツを楽しもうかね?」つ[ドンペリ]
山城「うわ……これが噂のドンペリ、初めてみたわ」(゚A゚;)ゴクリ
扶桑「そんなもの何処から……」
*ドンペリ、 "ドン ペリニヨン"の略称、最高級シャンパンの一種で、数万円から高いものだと一ビン十万を超えるものもある。
提督「酒屋さんから、この前のお礼にって頂いたんだよ」
提督「扶桑達と飲もうと思ってこっそり冷やしておいたんだ」ニコッ
~数分後~
『乾杯』チンッ
提督「ふぅー……旨いな」
扶桑「ええ、日本酒も良いですけど、たまにはこういうのもいいですね」
山城「提督も私達も普段は日本酒派だしねぇ……」
提督「いや、洋酒もいいんだが……普段は家で軽く飲むか、鳳翔の店だろう?家ではまぁ、精々ビールか、熱燗位だし」
提督「居酒屋鳳翔に行って洋酒ってのもなぁ……いや、一応置いてくれている筈だが、日本酒がメインで品揃えも良いから、結局そっちに行ってしまうんだよなぁ」
扶桑「提督はお酒は好きですけど、そこまで拘りがあるわけでもないですからね」
山城「まぁ、酒道楽で何万円もする酒をポンポン飲むような人だとそれはそれで困りますしね」
提督「高い酒なんて、こういう特別なお祝いの時に飲めればいいよ」
提督「……しかし、こんなに穏やかなクリスマスを送れるなんてなぁ」
扶桑「一年前のクリスマスなんて鎮守府総出の大宴会でしたからね」
山城「あれはあれで楽しいけど、穏やかさとは無縁極まりない狂宴でしたからね」
提督「それ以前のクリスマスは、祝い事なんてやっていられる状態じゃなかったからな」
提督「一年あれば、色々と変わるもんだな」
扶桑「一年前の提督は横須賀鎮守府所属の『普通の』大将閣下でした」
山城「現在の提督は地方の零細鎮守府に左遷された『普通じゃない筋肉モリモリマッチョマンの』元帥から降格した少佐で、未婚なのに隠し子が四人いるわね」
提督「……おかしいな、事実しか言ってないのにまるで意味がわからんぞ(遠い目)」
*一作目と二作目参照
提督「……扶桑、山城」
提督「その、いつも、ありがとうな」
提督「お前たち二人には本当に色々と心配やら迷惑やらをかけ通しだ」
提督「いつも私についてきてくれる二人には、感謝のしようもないよ」
扶桑「なんですか急に改まって」
山城「そんな殊勝な態度、熱でもあるんですか」
提督「ヒドイ!?」ガビーン
扶桑「ふふ、冗談ですよ」
山城「でも、それはそれとしてそういうのは珍しいわよね、提督」
提督「フン!私にだってそういう気分の時があるというものだ!」
提督「『二人なら言わずとも理解してくれる』いつもはそう思って言葉にはしない」
提督「だが、時々でも言葉にしなきゃならんと思って、酒の力を借りて言ったんだよ」
提督「こんな小っ恥ずかしいセリフ、今更素面で言える程私は若くないんだよ」プイッ
扶桑「ふふふ、そんな風に思えるうちは、まだまだ若いんじゃないですかね?」
山城「私達なんて軍艦時代の生も合わせると結構な年だし、その視点からみたら提督なんてまだまだ若造よ若造」
提督「若造若造うるせえばばあ」ボソッ
山城「あっ?(ドスの聞いた声)」
提督「すいませんでした!!」土下座
山城「プッ」
扶桑「ふふふ」
提督「ははは」
「「「あはははは」」」
提督「これからもよろしくな」つ杯
扶桑「はい、こちらこそ」つ杯
山城「仕方がないから姉様が愛想を尽かすまで、ついていってあげるわよ」つ杯
「「「乾杯」」」チンッ
~翌朝~
レ級「フワ~……ヨクネタ……」
レ級「……ン?」
デン!!
[プレゼント]<よいこへのご褒美さ
レ級「……ア!!」パァー
~キッチン~
提督「そろそろかな?」トントントン
扶桑「ええ、いつもならそろそろ……」グツグツ
ドッドッドッドッドッド
山城「噂をすれば、ね」ニコリ
バーン!!
レ級「オ父サン!!!」つ[プレゼント]
ほっぽ「プレゼントキテル!!!」つ[プレゼント]
提督「おお!よかったなレ級!ほっぽ!」ニコニコ
扶桑「ふふふ、よかったわね、二人とも」ニコニコ
山城「中をみたかしら?」ニコニコ
ほっぽ「マダ!」ニコニコ
レ級「ヲ姉チャンと港湾姉チャンガ、キテカラミル!」ニコニコ
ヲ級「オハヨウ、オ父サン、扶桑オ母サン、山城オ母サン」トコトコ
港湾「皆、オハヨウ……プレゼント、ハジメテモラッタ」トコトコ
提督「みんな揃ったようだし、あけてみたらどうだ?」
ほっぽ「ウン!」ワクワク
レ級「何カナ!」ワクワク
ヲ級「ヲ……」ドキドキ
港湾「ン~?」ドキドキ
ガサガサガサ
提督(そういえば、何入れたんだ?二人共?)コソコソ
扶桑(私は……)
ほっぽ「ヒトツメハ、セーター!!」
レ級「ニシシ、アッタカソウダネ!!」
ヲ級「四人トモ、オソロイネ」
港湾「既製品ジャナイネ、手縫イカナ?私ノサイズヲツクルノハ大変ダッタト思ウ」
扶桑(お揃いのセーターですよ)
提督(ほほー、いいね)
山城(次は私ね)
ほっぽ「コレハ……ネックレス?」
レ級「色違イノ宝石ガ入ッテルネ」
ヲ級「私ガ、蒼色、港湾ガ翠(みどり)色、レ級ガ紅色、ホッポガ乳白色ネ」
港湾「ソレゾレ、サファイア、エメラルド、ルビー……コレハ、水晶カナ?」
山城「ほっぽのは、多分ミルキークォーツね、和名では乳白石英や乳白水晶と言うわ」
ほっぽ「ヘー……ナンダカ、オチツク色合ダ」マジマジ
提督(ヲ級には高潔さや崇高さを司る蒼いサファイア)
提督(港湾には安定や満足、喜びを司る翠のエメラルド)
提督(レ級には情熱や勇気、人徳や仁愛を司る紅いルビー)
提督(ほっぽには健康や明晰さ、感受性を司る水晶、そしてミルキークォーツはその中でも非常に母性的な意味合いのある水晶で、子供のおまもりにもよく使われるという)
提督(蒼、翠、紅、白とそれぞれのイメージカラーと、石言葉をうまく重ねているな、流石山城だ)
扶桑(次は提督のプレゼントですね)
山城(何を用意したの?)
提督(いや、普通にみんなの好きそうな物を……)
レ級「コレハ……最新ノライダーベルトダ!!!カッコイイ!!!」
[ライダーベルト]<変身!
提督(レ級は最近ライダーにどはまりしてるから、これにした、喜んで貰えてよかったよ)
山城(まあ、これは大正義よね)
扶桑(日曜の朝はテレビに齧り付いてますからね、レ級は)
ほっぽ「コレハ、絵本ヤ、詩集カナ?ヤッタ!!」
提督(ほっぽは本がスキなんだよな、寝る前に読んで欲しいってよくもってくるし)
扶桑(詩集……?)
山城(わかるの……?)
提督(小説とかはキツイけど、詩集だとけっこうわかるくらい感性は鋭いんだよほっぽは)
ヲ級「私ノハ……エプロンネ、編ミ込ンデアル猫サンカワイイ」
提督(夜なべしてつくりました)
扶桑(ヲ級は、よく一緒に御飯をつくってくれますからね)
山城(楽しそうにお料理を手伝ってくれるから教える方も楽しくなってくるのよねぇ)
扶桑(でも……)チラッ
山城(なんというか……)チラッ
[猫]ゴゴゴゴゴ
扶桑(何故かしら……あの猫……見ていると無性に胸騒ぎが……)
山城(なんか嫌な予感が……)
港湾「私ハ……黄色イ熊ノヌイグルミ?カワイイ」
[フ◯ー=サン]<漢プニキ、ホームランかっ飛ばすぜ!
扶桑(アウトオオオオオオオ!!!!!)
山城(伏せ字が隠せてなああああい!!!!!)
猫吊るし「キラークイーン!!時を巻き戻せ!!」
[猫]<カッ!!
~少々お待ち下さいませ~
猫吊るし「画像がみだれました、少々巻き戻して再開させていただきます」
港湾「私ハ……熊ノヌイグルミ?カワイイ」
[テディベア]<茶色い熊のヌイグルミだよ?
提督(あれ?私が選んだのはあれだったかな?思い出せない……)ウーン
扶桑(なんでしょうか、違和感が……)
山城(熊……ヌイグルミ……色違い……うっ……頭が……)
閑話休題
港湾「ソウイエバ、昨日乾杯シテカラノ記憶ガナイ」
ヲ級「ヲ……?タシカニ、帽子ハ何カシッテル?」
ヲ級の帽子「シ、シラネーヨ(眼そらし)」
レ級「ン~?」クビカシゲ
ほっぽ「……(眼そらし)」
提督「ナ、ナンニモナカッタデスヨ!ネ、扶桑!」
扶桑「エエソウデスヨ!」
山城「オ母サン嘘ツカナイ!」
ほっぽ「ウソツキ……」ボソッ
提督「シッ!」
港湾「ア、デモ、妙ナ夢ヲミタ」ポン
ヲ級「私モ」
レ級「オレモ」
ほっぽ「実ハ、ホッポモ」
提督「え」
四人『筋肉モリモリマッチョマンノ、サンタガプレゼンヲモッテクル夢ヲミタ』
提督「へ、へー」
港湾「オ父サントドッチガ強ソウダッタ?」
ヲ級「ヲ……甲乙付ケ難イ……」
レ級「カッコイイノハオ父サンカナ!」
ほっぽ「タシカニ、サンタ服、ハチキレソウダッタシ、ダサイ」
提督(大破)「」グサッ
レ級「ウン、タシカニダサイ」
港湾「タシカニダサカッタ気ガスル」
ヲ級「ヲ……」コクリ
提督(轟沈)「ぐわああああああああ!!!???」
扶桑・山城「テ、テイトクダイーンッ!!!」
10分ほど小休止させていただきます。
少々お待ちくださいませ
少々お待ちくださいませ
コメディにつっこむのも野暮だが夫婦設定が空気というか提督の事好きなのかすら謎だな
お待たせ致しました、再開致します
~数日後、大晦日~
提督(in炬燵)「今年も終わりか」
ほっぽ(in提督膝)「ソウダナ」
レ級(in炬燵)「ニシシ、今年ハ色々アッタネ」
ヲ級(in炬燵)「ヲ、今年ハ激動ノ一年ダッタ」コクリ
港湾(in炬燵)「オ父サンガ出来テ、オ父サン追ッテ日本ニキテ、オ父サンノ戸籍ニ入ッテ、オ父サント一緒ニ左遷先ニヤッテキテ……」
山城「全部提督がらみじゃないの……」トコトコ
扶桑「ふふふ、そういう私達だって、ここ一年のトラブルは全部提督絡みじゃないの」トコトコ
提督「おっ、このニオイは……年越し蕎麦だな!」
扶桑「はいどうぞ」つ丼ぶり
ほっぽ「オオ、オ蕎麦ダ」
ヲ級「ヲ蕎麦?」
レ級「ニシントカ海老天トカ、魚介類ハイッテル、ニシシ、ウレシイネ」
港湾「イイニオイ」
山城「うう、寒い、レ級、となり入るわよ」ガサゴソ
レ級「ウン!」
ヲ級「扶桑母サンハコッチニ」
扶桑「有難う、ヲ級」
*図解
提督(膝ほっぽ)
レ机机ヲ
山机机扶
港湾
ヲ級「ナンデヲ蕎麦ヲタベルノカシラ?」クビカシゲ
提督「それはなヲ級」
~提督の知恵袋コーナー(読み飛ばし可)~
提督「まずこの年越し蕎麦の風習は、定説としては江戸中期に広まったと言われている」
提督「何故蕎麦なのかは諸説あるが、よく言われるのは蕎麦が細く長いことから健康や長寿を願ってというもの」
提督「あるいは、切れやすい事から『悪い縁を今年のうちに切る』という悪縁切り」
提督「昔金や銀を薄く伸ばすのに蕎麦が使われていた事から、金運の増強を願ってなどとも言われている」
提督「因みに年を越した後に蕎麦を食べるのはさっきと逆に縁起が悪いんだそうだ、新しい縁を切っちゃうからな」
ヲ級「ヲー、ナルホド」
*知恵袋終わり
~蕎麦啜り中~
提督「はぁ……蕎麦の落ち着いた味わいが体にしみる……」ズルズル
港湾「洋食ニハナイ、素朴ナ滋味深イ味ワイ、美味」ズルズル
ほっぽ「ウマイナ」ズルズル
ヲ級「ヲ……扶桑ヲ母サン、山椒クダサイ」
扶桑「はいどうぞ、ヲ級」つ山椒
山城「はい、レ級あーん」つ海老天
レ級「アーン……ウマイ……」
山城「ふふふ、レ級は本当に魚介類がすきねえ」ナデナデ
レ級「ニシシ、ダッテウマイモン」ニコニコ
[テレビ]<紅白歌合戦!
提督「お、紅白が始まったな」
扶桑「これが始まると年越しって感じがしますね」
山城「最近は紅白でも色々な歌手がでるようになりましたねえ」
提督「金爆弾が出てくるようになってびっくりしたものな」
扶桑「ああ、替え玉大車輪やったり、いきなり断髪したりと毎年笑わせてくれますよね」
山城「紅白も時代に合わせてかわるのねえ」
~深夜0時~
提督「カウントダウン、5,4,3,2,1」
提督「新年あけましておめでとうございます!」
皆『オメデトウゴザイマス!』
扶桑・山城「おめでとうございます」
提督「今年もよろしくな、皆」
ほっぽ「ウン、ヨロシク、オ父サン」
レ級「ニシシ、ヨロシクネ!」
ヲ級「ヲ、ヨロシク皆」
港湾「ヨロシク」
扶桑「よろしくお願いします」
山城「よろしく」
ワイワイ ガヤガヤ
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